JP5478557B2 - 光伝送媒体接続モジュール及び光伝送媒体 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば複数の光ファイバ心線を一括して接続する光伝送媒体接続モジュールとそのモジュールを用いた光伝送媒体に関する。
近年、光通信サービスにあっては、急速な普及により大量開通時代を迎えているが、更に安価に幅広く普及させるため、光配線設備の物品コストに対して更なる低減が求められている。
現在の通信事業者設備ビル内における構内光配線設備は、IP(Internet Protocol)サービス等を提供するOLT(Optical Line Terminal)、構内外光ケーブル及び光ファイバコード、それらを成端する配線架(IDM:Integrated Distribution Module)から構成される。またOLTと加入者宅を結ぶ光通信設備において、加入者宅とOLTの中間に2種類の専用架を設置して機能を分割することで、効率的な光配線の収容を実現している(非特許文献1〜4)。
光配線設備には光ファイバコードや光ケーブル等の多様な形態の光伝送媒体があり、異なる光伝送媒体を接続する接続方法が多数提案されている。V溝基盤を用いたモジュールによる接続はその一方法であり、多数の光ファイバを高精度に一括で接続可能なことが特徴である(非特許文献5)。このような光伝送媒体接続モジュールによる多心一括接続は、接続作業が比較的少ない数回で済み、作業効率の向上が見込めるため、光伝送媒体の低廉化に寄与するものとして注目されている。
M Tachikura, K Mine, H Izumita, S Uruno, M. Nakamura," Newly developed optical fiber distribution system and cable management in central office," Proc. 50th IWCS, pp. 98-105. 宇留野重則, 泉田史, 中村稔,"所内光配線マネジメントシステムにおける経済化MUコネクタ技術," vol. 15, vol. 10, pp. 12-15, 2003 宇留野重則,立蔵正男,泉田史,峰恒司,冨田信夫"所内光配線マネジメントシステムにおける統合配線モジュール(IDMの設計)",信学総大, B-10-25, 2000 Koji Mine, Yoshitaka Enomoto, Hisashi Izumita, M. Tachikura, N. Tomita, J. Yamaguchi, K. Sasakura and K. Kaneko,"Automatic Cross-connecting Fiber Termination Module," APCC/OECC’99, vol. 1, pp. 267-269, 1999 A. Kumar and R. Ulrich," Birefringence of optical fiber pressed into a V groove," Optics Letters, vol. 6, no. 12, pp.644-646, 1981
上記のようなV溝基盤を用いて多心一括接続を行う従来の光伝送媒体接続モジュールにあっては、特に多心の光ファイバを内包する光ケーブルの接続に有効な手段であると考えられているが、V溝基盤が石英ガラス等の固形部材から構成されており、またその大きさがケーブル外径より大きくなってしまうため、光ケーブル敷設時の障害になるおそれがあった。
また構内の光配線設備では、配線設備の高密度化が進んでおり、光ファイバコードや光ケーブル等の光伝送媒体が輻輳し、保守・管理が困難となることが懸念される。そのため、光伝送媒体の新設・廃止等の配線作業時に、誤って光伝送媒体を引っ掛けて曲げ損失を増加させてしまい、後に通信遮断を発生させてしまうおそれがあった。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、V溝基盤の収容性を向上させ、これによって省スペース化を図り、多心一括接続によるコスト低減を実現することができ、さらに光配線設備の信頼性を高めることのできる光伝送媒体接続モジュールとそのモジュールを用いた光伝送媒体を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明に係る光伝送媒体接続モジュールは、以下のような態様とする。
(1)光ファイバを1心ずつ収容するためのV字型のV溝部を備え、前記V溝部に前記光ファイバを収容し固定した状態で丸められるV溝基盤と、前記V溝基盤を長手方向に沿って丸めて円柱状にした状態に保持する円筒状の補強具とを具備する態様とする。
(2)(1)の構成において、前記V溝基盤は、柔軟性のある素材で形成され、前記V溝基盤に収容された光ファイバを柔軟性のある素材の固定用シートでV溝内に圧接させ接着固定する態様とする。
(3)(1)の構成において、前記V溝基盤は、前記V溝部が強度の高い素材で分割形成され、各分割V溝部が柔軟性のある素材により連結固定される態様とする。
(4)(3)の構成において、前記V溝基盤は、前記分割V溝部が複数の光ファイバを収容する溝を備える態様とする。
(5)(1)の構成において、さらに、円柱状のロッドを備え、前記光ファイバを前記V溝部に収容した状態で前記V溝基盤を前記ロットに巻き付け固定することで、前記光ファイバを前記V溝部に圧接する態様とする。
また、本発明に係る光伝送媒体は、以下のような態様とする。
(6)光コネクタと複数の光ファイバを内包する光ファイバコードを備える端末部と、ケーブル外被覆及び光ファイバを備える光ケーブルと、前記光ファイバコードの光ファイバと光ケーブルの光ファイバとを接続する接続モジュールとを具備し、前記接続モジュールは、光ファイバを1心ずつ収容するためのV字型のV溝部を備え、前記V溝部に前記光ファイバを収容し固定した状態で丸められるV溝基盤と、前記V溝基盤を長手方向に沿って丸めて円柱状にした状態に保持する円筒状の補強具とを備える態様とする。
(7)(6)の構成において、前記光ファイバの一部または全部がホールアシストファイバである態様とする。
(8)(6)の構成において、前記複数の光ファイバコードの成端長さが2mm以上の差を有するときは前記光ファイバにホールアシストファイバを用いる態様とする。
以上のように、本発明によれば、V溝基盤に柔軟性のある素材を使用して丸めるようにしているので、収容性を向上させることができ、これによって省スペース化を図り、多心一括接続によるコスト低減を実現することができる。さらに光伝送媒体(光ファイバ)に優れた曲げ損失特性を有するホールアシストファイバを使用するようにしているので、配線作業時の信頼性を大幅に向上させることができる。
よって、V溝基盤の収容性を向上させ、これによって省スペース化を図り、多心一括接続によるコスト低減を実現することができ、さらに光配線設備の信頼性を高めることのできる光伝送媒体接続モジュールとそのモジュールを用いた光伝送媒体を提供することができる。
本発明が適用される構内光配線の一例を示す概念図。 本発明に係る第1の実施形態に係る接続モジュールによって光伝送媒体を接続する構成を示す図。 第1の実施形態の接続モジュールの接続方法を示す第1の工程図。 第1の実施形態の接続モジュールの接続方法を示す第2の工程図。 第1の実施形態の接続モジュールの接続方法を示す第3の工程図。 第1の実施形態で用いられる光ケーブルの構造を示す断面図。 第1の実施形態で使用したホールアシストファイバの光ファイバコードと従来のシングルモードファイバの光ファイバコードについて、曲げ損失の曲げ半径依存性を比較して示す特性図。 本発明に係る第2の実施形態に係る接続モジュールによって光伝送媒体を接続する構成を示す断面図。 第2の実施形態で用いられる光ケーブルの構造を示す断面図。 本発明の第3の実施形態に係る接続モジュールの構造を示す断面図。 本発明の第4の実施形態に係る接続モジュールの構造を示す断面図。 本発明の第5の実施形態に係る接続モジュールの構造を示す断面図。 本発明の第6の実施形態に係る接続モジュールの構造を示す図。 第6の実施形態の改善内容を説明するための図。 第6の実施形態において、挫屈の有無で光ファイバ長の差がどの程度あるかを検証するためのモデルを示す図。 第6の実施形態において、V溝基盤の高さ固定時の光ファイバ長差の曲げ半径依存性を示す図。
添付の図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。以下に説明する実施の形態は本発明の構成の例であり、本発明は、以下の実施の形態に制限されるものではない。
(第1の実施形態)
図1は本発明が適用される通信事業者設備ビル内における構内光配線設備の構成を示す概念図である。図1において、111〜11nはIP(Internet Protocol)サービス等を提供する光線路端末(以下、OLT:Optical Line Terminal)、121〜12nは加入者宅に向けて敷設される構外光ケーブルとビル内の構内光ケーブルとを光ファイバコードによって接続する第1の配線架(以下、IDM-A:Integrated Distribution Module type A)、13はOLT111〜11nからの構内光ケーブルとIDM−A121〜12nからの構内光ケーブルをそれぞれ集線し、光ファイバコードによって両者を結合する第2のIDM−Bである。上記構内光ケーブルにはそれぞれ接続先を示す識別タグが装着されている。
ここで、上記構成による構内光配線設備では、OLT111〜11nと加入者宅との中間に2種類の配線架(IDM−A,IDM−B)を設置して機能分割することで、効率的な光配線収容を実現している。
図2は上記第1及び第2の配線架(IDM−A,IDM−B)に用いられる、本発明の第1の実施形態に係る接続モジュールによって光伝送媒体を接続する構成を示す図である。本実施形態の適用箇所は、端末部21、接続モジュール22、光ケーブル23より構成され、端末部21は光コネクタ211、ホールアシストファイバ213を内包する光ファイバコード212より構成され、接続モジュール22は補強具221、V溝基盤222、シート223より構成され、光ケーブル23はケーブル外被覆231、ホールアシストファイバ232、必要に応じてテンションメンバや抗張力繊維や切り裂き紐等(図示せず)より構成される。図2では光伝送媒体の片端側の構成を示しているが、他端も同様の構成となっている。ここで、上記V溝基盤222の寸法は、横{a}、長さ{b}、高さ{c}で表すものとする。
上記接続モジュール22の接続構造について、図3を参照して説明する。
上記V溝基盤222は変形可能な柔軟性のある素材(樹脂等)により、長手方向にV字型の複数の溝が連続形成されたもので、1個当たり16心の多心の光ファイバを一括して接続することができる。
すなわち、図3(a)に示すように、V溝基盤222の各V溝部にそれぞれホールアシストファイバ213,232を配置した後、接続点にはファイバ213,232と同程度の屈折率を有する屈折率整合剤(接着剤、マッチングオイル)を塗布し、接続点以外のV溝部上の各ファイバ213,232には接着剤(例:UV(紫外線)硬化型、熱硬化型等)を塗布してV溝部に整列配置する。この屈折率整合材の塗布により、十分な反射特性(>50dB)を得ることが可能である。
次に、固定性を高めるために、図3(b)に示すように、柔軟性のあるシート223をV溝基盤222のファイバ配置面に乗せ、(1)ファイバ213,232をV溝に沿って若干押し込んで、V溝上で対向するファイバ同士を接触させた後、(2)シート223の上に重りを乗せて加圧することでファイバ213,232を固定し、接着剤を硬化させる。接着剤の硬化は、UV硬化型接着剤の場合はUV光を接着剤塗布部へ照射し、熱硬化型接着剤等の場合は接着剤塗布部を加熱して、ホールアシストファイバ213,232をV溝基盤222に完全固定する。
次に、図4(a)に示すV溝基盤222を、図4(b)に示すようにケーブル長手方向に筒状になるように丸め、図4(c)に示すようにその外径がケーブル23の外径以下に抑える程度の大きさにする。その後、接続点に近い光ファイバコード212の端部の抗張力繊維を接着剤により光ファイバコード212の端部に固定する。さらに、光ファイバコード212と光ケーブル23の外被覆231に接着剤を塗布し、図5(a)に示すように光ファイバコード212側に予め寄せてあったパイプ状(円筒状)の補強具221を、図5(b)に示すように接続箇所となる光ファイバ露出部(接続作業のために、光ファイバケーブル23及びコード212の外被を除去した部分)にスライドさせて固定する。
本実施形態に用いるV溝基盤222は1心あたり1mmピッチで横幅(図2内の{a})が16mm、長さ(図2内の{b})が20mm、高さ(図2内の{c})が1mmとし、筒状に丸めたときは外径が6mmになるようにした。またシート223の横幅及び長さは、V溝基盤222と同じで厚みは0.5mmとした。
補強具221は金属製のパイプ(円筒)で、光ケーブル23より若干大きい程度の外径であり、長さは10cm、最大外径は8mmとした。1個のV溝基盤222で全心線を接続可能あることから、作業効率の向上が期待できる。
図6に本実施形態で使用した光ケーブル23の断面図を示す。光ケーブル23は16心のホールアシストファイバ232の心線(UV被覆外径:0.5mm)を束ねており、外被覆231は難燃性のFRPE(Flame Retardant Polyethylene)を使用した。外被覆231内に2本のテンションメンバ233および1本の引き裂き紐234を配置した。光ケーブル23の外径は7mmであった。
図7に、本実施形態で使用したホールアシストファイバ213の光ファイバコード212と、従来のシングルモードファイバ(SMF)の光ファイバコードについて、曲げ損失の曲げ半径依存性(波長:1650nm)を示す。ホールアシストファイバ212は曲げ半径5mmで曲げ損失が0.1dB/turn程度であるのに対し、SMFは10dB/turn以上あった。従って、ホールアシストファイバ212を一部または全部に適用することで大幅な曲げ損失の低減が可能であり、引っ掛け等による通信遮断を大幅に低減できることがわかる。
光コネクタ211にはMUコネクタを使用した。また光ファイバコード212は総数16本でそれぞれ外径1.1mm、ホールアシストファイバ213は外径:0.125mm、モードフィールド径:8.8μm、カットオフ波長:1220nm、UV被覆外径:0.5mmであった。なお光ファイバの仕様については、国際標準化機関であるITU−Tが光ファイバの国際標準規格G.652でカットオフ波長を1260nmと規定しており、カットオフ波長は1260nm以下であることが望ましい。
本実施形態では補強具221に金属製のパイプを用いたが、十分な強度を得られるならば、樹脂等の他の素材を使用することも可能である。ただし、その強度を得るためにパイプの厚みが大幅に厚くなると、接続モジュール22の外径がケーブル23の外径より大幅に大きくなってしまい、ケーブル敷設時に接続モジュール22が他の設備等に引っ掛かってしまうことが考えられるため、あまり厚みがないことが望ましい。
光ケーブルの敷設は光ケーブルを引っ張って行う場合があるが、接続モジュール22の最大外径が光ケーブル23の外径よりも大きい場合、敷設経路面の他の設備に引っかかってしまうため、作業時間が通常よりも長くなることが予想される。そのため、接続モジュール22の外径は、大きくても光ケーブル23の外径+2mm程度以下が望ましい。本実施形態では接続部の外径は、光ケーブル外径+1mmであり、作業性に影響はない。
また補強具221の長さが長いと、光ケーブル23を敷設の際に曲げられない光ケーブル部の長さが長くなる。そのため、配線架に設置した際に、他の光配線設備に対してスペース的に干渉する可能性があるので、理想的には補強具221の長さは20cm程度以内が望ましい。
光ケーブル23の両端に端末部21を接続し、光ファイバコード212部の長さが4m、光ケーブル本体部50m時において、挿入損失は0.5dB以下(波長:1550nm)の優れた特性を実現しており、従来と同等の特性を実現していた。
また光ケーブル23の経済性・収納性を高めるため、光ケーブル23については従来使用されていた光ファイバコードではなく、光ファイバ心線を直接内包することが望ましい。1本の光ファイバコードで考慮する場合(光ファイバコード外径の例:1.1mmΦ→0.5mmΦ、1.7mmΦ→0.9mmΦ)、断面積で70%以上のサイズダウンが可能となる。
本実施形態では、端末部21および光ケーブル23のいずれもホールアシストファイバ213,232を用いたが、いずれか一方だけ使用し、他方の従来のシングルモードファイバを使用してもよいし、全てシングルモードファイバを使用してもよい。また光ケーブル23に内包される心線として光ファイバテープ心線も用いてもよい。また本実施形態では、ファイバ213,232をV溝への固定するため、固定用シート223でV溝の上面側を覆ったが、固定シート223を使用せず接着剤のみで固定しても良い。その場合には、固定用シート223を使用する場合よりも若干固定の強さは劣るものの、実用に耐えうる高い固定性を確保することが可能である。
(第2の実施形態)
図8は本発明の第2の実施形態に係る接続モジュールの構造を示す断面図である。尚、図8において、図2と同一部分には同一符号を付して示す。
本実施形態においても、端末部21、接続モジュール22、光ケーブル23から成る構成は、図2と同様である。以下では、異なる部分について詳細に説明する。
先の第1の実施形態のように柔軟性素材によるV溝基盤222を使用する場合、V溝基盤222を筒状に丸めた時にファイバ接続部に歪が発生し、ファイバ接続部の軸ずれが懸念される。そこで、第2の実施形態のV溝基盤222Aはこのような問題を解消したものである。
図8(a)に示すV溝基盤222Aは、光ファイバ213(232は図示せず)を1心ずつ収容する石英ガラス等の強度の高い素材で形成されたV溝部A1が変形可能な樹脂等の柔軟性のある素材によるシートA2上に一定の間隔を有して配置され、接着固定されている。
図8(b)に示すように折り曲げることができるため、図4と同様にV溝基盤全体を筒状にまるめることができる。ただし、V溝部A1は固い材質のため、図8(b)のように関節部分のみの折り曲げとなるので、多角形の筒状となる。ケーブル全体での挿入損失は0.5dB以下であり、十分な特性を得た。
本実施形態に用いたV溝基盤222Aは1心あたり0.6mmピッチで横幅(図2内の{a})が19.2mm、長さ(図2内の{b})が25mm、高さ(図2内の{c})が1.5mmであった。筒状に丸めたときは外径が7mmであった。またV溝基盤222Aの上下にある樹脂のシートA2,223の厚みは共に0.5mmであった。
光コネクタ211にはSCコネクタを使用し、光ファイバコード212は総数32本でそれぞれ外径1.7mm、長さは4m、ホールアシストファイバ213は外径0.125mm、モードフィールド径9.0μm、カットオフ波長1235nm、UV被覆外径0.9mmであった。
図9に光ケーブル23の断面図を示す。光ケーブル23は32本のホールアシストファイバ232の心線(UV被覆外径0.9mm)を束ねており、外被覆231は難燃性のFRPE(Flame Retardant Polyethylene)を使用し、外被覆の厚さは1mmだった。光ケーブル23の内部に抗張力繊維(アラミド繊維等)を充填しており、十分な引っ張り強度を有する。また光ケーブル本体部の外径は9mm(内径7mm)、長さは70mであった。また補強具221は樹脂性のパイプ状(長さ12cm、最大外径10.5mm)のものを用いた。
また本実施形態では1心毎のV溝部A1を連結した構造としたが、複数心数用のV溝部を柔軟性のある樹脂によるシートで接合して使用することも可能である。
本実施形態では、端末部21および光ケーブル23のいずれもホールアシストファイバを用いたが、いずれか一方だけでも使用し、他方の従来のシングルモードファイバを使用してもよいし、全てシングルモードファイバを使用してもよい。ただし、この場合は、シングルモードファイバの割合が増加するに従い、曲げ損失特性に関する信頼性は低下することが予想される。
また、光ケーブル23に光ファイバテープ心線も用いてもよい。ただし、この場合は、光学特性は本実施形態で示したものと同等であるが、曲げに対する機械的強度は弱いというデメリットを持つ。
また、本実施形態では、ファイバをV溝部A1への固定するため固定用シート(V溝部A1の上面側)223でV溝部A1を覆ったが、固定用シートを使用せず接着剤のみでも、固定用シート使用時よりも若干劣るものの、それなりに高い固定性を得ることができる。
(第3の実施形態)
図10は本発明の第3の実施形態に係る接続モジュールの構造を示す断面図である。尚、図10において、図2、図8と同一部分には同一符号を付して示す。
本実施形態においても、端末部21、接続モジュール22、光ケーブル23から成る構成は、図2と同様である。以下では異なる部分について詳細に説明する。
先の第2の実施形態のV溝基盤222Aを使用する場合、柔軟性の高い樹脂のシートA2を全面に使用すると、その厚みの分、スペースをとらなければならない。そこで、図10(a)に示すように第3の実施形態のV溝基盤222Bは、1心ずつ収容する石英ガラスなどにより形成されたV溝部B1を折り曲げた際に湾曲する部分のみに変形が可能な柔軟性の高い樹脂素材による帯部B2で連接されている構造としている。これにより、図10(b)に示すように折り曲げた際に、省スペース化が可能である。加えて使用する樹脂も大幅に減少するので、材料費の低減につながる。
本実施形態に用いたV溝基盤222Bは、1心あたり1.0mmピッチで、横幅(図2内の{a})が32mm、長さ(図2内の{b})が25mm、高さ(図2内の{c})が1.0mmであった。筒状に丸めたときは外径が7mmであった。
光コネクタ211にはSCコネクタを使用し、光ファイバコード212は総数32本でそれぞれ外径1.7mm、長さ4m、ホールアシストファイバ213の外径0.125mm、モードフィールド径8.9μm、カットオフ波長1225nm、UV被覆外径0.9mmであった。
本実施形態では接続モジュール22の付近の光ファイバコード212側および光ケーブル23側の光ファイバ213,232を16心毎にテープ心線化(16心テープを2本作製)を行って実施した。テープ心線化により光ファイバのカッティングの精度や取扱性を向上することができる。光ケーブル23の断面は図8と同じである。また光ケーブル23の外径は9mm、長さは60mであった。また補強具221は樹脂性のパイプ状(長さ10cm、最大外径10mm)のものを用いた。
ケーブル全体での挿入損失は0.5dB以下であり、十分な特性を得た。また本実施形態では1心毎のV溝部としたが、複数心数用のV溝部を柔軟性のある樹脂材料による帯部で接合して使用することも可能である。
本実施形態では、端末部21および光ケーブル23のいずれもホールアシストファイバを用いたが、いずれか一方だけでも使用し、他方の従来のシングルモードファイバを使用してもよいし、全てシングルモードファイバを使用してもよい。ただし、この場合は、シングルモードファイバの割合が増加するに従い、曲げ損失特性に関する信頼性は低下することが予想される。また、光ケーブル23に光ファイバテープ心線も用いてもよい。ただし、この場合は、光学特性は本実施形態で示したものと同等であるが、曲げに対する機械的強度は弱いというデメリットを持つ。
本実施形態では、ファイバ213,232をV溝への固定するため固定用シート223でV溝の上面側を覆うようにしたが、固定用シート223を使用せずに、接着剤のみでも、固定用シート223の使用時よりも若干劣るものの、それなりに高い固定性を得ることができる。
(第4の実施形態)
図11は本発明の第4の実施形態に係る接続モジュールの構造を示す断面図である。尚、図11において、図2、図8、図10と同一部分には同一符号を付して示す。
本実施形態は、第3の実施形態における1心ずつ収容する石英ガラスなどにより形成されたV溝部B1に代わって、複数心(図は2心の場合)ずつ配列することが可能なV溝部C1を複数個を用意し、それぞれ柔軟性の高い樹脂素材による帯部C2で連接して形成されたV溝基盤222Cを用いているものであり、V溝部の心数が異なること以外の要件については、第3の実施形態と同一である。以下では異なる部分について詳細に説明する。
V溝基盤1台あたりに必要となるV溝を設けるための山(凸部)の数は、1台のV溝基盤に配列する心線数+1となる。つまり、1心の光ファイバ213を配列するV溝を形成するには、山(凸部)が2個必要であり、2心の場合には、3個の山が必要となる。よって、2心を配列したい場合には、1心ずつを配列するV溝部を二つ連接するよりも、図11(a)に示すように、2心を配列するV溝部C1を用いると、山部の数を少なくすることができる。
これにより、図11(b)に示すように折り曲げた際に、山部の数が少ない分、同数の心線を省スペース収容可能となる。図11(b)に示すように2心用のV溝基盤222Cを用いて実験を行った結果、ケーブル23全体(両端に端末部21あり)での挿入損失は0.5dB以下であり、伝送品質上問題のない接続特性を得た。
また、本実施形態では、ファイバ213をV溝への固定するため固定用シート(V溝の上面)223でV溝を覆うようにしたが、固定用シート223を使用せず、接着剤のみでも、固定用シート使用時よりも若干劣るものの、それなりに高い固定性を得ることができる。
(第5の実施形態)
図12は本発明の第5の実施形態に係る接続モジュールの構造を示す断面図である。尚、図12において、図2、図8、図10、図11と同一部分には同一符号を付して示す。
本実施形態では、図12(a)に示すように、図10に示した第3の実施形態のV溝基盤222Bを用いるが、そのV溝基盤222Bにかぶせる固定用シート223の代わりに、図12(b)に示す円柱状の石英ガラスのロッド224を用意し、このロッド224にV溝基盤222Bを巻き付けることで光ファイバ213を固定する。ロッド224を用いることで、V溝基盤222Bを丸めた時の真円性や固定性は高まる。
本実施形態に用いたV溝基盤222Bは1心あたり1.0mmピッチで横幅(図2内の{a})が32mm、長さ(図2内の{b})が25mm、高さ(図2内の{c})が1.0mmであった。筒状に丸めたときは外径が7mmであった。
光コネクタ211にはSCコネクタを使用し、光ファイバコード212は総数32本でそれぞれ外径1.7mm、長さは4m、ホールアシストファイバ213は外径0.125mm、モードフィールド径8.9μm、カットオフ波長1225nm、UV被覆外径0.9mmであった。
本実施形態では接続モジュール22の付近の光ファイバコード212側および光ケーブル23側の光ファイバ232を16心毎にテープ心線化(16心テープを2本作製)を行って実施した。テープ心線化によりファイバのカッティングの精度や取扱性を向上することができる。
光ケーブル23の断面は図8と同じである。また光ケーブル23の外径は9mm、長さは60mであった。また補強具221は樹脂性のパイプ状(長さ10cm、最大外径10mm)のものを用いた。
ケーブル23全体での挿入損失は0.5dB以下であり、十分な特性を得た。また本実施形態では1心毎のV溝部B1を帯部B2で連接した第3の実施形態のV溝基盤222Bを用いるようにしたが、複数心数用のV溝部C1を柔軟性のある樹脂素材の帯部C2で連接した第4の実施形態のV溝基盤222Cを使用することも可能である。
本実施形態では、端末部(光ファイバコード)21と光ケーブル23の両方についてホールアシストファイバ213,232を用いたが、いずれか一方だけをホールアシストファイバとし、もう一方を従来のシングルモードファイバを使用しても良いし、全てについてシングルモードファイバを使用しても良い。
ただし、シングルモードファイバを用いる場合は、シングルモードファイバの割合が増加するに従い、曲げ損失特性に関する信頼性は低下することが予想される。また、光ケーブル23に光ファイバテープ心線も用いてもよい。ただし、この場合は、光学特性は本実施形態で示したものと同等であるが、曲げに対する機械的強度は弱いというデメリットを持つ。このアイディアは、第1乃至第4の実施形態と組み合わせて実施することもできる。
(第6の実施形態)
図13乃至図16は本発明の第6の実施形態に係る接続モジュールを説明する図である。尚、図13及び図14において、図2と同一部分には同一符号を付して示す。
本実施形態においても端末部21、接続モジュール22、光ケーブル23から成る構成は、第2の実施形態と同様である。以下では異なる部分について詳細に記述する。
本実施形態では、端末部21の光ファイバコード212や光ケーブル23にそれぞれ内包される光ファイバ213,232として、ホールアシストファイバを使用した。
図13に示すように光ケーブルの心線数が多くなると、光ファイバ213,232のカット時の精度やV溝基盤222の設置時の配置により、図14(a)に示すように光ファイバ213,232の口出し長に違いが出る。その結果、図14(b)に示すように、一部の光ファイバに挫屈が発生し、従来の光ファイバであれば高い曲げ損失が発生し、伝送特性に影響する場合がある。
本実施形態で使用したホールアシストファイバ213,232は、優れた低曲げ損失特性を有しており、小径の挫屈が発生しても曲げ損失は殆ど発生しない。
ここで挫屈の状態について単純なモデル化を行い、挫屈の有無で光ファイバ長の差がどの程度あるかを検証した。図15にそのモデルを示す。V溝基盤222の付近で半径r、高さtの挫屈が発生した場合(図15(a))を想定する。実際に光ファイバが直線の状態から部分的に一様の曲げ径で挫屈する状態になることは少ないが、ここではモデルを単純化するために図のように設定した。
光ファイバに座屈が発生した場合(図15(a))と光ファイバの挫屈が発生しない場合(図15(b))の光ファイバ長の差は、(1)式で表わされる。
Figure 0005478557
図16にt=3.5mm時における光ファイバ長の差のr依存性を示す。t=3.5mmの値は光ケーブルの内径7mmでその中心に挫屈する光ファイバがあり、最大の挫屈が発生する場合を想定して設定した値である。Rが小さくなるに従い、光ファイバ長差は大きくなっている。つまり光ファイバ長差が大きいほど曲げ損失が大きくなることを示している。
また図7で示したように従来のシングルモードファイバで曲げ半径が10mm以下になると曲げ損失が急激に上昇するが、ホールアシストファイバは殆ど曲げ損失が発生しない。図16で見ると曲げ半径10mmは光ファイバ長差2mmに相当するので、光ファイバ長差2mm以上発生する場合はホールアシストファイバを使用するのが望ましい。
本実施形態では、最大の光ファイバ長の差は5mmであったが、光ケーブル23の挿入損失は0.5dB以下であり、曲げ損失による過剰損失が発生していないことが確認された。この結果、本実施形態の技術を使用すれば、接続モジュール22の製造時の許容誤差を大きく許容することが可能であり、製造コストの低減が可能となる。
なお、光ファイバケーブル23を光ファイバコードで成端する場合においては、ここでのファイバ長の差とは、複数ある成端光ファイバコードのうちの、最長のものと最短のもののファイバ長の差のことを指す。
以上のように、本発明に係る実施形態に係る接続モジュール、もしくはそれを用いた光伝送媒体は、V溝基盤を変形可能な部材で構成される部品としているので、それを用いて接続される光ケーブルの接続部を小型化することができる。すなわち、(1)従来は石英ガラスで形成されていたV溝基盤を変形可能な柔軟性のある素材で形成し、かつ光ファイバ心線を配列固定した後に円筒状に折り曲げることが可能な構造とする、または、(2)石英ガラスのV溝基盤を複数に分割し、分割されたV溝部間を変形可能な樹脂で接合する構造とすることにより、基盤を円筒状に折り曲げたときにケーブル外径よりも小さくなる接続モジュールを提供することができる。
さらに、上記構成の接続モジュールを用いて、光ファイバケーブルと光ファイバコードを接続した光伝送媒体として、成端光ファイバケーブル(光伝送媒体)を提案する。この光伝送媒体は、先の接続モジュールを介した接続箇所となる光ファイバ露出部(接続作業のために、光ファイバケーブル及びコードの外被を除去した部分)を、ケーブル外径とほぼ等しい外径のスリーブ(補強具)にて固定する構造とし、接続モジュールを介した接続箇所が光ファイバケーブル外被と一体性を有する程度に小型となる特徴を有している。
上記実施形態の接続モジュールおよび光伝送媒体を用いることにより、光ファイバ接続部の小型化、及び接続後のケーブル敷設作業の効率化が可能となる。
尚、本発明は上記実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成を削除してもよい。さらに、異なる実施形態例に亘る構成要素を適宜組み合わせてもよい。
111〜11n…光線路端末(OLT:Optical Line Terminal)、121〜12n…第1の配線架(IDM-A)、13…第2の配線架(IDM−B)、21…端末部、22…接続モジュール、23…光ケーブル、211…光コネクタ、212…光ファイバコード、213…ホールアシストファイバ、22…接続モジュール、221…補強具、222,222A,222B,222C…V溝基盤、223…シート、224…ロッド、23…光ケーブル、231…ケーブル外被覆、232…ホールアシストファイバ、233…テンションメンバ、234…引き裂き紐、A1,B1,C1…V溝部、A2…シート、B2,C2…帯部。

Claims (8)

  1. 光ファイバを1心ずつ収容するためのV字型のV溝部を備え、前記V溝部に前記光ファイバを収容し固定した状態で丸められるV溝基盤と、
    前記V溝基盤を長手方向に沿って丸めて円柱状にした状態に保持する円筒状の補強具と
    を具備することを特徴とする光伝送媒体接続モジュール。
  2. 前記V溝基盤は、柔軟性のある素材で形成され、
    前記V溝基盤に収容された光ファイバを柔軟性のある素材の固定用シートでV溝内に圧接させ接着固定するようにしたことを特徴とする請求項1記載の光伝送媒体接続モジュール。
  3. 前記V溝基盤は、前記V溝部が強度の高い素材で分割形成され、各分割V溝部が柔軟性のある素材により連結固定されることを特徴とする請求項1記載の光伝送媒体接続モジュール。
  4. 前記V溝基盤は、前記分割V溝部が複数の光ファイバを収容する溝を備えることを特徴とする請求項3記載の光伝送媒体接続モジュール。
  5. さらに、円柱状のロッドを備え、前記光ファイバを前記V溝部に収容した状態で前記V溝基盤を前記ロットに巻き付け固定することで、前記光ファイバを前記V溝部に圧接することを特徴とする請求項1記載の光伝送媒体接続モジュール。
  6. 光コネクタと複数の光ファイバを内包する光ファイバコードを備える端末部と、
    ケーブル外被覆及び光ファイバを備える光ケーブルと、
    前記光ファイバコードの光ファイバと光ケーブルの光ファイバとを接続する接続モジュールと
    を具備し、
    前記接続モジュールは、光ファイバを1心ずつ収容するためのV字型のV溝部を備え、前記V溝部に前記光ファイバを収容し固定した状態で丸められるV溝基盤と、前記V溝基盤を長手方向に沿って丸めて円柱状にした状態に保持する円筒状の補強具とを備えることを特徴とする光伝送媒体。
  7. 前記光ファイバの一部または全部がホールアシストファイバであることを特徴とする請求項6記載の光伝送媒体。
  8. 前記複数の光ファイバコードの成端長さが2mm以上の差を有するときは前記光ファイバにホールアシストファイバを用いることを特徴とする請求項6記載の光伝送媒体。
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