JP5486054B2 - パンクシーリング剤 - Google Patents

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Description

本発明は、タイヤパンク時に、タイヤホイールの空気バルブからパンクシーリング剤と高圧空気とを順次タイヤ内に注入する方式のパンク処置システムにおいて、シール液の低温での粘度を改善したパンクシーリング剤に関する。
パンクしたタイヤを応急的に補修する処置システムとして、タイヤのバルブコアを取り除いた後の空気バルブより、シーリング剤を注入し、注入後バルブコアを取り付けた後に高圧空気を注入し、走行可能な圧力までタイヤをポンプアップするもの(以下に分離型タイプという場合がある)及び、シーリング剤を収容した耐圧容器とコンプレッサーなどの高圧空気源とを用い、空気バルブをへてタイヤ内にシーリング剤を注入した後、引き続いて連続的に高圧空気を注入し、走行可能な圧力までタイヤをポンプアップするもの(以下に一体型タイプという場合がある)が知られている。このようなパンクシーリング剤として、特許文献1〜4に記載されているような天然ゴムラテックスに、樹脂系粘着剤及び凍結防止剤を配合したものが提案されている。
パンクシーリング剤は、幅広い温度で使用されるため、低温から高温までの範囲で注入性を確保する必要があり、特に低温でも粘度が上昇しないことが求められている。しかし、通常パンクシーリング剤の粘度は低温では大きく上昇し、注入が困難になったり、注入に時間がかかってしまう。そのため、低温での粘度上昇を抑える方法が求められている。一方、高温で粘度が上昇しバルブが詰まることを防止するためには、ラテックス、樹脂エマルジョン及び凍結防止剤だけの組み合わせだけでは、高温での使用時に空気バルブで凝固してしまい、所定の圧量まで上昇させることができない可能性もある。
特開2002−294214号公報 特開2001−198986号公報 特開2000−272022号公報 特許第4074073号明細書
本発明は、前記課題を解決し、低温での粘度を低下させ、低温での注入性を改善するとともに、優れた貯蔵安定性を有し、更に初期シール性能、シール保持性能にも優れたタイヤのパンクシーリング剤を提供することを目的とする。
本発明は、ゴムラテックスと1,3−プロパンジオールを含み、液体成分における1,3−プロパンジオールの比率が55〜61質量%であるタイヤのパンクシーリング剤に関する。
固形分が15〜30質量%であることが好ましい。
ゴムラテックスが天然ゴムラテックスであることが好ましい。
天然ゴムラテックスが脱タンパク質天然ゴムであることが好ましい。
さらに、粘着付与樹脂エマルジョンを含有することが好ましい。
さらに、ノニオン性界面活性剤を含有することが好ましい。
ノニオン性界面活性剤がポリオキシアルキレンアルキルエーテル及び/又はポリオキシアルキレンアルケニルエーテルであることが好ましい。
ノニオン性界面活性剤がエチレンオキサイド構造及び/又はプロピレンオキサイド構造を有することが好ましい。
エチレンオキサイド又はプロピレンオキサイドの平均付加モル数が10以上であることが好ましい。
ポリオキシアルキレンアルキルエーテルは、アルキル基の炭素数が10以上であることが好ましい。
ポリオキシアルキレンアルケニルエーテルは、アルケニル基の炭素数が10以上であることが好ましい。
ノニオン性界面活性剤がポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキシエチレンラウリルエーテル及びポリオキシエチレンオレイルエーテルからなる群より選択される少なくとも1種であることが好ましい。
ノニオン性界面活性剤のHLB値が12以上であることが好ましい。
本発明によれば、ゴムラテックスを含むタイヤのパンクシーリング剤に、1,3−プロパンジオールを配合し、液体成分における1,3−プロパンジオールの比率が55〜61質量%であるため、シーリング剤の凍結防止剤としてプロピレングリコールを用いた場合と同等の貯蔵安定性を示すとともに、低温特性を改善し、良好なバランスをもつパンクシーリング剤を提供できる。また、同時に、優れた初期シール性能、シール保持性能も得ることができる。
本発明のタイヤのパンクシーリング剤は、ゴムラテックスと1,3−プロパンジオールを含み、液体成分における1,3−プロパンジオールの比率が55〜61質量%である。
ゴムラテックスとしては、天然ゴムラテックス、合成ゴムラテックス等が挙げられる。なかでも、本発明では、パンクシーリング剤をバルブに詰まることなくタイヤ内に注入できること、走行により、速やかにパンク穴にパンクシーリング剤が入り込み、タイヤの変形による機械的刺激を受けて固まり、パンク穴を塞ぐこと(初期シール性能)、ある程度の走行距離までシール性が保持されること(シール保持性能)等の性能の観点から、天然ゴムラテックスを主成分とするパンクシーリング剤が好適に使用される。
特に、この天然ゴムラテックスから蛋白質を除去した所謂脱蛋白天然ゴムラテックスは、より少ないアンモニアで腐敗が抑えられるため、アンモニアに起因するスチールコードへの腐食損傷及び刺激臭の発生を防止するという観点からも、より好ましく使用できる。脱蛋白天然ゴムラテックスは、例えば、特開平10−217344号公報に記載のように、天然ゴムラテックスに蛋白分解酵素を添加して、蛋白質を分解させた後、洗浄することによって調製できる。
一方、合成ゴムラテックスとしては、更にブタジエンゴム、スチレン−ブタジエンゴム、アクリロニトリル−ブタジエンゴム、エチレン−酢酸ビニルゴム、クロロプレンゴム、ビニルピリジンゴム、ブチルゴム、これらの変性ゴムラテックスなどが挙げられる。天然ゴムラテックス、合成ゴムラテックスは、単独で用いてもよく、2種以上を併用してもよい。
なお、前記ゴムラテックスは、乳化剤である界面活性剤を少量含む水性媒体中に、ゴム固形分を微粒子状に乳化分散させたものであり、通常、ゴム固形分の占める割合を60質量%程度としたゴムラテックスが使用される。また、初期シール性能、シール保持性能の点から、パンクシーリング剤の全質量100質量%に対するゴムラテックス(ゴム固形分)の配合量Aを10〜40質量%の範囲とするのが好ましい。配合量Aの下限は20質量%以上がより好ましく、上限は35質量%以下がより好ましい。
本発明のパンクシーリング剤は、粘着付与剤を含むことが好ましい。粘着付与剤は、ゴムラテックスとタイヤとの接着性を高め、パンクシール性能を向上させるために用いられるものであり、例えば、乳化剤を少量含む水性媒体中に、粘着付与樹脂を微粒子状に乳化分散させた粘着付与樹脂エマルジョン(水中油滴型エマルジョン)を使用できる。粘着付与樹脂エマルジョンの固形分である粘着付与樹脂としては、前記ゴムラテックスを凝固させないもの、例えば、テルペン系樹脂、フェノール系樹脂、ロジン系樹脂が好ましく使用できる。他に好ましい樹脂としては、ポリビニルエステル、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリジンも挙げられる。
粘着付与樹脂(粘着付与剤の固形分)の配合量Bは、パンクシーリング剤の全質量100質量%に対し、2〜10質量%が好ましい。配合量Bの下限は4質量%以上がより好ましく、上限は7質量%以下がより好ましい。
なお、前記ゴム固形分の配合量Aが10質量%未満、及び粘着付与樹脂の配合量Bが2質量%未満では、パンクシール性能及びシール保持性能が不十分となるおそれがある。逆に各配合量A、Bがそれぞれ40質量%、及び10質量%を超えると、保管中にゴム粒子が凝集しやすくなるなど保管性能を損ねるとともに、粘度が上昇しパンクシーリング剤の空気バルブからの注入を難しくさせるおそれがある。従って、前記配合量A、Bの和(A+B(固形分))をパンクシーリング剤の全質量100質量%に対し15〜60質量%の範囲にすることが好ましい。配合量A+B(固形分)の下限は30質量%以上がより好ましく、上限は50質量%以下がより好ましい。
前記ゴムラテックスの乳化剤、及び粘着付与樹脂エマルジョンの乳化剤として、例えば、アニオン性界面活性剤、ノニオン性界面活性剤、カチオン性界面活性剤などの界面活性剤が好適に使用できる。この乳化剤の総配合量は、パンクシーリング剤の全質量100質量%に対して0.4〜2.0質量%程度である。
本発明では、凍結防止剤として、1,3−プロパンジオールが使用される。プロピレングリコール(1,2−プロパンジオール)に代えて1,3−プロパンジオールを使用することにより、低温での粘度上昇が抑制され、低温でのパンクシーリング剤の注入性を改善できる。このため、パンクシーリング剤の使用温度範囲を低温側へ拡大でき、一体型タイプのパンク処置システムにおいて、低温でもバルブコアからパンクシーリング剤、エアーを注入する場合に、バルブコアでの詰まりを防止できる。これは、1,3−プロパンジオールでは水酸基(−OH)が炭素原子の1及び3の位置に結合しているが、“1,2−”に比べて“1,3−” の方が双極子モーメントが小さくなるため、水素結合力が小さくなり、粘度を低下させることができると推察される。
また、パンクシーリング剤に凍結防止剤を添加した場合、ゴム粒子の安定性が悪化し、凝集してしまうことがあるが、本発明では、1,3−プロパンジオールを使用しているため、長期間保管した場合、ゴム粒子や粘着剤の粒子が表面付近で凝集してクリーム状物質に変質することを抑制でき、優れた保管性能(貯蔵安定性)が発揮される。よって、1,3−プロパンジオールの使用により、エチレングリコールを用いた場合の問題点(貯蔵安定性が悪い)、プロピレングリコールを用いた場合の問題点(低温特性が悪い)を解消でき、貯蔵安定性及び低温特性をバランス良く両立できる。このような効果は1,3−プロパンジオールを用いた場合に得られるものであり、凍結防止剤としてブタジオール等の他の化合物を用いた場合は増粘等の問題が生じる。
また、1,3−プロパンジオールの使用により、良好な凍結防止効果も得ることができる。更に、使用量も最小限に抑えられ、凍結防止剤によるパンクシール性能等の諸性能への悪影響を防止することもできる。
パンクシーリング剤の全質量100質量%に対する1,3−プロパンジオールの配合量Cは、30〜60質量%が好ましい。配合量Cが30質量%未満では、低温での粘度上昇が大きくなり、逆に60質量%を超えると、パンクシーリング剤中の固形分が少なくなり、パンクシーリング性が低下するおそれがある。配合量Cの下限は35質量%以上がより好ましく、上限は50質量%以下がより好ましい。
1,3−プロパンジオールの液体成分における配合量Dは、パンクシーリング剤の液体成分100質量%中、55〜61質量%である。配合量が55質量%未満の場合、又は61質量%を超える場合には、低温粘度の上昇が大きくなるおそれがある。配合量Dの下限は56質量%以上がより好ましく、上限は60質量%以下がより好ましい。パンクシーリング剤の液体成分とは、シーリング剤において固形の状態で存在する固形分以外の成分である。たとえば、ゴムラテックス中の水、粘着付与剤ラテックス中の水、1,3−プロパンジオールなどの凍結防止剤などのほかに、そのもの単独では固体であっても、液体成分に完全に溶解しているような界面活性剤なども含まれる。
本発明のパンクシーリング剤は、さらに、ノニオン性界面活性剤を含むことが好ましい。天然ゴムラテックス及び粘着付与剤に1,3−プロパンジオールを配合したパンクシーリング剤では、高温での使用時に詰まりが生じることがある。この高温での詰まりは、シーリング剤の注入に続く高圧空気の注入中に、ボトルやホースの内壁に付着したシーリング剤が暖かい空気に接して乾燥、ゴム化して流路の狭い部分(バルブコア、弁軸押し)に蓄積し、流路が詰まることによって生じる。本発明では、更にノニオン性界面活性剤を添加することにより、高温での注入性を改善し、高温での詰まりを防止できる。これは、アニオン性界面活性剤のイオン斥力により分散している天然ゴム粒子にノニオン性界面活性剤を吸着させることによって、粒子近傍の粒子間ポテンシャルエネルギーを上昇できるため、熱安定性が改善されたものと推察される。このような効果はノニオン性界面活性剤を用いた場合に発揮され、カチオン性界面活性剤、アニオン性界面活性剤を添加した場合は、シーリング剤の増粘がみられる。
また、ノニオン性界面活性剤を使用していることから、優れた初期シール性能、シール保持性能、貯蔵安定性も得られる。
ノニオン性界面活性剤としては、ポリオキシアルキレンアルキルエーテル及び/又はポリオキシアルキレンアルケニルエーテルが好ましい。この場合、高温注入性を効果的に改善できる。
ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンアルケニルエーテル等のノニオン性界面活性剤は、エチレンオキサイド構造及び/又はプロピレンオキサイド構造を有することが好ましい。親水基として、エチレンオキサイド構造及び/又はプロピレンオキサイド構造を有するものは、1,3−プロパンジオールとの相溶性を高めることができる。なかでも、エチレンオキサイド構造を有するものが好ましい。また、エチレンオキサイド構造及び/又はプロピレンオキサイド構造を有するノニオン性界面活性剤では、エチレンオキサイド(EO)及びプロピレンオキサイド(PO)の平均付加モル数(EO及びPOの平均付加モル数の合計)が10以上であることが好ましく、13以上であることがより好ましい。また、該平均付加モル数は、好ましくは80以下、より好ましくは60以下、更に好ましくは40以下である。この場合、相溶性が高められ、高温注入性を改善できる。
また、ポリオキシアルキレンアルキルエーテルにおけるアルキル基の炭素数、ポリオキシアルキレンアルケニルエーテルにおけるアルケニル基の炭素数は、10以上であることが好ましく、12以上であることがより好ましい。また、該炭素数は、好ましくは20以下、より好ましくは18以下である。この場合、高温注入性を効果的に改善できる。
ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンアルケニルエーテルとしては、下記式(1)で表される化合物が挙げられる。該化合物の使用により、高温注入性を改善するとともに、優れた初期シール性能、シール保持性能、貯蔵安定性も得られる。
−O−(AO)−H (1)
(式(1)において、Rは炭素数4〜24のアルキル基又は炭素数4〜24のアルケニル基を表す。平均付加モル数nは1〜80を表す。AOは同一又は異なって炭素数2〜4のオキシアルキレン基を表す。)
の炭素数は、好ましくは8以上、より好ましくは10以上、更に好ましくは12以上である。またRの炭素数は、好ましくは22以下、より好ましくは20以下、更に好ましくは18以下である。
nは、好ましくは10以上、より好ましくは13以上である。またnは、好ましくは60以下、より好ましくは50以下、更に好ましくは40以下である。
AOは、好ましくは炭素数2〜3のオキシアルキレン基(オキシエチレン基(EO)、オキシプロピレン基(PO))である。(AO)が2種以上のオキシアルキレン基を含む場合、オキシアルキレン基の配列はブロックでもランダムでもよい。R、nが上記範囲である場合やAOがEO、POである場合、本発明の効果が良好に発揮される。
ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンアルケニルエーテルとしては、下記式(2)で表される化合物が好適に使用される。
−O−(EO)(PO)−H (2)
(式(2)において、Rは炭素数8〜22のアルキル基又は炭素数8〜22のアルケニル基を表す。EOはオキシエチレン基、POはオキシプロピレン基を表す。平均付加モル数xは1〜60、平均付加モル数yは0〜20である。)
の炭素数の好ましい数値範囲は、上記Rと同様である。Rは直鎖状又は分岐状のいずれであってもよいが、直鎖状のアルキル基又はアルケニル基が好ましい。xは、好ましくは10以上、より好ましくは13以上である。またxは、好ましくは50以下、より好ましくは40以下である。yは、好ましくは10以下、より好ましくは4.5以下、更に好ましくは2.0以下である。また、yは0であってもよい。R、x、yが上記範囲である場合、本発明の効果が良好に発揮される。
EOとPOの配列はブロックでもランダムでもよい。EOとPOの配列がブロックである場合、EOのブロックの数、POのブロックの数は、各平均付加モル数が上記範囲内である限り、それぞれ1個でも2個以上でもよい。また、EOからなるブロックの数が2個以上である場合、各ブロックにおけるEOの繰り返し数は、同一でも異なってもよい。POのブロックの数が2個以上である場合も、各ブロックにおけるPOの繰り返し数は、同一でも異なってもよい。EOとPOの配列がランダムである場合は、各平均付加モル数が上記範囲内である限り、EOとPOとが交互に配列されても無秩序に配置されてもよい。
本発明におけるノニオン性界面活性剤としては、高温注入性の点から、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンアルケニルエーテル(例えば、式(2)のy=0の化合物)が好適に使用される。この場合、好ましいEOの平均付加モル数、アルキル基、アルケニル基は、上記と同様である。
ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンアルケニルエーテルとしては、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンミリスチルエーテル、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンステアリルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンオレイルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンセチルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンミリスチルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンラウリルエーテル等が挙げられる。なかでも、高温注入性の点から、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリオキシエチレンラウリルエーテルが好ましい。
ポリオキシアルキレンアルキルエーテル、ポリオキシアルキレンアルケニルエーテル等のノニオン性界面活性剤のHLB値(グリフィン法で算出)は、好ましくは12以上、より好ましくは13以上である。また、該HLB値は、好ましくは19以下、より好ましくは17以下である。この場合、相溶性が高められ、高温での安定性が改善されるため、保管性能や高温注入性が改善され、また、優れたパンクシール性能、シール保持性能、低温特性も得られる。
ノニオン性界面活性剤の市販品としては、エマルゲン320P(式(2):R=ステアリル基、x=13、y=0)、エマルゲン420(式(2):R=オレイル基、x=20、y=0)、エマルゲン430(式(2):R=オレイル基、x=30、y=0)、エマルゲン150(式(2):R=ラウリル基、x=40、y=0)、エマルゲン109P(式(2):R=ラウリル基、x=9、y=0)、エマルゲン120(式(2):R=ラウリル基、x=12、y=0)、エマルゲン220(式(2):R=セチル基、x=12、y=0)等が挙げられる(いずれも花王(株)製)。
パンクシーリング剤の全質量100質量%に対するノニオン性界面活性剤の配合量Dは、1〜12質量%が好ましい。配合量Dが1質量%未満では、高温での詰まり防止効果が不十分となるおそれがある。逆に12質量%を超えると、シール性が不十分となり、また室温での粘度が上昇してしまうおそれもある。配合量Dの下限は1.5質量%以上がより好ましく、上限は10質量%以下がより好ましい。
パンクシーリング剤に含まれる界面活性剤100質量%に対するノニオン性界面活性剤の配合量D′は、好ましくは30質量%以上、より好ましくは40質量%以上である。これにより、高温注入性を効果的に改善できる。
また、凍結温度の低温度化と低温での粘性の上昇抑制効果とをバランス良く確保し、使用温度範囲を低温側に拡げる点、高温注入性を高める点、シーリング剤の安定性を確保する点から、前記配合量C、Dの和(C+D)をパンクシーリング剤の全質量100質量%に対して34〜65質量%にすることが好ましい。配合量C+Dの下限は36質量%以上がより好ましく、上限は62質量%以下がより好ましい。
本発明のパンクシーリング剤は、本発明の効果を阻害しない範囲で、他の成分を更に配合してもよい。本発明のパンクシーリング剤は、一般的な方法で製造される。すなわち、前記各成分等を公知の方法により混合すること等により製造できる。
実施例に基づいて、本発明を具体的に説明するが、本発明はこれらのみに限定されるものではない。
製造例1
フィールドラテックス(固形分30質量%)に細菌由来の蛋白分解酵素を加えて、40℃で24時間放置し、蛋白分解を行ったフィールドラテックスを得た。このフィールドラテックスを特許第3350593号明細書に記載の方法に従い、回転平膜分離装置にて精製処理を行って、固形分が60質量%になるまで濃縮して脱蛋白天然ゴムラテックスを得た。
参考例1〜14、24、実施例1523、25〜28及び比較例1〜11
市販の天然ゴムラテックス(マレーシア産のHA型天然ゴムラテックス:ゴム固形分60質量%)、製造例1で調製した脱蛋白天然ゴムラテックス、カルボキシ変性スチレン−ブタジエンゴム(SBR)ラテックス、カルボキシ変性スチレン−ブタジエンゴム(SBR)ラテックス、又は、ブタジエンゴム(BR)ラテックスを用い、表1〜4の仕様に基づいて、パンクシーリング剤を作製した。
なお、カルボキシ変性スチレン−ブタジエンゴム(SBR)ラテックス、ブタジエンゴム(BR)ラテックス、粘着付与剤は、以下のものを使用した。
カルボキシ変性SBRラテックス:Nipol LX426(日本ゼオン社製、固形分:約50質量%)
BRラテックス:Nipol LX111 A2(日本ゼオン社製、固形分:約50質量%)
粘着付与剤:テルペン樹脂の乳化液(固形分:約50質量%)
界面活性剤は、以下のものを使用した。
エマルゲン320P:ポリオキシエチレンステアリルエーテル(式(2)、R=ステアリル基、x=13、y=0、HLB値=13.9、花王(株)製)
エマルゲン420:ポリオキシエチレンオレイルエーテル(式(2)、R=オレイル基、x=20、y=0、HLB値=13.6、花王(株)製)
エマルゲン430:ポリオキシエチレンオレイルエーテル(式(2)、R=オレイル基、x=30、y=0、HLB値=16.2、花王(株)製)
エマルゲン150:ポリオキシエチレンラウリルエーテル(式(2)、R=ラウリル基、x=40、y=0、HLB値=18.4、花王(株)製)
エマール270J:ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸ナトリウム(花王(株)製)
エマール2FG:ラウリル硫酸ナトリウム(花王(株)製)
得られた各パンクシーリング剤について、パンクシール性能、シール保持性能、保管性能(貯蔵安定性)、低温粘度(−40℃)、及び高温注入性を下記方法にて評価し、結果を表1〜4に示した。
(1)パンクシール性能:
タイヤサイズ185/65R14のタイヤに、直径4.0mmの釘で穴を開け、釘を抜いた後、500mlのパンクシーリング剤を注入し、かつエアーを200kPaまで昇圧した。その後、ドラム上で荷重(3.5kN)にて10分間走行した後、パンク穴が塞がったか否かを、○、×の2段階で評価した。
(2)シール保持性能:
前記タイヤを用い、シールされてから100km走行するまでにパンク穴からエアー漏れがあったかどうかを測定したものであり、エアー漏れなし…○、エアー漏れあり…×、の2段階で評価した。
(3)保管性能(貯蔵安定性):
作製したパンクシーリング剤の500mlを、ボトル状の容器内に収容するとともに、80℃のオーブン内に2ヶ月間、静置状態で保管した後のクリーム状物質の生成量を測定し、パンクシーリング剤全体に対する質量比(%)で示した。
(4)低温粘度(−40℃):
B型粘度計(ブルックフィールド粘度計)を用い、−40℃のパンクシーリング剤の粘度を測定した。
(5)高温注入性:
50℃の雰囲気下で一体型タイプのパンク処置システムを用いて、パンクシーリング剤の注入を行い、タイヤの圧力が所定圧まで上昇するかどうかで判断し、上昇したもの…○、上昇しなかったもの…×、の2段階で評価した。
Figure 0005486054
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表1〜2のとおり、凍結防止剤としてエチレングリコールを用いた比較例9では保管性能に劣り、1,3−プロパンジオールを使用した場合でもその比率が55質量%未満、或いは61質量%を超える場合には、低温粘度が高く低温特性に劣っている。これに対し、1,3−プロパンジオールの比率が55%以上61%以下である参考例1〜14のパンクシーリング剤は、これら両特性に優れていた。また、パンクシール性能およびシール保持性能にも優れていた。
Figure 0005486054
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表3〜4のとおり、1,3−プロパンジオールの比率が55〜61質量%であり、さらにノニオン性界面活性剤を含む実施例15〜23では、パンクシール性能、シール保持性能、保管性能を確保しながら、低温粘度を大幅に低下でき、更に高温注入性も良好であった。よって、一体型タイプを低温から高温までの広い温度範囲で好適に使用できる。

Claims (12)

  1. ゴムラテックス1,3−プロパンジオールおよびノニオン性界面活性剤を含み、
    液体成分における1,3−プロパンジオールの比率が58.5〜61質量%であるタイヤのパンクシーリング剤。
  2. 固形分が15〜30質量%である請求項1に記載のタイヤのパンクシーリング剤。
  3. ゴムラテックスが天然ゴムラテックスである請求項1又は2に記載のタイヤのパンクシーリング剤。
  4. 天然ゴムラテックスが脱タンパク質天然ゴムである請求項3に記載のタイヤのパンクシーリング剤。
  5. さらに、粘着付与樹脂エマルジョンを含有する請求項1〜4のいずれかに記載のタイヤのパンクシーリング剤。
  6. ノニオン性界面活性剤がポリオキシアルキレンアルキルエーテル及び/又はポリオキシアルキレンアルケニルエーテルである請求項1〜5のいずれかに記載のタイヤのパンクシーリング剤。
  7. ノニオン性界面活性剤がエチレンオキサイド構造及び/又はプロピレンオキサイド構造を有する、請求項1〜6のいずれかに記載のタイヤのパンクシーリング剤。
  8. エチレンオキサイド又はプロピレンオキサイドの平均付加モル数が10以上である請求項に記載のタイヤのパンクシーリング剤。
  9. ポリオキシアルキレンアルキルエーテルは、アルキル基の炭素数が10以上である請求項のいずれかに記載のタイヤのパンクシーリング剤。
  10. ポリオキシアルキレンアルケニルエーテルは、アルケニル基の炭素数が10以上である請求項のいずれかに記載のタイヤのパンクシーリング剤。
  11. ノニオン性界面活性剤がポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキシエチレンラウリルエーテル及びポリオキシエチレンオレイルエーテルからなる群より選択される少なくとも1種である請求項10のいずれかに記載のタイヤのパンクシーリング剤。
  12. ノニオン性界面活性剤のHLB値が12以上である請求項11のいずれかに記載のタイヤのパンクシーリング剤。
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