JP5492588B2 - クランプ装置 - Google Patents
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Description
特許文献1におけるクランプ装置は、対向する保持部が一体的に設けられたクランプ本体と、各保持部に設けられたネジ部と、ネジ部先端に設けられた押え体とを備えた構成とされており、ネジ部を捩じ込んで各押え体を被把持部材に当接させることで該被把持部材を把持することとしている。
さらに、従来のクランプ装置は、その構成上、機構自体のコンパクト化を図ることが容易ではなく、狭いスペースにおいて施工することが困難であるという問題があった。
即ち、本発明に係るクランプ装置は、対向配置され、先端側が互いに離間する方向に屈曲可能とされるとともに屈曲した際に互いに近接する方向に向かって復元力を生じる一対の把持板と、これら一対の把持板の前記先端側における対向面にそれぞれ設けられ、前記把持板の基端側から前記先端側に向かうに従って前記対向面から離間する方向に漸次傾斜する挟圧面を有する挟圧部材と、前記一対の把持板の前記基端側における対向距離を調整する調整部材と、を備え、前記把持板に、前記先端側を前記基端側に対して屈曲させるための折曲溝が形成されていることを特徴とする。
一方、対向配置された一対の把持板の間に挟圧部材を設けた構成のため、クランプ装置の占有スペースはこれら一対の把持板の形状に委ねられる。したがって、把持板の寸法を適宜設定することで、容易にクランプ装置自体のコンパクト化を図ることが可能となる。
これにより、調整部材によって把持板の対向距離を狭めて挟圧部材が被把持部材に接触した際に、把持板の先端側を容易に屈曲させることができるとともに、屈曲した際に互いに近接する方向に向かって復元力が生じる構成を実現することができる。したがって、挟圧部材の挟圧面を速やかかつ確実に被把持部材に対して接触させることが可能となる。
これにより、挟圧部材の挟圧面と被把持部材との接触時の摩擦抵抗を増大させ、一対の挟圧面による被把持部の保持力を向上させることができる。なお、凹凸形状としては、挟圧面の全体に多数の円錐状や角錐状をなす凸部を設けた構成の他、多数のドット形状の凸部を設けた構成が挙げられる。
ここで、調整部材による一対の把持板の対向距離が狭小となり過ぎてクランプ装置による挟み込み量が過剰となった場合、挟圧部材の挟圧面が被把持部材に面全体で接触されず圧縮力が伝達されにくくなる場合が想定される。
この点、上記スペーサーを設けたことで、一対の把持部の対向距離を所定の値だけ確保することができるため、クランプ装置による挟み込み量が過剰となってしまうのを回避することが可能となる。
これにより、簡易な構成でもって一対の把持部材の対向距離を確実に調整することができる。したがって、クランプ装置の小型化及び量産化を容易に図ることができ、さらに、狭いスペースであっても容易に施工することが可能となる。
実施形態に係るクランプ装置10は、図1に示すように、板状をなす一対の被把持部材A,Bを、その板面同士を接触させた状態で保持して、これら被把持部材A,Bを一体化させる際に使用される。
固定板部23,23は、互いに平行を維持した状態で配置されており、可動板部24,24は、固定板部23,23との境界となるノッチ22c,22cを折れ線として、固定板部23,23に対して各可動板部24,24自体が互いに離間する方向に屈曲可能とされている。また、このように屈曲した把持板22,22の可動板部24,24には、互い近接する方向に向かって復元力が生じるようになっている。
ボルト41は、ボルト頭部41aと該ボルト頭部41aから延びて外周面に雄ネジを備えたボルトネジ部41bとを備えており、該ボルトネジ部41bは、各把持板22,22の固定板部23,23をその板厚方向に貫通して形成されたボルト挿通孔(図示省略)に、一方の把持板22(図1及び図2における右側の把持板22)の外面22b側から他方の把持板22(図1及び図2における左側の把持板22)の外面22b側に向かって突き出るように挿通されている。
以上の手順によって、クランプ装置10による被把持部材A,Bの把持が完了し、被把持部材A,Bが一体的に保持される。
20 クランプ本体
21 接続部
22 把持板
22a 対向面
22b 外面
22c ノッチ(折曲溝)
23 固定板部
24 可動板部
30 挟圧部材
31 挟圧面
40 調整部材
41 ボルト
41a ボルト頭部
41b ボルトネジ部
42 ナット
43 ワッシャー
44 スペーサー
44a 当接面
Claims (4)
- 対向配置され、先端側が互いに離間する方向に屈曲可能とされるとともに屈曲した際に互いに近接する方向に向かって復元力を生じる一対の把持板と、
これら一対の把持板の前記先端側における対向面にそれぞれ設けられ、前記把持板の基端側から前記先端側に向かうに従って前記対向面から離間する方向に漸次傾斜する挟圧面を有する挟圧部材と、
前記一対の把持板の前記基端側における対向距離を調整する調整部材と、を備え、
前記把持板に、前記先端側を前記基端側に対して屈曲させるための折曲溝が形成されていることを特徴とするクランプ装置。 - 対向配置され、先端側が互いに離間する方向に屈曲可能とされるとともに屈曲した際に互いに近接する方向に向かって復元力を生じる一対の把持板と、
これら一対の把持板の前記先端側における対向面にそれぞれ設けられ、前記把持板の基端側から前記先端側に向かうに従って前記対向面から離間する方向に漸次傾斜する挟圧面を有する挟圧部材と、
前記一対の把持板の前記基端側における対向距離を調整する調整部材と、を備え、
前記一対の把持板の間に、これら把持板の基端側における前記対向面に接触可能なスペーサーが設けられたことを特徴とするクランプ装置。 - 前記挟圧部材の前記挟圧面に、凹凸形状が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のクランプ装置。
- 前記調整部材が、前記一対の把持板の基端側においてこれら一対の把持板を挿通するボルトと、該ボルトに螺合されたナットとから構成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載のクランプ装置。
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