JP2007293548A - 情報処理装置および情報処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 属性値の変更に伴って発生したイベントを高速に処理することができるようにすることを目的とする。
【解決手段】 XML文書を解析し、DOMツリーに変換する情報処理装置であって、ユーザによる操作指示があった場合に(ステップS312)、該指示が、前記属性の値の変更を伴う指示であるか否かを判定し(ステップS313)、前記属性の値の変更を伴う指示であると判定された場合に、該属性値の型情報を取得し、該型情報と前記指示内容とを記述したイベントを生成するイベント生成し(ステップS315〜318)、イベントハンドラが、該型情報に従って前記指示内容を処理する(ステップS322)ことを特徴とする。
【選択図】 図3

Description

本発明は、XML文書を処理する情報処理技術に関する。特に、XML文書をツリー構造データとして処理する場合の情報処理技術に関するものである。
XMLパーサの標準APIとして、SAXとDOMが一般的に知られている(例えば、非特許文献1及び非特許文献2参照)。
SAXの場合、XML文書を先頭から順番に読み込んでいき、そこで発生したイベントを経由して情報をアプリケーションプログラムに伝達する。つまり、XML文書の解析中にわかったことから順次情報を伝達し、構文解析の終了を待たずに処理を開始する。このため、SAXの場合、XML文書を処理を高速に行うことができる。
一方、DOMはXML文書をツリー構造データ(DOMツリー)として扱う。このため、XMLパーサがXML文書全体を読み込んだ後でなければ、XML文書内のデータにアクセスすることができない。したがって、SAXに比べて処理が遅い一方、DOMの場合には、XML文書内のデータの順番に関係なくアクセスできるという利点がある。
"About sax"、[online]、[平成18年4月24日検索]、インターネット<URL:http://www.saxproject.org/> "Document Object Model(DOM)"、[online]、[平成18年4月24日検索]、インターネット<URL:http://www.w3.org/DOM/>
ここで、DOMツリーとしてツリー構造データ化された属性は、スキーマによって、型が定義されている場合がある(例えば、x=“5”の“5”は整数の5である、等)。そしてDOMツリーでは属性(x)の型がスキーマによって文字列以外に定義されていた場合であっても、当該属性値(“5”)は文字列として保持されるという特徴がある。
また、DOMツリーの属性値の変更などに応じて発生するイベント(DOM Events)が有する変更前後の属性値も、スキーマの定義に関わらず文字列として保持される。
しかしながら、一般にXML文書に基づいて生成されたDOMツリーを利用してアプリケーションが処理を行う場合、属性値はスキーマの型に変更して利用されることが多い(例えばx座標を表すx属性の属性値は整数や浮動小数点数に変換して処理される)。
このため、属性値の変更に伴うイベントが発生した場合、該イベントを処理するイベントハンドラ側では、当該イベントが保持する変更後の属性値を、文字列からスキーマの指定する型へと変換するという冗長な処理が必要となる。そして、DOMの場合、このような変換処理を行わなければならないことも、処理の高速化を妨げる原因となっている。
一方、SVG Micro DOM(http://www.w3.org/TR/SVGMobile12/svgudom.html)のように、属性値を文字列ではなく始めからスキーマの指定する型で持つことが想定されている特殊なDOMもある。
しかしながら、かかる特殊なDOMを用いた場合でも、属性値の変更に際して発生するイベントとして、標準化されたイベントを用いた場合には、同様の変換処理が必要となる。具体的には、スキーマの指定する型を文字列に変更してイベントにセットし、イベントハンドラ側で文字列をスキーマの指定する型に変換するという冗長な処理が必要となる。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、属性値の変更に伴って発生したイベントを高速に処理することができるようにすることを目的とする。
上記の目的を達成するために本発明に係る情報処理装置は以下のような構成を備える。即ち、
XML文書をアプリケーションにて処理するにあたり、該XML文書を解析し、要素と属性とを備えるツリー構造のデータに変換する情報処理装置であって、
前記アプリケーションを介してユーザからの指示が入力された場合に、該指示が、前記属性の値の変更を伴う指示であるか否かを判定する判定手段と、
前記属性の値の変更を伴う指示でないと判定された場合には、該指示内容が記述された第1のイベントを生成し、前記属性の値の変更を伴う指示であると判定された場合には、該属性の値の型情報を取得し、該型情報と該指示内容とが記述された第2のイベントを生成するイベント生成手段と、
前記イベント生成手段において生成された第1または第2のイベントを受け取り、該イベントに基づく処理を行うイベント処理手段と、を備え、
前記イベント処理手段は、
前記第1のイベントを受け取った場合には、前記指示内容を文字列として処理し、前記第2のイベントを受け取った場合には、前記型情報に従って前記指示内容を処理することを特徴とする。
本発明によれば、属性値の変更に伴って発生したイベントを高速に処理することができるようになる。
以下、必要に応じて添付図面を参照しながら本発明の一実施形態を詳細に説明する。なお、以下の実施形態では、本発明の一実施形態にかかる情報処理装置が、テレビジョン受像機に組み込まれた場合を例に説明する。
1.テレビジョンシステムの構成
図1は本発明の一実施形態に係る情報処理装置1000が組み込まれたテレビジョン受像機101と、該テレビジョン受像機101と通信可能に接続されたカラープリンタ102とを備えるテレビジョンシステム(100)の構成を示す図である。
当該テレビジョンシステム100によれば、受信した映像をテレビジョン受像機101に表示したり、該テレビジョン受像機101に表示した映像をカラープリンタ102に出力したりすることができる。なお、テレビジョン受像機101への操作指示は、テレビジョン受像機101が備える不図示の操作スイッチを介して、あるいはリモコン操作を介して行われる。
2.組み込まれた情報処理装置のハードウェア構成
図10は、テレビジョン受像機101に組み込まれる情報処理装置1000のハードウェア構成を示す図である。
図10において、1001は制御メモリ(ROM)、1002はCPU、1003はメモリ(RAM)である。1004は後述するリモコン受光部において受光した信号を入力する入力装置、1005は情報処理装置1000での処理結果を後述するブラウン管に出力する出力装置である。また、1006は外部記憶装置、1007はバスである。
本実施形態にかかる情報処理機能を実現するための制御プログラムやその制御プログラムで用いるデータ、ならびにOSは、外部記憶装置1006に記憶される。これらの制御プログラムやデータ、OSは、CPU1002の制御のもと、バス1007を通じて適宜メモリ1003に取り込まれ、CPU1002によって実行される。
3.テレビジョン受像機の機能構成
図2は、テレビジョン受像機101の機能構成図である。なお、図2は、テレビジョン受像機101が有する各機能のうち、リモコン操作による操作指示に基づいて、テレビジョン受像機101の設定内容を変更する場合の処理に関連する機能のみを図示しており、テレビジョン受像機が有する他の機能は省略している。また、200は、テレビジョン受像機101に組み込まれた情報処理装置1000の機能を示している。なお、情報処理機能200は、テレビジョン受像機以外の機器にも組み込み可能であり、例えば、カラープリンタ、スキャナ、ビデオ、ビデオカメラ等の機器に組み込まれてもよい。また、本実施形態のように図2に示す各機能をソフトウェア等で実現する場合には、図2の情報処理機能200は必ずしも機器内において実現されていなくても良い。
以下では、テレビジョン受像機101における設定内容の変更の一例として、音声出力設定を変更する場合について説明する。
210はリモコン受光部であり、リモコンからのテレビジョン受像機101の音声出力設定変更操作を受け取る。
205はDOM処理部であり、XML文書解析部201に対して、音声出力設定変更操作に対応するXML文書の解析指示を行うとともに、XML文書解析部201によるXML文書の解析結果に基づいて、DOMツリーを生成する。また、生成されたDOMツリーに基づいて、音声出力操作画面をブラウン管208に表示するよう、表示制御部207に表示指示を出力する。さらに、イベント管理部206において生成されたイベントを受け取り、表示制御部207に表示変更指示を出力する。
なお、DOMツリーとは、XML文書に含まれるすべての要素や属性を、ツリー構造データ化したものであり、ツリー構造データ化された各要素や属性を総称してノードと称す。
201はXML文書解析部であり、XML文書記憶部202に保存されたXML文書を解析し、XML文書に含まれる各要素及び属性を認識する。
202はXML文書記憶部であり、XML文書を記憶している。本実施形態では、ブラウン管208に表示する図形をXML文書として保存している。図4は、XML文書記憶部202に保存されるXML文書の一例を示す図である。
203はスキーマ解析部であり、XML文書解析部201において解析された結果に基づいて、当該XML文書がスキーマに沿った文書であるか否かを解析する。204は、スキーマ記憶部であり、XML文書の取り得る構造を記述したスキーマが記憶されている。なお、属性の型情報はスキーマに定義されている。
4.イベント管理部において発生するイベントの構成
本実施形態にかかる情報処理装置のイベント管理部206において発生する2種類のイベントについて説明する。
4.1 通常のイベント
図7はDOM Eventsで定義されるMutationEventのIDL記述の一例を示す図である。DOM Eventsはユーザによる操作指示が入力された際に発生する。そして図7に示すMutationEventは、ユーザによる操作指示が入力された場合であって、属性値の変更を伴わない場合に発生するイベントである。
4.2 属性値の変更を伴う場合のイベント
図8はMutationEventを継承して型情報を表すメンバ、typeNameを追加したTypedMutaionEventのIDL記述の一例を示す図である。
図9はTypedMutationEventのメンバがtypeName=“float”の場合に使用されるFloatMutationEventのIDL記述である。
後述するように、図8及び図9に示すイベントは、ユーザによる操作指示が入力された場合であって、かつ、当該操作指示が属性値の変更を伴うものである場合に発生する。
本実施形態にかかる情報処理装置1000では、スキーマで型情報が浮動小数点数と定義されている属性値を、例えば10.0から20.0に変更すると、TypedMutationEvent及びFloatMutationEventが発生する。この場合、TypedMutationEventのメンバはtypeName=“float”と設定される。また、FloatMutationEventのメンバはpreFloatTrait=“10.0”、newFloatTrait=“20.0”と設定される。これにより、イベントを受け取るDOM処理部205では、イベントに記載された情報が、(文字列を表すものではなく)浮動小数点数であり、更に10.0から20.0に変更されたことを認識することができる。
なお、ここでは、スキーマで型情報が浮動小数点数と定義されている属性値を変更する場合について説明したが、本発明は特にこれに限られない。スキーマでその他の型情報が定義されている属性値を変更する場合には、図8と同様に、型に応じたイベントが生成され、図9と同様に、当該型で記述された変更前後の属性値が記述されたイベントが生成される。
5.テレビジョン受像機における情報処理装置の処理の流れ
次に、テレビジョン受像機101における情報処理装置1000の、音声出力設定変更に伴うXML文書表示処理およびイベント処理の流れについて説明する。図3は、テレビジョン受像機101における情報処理装置1000の、音声出力設定変更に伴うXML文書表示処置およびイベント処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS301では、リモコン受光部210が、リモコンから、テレビジョン受像機101の音声出力操作情報を受け取る。リモコン受光部210にて受け取られた音声出力操作情報は、DOM処理部205を介してXML文書解析部201に送られる。XML文書解析部201では、当該音声出力操作情報に対応するXML文書(ここでは、図4に示すXML文書)をXML文書記憶部202より読み出し、解析する。
ステップS302では、XML文書解析部201における解析結果に基づいて、スキーマ解析部203が、XML文書に含まれる各要素、属性のスキーマが指定されているか否かを判定する。ステップS302においてスキーマが指定されていないと判定された場合には、ステップS303に進み、属性値の型はすべて文字列として扱う。
一方、ステップS302においてスキーマが指定されていると判定された場合には、ステップS304に進み、当該XML文書に指定されているスキーマをスキーマ記憶部204より読み込む。
ステップS305では、DOM処理部205が、音声出力操作情報に基づいてXML文書表示処理されるべきXML文書(ここでは図4のXML文書)を全て処理したか(DOMツリーの生成を完了したか)否かを判定する。XML文書を全て処理したと判定された場合には、ステップS326に進む。一方、XML文書を全て処理していないと判定された場合には、ステップS306に進み、DOMツリーの生成を継続する。
ステップS306では、DOM処理部205が、XML文書解析部201において解析され、スキーマ解析部203にてスキーマの指定の有無が判定されたXML文書の各要素、属性についてノードを生成する。
ステップS307では、ステップS306にて生成されたノードが属性ノードであるか否かを判定する。生成されたノードが属性ノードでないと判定された場合には、ステップS311に進み、当該ノードをDOMツリーに追加する。一方、生成されたノードが属性ノードであると判定された場合には、スキーマ解析部203にて当該ノードの属性値が型に合っているかを判定する(ステップS308)。型にあっていれば、当該ノードに型情報を追加したうえで(ステップS310)、当該ノードをDOMツリーに追加する。なお、ステップS308において、属性値が型に合っていないと判定された場合には、処理を終了する。
一方、ステップS305において、XML文書を全て処理した(DOMツリーの生成が完了した)と判定された場合には、ステップS326に進む。
ステップS326では、表示制御部207がブラウン管208にXML文書を処理した結果を表示する。図5は、図4に示すXML文書を処理することにより表示された表示結果を示す図である。
XML文書の表示が完了すると、ステップS312では、イベント管理部206においてイベントが発生されるような、ユーザのリモコン操作を待つ。ユーザによる所定のリモコン操作があるまでは待機状態を維持し、ユーザによる所定のリモコン操作があると、イベントが発生されると判断し、ステップS313に進む。
ユーザによる所定のリモコン操作とは、例えば、リモコンで音量を上げる操作等をいい、ここでは、図4のid=“range”となっている<rect>要素のwidth属性を300から450に変更する場合を一例として説明する。当該変更はDOM処理部205を介してイベント管理部206に通知される。
当該通知を受けたイベント管理部206では、ステップS313にて、当該変更が属性変更であるか否かを判定する。ステップS313において、イベントが属性変更のイベントであると判定された場合には、ステップS314に進む。
ステップS314では、変更された属性ノードから型情報を取得し、ステップS315では、該取得した型情報を記述するイベントおよび変更前後の属性値を当該型情報に基づいて記述するイベントを生成する。また、ステップS316では、変更前後の属性値を当該型情報に基づいて記述するイベントのメンバに変更前後の属性値を設定する。更にステップS317では、型情報を記述するイベントのメンバに型情報を設定する。
本実施形態の場合、TypedMutationEvent(図8)を継承したFloatMultationEvent(図9)が生成される。継承によって拡張が可能である。width属性はスキーマで型情報が浮動小数点数と定義されているため、typeNameには、“float”が設定される。また、preFloatTraitには300が、newFloatTraitには450がそれぞれ設定される。
ステップS318では、TypedMutationEventおよびFloatMutationEventがイベント管理部206によってDOM処理部205に通知される。これにより、DOM処理部205では、型情報が記述されたイベントおよび該型情報に基づいて変更前後の属性値が記述されたイベントの発生を認識する。
一方、ステップS313において、当該変更が属性変更でないと判定された場合には、ステップS319に進み、イベント管理部206が通常のイベント(型情報が記述されていないイベント(図7))をDOM処理部205に通知する。これにより、DOM処理部205では、通常のイベントの発生を認識する。
ステップS320では、DOM処理部205が、発生したイベントのノードから親ノードをたどり、発生したイベントのハンドラ(イベントごとに処理内容が定義されたもの)を探索する。イベントハンドラを見つけると、当該イベントを渡して、イベントハンドラを呼び出す。
ステップS321では、発生したイベントが型情報が記述されたイベントであるか否かを判定する。ステップS321において型情報が記述されたイベント(図9)であると判定された場合には、ステップS322に進み、該型情報に基づいて変更前後の属性値を読み込んで処理を行う。本実施形態の場合、変更前の属性値=300、変更後の属性値450が浮動小数点数として取り扱われる。
一方、型情報が記述されたイベントでないと判定された場合には、ステップS324に進み、Mutation Events(図7)として処理を行う(属性値は全ての文字列として取り扱われる)。
このように、本実施形態の場合、音声出力設定変更に伴ってTypedMutationEvent及びFloatMutationEventが発生する。このため、イベントハンドラは変更後の値を処理するにあたり、従来のようにMutationEventのnewValueを文字列から浮動小数点数に変更する処理を行う必要がない。つまり、FloatMutationEventのnewFloatTraitをそのまま浮動小数点の数値情報として利用することができる。
本実施形態では図4のid=“frame”となる<rect>要素のwidth属性の値が図5、図6の音量表示バーの最大幅、id=“range”となる<rect>要素のwidth属性の値が現在の音量表示バーの幅(図5,6で塗りつぶされている幅)を表している。図4の場合、音量表示バーの最大幅は600、現在の音量表示バーの幅は300である。また、図4では<ev:listener>要素によって、id=“range”となる<rect>要素にFloatMutationEventに対応するイベントハンドラが関連付けられている。例として、イベントハンドラを“MyEventListener”と記述している。MyEventListenerでは、id=“frame”となる<rect>要素のwidth属性の値とid=“range”となる<rect>要素のwidth属性の値とから音量を計算し、id=“vol”となる<text>要素の内容を計算された音量に応じて書き換えることがJava(登録商標)などのプログラムで記述されている。このイベントハンドラにより、id=“range”となる<rect>要素でFloatMutationEventが発生すると、イベントハンドラ“MyEventListener”はid=“vol”となる<text>要素の内容を現在の音量に応じて書き換える。音量表示バーの幅が300から450に変更されれば、最大幅の600で割って450/600=75%であるので、<text>タグで囲まれた要素がVolume:75と書き換えられ、図6のように“Volume:75”とブラウン管208に表示される。
ステップS325では、処理を終了する旨の指示があったか否かを判定し、終了指示がない場合には、ステップS326に戻り、ユーザによるリモコン操作指示を待つ。一方、終了指示があった場合には、処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態にかかる情報処理装置では、XML文書を解析してDOMツリーを生成し、イベント管理部を使ってDOMツリーの属性値変更処理を行うにあたり、発生するイベントを一律に文字列として取り扱わない点に特徴がある。代わりに、型情報を有するイベントおよび当該型情報に基づいて変更前後の属性値が記述されたイベントを発生することで、イベントを受け取って処理を行うイベントハンドラでは、文字列から型情報に従う属性値への変換処理を省くことが可能となる。この結果、DOMツリーの属性値の変更があった場合でも、変更処理を効率的に行うことができるようになる。
6.他の実施形態
なお、本発明は、複数の機器(例えばホストコンピュータ、インタフェイス機器、リーダ、プリンタなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの機器からなる装置(例えば、複写機、ファクシミリ装置など)に適用してもよい。
また、本発明の目的は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給するよう構成することによっても達成されることはいうまでもない。この場合、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読出し実行することにより、上記機能が実現されることとなる。なお、この場合、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピ(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMなどを用いることができる。
また、コンピュータが読出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施形態の機能が実現される場合に限られない。例えば、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOS(オペレーティングシステム)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書込まれた後、前述した実施形態の機能が実現される場合も含まれる。つまり、プログラムコードがメモリに書込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって実現される場合も含まれる。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置が組み込まれたテレビジョン受像機と、該テレビジョン受像機と通信可能に接続されたカラープリンタとを備えるテレビジョンシステムの構成を示す図である。 テレビジョン受像機の機能構成図である。 テレビジョン受像機における情報処理装置の、音声出力設定変更に伴うXML文書表示処置およびイベント処理の流れを示すフローチャートである。 XML文書の一例を示す図である。 図4に示すXML文書を処理することにより表示された表示結果を示す図である。 属性値変更後のXML文書を処理することにより表示された表示結果を示す図である。 DOM Eventsで定義されるMutationEventのIDL記述の一例を示す図である。 MutationEventを継承して型情報を表すメンバ、typeNameを追加したTypedMutaionEventのIDL記述の一例を示す図である。 typeName=“float”の場合に使用されるFloatMutationEventのIDL記述の一例を示す図である。 テレビジョン受像機に組み込まれる情報処理装置のハードウェア構成を示す図である。

Claims (6)

  1. XML文書をアプリケーションにて処理するにあたり、該XML文書を解析し、要素と属性とを備えるツリー構造のデータに変換する情報処理装置であって、
    前記アプリケーションを介してユーザからの指示が入力された場合に、該指示が、前記属性の値の変更を伴う指示であるか否かを判定する判定手段と、
    前記属性の値の変更を伴う指示でないと判定された場合には、該指示内容が記述された第1のイベントを生成し、前記属性の値の変更を伴う指示であると判定された場合には、該属性の値の型情報を取得し、該型情報と該指示内容とが記述された第2のイベントを生成するイベント生成手段と、
    前記イベント生成手段において生成された第1または第2のイベントを受け取り、該イベントに基づく処理を行うイベント処理手段と、を備え、
    前記イベント処理手段は、
    前記第1のイベントを受け取った場合には、前記指示内容を文字列として処理し、前記第2のイベントを受け取った場合には、前記型情報に従って前記指示内容を処理することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記XML文書は、DOMを用いて前記ツリー構造のデータに変換されることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記予め定められたイベントは、DOM Eventsであり、前記型情報と前記指示内容とが記述されたイベントは、該DOM EventsのMutationEventを継承したイベントであることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記属性の値は数値情報であり、前記型情報は浮動小数点であることを示す情報であることを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. XML文書をアプリケーションにて処理するにあたり、該XML文書を解析し、要素と属性とを備えるツリー構造のデータに変換する情報処理装置における情報処理方法であって、
    前記アプリケーションを介してユーザからの指示が入力された場合に、該指示が、前記属性の値の変更を伴う指示であるか否かを判定する判定工程と、
    前記属性の値の変更を伴う指示でないと判定された場合には、該指示内容が記述された第1のイベントを生成し、前記属性の値の変更を伴う指示であると判定された場合には、該属性の値の型情報を取得し、該型情報と該指示内容とが記述された第2のイベントを生成するイベント生成工程と、
    前記イベント生成工程において生成された第1または第2のイベントを受け取り、該イベントに基づく処理を行うイベント処理工程と、を備え、
    前記イベント処理工程は、
    前記第1のイベントを受け取った場合には、前記指示内容を文字列として処理し、前記第2のイベントを受け取った場合には、前記型情報に従って前記指示内容を処理することを特徴とする情報処理方法。
  6. 請求項5に記載の情報処理方法をコンピュータによって実現させるための制御プログラム。
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