JP5485522B2 - 乳化組成物 - Google Patents

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本発明は、黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)の皮膚への付着抑制効果及び保湿効果を有し、皮膚の乾燥に起因する症状、及び/又は皮膚の乾燥に起因する症状を示す疾患(特に、アトピー性皮膚炎等)に対する治療、予防又は改善用として有用な、ワセリン、レシチン、グリセリン、及び吉草酸酢酸プレドニゾロンを含有する乳化組成物に関するものである
アトピー性皮膚炎患者の皮膚病変部からは、高率・高濃度に病原菌である黄色ブドウ球菌が検出されることから、古くから黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)のアトピー性皮膚炎への関与が強く示唆されてきた。今日、アトピー性皮膚炎は社会問題の1つでもあることから、その皮膚病変部における黄色ブドウ球菌の存在意義解明のための検討が精力的に行われているが、今なお不明な点も多い。しかしながら、アトピー性皮膚炎において黄色ブドウ球菌が皮膚病変部から高率・高濃度に検出されるという事実は、黄色ブドウ球菌がアトピー性皮膚炎の病変形成やその増悪に深く関与していることを示すものである。従って、アトピー性皮膚炎患者の皮膚表面の状態改善を図ることを目的とした黄色ブドウ球菌への対処法が種々提案されている。
例えば、特許文献1には、グルコオリゴ糖が、黄色ブドウ球菌の皮膚表面への付着抑制効果を有することや、グルコオリゴ糖を含有する皮膚外用剤又は皮膚化粧料が、アトピー性皮膚炎患者の皮膚表面の状態改善を図ることができ有用であること等が開示されている。
ところで、吉草酸酢酸プレドニゾロンはステロイドの効力ランク分類ではランクIII(strong)に分類され、局所で優れた抗炎症作用を示す一方、血中に吸収後は速やかに活性の低い化合物に代謝されるアンテドラッグで、比較的副作用の少ない安全性の高い薬剤である。この吉草酸酢酸プレドニゾロンを含有する皮膚外用剤が知られているが(特許文献2〜3参照)、当該皮膚外用剤の黄色ブドウ球菌の皮膚への付着抑制効果については一切記載も示唆もなされておらず、さらに当該皮膚外用剤の保湿効果やアトピー性皮膚炎等に対する治療効果、痒み低減効果等も明らかではない。
特開2005−2087号公報 特開2005−350379号公報 特開2005−32057号公報
黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)の皮膚への付着抑制効果と保湿効果を有し、皮膚の乾燥に起因する症状、及び/又は皮膚の乾燥に起因する症状を示す疾患(特に、アトピー性皮膚炎等)に対する治療、予防又は改善用として有用な乳化組成物を提供することを目的とする。さらに、本発明は痒み低減効果を有する乳化組成物を提供することも目的とする。
本発明者らは、ワセリン、レシチン、グリセリン、及び吉草酸酢酸プレドニゾロンを含有する乳化組成物が、黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)の皮膚への付着抑制効果と優れた保湿効果を有すること、さらには当該乳化組成物が、皮膚の乾燥に起因する症状、及び/又は皮膚の乾燥に起因する症状を示す疾患(特に、アトピー性皮膚炎等)の治療、予防又は改善用として有用であることを見出し、さらに当該乳化組成物が、痒み低減効果を有することも見出し、本発明を完成するに至った。
従って、本発明は以下を提供する。
[1](A)ワセリン、
(B)レシチン、
(C)グリセリン、及び
(D)吉草酸酢酸プレドニゾロン
を含有する乳化組成物。
[2](A)ワセリンの含有量が、乳化組成物全量に対して10〜30重量%である、上記[1]に記載の乳化組成物。
[3](C)グリセリンの含有量が、乳化組成物全量に対して10〜20重量%である、上記[1]又は[2]に記載の乳化組成物。
[4]さらに、水溶性高分子を含有する、上記[1]〜[3]のいずれかに記載の乳化組成物。
[5]水溶性高分子が、セルロース系高分子、ビニル系高分子、アクリル酸系高分子、植物系高分子、微生物系高分子、リン脂質極性基を有する高分子、及びムコ多糖類からなる群より選択される一種以上である、上記[4]に記載の乳化組成物。
[6]さらに、非ステロイド性抗炎症剤、ビタミン類、美白剤、抗シワ剤、消炎鎮痛剤、抗真菌剤、ステロイド剤、育毛剤、痩身剤、局所麻酔剤、鎮痒剤、抗菌剤、抗ウイルス剤、角質軟化剤、保湿剤、収斂剤、抗酸化剤、発毛抑制剤、紫外線吸収剤、及び紫外線散乱剤からなる群より選択される1種以上を含有する、上記[1]〜[5]のいずれかに記載の乳化組成物。
[7]さらに、非ステロイド性抗炎症剤、局所麻酔剤、鎮痒剤及び保湿剤からなる群より選択される少なくとも1種の有効成分を含有することを特徴とする、上記[1]〜[5]のいずれかに記載の乳化組成物。
[8]黄色ブドウ球菌の皮膚への付着抑制に使用されることを特徴とする、上記[1]〜[7]のいずれかに記載の乳化組成物。
[9]皮膚の乾燥に起因する症状、及び/又は皮膚の乾燥に起因する症状を示す疾患の治療、予防又は改善に使用されることを特徴とする、上記[1]〜[7]のいずれかに記載の乳化組成物。
10]アトピー性皮膚炎の治療、予防又は改善に使用されることを特徴とする、上記[1]〜[6]のいずれかに記載の乳化組成物。
本発明により、黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus)の皮膚への付着抑制効果と優れた保湿効果を有し、かつ皮膚の乾燥に起因する症状、及び/又は皮膚の乾燥に起因する症状を示す疾患(特に、アトピー性皮膚炎等)の治療、予防又は改善用として有用である、ワセリン、レシチン、グリセリン、及び吉草酸酢酸プレドニゾロンを含有する新規組成物が提供される。
本発明の組成物は、保湿性に優れるので、皮膚の乾燥に起因する症状、及び/又は皮膚の乾燥に起因する症状を示す疾患(特に、アトピー性皮膚炎等)の治療、予防又は改善のための組成物等として有用である。また、本発明の組成物は優れた痒み低減効果も有するので、痒み低減のための組成物等としても有用である。
以下、本発明を詳細に説明する。なお、本明細書中において使用される用語は、特に他に言及しない限り、当該分野で通常用いられる意味で用いられていることが理解されるべきである。
本発明に用いるワセリンは、炭化水素類の混合物を精製して得られる半固形状のものであり、医薬品、医薬部外品、化粧品で通常用いられているものであれば特に制限されず用いることができる。
本発明においては、黄色ワセリン、白色ワセリンのいずれを用いてもよいが、低刺激性等の観点から、不純物含量が低い白色ワセリンが好ましい。
本発明におけるワセリンの配合量は、本発明の効果を奏する限り特に制限されないが、乳化組成物全体(100重量%)に対して、通常10〜30重量%、好ましくは12〜27重量%、特に好ましくは15〜25重量%である。本発明におけるワセリンの配合量が10重量%未満では、閉塞性(水分蒸散量の低減性)が劣り、30重量%を超えると使用感に劣るばかりか、期待した閉塞性(水分蒸散量の低減性)も得られず好ましくない。
本発明に用いるレシチンは、ホスファチジルコリン、ホスファチジルエタノールアミン、ホスファチジルセリン、ホスファチジルイノシトールなどのリン脂質と、トリグリセリド、脂肪酸、植物油からの炭水化物などの成分との混合物であり、その組成と物理的性質は、起源、精製度合い、化学処理等により大きく異なるが、医薬品、医薬部外品、化粧品で通常用いられているものであれば特に制限されず用いることができる。
また本発明に用いるレシチンは、動植物由来の天然レシチン(例えば、大豆レシチン、卵黄レシチン等)であってもよいし、天然レシチンを化学処理して得られたレシチンや、天然レシチンをアセトン等の溶剤で精製することにより、ホスファチジルコリンの含有量を高めたレシチンであってもよい。なお、本発明に用いるレシチン中のホスファチジルコリンの含有量は特に制限されない。
天然レシチンを化学処理して得られたレシチンとしては、例えば、水素添加処理により得られた水素添加レシチン(例えば、完全水素添加レシチンや部分水素添加レシチン)、水酸化処理により得られた水酸化レシチン等が挙げられる。さらに、本発明に用いるレシチンは、前記天然レシチンや化学処理レシチンのリゾ体であってもよい。ただし、リゾ体は酸化され易いため、リゾ体を使用すると本発明の乳化組成物の保存安定性が低下し、刺激性が生じる可能性があるので、レシチンはリゾ体でないものが好ましい。
これらのレシチンは、1種単独で又は2種以上を組み合わせて使用できる。
本発明に用いるレシチンの具体例としては、大豆レシチン、卵黄レシチン、精製大豆レシチン、精製卵黄レシチン、水素添加大豆レシチン、卵黄リゾホスファチジルコリン、大豆リゾリン脂質などが挙げられる。
本発明におけるレシチンの配合量は、本発明の効果を奏する限り特に制限されないが、乳化組成物全体に対して、通常0.1〜5重量%、好ましくは0.5〜3重量%、特に好ましくは1.2〜2重量%である。0.1重量%未満では乳化が困難となる傾向があり、5重量%を超えると臭いや着色が生じることがある。
さらに本発明におけるレシチンの配合量は、本発明の乳化組成物の乳化安定性及び使用感の観点から、ワセリン100重量%に対して5〜30重量%であることが好ましく、10〜20重量%であることがより好ましい。
本発明に用いるグリセリンは、医薬品、医薬部外品、化粧品で通常用いられているものであれば特に制限されず用いることができる。
本発明におけるグリセリンの配合量は、本発明の効果を奏する限り特に制限されないが、乳化組成物全体に対して、通常1〜30重量%、好ましくは5〜25重量%、特に好ましくは10〜20重量%である。1重量%未満では保湿効果が不十分である場合があり、30重量%を超えるとべたつき感が高まる傾向にある。
さらに本発明におけるグリセリンの配合量は、本発明の乳化組成物の保湿効果の観点から、ワセリン100重量%に対して20〜200重量%であることが好ましく、30〜150重量%であることがより好ましい。
本発明に用いる吉草酸酢酸プレドニゾロン〔以下、単に「PVA」と称することもある〕は公知化合物であり、医薬品、医薬部外品で通常用いられているものであれば特に制限されず用いることができる。
吉草酸酢酸プレドニゾロンは、公知の方法により合成してもよく、或いは市販品として入手することもできる。
本発明における吉草酸酢酸プレドニゾロンの配合量は、本発明の効果を奏する限り特に制限されないが、乳化組成物全体に対して、通常0.03〜0.3重量%、好ましくは0.15〜0.3重量%である。0.03重量%未満では本発明の効果が十分に発揮されず、0.3重量%を超えると副作用の問題が生じる場合がある。
本発明の乳化組成物は、その乳化安定性と使用感の観点から、水溶性高分子を含有することが好ましい。
本発明に用いる水溶性高分子は、医薬品、医薬部外品、化粧品で通常用いられているものであれば特に制限されず用いることができる。
また、水溶性高分子は塩の形態であってもよい。水溶性高分子の塩としては、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属塩;マグネシウム、カルシウム等のアルカリ土類金属塩;等が挙げられる。
本発明に用いる水溶性高分子の具体例としては、
メチルセルロース、エチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシエチルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カルメロースナトリウム、ステアロキシヒドロキシプロピルメチルセルロース等のセルロース系高分子;
ポリビニルアルコール(部分けん化物)、ポリビニルピロリドン、ポリエチレングリコール、カルボキシビニルポリマー、ポリビニルメチルエーテル、N−アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム・ビニルピロリドン共重合体等のビニル系高分子;
ポリアクリル酸ナトリウム、ポリアクリル酸部分中和物、アクリル酸・メタクリル酸アルキルエステル共重合体(例えば、Pemulen(登録商標)等)等のアクリル酸系高分子;
アラビアガム、トラガントガム、ガラクタン、グアーガム、ペクチン、カラギーナン、アルギン酸、アルギン酸ナトリウム、アルギン酸プロピレングリコールエステル等の植物系高分子;
キサンタンガム、デキストラン、プルラン等の微生物系高分子;
コンドロイチン硫酸、コンドロイチン硫酸ナトリウム、ヒアルロン酸、ヒアルロン酸ナトリウム等のムコ多糖類;
MPCポリマー(例えば、LIPIDURE(登録商標)等)等のリン脂質極性基を有する高分子;
等が挙げられる。これらの水溶性高分子は、1種単独で又は2種以上を組み合わせて使用できる。
本発明に用いる水溶性高分子としては、
ポリビニルアルコール(部分けん化物)、ポリビニルピロリドン、ポリエチレングリコール、カルボキシビニルポリマー、ポリビニルメチルエーテル、N−アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム・ビニルピロリドン共重合体;
ポリアクリル酸ナトリウム、ポリアクリル酸部分中和物、アクリル酸・メタクリル酸アルキルエステル共重合体(例えば、Pemulen(登録商標)等);
アラビアガム、トラガントガム、ガラクタン、グアーガム、ペクチン、カラギーナン、アルギン酸、アルギン酸ナトリウム;
キサンタンガム、デキストラン、プルラン;
コンドロイチン硫酸、コンドロイチン硫酸ナトリウム、ヒアルロン酸、ヒアルロン酸ナトリウム;
等が好ましく、カルボキシビニルポリマー、アクリル酸・メタクリル酸アルキルエステル共重合体(例えば、Pemulen(登録商標)等)、アルギン酸プロピレングリコールエステル、キサンタンガム、ヒアルロン酸、ヒアルロン酸ナトリウム等が特に好ましい。
本発明における水溶性高分子の配合量は、本発明の効果を奏する限り特に制限されないが、乳化組成物全体に対して、通常0.0001〜5重量%、好ましくは0.001〜3重量%、より好ましくは0.01〜3重量%、特に好ましくは0.01〜1重量%である。
さらに本発明における水溶性高分子の配合量は、本発明の乳化組成物の乳化安定性及び使用感の観点から、ワセリン100重量%に対して0.1〜10重量%であることが好ましく、1〜7重量%であることがより好ましく、2〜4重量%であることが特に好ましい。
本発明の乳化組成物は、さらに水を含有していてもよい。本発明における水の配合量は、本発明の効果を奏する限り特に制限されないが、乳化組成物全体に対して、通常40〜75重量%、好ましくは60〜75重量%、特に好ましくは60〜70重量%である。
さらに本発明における水の配合量は、本発明の乳化組成物の乳化安定性及び使用感の観点から、ワセリン100重量%に対して250〜550重量%であることが好ましく、400〜500重量%であることがより好ましい。
本発明の乳化組成物には、該組成物に所望の効果を持たせるため、さらに有効成分を配合することができる。本発明において有効成分とは、薬理活性成分や生理活性成分など皮膚に対して有用な効果を有する成分で、特に制限されないが、例えば、非ステロイド性抗炎症剤、ビタミン類、美白剤、抗シワ剤、消炎鎮痛剤、抗真菌剤、ステロイド剤、育毛剤、痩身剤、局所麻酔剤、鎮痒剤、抗菌剤、抗ウイルス剤、角質軟化剤、保湿剤、収斂剤、抗酸化剤、発毛抑制剤、紫外線吸収剤、紫外線散乱剤等が挙げられる。これらの成分は1種単独でまたは2種以上を組み合わせて用いることができる。
またこれら成分の配合量は、本発明の効果を奏すれば特に制限されないが、薬学上許容される上限配合量を限度に適宜選択使用することができる。
具体的には次の成分が例示できる。
非ステロイド性抗炎症剤:カンゾウ抽出物、グリチルリチン酸、グリチルリチン酸二カリウム、グリチルリチン酸モノアンモニウム等のグリチルリチン酸誘導体;グリチルレチン酸又はその誘導体;アラントイン又はその誘導体;インドメタシン;イブプロフェン;イブプロフェンピコノール;ブフェキサマク;フルフェナム酸ブチル;ベンダザック;ピロキシカム;ケトプロフェン;フェルビナク;サリチル酸メチル又はサリチル酸グリコール等のサリチル酸誘導体;メントール;カンフルなど。
ビタミン類:レチノール、酢酸レチノール、パルミチン酸レチノール、レチナール、レチノイン酸、レチノイン酸メチル、レチノイン酸エチル、レチノイン酸レチノール、ビタミンA脂肪酸エステル、d−δ−トコフェリルレチノエート、α−トコフェリルレチノエート、β−トコフェリルレチノエート等のビタミンA類;
β−カロチン、α−カロチン、γ−カロチン、δ−カロチン、リコピン、ゼアキサンチン、クリプトキサンチン、エキネノン等のプロビタミンA類;
α−トコフェロール、β−トコフェロール、δ−トコフェロール、酢酸トコフェロール、コハク酸dl−α−トコフェロール、コハク酸dl−α−トコフェロールカルシウム等のビタミンE類;
リボフラビン、フラビンモノヌクレオチド、フラビンアデニンジヌクレオチド、リボフラビン酪酸エステル、リボフラビンテトラ酪酸エステル、リボフラビン5’−リン酸エステルナトリウム、リボフラビンテトラニコチン酸エステル等のビタミンB2類;
ニコチン酸メチル、ニコチン酸、ニコチン酸アミドなどのニコチン酸類;
アスコルビン酸ステアリン酸エステル、ジパルミチン酸L−アスコルビル、テトライソパルミチン酸アスコルビル、アスコルビン酸、アスコルビン酸ナトリウム、デヒドロアスコルビン酸、アスコルビン酸リン酸エステルナトリウム、アスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム、アスコルビン酸リン酸マグネシウム塩、アスコルビン酸リン酸ナトリウム塩、アスコルビン酸グルコシドなどのビタミンC類;
メチルヘスペリジン、エルゴカルシフェロール、コレカルシフェロールなどのビタミンD類;
フィロキノン、ファルノキノン等のビタミンK類;
γ−オリザノール、ジベンゾイルチアミン、ジベンゾイルチアミン塩酸塩、チアミン塩酸塩、チアミンセチル塩酸塩、チアミンチオシアン酸塩、チアミンラウリル塩酸塩、チアミン硝酸塩、チアミンモノリン酸塩、チアミンリジン塩、チアミントリリン酸塩、チアミンモノリン酸エステルリン酸塩、チアミンモノリン酸エステル、チアミンジリン酸エステル、チアミンジリン酸エステル塩酸塩、チアミントリリン酸エステル、チアミントリリン酸エステルモノリン酸塩等のビタミンB1類;
塩酸ピリドキシン、酢酸ピリドキシン、塩酸ピリドキサール、5’−リン酸ピリドキサール、塩酸ピリドキサミン等のビタミンB6類;
シアノコバラミン、ヒドロキソコバラミン、デオキシアデノシルコバラミン等のビタミンB12類;
葉酸、プテロイルグルタミン酸等の葉酸類;
パントテン酸、パントテン酸カルシウム、パントテニルアルコール(パンテノール)、D−パンテサイン、D−パンテチン、補酵素A、パントテニルエチルエーテル等のパントテン酸類;
ビオチン、ビオチシン等のビオチン類;
カルニチン、フェルラ酸、α−リポ酸、オロット酸等のビタミン様作用因子など。
美白剤:プラセンタ;アルブチン;システイン;エラグ酸;コウジ酸;フィチン酸;ルシノール;ハイドロキノン;イリス(アイリス)、アーモンド、アロエ、イチョウ、ウーロン茶、エイジツ、オウゴン、オウレン、オトギリソウ、オドリコソウ、海藻、カッコン、カミツレ、カンゾウ、クチナシ、クジン、コムギ、コメ、コメハイガ、オリザノール、コメヌカ、シソ、シャクヤク、センキュウ、ソウハクヒ、ダイズ、茶、テルミナリア、トウキ、トウキンセンカ、ハマメリス、ベニバナ、ボタンピ、ヨクイニン、エノキ、カキ(Diospyros kaki)、チョウジ等の植物に由来する成分、エキス及び精油など。
抗シワ剤:コエンザイムQ6〜10等のユビキノン、カイネチン、グリコール酸、アルジリン、アシル化グルコサミン、コラーゲン、ヒアルロン酸、アロエエキス、海藻エキス、マロニエエキス、ローズマリーエキス、ヤグルマソウエキスなど。
消炎鎮痛剤:インドメタシン、フェルビナク、サリチル酸メチル、サリチル酸グリコール、アラントイン又はその誘導体、イブプロフェン、イブプロフェンピコノール、ブフェキサマク、フルフェナム酸ブチル、ベンダザック、ピロキシカム、ケトプロフェンなど。
抗真菌剤:塩酸テルビナフィン、硝酸スルコナゾール、クロトリマゾール、硝酸イソコナゾール、硝酸クロコナゾール、硝酸ミコナゾール、硝酸エコナゾール、硝酸オキシコナゾール、ビホナゾール、チオコナゾール、ケトコナゾール、トルナフタート、トルシクラート、リラナフタート、シクロピロクスオラミン、エキサラミド、シッカニン、ウンデシレン酸、ウンデシレン酸亜鉛、ピロールニトリン、塩酸ブテナフィン、塩酸アモロルフィン、塩酸ネチコナゾールなど。
ステロイド剤:吉草酸酢酸デキサメタゾン、デキサメタゾン、プロピオン酸デキサメタゾン、酢酸デキサメタゾン、吉草酸デキサメタゾン、酪酸ヒドロコルチゾン、酢酸ヒドロコルチゾン、ヒドロコルチゾン、酪酸プロピオン酸ヒドロコルチゾン、酢酸コルチゾン、酢酸プレドニゾロン、プレドニゾロン、ベタメタゾン、吉草酸ベタメタゾン、ジプロピオン酸ベタメタゾン、酪酸クロベタゾン、プロピオン酸クロベタゾール、酢酸ジフロラゾン、吉草酸ジフルコルトロン、プロピオン酸ベクロメタゾン、ピバル酸フルメタゾン、トリアムシノロンアセトニド、フルオシノロンアセトニド、フルオシノニド、アムシノニド、ハルシノニド、ジフルプレドナートなど
育毛剤:プロシアニジン、グリチルリチン酸ジカリウム、塩化カプロニウム、セファランチン、メントール、ヒノキチオール、L−ヒドロキシプロリン、アセチルヒドロキシプロリン、フコイダン、トウガラシチンキ、スエルチアニン、シンホングギニシン、フラボノステロイド、ミノキシジル、FGF−10、エンメイソウ抽出物(エキス)、センブリ抽出物(エキス)、ミツイシコンブ抽出物(エキス)、アマチャズル抽出物(エキス)、オトギリソウ抽出物(エキス)、ゲンチアナ抽出物(エキス)、セージ抽出物(エキス)、ペパーミント抽出物(エキス)、ホップ抽出物(エキス)、ヨクイニン抽出物(エキス)、柿葉抽出物(エキス)、ジオウ抽出物(エキス)、ニンジン抽出物(エキス)、ボダイジュ抽出物(エキス)、ボタンピ抽出物(エキス)など。
痩身剤:カフェイン、アミノフィリン、テオフィリン、オクストリフィリン、ダイフィリン、ジイソブチルアミノベンゾイルオキシプロピルテオフィリン、テオブロミン、ジプロフィリン、プロキシフィリン、ペントキシフィリンなどのキサンチン類;カプサイシンなど。
局所麻酔剤:リドカイン、塩酸リドカイン、ジブカイン、塩酸ジブカイン、アミノ安息香酸エチル、ユーカリ油、オイゲノール、カンフル、ハッカ油、テレピン油など。
鎮痒剤:クロタミトン、クロルフェニラミン、マレイン酸クロルフェニラミン、ジフェンヒドラミン、塩酸ジフェンヒドラミン、サリチル酸ジフェンヒドラミン、サリチル酸、ノニル酸ワニリルアミド、メキタジン、カンフル、チモール、オイゲノール、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、コンフリーエキス、シソエキスなど。
抗菌剤:イソプロピルメチルフェノール、グルコン酸クロルヘキシジン、塩酸クロルヘキシジン、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、臭化セチルトリメチルアンモニウム、塩化デカリニウム、トリクロサン、トリクロロカルバニリドなど。
抗ウイルス剤:アシクロビル、ペンシクロビルなど。
角質軟化剤:エチルアルコール、イソプロピルアルコール、プロパノール、ブタノール、ポリエチレングリコール、ベンジルアルコール、フェニルエチルアルコール、炭酸プロピレン、ヘキシルドデカノール、アラントイン、ジメチルスルホキシド、ジメチルアセトアミド、ジメチルホルムアミド、トリエタノールアミン、ジイソプロピルアジペート、エチルラウリレート、ラノリン、脂肪酸ジアルキロールアミド、尿素、イオウ、レゾルシン、フィチン酸、乳酸、乳酸塩、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなど。
保湿剤:ヒアルロン酸又はその塩、ヒアルロン酸誘導体(例えば、アセチルヒアルロン酸)又はその塩、ポリエチレングリコール、ジグリセリントレハロース、ヘパリン類似物質、コンドロイチン硫酸ナトリウム、コラーゲン、エラスチン、ケラチン、キチン、キトサンなどの高分子化合物;グリシン、アスパラギン酸、アルギニン等のアミノ酸、乳酸ナトリウム、尿素、ピロリドンカルボン酸ナトリウム等の天然保湿因子;カミツレエキス、アロエエキス、アロエベラエキス、ハマメリスエキス、ローズマリーエキス、タイムエキス、チャエキス、シソエキスなどの植物抽出エキス;セラミド1、セラミド2、セラミド3、セラミド4、セラミド5、セラミド6I、セラミド6II、セラミド7等のセラミド類、N−(ヘキサデシロキシヒドロキシプロピル)−N−ヒドロキシエチルデカナミド、N−(ヘキサデシロキシヒドロキシプロピル)−N−ヒドロキシエチルヘキサデカナミドなど。
収斂剤:クエン酸、酒石酸、乳酸、塩化アルミニウム、硫酸アルミニウム、アラントインクロルヒドロキシアルミニウム、アラントインジヒドロキシアルミニウム、アルミニウムフェノールスルホン酸、パラフェノールスルホン酸亜鉛、硫酸亜鉛、乳酸亜鉛、アルミニウムクロロヒドロオキシドなど。
抗酸化剤:ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、エチレンジアミン四酢酸二ナトリウム・二水和物(以下、エデト酸ナトリウムとも言う)、ソルビン酸、亜硫酸ナトリウムなど。
発毛抑制剤:イソフラボン、ヒオウギエキス、ドクダミエキス、イリス根エキス、パパイン酵素など。
紫外線吸収剤:パラメトキシケイ皮酸2−エチルヘキシル、2−[4−(ジエチルアミノ)−2−ヒドロキシベンゾイル]安息香酸ヘキシルエステル、2,4,6−トリス[4−(2-エチルヘキシルオキシカルボニル)アニリノ]−1,3,5−トリアジン、ジメトキシベンジリデンオキソイミダゾリジンプロピオン酸2−エチルヘキシル、2,4−ビス−[{4−(2−エチルヘキシルオキシ)−2−ヒドロキシ}−フェニル]−6−(4−メトキシフェニル)−1,3,5−トリアジンなど。
紫外線散乱剤:酸化亜鉛、酸化チタン、酸化鉄、酸化セリウム、酸化ジルコニウム、ケイ酸チタン、ケイ酸亜鉛、無水ケイ酸、ケイ酸セリウム等の無機化合物や、それらの無機化合物をマイカやタルク等の無機粉体に被覆したり、ポリアミド、ポリエチレン、ポリエステル、ポリスチレン、ナイロン等の樹脂粉体に複合化したもの、さらにシリコン油や脂肪酸アルミニウム塩等で処理したものなど。
上記成分の中でも、本発明の乳化組成物を皮膚疾患の治療、予防又は改善に用いる点から、本発明の乳化組成物に非ステロイド性抗炎症剤、局所麻酔剤、鎮痒剤及び保湿剤からなる群より選択される少なくとも1種の有効成分を配合することが好ましい。
皮膚からの水分蒸散を低減させることが肝要な乾皮症へ適用するという観点からは、保湿剤としてその治療に使用されるヘパリン類似物質や尿素を本発明の乳化組成物に配合することが好ましい。
これらの中でもヘパリン類似物質は、皮膚からの水分蒸散を低減させることが肝要なアトピー性皮膚炎の治療にも頻繁に用いられることから特に好ましい。
また、乾燥による炎症の予防という観点から、汎用されている非ステロイド性抗炎症剤の配合が好ましい。
これらの中でも、安全性の面から一般に広く使われているメントール、カンフル、グリチルリチン酸二カリウム、アラントインの配合が特に好ましい。
また、乾燥による痒みの治療薬を考えた場合、痒みを抑えるために鎮痒剤として使われるクロタミトンやジフェンヒドラミンやその塩の配合が好ましい。
これらの中でも、一般的によく使われているクロタミトンの配合が特に好ましい。
本発明の乳化組成物には、保存安定性や粘度等の品質を損なわず、また本発明の効果を損なわない量的及び質的範囲内で、必要に応じて医薬品、医薬部外品または化粧品分野において一般的に用いられる各種の成分、例えば基剤、保存剤、pH調整剤、安定化剤、刺激軽減剤、防腐剤、着色剤、分散剤、香料等や、レシチンを除く界面活性剤を配合することができる。なお、これらの成分は1種単独で、または2種以上を任意に組み合わせて配合することができる。またこれらの成分の配合量は、本発明の効果を奏すれば特に制限されないが、望ましくは薬学上許容される上限配合量を限度に適宜選択される。
前記基剤としては、
パラフィン、オゾケライト、セレシン、ハードファット、マイクロクリスタリンワックス、スクワラン(合成・植物性)、αーオレフィンオリゴマー、流動パラフィン、軽質イソパラフィン、流動イソパラフィン、ポリエチレン末等の炭化水素;
ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、イソステアリン酸、オレイン酸、リノール酸等の脂肪酸;
トリ2−エチルヘキサン酸グリセリル(トリオクタノイン)等のトリ脂肪酸グリセリド;
高重合メチルポリシロキサン、ジメチルポリシロキサン、ジメチルシロキサン・メチル(ポリオキシエチレン)シロキサン・メチル(ポリオキシプロピレン)シロキサン共重合体、ジメチルシロキサン・メチル(ポリオキシエチレン)シロキサン共重合体、ジメチルシロキサン・メチル(ポリオキシプロピレン)シロキサン共重合体、ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体、ポリ(オキシエチレン・オキシプロピレン)・メチルポリシロキサン共重合体、ジメチルシロキサン・メチルセチルオキシシロキサン共重合体、ジメチルシロキサン・メチルステアロキシシロキサン共重合体、アクリル酸アルキル共重合体メチルポリシロキサンエステル、架橋型メチルポリシロキサン、架橋型メチルフェニルポリシロキサン、架橋型ポリエーテル変性シリコーン、架橋型アルキルポリエーテル変性シリコーン、架橋型アルキル変性シリコーン等の重合型シリコーン;
エチレングリコールモノアセタート、エチレングリコールジアセタート、トリエチレングリコールジアセタート、ヘキシレングリコールジアセタート、及び2−メチル−2−プロペン−1,1−ジオールジアセタート等のグリコールアセタート;
トリエチレングリコールジバレラート、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオールモノイソブチラート、2,2,4−トリメチル−1,3−ペンタンジオールジイソブチラート等のグリコールエステル;
エチレングリコールジアクリラート、ジエチレングリコールジアクリラート、プロピレングリコールモノアクリラート、2,2−ジメチル−トリメチレングリコールジアクリラート、及び1,3−ブチレングリコールジアクリラート等のグリコールアクリラート;
エチレングリコールジニトラート、ジエチレングリコールジニトラート、トリエチレングリコールジニトラート、及びプロピレングリコールジニトラート等のグリコールジニトラート;
2,2′−[1,4−フェニレンジオキシ]ジエタノール、ジオキサン、ブチレングリコールアジピン酸ポリエステル等のエーテル化合物;
エタノール、イソプロパノール等の低級アルコール;
セタノール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、セトステアリルアルコール、ヘキシルデカノール、イソステアリルアルコール、オクチルドデカノール、オレイルアルコール、デシルテトラデカノール、ミリスチルアルコール等の高級アルコール;
エチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−ブチレングリコール、1,2−ペンタンジオール、1,2−ヘキサンジオール等の多価アルコール(グリセリンを除く);
ジエチレングリコールモノエチルエーテル等のジエチレングリコールアルキルエーテル;
マクロゴール;
ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸セチル、トリ2−エチルヘキシル酸グリセリル、モノステアリン酸グリセリル、中鎖脂肪酸トリグリセリド等のエステル類;
ポリオキシエチレンベヘニルエーテルなどのポリオキシエチレンアルキルエーテル;
オリーブ油等の植物油などが挙げられる。
前記レシチンを除く界面活性剤としては、ソルビタンモノイソステアレート、ソルビタンモノラウレート、ソルビタンモノパルミテート、ソルビタンモノステアレート、ペンタ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタン、テトラ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタン、セスキオレイン酸ソルビタン等のソルビタン脂肪酸エステル類;モノステアリン酸グリセリル、モノステアリン酸グリセリンリンゴ酸等のグリセリン脂肪酸類;モノイソステアリン酸ポリグリセリル、ジイソステアリン酸ポリグリセリル等のポリグリセリン脂肪酸類;モノステアリン酸プロピレングリコール等のプロピレングリコール脂肪酸エステル類;ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油40、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油60、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油80などの硬化ヒマシ油誘導体;モノラウリル酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン(ポリソルベート20)、モノステアリン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン(ポリソルベート60)、モノオレイン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン(ポリソルベート80)などのポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類;ポリオキシエチレンベヘニルエーテル、ポリオキシエチレンステアリルエーテル、ポリオキシエチレンセチルエーテルなどのポリオキシエチレンアルキルエーテル;ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンセチルエーテル等のポリオキシエチレンポリオキシプロピレンアルキルエーテル;ステアリン酸ポリオキシル等のポリオキシエチレン脂肪酸エステル;ステアリン酸マクロゴール;ラノリンアルコール、ポリオキシエチレンモノヤシ油脂肪酸グリセリル、グリセリンアルキルエーテル、アルキルグルコシド、ステアリルアミン、オレイルアミンなどが挙げられる。
前記保存剤としては、安息香酸、安息香酸ナトリウム、デヒドロ酢酸、デヒドロ酢酸ナトリウム、パラオキシ安息香酸イソブチル、パラオキシ安息香酸イソプロピル、パラオキシ安息香酸ブチル、パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸プロピル、パラオキシ安息香酸ベンジル、パラオキシ安息香酸メチル、フェノキシエタノールなどが挙げられる。
前記pH調整剤としては、塩酸、硫酸、リン酸、ポリリン酸、ホウ酸などの無機酸;乳酸、酢酸、クエン酸、酒石酸、リンゴ酸、コハク酸、コハク酸ナトリウム、シュウ酸、グルコン酸、フマル酸、プロピオン酸、酢酸、アスパラギン酸、イプシロン−アミノカプロン酸、グルタミン酸、アミノエチルスルホン酸などの有機酸;グルコノラクトン;酢酸アンモニウム;炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、水酸化カリウム、水酸化ナトリウム、水酸化カルシウム、水酸化マグネシウムなどの無機塩基;モノエタノールアミン、トリエタノールアミン、ジイソプロパノールアミン、トリイソプロパノールアミン、リジンなどの有機塩基などが挙げられる。
本発明の乳化組成物は、その内相の平均粒径は特に制限されないが、Mie理論に基づいて測定した平均粒径が通常5000nm以下、好ましくは2000nm以下、特に好ましくは1000nm以下である。また平均粒径の下限は通常50nm、好ましくは100nm、特に好ましくは200nmである。
平均粒径50nm未満の乳化組成物を得るには、より多くのエネルギーが必要となり、また乳化するために乳化力は高いが刺激性が高い界面活性剤を使用する必要が生じることがあり、経済性及び刺激性低減の観点から好ましくない場合がある。また、平均粒径が5000nmより大きい場合は、安定性、使用感及び保湿性の観点から好ましくない場合がある。
本発明の乳化組成物の内相の平均粒径は、レーザー回折・散乱式粒度分布測定器(例えば、HORIBA LA−920)を用いて測定された散乱光データからMie散乱理論により粒度分布を自動計算させることによって得たメジアン径を意味する。メジアン径は頻度分布が累積50%に相当する粒子径である。
乳化組成物はエマルションであり、本明細書においてエマルションとは、相互に混合しない2つの液体の一方が小滴となって、他方の液体中に分散したものである。また乳化組成物の内相とは、前記小滴を指す。
また、本発明の乳化組成物が、さらに水溶性高分子を含有する場合、上記のMie理論に基づいた測定では、本発明の乳化組成物の内相の平均粒径を測定することはできないが、動的光散乱法による動的光散乱理論に基づいた測定によれば可能である。前記Mie理論では散乱光の強度分布を観測・解析することにより粒度分布を計算するが、動的光散乱理論では散乱光の干渉による強度分布の揺らぎを観測・解析することにより粒度分布を計算する。
この動的光散乱法により動的光散乱理論に基づいて測定した本発明の乳化組成物の内相の平均粒径は特に制限されないが、通常800nm以下であり、好ましくは700nm以下、特に好ましくは500nm以下である。平均粒径が800nmを超えると、乳化組成物の使用感と安定性が低下してくる。また平均粒径の下限は特に制限されないが、通常10nm、好ましくは50nm、より好ましくは100nm、特に好ましくは150nmである。
この場合の乳化組成物の内相の平均粒径は、レーザー回折・散乱式粒度分布測定器(例えば大塚電子 FPAR−1000)を用いてバッチ式測定法により測定された散乱光データから動的光散乱理論により粒度分布を自動計算させることによって得たメジアン径を意味する。メジアン径は頻度分布が累積50%に相当する粒子径である。
本発明の乳化組成物の調製方法は特に制限されないが、例えば本発明の乳化組成物を構成する(A)〜(D)成分、並びに所望により(E)成分、水、有効成分や基剤等の各種成分の混合物を乳化処理することにより、本発明の乳化組成物が得られる。
ここで、乳化処理の方法としては、本発明の乳化組成物を構成する(A)〜(D)成分、並びに所望により(E)成分、水、有効成分や基剤等の各種成分の混合物を、ホモミキサーよりも強力なエネルギーをかけられる乳化機(例えば、マイクロフルイダイザー、超音波乳化機、高圧乳化機(高圧ホモジナイザー)など)などを用い、強力なエネルギーで乳化処理する方法等が挙げられる。当該乳化処理により、平均粒径が、所望の範囲、例えば上記の範囲を満たす本発明の乳化組成物が得られる。
なお、本発明の乳化組成物を構成する(A)〜(D)成分と、(E)成分、水、有効成分や基剤等の各種成分との全量を乳化処理してもよいし、場合によっては、その一部のみを乳化処理した後に、残りの成分をさらに配合することも可能である。全量を乳化処理するか、一部のみを乳化処理した後に残りの成分を配合するかは、配合する原料により適宜選択すればよい。
このようにして得られる乳化組成物は水中油型及び油中水型のいずれにもなりうるが、水中油型であることが好ましい。一般的に水の配合量が乳化組成物100重量%に対して40重量%以上の時には水中油型となる傾向がある。
本発明の乳化組成物は、種々の形態に調製することができる。例えば、クリーム、乳液、ゲル乳液などの形態が挙げられる。なかでも、広範囲に塗布しやすいので、本発明の実施形態としては乳液が好ましい。
本発明の乳化組成物の25℃における粘度は、特に制限されないが、通常500〜30000mPa・Sである。本発明の乳化組成物の25℃における粘度は、好ましくは800〜10000mPa・S、特に好ましくは1000〜5000mPa・Sである。
粘度が30000mPa・sより大きい場合は、使用感、例えば皮膚上での塗り延ばしやすさ(塗布しやすさ)やべたつき感の点で劣る場合がある。また、粘度が500mPa・s未満の場合は、保存安定性が劣る場合がある。
本明細書において粘度とは、乳化組成物をガラス製50mlネジ口瓶に入れ、BL型粘度計(東機産業株式会社製)を使用して、その粘度に最適のローター及び回転速度を選択して測定して得られた値である。
測定方法をより詳細に説明すると、乳化組成物の粘度が500mPa・s以上4500mPa・s未満である場合、M2ローターで25℃、回転速度6rpm、1分経過後に測定した場合の値をいう。乳化組成物の粘度が4500mPa・s以上18000mPa・s未満である場合、M3ローターで25℃、回転速度6rpm、1分経過後に測定した場合の値をいう。乳化組成物の粘度が18000mPa・s〜30000mPa・sである場合、M4ローターで25℃、回転速度12rpm、1分経過後に測定した場合の値をいう。
また、粘度測定において乳化組成物のすべりや測定上限を超えるなどのために粘度が測定不能となった場合は、硬度が1000g以下のものは、次の測定方法で測定した値を粘度とする。乳化組成物の硬度測定は、乳化組成物をプラスチック製50gジャーに入れ、レオメーターでT.Speed(UP)2cm/minおよびφ20(圧縮弾性)アダプターの条件で測定した場合のアダプター底面の1cm進入時までの最高値をいう。
本発明の乳化組成物の外皮への適用量や用法は特に制限されず、該組成物は通常、一日数回、適量を皮膚等の外皮に塗布するなどして用いることができる。
本発明の乳化組成物は、各種の用途を有する医薬品、医薬部外品の範疇に属するものであればよく、様々な症状の治療、予防又は改善用の組成物として用いることができる。
本発明の乳化組成物の用途としては、例えば、皮膚の乾燥に起因する症状の治療、予防又は改善のための使用が挙げられる。
皮膚の乾燥に起因する症状の具体例としては、皮膚表面の落屑、粉ふき、けばだち、かさつき、ひび、あかぎれ、ひじ・ひざ・かかと・くるぶし等の角化、顔の小じわ、皮膚柔軟性の低下、手指のあれ、痒み、乾燥肌(ドライスキン)、敏感肌、皮膚のかぶれ、紅斑、アトピー肌、肌荒れ等がある。
これらの症状を示す具体的な疾患としては、乾皮症、老人性乾皮症、尋常性鱗癬(鮫肌)、小児乾燥性皮膚、アトピー性皮膚炎、アレルギー性皮膚炎、皮脂減少性湿疹、敏感肌、季節性乾皮症、水性掻痒症、主婦湿疹が挙げられる。
本発明の乳化組成物は、後述の試験例にも示すとおり、保湿効果に加えて黄色ブドウ球菌の皮膚への付着抑制効果も有するので、アトピー性皮膚炎の治療、予防又は改善用として特に有用である。
一般に、乾燥症状を示す皮膚はバリア機能が低下している。本発明の乳化組成物は、優れた保湿性を有するので、皮膚にうるおいを与えて、皮膚の乾燥症状の治療、予防又は改善にも有用であり、それに伴って皮膚のバリア機能を高め得る。このため、本発明の乳化組成物は、肌を整える;肌のキメを整える;皮膚を健やかに保つ;皮膚を保護する;等の効果も奏する。
さらに、本発明の乳化組成物は、優れた痒み低減効果を有するので、痒みの原因(例えば、かぶれ、虫さされ、あせも、じんましん等)に対する治療、予防又は改善用としても有用である。
以下に実施例を挙げて本発明を具体的に説明するが、これらの実施例は何ら本発明の範囲を限定するものではない。なお、配合量は特に単位の記載のないものについては、すべて重量%を表す。
実施例1
ワセリン、レシチン、セラミド及び吉草酸酢酸プレドニゾロンを混合し、加熱溶解し、75〜80℃とした。一方、水の一部、グリセリン及び保存剤を混合し、75〜80℃に加熱した後、前記ワセリン及びレシチンの混合物に加え、ホモミキサーにて予備混合した。得られた混合物を、温度を75〜80℃に保ったまま、500barの圧力で高圧ホモジナイザー処理を行って乳化し、冷却した。これに、水の残部に溶解させたキサンタンガム、pH調整剤を混合することにより、表1に示す組成の乳化組成物を得た。
試験例1 黄色ブドウ球菌の皮膚への付着性試験
テープストリッピング法により各試料の黄色ブドウ球菌付着抑制を評価した。試験はn=4〜5で実施した。
以下の表2に示す組成の比較例1を、吉草酸酢酸プレドニゾロンを加えない以外は実施例1と同様にして製造した。
黄色ブドウ球菌(Staphylococcus aureus(ATCC6538株))を、ソイビーン・カゼイン・ダイジェストカンテン平板培地の表面に接種して、33℃で24時間培養を行った。培養菌体を5mLのPBS(滅菌済み)に浮遊させ約1×1010CFU/mLの生菌を含む細菌浮遊液を調製し、段階的に希釈して約1×10CFU/mLの生菌を含む細菌浮遊液を調整した。
スライドガラスの先端部に貼付した1cm×2cm四方の両面テープ(商品名「ナイスタック」:ニチバン(株))にヒト上腕部角質細胞を採取した。この細胞層の上に、各試料を白金耳で塗布した。なお、塗布量に関して、実施例1及び比較例1は各20mgを、比較例2はPVA(0.03mg;20mgの実施例1中のPVA量に相当)と水(13mg;20mgの実施例1中の水の量に相当)の混合物を、比較例3は水(13mg;20mgの実施例1中の水の量に相当)をそれぞれ塗布した。試料の塗布後20分間乾燥させ、調製しておいた1×10cfu/mL菌液(10μL)を試料上に塗布した。乾燥後テープ表面をPBSで流洗し、テープ上の残存菌数を微生物用培地シート(商品名「サニ太くん」:アヅマックス(株))を用いて、その説明書に従い菌を塗布して2日後のカウント数をテープへの付着菌数として評価した。試料を塗布しなかった以外は同様の操作を行ったものをコントロールとした。
カウント数の平均値を表1に付着菌数として示す。また、各群の付着抑制率(%)は下式により算出し、表3に表示した。
菌の付着抑制率(%)=(1−試料の付着菌数/コントロール群の付着菌数)×100
表3に示すように、本発明の組成物である実施例1は、PVAを配合していない比較例1、水とPVAを配合した比較例2及び水のみの比較例3のいずれよりも付着菌数が少なく、スライドガラス上の粘着テープに採取したヒト上腕部角質細胞上への黄色ブドウ球菌の付着を抑制することがわかった。
試験例2 保湿性試験
健常人(5名)の上腕内側皮膚(2cm×2cm)を被験部位とし、被験製剤塗布後の角質水分量を測定することにより保湿性を評価した。
具体的には、恒温恒湿測定室内(室温21±1℃、相対湿度50±3%)内で、被験部位を露出して15分間馴化した後、被験部位に被験製剤(8mg)を均等に塗布し、塗布前、5分後、1時間後、3時間後、6時間後の被験部位と無塗布のコントロール部位の高周波伝導度(μS)をSKICON−200EX(IBM社製)で測定した。測定は各被験部位において5回行い、3回の平均値を算出した。高周波伝導度(μS)の平均値を表4に示す。なお高周波伝導度の値が大きいほど保湿効果が高いことを示す。
被験製剤として実施例1の製剤、並びに、比較例としてPVA及びワセリンを含有する興和(株)製の、クリーム、ローション及び軟膏を使用した。ただし、比較例として使用したいずれの製剤もレシチン及びグリセリンは含有していない。
表4に示すように、本発明の組成物である実施例1は、塗布前と比較して、塗布5分後、1時間後、3時間後及び6時間後の全てにおいて高周波伝導度が向上しており、すなわち角質水分量が増加していた。さらに、本発明の組成物である実施例1は、PVA及びワセリンを含有する比較例と比較しても、塗布5分後、1時間後、3時間後及び6時間後の全てにおいて高周波伝導度が向上しており、すなわち角質水分量が増加していた。以上より、本発明の組成物は優れた保湿効果を有することが明らかとなった。
試験例3 ヒトによるアトピー性皮膚炎に対する有効性試験
アトピー性皮膚炎の定義・診断基準によりアトピー性皮膚炎と診断され、その程度が中等症〜軽症の20歳以上60歳未満の成人男女59名を対象に試験を実施し、実施例1の製剤のアトピー性皮膚炎に対する有効性を評価した。
〔試験方法〕
被験部位に1日2〜3回、実施例1の製剤を2週間連続して塗布した。
〔観察評価項目及び観察日〕
塗布前、1週間後、及び2週間後に、皮膚所見(紅斑、丘疹/浮腫、湿潤/痂皮、糜爛(びらん)、苔癬化/痒疹、落屑/乾燥)のそれぞれの程度を4段階(3:中程度、2:軽度、1:軽微、0:なし)で判定した。
また塗布前及び2週間後に、痒みの自覚症状をVAS法より評価した。ここでVAS法とは、100mmのスケールに痒みの最小を0mm、最大を100mmとして、患者自身がその時の痒みの程度に応じてプロットすることにより、痒みの自覚症状を測定する方法である。
皮膚所見(紅斑、丘疹/浮腫、湿潤/痂皮、糜爛(びらん)、苔癬化/痒疹、落屑/乾燥)のスコアを表5及び図1に示す。なお、塗布前及び2週間後の判定はn=59、一週間後の判定はn=40で行った。
表5及び図1に示すように、全ての皮膚所見について、スコア改善が塗布1週後、2週後で有意な差をもって認められた。
痒みの自覚症状に関しては、塗布前の平均値が4.5であったのに対し、塗布2週後の平均値が1.3**(**:P<0.01(t−検定))となり、本発明の組成物は痒みの軽減効果も有することが認められた。
59名の臨床試験結果は、きわめて有効が30.5%、有効が54.2%、やや有効が15.3%であった。
以上の通り、本発明の乳化組成物がアトピー性皮膚炎の治療、予防又は改善用として有用であること、並びに痒み低減効果を有することが認められた。
以下に製剤処方例を挙げるが、本発明はこれらの実施例に限られるものではない。
症状別皮膚所見スコアの推移を示す図である。

Claims (2)

  1. (A)ワセリン、
    (B)レシチン、
    (C)グリセリン、及び
    (D)吉草酸酢酸プレドニゾロン
    を含有する、皮膚の乾燥に起因する症状、及び/又は皮膚の乾燥に起因する症状を示す疾患の治療、予防又は改善に使用される、乳化組成物。
  2. (A)ワセリンを10〜30重量%、
    (B)レシチンを0.1〜5重量%
    (C)グリセリンを1〜30重量%、及び
    (D)吉草酸酢酸プレドニゾロンを0.03〜0.3重量%
    含有する、請求項1に記載の乳化組成物。
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