JP5479061B2 - プラズマ処理装置 - Google Patents

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本発明は、プラズマ処理装置に係り、特に、試料を吸着して保持する静電吸着装置を備えたプラズマ処理装置に関する。
半導体デバイスの製造工程においては、スループットの向上を目的として、フォトレジスト層、反射防止膜層、ハードマスク層、ポリシリコン層、メタル層等の異膜種を連続してエッチング処理することが求められる。このような複数の異種膜を連続処理するステップにおいても、加工後の最終的な膜形状は、従来の非連続処理時と同等あるいはそれ以上の加工精度が求められる。
このため、連続処理時における各膜の加工精度は従来方法よりも厳しい値とする必要があり、加工精度と密接な関係にある半導体基板等の試料温度は、各ステップで最適温度に制御することが必要である。
特許文献1には、冷媒溝が形成された基材、該基材上に形成された複数のヒータ、静電吸着用電極、および温度測定手段を備え、該温度測定手段の温度情報にもとづいてヒータの出力を調節する静電吸着装置が示されている。
特開2007−88411号公報
しかしながら、前記従来技術においては、試料処理中に発生する異物および金属汚染について十分な配慮はなされていない。
図6および図7は従来の静電吸着装置の概要を示す図であり、図6は静電吸着装置を説明する図、図7は静電吸着装置の吸着面および保護カバーの外周形状を示す図である。図7に示すように、電極上に載置するウエハ1のノッチに対応して、静電チャック部の側周面には直線部(Dカット600)が設けられる。この静電チャック部のDカットに対応して、基材部4の外周部を保護する保護カバー118には直線部601を設ける。
また、静電チャック部の外周の基材部4にはピン穴500を設け、このピン穴に基材部4から突出するようにピン501を挿入する。ピン501の材質としては、強度の観点からチタンやアルミなどの金属を用いる。保護カバー118には、ピン501と嵌合する穴502をその下面に設ける。これら穴およびピンにより、基材4と保護カバーの位置関係を適切に保つことができる。
図6において、静電吸着装置2は、絶縁部材106を介して真空チャンバ102の下面上に配置する。静電吸着装置2は、チタン製の基材4と、基材4の上面に溶射によって形成した第一のセラミックス層201と、第一のセラミックス層の上面に溶射によって形成した第一の加熱手段としてのヒータ202と、ヒータの周囲を覆いかつ第一のセラミックス層の上面に溶射によって形成した第二のセラミックス層203と、第二のセラミックス層の上面に溶射によって形成したリング状の吸着電極204と、吸着電極の周囲を覆いかつ第二のセラミックス層の上面ならびに基材外周部の表面に溶射によって形成した第三のセラミックス層205により構成する。
ヒータ202は電源8に接続する。吸着電極204は内電極204aと外電極204bを備えたダイポール型とし、それぞれの電極には図示しない直流電源に接続し、電圧を印加することによりウエハを静電吸着する。
チタン製の基材4は、冷却手段としての冷媒流路5を備えており、チラーなどの温調器6と接続して温調した冷媒を流路に流すことができる。基材4は整合器117を通して高周波電源116と接続しており、高周波電源116から基材4にバイアス電圧を印加することによりプラズマ中のイオンをウエハに引きこんで異方性エッチングを行う。
基材4の表面近傍には、基材にくぼみを設けて温度測定手段としての熱電対9を設けている。温調器6、ヒータ電源8、および熱電対9は制御機器10に接続されており、制御機器10は、熱電対の測温値に基づいて前記温調器6およびヒータをフィードバック制御する。
ウエハの温度調整は、主として静電吸着装置2によるその吸着面の温度調整によってなされているので、ウエハと吸着面間の熱抵抗は小さい方がよい。このためウエハ裏面と静電吸着装置の間に存在する隙間に伝熱ガス11を導入している。
静電吸着装置2の外周部には、外周部をプラズマから保護するために石英製の保護カバー118を配置している。なお、12は搬送の際にウエハを押し上げる押し上げ装置である。
このような構造静電吸着装置においては、ヒータ出力を調節して各処理ステップで静電チャックを異なる温度に制御すると、静電チャック部の熱膨張量がステップ毎に変化する。このため、前記ピン501と保護カバー118とが摩擦し、異物あるいは金属汚染が生じる。このため、歩留まりが悪化する。
本発明はこれらの問題点に鑑みてなされたもので、異物あるいは金属汚染の発生を抑制し、長期にわたって連続運転することのできるプラズマ処理装置を提供するものである。
本発明は上記課題を解決するため、次のような手段を採用した。
所定の圧力に減圧排気される処理室と、当該処理室内に配置され、金属製の基材の上部に試料を静電吸着して保持する静電チャックを備えた吸着装置と、当該吸着装置の温度を調整する温度調整手段と、前記吸着装置とこの吸着装置上に載置された試料の間に伝熱ガスを供給する伝熱ガス供給手段と、前記処理室内にプラズマを生成する手段を備え、生成されたプラズマを用いて前記吸着装置上に載置した試料にプラズマ処理を施すプラズマ処理装置において、
前記吸着装置の試料載置面の外周の試料載置面より低い部分上に配置され当該部分の表面を保護するリング状の誘電体製のカバーを備え、前記吸着装置は前記試料載置面の外周縁部の一箇所に配置されその開き角度が90度以下であるV字型の切欠きを有し、前記カバーは前記試料載置面の外周側でこれを隙間を空けて囲む円弧状の内周縁とこの内周側に配置され前記V字型の切欠きの内側でその壁面に間隔を空けて嵌合するV字型の張り出しを備えた構成とする。
本発明は、以上の構成を備えるため、異物(金属汚染等)の発生を抑制し、長期にわたって連続運転することのできるプラズマ処理装置を提供することができる。
プラズマ真空処理装置を説明する図である。 静電吸着装置の横断面図である。 静電吸着装置および保護カバーの外周形状を示す図である。 図8に示す試験結果を説明する図である。 静電吸着装置のVノッチの開き角α=90度の場合において、熱サイクルを負荷し、発生した異物および金属汚染の量を測定した結果を示す図である。 従来の静電吸着装置を説明する図である。 従来の静電吸着装置の吸着面および保護カバーの外周形状を示す図である。 ウエハ処理を模擬して熱サイクルを負荷した試験の結果を示す図である。
以下、実施形態を添付図面を参照しながら説明する。図1は、プラズマ真空処理装置の概略図であり、図1の例ではプラズマエッチング装置を示す。
真空チャンバ102の上部に石英製のシャワープレート103と石英製の蓋101を設置し、真空チャンバの下面にはバルブ104を介して真空ポンプ105を接続する。また、真空チャンバ下面には絶縁部材106を介して静電吸着装置2を配置する。
処理室3を構成する前記部材間の隙間は図示しないOリング等のシール手段によって気密に接続されており、処理室内の圧力は10000分の1Pa程度の高真空に維持することができる。
処理室3の上部の空間には、シャワープレート103および蓋101を備え、シャワープレートと蓋との間隙にはガス導入穴107介して処理ガスが導入されてガスだまり109が形成される。ガスだまり109を構成する部材間には図示しないOリング等のシール部材が挿入されて気密に接続されている。
処理ガス108は、まずガスだまり109に導入され、次いでシャワープレート103に設けた多数の貫通孔110を通り、処理室3内にシャワー状に導入される。処理ガスとしては、プロセス毎に単一のガス、あるいは複数のガスを所定の比量で混合したガスを用いる。たとえば、被エッチング材料がSi系の材料であれば、HBr/Cl2/O2ガスあるいは、これらのガスと組み合わせてSF6、CF4、CHF3等のフッ素系ガスが使用される。
処理室3の上方には、円盤状のアンテナ111を設置する。アンテナ111には高周波電源114を、高周波をオン・オフするスイッチ113、高周波印加の際にインピーダンスの整合をとるための整合器112を介して接続する。
アンテナ111に高周波電源114の電圧を印加して電磁波を生成し、生成した電磁波を処理室3に導入すると、真空チャンバの周囲に設置したコイル115によって生じる磁場との相互作用により、処理室内には高密度なプラズマを生成することができる。
図2は静電吸着装置2の横断面図である。静電吸着装置2は、絶縁部材106を介して真空チャンバ102の下面上に配置する。静電吸着装置2は、チタン製の基材4と、基材4の上面に溶射によって形成した第一のセラミックス層201と、第一のセラミックス層の上面に溶射によって形成した第一の加熱手段としてのヒータ202と、ヒータの周囲を覆いかつ第一のセラミックス層の上面に溶射によって形成した第二のセラミックス層203と、第二のセラミックス層の上面に溶射によって形成したリング状の吸着電極204と、吸着電極の周囲を覆いかつ第二のセラミックス層の上面ならびに基材外周部の表面に溶射によって形成した第三のセラミックス層205を備える。
ヒータ202は電源8に接続する。吸着電極204は内電極204aと外電極204bを備えたダイポール型とし、それぞれの電極は図示しない直流電源に接続し、電圧を印加することによりウエハを静電吸着する。なお、吸着電極204は内電極204aと外電極204bを備えたダイポール型としたが、モノポール型であっても構わない。また、静電吸着以外による吸着方法であってもよい。
チタン製の基材4は、冷却手段としての冷媒流路5を備えており、チラーなどの温調器6と接続して温調した冷媒を流路に流すことができる。基材4は整合器117を通して高周波電源116と接続しており、高周波電源116から基材4にバイアス電圧を印加することによりプラズマ中のイオンをウエハに引きこんで異方性エッチングを行う。なお、基材の材質はチタンとしたが、必ずしもチタンに限定されるものではなく、適度な強度があればどのような金属でも使用でき、たとえばステンレス、アルミ、アルミ合金などが使用できる。
基材4の表面近傍には、基材にくぼみを設けて温度測定手段としての熱電対9を設けている。温調器6、ヒータ電源8、および熱電対9は制御機器10に接続されており、制御機器10は、熱電対の測温値に基づいて前記温調器6,ヒータをフィードバック制御する。これにより、ウエハの温度分布を任意に調節することができる。
ウエハの温度調整は、主として静電吸着装置2の吸着面の温度調整によってなされているので、ウエハと吸着面間の熱抵抗は小さい方がよい。このためウエハ裏面と静電吸着装置の間に存在する隙間に伝熱ガス11を、例えば1000Pa程度の圧力で導入しウエハ裏面と静電吸着装置との間の熱伝達を向上させている。伝熱ガスとしては、プロセスに影響を及ぼさないものであれば種類は特に問わないが、ヘリウムが好適である。
静電吸着装置2の外周部には、外周部の試料載置面よりも低い部分をプラズマから保護するために石英製の保護カバー118を配置している。なお、12は搬送の際にウエハを押し上げる押し上げ装置である。
図3は、静電吸着装置2および保護カバー118の外周形状を示す図である。静電吸着装置2は、その外周にウエハのノッチに対応して、Vカットと称するV字型の切り欠き400を備えている。このVカットの角度αはα≦90度としている。静電吸着装置のVカットに対応して、保護カバーには内側に向かってV字型の張り出し401を備えている。保護カバーの内面形状は静電吸着装置の側周面から一定量離間するようにしている。したがって、保護カバー401の曲率は、Vカット400の曲率よりも大きい。なお、静電吸着装置の側周面と保護カバーとの間の隙間は、全周にわたって数百μmオーダ以下としている。
試料であるウエハは、図示しないウエハ搬送手段によって、ウエハのノッチ部が静電吸着装置のVカット部に位置するように、静電吸着装置上に載置される。ウエハの処理するときは、静電吸着装置は温度が上昇して熱膨張する。このとき保護カバー118も温度が上昇して熱膨張するが、石英製のカバーの熱膨張量は静電吸着装置の熱膨張量よりも小さい。
このため、保護カバー118は静電吸着装置の上に固定することなく載置している。これにより、前記熱膨張量の差に起因して保護カバーあるいは静電吸着装置が過大な応力を受けて破損することを防ぐことができる。
図8は、ウエハ処理を模擬して、100000回の熱サイクルを賦課した試験の結果を示す図である。図6に示すように、Vカットにおける開き角αをα=90度とした場合、保護カバーあるいは静電吸着装置が破損することはなかった。また、開き角α=180度とした場合、すなわち直線状のDカットとした場合においては、静電吸着装置の側周面の溶射膜が破損した。
図4は、図8に示す試験結果を説明する図である。図4は、静電吸着装置の温度が上昇して熱膨張し、静電吸着装置2と保護カバーが2点で接触したときに、保護カバー118が静電吸着装置2から受ける抗力を示している。ここで、図4(a)はα=90度である例(実施例)を、図4(b)はα=180度である例(比較例)を示している。
図において、F1はVカット付近の接触箇所S1における抗力であり、F2はVカット以外の接触箇所S2における抗力である。S1とS2の位置は、静電吸着装置の中心軸に対しておよそ180度の角度をなす場合を示している。α=90度である実施例(図4(a))においては、2点で生じている抗力の向きが約45度異なっている。このため、カバーには回転モーメントが生じる。また、接触箇所S1におけるカバーの曲率はVカットの曲率よりも大きいため、静電吸着装置のVカット両端部の角が接触箇所S1を構成することはない。以上のことから、保護カバー118は静電吸着装置の側周面に押されて回転し、保護カバーあるいは静電吸着装置に過大な応力がかかることはなく、破損しない。
一方で、α=180度である比較例(図4(b))においては、2点で生じている抗力のなす角度は最大でも数度であり、2点の抗力の作用方向がおよそ揃っている。そのためカバーが回転するために必要なモーメントを得るためには、本実施例図4(a))よりも大きな抗力を必要とする。比較例においては、まず静電吸着装置の側周面とカバーが2点で接触した。次いで、静電吸着装置の温度がさらに上昇するとともに熱膨張量が増して抗力F1およびF2が増していった。最終的には、カバーの回転させるために必要なモーメントを得るよりも前に抗力が過大となり、なおかつ静電吸着装置のDカット両端部の角が接触箇所S1を構成するため、ここに応力が集中して、接触箇所S1における静電吸着装置の溶射膜破損に至った。以上のことから、Vカットの開き角α≦90度とすれば、保護カバーあるいは静電吸着装置が、2点接触した場合であっても過大な応力を受けて破損することはない
図5は、図1ないし図3に示す実施例にかかる静電吸着装置について、Vノッチの開き角α=90度の場合において、熱サイクルを賦課し、発生した異物(金属汚染を除く)および金属汚染量を測定した結果を示す。異物量および金属汚染量のいずれにおいても、許容値を大きく下回った。
また、図5には、本発明の比較例として、図6および図7に示す従来の静電吸着装置における試験結果あわせて示す。図6および図7に示す比較例においては、前述のように静電チャックの外周部にはピン穴500を設け、このピン穴に静電チャックから突出するようにピン501を挿入して、保護カバーの回転を防止している。図5の比較例においては、異物量および金属汚染量のいずれにおいても、許容値を上回った。これは、保護カバーの回転を阻止する回り止めピンを設置しているために、熱サイクルの賦課時にピンと保護カバーが摩擦して磨耗したためである
以上説明したように本実施形態によれば、吸着装置の試料吸着面の外周部にV字型の切り欠きを設けて、前記切り欠き部と前記試料のノッチ部とを一致させて前記試料を前記静電チャックに載置するとともに、試料載置面の外周の試料載置面より低い部分の吸着装置外周部を保護するリング状のカバーを備え、該カバーは静電チャックの吸着面の外周に設けたV字型の切欠きに間隔を空けて嵌合するV字型の張り出しをリングの内周側に備えている。このため、保護カバーと吸着装置の接触による異物あるいは金属汚染の発生を抑制することができる。このため、長期にわたって連続運転することのできるプラズマ処理装置を提供することができる。
1 ウエハ
2 静電吸着装置
3 処理室
4 基材
5 冷媒流路
6 温調器
8 ヒータ電源
9 熱電対
10 制御機器
11 冷却ガス
12 ウエハ押上げ装置
101 蓋
102 真空チャンバ
103 シャワープレート
104 バルブ
105 真空ポンプ
106 絶縁部材
107 ガス導入孔
108 処理ガス
109 ガスだまり
110 貫通孔
111 アンテナ
112 整合器
113 スイッチ
114 高周波電源
115 コイル
116 高周波電源
117 整合器
118 保護カバー
201 セラミックス層
202 ヒータ
203 セラミックス層
204 吸着電極
205 セラミックス層
400 Vカット
401 V字型張り出し
500 ピン穴
501 回り止めピン
502 ピン穴
600 Dカット
601 カバー直線部

Claims (2)

  1. 所定の圧力に減圧排気される処理室と、
    当該処理室内に配置され、金属製の基材の上部に試料を静電吸着して保持する静電チャックを備えた吸着装置と、
    当該吸着装置の温度を調整する温度調整手段と、
    前記吸着装置とこの吸着装置上に載置された試料の間に伝熱ガスを供給する伝熱ガス供給手段と、
    前記処理室内にプラズマを生成する手段を備え、生成されたプラズマを用いて前記吸着装置上に載置した試料にプラズマ処理を施すプラズマ処理装置において、
    前記吸着装置の試料載置面の外周の試料載置面より低い部分上に配置され当該部分の表面を保護するリング状の誘電体製のカバーを備え、
    前記吸着装置は前記試料載置面の外周縁部の一箇所に配置されその開き角度が90度以下であるV字型の切欠きを有し、前記カバーは前記試料載置面の外周側でこれを隙間を空けて囲む円弧状の内周縁とこの内周側に配置され前記V字型の切欠きの内側でその壁面に間隔を空けて嵌合するV字型の張り出しを備えたことを特徴とするプラズマ処理装置。
  2. 請求項1記載のプラズマ処理装置において、
    前記V字型の切欠きの曲率は、前記V字型の張り出しの曲率よりも小であることを特徴とするプラズマ処理装置。
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