JP5478156B2 - 高圧放電灯点灯装置 - Google Patents
高圧放電灯点灯装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5478156B2 JP5478156B2 JP2009197951A JP2009197951A JP5478156B2 JP 5478156 B2 JP5478156 B2 JP 5478156B2 JP 2009197951 A JP2009197951 A JP 2009197951A JP 2009197951 A JP2009197951 A JP 2009197951A JP 5478156 B2 JP5478156 B2 JP 5478156B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- circuit
- removal
- ripple
- input terminal
- discharge lamp
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 239000003990 capacitor Substances 0.000 claims description 48
- 238000009499 grossing Methods 0.000 claims description 17
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 16
- 238000001228 spectrum Methods 0.000 description 14
- 230000008030 elimination Effects 0.000 description 9
- 238000003379 elimination reaction Methods 0.000 description 9
- 238000000034 method Methods 0.000 description 9
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 4
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 3
- 229910001507 metal halide Inorganic materials 0.000 description 3
- 150000005309 metal halides Chemical class 0.000 description 3
- 230000001360 synchronised effect Effects 0.000 description 3
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 2
- DGAQECJNVWCQMB-PUAWFVPOSA-M Ilexoside XXIX Chemical compound C[C@@H]1CC[C@@]2(CC[C@@]3(C(=CC[C@H]4[C@]3(CC[C@@H]5[C@@]4(CC[C@@H](C5(C)C)OS(=O)(=O)[O-])C)C)[C@@H]2[C@]1(C)O)C)C(=O)O[C@H]6[C@@H]([C@H]([C@@H]([C@H](O6)CO)O)O)O.[Na+] DGAQECJNVWCQMB-PUAWFVPOSA-M 0.000 description 1
- 230000001364 causal effect Effects 0.000 description 1
- 238000011437 continuous method Methods 0.000 description 1
- 230000008034 disappearance Effects 0.000 description 1
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 1
- QSHDDOUJBYECFT-UHFFFAOYSA-N mercury Chemical compound [Hg] QSHDDOUJBYECFT-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910052753 mercury Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 1
- 238000009877 rendering Methods 0.000 description 1
- 229910052708 sodium Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000011734 sodium Substances 0.000 description 1
- 229910052724 xenon Inorganic materials 0.000 description 1
- FHNFHKCVQCLJFQ-UHFFFAOYSA-N xenon atom Chemical compound [Xe] FHNFHKCVQCLJFQ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Circuit Arrangements For Discharge Lamps (AREA)
Description
スイッチング素子を用いた点灯装置の場合、ランプ電流が流れている状態でスイッチング素子をオンオフさせると、スイッチング素子が発熱し、回路損失を生じてしまうという問題があった。そこで、ランプ電流が減少してゼロとなるところでスイッチング素子の切り替えを実行することで、回路損失を抑制するソフト・スイッチング方式が採用されるようになった(例えば、特許文献1参照)。
リップル成分は、出力される直流成分に重畳する点灯周波数に同期した変動成分を示し、放電灯の音響共鳴現象の原因となる。音響共鳴現象によって、アークの不安定によるちらつきや立ち消えなどが起きてしまう。
図10に示すように特許文献2の放電灯点灯装置には、インバータ回路からの電流が流れるチョークコイルL11、チョークコイルを流れる電流のリップル成分をバイパスさせるバイパスコンデンサC11、リップル成分に対して抵抗となるコイルL12、高圧放電灯LaとパルストランスPTとの直列回路に並列接続された始動用コンデンサC12が設けられている。コイルL12は、高圧放電灯側の電流経路のインピーダンスを高周波的に高くしてランプ電流のリップル成分をバイパスコンデンサC11側にバイパスさせる役割をする。このコイルL12とバイパスコンデンサC11とにより、ランプ電流のリップル成分が低減される。図中の始動用コンデンサC12は、高圧放電灯LaとパルストランスPTとともに高周波の始動パルスを放電灯に印加するループを形成している。
しかしながら、ランプ電流中のリップル成分は、ランプの寿命を短くしてしまうことも指摘されており、近年、産業界において高周波のリップル成分を更に低減させようとする動きが活発化しており、より優れたリップル除去機能を有する点灯装置が強く求められるようになった。例えば、高周波用のスペクトル分析器を用いて、ランプ電流のエネルギースペクトル密度(以下、パワースペクトルと呼ぶ。)を測定し、有害な高周波成分が残存しているかどうかを判断する手法がある。有害な高周波帯域のパワースペクトルが、パワースペクトル全体の1.5%以下となるまで、ランプ電流中のリップル成分を除去することができれば、アークが安定となり、かつ、ランプの寿命を長くすることができる。
ここで、インバータ回路には直流電圧が印加されるが、例えば、高力率コンバータなどのスイッチング電源によって供給される直流電圧としてもよいが、特に制限されるものではない。
また、リップル除去回路をインバータ回路と高電圧印加回路との間に設けたので、高電圧印加回路による始動用の高電圧への影響がなく、有害なリップル成分だけを効率よく除去することができる。
さらに、二段以上のバンド阻止フィルタを用いてリップル除去回路を構成する場合、前段のフィルタの第1出力端子と後段のフィルタの第2入力端子とを接続し、前段のフィルタの第2出力端子と後段のフィルタの第1入力端子とを接続することによって、各バンド阻止フィルタの第1除去用コイルが、インバータ回路と高圧放電灯を結ぶ2本の電力線のうちの一方にだけ配置されることなく、両方の電力線にそれぞれ少なくとも1箇所ずつ配置されることになるので、電力線を通じたコモンモードのノイズの発生を防止することができる。
図1には本発明の一実施形態に係る高圧放電灯点灯装置10が示されている。同図に示す高圧放電灯点灯装置10は、交流電源12の出力する交流電圧を全波整流する整流回路14と、全波整流出力から直流電圧を高力率で生成する力率改善回路16と、力率改善回路16の出力する直流電圧を略矩形波交流のランプ電流にするインバータ回路18と、HIDランプ(高圧放電灯)24を始動させるための高電圧を当該HIDランプ24に印加する高電圧印加回路22と、力率改善回路16の出力を一定電圧に制御するとともに、インバータ回路18の出力する略矩形波交流の制御等を行う制御回路26と、本発明において特徴的なインバータ回路18から出力されるランプ電流に重畳するリップル成分を除去し、リップル成分が除去されたランプ電流をHIDランプ24に印加するリップル除去回路20を備える。
本実施形態では、制御回路26は、スイッチング素子の発熱による回路損失を防止するため、スイッチング素子に流れるランプ電流が減少してゼロとなるところでスイッチング素子の切り替えを実行する。つまり、ソフト・スイッチング方式が採用されている。なお、スイッチング素子Q2,Q3,Q4,Q5としてFETを用いた場合を図示したが、これに限定されるものではない。
また、上記のようにリップル成分がスイッチング周波数に同期した変動成分であるため、バンド阻止フィルタ40の共振周波数をスイッチング素子Q2,Q4のスイッチング周波数と略一致させることにより、リップル成分を効率よく除去することができる。本実施形態では、第1除去回路42および第2除去回路44の各共振周波数をスイッチング周波数に略一致させているが、これに限られず、予め測定したリップル成分の周波数帯域に応じて第1除去回路42および第2除去回路44の共振周波数を設定してもよい。
ローパスフィルタ50同士の接続については、図5(A),(B)の接続方法に限らず、前段に配置されたローパスフィルタ50の第1出力端子34および第2出力端子36のいずれか一方が、すぐ後段に配置されたローパスフィルタ50の第1入力端子30に接続され、いずれか他方が、すぐ後段のローバスフィルタ50の第2入力端子32に接続されればよい。最後段に配置されたローパスフィルタ50の第1出力端子34および第2出力端子36からランプ電流が高電圧印加回路22を介してHIDランプ24に印加される。
18 インバータ回路
20 リップル除去回路
22 高電圧印加回路
30 第1入力端子
32 第2入力端子
34 第1出力端子
36 第2出力端子
40 バンド阻止フィルタ
42 LC並列回路(第1除去回路)
44 LC直列回路(第2除去回路)
50 ローパスフィルタ
Claims (3)
- 直流電圧を高周波電圧に変換し、前記高周波電圧の極性を高周波電圧よりも低い周波数で反転させる複数のスイッチング素子のブリッジ構造と、前記ブリッジ構造の前記高周波電圧の出力端子間に直列接続されたチョークコイルおよび平滑コンデンサと、を有するインバータ回路と、
前記平滑コンデンサの両端間に接続され、前記インバータ回路から出力されるランプ電流に含まれるリップル成分を除去し、リップル成分が除去されたランプ電流を高圧放電灯に印加するリップル除去回路と、
前記リップル除去回路と前記高圧放電灯との間に設けられ始動のための高電圧を当該高圧放電灯に印加する高電圧印加回路と、
を備える高圧放電灯点灯装置であって、
前記リップル除去回路は、少なくとも一段のバンド阻止フィルタから構成され、
前記バンド阻止フィルタは、
前記インバータ回路からのランプ電流が交互に入力される第1入力端子および第2入力端子と、
前記第1入力端子と第2入力端子間に直列接続された第1除去用回路および第2除去用回路と、
前記第1除去用回路と第2除去用回路の接続点に接続された第1出力端子と、
前記第2除去用回路と前記第2入力端子の接続点に接続された第2出力端子と、
を有して構成され、
前記第1入力端子および第2入力端子のいずれか一方は、前記チョークコイルと前記平滑コンデンサの接続点に接続され、前記第1入力端子および第2入力端子のいずれか他方は、前記平滑コンデンサと前記ブリッジ構造との接続点に接続され、
前記第1除去用回路は、第1除去用コイルおよび第1除去用コンデンサを並列接続した回路であり、共振周波数帯域のリップル成分の通過を阻止し、
前記第2除去用回路は、第2除去用コイルおよび第2除去用コンデンサを直列接続した回路であり、共振周波数帯域のリップル成分をバイパスし、
前記第1出力端子および第2出力端子からランプ電流が前記高電圧印加回路を介して前記高圧放電灯に印加され、
前記バンド阻止フィルタの共振周波数が、直流電圧を高周波電圧に変換する前記スイッチング素子のスイッチング周波数と略一致していることを特徴とする高圧放電灯点灯装置。 - 請求項1記載の高圧放電灯点灯装置において、
前記リップル除去回路は、段階的にリップル成分を除去するように二段以上の前記バンド阻止フィルタから構成され、
前段に配置されたバンド阻止フィルタの前記第1出力端子および第2出力端子のいずれか一方は、すぐ後段に配置されたバンド阻止フィルタの前記第1入力端子に接続され、前記第1出力端子および第2出力端子のいずれか他方は、すぐ後段に配置されたバンド阻止フィルタの前記第2入力端子に接続され、
最後段に配置されたバンド阻止フィルタの前記第1出力端子および第2出力端子からランプ電流が前記高電圧印加回路を介して前記高圧放電灯に印加されることを特徴とする高圧放電灯点灯装置。 - 請求項2記載の高圧放電灯点灯装置において、
複数段の前記バンド阻止フィルタのうちの少なくとも二段のバンド阻止フィルタについて、
前段に配置されたバンド阻止フィルタの前記第1出力端子は、すぐ後段に配置されたバンド阻止フィルタの前記第2入力端子と接続され、前段に配置されたバンド阻止フィルタの前記第2出力端子は、すぐ後段に配置されたバンド阻止フィルタの前記第1入力端子と接続されることを特徴とする高圧放電灯点灯装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009197951A JP5478156B2 (ja) | 2009-08-28 | 2009-08-28 | 高圧放電灯点灯装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009197951A JP5478156B2 (ja) | 2009-08-28 | 2009-08-28 | 高圧放電灯点灯装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011049085A JP2011049085A (ja) | 2011-03-10 |
JP5478156B2 true JP5478156B2 (ja) | 2014-04-23 |
Family
ID=43835217
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009197951A Active JP5478156B2 (ja) | 2009-08-28 | 2009-08-28 | 高圧放電灯点灯装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5478156B2 (ja) |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4631449A (en) * | 1984-08-06 | 1986-12-23 | General Electric Company | Integral crystal-controlled line-voltage ballast for compact RF fluorescent lamps |
JP2708813B2 (ja) * | 1988-10-15 | 1998-02-04 | 松下電工株式会社 | 放電灯点灯装置 |
JPH02233032A (ja) * | 1989-03-07 | 1990-09-14 | Kokusai Electric Co Ltd | 線形歪補償帯域阻止フィルタ |
JPH04114505A (ja) * | 1990-09-04 | 1992-04-15 | Ikeda Takeshi | 共振フィルタ |
JP3521307B2 (ja) * | 2000-04-03 | 2004-04-19 | Necトーキン株式会社 | スプリッタ用フィルタ |
JP2003018849A (ja) * | 2001-06-29 | 2003-01-17 | Matsushita Electric Works Ltd | 電源装置、及びこれを用いた放電灯点灯装置 |
DE10238373A1 (de) * | 2002-08-22 | 2004-03-04 | Philips Intellectual Property & Standards Gmbh | Elektronische Schaltung zum Speisen einer Hochdrucklichtbogenlampe |
JP2004343391A (ja) * | 2003-05-15 | 2004-12-02 | Sharp Corp | 帯域阻止フィルタ回路および高周波通信装置 |
JP2006246123A (ja) * | 2005-03-04 | 2006-09-14 | Kyocera Corp | 積層型ノイズフィルタ |
-
2009
- 2009-08-28 JP JP2009197951A patent/JP5478156B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011049085A (ja) | 2011-03-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP3952563B2 (ja) | 放電ランプの駆動回路 | |
US7656099B2 (en) | Circuit arrangement for operating high-pressure discharge lamps and operating method for a high-pressure discharge lamp | |
JPH07101637B2 (ja) | 低圧放電灯作動用回路装置 | |
JP4604085B2 (ja) | 回路装置 | |
US8373351B2 (en) | Transition mode commutation for inverter | |
JP2011139618A (ja) | 直流高電圧発生装置 | |
JP5478156B2 (ja) | 高圧放電灯点灯装置 | |
JP2008503866A (ja) | ガス放電ランプの駆動方法 | |
JP4951003B2 (ja) | 高圧放電ランプを作動させるための回路装置および方法 | |
JP4239615B2 (ja) | 放電灯点灯装置 | |
WO2010054454A2 (en) | Electronic ballast for metal vapor lamps using integration techniques for power factor correction and acoustic resonance elimination | |
US6005353A (en) | Commutator for a discharge lamp having mutually coupled inductors | |
Nascimento et al. | Low cost high power factor electronic ballast with no input filter | |
JP3852541B2 (ja) | 放電灯点灯装置 | |
JP5441741B2 (ja) | 放電灯電子式安定器 | |
JP2003510794A (ja) | 高圧放電ランプを動作させる回路装置 | |
JP4527959B2 (ja) | 高周波インバータ装置 | |
KR100995249B1 (ko) | 보호 회로를 구비한 무전극 방전 램프용 전원 공급 장치 | |
JP2010511272A (ja) | 高圧放電ランプを点灯するための回路および方法 | |
JP2009123409A (ja) | 高圧放電ランプ点灯装置およびこれを用いた照明装置 | |
JP3654067B2 (ja) | 電源装置 | |
JP5381137B2 (ja) | 放電ランプ点灯装置、光源装置及びイグナイタ | |
JP6262135B2 (ja) | 電子安定器 | |
JP3291507B2 (ja) | 放電灯用インバータ装置 | |
JP2000278942A (ja) | 電源装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120803 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130830 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131001 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131128 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140114 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140210 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5478156 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |