JP5984686B2 - 情報処理装置及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、ソフトウェア開発等の開発プロジェクトに要する作業工数を予測する技術に関する。
開発プロジェクトの工程管理においては、その初期においてプロジェクトを完了させるのに必要な作業内容を洗い出し、それら作業項目に対して作業担当者を割り当て、各作業の量とその作業担当者の生産性を用いて作業工数を求め、プロジェクトのスケジュールを作成したり、変更したり、監視したりする情報として活用してきた。
その作業工数の見積りを行う際には、作業量を担当者の生産性で除算することで工数が見積もることができる。
作業工数=作業量/生産性
例えば、作業量として、10000行のプログラムを作成するのに、作業担当者の生産性が50行/日ということがわかれば、10000(行)/50(行/日)=200(日)となり、工数は200日/人となる。
しかし、この生産性の値は、作業担当者に依存し、しかもその担当者の経験やその担当者が置かれた環境により上下に変動するため、精度の高い値を得ることが難しく、これによりプロジェクトの計画に誤差が生じ、実行時には見積りどおりの工程管理が困難になることがある、という課題がある。
特許文献1においては、工数見積りにおいて、過去のプロジェクトでの実績値を元に、作成した要因係数を算出するための近似式が求められるデータベースを用いて、工数見積りの精度を上げる方法が開示されている。
特開2000−339147号公報
特許文献1では、見積り時点で、過去の様々なデータを参考にして要因係数データベースにある要因を探し出し、それを活用した工数計算が開示されている。
つまり、特許文献1では、工数見積り時に、過去のプロジェクトの内容を参考にしている。
しかしながら、特許文献1では、ある作業者のあるプロジェクト内での作業の作業工数を見積もる場合に、その作業の進捗に影響を与える、同時進行中の別プロジェクトの別担当作業を勘案していない。
昨今のソフトウェア開発の現場では、ある担当者が、同時に複数のプロジェクトの複数作業を担当することは珍しくはない状況になってきており、他プロジェクトや他プロジェクト内での作業が、見積り対象のプロジェクト及び作業における生産性に与える影響が、無視できなくなってきている。
このため、特許文献1の方法では、開発作業に要する作業工数を精度よく予測することができない。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであって、開発作業に要する作業工数を精度よく予測できる構成を得ることを目的とする。
本発明に係る情報処理装置は、
開発プロジェクトにおける開発作業に要する作業工数を予測する情報処理装置であって、
作業工数の予測対象の開発プロジェクトである予測対象プロジェクトの属性及び当該予測対象プロジェクトにおける作業量が示される予測対象プロジェクト情報を入力する予測対象プロジェクト情報入力部と、
作業工数の予測対象の作業者である予測対象作業者の作業効率が示される予測対象作業者情報を入力する予測対象作業者情報入力部と、
前記予測対象作業者が現在従事している開発プロジェクト及び前記予測対象作業者が従事することが予定されている開発プロジェクトの少なくともいずれかが作業者従事プロジェクトとして示されるとともに、各作業者従事プロジェクトの属性が示される作業者従事プロジェクト情報を入力する作業者従事プロジェクト情報入力部と、
前記予測対象プロジェクト情報に示される前記予測対象プロジェクトの属性と、前記作業者従事プロジェクト情報に示される各作業者従事プロジェクトの属性とに基づき、係数値を導出する係数値導出部と、
前記係数値導出部により導出された係数値と、前記予測対象プロジェクト情報に示される前記予測対象プロジェクトの作業量と、前記予測対象作業者情報に示される前記予測対象作業者の作業効率とを用いて、前記予測対象作業者が作業した場合の前記予測対象プロジェクトにおける作業工数を予測する作業工数予測部とを有することを特徴とする。
この発明によれば、作業者従事プロジェクトを勘案して、予測対象プロジェクトにおける作業工数を予測するため、より精度の予測値を得ることができる。
その結果、工程管理のリスクを軽減し、プロジェクトの成功率を高めることができる。
実施の形態1における工数見積りシステムの構成例を示す図である。 実施の形態1における処理のフローチャート図である。 実施の形態1における入力情報の例を示す図である。 実施の形態1における別プロジェクト属性情報の例を示す図である。 実施の形態1における要因係数データベースの例を示す図である。 実施の形態2における別プロジェクト属性情報の例を示す図である。 実施の形態2における要因係数データベースの例を示す図である。 実施の形態3における別プロジェクト属性情報の例を示す図である。 実施の形態3における要因係数データベースの例を示す図である。 実施の形態4における別プロジェクト属性情報の例を示す図である。 実施の形態4における要因係数データベースの例を示す図である。 実施の形態5における別プロジェクト属性情報の例を示す図である。 実施の形態5における要因係数データベースの例を示す図である。 実施の形態6における別プロジェクト属性情報の例を示す図である。 実施の形態6における要因係数データベースの例を示す図である。 実施の形態7における別プロジェクト属性情報の例を示す図である。 実施の形態7における要因係数データベースの例を示す図である。 実施の形態8における別プロジェクト属性情報の例を示す図である。 実施の形態8における要因係数データベースの例を示す図である。 実施の形態9における別プロジェクト属性情報の例を示す図である。 実施の形態9における要因係数データベースの例を示す図である。 実施の形態1〜9における工数見積りシステムのハードウェア構成例を示す図である。
以下に、工数見積りシステムの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。
なお、この実施の形態により発明が限定されるものではない。
以下の実施の形態では、開発プロジェクトの工程管理における工数見積りにおいて、見積り対象作業の作業担当者の、同時に担当する他プロジェクト及びその他プロジェクト内における担当作業を勘案し、より精度の高い工数見積りができる工数見積りシステムを説明する。
より具体的には、開発プロジェクトにおいて、開発作業内容や作業担当者の情報が与えられた時に、その作業工数を算定する際に、その作業担当者が参加している他のプロジェクトの属性や作業内容が、作業担当者の生産性に影響を与えることに着目し、それを勘案して工数を算出することで、より精度の高い作業工数を算出できる、工数見積りシステムを説明する。
そして、以下の実施の形態で説明する工数見積りシステムは、見積り工数算出部内の演算部が工数見積りの要因係数を得るために、生産性に影響を与えるさまざまな要因を勘案する要因勘案部を備え、更にその内部に、別プロジェクト要因勘案部が見積り対象作業者の作業の実施期間及びその前後の期間に参加する別プロジェクトの情報である、見積り対象作業者が参加する別プロジェクトに関する属性情報を参照し、それらの情報から要因係数データベースにある加速要因、減速要因から、要因係数の値を算出する別プロジェクト要因勘案部を備える。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態に係る工数見積りシステム100の構成例を示すブロック図である。
本実施の形態の工数見積りシステム100は、入力部200、見積り工数算出部300、表示部400、別プロジェクト属性情報記憶部500、要因係数データベース600を備える。
なお、工数見積りシステム100は、情報処理装置の例に相当する。
入力部200は、工数算出の前提となるプロジェクトや作業に対する様々な属性値と、作業担当者の環境などを勘案していない基本的な生産性の値を入力する。
入力部200が入力する入力情報は、例えば、図3に示す情報である。
入力情報の詳細は図3を参照して後述するが、入力情報には、作業工数の見積り対象の開発プロジェクトである見積り対象プロジェクト(予測対象プロジェクト)の属性及び当該見積り対象プロジェクトにおける作業量が示される。
また、入力情報には、作業工数の見積り対象の作業者である見積り対象作業者(予測対象作業者)の生産性(作業効率)が示される。
入力情報は、予測対象プロジェクト情報及び予測対象作業者情報の例に相当する。
また、入力部200は、予測対象プロジェクト情報入力部及び予測対象作業者情報入力部の例に相当する。
見積り工数算出部300は、工数の算出を行う。
見積り工数算出部300は、演算部310と、要因勘案部320から構成される。
演算部310は、先に示した作業量と生産性から工数を演算する。
要因勘案部320は、演算部310が工数を演算する際に勘案する様々な要因についての情報を取得する。
要因勘案部320は、別プロジェクト要因勘案部321を備える。
別プロジェクト要因勘案部321は、別プロジェクト属性情報510を取得し、また、要因係数データベース600の情報を取得する。
別プロジェクト属性情報510は、例えば、図4に示す情報である。
別プロジェクト属性情報510の詳細は図4を参照して後述するが、別プロジェクト属性情報510には、見積り対象作業者が現在従事している開発プロジェクト及び見積り対象作業者が従事することが予定されている開発プロジェクトの少なくともいずれかが別プロジェクト(作業者従事プロジェクト)として示されるとともに、各別プロジェクトの属性が示される。
別プロジェクト属性情報510は、作業者従事プロジェクト情報の例に相当する。
別プロジェクト要因勘案部321は、入力情報に示される見積り対象プロジェクトの属性と、別プロジェクト属性情報510に示される別プロジェクトの属性と、要因係数データベース600の情報とを用いて係数値を導出する。
そして、演算部310は、別プロジェクト要因勘案部321により導出された係数値と、入力情報に示される見積り対象プロジェクトの作業量と見積り対象作業者の生産性(作業効率)とを用いて、見積り対象作業者が作業した場合の見積り対象プロジェクトにおける作業工数を予測する。
演算部310は作業工数予測部の例に相当し、別プロジェクト要因勘案部321は作業者従事プロジェクト情報入力部及び係数値導出部の例に相当する。
表示部400は、演算部310演算結果を出力する。
別プロジェクト属性情報記憶部500は、前述の別プロジェクト属性情報510を記憶している。
要因係数データベース600は、別プロジェクトの情報と見積り対象プロジェクトなどの各種情報から要因係数を求めるための情報を格納している。
要因係数データベース600は、例えば、図5に示す情報を格納している。
図2は、実施の形態1に係る工数見積りシステム100の動作を表すフローチャート図であり、このフローチャート図の処理の流れに従って動作を説明する。
まず、見積り工数算出部300は、入力部200より、見積り対象プロジェクトや見積り対象作業者に関する様々な情報が入力される(S1)。
図3は入力部200より入力された入力情報の具体例である。
入力情報には、見積り対象プロジェクトの属性、見積り対象の作業の属性、作業担当者(見積り対象作業者)の属性などの情報を含む。
見積り対象プロジェクトの属性は、そのプロジェクトの事業分野やプロジェクトの期間、開発製品の属性、プロジェクト参加人数などそのプロジェクトに関する様々な属性情報を含む。
見積り対象作業の属性とは、その作業の種別、開発量などの属性を含む。
例えばソフトウェア開発のプログラミング作業であれば、使用するプログラム言語、開発環境種別、開発予定行数などである。
作業担当者の属性は、過去実績などに基づいて決められた基本的な生産性の値を含む。
基本的な生産性とは、本実施の形態で勘案する加速要因、減速要因を勘案する以前の、平均的な生産性の値である。
例えばソフトウェア開発のプログラミング作業であれば、C言語の生産性50行/日などの値となる。
この値は、プロジェクトで均一な値として決められていたり、作業者のこれまでの実績を下に算出したりしたものである。
次に、別プロジェクト要因勘案部321は、見積り対象作業者の参加する別プロジェクトの別プロジェクト属性情報510を、別プロジェクト属性情報記憶部500から読み込む(S2)。
図4は、本実施の形態に係る見積り対象作業者の参加する別プロジェクトの別プロジェクト属性情報510の例である。
図4の別プロジェクト属性情報510では、見積り対象作業者が参加している同時進行の別のプロジェクト、見積り対象作業者が参加予定の別プロジェクトが示され、各プロジェクトで見積り対象作業者がどのような作業フェーズの作業を担当するのかという作業種別が示される。
次に、別プロジェクト要因勘案部321は、S1及びS2で得られた情報を元に、要因係数データベース600を検索し、合致する項目があるか否かを調査する(S3)。
図5は、本実施の形態に係る要因係数データベース600の情報の例である。
図3に示したように、見積り対象作業の作業フェーズ情報が外部設計であることと、図4のX,Yのプロジェクトにおける作業フェーズが外部設計、及び要件定義であることから、図5の要因係数データベース600の番号2の「本プロジェクトが外部設計で、別プロジェクトも外部設計」の要因が合致することがわかる。
次に、別プロジェクト要因勘案部321は、合致した要因を使って、要因係数を算出する(S4)。
ここでは、前述のように要因1件のみの合致のため、その項目の要因係数をそのまま最終的な要因係数とする。
番号2の要因係数は1.05であるため、最終的な要因係数として1.05が算出される。
なお、複数の要因が一致する場合には、別プロジェクト要因勘案部321は、様々な算出方法を用いて最終的な要因係数を計算する。
すべての合致した要因係数の積とすることや、一番大きな値や一番小さな値をそのまま最終的な要因係数とする、など、様々な計算方法が考えられる。
演算部310は、別プロジェクト要因勘案部321が算出した要因係数と、入力情報にあった作業量と担当者の基本的な生産性の値を使って工数を計算する(S5)。
ここでは以下の計算式を用いる。
作業工数=作業量/生産性(担当者の基本的な生産性×最終的な要因係数)
図3より、見積り対象の作業は外部設計で、作業量は外部仕様書の文書200ページ分、基本的な生産性は、10ページ/日ということがわかり、また、上記最終的な要因係数が1.05であることから、本例における作業工数は、以下の計算により19.0日となる。
最終的な要因係数=1.05
見積り工数=200/(10×1.05)=19.0日
ただし、本例の上記計算式は、要因係数を使うことが趣旨であり、式自体は他の近似式を使っても構わない。
見積り工数算出部300は、算出した工数を、表示部400に表示する(S6)。
上記の例において、本実施の形態の要因係数を用いずに作業工数を見積もると、200/10=20日となる。
今回の作業は別作業との関連で5%程度の加速が期待できるために、見積り工数値も19日となり、その加速要因が反映された値が得られる。
以上のようにして、本実施の形態によれば、工数見積り時に、他プロジェクトの属性情報を活用し、それを要因係数データベース600にある要因項目と合致した場合には、要因係数を用いてそれらの加速要因、減速要因を勘案した見積り計算を行うことができるので、より精度の高い工数見積り値を得ることができる。
つまり、工数算出時に、従来に比して担当者に関するより多くの情報を使って生産性への影響を勘案することができ、そのため、より精度の高い工数見積り値を得ることができる。
その結果、工程管理のリスクを軽減し、プロジェクトの成功率を高めることができる。
以上、本実施の形態では、
開発工程管理において、入力部より与えられた作業量や作業の属性が定義された作業項目と、見積り工数算出部の中の演算部が、生産性に影響を与える様々な要因を勘案する要因勘案部から与えられる要因を勘案して作業項目を担当する作業者個人の生産性の値を適宜計算することで、その作業項目を実施するのに必要となる工数を見積る工数見積りシステムにおいて、
別プロジェクト要因勘案部を備え、その別プロジェクト要因勘案部が、見積り対象作業者が作業を実施する期間及びその前後の期間に参加する別プロジェクトの情報である、見積り対象作業者が参加する別プロジェクトに関する属性情報を参照し、そこから得られた属性情報に基づき要因係数データベースから要因係数を算出し、その要因係数を使って工数を算出する工数見積りシステムを説明した。
また、見積り対象作業者の参加する別プロジェクトの属性情報として、見積り対象作業者が担当する作業の種別の情報を保持するとともに、その作業の種別の情報と見積り対象の作業の種別の情報との関連から要因係数を求めることができる要因係数データベースを保持し、別プロジェクト要因勘案部が要因係数データベースを用いて要因係数を算出する工数見積りシステムを説明した。
実施の形態2.
実施の形態2では、見積り対象作業者の参加する別プロジェクト属性情報510として見積り対象作業者が参画しているすべてのプロジェクト及びその中の作業項目が登録されており、要因係数データベース600には、それらの合計数に関する要因が記述されている、工数見積りシステムについて説明する。
ここでは、実施の形態1との差異を中心に述べる。
本実施の形態における見積り対象作業者の参加する別プロジェクトの別プロジェクト属性情報510の具体例を図6に、要因係数データベース600の例を図7に示す。
次に動作について説明する。
ここでは、図6にある別プロジェクト属性情報510を参照すると、対象となる担当者が参加しているプロジェクト数が、プロジェクトAからプロジェクトGまで、合計7であることが判明する。
更に、図7にあるように要因係数データベース600の番号3の要因「他プロジェクトの数が7以上15未満」が合致し、その要因係数が0.7であることがわかる。
他に合致する項目がないため、ここでは、最終的な要因係数が0.7となる。
見積り工数の算出は、以下のようになる。
最終的な要因係数=0.7
見積り工数=200/(10×0.7)=28.6日
以上により、本要因を勘案しなかった時には20日かかるとの見積りに対して、本要因による減速を勘案して、28.6日かかるとの見積り値を得ることができる。
なお、本実施の形態では、プロジェクトの数を使用したが、プロジェクトの数の代わりに、プロジェクト内での作業項目の数を用いても良い。
以上、本実施の形態では、
見積り対象作業者の参加する別プロジェクトの属性情報として、見積り対象作業者が担当するすべてのプロジェクト及びプロジェクト内における作業項目の情報を保持するとともに、それらのプロジェクト数または作業項目数から要因係数を求めることができる要因係数データベースを保持し、別プロジェクト要因勘案部が要因係数データベースを用いて要因係数を算出する工数見積りシステムを説明した。
実施の形態3.
実施の形態3では、見積り対象作業者の参加する別プロジェクト属性情報510の具体例として、見積り対象作業者が担当する作業の順序関連性の情報を保持し、要因係数データベース600には、それらのプロジェクトと見積り対象プロジェクトとの順序関連性に関する要因が記述されている、工数見積りシステムについて説明する。
ここでは、実施の形態1との差異を中心に述べる。
本実施の形態における別プロジェクト属性情報510の例を図8に、要因係数データベース600の例を図9に示す。
図8中、各プロジェクトとその他プロジェクトに、開発順序において順序関連性が存在するか否か、存在するとしたらどのプロジェクトと順序関連性があるかが属性情報として保持されている。
本実施の形態では、プロジェクトの単位での順序関連性についての属性を例示したが、プロジェクトの中の作業単位での関連性でも良い。
例えば、あるプロジェクトの基本設計と、他のプロジェクトの基本設計を関連づけても良い。
次に、動作について説明する。
図8にある別プロジェクト属性情報510を参照すると、AからGまでのプロジェクトに関する、順序関連性に関する情報が記入されている。
プロジェクトCとプロジェクトEは、見積り対象のプロジェクト(ここではX)と順序関連性があることがわかる。
これを元に図9の要因係数データベース600を参照すると、番号2の要因「見積り対象プロジェクトに対し、順序関連性のあるプロジェクトが、N件存在する(この場合N=2)」に合致することがわかる。
見積り工数の算出は、以下のようになる。
最終的な要因係数=(1.05)=1.1025
見積り工数=200/(10×1.1025)=18.14日
以上により、本要因を勘案しなかった時には20日かかるとの見積りに対して、本要因による加速が期待でき、18.14日で済むとの見積り値を得ることができる。
以上、本実施の形態では、
見積り対象作業者の参加する別プロジェクトの属性情報として、見積り対象作業者が担当する作業の順序関連性の情報を保持するとともに、それらのプロジェクトと見積り対象プロジェクトとの順序関連性から要因係数を求めることができる要因係数データベースを保持し、別プロジェクト要因勘案部が要因係数データベースを用いて要因係数を算出する工数見積りシステムを説明した。
実施の形態4.
実施の形態4では、見積り対象作業者の参加する別プロジェクト属性情報510の具体例として、見積り対象作業者が担当する作業の適用領域(開発成果の適用分野)の情報を保持し、要因係数データベース600には、それらのプロジェクトと見積り対象プロジェクトとの適用領域(開発成果の適用分野)の関連から抽出できる見積り要因情報が記述されている、工数見積りシステムについて説明する。
ここでは、実施の形態1との差異を中心に述べる。
本実施の形態における別プロジェクト属性情報510の例を図10に、要因係数データベース600の例を図11に示す。
図10では、別プロジェクトの、属性1の適用領域分類1の欄には、エンタープライズ系、組込み系などの大まかな分類が示されている。
属性2の適用領域分類2の欄には、更に詳細な適用領域情報が示されている。
次に動作について説明する。
まず見積りプロジェクトの属性情報は、図3の例にあるように、属性1としてはエンタープライズ系、属性2としては銀行システムとする。
図10の別プロジェクト属性情報510には、AからGまでの各プロジェクトの同様の属性情報が示されている。
図10では属性1に同じエンタープライズ系が計5件あるので、図11の番号2の要因「見積り対象プロジェクトと同じ適用領域1を属性として持つプロジェクトが、N件存在する(この場合N=5)」に合致し、また、図10では属性2に同じ銀行システムが計3件あるので、図11の番号3の要因「見積り対象プロジェクトと同じ適用領域2を属性として持つプロジェクトが、M件存在する(この場合M=3)」に合致することがわかる。
見積り工数の算出は、以下のようになる。
最終的な要因係数=(1.01)×(1.05)=1.22
見積り工数=200/(10×1.22)=16.39日
以上により、本要因を勘案しなかった時には20日かかるとの見積りに対して、本要因による加速が期待でき、16.39日で済むとの見積り値を得ることができる。
以上、本実施の形態では、
見積り対象作業者の参加する別プロジェクトの属性情報として、そのプロジェクトでの開発成果物の適用領域の情報を保持するとともに、そのプロジェクトの適用領域の情報と見積り対象プロジェクトの適用領域の情報から要因係数を求めることができる要因係数データベースを保持し、別プロジェクト要因勘案部が要因係数データベースを用いて要因係数を算出する工数見積りシステムを説明した。
実施の形態5.
実施の形態5では、見積り対象作業者の参加する別プロジェクト属性情報510の具体例として、見積り対象作業者が担当するプロジェクトの実施期間(開発期間)の情報を保持し、要因係数データベース600には、それらのプロジェクトと見積り対象プロジェクトの実施期間(開発期間)との関連から抽出できる見積り要因情報が記述されている、工数見積りシステムについて説明する。
ここでは、実施の形態1との差異を中心に述べる。
本実施の形態における別プロジェクト属性情報510の例を図12に、要因係数データベース600の例を図13に示す。
図12では、別プロジェクトについて、属性1の欄には、プロジェクトの実施期間が示されている。
次に動作について説明する。
まず見積りプロジェクトの属性情報は、図3の例にあるように、実施期間として1年という期間が示されている。
図12の別プロジェクトには、AからCまでの各プロジェクトの同様の属性情報が示されている。
これを図13の要因係数データベース600に照らすと、番号2の「より短期の別プロジェクトがN件存在する(この場合N=2)」に合致するとともに、番号3の「より長期の別プロジェクトがM件存在する(この場合M=1)」が合致する。
見積り工数の算出式は、以下のようになる。
最終的な要因係数=(0.99)×(1.01)=0.99
見積り工数=200/(10×0.99)=20.2日
以上により、本要因を勘案しなかった時には20日かかるとの見積りに対して、複数要因により加速と減速の可能性があり、総合的には若干減速となり、20.2日かかるとの見積り値を得ることができる。
以上、本実施の形態では、
見積り対象作業者の参加する別プロジェクトの属性データとして、そのプロジェクト全体または担当作業の実施期間の情報を保持するとともに、その実施期間の情報と見積り対象プロジェクトまたはその対象プロジェクト中の担当作業の実施期間の情報から要因係数を求めることができる要因係数データベースを保持し、別プロジェクト要因勘案部が要因係数データベースを用いて要因係数を算出する工数見積りシステムを説明した。
実施の形態6.
実施の形態6では、見積り対象作業者の参加する別プロジェクト属性情報510の具体例として、見積り対象作業者が担当するプロジェクトの開発規模の情報を保持し、要因係数データベース600には、それらのプロジェクトと見積り対象プロジェクトの開発規模の関連から抽出できる見積り要因情報が記述されている、工数見積りシステムについて説明する。
ここでは、実施の形態1との差異を中心に述べる。
本実施の形態における別プロジェクト属性情報510の例を図14に、要因係数データベース600の例を図15に示す。
図14では、別プロジェクトの、属性1の欄には、プロジェクトの開発規模が示されている。
次に動作について説明する。
まず見積りプロジェクトの属性情報は、図3の例にあるように、開発規模として大規模という属性が示されている。
図14の別プロジェクトには、AからFまでの各プロジェクトの同様の属性情報が示されている。
これを図15の要因係数データベース600に照らすと、見積り対象プロジェクトの規模が大規模であり、プロジェクトBが大規模であることから、番号41「本プロジェクトが大規模で、かつ、別プロジェクトに大規模のプロジェクトがある」、プロジェクトEが超大規模であることから番号42の要因「本プロジェクトが大規模で、かつ、別プロジェクトに超大規模のプロジェクトがある」が合致することがわかる。
見積り工数の算出は以下のようになる。
最終的な要因係数=0.98×0.96=0.94
見積り工数=200/(10×0.94)=21.28日
以上により、本要因を勘案しなかった時には20日かかるとの見積りに対して、本要因による減速の可能性があり、21.28日かかるとの見積り値を得ることができる。
以上、本実施の形態では、
見積り対象作業者の参加する別プロジェクトの属性データとして、そのプロジェクト全体または担当作業の開発規模の情報を保持するとともに、その開発規模情報と見積り対象プロジェクト全体または担当作業の開発規模の情報から要因係数を求めることができる要因係数データベースを保持し、別プロジェクト要因勘案部が要因係数データベースを用いて要因係数を算出する工数見積りシステムを説明した。
実施の形態7.
実施の形態7では、見積り対象作業者の参加する別プロジェクト属性情報510として、ある担当者が参画しているすべての品質目標値が登録されており、要因係数データベース600には、その品質目標と、見積り対象プロジェクトの開発対象製品の品質目標値から要因係数を求めることができる要因係数データベース600を保持している工数見積りシステムについて説明する。
ここでは、実施の形態1との差異を中心に述べる。
本実施の形態における別プロジェクト属性情報510の例を図16に、要因係数データベース600の例を図17に示す。
次に動作について説明する。
まず図3によれば、見積り対象プロジェクトでは0.04件/Klineの残存誤り率を品質目標にしている。
図16にある別プロジェクト属性情報510には、別プロジェクトの様々な品質目標値が示されている。
図17の要因係数データベース600の中で、番号3の要因「他プロジェクトの中に非常に厳しい品質目標値のものが含まれる(0.01件/Kline以下の目標値)」という要因が合致し、その項目の要因係数が0.8であることがわかる。
他に合致する項目がないとすれば、ここでは、最終的な要因係数も0.8となる。
見積り工数の算出は、以下のようになる。
最終的な要因係数=0.8
見積り工数=200/(10×0.8)=25日
以上により、本要因を勘案しなかった時には20日かかるとの見積りに対して、本要因による減速の可能性があり、25日かかるとの見積り値を得ることができる。
以上、本実施の形態では、
見積り対象作業者の参加する別プロジェクトの属性データとして、そのプロジェクト全体または担当作業の品質目標値を保持するとともに、その品質目標値と見積り対象プロジェクト全体または担当作業の品質目標値から要因係数を求めることができる要因係数データベースを保持し、別プロジェクト要因勘案部が要因係数データベースを用いて要因係数を算出する工数見積りシステムを説明した。
実施の形態8.
実施の形態8では、見積り対象作業者の参加する別プロジェクト属性情報510に担当者が参画しているすべてのプロジェクトの開発プロセス定義情報が登録されており、要因係数データベース600には、その開発プロセス定義情報と、見積り対象プロジェクトの開発プロセス定義情報から要因係数を求めることができる要因係数データベース600を保持している工数見積りシステムについて説明する。
ここでは、実施の形態1との差異を中心に述べる。
本実施の形態における別プロジェクト属性情報510の例を図18に、要因係数データベース600の例を図19に示す。
次に動作について説明する。
まず図3によれば、見積り対象プロジェクトでは開発プロセス定義情報Aのプロセス群の定義に関しては、開発プロセスタイプBとなっている。
このプロセス定義とは、ここでは、例えばソフトウェア開発の各プロセスをどのような名前と内容で定義しているかを指す。
具体的には、例えば、設計に関するプロセスを「システム設計」「外部設計」「詳細設計」と分類する場合もあれば、「要件定義」「機能設計」「構造設計」「プログラム設計」のように分類する場合もある。
従って、同じプロセス定義のプロジェクトがあれば、仕事の切り替えの負荷が軽減でき、作業効率があがることが予想できる。
図18の見積り対象作業者の参加する別プロジェクト属性情報510を参照すると、プロジェクトBにおいては、開発プロセスタイプBを採用していることがわかり、図19の要因係数データベース600の番号2の「開発プロセス定義情報Aのプロセス群定義が同一」という要因が合致することがわかる。
ここから得られる要因係数は1.1である。
また、図3によれば、見積り対象プロジェクトでは、開発プロセス定義情報Gの外部仕様書フォーマットについては、仕様書タイプYを採用している。
図18の見積り対象作業者の参加する別プロジェクト属性情報510を参照すると、プロジェクトBにおける開発プロセス定義情報Gの外部仕様書フォーマットが仕様書タイプYであることがわかり、図19の要因係数データベース600の番号2の「開発プロセス定義情報Bの外部仕様書フォーマットが同一」という要因が合致することがわかる。
ここから得られる要因係数は1.2である。
他に合致する要因がないとすれば、ここでは、最終的な要因係数は1.1×1.2=1.32となる。
見積り工数の算出は、以下のようになる。
最終的な要因係数=1.1×1.2=1.32
見積り工数=200/(10×1.32)=15.2日
以上により、本要因を勘案しなかった時には20日かかるとの見積りに対して、本要因により加速できる可能性があり、15.2日で済むとの見積り値を得ることができる。
以上、本実施の形態では、
見積り対象作業者の参加する別プロジェクトの属性データとして、そのプロジェクトで採用している開発プロセス定義情報を保持するとともに、その開発プロセス定義情報と見積り対象プロジェクトの開発プロセス定義情報から要因係数を求めることができる要因係数データベースを保持し、別プロジェクト要因勘案部が要因係数データベースを用いて要因係数を算出する工数見積りシステムを説明した。
実施の形態9.
実施の形態9では、見積り対象作業者の参加する別プロジェクト属性情報510として、ある担当者が参画しているすべてのプロジェクトで開発した製品のユーザである顧客の情報が登録されており、要因係数データベース600には、その顧客の情報と見積り対象プロジェクトの開発対象製品の顧客の情報から要因係数を求めることができる要因係数データベース600を保持している工数見積りシステムについて説明する。
ここでは、実施の形態1との差異を中心に述べる。
本実施の形態における別プロジェクト属性情報510の例を図20に、要因係数データベース600の例を図21に示す。
次に動作について説明する。
まず図3によれば、見積り対象プロジェクトの顧客はAAA銀行となっている。
図20にある別プロジェクト属性情報510を参照すると、対象となる担当者が参加しているプロジェクトの顧客が、AAA銀行やBBB電力などであることが判明する。
見積り対象プロジェクトの顧客がAAA銀行で、他プロジェクト中、プロジェクトDの顧客がやはりAAA銀行であることから、図21の要因係数データベース600の番号1の要因「顧客が同じである」という要因が合致し、その項目の要因係数が1.1であることがわかる。
他に合致する要因がないとすれば、ここでは、最終的な要因係数も1.1となる。
見積り工数の算出は、以下のようになる。
最終的な要因係数=1.1
見積り工数=200/(10×1.1)=18.2日
以上により、本要因を勘案しなかった時には20日かかるとの見積りに対して、本要因により加速できる可能性があり、18.2日で済むとの見積り値を得ることができる。
以上、本実施の形態では、
見積り対象作業者の参加する別プロジェクトの属性データとして、そのプロジェクトの開発対象製品のユーザや発注者である顧客の情報を保持するとともに、その顧客の情報と見積り対象プロジェクトの開発対象製品の顧客の情報から要因係数を求めることができる要因係数データベースを保持し、別プロジェクト要因勘案部が要因係数データベースを用いて要因係数を算出する工数見積りシステムを説明した。
以上の実施の形態1〜9に示した工程管理の工数見積りシステムは、工程管理に有用である。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、これらの実施の形態のうち、2つ以上を組み合わせて実施しても構わない。
あるいは、これらの実施の形態のうち、1つを部分的に実施しても構わない。
あるいは、これらの実施の形態のうち、2つ以上を部分的に組み合わせて実施しても構わない。
なお、本発明は、これらの実施の形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
最後に、実施の形態1〜9に示した工数見積りシステム100のハードウェア構成例を図22を参照して説明する。
工数見積りシステム100はコンピュータであり、工数見積りシステム100の各要素をプログラムで実現することができる。
工数見積りシステム100のハードウェア構成としては、バスに、演算装置901、外部記憶装置902、主記憶装置903、通信装置904、入出力装置905が接続されている。
演算装置901は、プログラムを実行するCPU(Central Processing Unit)である。
外部記憶装置902は、例えばROM(Read Only Memory)やフラッシュメモリ、ハードディスク装置である。
主記憶装置903は、RAM(Random Access Memory)である。
別プロジェクト属性情報記憶部500及び要因係数データベース600は、外部記憶装置902及び主記憶装置903により実現される。
通信装置904は、例えばNIC(Network Interface Card)である。
入出力装置905は、例えばマウス、キーボード、ディスプレイ装置等である。
プログラムは、通常は外部記憶装置902に記憶されており、主記憶装置903にロードされた状態で、順次演算装置901に読み込まれ、実行される。
プログラムは、図1に示す「〜部」(但し、別プロジェクト属性情報記憶部500を除く、以下も同様)として説明している機能を実現するプログラムである。
更に、外部記憶装置902にはオペレーティングシステム(OS)も記憶されており、OSの少なくとも一部が主記憶装置903にロードされ、演算装置901はOSを実行しながら、図1に示す「〜部」の機能を実現するプログラムを実行する。
また、実施の形態1〜9の説明において、「〜の判断」、「〜の判定」、「〜の計算」、「〜の算出」、「〜の導出」、「〜の予測」、「〜の見積り」、「〜の登録」、「〜の選択」、「〜の生成」、「〜の入力」、「〜の取得」等として説明している処理の結果を示す情報やデータや信号値や変数値が主記憶装置903にファイルとして記憶されている。
なお、図22の構成は、あくまでも工数見積りシステム100のハードウェア構成の一例を示すものであり、工数見積りシステム100のハードウェア構成は図22に記載の構成に限らず、他の構成であってもよい。
100 工数見積りシステム、200 入力部、300 見積り工数算出部、310 演算部、320 要因勘案部、321 別プロジェクト要因勘案部、400 表示部、500 別プロジェクト属性情報記憶部、510 別プロジェクト属性情報、600 要因係数データベース。

Claims (11)

  1. 開発プロジェクトにおける開発作業に要する作業工数を予測する情報処理装置であって、
    作業工数の予測対象の開発プロジェクトである予測対象プロジェクトの属性及び当該予測対象プロジェクトにおける作業量が示される予測対象プロジェクト情報を入力する予測対象プロジェクト情報入力部と、
    作業工数の予測対象の作業者である予測対象作業者の作業効率が示される予測対象作業者情報を入力する予測対象作業者情報入力部と、
    前記予測対象作業者が現在従事している開発プロジェクト及び前記予測対象作業者が従事することが予定されている開発プロジェクトの少なくともいずれかが作業者従事プロジェクトとして示されるとともに、各作業者従事プロジェクトの属性が示される作業者従事プロジェクト情報を入力する作業者従事プロジェクト情報入力部と、
    前記予測対象プロジェクト情報に示される前記予測対象プロジェクトの属性と、前記作業者従事プロジェクト情報に示される各作業者従事プロジェクトの属性とに基づき、係数値を導出する係数値導出部と、
    前記係数値導出部により導出された係数値と、前記予測対象プロジェクト情報に示される前記予測対象プロジェクトの作業量と、前記予測対象作業者情報に示される前記予測対象作業者の作業効率とを用いて、前記予測対象作業者が作業した場合の前記予測対象プロジェクトにおける作業工数を予測する作業工数予測部とを有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記予測対象プロジェクト情報入力部は、
    前記予測対象プロジェクトの属性として、前記予測対象プロジェクトで前記予測対象作業者が行う作業の種別が示される予測対象プロジェクト情報を入力し、
    前記作業者従事プロジェクト情報入力部は、
    各作業者従事プロジェクトの属性として、各作業者従事プロジェクトで前記予測対象作業者が行う作業の種別が示される作業者従事プロジェクト情報を入力し、
    前記係数値導出部は、
    前記予測対象プロジェクト情報に示される作業の種別と、前記作業者従事プロジェクト情報に示される作業の種別とを比較し、比較結果に基づき、係数値を導出することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記係数値導出部は、
    前記作業者従事プロジェクト情報に示されている作業者従事プロジェクトの個数に基づき、係数値を導出することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記作業者従事プロジェクト情報入力部は、
    各作業者従事プロジェクトの属性として、各作業者従事プロジェクトと開発順序において関連のあるプロジェクトである順序関連プロジェクトが示される作業者従事プロジェクト情報を入力し、
    前記係数値導出部は、
    前記作業者従事プロジェクト情報において前記順序関連プロジェクトが前記予測対象プロジェクトとなっている作業者従事プロジェクトを抽出し、抽出した作業者従事プロジェクトの個数に基づき、係数値を導出することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の情報処理装置。
  5. 前記予測対象プロジェクト情報入力部は、
    前記予測対象プロジェクトの属性として、前記予測対象プロジェクトの開発成果物の適用分野が示される予測対象プロジェクト情報を入力し、
    前記作業者従事プロジェクト情報入力部は、
    各作業者従事プロジェクトの属性として、各作業者従事プロジェクトの開発成果物の適用分野が示される作業者従事プロジェクト情報を入力し、
    前記係数値導出部は、
    前記予測対象プロジェクト情報に示される適用分野と、前記作業者従事プロジェクト情報に示される適用分野とを比較し、比較結果に基づき、係数値を導出することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の情報処理装置。
  6. 前記予測対象プロジェクト情報入力部は、
    前記予測対象プロジェクトの属性として、前記予測対象プロジェクトの開発期間が示される予測対象プロジェクト情報を入力し、
    前記作業者従事プロジェクト情報入力部は、
    各作業者従事プロジェクトの属性として、各作業者従事プロジェクトの開発期間が示される作業者従事プロジェクト情報を入力し、
    前記係数値導出部は、
    前記予測対象プロジェクト情報に示される開発期間と、前記作業者従事プロジェクト情報に示される開発期間とを比較し、比較結果に基づき、係数値を導出することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の情報処理装置。
  7. 前記予測対象プロジェクト情報入力部は、
    前記予測対象プロジェクトの属性として、前記予測対象プロジェクトの開発規模が示される予測対象プロジェクト情報を入力し、
    前記作業者従事プロジェクト情報入力部は、
    各作業者従事プロジェクトの属性として、各作業者従事プロジェクトの開発規模が示される作業者従事プロジェクト情報を入力し、
    前記係数値導出部は、
    前記予測対象プロジェクト情報に示される開発規模と、前記作業者従事プロジェクト情報に示される開発規模とを比較し、比較結果に基づき、係数値を導出することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の情報処理装置。
  8. 前記作業者従事プロジェクト情報入力部は、
    各作業者従事プロジェクトの属性として、各作業者従事プロジェクトに要求される品質目標値が示される作業者従事プロジェクト情報を入力し、
    前記係数値導出部は、
    前記作業者従事プロジェクト情報に示される品質目標値に基づき、係数値を導出することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の情報処理装置。
  9. 前記予測対象プロジェクト情報入力部は、
    前記予測対象プロジェクトの属性として、前記予測対象プロジェクトで用いられる開発プロセス定義の詳細が示される予測対象プロジェクト情報を入力し、
    前記作業者従事プロジェクト情報入力部は、
    各作業者従事プロジェクトの属性として、各作業者従事プロジェクトで用いられる開発プロセス定義の詳細が示される作業者従事プロジェクト情報を入力し、
    前記係数値導出部は、
    前記予測対象プロジェクト情報に示される開発プロセス定義の詳細と、前記作業者従事プロジェクト情報に示される開発プロセス定義の詳細とを比較し、比較結果に基づき、係数値を導出することを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の情報処理装置。
  10. 前記予測対象プロジェクト情報入力部は、
    前記予測対象プロジェクトの属性として、前記予測対象プロジェクトの顧客が示される予測対象プロジェクト情報を入力し、
    前記作業者従事プロジェクト情報入力部は、
    各作業者従事プロジェクトの属性として、各作業者従事プロジェクトの顧客が示される作業者従事プロジェクト情報を入力し、
    前記係数値導出部は、
    前記予測対象プロジェクト情報に示される顧客と、前記作業者従事プロジェクト情報に示される顧客とを比較し、比較結果に基づき、係数値を導出することを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の情報処理装置。
  11. コンピュータを、請求項1に記載された情報処理装置として機能させることを特徴とするプログラム。
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