JP2002189743A - 情報登録システム - Google Patents

情報登録システム

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JP2002189743A
JP2002189743A JP2000386887A JP2000386887A JP2002189743A JP 2002189743 A JP2002189743 A JP 2002189743A JP 2000386887 A JP2000386887 A JP 2000386887A JP 2000386887 A JP2000386887 A JP 2000386887A JP 2002189743 A JP2002189743 A JP 2002189743A
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JP2000386887A
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Ikuo Shimanuki
郁夫 島貫
Nobuo Kurihara
信雄 栗原
Masayuki Kato
正之 加藤
Hideshi Nagasawa
秀思 長沢
Taichi Sugiyama
太一 杉山
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Hitachi Information Technology Co Ltd
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Hitachi Information Technology Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報登録時の作業時間を低減した安価な情報
登録システムを提供すること 【解決手段】 登録情報をイメージ入力手段3から入力
し、このイメージ入力手段3から出力するイメージデー
タ内の文字情報を認識して登録情報をデータベース5に
登録する情報登録システムにおいて、文字情報を登録情
報の分野毎に認識する文字認識工程と、この分野毎の認
識結果を当該分野に対応した辞書データベース5a,5
bから所定の類似度で検索する検索工程と、この検索し
た類似候補をオペレータに対して候補リストとして出力
する出力工程と、この候補リストの中からオペレータが
選択する選択工程とを有すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、店舗やオフィス等
における情報登録の管理システムに係り、特に所望する
文字情報を登録する際にそのシステムに使用される情報
登録システムの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、店舗やオフィス等において顧客の
氏名や住所等の個人情報を管理する際には、その個人情
報を、顧客の免許証,名刺若しくは保険証等の記載事
項、又は顧客自身が紙媒体等に手書きで記載した記載事
項に基づいて、人手によって端末に入力する、という登
録作業を行っていた。しかしながら、このような入力方
法では作業に手間が掛かり効率が悪かった。これが為、
免許証,名刺若しくは保険証等をイメージスキャナで読
み取り、そのイメージデータを文字変換プログラムを介
して文字データに変換し、その文字データを文字認識プ
ログラムで自動的に認識して顧客の個人情報を登録し効
率化を図る、という他の方法があった。
【0003】しかしながら、この場合にあっては文字デ
ータをプログラムが誤認識する確率が高く、その認識結
果を端末のディスプレイから目視で確認した後、誤りを
見つけて訂正を行う必要があった。そして、その際に人
手による端末への入力作業が必要となり有効に効率化を
図ることができなかった。このような点を鑑みてイメー
ジデータの認識率を高める工夫が種々為されており、そ
の一つとして特開平7−152774号公報に開示され
た文書検索方法および装置がある。この文書検索方法お
よび装置は、文字認識処理において、誤認識し易い文字
を予め辞書に登録しておき、その中の複数の候補から選
択する、というものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平7−152774号公報に開示された文書検索方法
および装置にあっては、以下の如き不都合があった。
【0005】先ず、文字認識プログラムを作製するメー
カー自身は、文字が如何様な単語や文言等の条件におい
て如何様に誤認識され易いのかを知り且つ評価をして辞
書に登録しなければならないにも拘らず、その条件と誤
認識との関係を辞書中に網羅し難い、という不都合があ
った。
【0006】また、文字認識プログラムが住所,氏名又
は郵便番号等の如何様な分野の記載事項を認識する為に
使用されるのかが明確でない為、不用と思われる文字ま
でも全て辞書に登録しなければならない、という不都合
があった。
【0007】更にまた、文字単位毎に登録されたもので
ある為、単語や文言等の複数の文字の中で各文字毎にそ
の組合せを候補として示す場合、膨大な量の組合せの候
補リストがオペレータに示されるので、その実用上好適
ではない、という不都合があった。
【0008】更には、入力スキャナの性能や入力帳票の
組合せによって誤認識の特性が変わるので、個別に評価
を行う必要がある、若しくは文字認識率の向上を図る必
要がある、という不都合があった。そして、文字認識率
の向上を図る為には、例えば辞書の登録量を増加したり
プログラムをより複雑にしたりする必要があり、文字認
識システムが高価になってしまう、という不都合があっ
た。
【0009】以上示したように、この従来例では、イメ
ージデータから文字認識を行う際に未だ誤認識の確率が
高く、誤りを見付ける作業やその誤りを訂正する作業が
頻繁に生じて顧客情報の登録に要する時間が長くかかっ
てしまう。また、この不都合の改善を図る為には高価な
システムになってしまう。
【0010】本発明は、かかる従来例の有する不都合を
改善し、住所,氏名,郵便番号又は電話番号等の特定の
分野毎に文字データの認識率を向上させ、且つ登録時の
作業時間を低減させた安価な情報登録システムを提供す
ることを、その目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する為、
請求項1記載の発明では、登録情報をイメージ入力手段
から入力し、このイメージ入力手段から出力するイメー
ジデータ内の文字情報を認識してその登録情報をデータ
ベースに登録する情報登録システムにおいて、文字情報
を登録情報の分野毎に認識する文字認識工程と、この分
野毎の認識結果をその分野に対応した辞書データベース
から所定の類似度で検索する検索工程と、この検索した
類似候補をオペレータに対して候補リストとして出力す
る出力工程と、この候補リストの中からオペレータが選
択する選択工程とを有している。
【0012】また、請求項2記載の発明では、登録情報
をイメージ入力手段から入力し、そのイメージ入力手段
から出力するイメージデータ内の文字情報を認識してそ
の登録情報をデータベースに登録する情報登録システム
において、登録情報の分野毎に各々対応する辞書データ
ベースを備えている。そして、文字情報を分野毎に認識
する文字認識手段と、この分野毎の認識結果をその分野
に対応した辞書データベースから所定の類似度で検索す
る検索手段と、この検索した類似候補をオペレータに対
して候補リストとして出力する出力手段と、この候補リ
ストの中からオペレータが選択する選択手段とを有して
いる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明に係る情報登録システムの
一実施形態について図1から図7に基づいて説明する。
ここでは、顧客の登録情報を登録する為の顧客情報登録
システムとして例示する。
【0014】先ず顧客情報登録システムの構成について
例示する。この顧客情報登録システムは、図1に示すよ
うに、顧客の氏名や住所等の分野毎に登録情報を記載す
る為の顧客登録シート1と、その顧客の運転免許証2
と、これら顧客登録シート1及び運転免許証2の記載内
容を光学的に読み取るイメージスキャナ(イメージ入力
手段)3と、このイメージスキャナ3で読み取ったイメ
ージデータに基づいて登録処理を行うサーバー4と、住
所や電話番号等の分野毎に設けられた種々の辞書データ
ベース5a,5b及び登録情報を格納する為の顧客デー
タベース5cを有するデータベース5とで構成される。
【0015】ここで、顧客登録シート1としては顧客が
登録情報を手書きしたもの又は印刷されたもの等種々の
形態が考えられるが、本実施形態では手書き用のものを
代表して例示し、その一例を図2に示す。この図2に示
す顧客登録シート1Aには、顧客の登録情報を記載する
為の欄が予め用意されており、ここではその欄として氏
名,住所及び電話番号の分野毎に氏名欄1Aa,住所欄
1Ab及び電話番号欄1Acが設けられている。
【0016】また、顧客登録シート1の他の例としては
運転免許証2の記載情報を併用したものがあり、これを
図3に例示する。この図3に示す顧客登録シート1B
は、運転免許証2を載置又は保持する為の運転免許証の
台紙欄1Baと、運転免許証2に記載されていない電話
番号を記載する電話番号欄1Bbとが予め設けられてお
り、運転免許証2を運転免許証の台紙欄1Baに載置又
は保持し、顧客が電話番号欄1Bbに電話番号を記載し
て使用する。この顧客登録シート1Bのように運転免許
証2を併用してイメージスキャナ3で読み取ることによ
って、顧客の氏名や住所の情報を運転免許証2から得る
ことができるので、顧客の手を煩わせることなく登録作
業を行うことができる。この場合、登録情報の一部を得
る為に用いられる個人識別用媒体としては、必ずしも運
転免許証2に限定するものではなく、例えば健康保険証
等の個人を識別できるものを用いればよい。その際、顧
客登録シート1Bは、運転免許証の台紙欄1Baに替え
て健康保険証欄等を設けたものを用いることが望まし
い。
【0017】続いて、サーバー4は、例えば前述した従
来例と同様にイメージスキャナ3で読み取ったイメージ
データを文字データに変換処理する文字変換手段(文字
変換プログラム)と、この処理した文字データを前述し
た分野毎に文字認識する文字認識手段(文字認識プログ
ラム)と、この認識した文字について辞書データベース
を検索する後述する検索手段(検索プログラム)と、こ
の検索結果の後述する所定の条件において類似候補をオ
ペレータに対して候補リストとして図示しないモニタ上
に出力する出力手段とを有している。
【0018】ここで、文字認識手段は、例えば前述した
顧客登録シート1の上側の欄が氏名欄,この氏名欄から
所定の間隔を置いて設けられた欄が住所欄である、と認
識できる又は予め設定することのできるプログラムであ
って、この場合前述した顧客登録シート1は、そのプロ
グラムに対応した所定の書式のものを使用することが望
ましい。また他のプログラムとして、氏名や住所等の衝
となる文言を端末から指定し、その文言が認識された際
にその文言に係る欄毎に文字認識を行うものであっても
よい。
【0019】続いて、データベース5の辞書データベー
スについて説明する。本実施形態における辞書データベ
ースとしては、以下に示すが如く各種データが格納され
た住所データベース5a及び電話番号データベース5b
が用いられる。
【0020】先ず住所データベース5aは、図4に示す
ように、…丁目の前までの住所データを列挙して格納し
た住所データ欄5a1と、その各住所データのフリガナ
を列挙して格納した住所カナデータ欄5a2と、その各
住所データに対応する郵便番号を列挙して格納した郵便
番号データ欄5a3とで構成される。また、電話番号デ
ータベース5bは、一つの電話番号から氏名及び住所を
決定することが可能なデータベースの例であって、図5
に示すように、電話番号データを列挙して格納した電話
番号データ欄5b1と、その各電話番号データに対応す
る氏名データを列挙して格納した氏名データ欄5b2
と、その各電話番号データに対応する住所データを列挙
して格納した住所データ欄5b3とで構成される。
【0021】このように住所や電話番号の分野毎に辞書
データベースたる住所データベース5aと電話番号デー
タベース5bとを備えているので、必要最小限のデータ
のみを各データベース5a,5bに各々登録すればよ
く、これが為安価なデータベース5を構築することがで
きる。また、前述したが如く分野毎に文字認識を行うこ
とができ且つ分野毎に必要最小限のデータを有する辞書
データベースからその文字を検索することができるの
で、認識された文字の正誤の検索作業及び誤認識された
文字の補正作業に係る時間を短縮することができる。更
に、文字認識率の向上をも図ることができる。また更
に、最小限の類似候補のみを後述する候補リストとして
示すことができ、これが為オペレータがそのリストを確
認する際の作業時間を短縮することができる。
【0022】ここで、辞書データベースは、使用者自身
が適宜所望する分野を選択してデータベース5に設ける
ことができる。例えば、上述したデータベース5に複数
の「姓」と「名」のデータが格納された氏名データベー
スを新たに設けることによって、氏名にあっても作業時
間が短縮でき且つ認識率の向上を図ることができる。こ
の場合、本実施形態の顧客登録シート1は氏名が情報と
して存在する形態のものである為不都合がないが、例え
ば衣料品店において顧客の購入した洋服のサイズや色等
の情報を登録する場合にあっては、顧客登録シート1に
は新たにその情報を記載する為の欄が設けられる。そし
て、顧客データベース5cには、その新設された記載欄
に対応する格納欄が設けられる。このように、前述した
従来例に示す誤認識の特性を意識することなく使用者自
身が適宜所望する分野の辞書データベースを選択するこ
とができるので、顧客情報登録システムを必要最小限の
構成要素で構築することができ、これが為、安価な顧客
情報登録システムを提供することができる。
【0023】続いて、データベース5の顧客データベー
ス5cは、図6に示すように、顧客毎に付与される顧客
番号を格納する顧客番号欄5c1と、その各顧客の氏名
データを格納する氏名データ欄5c2と、その各顧客に
各々対応する住所データを格納する住所データ欄5c3
と、その各顧客に各々対応する電話番号データを格納す
る電話番号データ欄5c4とで構成される。
【0024】次に、以上の構成から成る顧客情報登録シ
ステムの動作を図7に示すフローチャートに基づいて説
明する。
【0025】先ず、顧客が記載した顧客登録シート1A
或いは顧客登録シート1B及び運転免許証2をイメージ
スキャナ3にて読み取る(ステップST1)。その後、
サーバー4が、読み取ったイメージデータを文字データ
に変換して分野(氏名,住所又は電話番号)毎に記載さ
れた文字の認識を行う(ステップST2)。そして、認
識された氏名,住所及び電話番号の各データをサーバー
4の図示しないメモリに格納した後、その電話番号デー
タを衝として電話番号データベース5bを検索し(ステ
ップST3)、この電話番号データベース5bに格納さ
れた電話番号データ欄5b1の中に、サーバー4で認識
された電話番号データと一致する番号があるか否かを判
定する(ステップST4)。
【0026】この際一致する番号が存在すれば、それに
対応する氏名データ及び住所データを電話番号データベ
ース5bに格納された氏名データ欄5b2及び住所デー
タ欄5b3から読み込み、しかる後、その氏名,住所及
び電話番号の各データを、顧客データベース5cの氏名
データ欄5c2,住所データ欄5c3及び電話番号デー
タ欄5c4に各々格納すると共に、図示しないモニタに
出力して表示する。そして、それが正しい住所か否かを
オペレータが判定し(ステップST5)、その住所が正
しい場合は氏名を目視で確認する。ここで、電話番号デ
ータベース5bの氏名データ欄5b2内のデータは、そ
の多くが電話番号の代表者の氏名が格納されたものであ
る為、その電話番号とイメージスキャナ3で読み取った
氏名とが一意に結びつかないことがある。これが為、必
要に応じてオペレータが端末から訂正を行い(ステップ
ST15)、全ての処理を終了する。
【0027】ここで、住所は変更されている可能性があ
る為、この電話番号を衝とした検索の際に、一致する番
号の有無に関わらず図示しないが後述するようなステッ
プST6以降の住所データベース5aの検索を行っても
よい。また、他のフローとしてステップST5又はステ
ップST15の後に、オペレータが住所をモニタ上で確
認して必要に応じて端末から直接入力して訂正を行って
もよい。
【0028】続いて、ステップST4にて該当する番号
が存在しない場合,又はステップST5にて住所が正し
くない場合には、メモリに格納された、…丁目の前まで
の住所データを衝として住所データベース5aを検索し
(ステップST6)、この住所データベース5aの住所
データ欄5a1に格納された住所データの中に、メモリ
に格納された住所データと一致するデータがあるか否か
を判定する(ステップST7)。
【0029】一致する住所データがある場合には、メモ
リに格納された氏名,住所及び電話番号の各データを、
顧客データベース5cの氏名データ欄5c2,住所デー
タ欄5c3及び電話番号データ欄5c4に各々格納する
と共に、図示しないモニタに出力して表示し、更に認識
された住所データが高い確率で有効であることをモニタ
に出力して表示する(ステップST8)。この場合、住
所データ欄5c3に格納される住所データは、メモリに
格納された全ての住所データ(例えば番地までのデー
タ)とステップST6にて検索された住所データとをマ
ージして作成される。続いて、オペレータが念の為その
住所をモニタ上で確認し、仮に誤りがある場合には端末
から直接入力して訂正を行う(ステップST13)。更
に電話番号を目視で確認し、その電話番号が顧客登録シ
ート1に記載された電話番号と異なる場合には正しい電
話番号を端末から直接入力して訂正を行う(ステップS
T14)。しかる後、氏名を目視で確認して必要に応じ
て訂正を行い(ステップST15)、全ての処理を終了
する。この場合、ステップST13からステップST1
5の処理の順番は、必ずしも本実施形態のものに限定す
るものではない。
【0030】ここで、住所データベース5aの検索の際
には、認識された住所と完全に一致する項目だけを検索
するのではなく、予め定められた類似度に基づいて、認
識された住所に、より類似する項目も検索できる検索プ
ログラムを利用する。以下に、この検索プログラムの所
定の類似度について説明する。
【0031】本実施形態における所定の類似度とは、認
識された住所における衝となる連続する複数の文字列又
は複数の文字の組み合わせと一致する部分を持つ検索デ
ータの内、その衝となる文字の連続する数が最大のもの
を検索する為に定められた類似度をいう。例えば、衝と
なる連続する文字が「ABC」の場合、類似度を3、即
ち一致する文字数を3に設定すると、下表の如く検索デ
ータの中から「ABC」に該当するもの,該当しないも
のを選択する。ここで、検索データが「ABXXXB
C」の場合は、二回目の「B」を一回目の「B」として
カウントする。
【0032】
【表1】
【0033】また、類似度は任意に設定が可能であり、
衝となる連続する文字が「ABC」の場合であって類似
度を2に設定した場合は、下表の如く検索データの中か
ら「AB」又は「BC」に該当するもの,該当しないも
のを選択する。
【0034】
【表2】
【0035】ここで、ステップST6における住所デー
タベース5aの検索について、類似度を2に設定したも
のを用いて例示する。例えば、顧客登録シート1の情報
として「神奈川県」があり、サーバー4での文字認識に
よって「神奈山県」となった場合には、その「神奈山
県」の内の「神奈」が住所データベース5aに格納され
た住所データ欄5a1の各データの「神奈川県」の「神
奈」と一致するので、「神奈川県」を類似項目として選
択するというものである。尚、類似項目数にあっても任
意に設定が可能である。
【0036】このような検索プログラムに基づいて、ス
テップST7にて一致する住所が存在しない場合には、
メモリに格納された…丁目の前までの住所データに類似
するデータが住所データベース5aの住所データ欄5a
1内にあるか否かを所定の類似度で判定する(ステップ
ST9)。
【0037】ここで、類似する住所データがある場合に
は、メモリに格納された全ての住所データにおける…丁
目以降のデータとその類似する住所データとをマージし
て住所データを作成し、その住所データを候補リストと
してモニタに出力して表示し(ステップST10)、オ
ペレータがその候補リストの中に正しい住所があるか否
かを判定する(ステップST11)。候補リストの中に
正しい住所がある場合は、その住所を例えばキーボード
を用い端末から選択して補正指示する(ステップST1
2)。そして、その住所データ及びメモリに格納された
氏名並びに電話番号の各データを、顧客データベース5
cの住所データ欄5c3,氏名データ欄5c2及び電話
番号データ欄5c4に各々格納すると共に、図示しない
モニタに出力して表示する。続いて電話番号を目視で確
認して必要に応じて電話番号データを端末から直接入力
して訂正を行い(ステップST14)、更に氏名を目視
で確認して必要に応じて訂正を行い(ステップST1
5)、全ての処理を終了する。この場合、ステップST
14とステップST15の処理の順番は、必ずしも本実
施形態のものに限定するものではない。
【0038】このように類似する候補を候補リストとし
てオペレータに示し、そして選択させることによって、
登録作業を容易にし且つその作業時間を短縮することが
できる。
【0039】また、ステップST9にて類似する住所デ
ータがない場合,又はステップST11にて候補リスト
の中に正しい住所データが無い場合は、メモリに格納さ
れた氏名,住所及び電話番号の各データを、一旦顧客デ
ータベース5cの氏名データ欄5c2,住所データ欄5
c3及び電話番号データ欄5c4に各々格納すると共
に、モニタに出力して表示する。そして、オペレータが
住所を目視で確認して必要に応じて正しい住所データを
端末から直接入力して訂正を行う(ステップST1
3)。しかる後、電話番号を目視で確認して必要に応じ
て訂正を行い(ステップST14)、更に氏名を目視で
確認して必要に応じて訂正を行い(ステップST1
5)、全ての処理を終了する。この場合、ステップST
13からステップST15の処理の順番は、必ずしも本
実施形態のものに限定するものではない。
【0040】尚、メモリに格納された氏名,住所及び電
話番号の各データは、全ての処理を終えた後で消去され
る。
【0041】ここで、登録する顧客の住所に対応した住
所のフリガナや郵便番号のデータを顧客データベース5
cに格納することもできる。この場合は、住所データベ
ース5aの検索処理以降の処理、例えばステップST7
やステップST11の処理において一致する住所データ
があると、その住所データに対応する住所カナデータや
郵便番号データを住所データベース5aの住所カナデー
タ欄5a2や郵便番号データ欄5a3から取り出して顧
客データベース5cに格納する。また、一致する住所デ
ータが無い場合は、例えばステップST13からステッ
プST15の処理の際にオペレータが入力すればよい。
【0042】
【発明の効果】本発明に係る情報登録システムは、登録
情報の分野毎に辞書データベースを備えているので、必
要最小限のデータのみを辞書データベースに登録すれば
よく、これが為安価なデータベースを構築することがで
きる。また、分野毎に文字認識を行うことができ且つ分
野毎に必要最小限のデータを有する辞書データベースか
らその文字を検索することができるので、認識された文
字の正誤の検索作業及び誤認識された文字の補正作業に
係る時間を短縮することができる。更に、最小限の類似
候補のみを候補リストとして示すことができ、これが為
オペレータがそのリストの内容を確認する際の作業時間
を短縮することができる。また更に、文字認識率の向上
をも図ることができる、という従来にない優れた情報登
録システムを得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る顧客情報登録システムの一実施形
態を示す構成図である。
【図2】本実施形態に用いる顧客登録シートの一例を示
す図である。
【図3】本実施形態に用いる顧客登録シートの他の例を
示す図である。
【図4】本実施形態の住所データベースの構成を示す説
明図である。
【図5】本実施形態の電話番号データベースの構成を示
す説明図である。
【図6】本実施形態の顧客データベースの構成を示す説
明図である。
【図7】本実施形態の顧客情報登録システムの動作を示
すフローチャートである。
【符号の説明】
1 顧客登録シート 3 イメージスキャナ(イメージ入力手段) 4 サーバー 5 データベース 5a 住所データベース(辞書データベース) 5b 電話番号データベース(辞書データベース)
フロントページの続き (72)発明者 加藤 正之 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社日 立インフォメーションテクノロジー内 (72)発明者 長沢 秀思 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社日 立インフォメーションテクノロジー内 (72)発明者 杉山 太一 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社日 立インフォメーションテクノロジー内 Fターム(参考) 5B064 AA01 DA14 EA12 EA19 FA04 5B075 ND07 NK02 NK25 NR05 PP04 PP13 PQ02 PQ46 PR06 QM08 UU08

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 登録情報をイメージ入力手段から入力
    し、該イメージ入力手段から出力するイメージデータ内
    の文字情報を認識して前記登録情報をデータベースに登
    録する情報登録システムであって、 前記文字情報を前記登録情報の分野毎に認識する文字認
    識工程と、 この分野毎の認識結果を当該分野に対応した辞書データ
    ベースから所定の類似度で検索する検索工程と、 この検索した類似候補をオペレータに対して候補リスト
    として出力する出力工程と、 この候補リストの中からオペレータが選択する選択工程
    と、 を有することを特徴とした情報登録システム。
  2. 【請求項2】 登録情報をイメージ入力手段から入力
    し、該イメージ入力手段から出力するイメージデータ内
    の文字情報を認識して前記登録情報をデータベースに登
    録する情報登録システムであって、 前記登録情報の分野毎に各々対応する辞書データベース
    を備え、 前記文字情報を前記分野毎に認識する文字認識手段と、 この分野毎の認識結果を当該分野に対応した前記辞書デ
    ータベースから所定の類似度で検索する検索手段と、 この検索した類似候補をオペレータに対して候補リスト
    として出力する出力手段と、 この候補リストの中からオペレータが選択する選択手段
    と、 を有することを特徴とした情報登録システム。
JP2000386887A 2000-12-20 2000-12-20 情報登録システム Pending JP2002189743A (ja)

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