JP5480475B2 - 多次元超音波で流れを測定するための方法及び装置 - Google Patents

多次元超音波で流れを測定するための方法及び装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5480475B2
JP5480475B2 JP2008085074A JP2008085074A JP5480475B2 JP 5480475 B2 JP5480475 B2 JP 5480475B2 JP 2008085074 A JP2008085074 A JP 2008085074A JP 2008085074 A JP2008085074 A JP 2008085074A JP 5480475 B2 JP5480475 B2 JP 5480475B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sample volume
dimension
volume gate
aperture
transmit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008085074A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008259850A (ja
Inventor
アン・リンゼー・ホール
トドール・シェルジャスコウ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by General Electric Co filed Critical General Electric Co
Publication of JP2008259850A publication Critical patent/JP2008259850A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5480475B2 publication Critical patent/JP5480475B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B8/00Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B8/00Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
    • A61B8/06Measuring blood flow
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B8/00Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
    • A61B8/13Tomography
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S15/00Systems using the reflection or reradiation of acoustic waves, e.g. sonar systems
    • G01S15/88Sonar systems specially adapted for specific applications
    • G01S15/89Sonar systems specially adapted for specific applications for mapping or imaging
    • G01S15/8906Short-range imaging systems; Acoustic microscope systems using pulse-echo techniques
    • G01S15/8909Short-range imaging systems; Acoustic microscope systems using pulse-echo techniques using a static transducer configuration
    • G01S15/8915Short-range imaging systems; Acoustic microscope systems using pulse-echo techniques using a static transducer configuration using a transducer array
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01SRADIO DIRECTION-FINDING; RADIO NAVIGATION; DETERMINING DISTANCE OR VELOCITY BY USE OF RADIO WAVES; LOCATING OR PRESENCE-DETECTING BY USE OF THE REFLECTION OR RERADIATION OF RADIO WAVES; ANALOGOUS ARRANGEMENTS USING OTHER WAVES
    • G01S15/00Systems using the reflection or reradiation of acoustic waves, e.g. sonar systems
    • G01S15/88Sonar systems specially adapted for specific applications
    • G01S15/89Sonar systems specially adapted for specific applications for mapping or imaging
    • G01S15/8906Short-range imaging systems; Acoustic microscope systems using pulse-echo techniques
    • G01S15/8979Combined Doppler and pulse-echo imaging systems
    • G01S15/8984Measuring the velocity vector
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B8/00Diagnosis using ultrasonic, sonic or infrasonic waves
    • A61B8/44Constructional features of the ultrasonic, sonic or infrasonic diagnostic device
    • A61B8/4444Constructional features of the ultrasonic, sonic or infrasonic diagnostic device related to the probe
    • A61B8/4472Wireless probes

Description

本発明は、一般的に云えば、超音波イメージング(撮像/画像化)に関するものであり、より具体的には、超音波データ内で流れを測定することに関するものである。
従来の超音波システムは、血液又は組織の速度を測定するための標準的なドップラー技術を使用して、血液の流れ、組織の動き(運動)及び/又は歪み速度を評価するために屡々使用されている。しかしながら、これらの技術は、視線に沿った向きのドップラー速度成分のみを測定することができるので、制限がある。カラーフロー及び組織速度イメージングのような多くの二次元イメージングの場合、この視線制限は、主に二次元空間内の異なる位置が異なるドップラー角度を持っていることにより無視されている。従って、このような場合、一般に運動の相対速度及び方向のみが使用されており、より定量的な情報はパルス式ドップラーを用いて得られる。パルス式ドップラーでは、サンプル・ボリュームが空間内の単一点を規定し、ユーザはドップラー角度効果を補償するための流れ方向又は角度を指定することができる。そのときでも、エレべーション平面における流速成分、すなわちイメージング(アジマス)平面に直角な流速成分は、無視されている。
基本的な視線制限を除くために、三角測量法(triangulation) と呼ばれる処理が用いられている。2つの異なる角度を用いてイメージング平面内でサンプル・ボリュームから情報を得て、2つの次元の速度成分を計算して流れの速度をより良く定量する機構が提供される。データは、2つの別々の操向(steering)角度を使用して逐次的に送信及び受信して、全フレーム速度を低減するようにすることによって、或いは超音波プローブの複数のトランスデューサ素子を分けて別々の開口を形成して、それらの開口により2つの別々の角度で同時に送信及び受信することによって、取得することができる。この方法ではイメージング平面における流速を測定することができるが、エレべーション平面における第3の速度成分を測定するものはない。
米国特許第5398216号 米国特許第5454372号
従って、ある体積内の流れの分析は、現在のイメージング平面の外にある流速成分が決定されないので制限される。
一実施形態では、超音波データセット内で流れの速度を推定するための方法を提供し、本方法は、二次元(2D)画像上にサンプル・ボリューム・ゲートを規定する段階を含む。2D画像は超音波データセットに基づいて生成される。流れのスペクトル・ドップラー速度推定値が、互いに対して直交する第1及び第2の次元においてサンプル・ボリューム・ゲート内で検出される。これらのドップラー速度推定値に基づいて、サンプル・ボリューム・ゲート内での流れの真の速度推定値が決定される。
別の実施形態では、2つの次元に配置された複数のトランスデューサ素子を持つ2Dプローブを有する超音波システムを提供する。プローブは超音波データセットを取得する。表示装置が超音波データセットに基づいた2D画像を表示する。ユーザ入力により2D画像上にサンプル・ボリューム・ゲートを規定し、サンプル・ボリューム・ゲートは超音波データセットの一部分を規定する。処理装置が、互いに対して直交する第1及び第2の次元においてサンプル・ボリューム・ゲート内の超音波データについてドップラー速度計算を遂行する。
更に別の実施形態では、超音波画像内の流れ動態を計算するための方法を提供し、本方法は、超音波データセット内にサンプル・ボリューム・ゲートを規定する段階を含む。サンプル・ボリューム・ゲートは第1、第2及び第3の空間次元を有する。速度成分が、サンプル・ボリューム・ゲート内の超音波データに基づいて第1及び第2の次元において計算される。第1及び第2の次元は互いに対して直交しており、速度成分は三角測量技術に基づいて取得される。流れ動態が、速度成分に基づいてサンプル・ボリューム・ゲート内で時間につれて計算される。
本発明の上記の概要、並びに特定の実施形態についての以下の詳しい説明は、添付の図面を参照して読めば、より良く理解されよう。図面には様々な実施形態の機能ブロックを線図で示しているが、それらの機能ブロックは必ずしもハードウエア回路の区分を表すものではない。従って、例えば、1つ又は複数の機能ブロック(例えば、処理装置又はメモリ)は一つのハードウエア(例えば、汎用信号処理装置又はランダム・アクセス・メモリ、ハードディスクなど)で具現化することができる。同様に、プログラムは、独立型プログラムであってよく、またオペレーティング・システム内のサブルーチンとして組み込むことができ、またインストールされたソフトウエア・パッケージ内の機能などであってよい。ここで、様々な実施形態は図面に示された配置構成及び手段に制限されないことを理解されたい。
図1は、超音波システム100のブロック図を示す。超音波システム100は、超音波パルス信号を身体内に放出させるためにプローブ106内の複数のトランスデューサ素子104を駆動する送信器102を含む。種々のジオメトリのプローブを使用することができる。超音波信号は、血球又は筋肉組織のような構造から後方散乱されて、複数のトランスデューサ素子104へ戻るエコーを生成する。戻ってくるエコーは複数のトランスデューサ素子104によって電気信号へ変換され、それらの電気信号は受信器108で受信される。受信された信号はビームフォーマ110に通され、ビームフォーマ110は(複数のトランスデューサ素子の信号を組み合わせてビームの操向及び集束を行う)ビーム形成を行ってRF信号を出力する。このRF信号はRF処理装置112を通過する。代替態様として、RF処理装置112は、RF信号を復調して、エコー信号を表すIQデータ対を形成する複素復調器(図示せず)を含むことができる。次いで、RF又はIQ信号データは一時的な保存のためにRF/IQバッファ114へ直接送ることができる。後でより詳しく説明するようなユーザ入力装置120を使用することにより、超音波システム100の動作を制御すること、例えば、患者データの入力、走査パラメータ、その中の流れを決定するための画像の一部分の識別、走査モードの変更などを制御することができる。これには、マクロフォン230を介して供給される音声指令を含むことができる。
超音波システム100はまた、取得された超音波情報(すなわち、RF信号データ又はIQデータ対)を処理し且つ表示装置118上に表示するために超音波情報のフレームを作成するための処理装置116を含む。処理装置116は、取得された超音波情報について複数の選択可能な超音波モダリティに従った1つ以上の処理動作を遂行するように構成されている。取得された超音波情報は、エコー信号を受信する期間中に実時間で処理することができる。
超音波システム100は、おおよそ人の目の知覚速度である毎秒50フレームよりも高いフレーム速度で超音波情報を連続的に取得することができる。取得された超音波情報は、より低いフレーム速度で表示装置118上に表示される。直ちに表示する予定になっていない取得された超音波情報の処理済みのフレームを記憶するためにメモリ122が設けられている。模範的な実施形態では、メモリ122は、超音波情報の少なくとも数秒に相当するフレームを記憶するのに充分な容量を有する。超音波情報のフレームは、その取得の順序又は時刻に従って検索し易くなるような態様で記憶される。メモリ122は任意の既知のデータ記憶媒体を有することができる。
ここでユーザ入力120について説明すると、超音波システム100を制御するために様々な実施形態を具現化することができる。このような様々な実施形態は、超音波システム100を制御するための一組のユーザ制御部のような制御機能を含むことができる。この一組のユーザ制御部は、例えば、タッチ・スクリーン又はパネルの一部として、或いはユーザ操作可能なスイッチ、ボタンなどのような手動入力として設けることができる。一組のユーザ制御部は、手動で操作できるもの又は音声で作動されるものにすることができる。
図2は、超音波データを取得するように構成されているプローブ12を持つ手持ち型又は持ち運び型超音波イメージング装置10のブロック図である。従って、持ち運び型超音波イメージング装置10はユーザによって容易に運搬可能である。また、統合表示装置14(例えば、内部表示装置)が設けられて、医学的画像を表示するように構成される。データ・メモリ22が、取得された画像データを記憶し、該画像データは本発明の或る実施形態ではビームフォーマ20によって処理することができる。
プローブ12を使用して医学的画像を表示するため、後置処理装置16がソフトウエア又はファームウエア・メモリ18と共に設けられ、該メモリは、プローブ12からの(構成によっては、ビームフォーマ20によって更に処理された)取得された超音波画像データを使用して、フレーム処理、走査変換及び分解能選択を遂行するための命令を含む。走査変換を遂行するためにソフトウエアの代わりに専用のハードウエア、又は専用のハードウエアとソフトウエアとの組合せ、又はソフトウエアと汎用処理装置又はディジタル信号処理装置との組合せを使用することができる。
ソフトウエア又はファームウエア・メモリ18は、読出し専用メモリ(ROM)、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、小型ハードディスク・ドライブ、フラッシュ・メモリ・カード、或いは1つ又は複数の機械読取り可能な媒体から命令を読み出すように構成されている任意の種類の1つ又は複数のデバイスを有することができる。ソフトウエア又はファームウエア・メモリ18に含まれている命令は更に、表示装置14上で表示するのに適当な分解能の医学的画像を生成するための命令、並びにデータ・メモリ22に記憶されている画像データを、より高い分解能で、例えば、統合表示装置14上に表示することのできる最高分解能よりも高い分解能で、外部装置24へ送るための命令を含む。より高い分解能の画像データ及び/又は超音波データ自体は、後置処理装置16及びユーザ・インターフェース28の制御の下で、後置処理装置16から、有線又は無線のネットワーク26(又は、例えば、直列又は並列ケーブル又はUSBポートを介しての直接接続)により外部装置24へ送ることができる。実施形態によっては、外部装置24は、コンピュータ、或いは表示装置を持つワークステーションであってよい。代替態様として、外部装置24は、持ち運び型超音波イメージングデータから画像データを受け取ることができ且つ統合表示装置14よりも高い分解能を持つことのある画像を表示し又は印刷することのできる別個の外部表示装置又はプリンタであってよい。
(統合表示装置14を含むこともできる)ユーザ・インターフェース28が、ユーザから指令を受け取り、またユーザからの指令に従って、後置処理装置16に命令して、取得された画像データを統合表示装置14上に表示し、走査パラメータを調節し、取得された画像データを統合表示装置14上に表示可能な分解能よりも高い分解能又は両方の分解能で外部装置24へ送るために設けられる。
図3は、最大で3つの空間成分(X,Y,Z)及び1つの時間成分を持つ超音波データを取得するために使用することのできる二次元(2D)プローブ150を例示する。プローブ150は図1のシステム100又は図2の持ち運び型超音波イメージング装置10のいずれかに使用することができる。プローブ150は、第1及び第2の次元154及び156に沿って配列された複数のトランスデューサ素子152を持つ。
図4は、図3の2Dプローブ150によって取得されたBモード画像180を例示し、該画像は図1及び図2の表示装置118及び14上にそれぞれ表示することができる。Bモード画像180はイメージング又はアジマス平面にあってよく且つ第1及び第2の次元188及び190を持つ。Bモード画像180は、プローブ150のエレべーション中心(エレべーション方向は図3の第2の次元156に対応する)に配置された複数のトランスデューサ素子152によって取得されたデータのスライスを表す。例えば、プローブがエレべーション次元において64枚のスライスを取得した場合、Bモード画像180はスライス32を表す。
カラー・フロー・ボックス182がユーザ入力120(図1)を使用して選択され、或いは処理装置116によって自動的に選択される。Bモード画像180上の流れ動態をカラー・フロー・ボックス182内にカラーで表示することができる。随意選択により、何らカラー・フロー・ボックス182を規定しないこともできる。ユーザ入力120及びユーザ・インターフェース28を使用すること等により、関心領域(ROI)184を規定して、カラー・フロー・ボックス182内にユーザによって位置決めすることができる。この例では、関心領域184はカラー・フロー・ボックス182の外に位置決めすることはできず、プローブ150の視野又は大きさは関心領域184の相対的な大きさを決定することができる。
サンプル・ボリューム・ゲート186を配置して、関心領域184内でユーザが流れを評価したいと思っている所望の領域まで動かすことができる。状況によっては、三角測量法による推定の際に使用される走査のジオメトリに依存して、関心領域184及び/又はサンプル・ボリューム・ゲート186は極端にBモード画像180の縁に配置することができる。ユーザはまた。表示されたBモード画像180内の第1及び第2の次元188及び190に沿ったサンプル・ボリューム・ゲート186の大きさ及び形状を変更することができる。サンプル・ボリューム・ゲート186は正方形としてBモード画像180上に示されているが、サンプル・ボリューム・ゲート186は立方体又は直方体のような三次元(3D)領域を空間内に規定する。例えば、サンプル・ボリューム・ゲート186は、立方体の1つのピクセル(画素)のような小さいものであってよい。
2Dドップラー・スペクトルを得るため及び他の流れの計算のためにサンプル・ボリューム・ゲート186内の超音波データについて三角測量法が遂行される。流れパラメータは、それに限定するものではないが、ピーク速度、流れ方向、流れのスペクトル成分などを含むことができる。システム100はプローブ150の視野にわたって2Dデータを収集するが、三次元(3D)データセットの少なくとも一部分をサンプル・ボリューム・ゲート186内で取得することができる。
図3に戻って説明すると、第1の次元154で三角測量を行うために、複数のトランスデューサ素子152は送信開口158と第1及び第2の受信開口160及び162とに分割することができる。第2の次元156では、プローブ150の複数のトランスデューサ素子152は送信開口158と第1及び第2の受信開口166及び168とに分割することができる。この実施形態では、Bモード画像180がプローブ150のエレべーション視野の中心に対応するので、サンプル・ボリューム・ゲート186もまたエレべーション中心に位置決めされる。
アジマス及びエレべーション平面における三角測量は、プローブ150の開口の大きさに少なくとも部分的に基づくものであってよい。各平面において、受信開口は同じ大きさにして、送信開口の両側に対称に配置することができる。代替態様として、第1及び第2の受信開口160及び162は送信開口に対して非対称に配置することができ、及び/又は互いに対して異なる大きさにすることができる。ここで、全てのトランスデューサ素子152が使用されるとは限らないこと、また送信及び受信開口が互いから別々であり及び/又は互いに対してオーバーラップすることがあることを理解されたい。例えば、第1及び第2の受信開口160及び162の1つは、送信開口158と同じ複数のトランスデューサ素子152の一部又は全てを使用することができる。
複数のトランスデューサ素子152の2D配列内の各開口の大きさ及び位置もまた、プローブ150の視野に対するサンプル・ボリューム・ゲート186の位置に基づいて定めることができ、且つ4D流れ精度を最大にするように処理装置116によって決定及び/又は調節することができる。例えば、流れ精度は、受信開口の大きさ及び位置を送信開口及びサンプル・ボリューム・ゲートに対して釣り合わせることによって最大にすることができる。一般的に云えば、複数の受信開口を互いに対してより大きくし且つより遠く離すと、三角測量(又は速度)推定がより良好になる。しかしながら、個々のトランスデューサ素子152の指向性も考慮され、従って、受信開口同士は複数のトランスデューサ素子152の指向性の性能を越える距離まで離して位置決めされることはない。ここで、他の三角測量技術を使用してもよいことを理解されたい。
次いで、流速成分又はドップラー速度推定値がイメージング又はアジマス平面(Bモード画像180の平面)内で及び該アジマス平面に対して直角なエレべーション平面内で取得される。システム100の能力に依存して、速度推定値は2つの平面内で逐次的に又は同時に取得することができる。
図5及び図6は、図4のBモード画像180のアジマス及びエレべーション次元においてそれぞれドップラー速度推定値を取得するために三角測量法を使用する例をそれぞれ示す。複数のトランスデューサ素子の2D配列280は、エレべーション中心278を持つものとして例示されている。ユーザは、Bモード画像180の第1及び第2の次元188及び190においてサンプル・ボリューム・ゲート186を動かすことによって、及び/又はサンプル・ボリューム・ゲート186の大きさ及び形状を変更することによって、空間内にサンプル・ボリューム・ゲート186を定めている。この例では、Bモード画像180はプローブ150の視野のエレべーション中心278において取得される。
一旦サンプル・ボリューム・ゲート186が位置決めされると、処理装置116は受信及び送信開口の最適な位置を計算する。これは、シミュレーションから導き出した表に基づくものであってよい。例えば、三角測量技術は典型的には、処理するデータがプローブ150(図3)の視野の中心内にあるとき最も正確である。一般に、関心領域184の存在が、図4に見られるようにプローブ150のFOVに対するサンプル・ボリューム・ゲート186の空間内での動きを制限する。送信及び受信開口のジオメトリに依存して、規準画像(1つ又は複数)上での関心領域及び/又はサンプル・ボリューム・ゲートの配置は、少なくとも部分的に、プローブ150の視野の中心領域に制限されることがある。しかしながら、ここで、関心領域又はサンプル・ボリューム・ゲートのいずれの配置もプローブ150の視野の中心に限られるものではないことを理解されたい。
次に、図5のアジマス次元について説明すると、処理装置116は送信開口282と第1及び第2の受信開口284及び286とを規定する。第1及び第2の受信開口284及び286は送信開口282の両側に等距離に位置決めすることができる。代替態様として、このような位置決めは非対称であってもよい。図6のエレべーション次元において、Bモード画像180がプローブ150のエレべーション視野の中心であるので、この実施形態では、処理装置116はエレべーション平面の中心を処理すべきであると想定する。処理装置116は前に規定した送信開口282を使用することができ、また第3及び第4の受信開口292及び294を規定する。
処理装置116は、送信及び受信ビーム形成を修正して、送信及び受信開口をサンプル・ボリューム・ゲートだけに向けて集束させる。ビームフォーマ110は送信開口282から超音波ビームを送信して、第1及び第2の開口284及び286で超音波ビームを受け取り、これらの開口は第1及び第2の角度288及び290のビームを検出する。第1及び第2の角度288及び290は送信ビームから同じ角距離であってよく、又は異なっていてもよい。処理装置116は次いで、第1及び第2の角度288及び290に基づいて軸方向におけるスペクトル・ドップラー推定値及び横方向におけるスペクトル・ドップラー推定値を計算する。従って、処理装置116はサンプル・ボリューム・ゲート186内の超音波情報に基づいて2つの異なる方向におけるスペクトル・ドップラー推定値を同時に検出する。
ビームフォーマ110は送信開口282から超音波ビームを送信して、送信ビームから第3及び第4の角度296及び298で第3及び第4の開口292及び294によりそれぞれ超音波ビームを受け取る。次いで、処理装置116は、少なくとも第3及び第4の角度296及び298に基づいて軸方向及びエレべーション次元におけるスペクトル・ドップラー推定値を計算する。これらのスペクトル・ドップラー推定値から、3つの次元の流れ成分(例えば、ピーク速度、平均速度、ピーク流量など)を抽出することができる。
アジマス及びエレべーション次元において計算された軸方向成分は同じ値になるはずである。処理装置116は3つの次元からのスペクトル・ドップラー推定値を組み合わせて、サンプル・ボリューム・ゲート186内の真の速度の大きさ及び真の速度方向を計算することができる。例えば、処理装置116はエレべーション平面において検出された流れ情報(又は、ドップラー偏移情報)を使用して、アジマス平面において取得された流れデータを処理するために必要な流れ方向成分を供給する。従って、処理装置116は、ユーザからの更なる入力がなくても真の3Dスペクトル推定値又は速度推定値を計算することができる。ここで、これらのスペクトル推定値からの導出などによって、単一の速度推定値を決定することもできることを理解されたい。処理装置116が上記両方の平面における三角測量情報を時間につれて繰返し取得し続けるので、4D速度データのような一連の値が取得され、また時間につれての3D速度推定値を計算することができる。
図7は、アジマス及びエレべーション次元の両方におけるドップラー速度推定値を同時に取得するために三角測量法を使用する例を示す。単一の送信開口300がアジマス次元における第1及び第2の受信開口302及び304とエレべーション次元における第3及び第4の受信開口306及び308と共に規定される。ビームフォーマ110は送信開口300によりサンプル・ボリューム・ゲート186へ送信させ、第1、第2、第3及び第4の受信開口304〜308が受信信号を同時に検出する。
ユーザにとって、プローブのエレべーション中心に中心合わせしたBモード画像180以外のエレべーション平面内のサンプル・ボリューム・ゲートを視覚化し且つ調節することが望ましいことがある。図8は、サンプル・ボリューム・ゲートを位置決めするために使用することができる複数の平面を示す。複数の平面は、A平面200、B平面202及びC平面204のような3つの直交する平面であってよく、またボリューム・レンダリングした画像206と共に表示することができる。この例では、A平面200は図4のBモード画像180のようなアジマス平面とすることができる。ここで、表示される平面は互いに直交する平面に限定されないこと、及び2つの平面を使用できることを理解されたい。例えば、ユーザは、決定しようとする流れが通る解剖学的構造をより良好に観察するために他の平面又は画像を表示することができる。
処理装置116はA、B及びC平面200、202及び204上にA、B及びC関心領域208、210及び212をそれぞれ配置する。この例では、カラー・フローは使用していず、従って、カラー・フロー・ボックスは表示されない。A、B及びC関心領域208、210及び212の大きさ及び位置は、前に述べたようにイメージング状況のジオメトリに少なくとも部分的に基づいて定められる。関心領域の位置に基づいて、処理装置116は、可能な最良の推定を達成するために当該技術分野で公知の方策を使用して三角測量方策及び開口管理を決定する。随意選択により、ユーザは、プローブ150のFOVの中心付近に関心領域を位置決めするためにプローブ180の位置及び/又は走査パラメータを調節することを望むことができる。
A、B及びCサンプル・ボリューム・ゲート214、216及び218は、A、B及びC関心領域208、210及び212内にそれぞれ表示される。ここで、A、B及びCサンプル・ボリューム・ゲート214、216及び218は異なる番号で表示されているが、3D空間内でのそれらの位置は同じであることを理解されたい。ユーザは、対応する画像平面を観察しながら、A、B及びCサンプル・ボリューム・ゲート214、216及び218の各々の大きさ及び位置を個別に操作することができ、従って、イメージング空間内のサンプル・ボリューム・ゲートを操作することができる。1つの平面においてサンプル・ボリューム・ゲートを調節することにより、他の2つの平面において1つ以上のサンプル・ボリューム・ゲートが表示される態様を変更することができる。
図9及び図10は、軸方向及び横方向にサンプル・ボリューム・ゲートを動かしたことに基づいて送信及び受信開口を位置決めする例をそれぞれ示す。図9及び図10では、図8のA平面200のようなアジマス平面に関して説明する。図9では、サンプル・ボリューム・ゲート214が第1の位置320にあるとき、第1及び第2の受信開口は送信開口322の両側の第1及び第2の受信位置324及び326にそれぞれ配置される。ユーザが、例えば、サンプル・ボリューム・ゲートをプローブ150の表面からより遠くに位置決めするように、サンプル・ボリューム・ゲート214を軸方向に第2の位置328へ動かしたとき、送信開口322は同じ位置に留まるが、第1及び第2の受信開口は送信開口322から更に離れた第3及び第4の受信位置330及び332にそれぞれ位置決めされる。図示していないが、サンプル・ボリューム・ゲートを軸方向に動かすと、エレべーション次元において送信及び受信開口の位置決めに同様な作用を持つことがある。
図10について説明すると、サンプル・ボリューム・ゲート214が第1の位置340にあるとき、送信開口は第1の送信位置342にあってよく、また第1及び第2の受信開口は第1の送信位置342の両側の第1及び第2の受信位置344及び346にそれぞれ位置決めされる。ユーザがサンプル・ボリューム・ゲート214を横方向に第2の位置348へ動かした場合、送信開口は第2の送信位置350へ動かされ、また第1及び第2の受信開口は第3及び第4の送信位置352及び354にそれぞれ位置決めされる。従って、3つの開口の全てを横方向に移動させることができる。開口の大きさは、所望の受信角度と、プローブ150の縁から送信開口までの距離とに基づいて、変更することができる。
図9及び図10に示されている両方の例ではサンプル・ボリューム・ゲートをプローブ150のエレべーション平面の中心内で動かしている。図11は、サンプル・ボリューム・ゲートが図8のC平面204内のようなエレべーション平面内で動かされたときの送信及び受信開口の位置決めを示す。サンプル・ボリューム・ゲートが、2D配列280のエレべーション中心278から離れて配置された位置360へ動かされている。送信及び受信開口はサンプル・ボリューム・ゲート218の位置360に対して位置決めされる。この例では、送信開口362がアジマス及びエレべーション方向の両方において使用される。第1及び第2の受信開口がアジマス次元における第1及び第2の受信位置364及び366に位置決めされ、且つ第3及び第4の受信開口がエレべーション次元における第3及び第4の受信位置368及び370に位置決めされる。アジマス及びエレべーション方向の両方において速度推定値を同時に収集できるようにするために、ビームフォーマ110、送信器102及び受信器108の回路に別個のハードウエア及び/又はソフトウエアを設けることができる。
図12は、サンプル・ボリューム・ゲートがプローブの視野の縁近くに位置決めされたときのように、送信開口と複数の受信開口の1つとの間のオーバーラップが存在する場合の例を示す。アジマス次元について説明するが、下記の幾何学的位置決め情報はエレべーション次元にも等しく関係付けられる。ユーザが、図8のA平面200の縁に沿うようなプローブ150の視野の遠い縁に配置された位置380にサンプル・ボリューム・ゲートを位置決めすることがある。この例では、アジマス次元において送信開口の両側に別々の受信開口を形成するようにトランスデューサ素子を利用することができない。従って、送信/受信位置382に配置されたトランスデューサ素子(1つ又は複数)が送信及び受信の両方の機能のために使用される。ビームフォーマは送信/受信位置382からサンプル・ボリューム・ゲートの位置380へ送信を行うことができる。次いで、アジマス次元におけるドップラー推定値を計算するために、送信/受信位置382のトランスデューサ素子が第2の受信位置384と同時に信号を受け取る。送信/受信位置382は同じトランスデューサ素子(複数)を使用するものとして示されているが、複数のトランスデューサ素子を部分的にオーバーラップさせて使用して送信及び受信位置を規定することができる。
図13は、超音波データセット内で血液又は組織に関連した4D速度データを決定するための方法を例示する。段階250で、ユーザは、二次元の複数のトランスデューサ素子152を持つプローブ150(図3に示す)によって超音波データを取得する。段階252で、ユーザは、超音波データの中から少なくとも1つの画像を選択して表示することができる。例えば、Bモード画像180(図4)を表示することができる。代替態様として、図8のA、B及びC平面200、202及び204のような3つの直交するビュー又は他の複数のビューを表示することができる。ユーザはまた、関心領域(1つ又は複数)及びサンプル・ボリューム・ゲートを選択し位置決めすること等によって、1つ以上の所定の画像を自動的に表示すると共に情報の自動表示を開始する走査プロトコルを開始することができる。
段階254で、処理装置116は、表示された画像(1つ又は複数)上に少なくとも1つの関心領域を表示させることができ、その大きさ及び位置は少なくともプローブ150のジオメトリに基づいて定めることができる。また処理装置116は、各々の関心領域内にサンプル・ボリューム・ゲートを表示する。段階256で、ユーザは、表示された画像上の関心領域(1つ又は複数)内にサンプル・ボリューム・ゲートを位置決めするとともに、表示されたサンプル・ボリューム・ゲートの大きさ及び/又は形状を変更することができる。サンプル・ボリューム・ゲートは、そこから3D及び4D流れデータを導き出すべき超音波データ内の領域を示す。代替態様として、ユーザは、プローブ150の視野の縁にサンプル・ボリューム・ゲートの位置を定めることなどのために、関心領域を使用することなくサンプル・ボリューム・ゲートを位置決めすることができる。
段階258で、処理装置116は、アジマス及びエレべーション次元におけるような直交する平面内の送信及び受信開口の位置、大きさ及び受信角度を決定する。処理装置116は、プローブの視野に対するサンプル・ボリューム・ゲートの位置と、受信角度を規定し及び/又は制限するために使用されるデータとに基づいて、送信及び受信開口の位置を定める。前に述べたように、送信及び受信開口は幾何学的配置構成が互いから異なっていてよく、或いは送信及び受信開口は少なくとも一方向において、図12において述べたように、完全に又は部分的にオーバーラップしていてよい。
段階260で、ビームフォーマ110は、第1の次元において規定された送信及び受信開口を使用して送信及び受信を行う。処理装置116は、三角測量法を使用して第1の次元内のスペクトル・ドップラー速度推定値を計算する。代替態様として、速度を計算するために他の方法を使用することができる。第1の次元はアジマス又は現在のイメージング平面であってよく、或いは異なるユーザ設計の又は所定の平面であってよい。第1の次元がアジマス平面である場合、ドップラー速度推定値は軸方向及び横方向であってよい。段階262で、処理装置116は、三角測量法を使用すること等によって、第2の次元内のスペクトル・ドップラー速度推定値を計算する。第2の次元はサンプル・ボリューム・ゲートの領域内の第1の平面と交差し、又はそれを二分し、或いは横切ることができる。第2の次元はエレべーション平面であってよく、エレべーション平面は、アジマス平面を横切る流れの方向を識別できるように、アジマス平面に対して直角である。この場合、スペクトル・ドップラー速度推定値は軸方向及びエレべーション方向であってよい。代替態様として、両方向におけるスペクトル・ドップラー速度推定値は同時に取得することができる。
段階264で、処理装置116は、段階260及び262で決定されたスペクトル・ドップラー速度推定値に基づいて3Dスペクトル速度推定値を計算する。3Dスペクトル速度推定値は、アジマス・イメージング平面(図4のBモード画像180)の外にある流速成分を考慮することにより、サンプル・ボリューム・ゲート内の真の3D流れの値を与える。
段階266で、処理装置116は、3D速度推定値をメモリ122に記憶させることができ、また段階268で、処理装置116は、段階264の3D速度推定値に基づいて所望の計算を遂行することができる。例えば、以下に説明するような幾つかの測定は瞬時サンプリングに基づくものであり、他の測定は時間につれての複数の点に基づくものである。本方法は、時間につれての速度データ、すなわち、4D速度データを取得し計算し続けるために段階266から段階260へ戻る。より多くの速度推定値を取得したとき、段階268で、処理装置116は、流れ動態を分析するような多数の時点を必要とする測定を完了することができる。
本書で説明した4D(時間につれての3D)流れ技術は、典型的には標準的な2Dパルス式ドップラーにおいて使用されている測定及び計算を遂行するために使用することができる。例えば、超音波データに関連したドップラー・トレースを図8の表示装置118上に表示することができる。ピーク流れのような、ドップラー・スペクトルの瞬時サンプリングに基づく測定は、実時間で又は凍結ドップラー・トレースを使用して、遂行することができる。ドップラー・スペクトルにおいて多数の時点を必要とする測定は、凍結ドップラー・トレースについて遂行することができる。これらの測定は、それに限定するものではないが、拍動性指数、抵抗指数、ピーク収縮期/拡張終期(PS/ED)又はED/PS比、収縮期ピークの相対高さ(A/B比)の測定、最大圧力勾配、平均圧力勾配、1回拍出量及び心拍数を含むことができる。従来のパルス式ドップラーと同様に、これらの測定値は、ドップラー・トレース特性の自動検出により、又は心拍サイクル内の適切な点をユーザにより選択することによって得ることができる。
流れの速度及び方向を、2DBモード画像180(図4)と共に、又は図8のA/B/C平面ボリューム・セット内に表示することができる。例えば、ドップラー・スペクトルを表示することができ、或いは2つ以上の空間次元を示す成分を表示することができる。データを画像内にオーバーレイとして又は別々に表示することができる。
別の実施形態では、小さいサンプル・ボリューム・ゲート内よりはむしろ相対的に大きい関心領域内の超音波データを、速度成分の計算のために使用することができる。ユーザは、図4の関心領域184のような前もって規定した関心領域の寸法を減らして、関心領域を2DBモード画像180内で動かすことができる。代替態様として、ユーザは、A、B及び/又はC関心領域208、210及び212の寸法を減らして、A、B及びC関心領域をA、B及びC平面200、202及び204内でそれぞれ動かすことができる。処理装置116は次いで、4Dデータセットにおける時間の関数として関心領域184(又は、A、B及びC関心領域208、210及び212)内のピーク収縮期又は拡張終期の位置及び値での最大流量を決定することができる。更に別の実施形態では、A、B及びC関心領域208、210及び212並びに/又はサンプル・ボリューム・ゲート214、216及び218は或る空間領域内のピーク流量のような値を決定するために使用することができる。
上述の4D速度計算手法はまた、組織速度イメージング及び歪み速度イメージングのような、ドップラー技術を使用して速度を決定する任意のイメージング技術に適用することができる。更に、ここで、4D速度計算手法はまた、同時多部分開口技術及び多操向フレーム方法を使用することのような他の三角測量技術によって達成することができることを理解されたい。
少なくとも一実施形態の技術的効果は、三角測量法を使用して3Dにおいてドップラー・イメージングを達成することである。ユーザは流れ方向を入力する必要がなく、真の3D速度データを決定することができる。サンプル・ボリューム・ゲートは、問合せのための所望の領域を規定するために1つ以上の表示された画像上で調節される。サンプル・ボリューム・ゲートは3つの次元で調節することができる。送信及び受信ジオメトリは、サンプル・ボリューム・ゲートの異なる位置及び大きさに対処するために、2つの直交する平面のような2つの次元で決定される。
本発明を様々な特定の実施形態について説明したが、当業者には本発明が特許請求の範囲に記載された精神及び範囲内で変更されうることが認められよう。
超音波システムのブロック図である。 超音波データを取得するように構成されているプローブを持つ手持ち型又は持ち運び型超音波イメージング装置のブロック図である。 時間につれて超音波データを取得するために使用することのできる本発明の一実施形態に従って形成された二次元(2D)プローブを示す概略図である。 本発明の一実施形態に従ってサンプル・ボリューム・ゲートを表示した、図3の2Dプローブによって取得されたBモード画像を示す写図である。 三角測量法を使用して、本発明の一実施形態に従ってアジマス次元におけるドップラー速度推定値を取得する例を示す説明図である。 三角測量法を使用して、本発明の一実施形態に従ってエレべーション次元におけるドップラー速度推定値を取得する例を示す説明図である。 三角測量法を使用して、本発明の一実施形態に従ってアジマス次元及びエレべーション次元の両方におけるドップラー速度推定値を同時に取得する例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に従ってサンプル・ボリューム・ゲートを位置決めするために使用することのできる複数の平面を示す写図である。 サンプル・ボリューム・ゲートが軸方向に動かされるときに本発明の一実施形態に従って送信開口及び受信開口を位置決めする例を示す説明図である。 サンプル・ボリューム・ゲートが横方向に動かされるときに本発明の一実施形態に従って送信開口及び受信開口を位置決めする例を示す説明図である。 サンプル・ボリューム・ゲートがエレべーション方向に動かされるときに本発明の一実施形態に従って送信開口及び受信開口を位置決めする例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に従ってアジマス次元において送信開口と複数の受信開口の内の1つとの間にオーバーラップが存在する例を示す説明図である。 本発明の一実施形態に従って4D速度データを取得するための方法を例示する流れ図である。
符号の説明
10 超音波イメージング装置
100 超音波システム
104 トランスデューサ素子
106 プローブ
114 RF/IQバッファ
122 メモリ
150 プローブ
152 複数のトランスデューサ素子
154 第1の次元
156 第2の次元
158 送信開口
160 第1の受信開口
162 第2の受信開口
166 第1の受信開口
168 第2の受信開口
180 Bモード画像
182 カラー・フロー・ボックス
184 関心領域
186 サンプル・ボリューム・ゲート
188 第1の次元
190 第2の次元
200 A平面
202 B平面
204 C平面
206 ボリューム・レンダリングした画像
208 A関心領域
210 B関心領域
212 C関心領域
214 Aサンプル・ボリューム・ゲート
216 Bサンプル・ボリューム・ゲート
218 Cサンプル・ボリューム・ゲート
278 エレべーション中心
280 2D配列
282 送信開口
284 第1の受信開口
286 第2の受信開口
288 第1の角度
290 第2の角度
292 第3の受信開口
294 第4の受信開口
296 第3の角度
298 第4の角度
300 送信開口
302 第1の受信開口
304 第2の受信開口
306 第3の受信開口
308 第4の受信開口
320 第1の位置
322 送信開口
324 第1の受信位置
326 第2の受信位置
328 第2の位置
330 第3の受信位置
332 第4の受信位置
340 第1の位置
342 第1の送信位置
344 第1の受信位置
346 第2の受信位置
348 第2の位置
350 第2の送信位置
352 第3の送信位置
354 第4の送信位置
360 位置
362 送信開口
364 第1の受信位置
366 第2の受信位置
368 第3の受信位置
370 第4の受信位置
380 位置
382 送信/受信位置
384 第2の受信位置

Claims (10)

  1. 超音波データセット内で流れの速度を推定するための方法であって、
    超音波データセットに基づいた二次元(2D)画像(180)上にサンプル・ボリューム・ゲート(186)を規定する段階と、
    少なくとも1つの信号を送信するために超音波プローブのトランスデューサ素子を有する送信開口及び複数の受信開口を決定する段階であって、第1及び第2の受信開口が第1の次元(188)において前記送信開口を挟んで他の受信開口の反対側に配置され、第3及び第4の受信開口が前記第1の次元(188)に対して直交する第2の次元(190)において前記送信開口を挟んで他の受信開口の反対側に配置され、第1乃至第4の受信開口の各々が、トランスデューサ素子を有している、前記段階と、
    操作者が前記サンプル・ボリューム・ゲート(186)の位置を変更したことに応答して前記第1乃至第4の受信開口のいずれか1つ以上の位置及び大きさを変更する段階と、
    前記送信開口のトランスデューサ素子により送信された前記少なくとも1つの信号に基づいて、前記第1乃至第4の受信開口を使用して前記サンプル・ボリューム・ゲート(186)内で流れのスペクトル・ドップラー速度推定値を検出する段階であって、該スペクトル・ドップラー速度推定値を、前記第1及び第2の次元(188,190)において検出する段階と、
    前記ドップラー速度推定値に基づいて前記サンプル・ボリューム・ゲート(186)内での流れの真の速度推定値を決定する段階と、
    を有する方法。
  2. 前記第1及び第2の次元(188,190)はそれぞれアジマス次元及びエレべーション次元であり、前記検出する段階が、更に、前記アジマス次元及びエレべーション次元において第1及び第2の三角測量計算をそれぞれ遂行する段階を含んでいる、請求項1記載の方法。
  3. 前記サンプル・ボリューム・ゲート(186)は、3つの次元を含み、前記サンプル・ボリューム・ゲート(186)は前記超音波データセットの一部分を規定する、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記サンプル・ボリューム・ゲート(186)に対して前記第1の次元(188)における送信開口(282)を決定する段階と、
    少なくとも前記送信開口(282)及び前記サンプル・ボリューム・ゲート(186)の位置に対して前記第1の次元(188)における第1及び第2の受信開口(284,286)を決定する段階であって、前記送信開口(282)並びに前記第1及び第2の受信開口(188,190)が前記第1の次元(188)における前記スペクトル・ドップラー速度推定値を検出するために使用される、段階と、
    を含んでいる請求項1乃至3のいずれかに記載の方法。
  5. 更に、前記スペクトル・ドップラー速度推定値に基づいて前記サンプル・ボリューム・ゲート(186)内のピーク流量を計算する段階を含んでいる請求項1乃至3のいずれかに記載の方法。
  6. 更に、前記超音波データセットに基づいて、前記第1及び第2の次元(188,190)にそれぞれ対応する少なくとも2つの直交する平面(200,202)を表示する段階と、
    前記少なくとも2つの直交する平面(200,202)の各々に前記サンプル・ボリューム・ゲート(186)を表示する段階であって、前記サンプル・ボリューム・ゲートは調節可能な3つの次元である、段階と、
    を含んでいる請求項1乃至5のいずれかに記載の方法。
  7. 前記第1の次元(188)における前記スペクトル・ドップラー速度推定値は軸方向速度推定値及び横方向速度推定値の内の少なくとも1つを有し、また前記第2の次元(190)における前記スペクトル・ドップラー速度推定値は軸方向速度推定値及びエレべーション速度推定値の内の少なくとも1つを有している、請求項1乃至6のいずれかに記載の方法。
  8. 2つの次元(154,156)に配置された複数のトランスデューサ素子(152)を持っていて、超音波データセットを取得する二次元(2D)プローブ(150)と、
    前記超音波データセットに基づいた2D画像(180)を表示するための表示装置(118)と、
    前記2D画像(180)上にサンプル・ボリューム・ゲート(186)を規定するためのユーザ入力(120)であって、前記サンプル・ボリューム・ゲート(186)が前記超音波データセットの一部分を規定する、ユーザ入力(120)と、
    処理装置(116)と、
    を有し、
    前記処理装置(116)は、少なくとも1つの信号を送信するために超音波プローブのトランスデューサ素子を有する送信開口及び複数の受信開口を決定し、
    第1及び第2の受信開口が第1の次元(188)において前記送信開口を挟んで他の受信開口の反対側に配置され、第3及び第4の受信開口が前記第1の次元(188)に対して直交する第2の次元(190)において前記送信開口を挟んで他の受信開口の反対側に配置され、
    第1乃至第4の受信開口の各々が、トランスデューサ素子を有し、
    前記処理装置(116)は、前記送信開口のトランスデューサ素子により送信された前記少なくとも1つの信号に基づいて、前記第1乃至第4の受信開口により収集されたドップラー速度推定値を使用して前記第1及び第2の次元(188,190)において前記サンプル・ボリューム・ゲート(186)内の超音波データについてドップラー速度計算を遂行し、
    前記処理装置(116)は、操作者が前記サンプル・ボリューム・ゲート(186)の位置を変更したことに応答して前記第1乃至第4の受信開口のいずれか1つ以上の位置及び大きさを変更する、
    超音波システム(100)。
  9. 前記第2の次元(190)における前記速度計算が前記第1の次元(188)に対する流れの方向を与える、請求項8記載のシステム(100)。
  10. 更に、前記表示装置(118)は、少なくとも前記超音波データセットに基づいた第2の画像(202)を表示し、前記第2の画像(202)は前記2D画像(180)に対して直角であり且つ前記サンプル・ボリューム・ゲート(186)によって規定された前記超音波データセットの部分を有し、
    前記ユーザ入力(120)は、3つの次元において前記サンプル・ボリューム・ゲート(186)を調節する、請求項8記載のシステム(100)。
JP2008085074A 2007-03-30 2008-03-28 多次元超音波で流れを測定するための方法及び装置 Active JP5480475B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US11/731,283 2007-03-30
US11/731,283 US9380992B2 (en) 2007-03-30 2007-03-30 Method and apparatus for measuring flow in multi-dimensional ultrasound

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008259850A JP2008259850A (ja) 2008-10-30
JP5480475B2 true JP5480475B2 (ja) 2014-04-23

Family

ID=39777731

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008085074A Active JP5480475B2 (ja) 2007-03-30 2008-03-28 多次元超音波で流れを測定するための方法及び装置

Country Status (4)

Country Link
US (1) US9380992B2 (ja)
JP (1) JP5480475B2 (ja)
CN (1) CN101273904B (ja)
DE (1) DE102008016771A1 (ja)

Families Citing this family (42)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8473239B2 (en) 2009-04-14 2013-06-25 Maui Imaging, Inc. Multiple aperture ultrasound array alignment fixture
US7874991B2 (en) * 2006-06-23 2011-01-25 Teratech Corporation Ultrasound 3D imaging system
WO2008051639A2 (en) 2006-10-25 2008-05-02 Maui Imaging, Inc. Method and apparatus to produce ultrasonic images using multiple apertures
JP5478814B2 (ja) * 2007-06-05 2014-04-23 株式会社東芝 超音波診断装置及び超音波による速度測定方法
US9282945B2 (en) * 2009-04-14 2016-03-15 Maui Imaging, Inc. Calibration of ultrasound probes
US8602993B2 (en) 2008-08-08 2013-12-10 Maui Imaging, Inc. Imaging with multiple aperture medical ultrasound and synchronization of add-on systems
US20120179044A1 (en) 2009-09-30 2012-07-12 Alice Chiang Ultrasound 3d imaging system
US10080544B2 (en) 2008-09-15 2018-09-25 Teratech Corporation Ultrasound 3D imaging system
WO2010120913A2 (en) * 2009-04-14 2010-10-21 Maui Imaging, Inc. Universal multiple aperture medical ultrasound probe
ITGE20090070A1 (it) * 2009-08-31 2011-03-01 Esaote Spa Metodo e dispositivo per il rilevamento e la visualizzazione di informazioni emodinamiche in particolare del flusso ematico nelle vene, mediante ultrasoni
KR100977367B1 (ko) * 2009-10-28 2010-08-20 (주)메디슨 3차원 pw 스펙트럼 초음파 진단 장치 및 3차원 pw 스펙트럼 데이터 생성 방법
KR102121040B1 (ko) 2010-02-18 2020-06-09 마우이 이미징, 인코포레이티드 초음파 이미지를 구성하는 방법 및 이를 위한 다중-개구 초음파 이미징 시스템
WO2012051305A2 (en) 2010-10-13 2012-04-19 Mau Imaging, Inc. Multiple aperture probe internal apparatus and cable assemblies
EP3563768A3 (en) 2010-10-13 2020-02-12 Maui Imaging, Inc. Concave ultrasound transducers and 3d arrays
WO2013046089A1 (en) 2011-09-30 2013-04-04 Koninklijke Philips Electronics N.V. Ultrasound system with dynamically automated doppler flow settings as a sample volume is moved
TW201336478A (zh) 2011-12-01 2013-09-16 Maui Imaging Inc 使用以回音為基及多孔徑都卜勒超音波之移動偵測
KR20140107648A (ko) 2011-12-29 2014-09-04 마우이 이미징, 인코포레이티드 임의의 경로들의 m-모드 초음파 이미징
WO2013126559A1 (en) 2012-02-21 2013-08-29 Maui Imaging, Inc. Determining material stiffness using multiple aperture ultrasound
JP6399999B2 (ja) 2012-03-26 2018-10-03 マウイ イマギング,インコーポレーテッド 重み付け係数を適用することによって超音波画像の質を改善するためのシステム及び方法
CN104620128B (zh) 2012-08-10 2017-06-23 毛伊图像公司 多孔径超声探头的校准
EP3893022A1 (en) 2012-08-21 2021-10-13 Maui Imaging, Inc. Ultrasound imaging system memory architecture
WO2014049558A1 (en) * 2012-09-27 2014-04-03 Koninklijke Philips N.V. Automated biplane-pw workflow for ultrasonic stenosis assessment
KR20140074093A (ko) * 2012-12-07 2014-06-17 삼성메디슨 주식회사 볼륨 데이터를 이용한 초음파 진단 방법 및 장치
WO2014160291A1 (en) 2013-03-13 2014-10-02 Maui Imaging, Inc. Alignment of ultrasound transducer arrays and multiple aperture probe assembly
CN103142252B (zh) * 2013-03-21 2014-11-12 飞依诺科技(苏州)有限公司 实现频谱多普勒角度自动偏转的方法及系统
CN103346992B (zh) * 2013-06-26 2016-03-30 中国科学院计算技术研究所 一种ofdm系统中的多普勒变化率估计方法和系统
US9883848B2 (en) 2013-09-13 2018-02-06 Maui Imaging, Inc. Ultrasound imaging using apparent point-source transmit transducer
KR102617888B1 (ko) 2014-08-18 2023-12-22 마우이 이미징, 인코포레이티드 네트워크-기반 초음파 이미징 시스템
KR101553042B1 (ko) 2015-04-30 2015-09-15 삼성메디슨 주식회사 볼륨 데이터를 이용한 초음파 진단 방법 및 장치
US10206651B2 (en) * 2015-09-30 2019-02-19 General Electric Company Methods and systems for measuring cardiac output
US10987085B2 (en) 2015-12-10 2021-04-27 1929803 Ontario Corp Systems and methods for automated fluid response measurement
CA3005790C (en) 2015-12-10 2023-10-10 1929803 Ontario Corp. D/B/A Ke2 Technologies Systems and methods for automated fluid response measurement
CN108778530B (zh) 2016-01-27 2021-07-27 毛伊图像公司 具有稀疏阵列探测器的超声成像
CN108882916B (zh) 2016-09-30 2022-06-10 深圳迈瑞生物医疗电子股份有限公司 超声血流的参数显示方法及其超声成像系统
US11177022B2 (en) * 2016-10-17 2021-11-16 International Business Machines Corporation Workflow for automatic measurement of doppler pipeline
US10499883B2 (en) * 2017-02-17 2019-12-10 General Electric Company Methods and systems for spatial color flow for diagnostic medical imaging
CN108490817B (zh) * 2017-12-26 2023-12-05 金卡智能集团股份有限公司 信号采样处理电路
US11109831B2 (en) 2018-07-17 2021-09-07 1929803 Ontario Corp, (o/a FloSonics Medical) Ultrasound patch for detecting fluid flow
US11484294B2 (en) * 2019-02-05 2022-11-01 Philips Image Guided Therapy Corporation Clutter reduction for ultrasound images and associated devices, systems, and methods
US11937976B2 (en) 2020-07-06 2024-03-26 1929803 Ontario Corp Ultrasound patch with integrated flexible transducer assembly
JP2022122036A (ja) * 2021-02-09 2022-08-22 富士フイルムヘルスケア株式会社 超音波撮像装置、および、超音波撮像方法
CN113558665A (zh) * 2021-07-29 2021-10-29 苏州圣泽医疗科技有限公司 超声波多普勒探头

Family Cites Families (29)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63216548A (ja) * 1987-03-05 1988-09-08 株式会社東芝 超音波診断装置
US4830015A (en) * 1986-09-16 1989-05-16 Kabushiki Kaisha Toshiba Method and system for measuring an ultrasound tissue characterization
US5121749A (en) * 1988-10-05 1992-06-16 Cardiometrics, Inc. Position in dependent volumetric flow measuring apparatus
JP2743008B2 (ja) * 1989-03-20 1998-04-22 株式会社日立メディコ 超音波診断装置
JPH04126137A (ja) * 1990-09-17 1992-04-27 Aloka Co Ltd 超音波ドプラ診断装置
JPH0556971A (ja) * 1991-08-30 1993-03-09 Toshiba Corp 超音波診断装置
JPH0592001A (ja) * 1991-10-03 1993-04-16 Toshiba Corp 超音波診断装置
US5269309A (en) * 1991-12-11 1993-12-14 Fort J Robert Synthetic aperture ultrasound imaging system
US5409010A (en) * 1992-05-19 1995-04-25 Board Of Regents Of The University Of Washington Vector doppler medical devices for blood velocity studies
JPH06125908A (ja) * 1992-10-19 1994-05-10 Toshiba Corp 超音波診断装置
US5398216A (en) 1993-08-30 1995-03-14 General Electric Company Method for detecting two-dimensional flow for ultrasound color flow imaging
US5522393A (en) * 1994-05-24 1996-06-04 Duke University Multi-dimensional real-time ultrasonic blood flow imaging apparatus and method
US5454372A (en) 1994-06-17 1995-10-03 Siemens Medical Systems, Inc. Angle independent doppler in ultrasound imaging
JP3483970B2 (ja) * 1995-02-20 2004-01-06 株式会社日立製作所 超音波流速計測装置
US5528302A (en) * 1995-08-31 1996-06-18 University Of Washington Real-time ultrasound scan conversion
US5769079A (en) * 1996-10-22 1998-06-23 Acuson Corporation Method and apparatus for determining quantitative measures of flow parameters
IL122130A0 (en) * 1996-11-08 1998-04-05 Atl Ultrasound Inc Ultrasonic diagnostic imaging system with real time volume flow calculation
US6530887B1 (en) * 1996-12-24 2003-03-11 Teratech Corporation Ultrasound probe with integrated electronics
US6071242A (en) * 1998-06-30 2000-06-06 Diasonics Ultrasound, Inc. Method and apparatus for cross-sectional color doppler volume flow measurement
JP4282130B2 (ja) * 1999-01-19 2009-06-17 株式会社東芝 3次元超音波診断装置
US6602194B2 (en) * 2000-09-15 2003-08-05 Koninklijke Philips Electronics N.V. Dual beamformer ultrasound system for 2D and 3D imaging
CN1296012C (zh) * 2002-10-01 2007-01-24 深圳迈瑞生物医疗电子股份有限公司 全数字超声频谱多普勒成像方法及装置
US6629929B1 (en) * 2002-11-08 2003-10-07 Koninklijke Philips Electronics N.V. Method and apparatus for automatically setting the transmit aperture and apodization of an ultrasound transducer array
JP4177217B2 (ja) * 2003-09-24 2008-11-05 アロカ株式会社 超音波診断装置
JP4388356B2 (ja) * 2003-12-05 2009-12-24 セイコーインスツル株式会社 血流速度の測定装置および測定方法
JP4535866B2 (ja) * 2004-12-27 2010-09-01 ジーイー・メディカル・システムズ・グローバル・テクノロジー・カンパニー・エルエルシー 超音波イメージング装置
US20070083099A1 (en) * 2005-09-29 2007-04-12 Henderson Stephen W Path related three dimensional medical imaging
JP4928886B2 (ja) * 2006-09-25 2012-05-09 株式会社東芝 超音波診断装置及び超音波計測方法
JP4543025B2 (ja) * 2006-10-23 2010-09-15 株式会社東芝 超音波診断装置

Also Published As

Publication number Publication date
CN101273904B (zh) 2015-06-24
CN101273904A (zh) 2008-10-01
JP2008259850A (ja) 2008-10-30
US20080242996A1 (en) 2008-10-02
DE102008016771A1 (de) 2008-10-30
US9380992B2 (en) 2016-07-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5480475B2 (ja) 多次元超音波で流れを測定するための方法及び装置
US10874373B2 (en) Method and system for measuring flow through a heart valve
JP5283820B2 (ja) 超音波撮像域を拡張するための方法
JP4732034B2 (ja) 超音波システムの表示を制御するための方法及び装置
EP3554380B1 (en) Target probe placement for lung ultrasound
US20110255762A1 (en) Method and system for determining a region of interest in ultrasound data
US20120116218A1 (en) Method and system for displaying ultrasound data
JP5314322B2 (ja) ボリュメトリックフローを計測するための方法及び装置
CN109310399B (zh) 医学超声图像处理设备
TW201336478A (zh) 使用以回音為基及多孔徑都卜勒超音波之移動偵測
JP2019503268A (ja) 位置と関係付けられた超音波撮像
JP2021510323A (ja) 超音波撮像システム、装置、方法及び記憶媒体
JP2016527022A (ja) 非イメージング2次元アレイプローブ及び頸動脈狭窄を分類するシステム
CN104684488A (zh) 用于超声狭窄评估的自动双平面-pw工作流程
US20070255138A1 (en) Method and apparatus for 3D visualization of flow jets
US20130150718A1 (en) Ultrasound imaging system and method for imaging an endometrium
US20230301631A1 (en) Optimal scan plane selection for organ viewing
JP7456151B2 (ja) 超音波診断装置、超音波診断装置の制御方法、及び、超音波診断装置の制御プログラム
EP3890613B1 (en) Systems and methods for guided ultrasound data acquisition
JP2015136449A (ja) 超音波診断装置及びビームフォーミング方法
EP3849424B1 (en) Tracking a tool in an ultrasound image
US9877701B2 (en) Methods and systems for automatic setting of color flow steering angle
KR102615722B1 (ko) 초음파 스캐너 및 초음파 스캐너에서의 조준 가이드 방법
JP2008048951A (ja) 超音波診断装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20110117

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110322

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120321

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130327

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130514

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130618

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130806

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130924

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140121

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140214

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5480475

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250