JP5481679B2 - 受信装置 - Google Patents

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この発明は、受信装置に関し、特に、不要波を低減する受信装置に関するものである。
近年、スペクトラム拡散変調信号、周波数スケジューリングされたOFDM(Orthogonal Frequency−Division Multiplexing)変調信号、および周波数スケジューリングされた分割スペクトラムによるシングルキャリア変調(SC−FDMA:Single−Carrier Frequency Division Multiple Access)による変調信号等の数十MHz以上の広帯域変調信号による通信が実用化されている(非特許文献1)。
このような広帯域変調信号は、通常、AD変換器により全帯域に渡ってデジタルデータに変換され、バンドパスフィルタまたは整合フィルタとして形成されたデジタルフィルタによって不要波を除去または抑制され、復調処理がなされる。
しかし、AD変換される帯域中に強力な不要波が存在すると、以下の理由によって受信感度が低下する。
強入力によってAD変換器が飽和すると、デジタルフィルタおよび復調処理が正しく作動しないので、AGC(Auto Gain Control)回路または受信機に設けられたアッテネータにより利得を下げる動作が、通常、行なわれている。
その結果、AD変換器に入力される希望波のレベルが低下するので、希望波に対する有効な量子化ビット数が減少し、信号対雑音比が低下して感度抑圧が生じる。
例えば、12ビットのAD変換器は、60〜65dB程度のダイナミックレンジを有するが、希望波自体の変調によるダイナミックレンジは、少なくとも、10数dB以上必要であるので、不要波が希望波に対して50dB以上強い場合には、受信不能となる。
この問題を解決する方法として、中心周波数を可変できるノッチフィルタによって不要波を除去または低減する技術が提案されている(特許文献1)。これによって、狭帯域な不要波を除去または低減でき、AGC回路の利得を過度に低下させることを防止できる。
特開2005−80272号公報
服部 武、藤岡 雅宣,"ワイヤレス・ブロードバンドHSPA+/LTE/SAE教科書,"インプレスR&D,2009年,ISBN:978−4844327387.
しかし、従来の受信装置では、可変ノッチフィルタの阻止帯域が固定であるため、広帯域な不要波に対処できないという問題がある。
そこで、この発明は、かかる問題を解決するためになされたものであり、その目的は、広帯域な不要波を低減可能な受信装置を提供することである。
この発明によれば、受信装置は、ノッチフィルタと、AD変換器と、周波数分析手段と、フィルタ制御手段とを備える。ノッチフィルタは、中心周波数および減衰帯域幅からなる減衰特性を用いて受信信号から不要波を低減する。AD変換器は、ノッチフィルタの出力信号をアナログ信号からデジタル信号に変換する。周波数分析手段は、AD変換器によってデジタル化された受信信号をデジタル演算によって周波数分析を行なう。フィルタ制御手段は、周波数分析手段の分析結果に基づいて、不要波の中心周波数および占有帯域幅を推定し、ノッチフィルタの中心周波数および減衰帯域幅を、それぞれ推定した中心周波数および占有帯域幅に設定するようにノッチフィルタを制御する。
好ましくは、フィルタ制御手段は、ノッチフィルタによる不要波の減衰量が最大となるように不要波の占有帯域幅の推定値からノッチフィルタの減衰量を決定する。
好ましくは、ノッチフィルタは、複数の中心周波数を有する。フィルタ制御手段は、不要波の個数および占有帯域幅の推定値からノッチフィルタの各中心周波数ごとにノッチフィルタの減衰帯域幅を決定する。
好ましくは、ノッチフィルタは、複数の単減衰極ノッチフィルタと、複数の迂回回路と、複数のスイッチ回路とを含む。複数の単減衰極ノッチフィルタの各々は、1つの中心周波数を有し、かつ、継続接続される。複数の迂回回路は、複数の単減衰極ノッチフィルタに対応して設けられ、各々が単減衰極ノッチフィルタを介さずに単減衰極ノッチフィルタの入出力を直結する。複数のスイッチ回路は、複数の単減衰極ノッチフィルタに対応して設けられ、各々が1つの単減衰極ノッチフィルタの入力側および出力側に接続される。そして、フィルタ制御手段は、更に、不要波の個数および強度に応じて、スイッチ回路を対応する単減衰極ノッチフィルタまたは迂回回路に接続するように複数のスイッチ回路を制御する。
この発明の実施の形態による受信装置においては、フィルタ制御手段は、周波数分析手段の分析結果に基づいて、不要波の中心周波数および阻止帯域幅を推定し、その推定した中心周波数および阻止帯域幅をノッチフィルタへ出力し、ノッチフィルタは、フィルタ制御手段から受けた中心周波数および阻止帯域幅によって決定される周波数帯、即ち、不要波の帯域をベースバンド信号から低減する。その結果、不要波の帯域が広帯域になれば、推定される阻止帯域幅が広くなる。そして、ノッチフィルタは、その広くなった阻止帯域幅を用いて不要波の帯域をベースバンド信号から低減する。
従って、不要波の帯域が広帯域になっても、広帯域な不要波を低減できる。
この発明の実施の形態による受信装置の構成図である。 図1に示す受信装置の受信動作を説明するためのフローチャートである。 この発明の実施の形態による他の受信装置の構成図である。 図3に示すノッチフィルタの構成図である。 ノッチフィルタの特性を示す第1の概念図である。 ノッチフィルタの特性を示す第2の概念図である。 図3に示す受信装置の受信動作を説明するためのフローチャートである。
本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰返さない。
図1は、この発明の実施の形態による受信装置の構成図である。図1を参照して、この発明の実施の形態による受信装置10は、アンテナ1と、BPF(Band Pass Filter)2と、LNA(Low Noise Amplifier)3と、乗算器4と、局部発振器5と、ベースバンドLPF(Low Pass Filter)6と、AGC7と、ノッチフィルタ8と、ベースバンドアンプ9と、AD変換器11と、信号強度検出器12と、FFT(Fast Fourier Transform)13と、フィルタ制御手段14と、復調手段15とを備える。
アンテナ1は、電波を受信し、その受信電波をBPF2へ出力する。BPF2は、高周波BPFからなり、受信電波のうち、所望の周波数帯の受信電波をLNA3へ通過させる。この場合、所望の周波数帯は、受信電波のスペクトラムが存在し得る周波数範囲からなり、通常、運用が許可されている周波数帯またはその部分帯域と一致するように設定される。
LNA3は、BPF2から受けた受信電波を増幅し、その増幅した受信電波を乗算器4へ出力する。
乗算器4は、LNA3からの受信電波に局部発振器5からの局部発振信号(周波数=f)を乗算し、受信電波の周波数を変換する。
局部発振器5は、周波数fの局部発振信号を発振し、その発振した局部発振信号を乗算器4へ出力する。
ベースバンドLPF6は、一般的なダイレクトコンバージョン受信機において用いられているものと同等のものであり、乗算器4からの受信電波のうち、所望のベースバンド信号以外の周波数成分を阻止する。そして、ベースバンドLPF6の通過帯域幅は、ベースバンド信号における希望信号スペクトラムの上端と下端との間であり、ベースバンドLPF6のカットオフ周波数は、希望信号スペクトラムを包含し得る十分な通過帯域となるように決定される。
AGC7は、ベースバンドLPF6から所望のベースバンド信号を受け、信号強度検出器12から信号強度を受ける。そして、AGC7は、信号強度に基づいて、AD変換器11によって変換されたデジタル信号から検出された信号電圧の平均値が所定の範囲に収まり、AD変換器11の入力が飽和せず、更に、できる限り入力信号のダイナミックレンジが確保できるようにベースバンド信号を増幅する。
ノッチフィルタ8は、不要波の中心周波数fと、阻止帯域幅Wとをフィルタ制御手段14から受ける。そして、ノッチフィルタ8は、中心周波数fおよび阻止帯域幅Wによって決定される周波数帯をベースバンド信号から低減する。
ベースバンドアンプ9は、ノッチフィルタ8を通過したベースバンド信号をAD変換器11によってアナログ信号からデジタル信号に変換するために十分なレベルまで増幅する。
AD変換器11は、ベースバンドアンプ9によって増幅されたベースバンド信号をアナログ信号からデジタル信号に変換し、その変換したデジタル信号を信号強度検出器12、FFT13および復調手段15へ出力する。
信号強度検出器12は、AD変換器11から受けたデジタル信号の信号強度を検出し、その検出した信号強度をAGC7へ出力する。
FFT13は、AD変換器11から受けたデジタル信号を高速フーリエ変換し、周波数領域の信号をフィルタ制御手段14へ出力する。
なお、FFT13は、スペクトラム解析手段に用いられるものであり、複数のバンドパスフィルタをデジタル信号処理によって形成し、その出力レベルを出力する構成からなっていてもよい。
フィルタ制御手段14は、FFT13からの周波数領域の信号に基づいて、不要波の中心周波数fおよび阻止帯域幅Wを推定し、その推定した中心周波数fおよび阻止帯域幅Wをノッチフィルタ8へ出力する。
復調手段15は、AD変換器11からのデジタル信号を復調し、受信信号を出力する。
ノッチフィルタ8は、共振回路、またはLPFとHPF(High Pass Filter)とを組み合わされたものからなる。
ノッチフィルタ8が共振回路からなる場合、ノッチフィルタ8の阻止帯域幅Wは、共振のQ値によって制御される。この場合、フィルタ制御手段14は、次の方法によって、Q値を用いてノッチフィルタ8の阻止帯域幅Wを制御する。
不要波のスペクトラムをS(ω)(ωは、信号の角周波数)とし、ノッチフィルタ8の伝達関数をH(ω,Q)とすると、フィルタ制御手段14は、U=|H(ω,Q)S(ω)|が最小になるようにQ値を決定する。
そして、フィルタ制御手段14は、例えば、最急勾配法を用いてQ値を更新する。また、フィルタ制御手段14は、数個のQ値を用いて数個のUを演算し、Uが最小になるときのQ値を選択する。
伝達関数H(ω,Q)は、既知であり、S(ω)は、FFT13で推定されるので、UのQに対する偏微分は、Qの微小な変化ΔQに対するUの変化率ΔU/ΔQによって演算される。
従って、最急勾配法によってQ値を再帰的に更新するアルゴリズムは、次式によって表される。
Q(更新値)=Q−μΔU/ΔQ・・・(1)
なお、式(1)において、μは、ステップサイズである。ステップサイズμは、例えば、U=10log|H(ω,Q)S(ω)|と定義すれば、1〜10の範囲である。
従って、フィルタ制御手段14は、最急勾配法を用いる場合、式(1)を用いてQ値を更新し、その更新したQ値をノッチフィルタ8へ出力する。
一方、フィルタ制御手段14は、数個のQ値によってUが最も小さくなるときのQ値を選択する場合、不要波として考えられる最大の帯域幅に等しい減衰帯域幅に対応した値をQの最小値とし、Qの最大値を最小の帯域幅もしくは希望信号の最小帯域幅の程度に設定する。
図2は、図1に示す受信装置10の受信動作を説明するためのフローチャートである。図2を参照して、受信動作が開始されると、アンテナ1は、電波を受信し(ステップS1)、その受信した受信電波をBPF2へ出力する。
そして、BPF2は、受信電波のうち、所望の周波数帯の受信電波をLNA3へ通過させる。その後、LNA3は、BPF2から受けた受信電波を増幅し、その増幅した受信電波を乗算器4へ出力する。
引き続いて、乗算器4は、LNA3からの受信電波に局部発振器5からの局部発振信号(周波数=f)を乗算し、受信電波をベースバンド信号に変換する(ステップS2)。そして、ベースバンドLPF6は、乗算器4からの受信電波のうち、所望のベースバンド信号以外の周波数成分を阻止し、所望のベースバンド信号をAGC7へ通過させる。AGC7は、信号強度検出器12からの信号強度に基づいて、AD変換器11によって変換されたデジタル信号から検出された信号電圧の平均値が所定の範囲に収まり、AD変換器11の入力が飽和せず、更に、できる限り入力信号のダイナミックレンジを確保できるようにベースバンド信号を増幅する。
フィルタ制御手段14は、FFT13からの周波数領域の信号に基づいて、不要波の中心周波数fおよび阻止帯域幅Wを推定し(ステップS3)、その推定した中心周波数fおよび阻止帯域幅Wをノッチフィルタ8へ出力する。そして、ノッチフィルタ8は、フィルタ制御手段14から受けた不要波の中心周波数fおよび阻止帯域幅Wによって決定される不要波の周波数帯をベースバンド信号から低減する(ステップS4)。
その後、ベースバンドアンプ9は、ノッチフィルタ8を通過したベースバンド信号をAD変換器11によってアナログ信号からデジタル信号に変換するために十分なレベルまで増幅する。そして、AD変換器11は、ベースバンドアンプ9によって増幅されたベースバンド信号をアナログ信号からデジタル信号に変換し、その変換したデジタル信号を信号強度検出器12、FFT13および復調手段15へ出力する。
その後、信号強度検出器12は、AD変換器11から受けたデジタル信号の信号強度を検出し、その検出した信号強度をAGC7へ出力する。また、FFT13は、AD変換器11から受けたデジタル信号を高速フーリエ変換し、周波数領域の信号をフィルタ制御手段14へ出力する。
一方、復調手段15は、AD変換器11からのデジタル信号を復調し、受信信号を出力する(ステップS5)。これによって、受信動作が終了する。
このように、受信装置10においては、フィルタ制御手段14は、FFT13からの周波数領域の信号に基づいて、不要波の中心周波数fおよび阻止帯域幅Wを推定し、その推定した中心周波数fおよび阻止帯域幅Wをノッチフィルタ8へ出力し、ノッチフィルタ8は、フィルタ制御手段14から受けた中心周波数fおよび阻止帯域幅Wによって決定される周波数帯、即ち、不要波の帯域をベースバンド信号から低減する。その結果、不要波の帯域が広帯域になれば、推定される阻止帯域幅Wが広くなる。そして、ノッチフィルタ8は、その広くなった阻止帯域幅Wを用いて不要波の帯域をベースバンド信号から低減する。
従って、不要波の帯域が広帯域になっても、広帯域な不要波を低減できる。
図3は、この発明の実施の形態による他の受信装置の構成図である。この発明の実施の形態による受信装置は、図3に示す受信装置10Aであってもよい。図3を参照して、受信装置10Aは、図1に示す受信装置10のノッチフィルタ8をノッチフィルタ8Aに代え、フィルタ制御手段14をフィルタ制御手段14Aに代えたものであり、その他は、受信装置10と同じである。
ノッチフィルタ8Aは、複数の阻止帯域を有し、1個以上の不要波の帯域をベースバンド信号から低減する。
フィルタ制御手段14Aは、1個以上の不要波の帯域をベースバンド信号から低減するようにノッチフィルタ8Aを制御する。
図4は、図3に示すノッチフィルタ8Aの構成図である。図4を参照して、ノッチフィルタ8Aは、スイッチSW1〜SW4と、ノッチフィルタ81,83と、迂回回路82,84とを含む。
スイッチSW1、ノッチフィルタ81、スイッチSW2、スイッチSW3、ノッチフィルタ83およびスイッチSW4は、直列に接続される。迂回回路82は、ノッチフィルタ81に対応して設けられ、スイッチSW1とスイッチSW2との間でノッチフィルタ81と並列に配置される。迂回回路84は、ノッチフィルタ83に対応して設けられ、スイッチSW3とスイッチSW4との間でノッチフィルタ83と並列に配置される。
スイッチSW1は、フィルタ制御手段14Aからの信号SG1によって端子TM1または端子TM2に接続される。この場合、スイッチSW1は、信号SG1が“1”からなるとき、端子TM1に接続され、信号SG1が“0”からなるとき、端子TM2に接続される。
端子TM1は、ノッチフィルタ81の入力側に接続される。端子TM2は、迂回回路82の入力側に接続される。端子TM3は、ノッチフィルタ81の出力側に接続される。端子TM4は、迂回回路82の出力側に接続される。
ノッチフィルタ81は、中心周波数fおよび阻止帯域幅Wをフィルタ制御手段14Aから受け、その受けた中心周波数fおよび阻止帯域幅Wによって決定される不要波の帯域をベースバンド信号から低減する。そして、ノッチフィルタ81は、不要波の帯域を低減したベースバンド信号を端子TM3へ出力する。
迂回回路82は、ベースバンド信号を端子TM2から端子TM4へ通過させる。スイッチSW2は、端子TM3,TM4とスイッチSW3との間に配置される。そして、スイッチSW2は、フィルタ制御手段14Aからの信号SG2によって端子TM3または端子TM4に接続される。この場合、スイッチSW2は、信号SG2が“1”からなるとき、端子TM3に接続され、信号SG2が“0”からなるとき、端子TM4に接続される。
スイッチSW3は、フィルタ制御手段14Aからの信号SG3によって端子TM5または端子TM6に接続される。この場合、スイッチSW3は、信号SG3が“1”からなるとき、端子TM5に接続され、信号SG3が“0”からなるとき、端子TM6に接続される。
端子TM5は、ノッチフィルタ82の入力側に接続される。端子TM6は、迂回回路84の入力側に接続される。端子TM7は、ノッチフィルタ83の出力側に接続される。端子TM8は、迂回回路84の出力側に接続される。
ノッチフィルタ83は、中心周波数fおよび阻止帯域幅Wをフィルタ制御手段14Aから受け、その受けた中心周波数fおよび阻止帯域幅Wによって決定される不要波の帯域をベースバンド信号から低減する。そして、ノッチフィルタ83は、不要波の帯域を低減したベースバンド信号を端子TM7へ出力する。
迂回回路84は、ベースバンド信号を端子TM6から端子TM8へ通過させる。スイッチSW4は、フィルタ制御手段14Aからの信号SG4によって端子TM7または端子TM8に接続される。この場合、スイッチSW4は、信号SG4が“1”からなるとき、端子TM7に接続され、信号SG4が“0”からなるとき、端子TM8に接続される。
フィルタ制御手段14Aは、FFT13からの周波数領域の信号に基づいて、不要波の個数N(N=0,1,2,3,・・・)を検出するとともに、その検出したN個の不要波の中心周波数fおよび阻止帯域幅W(1≦i≦N(≠0))を検出する。なお、以下においては、Nの最大数は、例えば、2とする。
そして、フィルタ制御手段14Aは、1個の不要波を検出し、その検出した1個の不要波の中心周波数および阻止帯域幅がそれぞれ中心周波数fおよび阻止帯域幅Wであるとき、中心周波数fおよび阻止帯域幅Wをノッチフィルタ81へ出力し、1からなる信号SG1,SG2をそれぞれスイッチSW1,SW2へ出力し、0からなる信号SG3,SG4をそれぞれスイッチSW3,SW4へ出力する。
これによって、スイッチSW1は、端子TM1に接続され、スイッチSW2は、端子TM3に接続され、スイッチSW3は、端子TM6に接続され、スイッチSW4は、端子TM8に接続される。その結果、ノッチフィルタ81は、端子TM1を介して入力されたベースバンド信号から不要波の帯域(中心周波数fおよび阻止帯域幅Wによって決定される帯域)を低減して端子TM3へ出力する。そして、迂回回路84は、ノッチフィルタ81から出力されたベースバンド信号を端子TM6から端子TM8へ通過させる。
また、フィルタ制御手段14Aは、1個の不要波を検出し、その検出した1個の不要波の中心周波数および阻止帯域幅がそれぞれ中心周波数fおよび阻止帯域幅Wであるとき、中心周波数fおよび阻止帯域幅Wをノッチフィルタ83へ出力し、0からなる信号SG1,SG2をそれぞれスイッチSW1,SW2へ出力し、1からなる信号SG3,SG4をそれぞれスイッチSW3,SW4へ出力する。
これによって、スイッチSW1は、端子TM2に接続され、スイッチSW2は、端子TM4に接続され、スイッチSW3は、端子TM5に接続され、スイッチSW4は、端子TM7に接続される。その結果、迂回回路82は、端子TM2を介して受けたベースバンド信号を端子TM2から端子TM4へ通過させる。そして、ノッチフィルタ83は、端子TM5を介して入力されたベースバンド信号から不要波の帯域(中心周波数fおよび阻止帯域幅Wによって決定される帯域)を低減して端子TM7へ出力する。
更に、フィルタ制御手段14Aは、2個の不要波を検出し、その検出した2個の不要波の中心周波数および阻止帯域幅がそれぞれ中心周波数f,fおよび阻止帯域幅W,Wであるとき、中心周波数fおよび阻止帯域幅Wをノッチフィルタ81へ出力し、中心周波数fおよび阻止帯域幅Wをノッチフィルタ83へ出力し、1からなる信号SG1〜SG4をそれぞれスイッチSW1〜SW4へ出力する。
これによって、スイッチSW1は、端子TM1に接続され、スイッチSW2は、端子TM3に接続され、スイッチSW3は、端子TM5に接続され、スイッチSW4は、端子TM7に接続される。その結果、ノッチフィルタ81は、端子TM1を介して入力されたベースバンド信号から不要波の帯域(中心周波数fおよび阻止帯域幅Wによって決定される帯域)を低減して端子TM3へ出力する。そして、ノッチフィルタ83は、端子TM5を介して入力されたベースバンド信号から不要波の帯域(中心周波数fおよび阻止帯域幅Wによって決定される帯域)を低減して端子TM7へ出力する。
更に、フィルタ制御手段14Aは、不要波を検出しないとき、0からなる信号SG1〜SG4をそれぞれスイッチSW1〜SW4へ出力する。
これによって、スイッチSW1は、端子TM2に接続され、スイッチSW2は、端子TM4に接続され、スイッチSW3は、端子TM6に接続され、スイッチSW4は、端子TM8に接続される。
その結果、迂回回路82は、端子TM2を介して受けたベースバンド信号を端子TM2から端子TM4へ通過させる。そして、迂回回路84は、端子TM6を介して受けたベースバンド信号を端子TM6から端子TM8へ通過させる。
このように、ノッチフィルタ8Aは、フィルタ制御手段14Aからの制御に従って、不要波の個数Nおよび不要波の帯域に応じて、ベースバンド信号から不要波の帯域を低減するとともに、不要波が検出されないとき、ベースバンド信号を入力側から出力側へ通過させる。
従って、不要波が検出されないとき、または不要波の個数Nがノッチフィルタ81,83の個数よりも少ないとき、ノッチフィルタ81および/またはノッチフィルタ83を迂回させることによって、フィルタの挿入損失を無くすことができ、感度を向上できる。
図5および図6は、それぞれ、ノッチフィルタ8Aの特性を示す第1および第2の概念図である。
フィルタ制御手段14Aは、不要波が1個である場合(=不要波の個数Nがノッチフィルタの個数よりも少ない場合)、好ましくは、次のようにノッチフィルタ8Aを制御する。
即ち、フィルタ制御手段14Aは、不要波が1個である場合、2個のノッチフィルタ81,82の阻止帯域が相互に重なるように中心周波数f,fを制御する。図5を参照して、曲線k1は、ノッチフィルタ81の周波数特性であり、曲線k2は、ノッチフィルタ83の周波数特性である。この場合、フィルタ制御手段14Aは、周波数特性k1,k2が相互に重なるように中心周波数f,fを制御する。その結果、ノッチフィルタ8Aは、曲線k3によって示される周波数特性を有する。
従って、不要波のより大きな減衰を得ることができる。
また、フィルタ制御手段14Aは、不要波が1個である場合、2個のノッチフィルタ81,82の阻止帯域が隣接するように中心周波数f,fを制御する。図6を参照して、曲線k4は、ノッチフィルタ81の周波数特性であり、曲線k5は、ノッチフィルタ83の周波数特性である。この場合、フィルタ制御手段14Aは、周波数特性k4,k5が隣接するように中心周波数f,fを制御する。その結果、ノッチフィルタ8Aは、曲線k6によって示される周波数特性を有する。
従って、より広帯域な不要波の減衰を得ることができる。
フィルタ制御手段14Aは、その他、フィルタ制御手段14と同じ機能を果たす。
図7は、図3に示す受信装置の受信動作を説明するためのフローチャートである。図7を参照して、受信動作が開始されると、図2に示すステップS1,S2と同じ動作が実行される(ステップS11,S12)。
そして、フィルタ制御手段14Aは、FFT13からの周波数領域の信号に基づいて、不要波の個数を検出し(ステップS13)、不要波の個数Nが“0”であるか否かを判定する(ステップS14)。
ステップS14において、不要波の個数Nが“0”でないと判定されたとき、フィルタ制御手段14Aは、不要波の中心周波数fおよび阻止帯域幅Wを推定する(ステップS15)。
そして、ノッチフィルタ8Aは、上述した方法によって、不要波の個数Nと、不要波の中心周波数fおよび阻止帯域幅Wとに応じて不要波の帯域をベースバンド信号から低減する(ステップS16)。
その後、ベースバンド信号は、アナログ信号からデジタル信号に変換され、復調される(ステップS17)。
一方、ステップS14において、不要波の個数が“0”であると判定されたとき、ノッチフィルタ8Aは、ノッチフィルタ81,82を迂回してベースバンド信号を通過させる(ステップS18)。そして、一連の動作は、ステップS17へ移行する。
なお、一連の動作がステップS16からステップS17へ移行した場合、ステップS17において、不要波が低減されたベースバンド信号のデジタル信号への変換および復調が行なわれる。また、一連の動作がステップS18からステップS17へ移行した場合、ステップS17において、不要波が無いベースバンド信号のデジタル信号への変換および復調が行なわれる。
そして、ステップS17の後、一連の動作が終了する。
なお、上記においては、AGC7は、ベースバンドLPF6の後段に配置されると説明したが、この発明の実施の形態においては、これに限らず、AGC7の入力ダイナミックレンジが広く、かつ、低歪みであるとき、AGC7は、ベースバンドLPF6の前段に配置されてもよい。
この場合、ベースバンドLPF6の挿入損失による雑音指数の増加が抑制され、感度を向上できる。
また、上記においては、ノッチフィルタ8,8Aは、ベースバンド帯域(ベースバンド信号に変換された後の処理領域)に挿入されると説明したが、この発明の実施の形態においては、これに限らず、スーパーヘテロダイン方式では、中間周波回路にノッチフィルタ8,8Aを挿入してもよい。
更に、上記においては、ノッチフィルタ8Aは、2個のノッチフィルタ81,82を含むと説明したが、この発明の実施の形態においては、これに限らず、ノッチフィルタ8Aは、3個以上のノッチフィルタを含んでいてもよく、一般的には、2個以上のノッチフィルタを含んでいればよい。
更に、この発明の実施の形態においては、FFT13は、「周波数分析手段」を構成し、ノッチフィルタ81,82の各々は、「単減衰極ノッチフィルタ」を構成し、ノッチフィルタ81,82は、「複数の単減衰極ノッチフィルタ」を構成する。
更に、この発明の実施の形態においては、迂回回路82,84は、「複数の迂回回路」を構成し、スイッチSW1〜SW4は、「複数のスイッチ回路」を構成する。この場合、スイッチSW1,SW2は、ノッチフィルタ81に対応して設けられた「スイッチ回路」を構成し、スイッチSW3,SW4は、ノッチフィルタ83に対応して設けられた「スイッチ回路」を構成する。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
この発明は、不要波を低減する受信装置に適用される。
1 アンテナ、2 BPF、3 LNA、4 乗算器、5 局部発振器、6 ベースバンドLPF、7 AGC、8,8A,81,82 ノッチフィルタ、9 ベースバンドアンプ、10,10A 受信装置、11 AD変換器、12 信号強度検出器、13 FFT 14,14A フィルタ制御手段、15 復調手段。

Claims (3)

  1. 発振回路からなり、前記発振回路の共振のQ値によって制御される阻止帯域幅と中心周波数からなる減衰特性を用いて受信信号から不要波を低減するノッチフィルタと、
    前記ノッチフィルタの出力信号をアナログ信号からデジタル信号に変換するAD変換器と、
    前記AD変換器によってデジタル化された受信信号をデジタル演算によって周波数分析を行なう周波数分析手段と、
    前記周波数分析手段の分析結果に基づいて、前記不要波の中心周波数および占有帯域幅を推定し、前記ノッチフィルタの前記中心周波数および前記阻止帯域幅をそれぞれ前記推定した中心周波数および占有帯域幅に設定するように前記ノッチフィルタを制御するフィルタ制御手段とを備え
    前記フィルタ制御手段は、前記不要波のスペクトラムをS(ω)(ωは信号の角周波数)とし、前記ノッチフィルタの伝達関数をH(ω,Q)としたとき、U=|H(ω,Q)S(ω)|によって決定されるUが最小になるようにQを決定し、その決定したQを前記ノッチフィルタへ出力し、
    前記ノッチフィルタは、前記フィルタ制御手段から受けたQによって制御された前記阻止帯域幅と前記中心周波数とからなる減衰特性を用いて受信信号から不要波を低減する、受信装置。
  2. 前記ノッチフィルタは、複数の中心周波数を有し、
    前記フィルタ制御手段は、前記不要波の個数および前記占有帯域幅の推定値から前記ノッチフィルタの各中心周波数ごとに前記ノッチフィルタの阻止帯域幅を決定する、請求項1に記載の受信装置。
  3. 前記ノッチフィルタは、
    各々が1つの中心周波数を有し、かつ、継続接続された複数の単減衰極ノッチフィルタと、
    前記複数の単減衰極ノッチフィルタに対応して設けられ、各々が前記単減衰極ノッチフィルタを介さずに前記単減衰極ノッチフィルタの入出力を直結する複数の迂回回路と、
    前記複数の単減衰極ノッチフィルタに対応して設けられ、各々が1つの単減衰極ノッチフィルタの入力側および出力側に接続された複数のスイッチ回路とを含み、
    前記フィルタ制御手段は、更に、前記不要波の個数および強度に応じて、前記スイッチ回路を対応する前記単減衰極ノッチフィルタまたは前記迂回回路に接続するように前記複数のスイッチ回路を制御する、請求項1または請求項に記載の受信装置。
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