JP2000278942A - 電源装置 - Google Patents

電源装置

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JP2000278942A
JP2000278942A JP7643999A JP7643999A JP2000278942A JP 2000278942 A JP2000278942 A JP 2000278942A JP 7643999 A JP7643999 A JP 7643999A JP 7643999 A JP7643999 A JP 7643999A JP 2000278942 A JP2000278942 A JP 2000278942A
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noise
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Toshio Kataoka
寿夫 片岡
Haruo Nagase
春男 永瀬
Noriyuki Satou
規幸 佐藤
Yoshitaka Taga
義高 多賀
Masatoshi Ueno
政利 上野
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Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】フィルタ回路を追加することなく昇圧回路の出
力端から入力されるノイズによる点灯回路の誤動作を防
止した電源装置を提供する。 【解決手段】点灯回路2は直流電源1を電源とし電圧変
換して放電灯Laに点灯電力を供給する。点灯回路2と
放電灯Laとの間には、負荷状態を検出する検出部3お
よび高周波阻止用のフィルタ回路4が挿入される。点灯
回路2は検出部3により得られた負荷状態に基づいて制
御回路5により制御される。点灯回路2には昇圧回路6
が接続され昇圧回路6の出力電圧はパルス発生回路7を
通して放電灯Laに印加される。昇圧回路6の出力端間
に接続したコンデンサC1の一端は検出部3と点灯回路
2の一方の出力端とに共通に接続され接地される。した
がって、昇圧回路6とパルス発生回路7との間でノイズ
が混入してもノイズは検出部3を通らず、負荷状態を正
確に検出することが可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、直流電源を電圧変
換して高低2種類の直流電圧を出力する電源装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、図6に示すように、メタルハ
ライドランプ、高圧水銀ランプなどの放電灯を点灯させ
るための電源装置として、放電灯Laを備えた負荷回路
に電源を供給して放電灯Laを点灯させるものが提供さ
れている。この電源装置は、直流電源1を電圧変換する
DC−DCコンバータよりなる点灯回路2を電源回路と
して備え、点灯回路2からフィルタ回路4を通して負荷
回路に電力を供給している。フィルタ回路4は点灯回路
2と負荷回路との間でノイズを阻止するものであって、
たとえば負荷回路で発生するノイズや外来ノイズはフィ
ルタ回路4により阻止される。点灯回路2とフィルタ回
路4との間には検出部3が挿入されており、点灯回路2
から負荷回路に流れる電流は検出部3を通過するから、
検出部3の出力により負荷状態を知ることができる。そ
こで、制御回路5では検出部3の出力により求められる
負荷状態に応じて点灯回路2を制御し、負荷への供給電
圧ないし供給電流を調節する。実際には、点灯回路2を
放電灯Laのバラストとして機能させるために、負荷状
態を検出して点灯回路2の出力をフィードバック制御す
ることになる。
【0003】ところで、上述のような放電灯(HIDラ
ンプ)Laを点灯させるには、始動時に高電圧を印加す
る必要がある。そこで、点灯回路2の出力電圧よりも高
い電圧を出力することができる昇圧回路6を設けてあ
り、この昇圧回路6の出力を負荷回路に設けたパルス発
生回路7に与えることによって高圧のパルス電圧を発生
させ、点灯回路2の出力電圧にパルス電圧を加算して放
電灯Laに印加することにより、放電灯Laを始動させ
るようになっている。
【0004】昇圧回路6の出力端間にはコンデンサC1
が接続されており、このコンデンサC1の両端電圧をパ
ルス発生回路7に印加する。パルス発生回路7はパルス
トランスPTの1次巻線とギャップ素子SGとの直列回
路を備え、この直列回路にコンデンサC1の両端電圧が
印加される。したがって、コンデンサC1の両端電圧が
ギャップ素子SGのブレークオーバ電圧に達すると、ギ
ャップ素子SGが導通してパルストランスPTの1次巻
線を通してコンデンサC1の電荷が放出され、パルスト
ランスPTの2次巻線にパルス電圧が発生する。パルス
トランスPTの2次巻線は、フィルタ回路4と放電灯L
aとの間に挿入されており、パルス電圧はフィルタ回路
4の出力電圧、つまり点灯回路2の出力電圧に加算され
て放電灯Laに印加されるのである。
【0005】ここで、負荷回路からのノイズや他の外来
ノイズが生じている場合について考察する。これらのノ
イズを図6ではノイズ源Nsとして示す。また、昇圧回
路6とフィルタ回路4とにおける負荷回路との接続端を
P3,P1,P2として表すものとする。接続端P1,
P2はフィルタ回路4の各出力端に接続され、接続端P
3は昇圧回路6の一方の出力端に接続されている。ま
た、昇圧回路6の他方の出力端であるコンデンサC1の
一端は検出部3を介して点灯回路2の一方の出力端と共
通に接地される。
【0006】しかして、ノイズ源Nsからのノイズが接
続端P1,P2に入力されたときにはフィルタ回路4に
よって減衰ないし回生されるからとくに問題は生じない
が、接続端P3からノイズが入力されると接続端P3−
昇圧回路6−コンデンサC1−検出部3−接地端−ノイ
ズ源Ns−接続端P3というノイズの経路が形成され、
検出部3をノイズが通過することによって、制御回路5
では負荷状態を正確に検出することができなくなり、点
灯回路2を正常に動作させることができなくなるという
問題が生じる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述の問題を解決する
には、図7のように、接続端P3と昇圧回路6との間に
フィルタ回路4’を挿入することが考えられる。しかし
ながら、このようなフィルタ回路4’を設けると、図6
に示した構成に比較して部品点数が増加することにな
り、実装スペースが拡大して全体として大型化するとい
う問題が生じる。また、接続端P3は高電圧が印加され
るから、フィルタ回路4’の構成部品にも高耐圧のもの
が必要であって、フィルタ回路4’には大型の部品が必
要になり、コスト増が大きくなるとともに、実装スペー
スが大型化することになる。
【0008】本発明は上記事由に鑑みて為されたもので
あり、その目的は、フィルタ回路を追加することなく昇
圧回路の出力端から入力されるノイズによる点灯回路の
誤動作を防止した電源装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、直流
電圧を出力する電源回路と、電源回路と負荷回路との間
に挿入され高周波ノイズを阻止するフィルタ回路と、電
源回路の出力電圧よりも高電圧を出力する昇圧回路と、
電源回路とフィルタ回路との間に挿入され負荷状態を検
出する検出部と、検出部により検出される負荷状態に応
じて電源回路の出力を制御する制御回路とを備え、昇圧
回路の出力端間に接続されるコンデンサの一端と電源回
路の一方の出力端と検出部の一端とが共通に接続される
ものである。この構成によれば、昇圧回路の出力端から
入力される高周波のノイズはコンデンサを通り、検出部
を通ることなく接地側に流れるから、検出部ではノイズ
の影響をほとんど受けることなく負荷状態を検出するこ
とが可能になり、ノイズによる悪影響を大幅に低減する
ことができる。しかも、ノイズを阻止するフィルタ回路
を追加する必要がないから、コスト増がなく実装スペー
スの増加もないのであって、結果的に小型の電源装置を
提供することが可能になる。加えて、フィルタ回路を追
加しないから、フィルタ回路の周波数特性やゲインに関
する設計が不要であって開発効率がよく、その上、ノイ
ズの周波数帯域にかかわらずノイズの影響を低減するこ
とができる。
【0010】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、前記電源回路の出力電圧を交番させるインバータ回
路が前記検出部と前記フィルタ回路との間に挿入されて
いるものである。この構成によれば、放電灯に交番電圧
を印加することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)本実施形態
は、図1に示すように、放電灯Laを備えた負荷回路に
電源を供給して放電灯Laを点灯させる電源装置を例示
する。この電源装置は、基本的には図6に示した従来構
成と同様であって、直流電源1を電圧変換するコンバー
タ回路よりなる点灯回路2を備え、点灯回路2からフィ
ルタ回路4を通して負荷回路に電力を供給する。点灯回
路2とフィルタ回路4との間には検出部3が挿入されて
おり、点灯回路2から負荷回路に流れる電流が検出部3
を通過することによって、検出部3の出力により負荷状
態が検出される。検出部3で検出された負荷状態は制御
回路5に入力され、制御回路5は負荷状態に応じて点灯
回路2をフィードバック制御する。つまり、制御回路5
は負荷状態に応じて点灯回路2の出力をフィードバック
制御することにより、点灯回路2を放電灯Laのバラス
トとして機能させる。
【0012】また、放電灯Laの始動時に高電圧のパル
ス電圧を印加するために、点灯回路2の出力電圧よりも
高い電圧を出力することができる昇圧回路6を設けてあ
る。この昇圧回路6の出力を負荷回路に設けたパルス発
生回路7に与えることによって高圧のパルス電圧を発生
させ、点灯回路2の出力電圧にパルス電圧を加算して放
電灯Laに印加し、放電灯Laを始動させるようになっ
ている。
【0013】昇圧回路6の出力端間にはコンデンサC1
が接続されており、このコンデンサC1の両端電圧を放
電灯Laとともに負荷回路を構成するパルス発生回路7
に印加する。パルス発生回路7はパルス電圧を発生し、
パルス電圧はフィルタ回路4の出力電圧、つまり点灯回
路2の出力電圧に加算されて放電灯Laに印加される。
【0014】図1に示す回路は、具体的には図2に示す
回路によって実現することができる。すなわち、点灯回
路2は、直流電源1の両端間に接続されたトランスT1
の1次巻線とスイッチング素子S1との直列回路を備え
る。トランスT1の2次巻線にはタップが設けられ、2
次巻線の一端とタップとの間にはコンデンサC2とダイ
オードD2との直列回路が接続される。ここに、ダイオ
ードD2はカソードをトランスT1の2次巻線の一端に
接続してあり、トランスT1の2次巻線のタップはコン
デンサC2の一端に接続されるとともに接地される。こ
のコンデンサC2の両端電圧が点灯回路2の出力電圧に
なる。
【0015】トランスT1の2次巻線のタップとコンデ
ンサC2の一端との接続点、つまり接地点には検出部3
となる抵抗R1の一端が接続される。抵抗R1の他端は
フィルタ回路4を通してパルス発生回路7に接続され
る。また、ダイオードD2のアノードとコンデンサC2
との接続点もフィルタ回路4を通してパルス発生回路7
に接続される。フィルタ回路7は、点灯回路2からパル
ス発生回路7への電源供給経路に挿入された一対のチョ
ークコイルL1,L2を備える。両チョークコイルL
1,L2の一端は接続端P1,P2を通してパルス発生
回路7側の一端に接続され、両接続端P1,P2間には
2個のコンデンサC3,C4の直列回路が接続される。
両コンデンサC3,C4の接続点は接地されている。
【0016】ところで、昇圧回路6はトランスT1の2
次巻線においてダイオードD2が接続されていない一端
とタップとの間にダイオードD1とコンデンサC1との
直列回路を接続したものであって、コンデンサC1の一
端は検出部3としての抵抗R1の一端とともに接地され
ている。ダイオードD1のカソードとコンデンサC1と
の接続点は接続端P3を介してパルス発生回路7に接続
される。
【0017】パルス発生回路7は、接続端P1,P2間
に接続されたコンデンサC5と、接続端P2,P3間に
接続されたコンデンサC6とを備え、コンデンサC6の
両端間にはパルストランスPTの1次巻線とギャップ素
子SGとの直列回路が接続される。また、コンデンサC
5の両端間にはパルストランスPTの2次巻線と放電灯
Laとの直列回路が接続される。
【0018】上述回路では、電源を投入すると、点灯回
路2に出力電圧が得られ接続端P1を基準電位として接
続端P2に負電圧が発生する。また、昇圧回路6の動作
により接続点P3には接続点P1に対して正電圧が発生
する。したがって、コンデンサC6の両端間には接続点
P2,P3間の高電圧が印加され、この電圧がギャップ
素子SGのブレークオーバ電圧に達すると、ギャップ素
子SGが導通し、パルストランスPTの1次巻線を通し
てコンデンサC6の電荷が放出される。このときパルス
トランスPTの2次巻線に発生するパルス電圧がコンデ
ンサC5の両端間電圧に加算されて放電灯Laに印加さ
れるから、放電灯Laを始動点灯させることができるの
である。
【0019】ところで、接続端P1,P2はフィルタ回
路4を通して点灯回路2に接続されているから、ノイズ
が接続端P1,P2から入ったとしても減衰ないし除去
されることになる。一方、昇圧回路6の一方の出力端で
あるコンデンサC1の一端は接続端P3に接続されてお
り、コンデンサC1の他端と抵抗R1と点灯回路2の一
方の出力端とは接地されているから、接続端P3にノイ
ズ源Nsからのノイズが入ったときに、ノイズはコンデ
ンサC1を通して接地側に流れることになる。つまり、
接続端P3から入ったノイズも検出部3としての抵抗R
1を通らないから、抵抗R1の両端電圧にノイズの影響
がなく、負荷状態を正確に検出することができるのであ
る。
【0020】本実施形態の構成では、図6に示した従来
構成に対して別途にフィルタ回路を設けることなくノイ
ズの影響を回避ないし抑制することができ、点灯回路2
の誤動作を防止することができる。つまり、部品点数が
増加することがなく、コスト増や実装スペースの大型化
を伴うことなく点灯回路2の誤動作を防止することがで
きる。
【0021】(第2の実施の形態)本実施形態は、図2
に示した第1の実施の形態の回路構成において抵抗R1
とフィルタ回路4との間にインバータ回路8を設けたも
のである。インバータ回路8は、ブリッジ接続された4
個のスイッチング素子S2〜S5を備え、スイッチング
素子S2,S3の直列回路とスイッチング素子S4,S
5の直列回路とがコンデンサC2の両端間に抵抗R1を
介してそれぞれ接続される。スイッチング素子S2〜S
5の各直列回路(つまり、ブリッジ回路の各アーム)に
おけるスイッチング素子S2〜S5の接続点間には、フ
ィルタ回路4が接続される。インバータ回路8の各スイ
ッチング素子S2〜S5は、各アームにおいて直列接続
されている2個ずつのスイッチング素子S2,S3とス
イッチング素子S4,S5とは同時にオンにならず、フ
ィルタ回路4を挟んで直列接続されている2個ずつのス
イッチング素子S2,S5とスイッチング素子S3,S
4は同時にオンになる期間が生じるように、図示しない
制御回路によってオンオフされる。
【0022】本実施形態では、インバータ回路8を設け
たことによって、接続端P1,P2間に交番電圧を発生
させ、この交番電圧をパルストランスPTの2次巻線を
介して放電灯Laに印加することができる。つまり、コ
ンデンサC5の両端間に印加される電圧はインバータ回
路8によって交番しかつ矩形波状になる。このように矩
形波状の電圧がコンデンサC5に印加されている期間に
おいて、コンデンサC6の両端電圧がギャップ素子SG
のブレークオーバ電圧に達するとパルス電圧が発生し、
放電灯Laを点灯させることができるのである。他の構
成および動作は第1の実施の形態と同様である。
【0023】(第3の実施の形態)本実施形態は、図4
に示すように、点灯回路2と接続端P2との間に検出部
3を挿入したものである。したがって、昇圧回路6の出
力端に接続されたコンデンサC1の一端は抵抗R1およ
びフィルタ回路4を通して接続点P2に接続されること
になる。点灯回路2の一端とコンデンサC1の一端と検
出部3の一端とが共通に接続され接地されるのは第1の
実施の形態と同様である。他の構成および動作は図1に
示した第1の実施の形態と同様である。
【0024】(第4の実施の形態)本実施形態は、図5
のように、昇圧回路6のコンデンサC1の一端をトラン
スT1の2次巻線のタップではなく、2次巻線の一端に
接続したものである。つまり、昇圧回路6におけるダイ
オードD1とコンデンサC1との直列回路はトランスT
1の2次巻線の両端間に接続される。また、トランスT
1の2次巻線のタップに点灯回路2のダイオードD2の
アノードを接続し、このダイオードD2とコンデンサC
2との直列回路を、2次巻線の一端とタップとの間に接
続してある。したがって、コンデンサC1,C2の一端
はトランスT1の2次巻線の一端に共通に接続される。
検出部3としての抵抗R1の一端はダイオードD2とコ
ンデンサC2との接続点に接続される。この構成では、
接続端P3からノイズが入っても抵抗R1を通る経路が
形成されず、ノイズの影響を受けることなく負荷状態を
検出することができる。ここにおいて、抵抗R1におけ
る点灯回路2側の一端は接地しておく。このことによっ
て、制御回路4は抵抗R1の両端電圧をノイズの影響を
受けずに正確に検出することが可能になる。他の構成お
よび動作は第1の実施の形態と同様である。
【0025】
【発明の効果】本発明は、直流電圧を出力する電源回路
と、電源回路と負荷回路との間に挿入され高周波ノイズ
を阻止するフィルタ回路と、電源回路の出力電圧よりも
高電圧を出力する昇圧回路と、電源回路とフィルタ回路
との間に挿入され負荷状態を検出する検出部と、検出部
により検出される負荷状態に応じて電源回路の出力を制
御する制御回路とを備え、昇圧回路の出力端間に接続さ
れるコンデンサの一端と電源回路の一方の出力端と検出
部の一端とが共通に接続されるものであり、昇圧回路の
出力端から入力される高周波のノイズはコンデンサを通
り、検出部を通ることなく接地側に流れるから、検出部
ではノイズの影響をほとんど受けることなく負荷状態を
検出することが可能になり、ノイズによる悪影響を大幅
に低減することができるという効果がある。しかも、ノ
イズを阻止するフィルタ回路を追加する必要がないか
ら、コスト増がなく実装スペースの増加もないのであっ
て、結果的に小型の電源装置を提供することが可能にな
るという効果がある。加えて、フィルタ回路を追加しな
いから、フィルタ回路の周波数特性やゲインに関する設
計が不要であって開発効率がよく、その上、ノイズの周
波数帯域にかかわらずノイズの影響を低減することがで
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図2】同上の回路図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態を示す回路図であ
る。
【図4】本発明の第3の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図5】本発明の第4の実施の形態を示すブロック図で
ある。
【図6】従来例を示すブロック図である。
【図7】他の従来例を示す回路図である。
【符号の説明】
1 直流電源 2 点灯回路(電源回路) 3 検出部 4 フィルタ回路 5 制御回路 6 昇圧回路 7 パルス発生回路 8 インバータ回路 La 放電灯
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 規幸 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 多賀 義高 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 上野 政利 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 5H730 AA03 AS11 BB43 EE07 EE49 EE59 EE76 FD31 ZZ04

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 直流電圧を出力する電源回路と、電源回
    路と負荷回路との間に挿入され高周波ノイズを阻止する
    フィルタ回路と、電源回路の出力電圧よりも高電圧を出
    力する昇圧回路と、電源回路とフィルタ回路との間に挿
    入され負荷状態を検出する検出部と、検出部により検出
    される負荷状態に応じて電源回路の出力を制御する制御
    回路とを備え、昇圧回路の出力端間に接続されるコンデ
    ンサの一端と電源回路の一方の出力端と検出部の一端と
    が共通に接続されるとともに接地されていることを特徴
    とする電源装置。
  2. 【請求項2】 前記電源回路の出力電圧を交番させるイ
    ンバータ回路が前記検出部と前記フィルタ回路との間に
    挿入されていることを特徴とする請求項1記載の電源装
    置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007185093A (ja) * 2006-01-05 2007-07-19 Valeo Vision ガス放電ランプ用のバラスト及びその制御方法

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JP2007185093A (ja) * 2006-01-05 2007-07-19 Valeo Vision ガス放電ランプ用のバラスト及びその制御方法

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