JP5478936B2 - 情報処理装置、情報処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、構造化文書を処理する技術に関するものである。
近年、携帯電話やデジタルカメラなどの小型機器で構造化文書を扱うケースが増えてきている。また、扱う構造化文書のデータ量も増えてきており、メモリや記憶装置の容量が限られる、あるいはCPUの処理スピードが貧弱な環境で構造化文書を高速に処理する要望が高まっている。
構造化文書であるXMLは、文書内にタグを埋め込んで階層化された木構造のデータ構造をとることができる。しかし、階層が深くなると、これを保持するためのメモリの容量を多く必要とし、且つデータアクセスも悪くなるため、これを高速に解析処理することができないという問題があった。そこで、木構造の階層を浅くするために、親要素の要素名に子要素の要素名をつなげて新たな要素に置き換える方法が提案されている(特許文献1)。
しかし上記の方法では、リソースの少ない機器で処理するためにはサイズ削減、高速化の効果は不十分であった。データをXML言語でエンコーディングする場合、属性値や要素内容として記述されるデータが整数や小数などであっても文字としてエンコーディングしなければならなかった。このとき、バイナリ表現でエンコーディングするよりもデータサイズが大きくなり、デコード処理に時間がかかるという問題があった。
これに対し、ISOで策定されたFast Infoset(ISO/IEC 24824−1)仕様に代表されるバイナリXMLと呼ばれる技術がある。このバイナリXMLでは、属性値や要素内容を整数や小数など本来のデータ型に適したバイナリ形式でエンコーディングできるため、データサイズを削減でき、デコード処理をより高速に行うことができた。
しかし、属性値や要素内容が複雑なデータ構造の値として記述された場合は、汎用的にデータ構造を認識してエンコーディングするのは難しいため、テキストXMLのように一連の文字列としてエンコーディングするしかなかった。例えば、ベクトルグラフィックスフォーマットであるSVGでは、属性値として描画コマンドと座標情報が組み合わさった複雑な値をとりうる。文書データの大部分がこうした値で占められる場合は、バイナリXMLによるデータサイズの縮小や解析処理の高速化といった効果がほとんど得られないことになる。また、こうした属性値が時間の経過によって値を変更する指示が文書データ内に記述されている場合は、文字列のまま扱うデータが多くなるため、さらにバイナリXMLの効果が低下する。
特開2002−297569号公報
複雑なデータ構造の値をとる属性が構造化文書内に多く含まれる場合には、符号化によるデータサイズの縮小や解析処理の高速化が十分に得られない。
本発明は、以上の問題に鑑みてなされたものであり、値として複雑なデータ構造をとる属性を多く含む構造化文書を、より高速に処理する為の技術を提供することを目的とする。
本発明の目的を達成するために、例えば、本発明の情報処理装置は以下の構成を備える。即ち、描画コマンドと座標情報のセットを複数セット含む属性を含んでいる第1の要素と、該複数セットのうち1以上のセット中の座標情報の推移を定義する第2の要素と、を含む複数個の要素から成る構造化文書を取得する取得手段と、
前記第1の要素に含まれているそれぞれの描画コマンドのうち、値が時系列に変化する座標情報に対応する描画コマンドの個数が規定数よりも少ないか否かを判定する判定手段と、
前記第1の要素から前記複数セットを取り出し、該取り出した複数セットのそれぞれを、前記第1の要素の子要素に変換する第1の変換手段と、
値が時系列に変化する座標情報の推移を前記第2の要素から特定し該特定した推移を、前記子要素に変換されたそれぞれのセットのうち該座標情報を含むセットの子要素に変換する第2の変換手段と、
前記個数が規定数よりも少ないと前記判定手段が判定した場合に前記第1の変換手段、前記第2の変換手段による変換によって更新された前記構造化文書を、出力用構造化文書として出力する出力手段と
を備えることを特徴とする。
本発明の構成によれば、値として複雑なデータ構造をとる属性を多く含む構造化文書を、より高速に処理することができる。
情報処理装置のハードウェア構成例を示すブロック図。 情報処理装置の機能構成例を示すブロック図。 SVGのpath要素の記述の一例を示した図。 SVGのpath要素の記述の一例を示した図。 SVGのpath要素のd属性をアニメーションさせる記述の一例を示した図。 情報処理装置が行う処理のフローチャート。 SVGデータの変換を説明する図。
以下、添付図面を参照し、本発明の好適な実施形態について説明する。なお、以下説明する実施形態は、本発明を具体的に実施した場合の一例を示すもので、特許請求の範囲に記載の構成の具体的な実施例の1つである。
以下に説明する実施形態では、構造化文書を処理する情報処理装置について説明する。先ず、本実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成例について図1を用いて説明する。
CPU101は、ROM102やRAM103に格納されているコンピュータプログラムやデータを用いて情報処理装置100全体の制御を行うと共に、情報処理装置100が行うものとして後述する各処理を実行する。ROM102は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体の一例であり、情報処理装置100の設定データやブートプログラムなどを格納する。
RAM103は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体の一例であり、情報処理装置100が行うものとして後述する各処理をCPU101に実行させるためのコンピュータプログラムやデータを一時的に記憶するためのエリアを有する。また、RAM103は、CPU101が各種の処理を実行する際に用いるワークエリアも有する。即ち、RAM103は、各種のエリアを適宜提供することができる。
入力部104は、ユーザが入力デバイス107を操作することで入力した指示情報をCPU101に通知する。入力デバイス107は、キーボードやマウスなどのデバイスであって、ユーザが入力操作を行うことができるデバイスであれば、如何なるデバイスを用いても良い。
出力部105は、情報処理装置100が処理した結果としての情報をモニタ108に出力する。もちろん、情報の出力先についてはモニタ108に限定するものではなく、LANやインターネット等のネットワークであっても良いし、プリンタなどの印刷装置であっても良い。モニタ108は、CRTや液晶画面などにより構成されており、出力部105より出力された情報に基づいた表示を行う。
CPU101、入力部104、出力部105、ROM102、RAM103はそれぞれ、バス106に接続されている。なお、情報処理装置100のハードウェア構成についてはこれに限定するものではなく、例えば、コンピュータプログラムやデータを記憶保持するための外部記憶装置を更に情報処理装置100に接続するようにしても良い。この外部記憶装置としては、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、メモリカード、DVD等の記憶媒体に記録された情報を読み取る装置や、ハードディスクドライブ装置を適用することができる。
次に、情報処理装置100の機能構成例について、図2を用いて説明する。なお、本実施形態では、図2に示されている構造化文書解析部202、変換候補検出部203、変換属性検出部204、変換部205、変換要素置換部206、についてはコンピュータプログラムの形態でもってRAM103に格納されているものとする。しかし、これら各部のうち一部若しくは全部をハードウェアで構成しても、以下の説明の本質は変わらない。
外部記憶装置やネットワーク、ユーザからの入力などによって情報処理装置100に入力された構造化文書201は、構造化文書解析部202が取得することになる。構造化文書解析部202は、取得した構造化文書201を解析し、その解析結果を後段の変換候補検出部203、変換属性検出部204に送出する。
変換候補検出部203は、構造化文書解析部202による解析結果を用いて、数値列(値)を文字列として扱う属性を含む要素(第1の要素)を変換候補として、構造化文書201から検出する。
変換属性検出部204は、構造化文書解析部202による解析結果を用いて、変換候補検出部203が検出した変換候補としての要素の属性値の推移を規定する要素(第2の要素)を変換属性として、構造化文書201から検出する。
変換部205は、変換属性検出部204が検出した変換属性に基づいて、変換候補検出部203が検出した変換候補に含まれている「数値列(値)を文字列として扱う属性」を、この変換候補の子要素にするか否かを判断する。そして変換部205は、変換すると判断した場合には、構造化文書201において、「数値列(値)を文字列として扱う属性」を変換候補の子要素に変換した出力用構造化文書を作成する。出力用構造化文書は、構造化文書201に対して上書きしたものであっても良いし、構造化文書201とは別個に生成した構造化文書であっても良い。
変更要素置換部206は、変換部205が変換した子要素の更なる子要素として、この子要素に対応する変換属性に基づく属性を追加することで、出力用構造化文書を更新する。出力部105は、変更要素置換部206により更新された出力用構造化文書をそのまま出力しても良いし、符号化することで出力しても良い。
以下では、図2に示した各部の動作について、より詳細に説明するために、具体例を挙げて説明する。然るに、図2に示した各部の動作は、以下に示す具体例における動作に限定するものではなく、あくまで一例であることに注意されたい。
以下の説明では、構造化文書201をSVGとして説明する。当業者であれば周知の如く、SVGにはpath要素と呼ばれる、描画要素(図形)の外形線を規定する要素が含まれている。path要素には更にd属性が含まれており、このd属性は、描画要素を規定する座標情報(座標成分毎の座標値)や、座標情報を用いた描画を指示する描画コマンド、から成る。具体的には、d属性は、直線や曲線、始点、終点、を表す描画コマンドと、この描画コマンドと共に描画のために用いられる座標情報と、を書き連ねた複雑なデータ構成で表わされる。そのため、d属性の値(属性値)は文字列として扱われる。
SVGのpath要素の記述の一例について、図3(a)を用いて説明する。上記の通り、path要素にはd属性が含まれており、このd属性におけるMコマンドは開始座標を表し、Qコマンドは2次ベジェ曲線、Lコマンドは直線、Zコマンドは終点を始点とを結ぶことを示している。このようなSVGを解析して描画すると、図3(b)に示すような図形が描画される。
また、制御点を多く取ることで複雑な図形を表したpath要素の記述の一例について、図4(a)を用いて説明する。この例では描画コマンドとしてM、L、Zだけを使用しているが、表現する図形が複雑になるほどd属性として扱う値やコマンド数も増加する。図4(a)に示したSVGを解析して描画すると、図4(b)に示すような図形が描画される。
次に、path要素のd属性の値(1以上の座標成分における座標値)を、時間の経過に伴って変更させるようなSVGの記述の一例について、図5を用いて説明する。図5(a)に示したSVGは、図3(a)に示したpath要素の子要素に、d属性の値をアニメーションさせるanimate要素501を追加している。
animate要素501のvalues属性の値は、描画図形を規定する各頂点の各描画時における座標位置を、セミコロンを区切りにして示している。即ち、values属性とは、animate要素501の子要素であり、d属性の値の時系列変化を規定する要素である。animate要素501は、最初に図形を描画してから2秒後から3秒間の間に、d属性の値をvalues属性で示した形状を経由してアニメーションさせることを表している。
(b)の左側には、最初に図形を描画してから2秒後の図形を示しており、右側には、最初に図形を描画してから5秒後の図形を示している。values属性もd属性と同様、属性値として複雑なデータ構造をもっているため、属性値を文字として扱わなければならない。
図5で示した例は、単純なpath要素が示す形状をアニメーションさせているが、高い表現力を得ようとすれば図形の形状は複雑化するので、d属性の値もvalues属性の値も複雑になる。特にvalues属性の値は時間によって変更される座標が少ないほど、冗長かつ重複する文字列が多くなる。そのため、SVGをバイナリXMLのようにサイズ圧縮、処理の高速化を目的として符号化しても、その効果は得にくくなる。
そこで本実施形態では、このSVGのデータサイズの縮小化、及びデータ内容の記述におけるネストの深さの軽減化を行うことを目的として、このSVGを処理する。係る処理について、図6を用いて説明する。
なお、図6に示したフローチャートに従った処理をCPU101に実行させるためのコンピュータプログラムやデータは、RAM103に格納されている。係るコンピュータプログラムには、構造化文書解析部202、変換候補検出部203、変換属性検出部204、変換部205、変更要素置換部206、の各部に対応する機能をCPU101に実現させるためのコンピュータプログラムが含まれている。そしてCPU101が係るコンピュータプログラムを用いて処理を実行することで、情報処理装置100は以下に説明する各処理を実行することになる。
先ず、ステップS601では、入力デバイス107やその他の手段でもって本装置に入力された構造化文書201としてのSVGデータを、RAM103に取得する。ここでは図5に示した形式のSVGデータを取得したものとする。
次に、ステップS602では、この取得したSVGデータを解析し、解析した結果をDocument Object Model(DOM)形式を有するデータとしてRAM103に格納する。なお、ここでは一例としてDOM形式に変換しているが、以下の処理を実現できるのであれば、他の形式に変換しても良い。
次に、ステップS603では、SVGデータに含まれている全てのpath要素を処理したか否かを判断する。係る判断の結果、全てのpath要素を処理したのであれば本処理は終了するし、未だ処理していないpath要素があれば、処理をステップS604に進める。
なお、本実施形態では、説明を簡単にするために、path要素に限定して処理を行うが、複雑なデータ構造の属性を持つ要素であれば、path要素に限定されないことは言うまでもない。本実施形態のようにユーザがあらかじめ、処理の対象となる要素や属性を指定してもよいが、解析結果のDOMをもとに値として複雑なデータ構造となる属性を持つ要素を抽出して処理の対象としてもよい。
そしてステップS604では、未だ処理対象となっていないpath要素を特定する。一般的には、SVGデータを先頭から参照し、未だ処理対象となっていないpath要素を特定する。
次に、ステップS605では、ステップS604で特定したpath要素を参照し、path要素の子要素中に、d属性の値を変更する子要素があるか否かを判断する。本実施形態では、d属性の値を変更する子要素として、animate要素を例に取り説明する。しかし、d属性の値を変更する要素であれば、animate要素以外の他の要素であっても良い。
そして、係る判断の結果、path要素の子要素中に、d属性の値を変更する子要素がある場合には処理をステップS606に進め、無い場合には処理をステップS603に戻す。
次に、ステップS606では、animate要素のvalues属性において、座標値を変更する描画コマンドが複数あるか否かを判断する。ここでは、セミコロン毎に各描画コマンドの座標値に変更があるか否かを確認する。
座標値に変更のある描画コマンドの数を判別基準にした理由として、座標値に変更のある描画コマンドが多いほど、子要素に変換する要素数も増える点を挙げる。変換後の要素の属性値は単純な数値、もしくは変換前の属性値より短い文字列に変換されるため、バイナリXMLなどの符号化に適した形式にはなる。しかし、内部形式としてDOMツリーを辿って処理すべき要素数も増加することになり、たとえ符号化に適した形式に変換されても処理の高速化が望めなくなるためである。
本実施形態では、ステップS606において、座標値に変更のある描画コマンドが複数あるか否かを判別しているが、座標値に変更のある描画コマンドの数に閾値を設け、座標値に変更のある描画コマンドの数が閾値以上であれば変更しないとしても良い。
さらに、animate要素によってd属性の値が変更されることで生じるpath要素の描画領域の変更サイズを取得し、取得した変更サイズが閾値以上であれば変換する、としても良い。描画結果の変更領域で判別することによって、子要素に変換した場合、フレーム間で変更のない要素に関しては描画処理を省略できるため、全体の処理が高速化される。
さらに、ステップS606において、変更した場合に生成されるであろうDOMノードの数を算出し、そのDOMノード数が予め設けた閾値以上であれば変更しないとしても良い。変更後のDOMノード数を判断基準とした理由としては、前述のとおり内部形式としてDOMツリーを辿って処理すべき要素数が増加することになり、たとえ符号化に適した形式に変換されても処理の高速化が望めなくなるためである。
次に、ステップS607では、path要素中のd属性をpath要素の子要素として変換する(第1の変換)。係る処理について、図7(a)を用いて説明する。先ず、図5においてpath要素中のd属性を解析し、d属性を<描画コマンド、座標情報>のセットに分解する(描画コマンドZについては座標情報無し)。図5の場合には<M 20 110>、<Q 20 300 220 110>、<L 120 10>、<Z>の各セットに分解する。次に、path要素の属性からd属性を削除すると共に、path要素の子要素として新たにd属性を追加する。そしてこのd属性の子要素として、上記分解した各セットを、元の記述順に追加する。即ち、図5の場合には、M要素、Q要素、L要素、Z要素の順に追加される。
図7(a)の枠701内には、図5のSVGデータのpath要素に対してステップS607における処理を行った場合に得られる結果が示されている。なお、図7(a)は、ステップS607における処理の結果を説明するためのものであるので、それ以外の要素については図示を省略している。
次に、ステップS608では、path要素の子要素であるanimate要素を、「ステップS607で子要素に変換された属性」の値の変更を定義する要素(第3の要素)に変換する(第2の変換)。
係る処理では先ず、SVGデータからanimate要素を削除する。そして、ステップS602での解析結果をもとに、values属性から、時系列に変化している座標値に対応する描画コマンドを特定する(図5の場合、Q)。そして、特定した描画コマンドについてステップS607で変換した子要素の属性値を変更するためのanimate要素を、この「時系列に変化している座標値」を用いて作成し、子要素として追加する。
例えば、図5の場合、Q要素の座標成分x1における座標値が動的に変化している。この場合、Q要素の子要素801として、Q要素の座標成分x1を動的に変化させるためのanimate要素を、図7(b)に示す如く、作成する。
そして、図6のフローチャートに従った処理が完了すれば、上記各種の変換処理によってSVGデータは編集され、その編集結果として出力用構造化文書が生成されることになるので、CPU101はこれをモニタ108などの出力先に対して出力する。
以上の説明により、本実施形態によれば、長い文字列として扱っていたpath要素のd属性およびその子要素であるanimate要素のvalues属性の値が符号化に適した形式に変換される。図7(b)の場合、変換後はQ要素の子要素であるanimate要素のvalues属性のみ文字列で扱うことになる。path要素のd属性に関するanimate要素と異なり、Q要素のx1属性に関するanimate要素の方が、values属性の値が大幅に短くなるため、符号化によるサイズ圧縮の効率は上がる。また、各属性の値が長い文字列から単純な数値、もしくは短い文字列に変換されるため、バイナリXMLなどで符号化される際に高い圧縮率と処理の高速化が実現できる。

Claims (6)

  1. 描画コマンドと座標情報のセットを複数セット含む属性を含んでいる第1の要素と、該複数セットのうち1以上のセット中の座標情報の推移を定義する第2の要素と、を含む複数個の要素から成る構造化文書を取得する取得手段と、
    前記第1の要素に含まれているそれぞれの描画コマンドのうち、値が時系列に変化する座標情報に対応する描画コマンドの個数が規定数よりも少ないか否かを判定する判定手段と、
    前記第1の要素から前記複数セットを取り出し、該取り出した複数セットのそれぞれを、前記第1の要素の子要素に変換する第1の変換手段と、
    値が時系列に変化する座標情報の推移を前記第2の要素から特定し該特定した推移を、前記子要素に変換されたそれぞれのセットのうち該座標情報を含むセットの子要素に変換する第2の変換手段と、
    前記個数が規定数よりも少ないと前記判定手段が判定した場合に前記第1の変換手段、前記第2の変換手段による変換によって更新された前記構造化文書を、出力用構造化文書として出力する出力手段と
    を備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記構造化文書は、XML若しくはSVGの形式の構造化文書であることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記出力手段は、前記出力用構造化文書をバイナリXMLの形式に変換してから出力することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。
  4. 前記取得手段は、取得した構造化文書を、DOM形式で保持していることを特徴とする請求項1乃至の何れか1項に記載の情報処理装置。
  5. 情報処理装置が行う情報処理方法であって、
    前記情報処理装置の取得手段が、描画コマンドと座標情報のセットを複数セット含む属性を含んでいる第1の要素と、該複数セットのうち1以上のセット中の座標情報の推移を定義する第2の要素と、を含む複数個の要素から成る構造化文書を取得する取得工程と、
    前記情報処理装置の判定手段が、前記第1の要素に含まれているそれぞれの描画コマンドのうち、値が時系列に変化する座標情報に対応する描画コマンドの個数が規定数よりも少ないか否かを判定する判定工程と、
    前記情報処理装置の第1の変換手段が、前記第1の要素から前記複数セットを取り出し、該取り出した複数セットのそれぞれを、前記第1の要素の子要素に変換する第1の変換工程と、
    前記情報処理装置の第2の変換手段が、値が時系列に変化する座標情報の推移を前記第2の要素から特定し該特定した推移を、前記子要素に変換されたそれぞれのセットのうち該座標情報を含むセットの子要素に変換する第2の変換工程と、
    前記情報処理装置の出力手段が、前記個数が規定数よりも少ないと前記判定工程で判定した場合に前記第1の変換工程、前記第2の変換工程による変換によって更新された前記構造化文書を、出力用構造化文書として出力する出力工程と
    を備えることを特徴とする情報処理方法。
  6. コンピュータを請求項1乃至の何れか1項に記載の情報処理装置の各手段として機能させるためのコンピュータプログラム。
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