JP5485045B2 - 通信装置 - Google Patents
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Description
例えば、特許文献1に記載の技術では、振幅・位相制御送受信部ごとに、校正に用いる参照信号を無線周波数帯の信号に周波数変換しているので、振幅・位相制御送受信部の間の振幅位相特性が異なってしまうことがある。すなわち、異なる周波数変換器を用いて参照信号の周波数変換を行っているので、振幅位相特性の差異が生じることがある。
すなわち、複数の送信部それぞれのフィードバック経路における振幅及び位相の変位に応じて、各送信部の振幅位相特性が異なってしまい、アダプティブアレイや送信電力合成などのアプリケーションの精度を劣化させてしまうことがある。
図1は、第1の実施形態における通信装置の構成を示す概略ブロック図である。本実施形態では、複数の送信部として、同じ周波数帯域を用いて通信する2つの通信部を備え、アダプティブアレイを用いた通信を行う通信装置を例にして説明する。
通信装置は、2つの通信部1−1、1−2と、参照信号出力部2とを具備している。2つの通信部1−1、1−2は、同じ構成を有しているので、通信部1−1の構成について説明をし、通信部1−2の構成についての説明を省略する。
送信信号歪補償部11は、DPD(Digital Pre-Distortion;ディジタルプリディストーション)歪補正回路111、遅延回路112、記憶回路113、及び歪補正値算出回路114を有している。DPD歪補正回路111は、補正テーブル111Aを有し、入力される送信信号A1の振幅に応じた補正値を補正テーブル111Aから読み出し、読み出した補正値を送信信号A1に乗じて逆歪補正を行う。この逆歪補正では、送信部12において送信される信号が受ける歪みの特性に対して逆の特性(逆歪特性)に基づいて送信信号A1を補正する。逆歪補正をした送信信号A1を送信部12に入力することにより、送信部12において生じる歪みを打ち消して、送信部12が送信する信号(送信波a1)に生じる歪みを抑制する。なお、送信信号A1は、予め定められた変調方式により送信するデータを変調して得られた複素数により表される信号である。ここで、送信部12において送信される信号が受ける歪みとは、当該信号の振幅のレベルに応じて変化する振幅及び位相の変位のことである。この歪みは、主に、送信部12における増幅の際に生じる。
図2は、第2の実施形態における通信装置の構成を示す概略ブロック図である。本実施形態は、第1の実施形態の通信装置(図1)と同様に、アダプティブアレイを用いた通信を行う通信装置を例にして説明する。また、本実施形態の通信装置は、送信する信号をフィードバックする経路を、他の通信装置から送信された信号を受信する経路と共通にしている点が、第1の実施形態の通信装置と異なる。
送信信号補正部31は、振幅位相補正部38が算出する送信信号補正値と、入力される送信信号B1とを乗じることにより、送信信号B1を補正して、送信部12において生じる平均的な振幅及び位相の変位を打ち消す。送信部12は、第1の実施形態の送信部12と同じ構成を有しているので、同じ符号を付して、その説明を省略する。
これにより、送信部12が出力する信号をフィードバックする経路における振幅及び位相の変位を抑圧させて、送信部12のキャリブレーションをする際に、信号をフィードバックさせる経路の振幅及び位相の変位の影響を低減させることができ、送信部12のキャリブレーションの精度を向上させることができる。
その結果、各通信部3−1、3−2間に生じる振幅及び位相の差を低減させることができ、アダプティブアレイにおける送受信方向を選択する精度を向上させることができる。
Claims (4)
- 送信信号を通信に用いる周波数帯域の信号に変換し、変換した信号を増幅して送信する複数の送信部と、
前記送信信号と同じ帯域幅を有する参照信号を出力するとともに、該参照信号を前記複数の送信部が送信する信号と同じ周波数帯域の信号に変換した変換参照信号を出力する参照信号出力部と、
前記複数の送信部ごとに設けられ、対応する送信部が送信する信号と、前記変換参照信号とを含む信号を前記送信信号と同じ周波数帯域のフィードバック信号に変換するフィードバック部と、
前記複数の送信部ごとに設けられ、送信部に対応するフィードバック部が変換したフィードバック信号に含まれる変換参照信号と、前記参照信号出力部が出力する参照信号とに基づいて、該フィードバック部における振幅及び位相の変位を算出して該フィードバック信号の振幅及び位相を補正する振幅位相補正部と
を備えることを特徴とする通信装置。 - 前記送信信号を出力する送信信号補正部であって、出力した前記送信信号と、前記振幅位相補正部が補正したフィードバック信号に含まれる前記送信部が送信する信号とに基づいて、前記送信部における振幅及び位相の変位を算出し、入力される信号を算出した振幅及び位相の変位を用いて補正し、補正した信号を前記送信信号として出力する送信信号補正部
を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。 - 前記送信信号を出力する送信信号歪補償部であって、出力した前記送信信号と、前記振幅位相補正部が補正したフィードバック信号に含まれる前記送信部が送信する信号とに基づいて、前記送信部における歪み特性を打ち消す逆歪み特性値を算出し、算出した逆歪み特性値を用いて、入力される信号を補正し、補正した信号を前記送信信号として出力する送信信号歪補償部
を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の通信装置。 - 前記参照信号出力部が前記振幅位相補正部に直接出力する前記参照信号は、デジタル信号であり、
前記フィードバック部それぞれは、アナログ/デジタル変換部を有し、
前記フィードバック信号は、前記アナログ/デジタル変換部を用いてデジタル信号に変換されて前記振幅位相補正部に入力される
ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項の通信装置。
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JP2010145074A JP5485045B2 (ja) | 2010-06-25 | 2010-06-25 | 通信装置 |
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