JP5488091B2 - 通信制御装置、通信システム及び通信制御方法 - Google Patents

通信制御装置、通信システム及び通信制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、通信制御装置、通信システム及び通信制御方法に関し、特にメッセージを受信する時間を予測する通信制御装置、通信システム及び通信制御方法に関するものである。
複数のECU(Electronic Control Unit)間をバスを介して接続してネットワークを構築し、ECU間でメッセージを送受信する通信システムが開発されている。例えば、特許文献1には、メッセージを受信する間隔に基づいて、次にメッセージを受信するタイミングを予測する通信システムが開示されている。特許文献1のシステムは、他ECUからの全てのメッセージを受信可能に設定した後、他ECUからの受信の有無を判別し、受信有りの場合、その受信割り込みが発生した受信時刻Tr1を記憶する。特許文献1のシステムは、自らの送信タイミングでメッセージの送信を実施すると共にその送信時刻Tsを記憶する。特許文献1のシステムは、その後、再び他ECUからの受信の有無を判別し、受信有りの場合、その受信割り込みが発生した受信時刻Tr2を記憶する。特許文献1のシステムは、最後に、次回の送信タイミングを「((Tr2−Tr1)/2)−Ts」だけ遅らせる。これにより、特許文献1のシステムは、データの衝突を抑制し、データの送受信を効率良く実施することを図っている。
特開2003−333048号公報
しかしながら、ジッタや伝送路途中で他のメッセージを待つ等の原因により、他のECUからのメッセージの受信に遅延が発生することがある。この場合、送信ノードの実際の送信周期と受信ノードの受信間隔がずれるため、上記のような技術においては、次にメッセージを受信するタイミングを正確に予測することができないという問題がある。
本発明は、このような実情に考慮してなされたものであり、その目的は、伝送路の遅延に影響されずに、正確に次の特定メッセージを受信する時間を予測することが可能な通信制御装置、通信システム及び通信制御方法を提供することにある。
本発明は、受信するメッセージの送信元及び受信するメッセージの種別を判定するメッセージ判定手段と、メッセージの受信の直前の無通信状態の有無を判定する無通信状態判定手段と、メッセージ判定手段により同一送信元から送信された同一種別のメッセージであると判定され、且つ無通信状態判定手段によりメッセージの受信の直前に無通信状態があったと判定された2つの特定メッセージの受信間隔に基づいて、次に特定メッセージを受信する時間を予測する受信時間予測手段とを備えた通信制御装置である。
この構成によれば、受信時間予測手段は、メッセージ判定手段により同一送信元から送信された同一種別のメッセージであると判定され、無通信状態判定手段によりメッセージの受信の直前に無通信状態があったと判定された2つの特定メッセージの受信間隔に基づいて、次に特定メッセージを受信する時間を予測する。無通信状態の直後にメッセージを受信したときは、他のノード等の送信元が送信する他のメッセージにより特定メッセージの送信に遅延が発生することがない。したがって、特定メッセージの送信元の送信間隔と、受信側の受信間隔とが一致する。よって、伝送路の遅延に影響されずに、正確に次の特定メッセージを受信する時間を予測することができる。
この場合、受信時間予測手段は、最後に受信した特定メッセージの受信時間から、2つの特定メッセージの受信間隔の自然数N分の一の時間が経過した時間を次に特定メッセージを受信する時間と予測することが好適である。
この構成によれば、受信時間予測手段は、最後に受信した特定メッセージの受信時間から、2つの特定メッセージの受信間隔の自然数N分の一の時間が経過した時間を次に特定メッセージを受信する時間と予測する。無通信状態の後に受信した2つの特定メッセージは、特定メッセージの送信には遅延が発生することがないため、その受信間隔は、送信元の特定メッセージの送信周期の自然数N倍であると考えられる。そのため、受信時間予測手段は、最後に受信した特定メッセージの受信時間から、2つの特定メッセージの受信間隔の自然数N分の一の時間が経過した時間を次に特定メッセージを受信するタイミングと予測することにより、正確に次の特定メッセージを受信する時間を予測することができる。
この場合、受信時間予測手段は、最初に特定メッセージを受信してから次に特定メッセージを受信するまでの間に、メッセージ判定手段により特定メッセージと同一送信元から送信され特定メッセージと同一種別であると判定されたメッセージの受信回数m+1を自然数Nとして、次に特定メッセージを受信する時間を予測することが好適である。
この構成によれば、受信時間予測手段は、最初に特定メッセージを受信してから次に特定メッセージを受信するまでの間に、メッセージ判定手段により特定メッセージと同一送信元から送信され特定メッセージと同一種別であると判定されたメッセージの受信回数m+1を自然数Nとして、次に特定メッセージを受信する時間を予測する。無通信状態の後に受信した2つの特定メッセージは、特定メッセージの送信には遅延が発生することがないため、その受信間隔は、送信元の特定メッセージの送信周期の自然数N倍であると考えられる。さらに、2つの特定メッセージの間に、特定メッセージと同一送信元で同一種別のメッセージをm回受信した場合、2つの特定メッセージの間の時間をm+1で割った時間が当該メッセージの送信周期であると考えられる。そのため、正確に特定メッセージの送信周期を算出して、次の特定メッセージを受信する時間を予測することができる。
また、受信時間予測手段が予測した次に特定メッセージを受信する時間以外の時間にメッセージを送信する送信制御手段をさらに備えることが好適である。
この構成によれば、送信制御手段は、受信時間予測手段が予測した次に特定メッセージを受信する時間以外の時間にメッセージを送信するため、受信する特定メッセージと送信するメッセージとの衝突を避けることができる。
この場合、本発明の通信制御装置をネットワーク上に含む通信システムとすることが好適である。
この構成によれば、本発明の通信制御装置をネットワーク上に含むため、ネットワーク上の各ノードが送信するメッセージは送信タイミングをメッセージの受信タイミングからずらされたものとなり、ネットワーク上の各ノード間のメッセージ同士の衝突が軽減され、各ノードの受信処理の負荷を分散させることができる。
一方、本発明は、受信するメッセージの送信元及び受信するメッセージの種別を判定するメッセージ判定工程と、メッセージの受信の直前の無通信状態の有無を判定する無通信状態判定工程と、メッセージ判定工程により同一送信元から送信された同一種別のメッセージであると判定され、且つ無通信状態判定工程によりメッセージの受信の直前に無通信状態があったと判定された2つの特定メッセージの受信間隔に基づいて、次に特定メッセージを受信する時間を予測する受信時間予測工程とを含む通信制御方法である。
この場合、受信時間予測工程は、最後に受信した特定メッセージの受信時間から、2つの特定メッセージの受信間隔の自然数N分の一の時間が経過した時間を次に特定メッセージを受信する時間と予測することが好適である。
この場合、受信時間予測工程は、最初に特定メッセージを受信してから次に特定メッセージを受信するまでの間に、メッセージ判定工程により特定メッセージと同一送信元から送信され特定メッセージと同一種別であると判定されたメッセージの受信回数m+1を自然数Nとして、次に特定メッセージを受信する時間を予測することが好適である。
また、受信時間予測工程で予測した次に特定メッセージを受信する時間以外の時間にメッセージを送信する送信制御工程をさらに含むことが好適である。
本発明の通信制御装置、通信システム及び通信制御方法によれば、伝送路の遅延に影響されずに、正確に次の特定メッセージを受信する時間を予測することが可能となる。
第1実施形態に係るネットワークの構成を示す図である。 図1のノードの構成を示すブロック図である。 図2のノードの動作を示すフローチャートである。 他のノードのメッセージの送信時刻を示す図である。 図2のノードのメッセージの送信時刻を示す図である。 メッセージの送信周期が判明している場合の図2のノードの動作を示すフローチャートである。 他のノードのメッセージの送信要求の時刻とネットワークにメッセージが実際に送信される時刻とを示す図である。 第2実施形態に係るネットワークの構成を示す図である。 第3実施形態に係るネットワークの構成を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施形態に係る通信制御装置、通信システム及び通信方法について説明する。図1に示すように、本発明の第1実施形態に係るネットワークNでは、ネットワークNにメッセージmを周期的に送信するノード10と、メッセージmを受信するノード11とが接続されている。
図2に示すように、本実施形態におけるノード11は、メッセージを受信する受信部21とタイミング制御部30を有している。タイミング制御部30は、ノード10からのメッセージmを受信するタイミングを予測するためのタイミング予測部31と、ノード10からのメッセージmと衝突をしないように自己のメッセージを送信するための送信制御部32を含む。
以下、本実施形態のノード11の動作について説明する。以下の説明では、受信側のノード11で、対象とするメッセージmの送信周期Tが判明していないか、判明していても不確かである場合について説明する。図3に示すように、ノード11のタイミング制御部30のタイミング予測部31は、受信カウンタnを1にリセットする(S101)。図3及び図4に示すように、タイミング予測部31は、ノード10からのメッセージmを受信部21により受信したか否かを判定する(S102)。この場合、受信部21が何らかの他のメッセージmaを受信していたとしても、ノード10から送信されたメッセージであり且つメッセージmと同種のメッセージでないときは、タイミング予測部31はメッセージmを受信していないと判定する。
ノード10からのメッセージmを受信したときは(S102)、タイミング予測部31は、当該メッセージmを受信する直前のネットワークNの状態が所定の無通信状態である時間のバスアイドルtbiであるか否かを判定する(S103)。もし、当該メッセージmを受信する直前のネットワークNの状態が所定の無通信状態の時間であるバスアイドルtbiでないときは(S103)、タイミング予測部31は、受信カウンタnを1加算する(S104)。もし、当該メッセージmを受信する直前のネットワークNの状態が無通信状態であるバスアイドルtbiであるときは(S103)、タイミング予測部31は、受信カウンタnが1であるか否かを判定する(S105)。受信カウンタnが1であるときは(S105)、図4に示すように、受信する直前の状態が無通信状態であるバスアイドルtbiで初めてメッセージmを受信したことになるため、タイミング予測部31は当該メッセージmの受信時刻を基準時刻であるtとして記憶する。
受信カウンタnが1でないときは(S105)、受信する直前の状態が無通信状態であるバスアイドルtbiで過去にメッセージmを受信したことがあることになるため、タイミング予測部31は当該メッセージmの受信時刻をtn−1として記憶する(S107)。タイミング予測部31は、メッセージmの送信される周期Tを、T=(tn−1−t)/(n−1)より推定する(S108)。図3及び図4に示すように、タイミング予測部31は、次にメッセージmをノード10から受信するタイミングtを、t=tn−1+Tより予測する(S109)。図4に示すように、タイミング予測部31は、同様にさらに次のメッセージmを受信するタイミングtn+1はtn+1=tn−1+2T、さらにその次のメッセージmを受信するタイミングtn+2はtn+2=tn−1+3Tとして算出することができる。
タイミング予測部31は、図5に示すように自己の送信するメッセージMが受信するメッセージmと衝突Cを生じるか否かを判定する(S110)。もし、衝突Cを生じると判定されたときは(S110)、送信制御部32はメッセージMの送信タイミングを衝突Cが生じないように調整する(S111)。衝突Cが生じないと判定されたときや(S110)、衝突Cが生じると判定して送信タイミングを調整したときにおいて(S111)、衝突Cを生じるときは(S112)、送信制御部32は衝突Cを生じなくなるまで送信タイミングを調整する。
受信側のノード11で、対象とするメッセージmの送信周期Tが確実に判明しているときは、図6に示すようなより簡易なフローでも良い。すなわち、図6に示すように、タイミング予測部31は、ノード10からのメッセージmを受信部21により受信したか否かを判定する(S201)。ノード10からのメッセージmを受信したときは(S201)、タイミング予測部31は、当該メッセージmを受信する直前のネットワークNの状態が無通信状態であるバスアイドルtbiであるか否かを判定する(S202)。もし、もし、当該メッセージmを受信する直前のネットワークNの状態がバスアイドルtbiであるときは(S202)、タイミング予測部31は当該メッセージmの受信時刻を基準時刻であるtとして記憶する(S203)。
タイミング予測部31は、判明している送信周期Tにより、次にメッセージmをノード10から受信するタイミングtを、t=t+Tより予測する(S204)。タイミング予測部31は、自己の送信するメッセージMが受信するメッセージmと衝突Cを生じるか否かを判定する(S205)。もし、衝突Cを生じると判定されたときは(S205)、送信制御部32はメッセージMの送信タイミングを衝突Cが生じないように調整する(S206)。衝突Cが生じないと判定されたときや(S205)、衝突Cが生じると判定して送信タイミングを調整したときにおいて(S206)、衝突Cを生じるときは(S207)、送信制御部32は衝突Cを生じなくなるまで送信タイミングを調整する。
本実施形態によれば、タイミング予測部31は、同一送信元であるノード10から送信された同一種別のメッセージmであると判定され、メッセージmの受信の直前に無通信状態であるバスアイドルtbiがあったと判定された2つのメッセージmの受信間隔に基づいて、次にメッセージmを受信する時間を予測する。無通信状態であるバスアイドルtbiの直後にメッセージmを受信したときは、他のノード等の送信元が送信する他のメッセージmaによりメッセージmの送信に遅延が発生することがない。したがって、メッセージmの送信元の送信間隔と、受信側の受信間隔とが一致する。よって、伝送路の遅延に影響されずに、正確に次のメッセージmを受信する時間を予測することができる。
すなわち、図7に示すように、送信元のノード10が送信要求dを周期Tで周期的に出していたとしても、実際のネットワークNにはジッタJが存在する。ジッタJが発生した場合には、ネットワークN側に送出されるメッセージmが送信される周期は、T,Tといった送信要求dの周期Tとは異なるものとなる。そのため、実際の送信周期と予測した周期との間にズレが生じる可能性がある。そのため、従来は受信するタイミングを正確に予測できない。
一方、本実施形態では、無通信状態でネットワークNに何も送出されていない状態であるバスアイドルtbiの状態でメッセージmが最初に送られるタイミングを測定すると、ノード10が送信要求dを出した時刻と、実際のネットワークNへの送信時刻が一致する。そのため、正確に次のメッセージmを受信する時間を予測することができる。
また、本実施形態では、タイミング予測部31は、最後に受信したメッセージmの受信時間から、2つのメッセージmの受信間隔の自然数(n−1)分の一の時間が経過した時間を次にメッセージmを受信する時間と予測する。無通信状態の後に受信した2つのメッセージmは、メッセージmの送信には遅延が発生することがないため、その受信間隔は、送信元のメッセージmの送信周期の自然数(n−1)倍であると考えられる。そのため、タイミング予測部31は、最後に受信したメッセージmの受信時間から、2つのメッセージmの受信間隔の自然数(n−1)分の一の時間が経過した時間を次にメッセージmを受信するタイミングと予測することにより、正確に次のメッセージmを受信する時間を予測することができる。
また、本実施形態によれば、タイミング予測部31は、最初にメッセージmを受信してから次にメッセージmを受信するまでの間に、メッセージmと同一送信元から送信され特メッセージmと同一種別であると判定されたメッセージmの受信カウンタ(n−1)により、次にメッセージmを受信する時間を予測する。無通信状態の後に受信した2つのメッセージmは、メッセージmの送信には遅延が発生することがないため、その受信間隔は、送信元のメッセージmの送信周期の自然数(n−1)倍であると考えられる。さらに、2つのメッセージmの間に、メッセージmと同一送信元で同一種別のメッセージmをn回受信した場合、2つのメッセージmの間の時間をn+1で割った時間が当該メッセージmの送信周期Tであると考えられる。そのため、正確にメッセージmの送信周期Tを算出して、次のメッセージmを受信する時間を予測することができる。
また、本実施形態によれば、送信制御部32は、タイミング予測部31が予測した次にメッセージmを受信する時間以外の時間にメッセージMを送信するため、受信するメッセージmと送信するメッセージMとの衝突を避けることができる。
以下、本発明の第2実施形態について説明する。図8に示すように、本実施形態では、複数のバスB1〜B3により、物理的に階層化されたネットワークが形成される。バスB1にはECU101〜ECU103が接続され、バスB2にはECU104〜ECU106が接続され、バスB3にはECU107〜ECU109が接続されている。バスB1〜B3には、中継ECU111が接続されている。中継ECU111は第1実施形態のノード11と同様の機能を有する。
バスB1からバスB2へメッセージが送信され、バスB3からバスB2へメッセージが送信される場合、中継ECU111において、第1実施形態のノード11と同様にメッセージの受信タイミングを予測する。中継ECU111は、予測した受信タイミングに基づいて送信タイミングを制御する。
中継ECU111による送信タイミングの制御を行わない場合、バスB1とバスB3とからバスB2へ、一度に大量のメッセージが送信され、バスB2に接続されたECU104〜ECU106の受信処理の負荷が大きくなる可能性がある。そこで、本実施形態では、中継ECU111が予測したメッセージの受信タイミングに基づいてメッセージの送信タイミングを制御することができるため、バスB2に接続されたECU104〜ECU106の受信処理の負荷を分散させることができる。
以下、本発明の第3実施形態について説明する。本実施形態においては、CAN(Controller Area Network)バスであるバスBCにECU101〜ECU103が接続されている。本実施形態では、ECU101〜ECU103それぞれが第1実施形態のノード11と同様にメッセージの受信タイミングを予測する。また、ECU101〜ECU103それぞれが第1実施形態のノード11と同様に予測した受信タイミングに基づいてメッセージの送信タイミングを制御する。
各ECU101〜ECU103が送信タイミングを制御しない場合、各ECU101〜ECU103は非同期にメッセージを送信するため、メッセージの送信が集中する恐れがある。その場合、各メッセージの遅延が生じ、システムの制御性が悪化したり、各ECU101〜ECU103の受信処理の負荷が高くなり、システムの動作に悪影響を与える恐れがある。
一方、各ECU101〜ECU103が送信タイミングを制御した場合、各ECU101〜ECU103で送信タイミングの分散を行うことができ、メッセージの送信遅延が小さく抑えられたり、受信処理の負荷が均一化される。
尚、本発明は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
10,11…ノード、21…受信部、30…タイミング制御部、31…タイミング予測部、32…送信制御部、101〜109…ECU、111…中継ECU、m,m,M…メッセージ、N…ネットワーク、B1〜B3…バス、BC…CANバス。

Claims (9)

  1. ネットワークを経由して受信するメッセージの送信元及びネットワークを経由して受信するメッセージの種別を判定するメッセージ判定手段と、
    メッセージの受信の直前の前記ネットワークの無通信状態の有無を判定する無通信状態判定手段と、
    前記メッセージ判定手段により同一送信元から送信された同一種別のメッセージであると判定され、且つ前記無通信状態判定手段によりメッセージの受信の直前に前記ネットワークの無通信状態があったと判定された2つの特定メッセージの受信間隔に基づいて、次に前記特定メッセージを受信する時間を予測する受信時間予測手段と、
    を備えた通信制御装置。
  2. 前記受信時間予測手段は、最後に受信した前記特定メッセージの受信時間から、2つの前記特定メッセージの受信間隔の自然数N分の一の時間が経過した時間を次に前記特定メッセージを受信する時間と予測する、請求項1に記載の通信制御装置。
  3. 前記受信時間予測手段は、最初に前記特定メッセージを受信してから次に前記特定メッセージを受信するまでの間に、前記メッセージ判定手段により前記特定メッセージと同一送信元から送信され前記特定メッセージと同一種別であると判定されたメッセージの受信回数m+1を前記自然数Nとして、次に前記特定メッセージを受信する時間を予測する、請求項2に記載の通信制御装置。
  4. 前記受信時間予測手段が予測した次に前記特定メッセージを受信する時間以外の時間にメッセージを送信する送信制御手段をさらに備えた、請求項1〜3のいずれか1項に記載の通信制御装置。
  5. 請求項4に記載の通信制御装置をネットワーク上に含む通信システム。
  6. ネットワークを経由して受信するメッセージの送信元及びネットワークを経由して受信するメッセージの種別を判定するメッセージ判定工程と、
    メッセージの受信の直前の前記ネットワークの無通信状態の有無を判定する無通信状態判定工程と、
    メッセージ判定工程により同一送信元から送信された同一種別のメッセージであると判定され、且つ前記無通信状態判定工程によりメッセージの受信の直前に前記ネットワークの無通信状態があったと判定された2つの特定メッセージの受信間隔に基づいて、次に前記特定メッセージを受信する時間を予測する受信時間予測工程と、
    を含む通信制御方法。
  7. 前記受信時間予測工程は、最後に受信した前記特定メッセージの受信時間から、2つの前記特定メッセージの受信間隔の自然数N分の一の時間が経過した時間を次に前記特定メッセージを受信する時間と予測する、請求項6に記載の通信制御方法。
  8. 前記受信時間予測工程は、最初に前記特定メッセージを受信してから次に前記特定メッセージを受信するまでの間に、前記メッセージ判定工程により前記特定メッセージと同一送信元から送信され前記特定メッセージと同一種別であると判定されたメッセージの受信回数m+1を前記自然数Nとして、次に前記特定メッセージを受信する時間を予測する、請求項7に記載の通信制御方法。
  9. 前記受信時間予測工程で予測した次に前記特定メッセージを受信する時間以外の時間にメッセージを送信する送信制御工程をさらに含む、請求項6〜8のいずれか1項に記載の通信制御方法。
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