JP5477920B2 - 改造型自転車サドル - Google Patents

Description

本発明は自転車製品の技術領域に関し、特に改造型自転車サドルに関する。

従来の自転車のサドルは、一般的に、被覆層とサドルフレームからなる。被覆層は、サドルフレームを被覆し、自転車を運転する時、人の臀部は、完全に、包覆層に支えられる。従って、長時間自転車を運転する際に、硬いサドルフレームに長時間接触することになり、人の臀部に不快感が生じる。また、人の臀部と被覆層が長時間接触すると、被覆層の放熱效果が悪くなり、臀部の部位に熱量が集まり、人体の健康を害すことがある。なお、従来のサドルフレームは、手軽ではなく、折り畳むことができない。

従来の自転車のサドルは、長時間乗ると、不快感が生じたり、熱が集まって健康を害したりすることがあり、しかも、折り畳むこともできないという欠点があった。そこで、本発明は、サドルの支持布をサドルフレーム上に宙に浮くように設けることにより、優れた座り心地を備るとともに、構造が簡単で手軽で、且つ折り畳むことができ、実用性に優れた改造型自転車サドルを提供することを目的とする。

上述の目的を達成するために、本発明による改造型自転車サドルは、サドルフレームからなり、前記サドルフレームには支持布がピンと張られて連結され、前記サドルフレームには、支持布辺縁に連結させるための少なくとも三つの支持点が設けられ、前記支持布の中間箇所は、サドルフレームの上方の位置に宙に浮くように設けられる。

上記の技術的解決法をさらに良くするために、前記サドルフレームは、底部支持フレームと、底部支持フレームに可動に連結されるとともに折り畳める左支持フレーム及び右支持フレームとからなり、前記底部支持フレームの底部は、連結軸（枢軸）を介して、左支持フレーム及び右支持フレームに可動に連結（枢設）される。

前記左支持フレームと右支持フレームは、底部支持フレームの中心線を中心として対称な構造となっている。前記左支持フレーム及び右支持フレームは、いずれも、上に彎曲する鳥の翼型構造となっており、前記支持布の両側と前記鳥の翼型左支持フレーム及び右支持フレームの辺縁は対応して連結される。

前記底部支持フレームの前端には、上に彎曲するとともに前部へ延伸する延伸片が設けられ、前記延伸片の最高点の箇所は、支持布に連結される。

前記支持布は、蝙蝠の翼型の織布である。

従来の技術と比べると、本発明は、以下の有益な効果を得ることができる。
（１）本発明の自転車サドルは、サドルフレームと、サドルフレーム上に宙に浮くように設けられた支持布とからなる。支持布を宙に浮くように設けることにより、自転車に乗っている時に人の臀部がサドルフレームに直接接触することがなく、人の臀部が直接接触するのは、拡張性のある支持布であるため、運転者が運転する時の快適性を大幅に向上させることができる。また、放熱効果に優れ、長時間座ることにより熱量が集まって人体の健康を害するのを大幅に減少させることができる。
（２）本発明では、サドルフレームの左支持フレーム及び右支持フレームと底部支持フレームの間は、可動に枢設される。それによって、使用しない時は、左支持フレームと右支持フレームを折り畳んで体積を減らすことができ、実用性に優れている。
（３）本発明の自転車サドルは、構造が簡単で、手軽であり、しかも、外観が美しく新しい。

本発明の自転車サドルを展開した状態を示した斜視図である。 本発明の自転車サドルを展開した状態を示した正面図である。 本発明の自転車サドルを折り畳んだ状態を示した斜視図である。 本発明のサドルフレームを展開した状態を示した斜視図である。 本発明のサドルフレームを展開した状態を示した俯瞰図である。 本発明のサドルフレームを折り畳んだ状態を示した斜視図である。

図１から図３に示すように、本発明による改造型自転車サドルは、サドルフレーム１からなり、サドルフレーム１の頂面には、ピンと張られた支持布２が連結される。サドルフレーム１には、支持布２辺縁を連結するための少なくとも三つの支持点が設けられ、支持布２の中間の箇所は、サドルフレーム１の上方に宙に浮くように設けられる。

図４から図６に示すように、サドルフレーム１構造は、底部支持フレーム１１と、左支持フレーム１２と、右支持フレーム１３とによって構成する。その内、左支持フレーム１２と底部支持フレーム１１の間、及び、右支持フレーム１３と底部支持フレーム１１の間は、いずれも可動に連結されるとともに、折り畳むことができる。底部支持フレーム１１における底部の位置は、連結軸（枢軸）によって、左支持フレーム１２及び右支持フレーム１３と可動に連結される。

本発明において、左支持フレーム１２と右支持フレーム１３は、底部支持フレーム１１の中心線を中心として対称構造になっている。しかも、左支持フレーム１１及び右支持フレーム１２は、鳥の翼のような構造からなり、上に向かって彎曲している。支持布２の対称な両側と、鳥の翼型の左支持フレーム１２及び右支持フレーム１３の辺縁は、対応して連結され、支持布２は、蝙蝠の翼型に似た織布であり、拡張性の性質を備えている。また、底部支持フレーム１１の前端には、上に彎曲するとともに前部に延伸した延伸片１４が設けられ、延伸片１４の最高端点の箇所と支持布２は対応して連結される。以上により、支持布２の辺縁位置と、左支持フレーム１２及び右支持フレーム１３の辺縁、及び延伸片１４の端点が対応して連結され、支持布２の中間箇所とサドルフレーム１が常に接触しないで宙に浮くような設計になっている。

運転者が自転車を運転する時、鳥か空を飛ぶような感覚を得ることができる。宙に浮いた支持布２に座ると、自転車をこいだ時に自転車が動くリズムとともに軽快で気持ちいい感覚を感じることができ、運転者が運転する時の快適性を大幅に向上させることができる。また、その支持布２は放熱効果に優れ、長時間運転した熱量が集まって人体の健康に及ぼす影響を大幅に下げることができる。本発明のサドルを使用しない時は、左支持フレーム１２と右支持フレーム１３を底部支持フレーム１１の方向へ折り畳むことができ（図５、図６に図示）、収納に便利である。到方便實用；

本発明のサドルの構造は、簡単、手軽で、美しく新しい外観である。

また、本発明による自転車のサドルフレーム１の形状は、異なるその他の形にすることができ、それに対応させて、支持布２の形状も、対応する形にすることができる。

１ サドルフレーム
２ 支持布
１１ 底部支持フレーム
１２ 左支持フレーム
１３ 右支持フレーム
１４ 延伸片

Claims (3)

1. サドルフレームと支持布とからなる改造型自転車サドルであって、
   前記サドルフレームには、支持布がピンと張るように連結され、前記サドルフレームには、支持布辺縁に連結させるための少なくとも三つの支持点が設けられ、前記支持布の中間の箇所は、サドルフレームの上方の位置に宙に浮くように設けられる改造型自転車サドルにおいて、
   前記サドルフレームは、底部支持フレームと、底部支持フレームに可動に連結されるとともに折り畳める左支持フレーム及び右支持フレームとからなり、
   前記左支持フレームと右支持フレームは、底部支持フレームの中心線を中心として対称構造になっており、前記左支持フレーム及び右支持フレームは、いずれも上に彎曲した鳥の翼型構造であり、前記支持布の両側と前記鳥の翼型左支持フレーム及び右支持フレームの辺縁は対応して連結されることを特徴とする、請求項２に記載の改造型自転車サドル。
2. 前記底部支持フレームの底部は、枢軸を介して、左支持フレーム及び右支持フレームに可動に連結され、前記底部支持フレームの前端には、上に彎曲するとともに前部に延伸した延伸片が設けられ、前記延伸片の最高点の箇所は、支持布に連結されることを特徴とする、請求項１に記載の改造型自転車サドル。
3. 前記支持布は、蝙蝠の翼型であるとともに、拡張可能な性質をもつことを特徴とする、請求項２に記載の改造型自転車サドル。

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