JP5483993B2 - 干渉計 - Google Patents

干渉計 Download PDF

Info

Publication number
JP5483993B2
JP5483993B2 JP2009241694A JP2009241694A JP5483993B2 JP 5483993 B2 JP5483993 B2 JP 5483993B2 JP 2009241694 A JP2009241694 A JP 2009241694A JP 2009241694 A JP2009241694 A JP 2009241694A JP 5483993 B2 JP5483993 B2 JP 5483993B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
test
optical element
reflected
interference
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009241694A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011089804A (ja
JP2011089804A5 (ja
Inventor
裕範 古河
徳行 本多
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2009241694A priority Critical patent/JP5483993B2/ja
Priority to US12/904,929 priority patent/US8400641B2/en
Publication of JP2011089804A publication Critical patent/JP2011089804A/ja
Publication of JP2011089804A5 publication Critical patent/JP2011089804A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5483993B2 publication Critical patent/JP5483993B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B11/00Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques
    • G01B11/24Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring contours or curvatures
    • G01B11/2441Measuring arrangements characterised by the use of optical techniques for measuring contours or curvatures using interferometry
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B9/00Measuring instruments characterised by the use of optical techniques
    • G01B9/02Interferometers
    • G01B9/02034Interferometers characterised by particularly shaped beams or wavefronts
    • G01B9/02038Shaping the wavefront, e.g. generating a spherical wavefront
    • G01B9/02039Shaping the wavefront, e.g. generating a spherical wavefront by matching the wavefront with a particular object surface shape
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B9/00Measuring instruments characterised by the use of optical techniques
    • G01B9/02Interferometers
    • G01B9/02055Reduction or prevention of errors; Testing; Calibration
    • G01B9/02056Passive reduction of errors
    • G01B9/02057Passive reduction of errors by using common path configuration, i.e. reference and object path almost entirely overlapping
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M11/00Testing of optical apparatus; Testing structures by optical methods not otherwise provided for
    • G01M11/005Testing of reflective surfaces, e.g. mirrors
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M11/00Testing of optical apparatus; Testing structures by optical methods not otherwise provided for
    • G01M11/02Testing optical properties
    • G01M11/0242Testing optical properties by measuring geometrical properties or aberrations
    • G01M11/025Testing optical properties by measuring geometrical properties or aberrations by determining the shape of the object to be tested
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01MTESTING STATIC OR DYNAMIC BALANCE OF MACHINES OR STRUCTURES; TESTING OF STRUCTURES OR APPARATUS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G01M11/00Testing of optical apparatus; Testing structures by optical methods not otherwise provided for
    • G01M11/02Testing optical properties
    • G01M11/0242Testing optical properties by measuring geometrical properties or aberrations
    • G01M11/0271Testing optical properties by measuring geometrical properties or aberrations by using interferometric methods
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01BMEASURING LENGTH, THICKNESS OR SIMILAR LINEAR DIMENSIONS; MEASURING ANGLES; MEASURING AREAS; MEASURING IRREGULARITIES OF SURFACES OR CONTOURS
    • G01B2290/00Aspects of interferometers not specifically covered by any group under G01B9/02
    • G01B2290/70Using polarization in the interferometer

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • Instruments For Measurement Of Length By Optical Means (AREA)
  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)

Description

本発明は干渉計に関する。
ミラーまたはレンズの非球面の形状を高精度に計測するために、干渉計が用いられている。しかし、平面または球面を参照面に用いた干渉計で非球面を計測すると、参照光と被検光との位相差が大きくなるため干渉縞の縞密度が高くなってしまい、干渉縞を検出する光電変換素子の解像度を越えてしまう。そこで、被検物の被検面を光軸方向に移動し、被検面の一部の領域のみを計測していき、それらの計測結果をスティッチングして、被検面の全面の形状を計測する方法が提案されている(特許文献1)。
しかし、この方法では、曲率半径の長い被検面を計測するためには、干渉計の全長を長くしなければならず、空気揺らぎまたは振動による計測誤差が大きくなってしまう。そこで、反射面を用いたコンパクトな点回折干渉計が提案されている(特許文献2)。
特許文献2の干渉計では、反射面により見かけ上の点光源を被検面から離れた位置に作り、見かけ上の点光源と被検面との距離を被検面の曲率半径と一致させることで、被検面の形状を計測している。
特表2004−534245号公報 特開2000−97654号公報
しかしながら、特許文献2の干渉計では、被検面に開口を設ける必要があり、簡易に計測することができないという課題があった。
そこで、本発明は、曲率半径の長い非球面の形状を簡易に計測することができる干渉計を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一側面としての干渉計は、被検物の表面の形状を計測する干渉計であって、光源からの光を被検光と参照光とに分割して、前記被検物の表面で反射された前記被検光と前記参照光とを干渉させる干渉光学系と、前記被検光と前記参照光とが干渉することで生じる干渉縞を検出する光電変換素子と、を備え、前記干渉光学系は、前記被検光を透過させ且つ反射する第1光学素子と、前記被検光を反射する反射面が平面である第2光学素子と、前記第2光学素子を移動する移動手段と、を有し、前記第1光学素子は、前記被検光の集光位置近傍に配置され、前記被検光が透過する開口と前記被検光が反射する反射面とを有し、前記第1光学素子の前記反射面は、平面であり、前記干渉光学系の光軸に対して垂直に配置され、前記第2光学素子の前記反射面は、ハーフミラーであり、前記光軸に対して垂直に配置され、前記被検光は、前記第1光学素子を透過して前記第2光学素子で反射して前記第1光学素子で反射した後、前記第2光学素子の前記反射面を透過して前記被検物の表面に入射し、前記被検物の表面に入射し、前記被検物の表面に入射し、前記被検物の表面で反射した前記被検光は、前記第1光学素子で反射して、前記第2光学素子で反射して、前記第1光学素子を透過して、前記参照光と干渉することを特徴とする。
曲率半径の長い非球面の形状を簡易に計測することができる干渉計を提供することができる。
本発明の第1実施形態の説明図である。 本発明の第2実施形態の説明図である。 本発明の第3実施形態の説明図である。 見かけ上の集光点の位置を表す図である。 本発明の第4実施形態の説明図である。 シアリング干渉計の説明図である。
以下に、本発明の好ましい実施形態を添付の図面に基づいて詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
図1は、本発明の第1実施形態としての干渉計の概略構成を示す図である。この干渉計はフィゾー干渉計である。この干渉計は、光源10と、干渉光学系と、検出部100を備える。干渉光学系は、コリメータレンズ群15と、偏光子20と、ビームスプリッタ30と、レンズ35と、集光レンズ40と、偏光ビームスプリッタ(第1光学素子)50と、λ/4板60と、平面ミラー70(第2光学素子)を有する。コリメータレンズ群15の光路中には、ピンホールを持つ絞りPHが配置されている。集光レンズ(フィゾーレンズ)40は、参照面40aを含む。平面ミラー70は、不図示の移動手段によって干渉光学系の光軸方向に移動可能である。その移動距離は、不図示の測長器(干渉計、エンコーダ等)によって測定される。
光源10としては、可干渉性の高いレーザーを使用する。光源10から出た光は、コリメータレンズ群15で平行光にされ、偏光子20により直線偏光になる。この直線偏光を、便宜上X直線偏光と呼ぶ。ビームスプリッタ30を透過し、集光レンズ40の中の参照面40aで反射した光は、集光レンズ40を出ると平行光束となり、ビームスプリッタ30で反射して、レンズ35を通り、検出部100に入射する。この光は参照光となる。
一方、参照面40aを透過した光は球面波となり、偏光ビームスプリッタ50を透過後、λ/4板60を透過し、円偏光となる。その円偏光は、平面ミラー70で反射され、再度λ/4板60を透過することでY直線偏光となる。Y直線偏光は、偏光ビームスプリッタ50で反射し、被検物の被検面80に照射される。被検面80で反射した光は、偏光ビームスプリッタ50で反射し、λ/4板60を透過し、円偏光となる。その円偏光は、平面ミラー70で反射し、再度λ/4板60を透過し、X直線偏光となって、偏光ビームスプリッタ50を透過し、ビームスプリッタ30で反射し、レンズ35を通り、検出部100に入射する。この光は被検光となる。被検光は参照面40aで反射した参照光と重なって、検出部100の受光面上に干渉縞を形成する。被検面80で反射した被検光は、被検面80に入射するまで被検光が進んできた光路を逆行して、参照光と干渉している。
検出部100としては、光電変換素子(CCD,CMOSなど)を用いており、検出部100は干渉縞を撮像する。なお、参照面40aは、いわゆるフィゾー面であり、光源10からの光を被検光と参照光とに分割するとともに、被検面80で反射された被検光と参照光とを統合し干渉させている。
干渉縞から位相(参照光と被検光との光路差)を求めるには、周知のフリンジスキャン法を用いる。具体的には、例えば、参照面を光軸方向にλ/4ずつ移動して、そのたびに干渉縞を撮像し、複数枚の干渉縞の画像データから不図示の算出部で位相を算出する。そして、被検面上の各点について求められた位相データに算出部で演算処理を施すことにより、被検面80の形状を算出できる。
被検面80の曲率半径をR、平面ミラー70と偏光ビームスプリッタ50の中心との距離をL、偏光ビームスプリッタ50の中心と被検面80との距離をDとすると、見かけ上の集光点(点光源)90は被検面80からD+2Lの距離離れた位置にある。したがって、その位置から出射した球面波が被検面80に照射されると見なすことができる。よって、RとD+2Lを一致させることにより、ヌルの干渉縞が得られる。
被検面80が非球面形状のとき、非球面上(被検面80)にほぼ垂直に光が入射する領域以外の領域(近似曲率半径がD+2Lと一致しない領域)では、参照光と被検光との光路差が大きくなりすぎてしまう場合がある。そのため、干渉縞が密になりすぎ、検出部100で計測できない場合がある。したがって、本実施形態の干渉計では、まず、被検面80にほぼ垂直に光が入射する領域のみの計測を行う。次に、平面ミラー70を光軸方向にΔL移動して、計測を行う。平面ミラー70が光軸方向にΔL移動すると、見かけ上の集光点90は2ΔL移動し、曲率半径がD+2L+2ΔLである被検面80の領域に光が垂直に入射するようになるため、その領域近傍を計測する。平面ミラー70を移動し、その都度計測することを繰り返し、得られた複数の位相データを合成(スティッチング)することによって被検面80の全面の形状を計測する。
平面ミラー70の移動距離ΔLは容易に計測できるが、DとLを正確に計測することは難しい。そこで、まず仮にD+2Lの値を決めて被検面形状を計測し、次に計測結果が設計値と近くなるようにD+2Lの値を変えて被検面形状を再度計測する、という作業を反復することで被検面80を求めてもよい。
また、平面ミラー70を光軸方向に移動するのではなく、平面ミラー70を光軸に対して傾けることで見かけ上の集光点90の位置を変えて、得られた複数の位相データから被検面の全面の形状を計測しても良い。こうすることで、被検面80が自由曲面の場合でも簡易に計測できる。
以上、本実施形態の干渉計によれば、反射面の移動量に対して見かけ上の集光点はその移動量の2倍の距離だけ動くため、非球面量のより大きい被検面を計測することが可能となる。また、被検面ではなく、別途設けた反射面を移動することから、装置が簡素化される。さらに、偏光を用いることで、被検面の中心も含めた全面を簡易に計測できる。
〔第2実施形態〕
図2は、本発明の第2実施形態としての干渉計の概略構成を示す図である。第1実施形態と同様の部材については、同じ番号を付しており、その説明を省略する。
本実施形態の干渉計は、参照面40aと被検面80との間の構成が第1実施形態のものと異なる。具体的には、偏光ビームスプリッタおよびλ/4板の代わりに、被検光の集光位置近傍に配置された平面ミラー51(第1光学素子)を使用している。
本実施形態の干渉計では、参照面40aを透過した光は、球面波となり、平面ミラー51の開口を透過し、平面ミラー70で反射した後、平面ミラー51で反射し、被検面80に照射される。被検面80で反射した光は、平面ミラー51で反射し、平面ミラー70で反射し、平面ミラー51の開口を透過し、集光レンズ40、ビームスプリッタ30及びレンズ35を通り、検出部100に入射する。
平面ミラー51の開口以外の反射率は100%に近い値としている。開口の大きさは被検面80のNA(Numerical Aperture)と被検光の収差量に依存し、収差をもった被検光の集光スポットよりも大きくする。例えば、光源の波長633nm、NA0.1のとき、10um以上1000um以下とする。また、平面ミラー51に開口を開ける代わりに、AR(アンチリフレクション)コートしても良い。
本実施形態の干渉計によれば、実施形態1の干渉計と比較して、偏光素子を用いなくてもよく、部品点数も減るため、装置を安価かつ簡易に構成することが可能となる。
〔第3実施形態〕
図3は、本発明の第3実施形態としての干渉計の概略構成を示す図である。第1実施形態と同様の部材については、同じ番号を付しており、その説明を省略する。
本実施形態の干渉計は、参照面40aと被検面80との間の構成が第1実施形態の干渉計と異なる。この干渉計は、開口のある平面ミラー52(第1光学素子)と、ハーフミラー71(第2光学素子)と、ハーフミラー71を干渉光学系の光軸方向に移動させる移動機構と、ハーフミラー71の移動距離を測定する測長器を備える。
参照面40aを透過した被検光は球面波となり、平面ミラー52の開口を透過する。開口は、球面波の集光点に配置されている。その後、被検光は、ハーフミラー71で反射し、平面ミラー52で反射し、ハーフミラー71を透過後、被検面80に照射される。そして、被検面80で反射した光はハーフミラー71を透過後、平面ミラー52で反射し、ハーフミラー71で反射し、平面ミラー52の開口を透過後、集光レンズ40、ビームスプリッタ30およびレンズ35を通り、検出部100に入射する。
平面ミラー52の開口以外の反射率は100%に近い値としている。開口の大きさは、被検面80のNAと被検光の収差量に依存し、収差をもった被検光の集光スポットよりも大きくする。また、平面ミラー52に開口を開ける代わりに、ARコートしても良い。
図4より平面ミラー52とハーフミラー71の距離をLa、平面ミラー52と被検面80との距離をDaとすると、見かけ上の集光点(点光源)91は被検面からDa+2Laだけ離れた位置となる。被検面80の曲率半径RとDa+2Laを一致させることでヌルの干渉縞が得られる。従来よりも2Laだけ全長が短い干渉計となっている。
なお、上記以外の被検光、例えば、最初にハーフミラー71で反射されずに透過した被検光は、被検面80で反射した後、ハーフミラー71を透過する。しかし、曲率半径RとDaが大きく異なるため、そのハーフミラー71を透過した被検光のほとんどは平面ミラー52の開口部を通過せず、計測誤差にはならない。
ハーフミラー71を干渉光学系の光軸方向にΔLaだけ被検面80に近づけると、見かけ上の集光点91は被検面80からDa+2La+2ΔLaだけ離れた位置となる。したがって、その際には、曲率半径がDa+2La+2ΔLaとほぼ一致する被検面80の領域を計測することができる。ハーフミラー71を光軸方向に移動し、その都度、計測を繰り返し、得られた複数の位相データをスティッチングすることによって被検面80の全面の形状を計測する。
ハーフミラー71の厚みによる被検光の球面項は、差し引いて演算する。また平面ミラー52及びハーフミラー71の形状誤差も別途計測し、補正して演算する。また、検出部100に入射する参照光と被検光の光強度が等しくなるように、参照面の反射率を決定する。
被検面80の中心近傍を計測する際には、複数種類の被検光が平面ミラー52の開口部を透過してしまうため、被検面80の形状を正確に計測することが難しい。なお、複数種類の被検光とは、例えば、ハーフミラー71で透過し被検面80で反射しハーフミラー71で透過した光や、ハーフミラー71でのみ反射した光のことである。
そこで、本実施形態の干渉計では、被検面80の中心近傍を計測する際には、ハーフミラー71を光路中から取り除いた状態で計測を行う。被検面80の中心近傍はほぼ平面と見なすことができるので、そのような計測を行うことができる。
本実施形態の干渉計によれば、実施形態1の干渉計と比較して、偏光素子を用いなくてもよく、部品点数も減るため、装置を安価かつ簡易に構成することが可能となる。また、平面ミラーを干渉光学系の光軸に垂直に配置すればよいため、装置を更に小型化することが可能となる。
〔第4実施形態〕
図5は、本発明の第4実施形態としての干渉計の概略構成を示す図である。第3実施形態と同様の部材については、同じ番号を付しており、その説明を省略する。
本実施形態の干渉計では、集光レンズ40の代わりに、集光レンズ41を用いている点が第3実施形態のものと異なる。参照面40bの中心部(光軸近傍)には、ARコートが施されており、反射率を周辺部のものよりも下げている。
本実施形態の干渉計では、被検面80の中心近傍を計測する際、ハーフミラー71で反射した光を参照光として用い、ハーフミラー71を透過し被検面80で反射しハーフミラー71を透過した光を被検光として用いる。被検面80の中心近傍以外の領域を本実施形態の干渉計を用いて計測する方法は、第3実施形態と同じである。
本実施形態の干渉計によれば、実施形態3の干渉計と比較して、ハーフミラー71を挿脱する必要がなくなるため、装置を安価かつ簡易に構成することが可能となり、小型化することが可能となる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形および変更が可能である。
例えば、以上の実施形態では、本発明をフィゾー干渉計に適用したものを説明したが、本発明をトワイマングリーン干渉計やシアリング干渉計など他のタイプの干渉計に適用してもよい。シアリング干渉計は、参照面が不要であり、検出部100の前に図6のように回折格子Dを配置し、その回折光の干渉を計測することで被検面形状を計測できる。シアリング干渉計は、被検光を複数の分割光に分割し、それらの分割光を検出部100上で干渉させる。図6では、格子が2次元に並んだ2次元回折格子Dを使用している。
10 光源
20 偏光子
30 ビームスプリッタ
40 フィゾーレンズ
50 偏光ビームスプリッタ
60 偏光子
70 平面ミラー
80 被検面
90 見かけ上の集光点
100 検出部

Claims (9)

  1. 被検物の表面の形状を計測する干渉計であって、
    光源からの光を被検光と参照光とに分割して、前記被検物の表面で反射された前記被検光と前記参照光とを干渉させる干渉光学系と、
    前記被検光と前記参照光とが干渉することで生じる干渉縞を検出する光電変換素子と、を備え、
    前記干渉光学系は、
    前記被検光を透過させ且つ反射する第1光学素子と、
    前記被検光を反射する反射面が平面である第2光学素子と、
    前記第2光学素子を移動する移動手段と、を有し、
    前記第1光学素子は、前記被検光の集光位置近傍に配置され、前記被検光が透過する開口と前記被検光反射する反射面とを有し、
    前記第1光学素子の前記反射面は、平面であり、前記干渉光学系の光軸に対して垂直に配置され、
    前記第2光学素子の前記反射面は、ハーフミラーであり、前記光軸に対して垂直に配置され、
    前記被検光は、前記第1光学素子を透過して前記第2光学素子で反射して前記第1光学素子で反射した後、前記第2光学素子の前記反射面を透過して前記被検物の表面に入射し、
    前記被検物の表面に入射し、前記被検物の表面で反射した前記被検光は、前記第1光学素子で反射して、前記第2光学素子で反射して、前記第1光学素子を透過して、前記参照光と干渉する
    ことを特徴とする干渉計。
  2. 被検物の表面の形状を計測する干渉計であって、
    光源からの光を被検光と参照光とに分割して、前記被検物の表面で反射された前記被検光と前記参照光とを干渉させる干渉光学系と、
    前記被検光と前記参照光とが干渉することで生じる干渉縞を検出する光電変換素子と、を備え、
    前記干渉光学系は、
    前記被検光を透過させ且つ反射する第1光学素子と、
    前記被検光を反射する反射面が平面である第2光学素子と、
    前記第2光学素子を移動する移動手段と、を有し、
    前記第1光学素子は、前記被検光の集光位置近傍に配置され、前記被検光が透過する開口と前記被検光反射する反射面とを有し、
    前記第1光学素子の前記反射面は、平面であり、前記干渉光学系の光軸に対して傾いて配置され、
    前記第2光学素子の前記反射面は、前記光軸に対して垂直に配置され
    前記被検光は、前記第1光学素子を透過して前記第2光学素子で反射して前記第1光学素子で反射した後、前記被検物の表面に入射し、
    前記被検物の表面に入射し、前記被検物の表面で反射した前記被検光は、前記第1光学素子で反射して、前記第2光学素子で反射して、前記第1光学素子を透過して、前記参照光と干渉する
    ことを特徴とする干渉計。
  3. 前記光電変換素子は、前記第2光学素子の前記反射面で反射した前記光源からの光と、前記被検物の表面の前記干渉光学系の光軸近傍の領域で反射した前記光源からの光と、が干渉することで生じる干渉縞を検出する
    ことを特徴とする請求項に記載の干渉計。
  4. 前記光電変換素子で検出された干渉縞に基づいて、前記被検物の表面の形状を算出する算出手段を備え、
    前記算出手段は、前記光電変換素子で検出されたその干渉縞に基づいて、前記被検物の表面の前記光軸近傍の領域の形状を算出する
    ことを特徴とする請求項に記載の干渉計。
  5. 前記被検物の表面で反射した前記被検光は、前記被検物の表面に入射するまで前記被検光が進んできた光路を逆行して、前記参照光と干渉する
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の干渉計。
  6. 前記被検物の表面の形状が非球面であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の干渉計。
  7. 前記移動手段は、前記第2光学素子の前記干渉光学系の光軸方向の位置を変更して、前記被検物の表面に前記被検光が垂直に入射する領域を変更する
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の干渉計。
  8. 前記移動手段は、前記第2光学素子の前記干渉光学系の光軸に対する傾きを変更して、前記被検物の表面に前記被検光が垂直に入射する領域を変更する
    ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の干渉計。
  9. 被検物の表面の形状を計測する計測方法であって、
    光源からの光を被検光と参照光とに分割して、前記被検物の表面で反射された前記被検光と前記参照光とが干渉し、
    前記被検光と前記参照光とが干渉することで生じる干渉縞を検出し、
    前記被検物の表面の形状を決めるために、前記干渉縞の位相を求めることを有し、
    前記被検光は、前記光源から、前記被検光の集光位置近傍に配置され前記被検光が透過する開口と前記被検光が反射する反射面を有し、前記被検光を透過させ且つ反射する第1光学素子と、前記被検光を反射する反射面が平面である第2光学素子と、前記第2光学素子を移動する移動手段とを有する干渉光学系を透過し、
    前記被検光は、前記干渉光学系の光軸に対して垂直に配置され、反射面が平面である前記第1光学素子を通過し、前記干渉光学系の光軸に対して垂直に配置された前記第2光学素子で反射して前記第1光学素子で反射した後、ハーフミラーである前記第2光学素子の前記反射面を透過して前記被検物の表面に入射し、
    前記被検物の表面に入射し、前記被検物の表面で反射した前記被検光は、前記第1光学素子で反射して、前記第2光学素子で反射して、前記第1光学素子を透過して、前記参照光と干渉する
    ことを特徴とする計測方法。
JP2009241694A 2009-10-20 2009-10-20 干渉計 Expired - Fee Related JP5483993B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009241694A JP5483993B2 (ja) 2009-10-20 2009-10-20 干渉計
US12/904,929 US8400641B2 (en) 2009-10-20 2010-10-14 Interferometer for aspherical or spherical surface measurements

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009241694A JP5483993B2 (ja) 2009-10-20 2009-10-20 干渉計

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2011089804A JP2011089804A (ja) 2011-05-06
JP2011089804A5 JP2011089804A5 (ja) 2012-12-06
JP5483993B2 true JP5483993B2 (ja) 2014-05-07

Family

ID=43879076

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009241694A Expired - Fee Related JP5483993B2 (ja) 2009-10-20 2009-10-20 干渉計

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8400641B2 (ja)
JP (1) JP5483993B2 (ja)

Families Citing this family (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102011056002A1 (de) * 2011-12-02 2013-06-06 Grintech Gmbh Optisch korrigierende Mikrosonde zur Weißlicht-Interferometrie
JP5955001B2 (ja) * 2012-01-25 2016-07-20 キヤノン株式会社 非球面形状計測方法、形状計測プログラム及び形状計測装置
CN102901462A (zh) * 2012-09-26 2013-01-30 同济大学 一种基于稀疏孔径拼接的平面光学元件检测方法
CN103900693B (zh) * 2014-02-18 2015-11-18 哈尔滨工业大学 一种差分快照式成像光谱仪与成像方法
CN104034279B (zh) 2014-06-14 2016-09-21 中国科学院光电技术研究所 一种利用小孔衍射波面拼接测量面形的检测装置及方法
CN105277338B (zh) * 2014-07-04 2018-10-26 中国科学院长春光学精密机械与物理研究所 大数值孔径移相式双针孔衍射干涉仪及其测试方法
CN105571515A (zh) * 2015-12-25 2016-05-11 中国石油大学(北京) 一种斜入射光反射差法探测样品三维结构的方法
DE102017217371A1 (de) * 2017-09-29 2019-04-04 Carl Zeiss Smt Gmbh Verfahren und Vorrichtung zur Charakterisierung der Oberflächenform eines optischen Elements
CN110375964B (zh) * 2019-07-18 2021-01-01 浙江大学 一种基于扩展奈波尔-泽尼克模式优化相位恢复的波前误差检测装置及检测方法
CN114942079B (zh) * 2022-05-05 2024-08-30 西安应用光学研究所 菲索干涉型波长计中柱面成像压缩系统的匹配调试方法
CN114942486A (zh) * 2022-06-06 2022-08-26 昆山暨扬光电科技有限公司 一种液晶全息片及制备方法与检测光路及检测方法

Family Cites Families (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4743118A (en) * 1985-04-04 1988-05-10 Ricoh Company, Ltd. Method of detecting origin of shear and measuring amount of shear in shearing interferometer systems
JPH05157512A (ja) * 1991-07-19 1993-06-22 Olympus Optical Co Ltd 波面干渉計
JPH0540025A (ja) * 1991-08-07 1993-02-19 Olympus Optical Co Ltd 形状測定装置
JPH08233550A (ja) * 1995-02-24 1996-09-13 Nikon Corp 折り返し干渉装置
US5757493A (en) * 1996-10-16 1998-05-26 Tropel Corporation Interferometer with catadioptric imaging system having expanded range of numerical aperture
JP2000097654A (ja) 1998-09-22 2000-04-07 Nikon Corp 干渉計
US6312373B1 (en) * 1998-09-22 2001-11-06 Nikon Corporation Method of manufacturing an optical system
JP2001349712A (ja) * 2000-04-06 2001-12-21 Nikon Corp 面形状測定装置、波面収差測定装置およびこれらを用いて製造された投影レンズ
US6972849B2 (en) 2001-07-09 2005-12-06 Kuechel Michael Scanning interferometer for aspheric surfaces and wavefronts
JP2003042731A (ja) * 2001-08-01 2003-02-13 Canon Inc 形状計測装置および形状計測方法
WO2003021184A1 (en) * 2001-09-04 2003-03-13 Zygo Corporation Rapid in-situ mastering of an aspheric fizeau
JP4133753B2 (ja) * 2003-11-11 2008-08-13 フジノン株式会社 迂曲面の光波干渉測定方法および迂曲面測定用の干渉計装置
JP4904844B2 (ja) * 2006-02-20 2012-03-28 株式会社ジェイテック 超精密形状測定方法
JP2009281992A (ja) * 2008-05-26 2009-12-03 Canon Inc 測定方法、測定装置及び光学系の製造方法
CN102460063B (zh) * 2009-06-19 2014-04-09 齐戈股份有限公司 等路径干涉仪

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011089804A (ja) 2011-05-06
US8400641B2 (en) 2013-03-19
US20110090510A1 (en) 2011-04-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5483993B2 (ja) 干渉計
JP5087186B1 (ja) 等光路干渉計
US20130010286A1 (en) Method and device of differential confocal and interference measurement for multiple parameters of an element
JP5988643B2 (ja) 計測装置、計測方法及び光学部品の製造方法
JP6271896B2 (ja) 干渉計測装置、リソグラフィ装置および物品の製造方法
US20040075843A1 (en) Interferometer system of compact configuration
JPH02170033A (ja) 光学素子の検査方法および装置
JP2011089804A5 (ja)
JP6364551B2 (ja) 干渉計
US11169026B2 (en) Optical measurement systems and methods thereof
JP2009162539A (ja) 光波干渉測定装置
TW202004121A (zh) 光學量測裝置及光學量測方法
JP4667965B2 (ja) 光ビーム測定装置
US20040150834A1 (en) Application of the phase shifting diffraction interferometer for measuring convex mirrors and negative lenses
CN110631510B (zh) 一种基于迈克尔逊结构的高精度测角装置及测角方法
US8339612B2 (en) Shape-measuring interferometer having low-coherence source conjugate to the examined object
JP2007298281A (ja) 被検体の面形状の測定方法及び測定装置
JP3439803B2 (ja) 対物レンズの焦点から物体のずれ又は位置変化を検出する方法及び装置
JP2000097622A (ja) 干渉計
JP2006284233A (ja) システム誤差計測装置およびこれを備えた波面測定用干渉計装置
JP2000097664A (ja) シアリング干渉計
JPH116784A (ja) 非球面形状測定装置および測定方法
JP7408416B2 (ja) 変位計及び物品の製造方法
CN110455420B (zh) 波前测量设备
JP4667957B2 (ja) 光ビーム測定装置

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121018

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121018

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130920

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131001

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131202

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140121

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140218

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5483993

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees