JP5479292B2 - 光源 - Google Patents

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本発明は、内部で放電によって発生させた光を出射する光源に関する。
従来から、光源から効率よく光を放射させるための構造が検討されている。例えば、下記特許文献1に記載の重水素ランプでは、放電容器内に陽極及び陰極を取り巻くように遮蔽囲みを有し、その遮蔽囲みの一部に光反射材を設けたような構造が提案されている。
特開平7−6737号公報 特開2008−311068号公報 特開2010−27268号公報 実開平5−17918号公報 特公平4−57066号公報
しかしながら、上述した従来の重水素ランプでは、陽極及び陰極を含む放電部で生じたスパッタ物が光取り出し窓に向けて飛散して付着しやすく、寿命が短くなる傾向にあった。
そこで、本発明は、かかる課題に鑑みて為されたものであり、窓材の汚染を抑制して寿命を長くすることが可能な光源を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の光源は、放電によって光を発生させる発光部を収容する第1の筐体と、一端側が第1の筐体に連通するように接続されて、発光部から発生した光を、他端側に設けられた出射窓部に導く第2の筐体と、一端側が第1の筐体内の発光部に当接し、他端側が第2の筐体内に挿入されており、内壁面に光を反射する反射面が形成された筒状部材と、を備え、筒状部材の一端側の側面には、反射面に向けて貫通する開口部が形成されている。
このような光源によれば、第1の筐体内の発光部から発せられた光が、第1の筐体に連通する第2の筐体内から発光部にかけて挿入された筒状部材の内部に導かれることにより、第2の筐体に設けられた出射窓部から出射される。ここで、筒状部材の内壁面には反射面が形成されているので、発光部から出射された光が筒状部材の内部の反射面によって反射されつつ第2の筐体の一端側から他端側に導かれる結果、発光部から発せられた光を損失することなく第2の筐体の出射窓部まで導くことができる。併せて、筒状部材の一端側の側面には開口部が形成されているので、発光部で生じたスパッタ物を筒状部材の外部に放出することができ、筒状部材の反射面や出射窓部へのスパッタ物の付着を抑制することができる。その結果、長寿命化を図りつつ、出射窓部からの光の取り出し効率を向上させることができる。
筒状部材の開口部は、第1の筐体内に配置されている、ことが好ましい。この場合、発光部で生じたスパッタ物が第1の筐体内に放出されるので、出射窓部への飛散をさらに抑制することができ、寿命をより一層延ばすことができる。
また、筒状部材の開口部は、筒状部材の一端側の縁部を切り欠くことにより形成されていることも好適である。かかる開口部を備えれば、より発光部に近い部分においてスパッタ物を放出することができるので、筒状部材における反射面の大部分、及び出射窓部におけるスパッタ物の付着をさらに抑制することができ、寿命をより一層延ばすことができる。
また、筒状部材の一端側の周縁に沿って、複数の開口部が等間隔に形成されている、ことも好適である。かかる構成を採れば、効率よくスパッタ物を放出できるので、出射窓部への飛散をさらに抑制することができ、寿命をより一層延ばすことができる。
また、筒状部材の外壁面は、筒状部材の材料よりも熱放射率が大きい材料からなる、ことも好適である。かかる構成を採れば、筒状部材がより放熱されやすく、出射窓部におけるスパッタ物の付着をさらに抑制することができ、寿命をより一層延ばすことができる。さらに、筒状部材の外壁面の略全面に、筒状部材の材料よりも熱放射率の大きい材料を含む熱放射膜が形成されていてもよく、この場合、容易に筒状部材の外壁面の熱放射率を高めることができ、筒状部材がさらに放熱されやすく、出射窓部におけるスパッタ物の付着をさらに抑制することができ、寿命をより一層延ばすことができる。
また、筒状部材の一端側の熱放射率は、筒状部材の他端側の熱放射率よりも大きい、ことも好適である。かかる構成を採れば、より発光部に近い部分においてスパッタ物を捕捉することができるので、筒状部材における反射面の大部分、及び出射窓部におけるスパッタ物の付着をさらに抑制することができ、寿命をより一層延ばすことができる。さらに、筒状部材の一端側の外壁面には、筒状部材の他端側の外壁面の材料よりも熱放射率の大きい材料を含む熱放射膜が形成されていてもよく、この場合、容易に一端側の外壁面の熱放射率を他端側の外壁面の熱放射率よりも大きくすることができ、より発光部に近い部分においてスパッタ物を捕捉することができるので、筒状部材における反射面の大部分、及び出射窓部におけるスパッタ物の付着をさらに抑制することができ、寿命をより一層延ばすことができる。
本発明によれば、窓材の汚染を抑制して寿命を長くすることができる。
本発明の第1実施形態に係る光源の構成を示す断面図である。 (a)は、図1の反射筒部の断面図、(b)は、図1の反射筒部の端面図である。 図1の光源における反射筒部の組み込み状態を示す側面図である。 本発明の第2実施形態に係る光源の構成を示す断面図である。 (a)は、図4の反射筒部の側面図、(b)は、図4の反射筒部の端面図である。 本発明の第3実施形態に係る光源の構成を示す断面図である。 (a)は、本発明の変形例にかかる反射筒部の断面図、(b)は、(a)の反射筒部の端面図である。 本発明の変形例に係る光源の構成を示す断面図である。 (a)は、本発明の変形例にかかる反射筒部の一部を示す側面図、(b)は、(a)の反射筒部の端面図、(c)は、(a)の反射筒部の斜視図である。 (a)は、本発明の変形例にかかる反射筒部の一部を示す側面図、(b)は、(a)の反射筒部の端面図、(c)は、(a)の反射筒部の斜視図である。 (a)は、本発明の変形例にかかる反射筒部の一部を示す側面図、(b)は、(a)の反射筒部の端面図、(c)は、(a)の反射筒部の斜視図である。 (a)は、本発明の変形例にかかる反射筒部の一部を示す側面図、(b)は、(a)の反射筒部の端面図、(c)は、(a)の反射筒部の斜視図である。 (a)は、本発明の変形例にかかる反射筒部の一部を示す側面図、(b)は、(a)の反射筒部の端面図、(c)は、(a)の反射筒部の斜視図である。
以下、図面を参照しつつ本発明に係る光源の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面の説明においては同一又は相当部分には同一符号を付し、重複する説明を省略する。また、各図面は説明用のために作成されたものであり、説明の対象部位を特に強調するように描かれている。そのため、図面における各部材の寸法比率は、必ずしも実際のものとは一致しない。
[第1実施形態]
図1は、本発明の第1実施形態に係る光源の構成を示す断面図である。同図に示す光源1は、質量分析装置の光イオン化源等の分析機器用光源や真空除電用光源として使用されるいわゆる重水素ランプである。
この光源1は、重水素ガスを放電させて光を発生させる発光部2が収容された略円筒状の発光筒部(第1の筐体)3Aと、この発光筒部3Aに連通すると共に発光筒部3Aの側壁から発光部2の発生させる光の光軸Xに沿って突出する略円筒状の導光筒部(第2の筐体)3Bとが一体的に接続されたガラス製の密封容器3を備えている。この密封容器3には、重水素ガスが数百Pa程度封入されている。より詳細には、導光筒部3Bは、光軸Xに沿った方向の一端側が発光筒部3Aに一体化されて連通しており、他端側は発光部2から発生した光を外部に出射させる出射窓部4によって封止されている。この出射窓部4の材質は、例えば、MgF(フッ化マグネシウム)、LiF(フッ化リチウム)、石英ガラス、サファイアガラス等である。
発光筒部3Aに収容されている発光部2は、陰極部5、陽極部6、陽極部6と陰極部5との間に配置された中心部にアパーチャーが形成された放電路制限部7、及びこれらを取り囲んで配置する収容ケース8によって構成されている。この収容ケース8の導光筒部3B側の面には、発光部2で発生した光を取り出すための矩形状の光通過口8aが、導光筒部3Bの出射窓部4に対向するように形成されると共に、この光通過口8aを取り囲むように導光筒部3Bの側壁に沿って円形状に延びる壁部からなる固定リング8bが固定されている。このような発光部2は、陰極部5と陽極部6との間に電圧が印加されると、その間に存在する重水素ガスを電離、放電させて形成したプラズマ状態を放電路制限部7によって絞り込んで高密度のプラズマ状態にすることによって発生した光(紫外光)を、収容ケース8の光通過口8aから光軸Xに沿った方向に向けて出射させる。
なお、上記の発光部2は、発光筒部3Aの端面に設けられたステム部に立設されたステムピン(図示せず)によって、発光筒部3A内に保持されている。すなわち、この光源1は、光軸Xが発光筒部3Aの管軸に対して交差するサイドオン型の光源である。
このような密封容器3内の出射窓部4と、発光筒部3Aと導光筒部3Bとを接続する部位との間には、略円筒状の反射筒部(筒状部材)9が挿入固定されている。この反射筒部9は、図2に示すように、アルミニウム製の金属ブロック部材が複数組み合わされて、導光筒部3Bの内径よりも小さい外径を有する略円筒状の形状をなしている。
また、反射筒部9自体の内壁面は、反射筒部9の中心軸線に沿って曲面、又は段階的に傾斜角が変化する多段面である反射面9aとして形成されている。すなわち、この反射面9aは、出射窓部4の外側の所望の面または点に光を集光できるように、反射筒部9の中心軸方向の両端がテーパー状に形成されている。より具体的には、反射筒部9の長手方向の中心部から発光筒部3A側の端部にかけて反射面9aで囲まれる空間の径が徐々に小さくなるように、反射面9aが反射筒部9の中心軸、すなわち、光軸Xに対して傾斜して形成されている。また、反射筒部9の長手方向の中心部から出射窓部4側の端部にかけて反射面9aで囲まれる空間の径が徐々に小さくなるように、反射面9aが反射筒部9の中心軸に対して傾斜して形成されている。なお、反射面9aのテーパー状部は、反射筒部9の中心軸方向の両端ではなく、どちらか一方、例えば発光部2側(一端側)のみを前述したようなテーパー状に形成し、出射窓部4側(他端側)は反射面9aを反射筒部9の中心軸に対して平行に形成しても良い。この反射面9aは、所望の面または点に光を集光したり発散したりできるように設定されている。このような反射面9aは、発光部2によって発生した光を正反射可能な鏡面状態に加工されており、例えば、金属ブロック部材を切削加工し、その内壁に、バフ研磨、化学研磨、電解研磨、それらから派生した研磨方法による研磨、又は、それらを複合した研磨方法による研磨を施した後、洗浄処理や不純物ガス成分を除去するための真空処理等を施すことによって形成される。本実施形態においては、反射筒部9は2つの部材を組み合わせて形成されており、このように複数個の金属ブロック部材で反射面9aが形成される場合には、金属ブロック部材ごとの長さと内径との比(アスペクト比)が小さくできるために、加工整形時に平坦度が出しやすくなる結果、反射面9aの鏡面度が高くなる。
また、反射筒部9の外壁面(側面)9bの長手方向の一端側の縁部には、その外壁面9bの他端側に向けて、反射筒部9の中心軸に沿って切り欠かれた開口部9cが形成されている。このように切り欠きによって開口部9cを設けるので、開口部の加工が容易である。また、詳細には、開口部9cは反射筒部9の一端側の周縁に沿って等間隔に3箇所形成されており、隣接する開口部9cの間には発光部2の固定リング8bに嵌め込むための突出部9dが3箇所形成されている。このように開口部9cを等間隔に形成する結果、突出部9dも等間隔に設けられるため、突出部9d自体の強度、及び固定時の強度も確保することができる。
さらに、反射筒部9の外壁面9bの略全面には、高熱放射率の材料を含む熱放射膜10が形成されている。このような熱放射膜10の材料としては、酸化アルミニウム等の反射筒部9の材料よりも熱放射率の高いものが用いられる。また、熱放射膜10は、例えば熱放射膜10を構成する材料を反射筒部9の外壁面9b上に蒸着や塗布等によって積層することで形成されるが、特に本実施形態のように反射筒部9がアルミニウムからなる場合には、反射筒部9の外壁面9bを酸化処理することで熱放射膜10としての酸化アルミニウムの層を形成しても良い。
また、反射筒部9の外壁面9bの長手方向の他端側の周縁部には、その外壁面9bに沿って、段差状の突出部となるように円形状に切り欠かれた切り欠き部11が形成されている。この切り欠き部11は、反射筒部9を密封容器3内で位置決めするために設けられる。
このような反射筒部9は、突出部9dが発光部2の収容ケース8に当接するまで、開口部9cが形成された一端側の縁部から、導光筒部3Bの管軸(光軸X)に沿って挿入されると共に、切り欠き部11にばね部材12が外壁面9bに沿って取り付けられた後に、導光筒部3Bの他端側が出射窓部4によって封止される(図1及び図3)。このとき、反射筒部9は、その外壁面9bが導光筒部3Bの内壁面13と離間した状態で収容ケース8の固定リング8bの内側に嵌め込まれる(図3)。このばね部材12は、金属部材、例えば耐熱性の高いステンレスやインコネル材からなる、反射筒部9の位置決め用の部材であり、切り欠き部11と出射窓部4との間に配置されて、反射筒部9を、光軸Xに沿って出射窓部4側から発光部2側に付勢することにより、収容ケース8に押し当てる機能を有する。これにより、反射筒部9は、密封容器3内の出射窓部4と発光部2との間において、一端側の突出部9dが発光部2の収容ケース8に当接し、かつ、他端側が導光筒部3Bに挿入されて出射窓部4に接近した状態で、位置決めされる。また、収容ケース8の固定リング8bには、反射筒部9の開口部9cに対応する位置に開口8cが形成されており、反射筒部9が収容ケース8の固定リング8bに嵌め込まれると、発光筒部3A内に位置する反射筒部9の外壁面9bの端部には、反射面9aに貫通する開口部9cが開口8cを介して発光筒部3Aの内部空間と連通した状態で複数配置されることになる。
以上説明した光源1によれば、発光筒部3Aの発光部2から発せられた光が、発光筒部3Aに連通する導光筒部3Bから発光部2にかけて挿入された反射筒部9の内部に導かれることにより、導光筒部3Bに設けられた出射窓部4から出射される。ここで、反射筒部9の内壁面には反射面9aが形成されているので、発光部2から出射された光が反射筒部9の内部の反射面9aによって反射されつつ導光筒部3Bの一端側から他端側に導かれる結果、発光部2から発せられた光を損失することなく導光筒部3Bの出射窓部4まで導くことができる。このとき、反射面9aの傾斜角を適切に設定することで、出射窓部4の外部における出射光の分布を平行光、発散光、及び収束光にすることもでき、所定の照射面での光強度の均一性を高めることもできる。それに併せて、出射窓部4からの光の取り出し効率を向上させ、出射光の総光量及び照射面上での光量を増加させることができる。また、従来の重水素ランプでは出射窓からの光放射パターンが、その出射窓からの距離に応じて変化し、放射光の弱い抜けの部分が生じやすい傾向にあるが、光源1ではそのような光照射パターンの抜けの部分の発生を低減することができる。
併せて、反射筒部9の一端側の外壁面9b(側面)には開口部9cが形成され、固定リング8bの対応した位置にも開口8cが形成されているので、発光部2で生じたスパッタ物を反射筒部9の外部に放出することができ、反射筒部9の反射面9aや低温度部の出射窓部4へのスパッタ物の付着を抑制することができる。その結果、長寿命化を図りつつ、出射窓部4における光の透過率を向上させることができる。なお、この開口部9cは発光筒部3A内に位置しているので、発光部2で生じたスパッタ物が発光筒部3A内に放出されて発光筒部3A内に捕捉されやすい。その結果、出射窓部4へのスパッタ物の飛散をさらに抑制することができ、寿命がより長くなる。
また、反射筒部9自体をアルミニウム製の金属ブロック部材等の金属部材で構成することで、鏡面度の高い反射面の加工が容易になるので、発生した光を効果的に集光することができる。さらに、例えば反射筒部9の内部に金属等からなる反射膜を形成した場合と異なり、温度上昇と低下を繰り返す際の、構成材料の膨張係数の違いから発生する反射面9aの剥離または脱落等による性能劣化や異物発生を抑制することができ、長寿命化を実現することができる。加えて、発生する紫外光が透過することなく、また、紫外光によって劣化することもないので、発生した光をより効率よく取り出すことができる。
さらに、反射筒部9の外壁面9bと、導光筒部3Bの内壁面13とは離間しているので、反射筒部9と導光筒部3Bとの熱膨張率の違いにより、反射筒部9の位置ずれや反射筒部9または導光筒部3Bの破損を防止することができる。
また、反射筒部9は、金属部材からなる位置決め部材であるばね部材12によって付勢されて収容ケース8の固定リング8bに嵌め込まれることによって密封容器3内で位置決めされているので、発生する紫外光によって劣化することなく、密封容器3に対する反射筒部9の位置を安定化して、出射窓部4からの光の取り出し効率を保つことができる。ここで、ばね部材12により収容ケース8に押圧する構造を採用することで、密封容器3に対して反射筒部9を安定して固定することができると共に、反射筒部9の中心軸方向に沿った熱膨張が発生してもばね部材12によって発光筒部3Aに対する位置ずれを吸収することができる。
さらに、図2に示すように、反射筒部9の外壁面9bの略全面に熱放射膜10が形成されることにより、反射筒部9の内面に周辺や封入ガスよりも低温の領域を形成することができ、その領域に発光筒部3Aからのスパッタ物等の異物を捕捉して、異物の出射窓部4への拡散や付着及びそれに伴う光透過率の低下を抑制することができる。
また、このような光源1を光イオン化源としてガスクロマトグラフ質量分析装置(GC/MS)や液体クロマトグラフ質量分析装置(LC/MS)といった質量分析装置(MS)に使用することで、高感度化、窓材の汚染抑制、そして、良好な時間応答特性を実現することが可能となる。まず、照射面の光量を飛躍的に増加できることで試料との接触確率を向上でき、従来の光イオン化源と比べ感度を大幅(10倍近く)に向上できる。また、各種MSに適した集光性を実現する事が可能となり、次のような点から測定感度が高められる。すなわち、MSの場合、イオン化室においてイオンを弁別部へ導入する為の電界分布が有効な部分に集中照射可能である。また、GC/MSの場合、イオン化室の数mm程度の開口から光を有効に集中導入可能である。また、LC/MSの場合、イオンを弁別部に導入するアパーチャー近辺に集光しイオン密度を高めることが可能であり、試料の噴出し口から光イオン化源の窓部を遠ざけ窓部の汚染の抑制できると共に、従来より集光性が高められるためイオン化源から遠ざけても感度が劣化しない。つまり、試料の高密度部に高密度の光を当てることでイオン化効率を高められて高感度化が実現され、試料の噴出し口から光イオン化源の窓部を遠ざけることで窓部の汚染を抑制することができ、試料の噴出し口に集光することで応答速度を速くすることができる。
[第2実施形態]
図4は、本発明の第2実施形態に係る光源の構成を示す断面図、図5(a)は、図4の反射筒部の側面図、図5(b)は、図4の反射筒部の端面図である。同図に示す光源101は、反射筒部109の位置決め構造等が第1実施形態のものと異なる。
すなわち、光源101に内蔵される反射筒部109には、その外壁面109bの出射窓部4側の端部において、位置決め部材としての金属バンド112が固定されている。この金属バンド112には、バネ性を有する複数の爪部112aが反射筒部109の外周に沿って形成されており、金属バンド112は、その端部が重ね溶接されることにより外壁面109b上に固定されている。このような反射筒部109は、導光筒部3Bの内壁面13に沿って密封容器3内に挿入され、金属バンド112を除く外壁面109bが内壁面13と離間するように固定される。このような構造により、反射筒部109は、金属バンド112の爪部112aのバネ力により、その端部に形成された突出部109dが収容ケース8に溶接された平板状の固定リング8bの開口部に嵌め込まれた状態で収容ケース8に押し当てられ、密封容器3内で光軸Xに沿った方向に位置決めされる。それとともに、反射筒部109は、金属バンド112の爪部112aにより、その外壁面109bと導光筒部3Bの内壁面13とが一定距離を保って離間された状態で光軸Xの垂直な方向にも位置決めされる。また、反射筒109の金属バンド112装着部に、同バンドの幅に合わせた溝を形成する事で、導光筒部3Bの内径を大きくする事なく、金属バンド112から導光筒部3Bの内壁面13への距離を大きく取れ、爪部112aの角度を大きくする事が可能となり、爪部112aのバネ力を強める事ができる。
このような光源101によっても、反射筒部109と導光筒部3Bとの熱膨張率の違いにより、反射筒部109の位置ずれや反射筒部109または導光筒部3Bの破損を防止することができる。また、反射筒部109は、位置決め部材である金属バンド112によって付勢されて収容ケース8の固定リング8bに嵌め込まれることによって密封容器3内で位置決めされているので、密封容器3に対する反射筒部109の位置を安定化して、出射窓部4からの光の取り出し効率を保つことができる。
さらに、反射筒部109の一端側の外壁面109b(側面)には開口部109cが形成され、固定リング8bに塞がれることなく開口が露出されているので、発光筒部3Aで生じたスパッタ物を反射筒部109の外部に放出することができ、反射筒部109の反射面109aや低温度部の出射窓部4へのスパッタ物の付着を抑制することができる。
[第3実施形態]
図6は、本発明の第3実施形態に係る光源の構成を示す断面図である。同図に示す光源201は、本発明をキャピラリ放電管に適用した場合の例である。
光源201は、発光筒部203Aと導光筒部203Bとが接続されたガラス製の密封容器203を備えている。この発光筒部203Aには、陰極部205、陽極部206、及び陽極部206と陰極部205との間に配置されたキャピラリ207によって構成された発光部202が収容されている。そして、密封容器203内には水素(H)、キセノン(Xe)、アルゴン(Ar)、クリプトン(Kr)等のガスが封入されている。このような発光部202は、陰極部205と陽極部206との間に電圧が印加されると、その間に存在するガスを電離、放電させ、電子をキャピラリ207内に収束させてプラズマ状態にすることによって、光軸Xに沿って導光筒部203B側に向けて光を出射させる。例えば、封入ガスとしてKrを、出射窓部4の材料としてMgFを用いた場合には、117/122nmの波長での発光が可能とされ、封入ガスとしてArを、出射窓部4の材料としてLiFを用いた場合には、105nmの波長での発光が可能とされる。
この陰極部205は、発光筒部203Aと導光筒部203Bとを隔てる部位に配置された接続部材としての役割も有する。詳細には、陰極部205は、導光筒部203Bの出射窓部4に対向するように形成された、反射筒部9の位置決め用に反射筒部9の外径形状に合わせた寸法の窪みを設けた固定リング205Aと、導光筒部203Bに封着され、固定リング205Aと合わせて真空保持可能に接合するための封着リング205Bとの2重構造を成している。なお、陰極部205に対して別途反射筒部9の位置決め用の部材を取り付けても良い。
このような光源201の密封容器203への反射筒部9の組み込み時には、陰極部205の固定リング部材205A及び封着リング205Bを、それぞれ、発光筒部203A及び導光筒部203Bに接合しておく。そして、反射筒部9を固定リング205Aの内側に嵌め込むようにしながら、導光筒部203Bの内壁面と離間するように挿入した後に、固定リング部材205A及び封着リング205Bを重ね合わせて真空保持可能に接合して組み上げる。なお、反射筒部9を陰極部205に溶接し固定した後に、導光筒部203Bを陰極部205に真空保持可能に接合することで組み上げても良い。
このような光源201によっても、反射筒部9と導光筒部203Bとの熱膨張率の違いにより、反射筒部9の位置ずれや反射筒部9または導光筒部203Bの破損を防止することができる。また、反射筒部9は、位置決め部材であるばね部材12によって付勢されて陰極部205の固定リング205Aに嵌め込まれることによって密封容器203内で位置決めされているので、密封容器203に対する反射筒部9の位置を安定化して、出射窓部4からの光の取り出し効率を保つことができる。
さらに、反射筒部9の一端側には開口部9cが形成されているので、発光筒部203Aで生じたスパッタ物を反射筒部9の外部に放出することができ、反射筒部9の反射面9aや低温度部の出射窓部4へのスパッタ物の付着を抑制することができる。
また、反射筒部9の外壁面9bの長手方向の一端側に熱放射膜10が形成されることにより、発光部202に近接する反射筒部9の内側に周辺や封入ガスよりも低温の部分を形成することができ、その部分に発光筒部203Aからのスパッタ物等の異物を捕捉して、異物の出射窓部4への拡散及びそれに伴う光透過率の低下を抑制することができる。特に、発光筒部203Aに近い外壁面9bの一部に熱放射膜10を形成することにより、外壁面9bの一端側の熱放射率が外壁面9bの他端側の熱放射率よりも大きくなる結果、発光筒部203Aに近い側、つまり出射窓部4から遠い位置にスパッタ物が付着しやすくなるため、出射窓部4の汚染がより低減される。
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではない。例えば、反射筒部9,109には、金属部材の内壁を研磨加工することにより反射面9a,109aが形成されていたが、反射面を蒸着やスパッタにより成膜してもよい。詳細には、アルミニウム等の金属部材、又はガラス、セラミック等の部材に切削加工や成型加工を施して下地を作製し、その下地に必要に応じて研磨加工を施した後、下地の鏡面にアルミニウム、ロジウム、誘電体多層膜等を蒸着やスパッタすることにより反射面を形成することができる。また、反射筒部9,109は複数の金属ブロック部材から形成されていたが、一体形成されても良い。
また、反射筒部9,109の開口部9c,109c及び突出部9d,109dの形状としては、様々な形状を採用することができる。例えば、図7に示す本発明の変形例にかかる反射筒部209のように、外壁面9bの一端側の周縁に沿って2箇所の開口部209cが形成され、その2箇所の開口部9cを挟むように2箇所の突出部209dが形成されていてもよい。
また、上述した実施形態では、反射筒部9,109を発光筒部3A,203A側に設けられた固定用の部材に押し当てることにより固定していたが、レーザ溶接やスポット溶接等により固定用の部材に直接固定しても良い。このとき、反射筒部を直接固定用部材に溶接することが困難な場合は、溶接可能な構造体を反射筒部に嵌合等で固定し、当該構造体と固定部材とを溶接することで固定しても良い。なお、レーザ溶接の場合は、発光筒部3A,203Aのガラス部材越しに溶接を行うことも可能である。
図8には、本発明の変形例である光源301として、2つの異なる材料からなる金属ブロック部材からなる反射筒部309がレーザ溶接やスポット溶接によって発光部2の収容ケース8に固定された構造を示している。詳細には、アルミニウムからなる反射筒部309の本体部の発光部2側の端部に開口部309Cを有するステンレス製の固定部を圧入および固定し、その固定部と収容ケース8の固定リング8bとの接触部分をレーザ溶接やスポット溶接によって溶接し固定する。同図に示す光源301では、導光筒部303Bを短くされているが、反射筒部309をそれに合わせて設計することで出射光の分布を平行光や拡散光にもすることができると共に、照射面上での光強度の均一性を高めることもできる。また、光源301のように、反射筒部309の突出部309dを、荷電粒子の流れを阻害しない範囲で放電路制限部7に近くなるように、収容ケース8内に伸ばして配置させてもよい。これにより、反射筒部309によるスパッタ物の捕捉を、発光部2の内部から行うことができ、低温度部の出射窓部4へのスパッタ物の付着をより抑制することができる。さらに、反射筒部309の突出部309dを含む固定部の内壁面を反射面となるように形成すると、発光部2から発せられた光を損失することなく出射窓部4まで導くことができる。
また、反射筒部309の一端側に固定する溶接用の構造体としては、様々な形状のものを採用することができる。
例えば、図9及び図10には、図8の反射筒部309を構成する金属ブロック部材のうち、収容ケース8の固定リング8bと溶接固定される固定部としての金属ブロック部材のみを、本発明の変形例として示す。これらの図に示す反射筒部409,509のように、反射筒部9の開口部9c、突出部9dと同様に形成された開口部409c、及び突出部409dを有するステンレス製の固定部415や、反射筒部209の開口部209c、突出部209dと同様に形成された開口部509c及び突出部509dを有するステンレス製の固定部515を、反射筒部409の本体部に圧入および固定し、これと収容ケース8の固定リング8bとを溶接することができる。
また、図11及び図12に示すように、反射筒部9の突出部9dの先端部の外周に、突出部9dの先端が突出するようにステンレス製のC型止め輪等の止め輪615を固定し、その止め輪615の突出部9d側の面と収容ケース8の反射筒部固定用部材とを溶接することで反射筒部9を発光部2に対して固定してもよい。
さらに、図13に示すように、反射筒部9の突出部9dの外周部にステンレス製のシート材715を帯状に巻き付け、その終端部を重ね合わせて溶接することにより固定してもよい。このシート材715の突出部9dの先端側には、反射筒部9の中心軸に対して垂直に延びる複数のつば部715aが設けられており、このつば部715aと収容ケース8の反射筒部固定用部材とを溶接することで反射筒部9を固定することができる。また、つば部715aを設けないでシート材715と収容ケース8の反射筒部固定用部材との近接部分を溶接することにより反射筒部9を固定してもよい。また、このシート材715には、開口部9cに対応する箇所にスパッタ物を放出可能な穴部715bがあわせて複数設けられる。
また、光源1,101,201では、反射筒部9,109の外壁面9b,109bの一部又は全体に熱放射膜10が形成されているが、逆に、外壁面9b,109bの他端側に、反射筒部9,109の素材よりも熱放射率の低い材料を形成してもよい。これにより、相対的に一端側の放熱性が向上し、熱放射膜10と同様の効果が期待できる。また、反射筒部9,109の一端側を構成する金属ブロック部材の材料を、他端側を構成する金属ブロック部材の材料よりも熱放射率の大きい材料で構成しても良い。
1,101,201,301…光源、2,202…発光部、3A,203A,303A…発光筒部(第1の筐体)、3B,203B,303B…導光筒部(第2の筐体)、4…出射窓部、9,109,209,309,409,509…反射筒部(筒状部材)、9a,109a…反射面、9b,109b…外壁面(側面)、9c,109c,209c,309c,409c,509c…開口部、10…熱放射膜。

Claims (8)

  1. 放電によって光を発生させる発光部を収容する第1の筐体と、
    一端側が前記第1の筐体に連通するように接続されて、前記発光部から発生した前記光を、他端側に設けられた出射窓部に導く第2の筐体と、
    一端側が前記第1の筐体内の前記発光部に当接し、他端側が前記第2の筐体内に挿入されており、内壁面に前記光を反射する反射面が形成された筒状部材と、
    を備え、
    前記筒状部材の前記一端側の側面には、前記反射面に向けて貫通する開口部が形成されている、
    ことを特徴とする光源。
  2. 前記筒状部材の前記開口部は、前記第1の筐体内に配置されている、
    ことを特徴とする請求項1記載の光源。
  3. 前記筒状部材の前記開口部は、前記筒状部材の前記一端側の縁部を切り欠くことにより形成されている、
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の光源。
  4. 前記筒状部材の前記一端側の周縁に沿って、複数の前記開口部が等間隔に形成されている、
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の光源。
  5. 前記筒状部材の外壁面は、前記筒状部材の材料よりも熱放射率が大きい材料からなる、
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の光源。
  6. 前記筒状部材の外壁面の略全面には、前記筒状部材の材料よりも熱放射率の大きい材料を含む熱放射膜が形成されている、
    ことを特徴とする請求項5記載の光源。
  7. 前記筒状部材の前記一端側の熱放射率は、前記筒状部材の他端側の熱放射率よりも大きい、
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の光源。
  8. 前記筒状部材の前記一端側の外壁面には、前記筒状部材の前記他端側の外壁面の材料よりも熱放射率の大きい材料を含む熱放射膜が形成されている、
    ことを特徴とする請求項7記載の光源。
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