JP5481955B2 - 文書出力装置、文書出力プログラム及び文書処理システム - Google Patents

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本発明は、文書出力装置、文書出力プログラム及び文書処理システムに関する。
下記特許文献1には、書類の画像を読み取って書類の内容を認識し、予め記憶した書類情報に基づいて確認項目を表示する書類確認支援装置等が開示されている。また、下記特許文献2には、ファクシミリ受信した画像に含まれるコード画像を解析し、予め記憶した処理方法に基づいてコード画像に対応した処理を実行するインターネットファクシミリ装置が開示されている。
特開2008−59157号公報 特開2008−271243号公報
本発明の目的は、文書毎に選択した処理方法を実行させるための情報を当該文書に保持させる文書出力装置、文書出力プログラム及び文書処理システムを提供することにある。
請求項記載の文書処理システムの発明は、文書上において情報を表示する表示領域毎に設定される表示情報の属性と、前記各表示領域毎の関係を特定する関係情報とを含む辞書情報を文書毎に選択する辞書選択手段と、前記辞書選択手段が選択した辞書情報を、文書に関連付ける関連付け手段と、を有する文書出力装置と、前記文書出力装置が出力した検証対象の文書と、前記文書の検証を行うための資料となる資料文書とを取得する文書取得手段と、前記取得した文書に含まれる情報の内、前記文書に関連付けられた辞書情報に含まれる属性及び前記関係情報が設定された表示領域に表示された情報を検証対象として抽出する抽出手段と、前記取得した資料文書から、前記辞書情報に含まれる関係情報により指定された資料情報を取得する資料情報取得手段と、前記抽出した検証対象の情報の整合性、正当性を前記辞書情報に含まれる属性及び関係情報並びに前記取得した資料情報に基づいて検証する検証処理手段と、を有する文書検証装置と、を備えることを特徴とする。
請求項記載の発明は、請求項1に記載の発明が、さらに前記文書検証装置が検証に失敗した場合に、検証を失敗した前記表示領域を表示する表示手段を備えることを特徴とする。
請求項記載の文書検証プログラムの発明は、コンピュータを、文書上において情報を表示する表示領域毎に設定される表示情報の属性と、前記各表示領域毎の関係を特定する関係情報とを含む辞書情報を文書毎に選択する辞書選択手段と、前記辞書選択手段が選択した辞書情報を、文書に関連付ける関連付け手段と、を有する文書出力装置が出力した検証対象の文書と、前記文書の検証を行うための資料となる資料文書とを取得する文書取得手段、前記取得した文書に含まれる情報の内、前記文書に関連付けられた辞書情報に含まれる属性及び前記関係情報が設定された表示領域に表示された情報を検証対象として抽出する抽出手段、前記取得した資料文書から、前記辞書情報に含まれる関係情報により指定された資料情報を取得する資料情報取得手段、前記抽出した検証対象の情報の整合性、正当性を前記辞書情報に含まれる属性及び関係情報並びに前記取得した資料情報に基づいて検証する検証処理手段、として機能させることを特徴とする。
請求項1請求項の発明によれば、文書毎に選択した処理方法を実行させるための辞書情報を当該文書に保持させることができる。
請求項の発明によれば、いずれの表示領域の表示内容に間違いがあるかを容易に把握することができる。
実施形態にかかる文書処理システムの構成例を示す図である。 実施形態にかかる文書出力装置及び文書検証装置を構成するコンピュータのハードウェア構成の例を示す図である。 実施形態にかかる文書出力装置の機能ブロック図である。 実施形態にかかる文書検証装置の機能ブロック図である。 実施形態にかかる文書出力装置の動作例のフロー図である。 辞書情報の例を示す図である。 出力部が出力した文書の例を示す図である。 実施形態にかかる文書検証装置の動作例のフロー図である。 検証失敗の表示例を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態(以下、実施形態という)を説明する。
図1には、実施形態にかかる文書処理システムの構成例が示される。図1において、文書処理システムは、文書出力装置100、辞書情報格納装置102及び文書検証装置104を含んで構成されている。
文書出力装置100は、文書上において情報を表示する表示領域毎に設定される表示情報の属性と、上記各表示領域毎の関係を特定する関係情報とを含む辞書情報を文書毎に選択し、選択した辞書情報を、文書に関連付けて出力する。ここで、文書とは、例えば各種帳票類等の、文字及び数字により情報を表示したものをいい、紙等の媒体上に記載された情報及び電子文書の何れも含む。また、表示情報の属性には、例えば当該情報が文書の記載事項として必須記載項目か任意記載項目か、数値情報か文字情報か、選択型すなわち予め定めたリストから選択した値か、当該情報の上限値及び下限値等が含まれる。また、関係情報は、複数の表示領域(情報の記載欄等)に表示された情報の間で満足すべき関係を指定する。この関係情報は、同一の文書内に表示された情報の間の関係のみならず、他の文書に表示された情報との間の関係も指定する。また、辞書情報の関連付けとは、例えば辞書情報またはその識別情報(辞書ID等)をコード化し、文書が記載された媒体に印刷すること、または電子文書に辞書情報またはその識別情報を付与すること等をいう。なお、電子文書は、媒体上の文書をスキャナ等で読み取ったデータを含む。また、文書の出力には、紙等の媒体への印刷及び電子文書のファイル出力等が含まれ、文書を印刷し、または電子文書をディスプレイ等に表示する場合には、上記辞書情報を適宜な位置に表示する構成が好適である。
辞書情報格納装置102は、例えば適宜なコンピュータ上で動作するサーバとして構成され、上記辞書情報を格納し、文書出力装置100、文書検証装置104等に辞書情報を提供する。
文書検証装置104は、上記辞書情報に基づいて文書の整合性、正当性等を検証する検証処理を行う。検証処理の例としては、辞書情報に必須記載項目と指定された情報の表示領域に情報が記載されているか否か、記載された情報の種類(数値または文字)は正しいか、数値情報が辞書情報の指定する上下限値の範囲内であるか、ある情報が辞書情報の指定する他の情報との関係を満たすか(例えば他の欄の数値の合計と等しいか、他の帳票の特定の値と等しいか等)があげられるが、これらには限定されない。
なお、上記文書出力装置100、辞書情報格納装置102及び文書検証装置104は、互いにネットワークその他の通信手段によって接続されていて互いに協調動作する構成としてもよい。また、複写機、ファクシミリ装置、印刷装置、複合機(多機能複写機とも呼ばれ、スキャナ、印刷装置、複写機、ファクシミリ等の機能を有している)などに組み込まれていてもよい。
図2には、実施形態にかかる文書出力装置100及び文書検証装置104を構成するコンピュータのハードウェア構成の例が示される。図2において、文書出力装置100及び文書検証装置104は、中央処理装置(例えばマイクロプロセッサ等のCPUを用いるとよい)10、ランダムアクセスメモリ(RAM)12、読み出し専用メモリ(ROM)14、通信装置16、入力装置18、表示装置20、印刷装置22、文書読取装置24及びハードディスク装置(HDD)26を含んで構成されている。また、これらの構成要素は、バス28により互いに接続されている。なお、通信装置16、入力装置18、表示装置20、印刷装置22、文書読取装置24及びハードディスク装置26は、それぞれ各入出力インターフェース30a、30b、30c、30d、30e、30fを介してバス28に接続されている。
CPU10は、RAM12またはROM14に格納されている制御プログラムに基づいて、後述する各部の動作を制御する。RAM12は主としてCPU10の作業領域として機能し、ROM14にはBIOS等の制御プログラムその他のCPU10が使用するデータが格納されている。
また、通信装置16は、USB(ユニバーサルシリアルバス)ポート、ネットワークポートその他の適宜なインターフェースにより構成され、CPU10がネットワーク等の通信手段を介して外部の装置とデータをやり取りするために使用する。例えば、辞書情報格納装置102との間で辞書情報のやり取り等を行う。
また、入力装置18は、キーボード、ポインティングデバイス、タッチパネル等により構成され、担当者が動作指示等を入力するために使用する。
また、表示装置20は、液晶ディスプレイ、タッチパネル等により構成され、CPU10による処理結果等を表示する。
印刷装置22は、紙その他の媒体上に、辞書情報が関連づけられた文書を印刷出力する。この印刷装置22は、プリンタエンジン等を含んで構成されており、プリンタエンジンとしては、例えば電子写真プロセスによって画像を形成するレーザープリンタエンジンが用いられる。また、インクジェットプリンタエンジンを用いても良い。なお、表示装置20及び印刷装置22は、文書出力装置100のみに設ける構成であってもよい。
文書読取装置24は、例えばスキャナ等により構成され、辞書情報が関連付けられ、媒体上に印刷された文書を読み取り、電子文書を生成する。なお、文書読取装置24は、文書検証装置104のみに設ける構成であってもよい。
また、ハードディスク装置26は記憶装置であり、後述する文書の出力処理、検証処理等に必要となる種々のデータを記憶する。なお、ハードディスク装置26の代わりに、EEPROM等の不揮発性記憶装置を使用してもよい。
図3には、実施形態にかかる文書出力装置100の機能ブロック図が示される。図3において、文書出力装置100は、辞書選択部32、関連付け部34、辞書情報設定部36及び出力部38を含んで構成されており、これらの機能は例えばCPU10とCPU10の処理動作を制御するプログラムにより実現される。
辞書選択部32は、帳票その他の文書に対する辞書情報を選択して辞書情報格納装置102から辞書情報を取得する。辞書情報は、文書毎に、その性質、用途等に応じて担当者が入力装置18から入力した指示情報に基づいて選択される。この場合、例えば表示装置20に辞書情報の一覧を表示させ、担当者がこれを参照して辞書情報を指定する構成としてもよい。また、例えば担当者が入力装置18から上記文書の使用対象である業務の種別(業務種別)を入力し、業務種別に対応する辞書情報を選択して辞書情報格納装置102に選択した辞書情報を要求する構成とすることもできる。業務種別と辞書情報との対応付けは、予め文書出力装置100を構成するハードディスク装置26等の記憶装置に記憶させておいてもよいし、辞書情報格納装置102に格納しておいてもよい。また、予め辞書情報を識別する識別情報である辞書IDを設定しておき、担当者が指定した辞書IDに基づいて辞書選択部32が辞書情報を選択して辞書情報格納装置102に要求する構成としてもよい。
関連付け部34は、辞書選択部32が選択した辞書情報を、辞書情報選択の対象である文書に関連付ける。この場合、関連付け部34が出力部38に指示して文書の適宜な位置に辞書情報を重畳し印刷させる構成、または関連付け部34が電子文書に辞書情報のファイルを付与する構成等がある。辞書情報を文書に関連付ける場合には、辞書情報または辞書ID等をコード化して関連付ける。コード化の例としては、例えば1次元バーコード、2次元バーコード等があるが、これらには限定されない。
辞書情報設定部36は、担当者が入力装置18から入力した指示情報に基づいて、例えば文書の種類、内容または文書の使用対象者に応じて辞書情報に含まれる属性及び関係情報を設定または変更する。例えば、文書が関連する法律、規則が改正された場合等に、この改正に対応するように上記属性及び関係情報を変更する。また、同一の文書であっても、文書の使用者毎に上記属性及び関係情報を変更し、辞書情報のカスタマイズを行う。例えば、ある入会申込書において、同一の申込書を個人会員と家族会員の両方の申し込みに使用する場合、家族会員の申し込みでは、表示領域としての姓の欄の記載内容の同一性を確認するように関係情報を設定する等が例示される。なお、辞書情報設定部36が設定した辞書情報は、辞書情報格納装置102に格納しておき、辞書選択部32から選択できる構成とする。
出力部38は、関連付け部34が辞書情報を関連付けた文書を出力する。出力の内容としては、例えば印刷装置22によりコード化された辞書情報が重畳された文書を印刷出力し、または電子文書を表示装置20に表示すること等があげられる。この場合には、コード化された辞書情報を文書画像の適宜な位置に配置する。配置位置は、予め決定しておいてもよいし、関連付け部34がその都度指定してもよい。また、出力の内容として、電子文書のファイルを出力する構成としてもよい。この場合には、文書のファイルに関連付け部34が関連付けた辞書情報を付与したファイルを出力する。辞書情報は、例えば、出力するファイルにカスタム属性値(ユーザー定義属性)として設定する等があげられる。なお、電子文書をファイル出力する場合には、関連付けられた辞書情報は画像として重畳しなくてもよい。
図4には、実施形態にかかる文書検証装置104の機能ブロック図が示される。図4において、文書検証装置104は、辞書取得部40、文書解析部42、情報検証部44及び表示部46を含んで構成されており、これらの機能は例えばCPU10とCPU10の処理動作を制御するプログラムにより実現される。
辞書取得部40は、文書読取装置24により読み取った文書または通信装置16を介して受信した文書に含まれる辞書情報を抽出する。また、文書に辞書IDが付与されている場合には、当該辞書IDに対応する辞書情報を辞書情報格納装置102から取得する。
文書解析部42は、文書の内容を解析し、辞書取得部40が取得した辞書情報において属性及び関係情報が設定された表示領域に表示された情報を抽出する。
情報検証部44は、文書解析部42が文書から抽出した情報について、整合性、正当性等を検証する。検証内容は、上述したように、必須記載項目の記載の有無、情報種類の正当性、数値が上下限値の範囲内か否か、他の表示領域の情報との関係が正当か否か等があげられる。
表示部46は、情報検証部44の検証処理の結果、すなわち検証の成功または不成功に関する情報を表示する。
図5には、実施形態にかかる文書出力装置100の動作例のフローが示される。図5において、担当者が入力装置18から業務種別その他の文書の性質、用途等に関する情報を指定すると(S101)、辞書選択部32が当該文書の性質、用途等に応じた辞書情報を選択して辞書情報格納装置102から選択した辞書情報を取得する(S102)。
ここで、辞書選択部32は、選択した辞書情報の内容を表示装置20に表示させ、辞書情報の変更の要否を担当者に問い合わせる(S103)。辞書情報の内容を、文書の種類、性質、用途、内容または文書の使用対象者に応じて変更する場合には、担当者が入力装置18から指示情報を入力し、辞書情報設定部36が、この指示情報に基づいて辞書情報の内容を変更する(S104)。なお、変更した辞書情報は辞書情報格納装置102に格納し、変更後の辞書情報は辞書選択部32が選択できる構成とする。
図6には、辞書情報の例が示される。図6は、口座開設の新規申し込み業務で用いられる辞書情報の例である。図6において、辞書情報には、辞書ID、表示領域、関係情報、属性の各項目が含まれている。辞書IDは、辞書情報を識別する符号等であってもよいし、辞書情報を格納したファイル名等であってもよい。表示領域には、文書(本例では口座開設の「申し込み書」)の本人確認の欄が設定されている。また、関係情報には、「運転免許証@番号」及び「旅券@番号」が設定されている。この運転免許証または旅券は、当該辞書情報に基づいて文書の検証を行う際の資料となる資料文書の例である。また、運転免許証の番号及び旅券の番号が、関係情報により指定された資料情報であり、文書の検証に使用される。なお、各資料情報も、辞書情報の関係情報に設定された表示領域(図6の例では、「申し込み書」対して他の文書となる運転免許証または旅券の各番号欄)に表示された情報である。図6の例では、資料情報としての運転免許証または旅券の番号と本人確認欄に記載された番号との整合性が検証される。また、属性には、情報の種類(運転免許証の例では数値、旅券では文字と数値)と運転免許証の番号の上限値と下限値が設定されている。
図5に戻り、関連付け部34は、上記辞書選択部32が選択した辞書情報を辞書情報選択の対象である文書に関連付ける(S105)。辞書情報が関連付けられた文書は、出力部38が印刷装置22により印刷し、または表示装置20に表示する(S106)。このとき、辞書情報の内容が1次元または2次元バーコード等にコード化されて、文書に画像として重畳されて印刷または表示される。また、担当者が入力または記載可能な表示領域に入力または記載した情報、例えば本人確認情報等も表示領域に印刷または表示される。
図7には、出力部38が出力した文書の例が示される。図7は、口座開設の「申し込み書」の出力例である。図7において、「申し込み書」には、表示領域として「名前」、「住所」、「電話番号」、「本人確認」の各欄が設定されている。担当者は、文書の印刷時に、例えば表示装置20に表示されたメニューから業務として「新規申し込み」を選択して「申し込み書」を印刷する。「新規申し込み」のメニューを選択すると、辞書選択部32が新規申し込み業務で使用される辞書情報として、図6に示された辞書IDを選択し、例えばCSV形式で出力された辞書情報の内容または辞書IDが、1次元または2次元バーコード等にコード化される。コード化された辞書情報の内容または辞書IDは、「申し込み書」に画像Aとして重畳されて印刷装置22から印刷出力され、あるいは表示装置20に表示される。この際、「本人確認」欄に記載し、あるいは入力した情報も印刷または表示される。
図8には、実施形態にかかる文書検証装置104の動作例のフローが示される。図8において、文書出力装置100が印刷装置22により印刷出力した文書を、文書読取装置24が読み取り、あるいは文書出力装置100が出力した電子文書のファイルを通信装置16により受信して、辞書取得部40が検証対象の文書を取得する(S201)。また、この際に、取得した文書の検証を行うための資料となる資料文書も文書読取装置24、通信装置16等により文書解析部42が取得する(S202)。
上記検証対象の文書が、例えば図7に示される口座開設の「申し込み書」である場合に、この「申し込み書」と、図6に示される関係情報に資料文書として指定された運転免許証または旅券とを、文書読取装置24で読み取る。なお、申し込み書と運転免許証または旅券の画像を通信装置16等により取得してもよい。
次に、辞書取得部40が、S201で取得した文書に含まれる辞書情報を抽出する。また、文書に辞書IDが付与されている場合には、当該辞書IDに対応する辞書情報を辞書情報格納装置102から取得する(S203)。辞書情報の抽出処理は、例えばバーコードスキャナ等の機能により実行することができる。文書解析部42は、S201で取得した文書に含まれる情報の内、上記辞書情報に含まれる属性及び関係情報が設定された表示領域に表示された情報を検証対象として抽出する(S204)。また、文書解析部42は、S202で取得した資料文書から、上記辞書情報に含まれる関係情報により指定された資料情報を取得する(S205)。
例えば、図7に示された画像を文書読取装置24または通信装置16等により取得した場合には、辞書取得部40が画像Aから図6に示された辞書情報の内容または辞書IDを抽出する。また、文書解析部42が、上記辞書情報に属性及び関係情報が設定された表示領域である「本人確認」欄に表示されている情報である番号を抽出する。図7の例では「12345678901234」が抽出される。また、文書解析部42は、図6に示された辞書情報に含まれる関係情報に資料文書として指定された「運転免許証」または「旅券」から資料情報として運転免許証番号または旅券番号を抽出する。
情報検証部44は、S204で抽出した検証対象の情報の整合性、正当性等を辞書情報に含まれる属性及び関係情報並びにS205で取得した資料情報に基づいて検証する(S206)。
上記検証処理は、適宜な文法に従って辞書情報に記載された項目を解釈して行う。図6の例では、文法として「=」「帳票名」「@」「資料情報」と記載されており、辞書ID等により指定される検証対象の文書(図7の例では、口座開設の「申し込み書」)の中の表示領域で指定された欄(図7の例では、本人確認)の値と「資料情報」として取得した値とが等しいか否かを判定すると解釈する。この解釈に従い、情報検証部44は、文書解析部42が抽出した本人確認欄の番号と、資料情報として抽出された運転免許証番号または旅券番号とを比較し、これらの値が等しいか否かを確認する。この結果、本人確認欄の番号と運転免許証番号または旅券番号とが等しい場合には検証が成功と判定し、等しくない場合には検証失敗と判定する。なお、運転免許証または旅券のいずれを使用するかについては、辞書選択部32による辞書情報の選択処理の際に担当者が入力装置18から指定し、辞書情報に含ませておく構成としてもよいし、検証対象文書毎に予め決定しておいてもよい。さらに、S202で資料文書として取得した画像から画像処理によって「運転免許証」または「旅券」の文字を認識して判定してもよい。
上記検証処理の結果、検証が成功と判定した場合には(S207)、表示部46が表示装置20にその旨の表示を行わせる(S208)。また、情報の不整合、正当性の欠如等があった場合には検証が失敗と判定し、表示部46が表示装置20に検証失敗の旨を表示する(S209)。なお、検証処理は関係情報の解釈のみに限定されるものではなく、例えば辞書情報の属性に設定された上下限値の範囲内に検証対象の数値(図7の例では本人確認番号の数値)が入っているか否か等についても行われる。
図9には、検証失敗の表示例が示される。図9では、図7に示された画像のうち、情報の不整合があった本人確認番号の欄をハイライト表示し、同時に「運転免許証の番号と一致しません」との表示も行っている。
なお、図6、図7、図9では運転免許証または旅券を使用して口座開設の「申し込み書」を検証する例を示したが、実施形態にかかる文書処理システムはこれらの業務への適用には限定されない。例えば、複数の表示領域の合計値と他の表示領域の値とが等しいか否か等の検証についても、上記方法と同様にして、辞書情報の関係情報に従い、それぞれの数値を抽出することにより行うことができる。
また、図5及び図8の各ステップを実行するためのプログラムは、記録媒体に格納することも可能であり、また、そのプログラムを通信手段によって提供しても良い。その場合、例えば、上記説明したプログラムについて、「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」の発明または「データ信号」の発明として捉えても良い。
10 CPU、12 RAM、14 ROM、16 通信装置、18 入力装置、20 表示装置、22 印刷装置、24 文書読取装置、26 ハードディスク装置、28 バス、30a、30b、30c、30d、30e、30f 入出力インターフェース、32 辞書選択部、34 関連付け部、36 辞書情報設定部、38 出力部、40 辞書取得部、42 文書解析部、44 情報検証部、46 表示部、100 文書出力装置、102 辞書情報格納装置、104 文書検証装置。

Claims (3)

  1. 文書上において情報を表示する表示領域毎に設定される表示情報の属性と、前記各表示領域毎の関係を特定する関係情報とを含む辞書情報を文書毎に選択する辞書選択手段と、
    前記辞書選択手段が選択した辞書情報を、文書に関連付ける関連付け手段と、
    を有する文書出力装置と、
    前記文書出力装置が出力した検証対象の文書と、前記文書の検証を行うための資料となる資料文書とを取得する文書取得手段と
    前記取得した文書に含まれる情報の内、前記文書に関連付けられた辞書情報に含まれる属性及び前記関係情報が設定された表示領域に表示された情報を検証対象として抽出する抽出手段と、
    前記取得した資料文書から、前記辞書情報に含まれる関係情報により指定された資料情報を取得する資料情報取得手段と、
    前記抽出した検証対象の情報の整合性、正当性を前記辞書情報に含まれる属性及び関係情報並びに前記取得した資料情報に基づいて検証する検証処理手段と、
    を有する文書検証装置と、
    を備えることを特徴とする文書処理システム。
  2. 請求項1に記載の文書処理システムが、さらに前記文書検証装置が検証に失敗した場合に、検証を失敗した前記表示領域を表示する表示手段を備えることを特徴とする文書処理システム。
  3. コンピュータを、
    文書上において情報を表示する表示領域毎に設定される表示情報の属性と、前記各表示領域毎の関係を特定する関係情報とを含む辞書情報を文書毎に選択する辞書選択手段と、前記辞書選択手段が選択した辞書情報を、文書に関連付ける関連付け手段と、を有する文書出力装置が出力した検証対象の文書と、前記文書の検証を行うための資料となる資料文書とを取得する文書取得手段、
    前記取得した文書に含まれる情報の内、前記文書に関連付けられた辞書情報に含まれる属性及び前記関係情報が設定された表示領域に表示された情報を検証対象として抽出する抽出手段、
    前記取得した資料文書から、前記辞書情報に含まれる関係情報により指定された資料情報を取得する資料情報取得手段、
    前記抽出した検証対象の情報の整合性、正当性を前記辞書情報に含まれる属性及び関係情報並びに前記取得した資料情報に基づいて検証する検証処理手段、として機能させることを特徴とする文書検証プログラム。
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