JP5479010B2 - 情報処理装置、撮像装置、情報処理装置の制御方法およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、撮像装置、情報処理装置の制御方法およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、電子データの処理に好適な情報処理装置、撮像装置、情報処理装置の制御方法およびプログラムに関する。
近年、GPS(Global Positioning System)機能が搭載されたデジタルカメラ及びカメラ付き携帯電話等の電子機器が知られている。このような電子機器では、撮影した画像データを電子機器の補助記憶装置(例えばメモリーカード)に記録する際に、画像データと共に、撮影した場所に関するデータを記録することが可能である。
また、画像データに複数の位置情報を付加する技術も知られている。
特開2004−104429号公報
しかしながら、従来の上述のような電子機器では、撮影が行われた位置毎に、その一の情報が正確に記録される。このため、例えば、あるイベント会場等においてユーザが複数回の撮影を若干の移動を伴いながら行った場合、ユーザは同じ場所で撮影を行っていると認識していても、撮影毎に異なる位置情報が記録されてしまう。つまり、従来の電子機器では、ユーザが意図する位置情報を画像データに反映させることができない。
本発明は、ユーザが意図する位置情報を付加することができる情報処理装置、撮像装置、情報処理装置の制御方法およびプログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る情報処理装置は、電子データを取得するデータ取得手段と、前記電子データが取得された位置を示す第1の位置情報を取得する第1の位置情報取得手段と、所定の条件が満たされた場合に、当該所定の条件が満たされた位置を示す第2の位置情報を取得する第2の位置情報取得手段と、前記第2の位置情報をキャッシュするキャッシュ手段と、前記電子データ前記第1の位置情報前記第2の位置情報含むファイルを作成するファイル作成手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、2種類の位置情報を用いることにより、ユーザの意図する位置情報をファイルに含ませることができる。
本発明の実施形態に係る情報処理装置の外観を示す図である。 デジタルカメラ20の機能構成を示すブロック図である。 二次記憶部204に記録される位置情報等を示す図である。 デジタルカメラ20の処理の一例を示すフローチャートである。 (a)は、GPSメニューの初期画面を示す図であり、(b)は、確認メッセージ画面を示す図である。 (a)は、失敗メッセージ画面を示す図であり、(b)は、GPSオプションメニューを示す図である。 デジタルカメラ20の撮影時の処理を示すフローチャートである。 ステップS250で作成される画像ファイルの構成を示す図である。 ステップS260で作成される画像ファイルの構成を示す図である。 ソフトウェアにより表示される画面の一例を示す図である。
以下、本発明の実施形態について添付の図面を参照して具体的に説明する。図1は、本発明の実施形態に係る情報処理装置の外観を示す図である。本実施形態に係る情報処理装置(電子機器)は、例えばデジタルカメラ20である。
デジタルカメラ20には、電源ボタン2101、シャッターボタン2102、及び撮影再生切り替えスイッチ2106が設けられている。電源ボタン2101はデジタルカメラ20の電源を入り切りするためのものである。撮影再生切り替えスイッチ2106は、デジタルカメラ20の撮影モード、再生モードを切り替えるためのものである。シャッターボタン2102は、撮影を行うためのものである。
デジタルカメラ20には、更に、液晶表示部209が設けられている。液晶表示部209には、デジタルカメラ20の動作の設定を指定するための各種メニューが表示される。また、撮影時のファインダーとしても機能する。デジタルカメラ20に内蔵されたメモリーカードに格納されている撮影済みの画像の再生等にも用いられる。
デジタルカメラ20には、更に、メニューボタン2103、GPSメニューボタン2108、セットボタン2104、移動ボタン2105、及び移動ホイール2107が設けられている。メニューボタン2103は、撮影時及び再生時のデジタルカメラ20の動作を設定、指定するためのメニュー画面を液晶表示部209に表示させるときに指定するもので、このボタンが押されると、液晶表示部209に各種メニューが表示される。GPSメニューボタン2108は、GPS関連の処理を実行、又は設定するためのGPSメニュー画面を液晶表示部209表示させるときに指定するもので、このボタンが押されると、液晶表示部209にGPS用のメニューが表示される。詳細は後述するが、GPSメニューでは、GPS情報のキャッシュに関する操作及び設定が行われる。セットボタン2104、移動ボタン2105、及び移動ホイール2107は、メニュー画面中のカーソル等を操作するときに使用するもので、移動ボタン2105の上下ボタンでカーソルを移動させ、セットボタン2104で選択決定するような操作を実現するためのものである。
次に、本実施形態に係るデジタルカメラ20の機能構成について説明する。図2は、本実施形態に係るデジタルカメラ20の機能構成を示すブロック図である。
デジタルカメラ20には、通信制御部203、演算部202、撮像部201、一次記憶部205、二次記憶部204、表示部206、操作部210、及びGPS受信部207が含まれている。更に、デジタルカメラ20には、記憶媒体208が装着可能である。通信制御部203は、外部装置と接続し、制御コマンド及びデータの送受信を行う。接続を確立し、データ通信するためのプロトコルとしては、例えばPTP(Picture Transfer Protocol)が用いられる。なお、通信制御部203は、例えばUSB(Universal Serial Bus)ケーブル等の有線接続により外部装置との間で通信を行ってもよい。また、無線LAN(Local Area Network)等の無線接続により外部装置との間で通信を行ってもよい。また、外部装置と直接接続してもよいし、サーバを経由するか、インターネット等のネットワークを介して外部装置と接続してもよい。演算部202は、入力された信号及びプログラムに従って、各種の演算及び制御を行う。撮像部201には、撮影を行うための一連の部品等が含まれている。例えば、レンズ、絞り、CCD(Charge Coupled Device)、画像処理部等が撮像部201に含まれている。一次記憶部205は、演算部202が演算等を行う際に、一次的にデータを記憶する。つまり、一次記憶部205は、演算部202の作業領域として機能する。二次記憶部204は、デジタルカメラ20の各機能を制御するために演算部202が実行するプログラム(ファームウェア)及び各種の設定情報を記憶している。表示部206は、撮影時のビューファインダー画像の表示、撮影した画像の表示、対話的な操作のためのメニュー表示等を行う。この表示部206に液晶表示部209が含まれる。操作部210は、ユーザの操作を受け付けるためのものである。操作部210に、電源ボタン2101、シャッターボタン2102、撮影再生切り替えスイッチ2106、メニューボタン2103、GPSメニューボタン2108、セットボタン2104、移動ボタン2105、及び移動ホイール2107が含まれる。GPS受信部207は、複数のGPS衛星が送信する衛星波を受信して、デジタルカメラ20の現在位置の緯度、経度、及び高度等を算出する。デジタルカメラ20の電源が入っているか、又は入っているのに相当する状態にある場合、GPS受信部207は、定期的にGPS衛星から衛星波を受信し、位置情報を求め、この位置情報及びこれに関する情報を二次記憶部204に記録する。つまり、GPS受信部207は、位置情報を定期的に取得しており、撮像部201が撮影を行った際には、第1の位置情報取得手段として、その際の位置情報を第1の位置情報として二次記憶部204に記録する。また、詳細は後述するが、GPS受信部207は、所定の条件(ユーザによる指示の入力)が満たされた場合には、第2の位置情報取得手段として、その際の位置情報を第2の位置情報として二次記憶部204に記録する。記憶媒体208は、撮影により得られた画像データ等を記憶する。なお、撮影後に記憶媒体208は取り外すことが可能であり、パーソナルコンピュータ(以下、PCという)等に装着して画像データを読み出すことが可能である。
次に、GPS受信部207により二次記憶部204に記録される位置情報及びこれに関する情報について説明する。図3は、二次記憶部204に記録される位置情報及びこれに関する情報を示す図である。二次記憶部204には、GPS現在位置情報40、GPSキャッシュ情報41、及びGPSオプション設定値42がGPS受信部207により記録される。GPS現在位置情報40は、GPS受信部207により定期的に記録される位置情報である。GPS現在位置情報40には、緯度、経度、及び高度等の位置情報401(第1の位置情報)、及びこの位置情報401が取得された時刻を示す時刻情報402が含まれる。GPSキャッシュ情報41は、詳細は後述するが、ユーザの任意のタイミングで取得した位置情報をキャッシュするための領域である。GPSキャッシュ情報41には、キャッシュされた位置情報411(第2の位置情報)、及びこの位置情報411が取得された時刻を示す時刻情報412が含まれる。GPSオプション設定値42についての詳細は後述するが、GPSオプション設定値42には、GPSキャッシュ無効距離設定値421及びGPSキャッシュ無効時間設定値422が含まれる。なお、時刻情報402及び412には「0」が設定されている場合があり、時刻情報402、412に「0」が設定されているGPS現在位置情報40、GPSキャッシュ情報41は無効な情報である。
次に、GPSメニューボタン2108の押下に伴うデジタルカメラ20の処理について説明する。図4は、GPSメニューボタン2108の押下に伴うデジタルカメラ20の処理を示すフローチャートである。この処理は、二次記憶部204に記録されたプログラムを演算部202が読み取り、実行することによって実現される。
先ず、ユーザによりGPSメニューボタン2108が押下されると、表示部206が、ステップS10において、図5(a)に示すGPSメニューの初期画面を液晶表示部209に表示し、更なるユーザの入力を待機する。GPSメニューには、図5(a)に示すように、例えば、位置情報(GPS情報)キャッシュメニュー2091、キャッシュ情報クリアメニュー2092、及びGPSオプションメニュー2093の選択肢が含まれる。
そして、ユーザにより位置情報キャッシュメニュー2091が選択されると、ステップS20からステップS30へと処理が遷移する。また、キャッシュ情報クリアメニュー2092が選択されると、ステップS20を経てステップS100へと遷移し、更にステップS110へと処理が遷移する。GPSオプションメニュー2093が選択されると、ステップS20を経てステップS100へと遷移し、更にステップS120へと処理が遷移する。位置情報キャッシュメニュー2091、キャッシュ情報クリアメニュー2092、GPSオプションメニュー2093の選択は、例えば移動ボタン2105の操作に伴うカーソル2090の移動、及びセットボタン2104の操作に伴う選択決定により行われる。
位置情報キャッシュメニュー2091が選択された場合の処理であるステップS30では、演算部202が、二次記憶部204に有効なGPSキャッシュ情報41が存在しているかどうかを調べる。有効なGPSキャッシュ情報41が存在している場合、つまり、GPSキャッシュ情報41が有効な値の場合には、ステップS40に処理を移す。有効なGPSキャッシュ情報41が存在していない場合、つまり、GPSキャッシュ情報41が有効な値ではない場合には、ステップS60に処理を移す。ステップS40では、表示部206が、位置情報を更新することを確認するための確認メッセージ画面を液晶表示部209に表示する。確認メッセージ画面としては、例えば図5(b)に示す確認メッセージ画面2190が液晶表示部209に表示される。確認メッセージ画面2190が表示されている状態で、更新ボタン2191が選択されると、ステップS50からステップS60に処理が遷移する。一方、キャンセルボタン2192が選択されると、演算部202は一連の処理を終了する。ステップS60では、GPS受信部207が位置情報の取得を試みる。取得に成功した場合には、ステップS70からステップS80に処理が遷移する。一方、取得に失敗した場合には、ステップS70からステップS90に処理が遷移する。ステップS80では、GPS受信部207が、ステップS60にて取得した位置情報及びその時の時刻情報により、二次記憶部204に記録されているGPSキャッシュ情報41を更新する。ステップS90では、表示部206が、位置情報の取得に失敗した旨を示す失敗メッセージ画面を液晶表示部209に表示し、演算部202が一連の処理を終了する。失敗メッセージ画面としては、例えば図6(a)に示す失敗メッセージ画面2290が液晶表示部209に表示される。位置情報の取得の失敗は、例えば室内等でGPS衛星からの電波を受信できなかった場合に生じる。この場合、ステップS80を経ることはないため、GPSキャッシュ情報41は更新されない。
キャッシュ情報クリアメニュー2092が選択された場合の処理であるステップS110では、演算部202が、二次記憶部204に記録されているGPSキャッシュ情報41の時刻情報に「0」を設定する。つまり、演算部202がGPSキャッシュ情報41の時刻情報を無効な値とする。
GPSオプションメニュー2093が選択された場合の処理であるステップS120では、表示部206が、GPSオプションメニューを液晶表示部209に表示する。GPSオプションメニューとしては、例えば図6(b)に示すGPSオプションメニュー2390が液晶表示部209に表示される。GPSオプションメニュー2390には、例えばキャッシュ無効距離設定2391及びキャッシュ無効時間設定2393の2つの設定項目が含まれる。
キャッシュ無効距離設定2391は、GPSキャッシュ情報41の位置情報411を有効なものとみなす距離の上限をユーザが設定する項目である。つまり、キャッシュ無効距離設定2391は、位置情報401が示す現在位置と位置情報411が示す位置との間の距離が設定欄2392に示された距離以上である場合、演算部202にGPSキャッシュ情報41を無視させることを設定する項目である。ユーザは、キャッシュ無効距離設定2391を行わない場合には、チェックを外し、設定する場合には、チェックした後に、設定値を設定欄2392に設定すればよい。ここで設定された値は、図3に示すGPSオプション設定値42のGPSキャッシュ無効距離設定値421として二次記憶部204に演算部202により記録される。なお、設定が行われない場合には、GPSキャッシュ無効距離設定値421に、無効の値である「0」が演算部202により記録される。
キャッシュ無効時間設定2393は、GPSキャッシュ情報41の時刻情報412を有効なものとみなす時間の上限をユーザが設定する項目である。つまり、キャッシュ無効時間設定2393は、時刻情報402が示す時刻と時刻情報412が示す時刻との間の時間が設定欄2394に示された時間以上である場合、演算部202にGPSキャッシュ情報41を無視させることを設定する項目である。ユーザは、キャッシュ無効時間設定2393を行わない場合には、チェックを外し、設定する場合には、チェックした後に、設定値を設定欄2394に設定すればよい。ここで設定された値は、図3に示すGPSオプション設定値42のGPSキャッシュ無効時間設定値422として二次記憶部204に演算部202により記録される。なお、設定が行われない場合には、GPSキャッシュ無効時間設定値422に、無効の値である「0」が演算部202により記録される。
次に、上述のように構成されたデジタルカメラ20の撮影時の処理について説明する。図7は、デジタルカメラ20の撮影時の処理を示すフローチャートである。この処理は、二次記憶部204に記録されたプログラムを演算部202が読み取り、実行することによって実現される。
先ず、デジタルカメラ20の撮影再生切り替えスイッチ2106が「REC」の状態でシャッターボタン2102が押されると、ステップS210にて撮像部201が撮影を行う。つまり、撮像部201がデータ取得手段として、電子データである画像データを取得する。
撮影が完了すると、演算部202が、ステップS220にて、二次記憶部204に記録されているGPSキャッシュ情報41が有効な値かをチェックする。有効な値の場合には、ステップS230に処理が遷移し、無効な値の場合には、ステップS260に処理が遷移する。
ステップS230では、演算部202が、GPS現在位置情報40の位置情報401が示す位置とGPSキャッシュ情報41の位置情報411が示す位置との間の距離を算出する。そして、演算部202は、この距離が、キャッシュ無効距離設定2391の設定欄2392に設定された値、つまり、GPSオプション設定値42のGPSキャッシュ無効距離設定値421以下であるか判断する。この判断の結果、距離がGPSキャッシュ無効距離設定値421以下であれば、ステップS240に処理が遷移し、GPSキャッシュ無効距離設定値421より大きければ、ステップS260に処理が遷移する。また、GPSキャッシュ無効距離設定値421が「0」(無効値)の場合、ステップS240に処理が遷移する。
ステップS240では、演算部202が、GPS現在位置情報40の時刻情報402が示す時刻とGPSキャッシュ情報41の時刻情報412が示す時刻との間の時間を算出する。そして、演算部202は、この時間が、キャッシュ無効時間設定2393の設定欄2394に設定された値、つまり、GPSオプション設定値42のGPSキャッシュ無効時間設定値422以下であるか判断する。この判断の結果、時間がGPSキャッシュ無効時間設定値422以下であれば、ステップS250に処理が遷移し、GPSキャッシュ無効時間設定値422より大きければ、ステップS260に処理が遷移する。また、GPSキャッシュ無効時間設定値422が「0」(無効値)の場合、ステップS250に処理が遷移する。
ステップS250では、演算部202がファイル作成手段として、ステップS210の撮影で取得された画像データに位置情報401及び411を加えた画像ファイルを作成し、この画像ファイルを記憶媒体208に記録する。
また、ステップS260では、演算部202がファイル作成手段として、ステップS210の撮影で取得された画像データに位置情報401を加え、位置情報411の付加を省略した画像ファイルを作成し、この画像ファイルを記憶媒体208に記録する。
ここで、ステップS250で作成される画像ファイルについて説明する。図8は、ステップS250で作成される画像ファイルの構成を示す図である。デジタルカメラ20は、例えばDCF(カメラファイルシステム規格)に準拠しており、画像ファイル300としては、Exif規格に準拠したJpeg形式のものを作成し、これを記憶媒体208に記録する。
演算部202は、ステップS250において、Exif規格で規定されているGPS情報用の領域(メタデータ領域)であるGPS IFDの位置情報302に、現在位置(撮影地点)の位置情報401を記録する。更に、演算部202は、MakerNote(非公開の記録領域)にGPSキャッシュ情報41の位置情報411を位置情報301として記録する。MakerNoteは、Exif規格で規定されている特に用途が制限されていない領域である。このようなフォーマットの記録により、一般的なツール及びアプリケーションとの互換性を確保することができる。
次に、ステップS260で作成される画像ファイルについて説明する。図9は、ステップS260で作成される画像ファイルの構成を示す図である。
演算部202は、ステップS260において、Exif規格で規定されているGPS情報用の領域であるGPS IFDの位置情報311に、現在位置(撮影地点)の位置情報401を記録する。但し、MakerNoteにGPSキャッシュ情報41の位置情報411は記録しない。従って、Exif規格で規定されているGPS IFDが含まれた画像ファイル310が作成される。このようなフォーマットの記録により、一般的なツール及びアプリケーションとの互換性を確保することができる。
このような処理により得られた画像ファイル300及び310には、撮影が行われた地点の位置(緯度、経度、高度等)を示す情報だけでなく、ユーザの意図に応じて、任意の地域の基準となる地点の位置(緯度、経度、高度等)を示す情報も含まれる。従って、本実施形態によれば、ユーザが意図する位置情報を画像データに反映させることができる。
例えば、ユーザがある観光地を旅行する場合、当該観光地の任意の地点でGPSキャッシュ情報41を更新しておけばよい。これにより、それ以降に取得した画像データには、GPSオプション設定値42の条件が満たされている限り、当該観光地で取得されたことを示す情報が付加される。一方、GPSオプション設定値42の条件が満たされていなければ、当該観光地で取得されたことを示す情報は付加されないので、当該観光地から離れて取得した画像データにまで撮影地点の識別を困難にする余計な情報は付加されない。このため、画像データの閲覧及び分類を効率的に行うことが可能となる。
次に、上述のデジタルカメラ20により取得された画像ファイルの閲覧及び分類に好適なソフトウェアについて説明する。図10は、ソフトウェアにより表示される画面の一例を示す図である。このソフトウェアは、例えばPC上で動作し、図8及び図9に示すファイル形式の複数の画像ファイルを管理し、参照することが可能に構成されている。画像ファイル群は、例えばPCに装着された記憶媒体208又はPCのハードディスクの補助記憶装置等に格納されているものとする。
このソフトウェアは、MakerNoteに記録されている位置情報(位置情報301)が同一の複数の画像ファイルを一群のものとして管理する機能を備えている。また、GPS IFDに記録されている位置情報(位置情報302、311)が同一の複数の画像ファイルを一群のものとして管理する機能も備えている。そして、これらの管理結果を表示装置に表示する。表示装置に表示される画面50には、場所選択メニュー502及び縮小画像表示エリア501が含まれる。場所選択メニュー502で指定された条件に合う画像ファイルに含まれる画像データの縮小画像が縮小画像表示エリア501に表示される。
また、場所選択メニュー502には、大項目メニュー5021及び小項目メニュー5022が含まれる。大項目メニュー5021には、MakerNoteに記録されている位置情報が同一の複数の画像ファイルが一群のものとして表示される。このとき、ユーザがその位置情報に対して、画像ファイルが作成された地域等の名称(地名)を付している場合には、その名称も表示される。一方、小項目メニュー5022は、GPS IFDに記録されている位置情報に基づいて、より詳細な範囲を指定して画像を選択できるように構成されている。
なお、デジタルカメラ20でのメニューの構成等は、上述の一例に限定されることはない。また、情報処理装置はデジタルカメラである必要はなく、例えばカメラ付き携帯電話等であってもよい。更に、取得されるデータが画像データである必要はなく、また、作成されるファイルが画像ファイルである必要はない。例えば、録音によって音声データが取得され、これに付随して音声ファイルが作成されてもよい。つまり、情報処理装置は、特に電子データを取得して、この電子データからファイルを作成する記録機器に好適である。また、上述の説明は、実施形態に特有の動作に重要な部分についてのものであり、バッテリー等の他の構成要素が含まれていてもよい。
本発明の各工程は、ネットワーク又は各種記憶媒体を介して取得したソフトウェア(プログラム)をパーソナルコンピュータ等の処理装置(CPU、プロセッサ)にて実行することでも実現できる。
20:デジタルカメラ、201:撮像部、202:演算部、203:通信制御部、204:二次記憶部、205:一次記憶部、206:表示部、207:GPS受信部、208:記憶媒体、210:操作部

Claims (22)

  1. 電子データを取得するデータ取得手段と、
    前記電子データが取得された位置を示す第1の位置情報を取得する第1の位置情報取得手段と、
    所定の条件が満たされた場合に、当該所定の条件が満たされた位置を示す第2の位置情報を取得する第2の位置情報取得手段と、
    前記第2の位置情報をキャッシュするキャッシュ手段と、
    前記電子データと前記第1の位置情報と前記第2の位置情報とを含むファイルを作成するファイル作成手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記キャッシュ手段により前記第2の位置情報がキャッシュされている状態で前記ファイル作成手段によりファイルが作成される場合、前記ファイル作成手段は、前記キャッシュ手段によりキャッシュされている第2の位置情報を含むファイルを作成することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記キャッシュ手段により前記第2の位置情報がキャッシュされている状態で前記データ取得手段により電子データが取得された場合、前記ファイル作成手段は、前記データ取得手段により取得された電子データと、前記キャッシュ手段によりキャッシュされている前記第2の位置情報とを含むファイルを作成することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記キャッシュ手段が前記第2の位置情報をキャッシュしていない場合、前記ファイル作成手段は、前記第1の位置情報を含み、前記第2の位置情報を含まないファイルを作成することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記第1の位置情報が示す位置と前記第2の位置情報が示す位置との間の距離が、所定の値を超えている場合、前記ファイル作成手段は、前記第1の位置情報を含み、前記第2の位置情報を含まないファイルを作成することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記キャッシュ手段により前記第2の位置情報がキャッシュされている状態で前記データ取得手段により電子データが取得される場合、前記第1の位置情報取得手段は前記第1の位置情報を取得することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記第2の位置情報取得手段が前記第2の位置情報を取得してから前記第1の位置情報取得手段が前記第1の位置情報を取得するまでの時間が、所定の値を超えている場合、前記ファイル作成手段は、前記第1の位置情報を含み、前記第2の位置情報を含まないファイルを作成することを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記ファイル作成手段は、前記データ取得手段により取得された電子データと、前記第1の位置情報取得手段により取得された前記第1の位置情報と、前記キャッシュ手段によりキャッシュされている前記第2の位置情報とをまとめて前記ファイルを作成することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記ファイル作成手段は、前記第1の位置情報および前記第2の位置情報を前記ファイルのメタデータ領域に記録することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記ファイル作成手段は、前記第1の位置情報を、前記メタデータ領域のうち公開している記録領域に記録し、前記第2の位置情報を、前記メタデータ領域のうち非公開の記録領域に記録することを特徴とする請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 前記キャッシュ手段により既に第2の位置情報がキャッシュされている状態で前記所定の条件が満たされた場合、前記第2の位置情報取得手段により新たに第2の位置情報を取得する前に、新たに第2の位置情報を取得するか否かを選択する指示を受け付ける選択手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至10のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  12. 前記選択手段が、新たに第2の位置情報を取得することを選択する指示を受け付けた場合、前記キャッシュ手段は、既にキャッシュされている第2の位置情報を、新たに取得される第2の位置情報で上書きすることを特徴とする請求項11に記載の情報処理装置。
  13. 前記電子データは画像データであることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  14. 前記データ取得手段は、被写体を撮像して画像データを取得することにより、前記画像データを取得することを特徴とする請求項13に記載の情報処理装置。
  15. 前記所定の条件は、外部からのキャッシュの指示の入力であることを特徴とする請求項1乃至14のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  16. 前記キャッシュ手段によりキャッシュされている第2の位置情報をクリアし、前記キャッシュ手段が第2の位置情報をキャッシュしていない状態にするクリア手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至15のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  17. 前記電子データは音声データを含むことを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  18. 前記ファイル作成手段により作成されたファイルを、DCFの規格に従って記録媒体に記録するよう制御する記録制御手段を更に有することを特徴とする請求項1乃至17のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  19. 前記第1の位置情報および前記第2の位置情報は緯度・経度の情報を含むことを特徴とする請求項1乃至18のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  20. 電子データを取得するデータ取得手段を有する撮像装置であって、
    前記撮像装置の現在位置を示す第1の位置情報を定期的に取得する第1の位置取得手段と、
    前記第1の位置情報が取得された時刻を示す第1の時刻情報を取得する第1の時刻取得手段と、
    所定の条件が満たされたことに応じて、当該所定の条件が満たされた位置を示す第2の位置情報を取得する第2の位置取得手段と、
    前記第2の位置情報が取得された時刻を示す第2の時刻情報を取得する第2の時刻取得手段と、
    所定の条件が満たされたことに応じて、前記第2の位置情報と前記第2の時刻情報とを関連付けて一時的に保持する保持手段と、
    前記データ取得手段により取得された電子データに、前記第1の位置情報と前記第1の位置情報に対応する第1の時刻情報と、前記第2の位置情報と前記第2の位置情報に対応する第2の時刻情報とを付加する付加手段と、
    を有することを特徴とする撮像装置。
  21. 情報処理装置の制御方法であって、
    電子データを取得するデータ取得ステップと、
    前記電子データが取得された位置を示す第1の位置情報を取得する第1の位置情報取得ステップと、
    所定の条件が満たされた場合に、当該所定の条件が満たされた位置を示す第2の位置情報を取得する第2の位置情報取得ステップと、
    前記第2の位置情報をキャッシュするキャッシュステップと、
    前記電子データと前記第1の位置情報と前記第2の位置情報とを含むファイルを作成するファイル作成ステップと、
    を有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  22. コンピュータを、請求項1乃至19のいずれか1項に記載の情報処理装置の各手段として動作させるための、コンピュータが読み取り可能なプログラム。
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