JP5477410B2 - 音楽コンテンツ表示装置及びプログラム - Google Patents

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Description

この発明は、楽譜表示データなどの楽曲に関する音楽コンテンツ表示データを表示する音楽コンテンツ表示システムに関する。
従来より、ユーザ所望の楽曲に関する楽譜表示データなどの音楽コンテンツ表示データを表示することができる表示装置が知られている。例えば、特許文献1の電子楽器は、鍵盤、フットスイッチ、表示画面、外部記憶装置、通信I/F、音源回路、効果回路、サウンドシステムなどから構成され、ユーザ操作により選択された楽曲の楽譜データに従って楽譜を表示することができる。表示された楽譜は、フットスイッチによりページ切り替えが行われる。また、楽譜表示データ即ち楽譜データには、対応する楽曲の演奏データから生成されたものや、記憶装置から読み出した対応楽曲の楽譜論理データを元に生成したものや、対応楽曲の楽譜画像データそのものを記憶装置から読み出したものなどがある。
しかしながら、従来技術では、楽曲毎に楽譜データが用意されているので、ユーザが別の楽曲の楽譜を表示しようとしたときは、再度、選曲を行わなければならない。複数曲にわたる楽譜を連続的に見るということができない。
また、表示可能な楽譜データと表示不可能な楽譜データが混在する場合、楽譜表示を指示する際に、表示可能な楽譜かどうかを確認しなければならない。例えば、ユーザが楽譜データをダウンロードなどにより取得した後に別途使用許諾を受ける手続きをして初めて楽譜表示を行うことができるような場合、ダウンロードしただけの状態では、楽譜データはユーザの手元に存在するが楽譜表示はできない。或いは、或る電子楽器には、対応した楽譜データが元々記憶されているが、この電子楽器を正規に購入したという情報が入力される(認識される)まで、この電子楽器に対応した楽譜データを表示することができないようになっている場合もある。この場合、ユーザは、例えば、楽譜データの一覧を表示することにより、記憶される全ての楽譜データの存在を知ることができるが、表示可能な楽譜データと表示不可能な楽譜データとが混在する状態があり得る。
特開2007−249033号公報
この発明は、このような事情に鑑み、複数個の所望の楽曲に関する楽譜表示データ等の音楽コンテンツ表示データを、ユーザに複数回の楽曲選択操作をさせることなく、連続的に表示させることができる音楽コンテンツ表示システムを提供することを目的とする。
この発明の主たる特徴に従うと、1乃至複数ページの画像データ(Bd)を含む音楽コンテンツ表示データ(Di:Di1,Di2,…)を複数個記憶する音楽コンテンツ記憶手段(AR)と、音楽コンテンツ記憶手段(AR)に記憶される複数個の音楽コンテンツ表示データ(Di)に対して順番(Od)を決定する順番決定手段(P3)と、表示すべきページ番号情報(Pn)を取得するページ番号取得手段(T1〜T13)と、順番決定手段(P3)により決定された順番(Od)に従って各順番(Od)に対応する音楽コンテンツ表示データ(Di)の画像データ(Bd)を連続的に並べたときに、ページ番号取得手段(T1〜T13)により取得されたページ番号情報(Pn)に該当するページの画像データ(Bd)を、音楽コンテンツ記憶手段(AR)から探索して参照する画像データ参照手段(U2,U7〜U13)と、画像データ参照手段(U2,U7〜U13)により参照された画像データ(Bd)を表示する表示手段(Sc;U2,U12,U14)とを具備する音楽コンテンツ表示装置(ST)〔請求項1〕、並びに、1乃至複数ページの画像データ(Bd)を含む音楽コンテンツ表示データ(Di:Di1,Di2,…)を複数個記憶する音楽コンテンツ記憶手段(AR)を具備し、音楽コンテンツ表示装置として機能するコンピュータ(ST)に、音楽コンテンツ記憶手段(AR)に記憶される複数個の音楽コンテンツ表示データ(Di)に対して順番(Od)を決定する順番決定ステップ(P3)と、表示すべきページ番号情報(Pn)を取得するページ番号取得ステップ(T1〜T13)と、順番決定ステップ(P3)で決定された順番(Od)に従って各順番(Od)に対応する音楽コンテンツ表示データ(Di)の画像データ(Bd)を連続的に並べたときに、ページ番号取得ステップ(T1〜T13)で取得されたページ番号情報(Pn)に該当するページの画像データ(Bd)を、音楽コンテンツ記憶手段(AR)から探索して参照する画像データ参照ステップ(U2,U7〜U13)と、画像データ参照ステップ(U2,U7〜U13)で参照された画像データ(Bd)を表示する画像データ表示ステップ(U2,U12,U14)とから成る手順を実行させる音楽コンテンツ表示プログラム〔請求項2〕が提供される。なお、括弧書きは、理解の便のために付記した実施例の参照記号や用語、参照箇所等であり、以下においても同様である。
この発明による音楽コンテンツ表示プログラムにおいて、画像データ参照ステップ(U2,U7〜U13)では、ページ番号取得ステップ(T1〜T13)で取得されたページ番号情報(Pn)に該当するページの画像データ(Bd)を音楽コンテンツ記憶手段(AR)から抽出し、抽出された画像データ(Bd)を参照する(U13)〔請求項3〕ように構成し、或いは、画像データ参照ステップ(U2,U7〜U13)では、順番決定ステップ(P3)で決定された順番(Od)に従って、各順番(Od)に対応する音楽コンテンツ表示データ(Di)に含まれる画像データ(Bd)を音楽コンテンツ記憶手段(AR)から抽出して連続的に並べた画像データ(「全ページ分画像データ」)を生成し(P5:図9,10)、生成された画像データ(「全ページ分画像データ」)から、ページ番号取得ステップ(T1〜T13)で取得されたページ番号情報(Pn)に該当するページの画像データ(Bd)を参照する(U2)〔請求項4〕ように構成することができる。
この発明による音楽コンテンツ表示プログラムにおいて、手順は、さらに、音楽コンテンツ記憶手段(AR)に記憶される各音楽コンテンツ表示データ(Di)について表示可否の状態を判定する表示可否判定ステップ(R6)を含み、画像データ参照ステップ(U2,U7〜U13)では、順番決定ステップ(P3)で決定された順番(Od)に従って、各順番(Od)に対応する音楽コンテンツ表示データ(Di)のうち表示可否判定ステップ(R6)で表示可能と判定された音楽コンテンツ表示データ(例えば、Di1,Di2,Di4,Di5)の画像データ(Bd)を抽出して連続的に並べたときに(U7,R6〜R12)、ページ番号取得ステップ(T1〜T13)で取得されたページ番号情報(Pn)に該当するページの画像データ(Bd)を参照する〔請求項5〕ように構成することができる。
この発明による音楽コンテンツ表示プログラムにおいて、コンピュータ(ST)は、さらに、音楽コンテンツ記憶手段(AR)に記憶される複数個の音楽コンテンツ表示データ(Di)の中でどの音楽コンテンツ表示データ(Sd)をどの順番(Pd)で表示するかを示す表示グループデータ(Dg:Dg1,Dg2,…)を1乃至複数組記憶するグループデータ記憶手段(AR)を具備し、順番決定ステップ(P3)では、グループデータ記憶手段(AR)に記憶された表示グループデータ(Dg)を1組選出し、選出された表示グループデータ(Dg)に基づいて、音楽コンテンツ表示データ(Di)を表示する順番(Od)を決定する(Q3,Q15〜Q16)〔請求項6〕ように構成することができる。或いは、手順は、さらに、音楽コンテンツ記憶手段(AR)に記憶される複数個の音楽コンテンツ表示データ(Di)の中でどの音楽コンテンツ表示データ(Sd)をどの順番(Pd)で表示するかを示す表示グループデータ(Dg)を1乃至複数組生成する表示グループ生成ステップ(Q7,Q10,Q12,Q14)を含み、順番決定ステップ(P3)では、表示グループ生成ステップ(Q7,Q10,Q11,Q13)で生成された何れかの表示グループデータ(Dg)に基づいて音楽コンテンツ表示データ(Di)を表示する順番(Od)を決定する(Q8,Q11,Q12,Q14)〔請求項7〕ように構成することができる。
この発明の主たる特徴による音楽コンテンツ表示システムでは〔請求項1,2〕、楽曲に関する楽譜表示データなどの音楽コンテンツ表示データ(Di:Di1,Di2,…)が、複数個、音楽コンテンツ記憶手段(AR)に記憶され、各音楽コンテンツ表示データ(Di)は1乃至複数ページの画像データ(Bd)を含んでいる。音楽コンテンツ記憶手段(AR)に記憶される複数個の音楽コンテンツ表示データ(Di)に対して順番(Od)を決定し(P3)、表示すべきページ番号情報(Pn)を取得すると(T1〜T13)、決定した順番(Od)に従って各順番(Od)に対応する音楽コンテンツ表示データ(Di)の画像データ(Bd)を連続的に並べたときに、取得したページ番号情報(Pn)に該当するページの画像データ(Bd)を、音楽コンテンツ記憶手段(AR)から探索して参照し(U2,U7〜U13)、参照した画像データ(Bd)を表示部(6)の画面(Sc)に表示する(U2,U12,U14)。従って、この発明によれば、複数個の所望の楽曲に関する楽譜表示データやこれら楽曲に関連したページ単位での表示データなどの音楽コンテンツ表示データを、ユーザに複数回の楽曲選択操作をさせることなく、連続的に表示させることができる。例えば、複数の楽曲にわたる楽譜を、選曲操作を繰り返すことなく、連続的に表示して1冊の曲集のようにユーザに見せることができる。
この発明では、音楽コンテンツ表示データ(Di)の画像データ(Bd)を参照して画面(Sc)に表示するのに、取得したページ番号情報(Pn)に該当するページの画像データ(Bd)を音楽コンテンツ記憶手段(AR)から抽出し、抽出した画像データ(Bd)を参照する(U13)という手法〔請求項3〕を採用することができる。
或いは、決定した順番(Od)に従って、各順番(Od)に対応する音楽コンテンツ表示データ(Di)に含まれる画像データ(Bd)を音楽コンテンツ記憶手段(AR)から抽出して連続的に並べた画像データ(「全ページ分画像データ」)を生成し(P5:図9,10)、生成した画像データ(「全ページ分画像データ」)から、取得したページ番号情報(Pn)に該当するページの画像データ(Bd)を参照する(U2)という手法〔請求項4〕を採ることができ、表示開始前に最新状態で生成させた一連の画像データから該当ページを表示することができる。
この発明では、音楽コンテンツ記憶手段(AR)に記憶される各音楽コンテンツ表示データ(Di)について表示可否の状態を判定し(R6)、決定した順番(Od)に従って、各順番(Od)に対応する音楽コンテンツ表示データ(Di)のうち表示可能と判定された音楽コンテンツ表示データ(例:Di1,Di2,Di4,Di5)の画像データ(Bd)を抽出して連続的に並べたときに(U7,R6〜R12)、取得したページ番号情報(Pn)に該当するページの画像データ(Bd)を参照するようにしている〔請求項5〕。従って、この発明によれば、音楽コンテンツ表示データが表示可能かどうかをユーザが意識することなく、表示可能な音楽コンテンツ表示データだけを見ることができる。
また、この発明では、音楽コンテンツ記憶手段(AR)に記憶される複数個の音楽コンテンツ表示データ(Di)の中でどの音楽コンテンツ表示データ(Sd)をどの順番(Pd)で表示するかを示す1乃至複数組の表示グループデータ(Dg:Dg1,Dg2,…)をグループデータ記憶手段(AR)に記憶しておき、グループデータ記憶手段(AR)から選出した1組の表示グループデータ(Dg)に基づいて、音楽コンテンツ表示データ(Di)を表示する順番(Od)を決定する(Q3,Q15〜Q16)ようにしているので〔請求項6〕、表示したい音楽コンテンツ表示データの順番と組合わせで作り込んでおいた表示グループデータを、ユーザ操作で選択したり、何らかのルールに従って自動的に選択したりすることができ、ユーザにとって使い勝手がよく便利である。
或いは、音楽コンテンツ記憶手段(AR)に記憶される複数個の音楽コンテンツ表示データ(Di)の中でどの音楽コンテンツ表示データ(Sd)をどの順番(Pd)で表示するかを示す1乃至複数組の表示グループデータ(Dg)を新たに生成し(Q7,Q10,Q12,Q14)、生成された何れかの表示グループデータ(Dg)に基づいて音楽コンテンツ表示データ(Di)を表示する順番(Od)を決定する(Q8,Q11,Q12,Q14)ようにしているので〔請求項7〕、表示グループデータの新規作成、分冊、合併或いは修正を行うことにより、予め表示グループデータが用意されていない組合わせについても、所望の音楽コンテンツ表示データを連続的に表示させることができる。
この発明の一実施例による音楽コンテンツ表示装置のハードウエア構成例。 この発明の一実施例における音楽コンテンツ表示データの構造例。 この発明の一実施例におけるデータの記憶例。 この発明の一実施例における表示画像のイメージ例〔1〕。 この発明の一実施例における表示画像のイメージ例〔2〕。 この発明の一実施例による音楽コンテンツ表示処理を示すフローチャート。 この発明の一実施例による表示順決定処理を示すフローチャートの一部。 この発明の一実施例による表示順決定処理を示すフローチャートの他部。 この発明の一実施例による全ページ分画像作成処理フローチャートの一部。 この発明一実施例による全ページ分画像作成処理フローチャートの他部。 この発明一実施例による目次画像作成処理を示すフローチャートの一部。 この発明一実施例による目次画像作成処理を示すフローチャートの他部。 この発明一実施例による譜めくり処理を示すフローチャートの一部。 この発明一実施例による譜めくり処理を示すフローチャートの他部。 この発明一実施例による指定ページ表示処理のフローチャートの一部。 この発明一実施例による指定ページ表示処理のフローチャートの他部。
〔音楽コンテンツ表示装置のハードウエア構成〕
図1は、この発明の一実施例による音楽コンテンツ表示装置のハードウエア構成を示す。この音楽コンテンツ表示装置STは、ハードウエア構成として、中央処理装置(CPU)1、ランダムアクセスメモリ(RAM)2、読出専用メモリ(ROM)3、記憶装置4、入力操作部5、表示部6、音声入力部7、通信インターフェース(通信I/F)8などの要素を備え、これら要素1〜8はバス9を介して互いに接続される。なお、音楽コンテンツ表示装置STにはタブレット(タッチパネル)型のモバイル情報処理装置を用い、入力操作部5及び表示部6はタッチパネルで構成するのが好ましい。
音楽コンテンツ表示装置ST全体を制御するCPU1は、音楽コンテンツ表示プログラムを含む各種制御プログラムに従って音楽コンテンツ表示処理を含む各種処理を実行するデータ処理部を構成する。RAM2は、これらの処理に際して必要な各種データを一時的に記憶乃至保持するのに用いられ、例えば、音楽コンテンツ表示処理の際には、「全ページ分画像データ」と呼ばれる表示用データを一時的に記憶する「全ページ画像記憶領域」が設けられる。ROM3には、所定の制御プログラムや制御用データが記憶されている。
記憶装置4は、HD(ハードディスク)やフラッシュメモリ等の記憶媒体とその駆動装置を含み、制御プログラムや種々のデータを任意の記憶媒体に記憶することができる。記憶媒体は、この音楽コンテンツ表示装置STに内蔵されていてもよいし、外付けの各種記憶用メディア(メモリカード、USBメモリ、CD−Rなど)のように着脱可能であってもよい。また、記憶装置4には、音楽コンテンツ表示プログラムなどのアプリケーションや、音楽コンテンツ表示データ(Di)、表示グループデータ(Dg)などのデータを記憶しておくことができる。
入力操作部5は、スイッチ等の操作子に対する操作を検出し、操作に対応する各種指示情報をデータ処理部に導入する。表示部6は、LCD等の表示器(ディスプレイ)の表示内容をCPU1からの指令に従って制御し、各種操作に対する表示援助を行う。なお、タッチパネルを使用して操作子及び表示器の機能を一体化することができる。音声入力部7は、マイクロフォン(マイクと略称される)及び音声信号入力部を備え、マイクを通じて入力される音声信号を音声信号入力部を通じてデータ処理部に導入することができる。
通信I/F8は、MIDI等の音楽用有線I/F、USB等の汎用ネットワークI/F又は無線Lan等の汎用近距離無線I/F等を含み、ネットワークCNを通じてサーバSV等と交信するのに用いられる。例えば、サーバSVから、楽譜表示データや楽曲ガイド用イラストデータ等の音楽コンテンツ表示データ(Di)を取得し、記憶装置4の所定の記憶領域(AR)に記憶しておくことができる。
〔音楽コンテンツ表示データ及び表示グループデータ〕
この発明の一実施例による音楽コンテンツ表示システムでは、複数の音楽コンテンツ表示データ及び複数の表示グループデータが音楽コンテンツ表示装置の所定の記憶領域に記憶され、表示グループデータに従って、利用可能状態(=表示可能状態)にある音楽コンテンツ表示データの画像を複数の楽曲にわたって順次表示していくことができる。なお、以下の説明では、音楽コンテンツ表示データとして楽譜表示データが用いられる。図2は、この発明の一実施例による音楽コンテンツ表示システムで用いられる音楽コンテンツ表示データ(楽譜表示データ)の構造例を示す。
図2に示すように、各音楽コンテンツ表示データDiは、属性情報At及び画像データ(表示データ実体)Bdで構成され、属性情報Atには、当該音楽コンテンツ表示データDiのID、名前(楽曲名、曲名)Ni、記憶場所(パス情報)、ページ数情報Pt、表示可否情報Avなどが含まれる。なお、属性情報Atは、音楽コンテンツ表示データDiのファイル名の中に埋め込むことができる。この場合、ファイル名は、例えば、「“ID−楽譜の名前−ページ数”.“表示可否情報Avを判定することができる拡張子”」などの書式で表わされ、音楽コンテンツ表示データDiの中身は画像データBdのみになる。画像データBdは、楽曲名(曲名ともいう)Niの楽譜を表示部6の画面に表示するための音楽コンテンツ表示データDiの実体データである。
図3は、この発明の一実施例による音楽コンテンツ表示システムで用いられるデータの記憶例を示す。音楽コンテンツ表示装置STに備えられた記憶装置4内の楽曲表示データ記憶領域AR、例えば、記憶領域内の「フォルダA」には、複数の楽譜表示データDi:Di1,Di2,…,Di6(参照記号「Di」は任意の楽譜表示データを示す)が音楽コンテンツ表示データとして記憶されており、任意の音楽コンテンツ表示データDiの表示を指示するために1乃至複数組の表示グループデータDg:Dg1,Dg2,…,Dg4(参照記号「Dg」は任意の表示グループデータを示す)が記憶されている。
なお、この例では、音楽コンテンツ表示データ(楽譜表示データ)Di及び表示グループデータDgが同じ場所(パス)ARに記憶されているが、例えば、別の「フォルダB」に分けるなど、異なる場所(パス)に記憶されていてもよい。また、音楽コンテンツ表示データ(楽譜表示データ)Diは、この表示装置STの内蔵記憶媒体に記憶されていてもよいし、この表示装置STに着脱可能な記憶媒体に記憶されていてもよい。或いは、ネット経由でアクセス可能な他の記憶媒体に記憶されていてもよい。表示グループデータDgの保存(記憶)場所についても同様のことがいえる。
音楽コンテンツ表示データ(楽譜表示データ)Di:Di1,Di2,…,Di6は、それぞれ、1つの楽曲の楽譜を表わすデータであり、この音楽コンテンツ表示装置STでは、利用可能な状態であれば、1つの楽曲の楽譜を単独で表示するのに用いることができる。図3において、白地のブロックDi1,Di2,Di4,Di5は、現在、利用可能な状態にある音楽コンテンツ表示データを表わし、斜線を施したブロックDi3,Di6は、現在、利用不可能な状態にある音楽コンテンツ表示データを表わす。つまり、図3に示す例では、楽曲表示データ記憶領域ARには、現在、楽曲名Niが「01○○○」、「02△△△」、「04◎◎◎」、「05□□□」の音楽コンテンツ表示データDi1,Di2,Di4,Di5は、利用可能即ち表示可能な状態で記憶されており、楽曲名Niが「03×××」、「06▼▼▼」の音楽コンテンツ表示データDi3,Di6は利用不可能即ち表示不可能な状態で記憶されている。また、各音楽コンテンツ表示データDi1,Di2,Di3,Di4,Di5,Di6には、それぞれ、全部で、4、3、3、2、5、4ページの画像データBdを有している。
表示不可能な状態で記憶されている音楽コンテンツ表示データ(楽譜表示データ)Di3,Di6は、例えば、この音楽コンテンツ表示装置STと共に使用される電子楽器などの電子音楽装置(「関連電子音楽装置」という)を正規に購入したことを表わす「正規購入済み情報」が入力されたときに(例えば、関連電子音楽装置から音声入力部7を介して音声入力される)、表示不可能な音楽コンテンツ表示データDiが全て表示可能状態に変えられる。或いは、当該音楽コンテンツ表示データDi3,Di6自体のライセンス取得や正規購入などの電子的な手続きを行うことにより、段階的に表示不可能状態から表示可能状態に変えられる。
各音楽コンテンツ表示データDiが表示(利用)可能かどうかは、前述したように、当該表示データが表示(利用)可能かどうかを示す表示可否情報Avをデータ内に又はデータに対応付けて属性情報的に持っていてもよいし、ファイル名の拡張子で判断することができるようにしてもよい。或いは、ファイル名自体に、表示不可能の場合は所定の文字列を付けてファイル名自体から判断できるようにしてもよい。また、表示可能なものと不可能なものを記憶場所(例えば、フォルダ別や記憶媒体別)で区別するようにしてもよい。
また、例えば、ユーザがこの音楽コンテンツ表示装置STに対応する関連電子音楽装置(電子楽器)の正規購入の手続きを行うと、自動的に、表示装置STに記憶されている音楽コンテンツ表示データ(楽譜表示データ)Diが全て表示可能状態になるような場合には、全ての音楽コンテンツ表示データDiが表示可能状態であるか一部の音楽コンテンツ表示データDiが表示可能状態であるかを示す専用フラグを表示装置ST内に用意しておき、専用フラグの状態を調べることにより、全ての音楽コンテンツ表示データが表示可能状態であるか、一部の音楽コンテンツ表示データのみが表示可能状態であるかを判断できるような仕組みにしてもよい。
表示グループデータDg:Dg1,Dg2,Dg3,Dg4は、楽曲表示データ記憶領域ARに記憶される複数個の音楽コンテンツ表示データDiの中で、どの音楽コンテンツ表示データDiをどの順番で表示するかを示すデータであり、夫々の表示グループデータDgに登録された音楽コンテンツ表示データDiを指定するコンテンツ指定情報Sdが、表示する予定の順番で順序付けされて記録される。図3では、表示予定の順番を表わす順位情報Pdを数字1,2,…で表現し、音楽コンテンツ表示データ指定情報Sdを音楽コンテンツ表示データDiの名前(Ni)でイメージ的に表現している。なお、表示グループデータDgは、新たに追加したり、既存のものを削除することができる。この例では、楽曲表示データ記憶領域ARには、現在、曲集名:「A−Standard」、「A−All」、「A−Selection1」、「A−Selection2」の表示グループデータDg1,Dg2,Dg3,Dg4が格納されている。
例えば、曲集「A−Standard」の第1表示グループデータDg1には、コンテンツ指定情報Sdにより指定される楽曲名:「01○○○」、「02△△△」、「04◎◎◎」、「05□□□」の音楽コンテンツ表示データDi1,Di2,Di4,Di5が、図示の順位(順序)Pdで登録されている。次に、曲集「A−All」の第2表示グループデータDg1には、コンテンツ指定情報Sdにより指定される楽曲名:「01○○○」、「02△△△」、「03×××」、「04◎◎◎」、「05□□□」、「06▼▼▼」の音楽コンテンツ表示データDi1〜Di6が図示の順位(順序)Pdで登録されているが、このうち、楽曲名:「03×××」及び「06▼▼▼」の音楽コンテンツ表示データDi3,Di6は、後述するように表示不可状態である。つまり、表示グループデータDgには、表示不可の音楽コンテンツ表示データが指定されていることもあり得る。
曲集「A−Selection1」の第3表示グループデータDg3には、コンテンツ指定情報Sdにより指定される楽曲名:「04◎◎◎」、「02△△△」、「01○○○」、「05□□□」の音楽コンテンツ表示データDi4,Di2,Di1,Di5が、図示の順位(順序)Pdで登録されており、曲集「A−Standard」に含まれる音楽コンテンツ表示データとは種類Sd(Di1,Di2,Di4,Di5)は同じであるが表示順Pdが違っている。なお、表示順Pdは、ユーザによる編集や、表示可能でページ数の少ない順などにより変更することができる。そして、コンテンツ指定情報Sdにより指定される曲集「A−Selection2」の第4表示グループデータDg4には、楽曲名:「04◎◎◎」及び「01○○○」図示の順位(順序)Pdで登録されている
〔表示画像のイメージ〕
図4及び図5は、この発明の一実施例における表示画像のイメージ例を示しており、図4は、表示グループデータ「曲集A−All」を選択した場合或いは「領域AR内の表示可能な音楽コンテンツ表示データをシリアル番号順に全て表示する」設定(A)になっていた場合の表示画像のイメージを示す。この場合、表示部6の画面Scに表示される目次ページには、図4(1)に示すように、当該曲集「A−All」の表示グループデータDg2の内容或いは設定(A)に基づき順位Pd或いはシリアル番号に従って音楽コンテンツ表示データDiの曲名Niを順序付けて各行に並べた目次ページ画像が表示される。
ここで、曲名Ni:「01○○○」、「02△△△」、「04◎◎◎」、「05□□□」の行については、表示順番号Od、先頭ページの通しページ番号Pn及び総ページ数Ptが付加表示され、曲名Niと共にハイライト表示Hiがなされ、タッチ操作などのユーザ操作により選択可能である。そして、選択された行に対応する音楽コンテンツ表示データDiを表示することができる。一方、曲名Ni:「03×××」、「06▼▼▼」の行については、曲名Niのみがダーク表示Dkで表示され、ユーザ操作による選択は不可能であり、この行に対応する音楽コンテンツ表示データDi3,Di6は表示することができない。つまり、表示可能状態の音楽コンテンツ表示データDiに関する情報については、実線や黒など、表示可能状態の表示態様Hiで表示し、表示不可能状態の音楽コンテンツ表示データDiに関する情報については、破線や薄いグレーなど、表示不可能状態の表示態様Dkで表示される。なお、表示不可能状態にある音楽コンテンツ表示データDiの曲名Ni(行)は、目次ページ画面Scに表示しなくてもよい。
「1ページでの表示モード」が設定されており、図4(1)の目次ページが表示されているときに、ユーザ操作により所定ページ、例えば、3ページ目の表示が指示された場合、図4(2)のようなコンテンツページが表示部6の画面Scに表示される。つまり、通しページ番号Pn=3に相当する『楽曲「01○○○」の音楽コンテンツ表示データDi1中の3ページ目画像データBd』が記憶領域ARから読み出されて画面Scに表示されると共に、ページ番号『p.3』が画面Scの下部に表示される。
また、「見開き2ページでの表示モード」が設定されているときに、ユーザ操作により所定ページの表示が指示された場合、図4(3)上部のようなコンテンツページが画面Scに表示される。例えば、7ページ目の表示が指示されると、通しページ番号Pn=7に相当する『楽曲「02△△△」の音楽コンテンツ表示データDi2中の3ページ目画像データBd』及びページ番号『p.7』が画面Scの左側に表示され、次の通しページ番号Pn=8に相当する『楽曲「04◎◎◎」の音楽コンテンツ表示データDi4中の1ページ目画像データBd』及びページ番号『p.8』が画面Scの右側に表示される。
さらに、「次へ」の譜めくり操作があった場合は、図4(3)下部のように、それまで表示されていた図4(3)上部のコンテンツページの最終ページ番号Pn=8に対して、「+1」したページ番号Pn=9に相当する『楽曲「04◎◎◎」の音楽コンテンツ表示データDi4中の2ページ目画像データBd』及びページ番号『p.9』が画面Scの左側に表示され、「+2」したページ番号Pn=10に相当する『楽曲「05□□□」の音楽コンテンツ表示データDi5中の1ページ目画像データBd』及びページ番号『p.10』が画面Scの右側に表示される。
図5は、表示グループデータ「曲集A−Selection1」を選択した場合或いは「表示可能な音楽コンテンツ表示データをページの少ない順に全て表示する」設定(B)になっていた場合の表示画像のイメージを示す。この場合、目次ページの画面Scには、図5(1)に示すように、当該曲集「A−Selection1」の表示グループデータDg3の内容或いは設定(B)〔但し、表示不可能状態の音楽コンテンツ表示データDiの曲名は表示しない条件付き〕に基づき、総ページ数Pt値の少なさに従って音楽コンテンツ表示データDiの曲名Niを順序付けて各行に並べた目次ページ画像が表示される。
ここで、曲名Ni:「04◎◎◎」、「02△△△」、「01○○○」、「05□□□」の何れの行も、表示可能な音楽コンテンツ表示データDiに対応しているので、表示順番号Od、曲名Ni、先頭ページの通しページ番号Pn及び総ページ数Ptが、実線や黒などの表示可能状態の表示態様Hiでハイライト表示され、タッチ操作などのユーザ操作により選択可能である。そして、選択された行に対応する音楽コンテンツ表示データDiを表示することができる。
「1ページでの表示モード」が設定され、図5(1)の目次ページが画面Scに表示されているときに、ユーザ操作により所定ページ、例えば、3ページ目の表示が指示された場合、図5(2)のコンテンツページのように、通しページ番号Pn=3に相当する『楽曲「02△△△」の音楽コンテンツ表示データDi2中の1ページ目画像データBd』が記憶領域ARから読み出され、画面下部のページ番号『p.3』と共に、表示される。
また、「見開き2ページでの表示モード」が設定されているときに、ユーザ操作により所定ページの表示が指示された場合、図5(3)上部のようなコンテンツページが画面Scに表示される。例えば、7ページ目の表示が指示されると、通しページ番号Pn=7に相当する『楽曲「01○○○」の音楽コンテンツ表示データDi1中の2ページ目画像データBd』及びページ番号『p.7』が画面Scの左側に表示され、次の通しページ番号Pn=8に相当する『楽曲「01○○○」の音楽コンテンツ表示データDi1中の3ページ目画像データBd』及びページ番号『p.8』が画面Scの右側に表示される。
さらに、「次へ」の譜めくり操作があった場合は、図5(3)下部のように、それまで表示されていた図5(3)上部のコンテンツページの最終ページ番号Pn=8に対して、「+1」したページ番号Pn=9に相当する『楽曲「01○○○」の音楽コンテンツ表示データDi1中の4ページ目画像データBd』及びページ番号『p.9』が画面Scの左側に表示され、「+2」したページ番号Pn=10に相当する『楽曲「05□□□」の音楽コンテンツ表示データDi5中の1ページ目画像データBd』及びページ番号『p.10』が画面Scの右側に表示される。
以上のように、この音楽コンテンツ表示システムでは、複数個の楽曲に関する音楽コンテンツ表示データ(楽譜表示データ等)Di:Di1,Di2,…が楽曲表示データ記憶領域ARに記憶され、各音楽コンテンツ表示データDiは1乃至複数ページ(Pt)の画像データBdを含んでいる。所望の音楽コンテンツ表示データDiについて表示する順番Odを決定し、表示すべきページ番号情報Pnを取得すると、決定した順番Odに従って音楽コンテンツ表示データDiの画像データBdを連続的に並べたときに、取得したページ番号情報Pnに該当するページの画像データBdを、楽曲表示データ記憶領域ARから探索して参照し、参照した画像データBdを画面Scに表示する。つまり、表示の際、複数の音楽コンテンツ表示データDi間でページ番号Pnが連番になるように調整する。また、記憶される音楽コンテンツ表示データDiの最新の表示可否状態を調べ、表示可能な複数の音楽コンテンツ表示データ(例えば、Di1,Di2,Di4,Di5)を連続的に表示させる。さらに、連続的に表示する音楽コンテンツ表示データの組合わせ及び順番については、自動的に決定したり、ユーザ操作に基づく編集作業(合併や分冊を含む)などで決定する。ここで、自動的に決定する場合は、楽曲表示データ記憶領域ARには、コンテンツ指定情報Sd及び順位情報Pdによりどの音楽コンテンツ表示データDiをどの順番(Pd)で表示するかを規定した1乃至複数の表示グループデータDg;Dg1,Dg2,…を記憶しておくができ、何れかの表示グループデータDgにより表示すべき音楽コンテンツ表示データDiとその表示順を指示することができる。
〔動作例〕
図6〜図16は、この発明の一実施例による音楽コンテンツ表示処理を示すフローチャートであり、図6は、この音楽コンテンツ表示処理の全体を示すフローチャートである。図6において、この音楽コンテンツ表示処理は、音楽コンテンツ表示装置の電源ON或いは音楽コンテンツ表示処理プログラムの起動指示によってスタートし、CPU1は、最初のステップP1で、次のような項目について初期設定を行う。
(1)表示モードの設定:設定可能な表示モードには「1ページずつ表示」及び「見開き2ページで表示」があるが、3ページ以上で表示するモードも設定可能であってもよい。
(2)表示順決定ルールの設定:表示順決定ルールについては「ユーザ指定」或いは「自動決定」が設定可能である。「ユーザ指定」の場合、表示グループデータの選択、新規作成及び編集(分冊/合併/修正)を設定することができる。また、「自動決定」の場合には、登録される表示可能状態の音楽コンテンツ表示データの数やID、名前、ページ数、日付などにより表示グループデータを選出し、選出可能な表示グループデータがないときは、表示グループデータを自動生成することができる。
(3)最初に表示するページの設定:目次ページ、最初のページ(1ページ目)、最後のページ又は所定のページを、「最初に表示するページ」に設定することができる。
(4)目次の設定:「目次あり」或いは「目次なし」を設定することができ、「目次あり」の場合には、更に「表示不可の音楽コンテンツ表示データ名も表示するかしないか」を設定することができる。
(5)画像参照ルールの設定:画像参照ルールについては、「音楽コンテンツ表示データの画像データを直接参照」、「音楽コンテンツ表示データから抽出した画像データを参照」或いは「表示順に全ページ分作成した画像データを参照」を設定することができる。
(6)参照するパス〔表示対象となる表示グループデータ及び参照対象となる音楽コンテンツ表示データ(楽譜表示データ)の記憶場所乃至記憶領域〕の指定(複数可)。
(7)その他:画面サイズ、背景色、変数(『』)の初期化などがある。
次のステップP2では、音楽コンテンツ表示データ及び表示グループデータの状態確認及び修正を行う。つまり、「参照するパス」として設定されているパス(記憶領域)に、
(1)音楽コンテンツ表示データが記憶されているか、
(2)表示グループデータが記憶されているか、或いは、
(3)各表示グループデータについて、表示可能状態であるとして指定されている各音楽コンテンツ表示データが表示可能状態で記憶されているか
を確認し、表示グループデータについては(3)の確認の結果次第で修正を行う。また、(1)の確認の結果、音楽コンテンツ表示データが1つも見つからない場合は、参照するパスの設定を変更(ユーザ操作/自動検索)する。なお、表示中の音楽コンテンツ表示データの増減(追加・削除)や表示状態の変化(可否)はないものとする。
修正例を挙げると、或る表示グループデータDgで3番目に表示予定である音楽コンテンツ表示データDiが、ユーザによる削除か移動によって、指定されたパスに見つからない場合、この表示グループデータDgの3番目の情報を削除し、4番目以降の情報を繰り上げる。また、削除されてはいないが表示不可能状態に変っていた場合、目次の設定が「なし」或いは「あり(表示不可の音楽コンテンツ表示データ名の表示なし)」のときは表示グループデータDgから該当部分を削除する。
次のステップP3では、表示順決定処理(図7,8参照)を行い、ユーザ操作に応じて「現在の表示順」を変更する。なお、このステップでは、複数の表示可能な音楽コンテンツ表示データを参照可能とする。ステップP3での表示順決定処理の後は、ステップP4に進み、画像参照ルールは「全ページ分作成」であるか否か、即ち、ステップP1で「表示順に全ページ分作成した画像データを参照」の画像参照ルールが設定されているか否かを判断し、これが設定されているときは(P4=YES)、全ページ分画像作成処理(図9,10参照)を行い、全ページ分の画像データを作成する。
ステップP4で画像参照ルールは「全ページ分作成」でないと判定したとき(P4=NO)或いはステップP5の全ページ分画像作成処理を行った後は、ステップP6に進み、ステップP1で初期設定した「最初に表示するページ」に従って、最初に表示するページの画像データを表示部6の画面に表示し(図15,16参照)、更にステップP7に進む。ステップP7では、入力操作部5のユーザ操作による表示終了指示を受け付けたか否かを判断し、表示終了指示の受付けがないときは(P7=NO)、ステップP8に進んで、ユーザ操作による表示順の変更希望を受け付けたか否かを判断する。ここで、表示順変更希望の受付けがあったときは(P8=YES)、ステップP2に戻ってステップP2〜P8の動作を繰り返す。
一方、ステップP8で表示順変更希望を受け付けていないと判断したときは(P8=NO)、ステップP9に進み、ユーザ操作による譜めくり指示を受け付けたか否かを判断し、表示終了指示の受付けがないときは(P9=NO)直ちにステップP7に戻り、譜めくり指示を受け付けたときは(P9=YES)、ステップP10で譜めくり処理(図13,14参照)を行ってからステップP7に戻る。そして、ステップP7で表示終了指示を受け付けたと判断したときに(P7=YES)、この音楽コンテンツ表示処理を終了する。
〔表示順決定処理〕
図7及び図8は、音楽コンテンツ表示処理のステップP3(図6)で行われる表示順決定処理を示すフローチャートである。CPU1は、最初のステップQ1で、表示部6の画面に次の選択肢(1)〜(4)を提示し、何れかをユーザに選択させる:
(1)表示グループデータを選択、
(2)表示グループデータを編集して選択、
(3)表示グループデータを作成して選択、
(4)条件選択により表示グループデータを自動選択。
〔なお、この音楽コンテンツ表示装置STに、表示グループデータDgが記憶されていない場合、或いは、表示可能な音楽コンテンツ表示データDiが1以上登録されている表示グループデータDgが記憶されていない場合は、項目(1)及び(2)を選択することができないようになっている〕
次のステップQ2では、項目(1)の「表示グループデータを選択」が選択されたか否かを判定し、ユーザ操作により項目(1)が選択されたときは(Q2=YES)、ステップQ3に進み、表示グループデータを参照するパスに記憶される既成の表示グループデータDgのリストを表示し、ユーザに、リストから所望の表示グループデータDgを選択させる(表示可能状態の表示グループデータDgのみ選択可能)「既成データ選択処理」を行う。そして、選択された表示グループデータDgを「現在の表示順」とし、この表示順決定処理を終了し、音楽コンテンツ表示処理のステップP4(図6)にリターンする。
一方、項目(1)が選択されないときは(Q2=NO)、ステップQ4に進み、項目(2)の「表示グループデータを編集して選択」が選択されたか否かを判定し、ユーザ操作により項目(2)が選択されたときは(Q4=YES)、ステップQ5〜Q12に順次進んで表示グループデータDgを編集し選択したものを「現在の表示順」とする「グループ編集処理」を行う。先ず、グループ編集処理の第1ステップQ5では、選択肢(a)「分冊」、(b)「合併」及び(c)「修正」〔曲順変更や登録、音楽コンテンツ表示データの追加或いは削除〕を提示して、何れかをユーザに選択させる。尚、表示グループデータDgが1個しか記憶されていない場合、項目(b)の選択ができないようになっている。
次のステップQ6では、項目(a)の「分冊」が選択されたか否かを判定し、ユーザ操作により項目(a)が選択されたときは(Q6=YES)、ステップQ7に進んで「分冊処理」を行う。この分冊処理では、例えば、以下の作業(1)〜(6)が実行される:
(1)分冊元となる表示グループデータDgaと新たに作成する表示グループデータDghの数(デフォルトは「1」。分冊先Dghは複数あってもよい。)を指定して分冊作業を開始する。例えば、分冊作業用画面を表示し、ユーザに画面操作の作業をさせる。
(2)分冊元となる表示グループデータDgaの登録内容(登録される音楽コンテンツ表示データDiのリスト)の表示から、分冊先に移動する音楽コンテンツ表示データDiを順番に選択し、分冊先の表示グループデータDghを完成させる。
(3)完成した分冊先の表示グループデータDghに名前を付けて楽曲表示データ記憶領域ARに保存する。
(4)登録されていたいくつかの音楽コンテンツ表示データが分冊先Dghに移動され、登録される音楽コンテンツ表示データ数が減少した分冊元の表示グループデータDgbについては、移動前の旧分冊元Dgaに上書き保存するか、旧分冊元Dgaとは別個に新たに名前を付けて別途保存するかをユーザに選択させる。なお、デフォルトで、どちらかに決まっていてもよい。
(5)作業(4)で、上書き保存が選択された場合、分冊元の表示グループデータDgaを移動後の新分冊元Dgbに更新する。一方、名前を付けて別途保存が選ばれた場合は、分冊元の表示グループデータDgaから分冊先Dghへの移動操作により登録される音楽コンテンツ表示データDiがいくつか減少した状態の表示グループデータDgbを新規に作成し、名前を付けて保存する。この場合、分冊元として指定された表示グループデータDgaの登録内容は変化せず、分冊先として作成した表示グループデータDghと分冊元の表示グループデータDgaとの差分の音楽コンテンツ表示データDiが登録された表示グループデータDgbが新規作成される。
(6)分冊作業、つまり、分冊作業用画面の表示を終了する。
続くステップQ8では、分冊された何れかの表示グループデータDg(旧分冊元Dga、新分冊元Dgb及び分冊先Dghのうち、ユーザ操作で選択されたもの或いは予め定められたもの)を「現在の表示順」とする。そして、この表示順決定処理を終了し、音楽コンテンツ表示処理のステップP4(図6)にリターンする。
ステップQ6で項目(a)は選択されないと判断したときは(Q6=NO)、ステップQ9に進んで、項目(b)の「合併」が選択されたか否かを判定し、項目(b)が選択されたときは(Q9=YES)、ステップQ10に進んで「合併処理」を行う。この合併処理は、例えば、以下の手順(1)〜(7)で実行される:
(1)合併元となる複数(例えば2)の表示グループデータDgc,Dgdを指定する。
(2)合併先の表示グループデータDgi内での音楽コンテンツ表示データDiの並び(曲順)ルールを選択する。この並びルールは、例えば、次の(ア)〜(オ)のようなものがあり、選択されるルールについては、ユーザ操作或いはデフォルトで決める。
(ア)合併元Dgc,Dgdに登録される表示グループデータの指定順に合併先の表示グループデータDgiに登録する。例えば、表示グループデータDgcに登録されている音楽コンテンツ表示データDiを先頭から順に合併先の表示グループデータDgiに登録し、その続きに表示グループデータDgdに登録されている音楽コンテンツ表示データDiの中でまだ合併先の表示グループデータDgiに登録されていない音楽コンテンツ表示データDiを順に登録していく。
(イ)全ての合併元表示グループデータDgc,Dgdに登録されている全ての音楽コンテンツ表示データDiをID順に合併先の表示グループデータDgiに登録する。この場合、IDが重複するものは一方を残し他方を削除する(重複排除)。
(ウ)全ての合併元表示グループデータDgc,Dgdに登録される全音楽コンテンツ表示データDiを名前順に(重複排除)合併先の表示グループデータDgiに登録する。
(エ)ページ数順。
(オ)作成日時の新しい順或いは古い順。
(3)手順(1)で指定した合併元の複数の表示グループデータDgc,Dgdに登録される音楽コンテンツ表示データDiを、手順(2)で選択したルールに基づく順序で合併先の表示グループデータDgiに登録する。
(4)合併先の表示グループデータDgiに名前を付け保存する。
続くステップQ11では、合併された表示グループデータDgiを「現在の表示順」とする。そして、この表示順決定処理を終了し、音楽コンテンツ表示処理のステップP4(図6)にリターンする。
一方、ステップQ9で項目(b)は選択されていない〔即ち、項目(c)が選択された〕と判断したときは(Q9=NO)、ステップQ12(図8)に進んで「修正処理」を行い、この修正処理で修正した表示グループデータDgjを「現在の表示順」とする。つまり、この「修正処理」では、(1)表示グループデータを参照するパスに記憶される表示グループデータDgのリストを表示部6の画面に表示し、ユーザに、修正対象となる表示グループデータDgeをリストから選択させ、(2)ユーザ操作により選択された表示グループデータDgeに対して、ユーザ操作に基づき、曲順や登録される音楽コンテンツ表示データDiの追加や削除などの修正を加えて保存する。なお、保存時には、修正を加えた表示グループデータDgjに新たな名前を付けてもよい。そして、修正した表示グループデータDgjを「現在の表示順」としてこの表示順決定処理を終了し、音楽コンテンツ表示処理のステップP4(図6)にリターンする。
さて、ステップQ4(図7)で項目(2)の「表示グループデータを編集して選択」は選択されていないと判定したときは(Q4=NO)、ステップQ13(図8)に進んで項目(3)の「表示グループデータを作成して選択」が選択されたか否かを判定する。ここで、項目(3)が選択されたときは(Q13=YES)、ステップQ14に進み、「新規作成処理」を行い、この新規作成処理で新たに作成した表示グループデータDgkを「現在の表示順」とする。つまり、この「新規作成処理」では、(1)音楽コンテンツ表示データを参照するパスに記憶される表示可能状態の音楽コンテンツ表示データDiで構成されたリストを表示部6の画面に表示し、ユーザに、リストから所望の音楽コンテンツ表示データDiを表示順に選択させ、(2)選択内容に基づき表示グループデータDgkを新規に作成し名前を付けて保存する。そして、新たな表示グループデータDgkを「現在の表示順」としてこの表示順決定処理を終了し、音楽コンテンツ表示処理のステップP4(図6)にリターンする。
ステップQ13で項目(3)は選択されていないと判定したときは(Q13=NO)、ステップQ15に進んで「条件選択による表示グループデータの自動選択処理」を行う。この「自動選択処理」は、例えば、以下の手順(1)〜(3)で実行される:
(1)次の(a)〜(d)のような「表示グループデータの自動選択ルール」を選択する。これは、ユーザ操作による選択でもよいし、デフォルトで決まっていてもよい。
(a)登録される(表示可能状態の)音楽コンテンツ表示データDiの数が多いもの。
(b)登録される(表示可能状態の)音楽コンテンツ表示データDiの数が少ないもの。
(c)先頭に登録される(表示可能状態の)音楽コンテンツ表示データDiのIDが一番小さいもの。
(d)先頭に登録される(表示可能状態の)音楽コンテンツ表示データDiの名前の最初の文字が、例えば、アルファベット順で一番早いもの。
(2)表示グループデータを参照するパスに表示グループデータDgが記憶されている場合には、ルール(a)〜(d)中の何れかのルールに従って、記憶されている表示グループデータDgの中から1つ選出する。
(3)表示グループデータを参照するパスに表示グループデータが記憶されていない、或いは、表示可能状態の音楽コンテンツ表示データが1つ以上登録された表示グループデータが記憶されていない場合には、音楽コンテンツ表示データを参照するパスに記憶されている表示可能状態の音楽コンテンツ表示データDiが、例えば、ID順や名前順に登録された表示グループデータDgを新規に作成し名前を付けて保存する。そして、名前を付けた新しい表示グループデータDgを選出する。
続くステップQ16では、選択乃至選出された表示グループデータDgを「現在の表示順」とする。そして、この表示順決定処理を終了し、音楽コンテンツ表示処理のステップP4(図6)にリターンする。
〔全ページ分画像作成処理〕
図9及び図10は、音楽コンテンツ表示処理のステップP5(図6)で行われる全ページ分画像作成処理を示すフローチャートであり、この処理フローの説明における『』は、変数を示す。CPU1は、この処理フローの最初のステップR1で、作成画像データの初期化を行い、例えば、画像データ作成のための「作成画像記憶領域」や作成された全ページ分の画像データ(「全ページ分画像データ」という)を保持しておくための「全ページ画像記憶領域」などの記憶領域をRAM2内に確保する、『ページ番号』を「0」とする等の設定を行う。次のステップR2では、目次の設定は「あり」か否かを判定し、目次の設定が「あり」であれば(R2=YES)、ステップR3に進んで目次ページ画像作成処理(図11,12参照)を行い、続くステップR4で、目次ページ画像作成処理により作成した目次ページの画像データを作成画像データの先頭ページのデータとして書き込む。
ステップR2で目次の設定は「あり」でないと判定したとき(R2=NO)、或いは、ステップR4の処理後は、ステップR5(図10)に進み、『現在の表示順』の1番目になっている音楽コンテンツ表示データを『現在のコンテンツ』とし、次のステップR6で『現在のコンテンツ』は表示可能状態であるか否かを判定する。ここで、『現在のコンテンツ』は表示可能状態であれば(R6=YES)、ステップR7に進んで『コンテンツのページ』を『現在のコンテンツ』の画像データの最初のページ番号とし、続くステップR8で、『現在のコンテンツ』から『コンテンツのページ』に対応するページの画像データを抽出し、次のステップR9で『ページ番号』を「プラス1」し、更に次のステップR10で、抽出した画像データのページ番号部分に『ページ番号』を重ねて作成画像データの末尾に書き込み、ステップR11に進む。
ステップR11では、『コンテンツのページ』は『現在のコンテンツ』の画像データの最終ページ番号であるか否かを判定し、最終ページ番号でなければ(R11=NO)、ステップR12で『コンテンツのページ』を「プラス1」した上、ステップR8に戻り、ステップR8〜R12の動作を繰り返す。
ステップR6で『現在のコンテンツ』は表示可能状態でないと判定したとき(R6=NO)、或いは、ステップR11で『コンテンツのページ』が『現在のコンテンツ』の画像データの最終ページ番号であると判定したときは(R11=YES)、ステップR13に進んで、『現在のコンテンツ』は『現在の表示順』の最後の音楽コンテンツ表示データであるか否かを判定する。ここで、最後の音楽コンテンツ表示データでなければ(R13=NO)、ステップR14にて『現在の表示順』で『現在のコンテンツ』の次の音楽コンテンツ表示データを『現在のコンテンツ』とした上、ステップR6に戻り、ステップR6〜R14の動作を繰り返す。
そして、ステップR13で、『現在のコンテンツ』は『現在の表示順』の最後の音楽コンテンツ表示データであると判定すると(R13=YES)、作成された全ページ分画像データをRAM2の全ページ画像記憶領域に出力してこの全ページ分画像作成処理を終了し、音楽コンテンツ表示処理のステップP6(図6)にリターンする。
<目次ページ画像作成処理>
図11及び図12は、全ページ分画像作成処理のステップR3(図9)及び後述する指定ページ表示処理〔譜めくり処理のステップT14(図14)〕のステップU5(図16)で行われる目次ページ画像作成処理を示すフローチャートである。この目次ページ画像作成処理において、『』は変数を示し、『現在の表示順』は既に決まっており、この処理で作成された目次画像データは、表示終了或いは表示順が変更されるまで保存される。
図11において、CPU1は、この処理フローの最初のステップS1で、目次画像データの初期化を行い、例えば、目次画像データ作成のための記憶領域を確保したり、目次画像データへの『書き込み開始位置』を設定したり、『開始ページ』を「1」としたり、『順番』(Od)を「1」とする。次のステップS2では、『現在の表示順』で最初に登録されている音楽コンテンツ表示データを『現在のコンテンツ』とし、続くステップS3で、『現在のコンテンツ』は表示可能状態であるか否かを判定する。
ここで、『現在のコンテンツ』は表示可能状態であれば(S3=YES)、順次、ステップS4〜S8に進む。すなわち、ステップS4で『現在のコンテンツ』の画像データの総ページ数Ptを『現在のコンテンツ』から取得し、続くステップS5で『現在のコンテンツ』の名前(音楽コンテンツ表示データ名)Niを取得し(Pt,Niは、現在のコンテンツDiの属性情報Atから或いは画像データBdの解析から取得可能)、次のステップS6において、目次画像データの『書込み開始位置』から、一行で、『順番』(Od)、『現在のコンテンツ』の名前Ni、『開始ページ』(Pn)及び総ページ数Ptを表示可能状態の表示態様Hiで書き込む(表示可能状態の表示態様Hiは実線や黒など、表示不可能状態の表示態様Dkは破線や薄いグレーなど)。そして、ステップS7で“『開始ページ』+「総ページ数」−「1」”を次の行の『開始ページ』とし、次のステップS8にて『順番』を「プラス1」する。
一方、『現在のコンテンツ』が表示不可能状態のときは(S3=NO)、ステップS9(図12)に進み、目次の設定は更に『表示不可能状態の音楽コンテンツ表示データ名の表示をする』になっているか否かを判定し、かかる設定になっているときは(S9=YES)ステップS10に進む。ステップS10では、『現在のコンテンツ』の名前(音楽コンテンツ表示データ名)Niを取得し、続くステップS11で、目次画像データの『書込み開始位置』から『順番』(Od)が入るほどのスペースを空けて『現在のコンテンツ』の名前Niを表示不可能状態の表示態様Dkで書き込む。
ステップS8(図11)或いはステップS11(図12)の処理の後は、ステップS12(図11)に進んで、『書込み開始位置』を現在の『書込み開始位置』の次の行の先頭に移動する。ステップS12の処理の後、或いは、ステップS9(図12)で目次の設定が『表示不可能状態の音楽コンテンツ表示データ名の表示をする』になっていないと判定したときは(S9=NO)、ステップS13(図11)に進み、『現在のコンテンツ』は、『現在の表示順』の最後に登録されている音楽コンテンツ表示データであるか否かを判定する。ここで、最後に登録されている音楽コンテンツ表示データでないときは(S13=NO)、ステップS14で『現在のコンテンツ』の次に『現在の表示順』に登録されている音楽コンテンツ表示データを『現在のコンテンツ』とした上、ステップS3に戻る。
『現在のコンテンツ』が、『現在の表示順』の最後に登録されている音楽コンテンツ表示データでない間は(S13=NO)、ステップS3〜S14の動作を繰り返す。そして、『現在のコンテンツ』が、最後に登録されている音楽コンテンツ表示データになると(S13=YES)、目次画像データを表示部6に出力して、この目次ページ画像作成処理を終了し、全ページ分画像作成処理のステップR4(図9)にリターンする。
〔譜めくり処理〕
図13及び図14は、音楽コンテンツ表示処理のステップP10(図6)で行われる譜めくり処理を示すフローチャートであり、目次表示があり、『1ページずつ表示』を設定した場合の動作を示す。この処理フローにおいて、説明文中の『』は変数又は設定内容を示し、『現在の表示順』は既に決まっている。この譜めくり処理がスタートすると、CPU1は、最初のステップT1で、特定のページ番号の指示を受け付けたか否か、例えば、目次ページ表示画面からのページ番号の指定(テンキーなどからの直接入力も含む)があったか否かを判定する。ここで、ページ番号の指示があったときは(T1=YES)、ステップT2で、受け付けたページ番号を、指定された『ページ番号』とする。
一方、ページ番号の指示がないたときは(T1=NO)、ステップT3で『目次ページ』の指示を受け付けたか否かを判定し、『目次ページ』の指示を受け付けたときは(T3=YES)、ステップT4で『目次』が指定されたものとする。
『目次ページ』の指示を受け付けていないときは(T3=NO)、ステップT5に進んで『次へ』の指示を受け付けたか否かを判定し、これを受け付けたときは(T5=YES)、ステップT6で、『現在の表示順』に登録され表示可能状態である全音楽コンテンツ表示データの総ページ数の合計値を算出した後、ステップT7に進む。なお、『見開き2ページで表示』を設定した場合、合計値が偶数のときは、現在表示中のページ番号が「合計値−1」より前で『次へ』の譜めくりが可能であり、合計値が奇数のときは、現在表示中のページ番号が合計値より前で『次へ』の譜めくりが可能である。
ステップT7では、現在表示中のページ番号が合計値であるか否かを判定し(『次へ』の譜めくり指示が選択できなくなっていてもよい)、合計値に達していないときは(T7=NO)、ステップT8(図14)に進んで、現在表示中のページ番号に「1」を加えた番号を指定された『ページ番号』とする(『見開き2ページで表示』の場合は後述)。
『次へ』の指示を受け付けていないとき(T5=NO:図13)、或いは、現在表示中のページ番号が合計値に達しているときは(T7=YES:図13)、ステップT9(図14)に進み、『前へ』の指示を受け付けたか否かを判定し(『目次』を表示中の場合は、『前へ』の譜めくり指示が選択できなくなっていてもよい)、これを受け付けたときは(T9=YES)、ステップT10で、現在『目次』を表示中であるか否かを判定する(『見開き2ページで表示』の場合は、現在表示中のページ番号が「2」のときも「目次」指定となる)。そして、『前へ』の指示を受け付けていないとき(T9=NO)、或いは、現在『目次』を表示中のときは(T10=YES)、この譜めくり処理を終了し、音楽コンテンツ表示処理のステップP6(図6)にリターンする。
一方、『前へ』の指示を受け付けたときに(T9=YES)『目次』を表示中でないときは(T10=NO)、ステップT11で、現在表示中のページ番号が「1」であるか否かを判定し、ページ番号が「1」のときは(T11=YES)、ステップT12に進んで『目次』が指定されたものとし、ページ番号が「1」でないときは(T11=NO)、ステップT13に進んで、現在表示中のページ番号から「1」だけ減らした番号を、指定された『ページ番号』とする(『見開き2ページで表示』の場合は後述)。
ステップT2,T4,T8,T12,T13のページ指定処理の後は、ステップT14で「指定ページ表示処理」(図15,16参照)を行い、その後、この譜めくり処理を終了して音楽コンテンツ表示処理のステップP7(図6)にリターンする。
<指定ページ表示処理>
図15及び図16は、譜めくり処理のステップT14(図14)で行われる指定ページ表示処理を示すフローチャートである。この処理フローでは、目次からのページ指定(T2)、目次の設定が『あり』の場合における「目次ページ」指定(T4)、譜めくり指示検出時(T5=YES,T9=YES)に算出したページ番号又は目次の指定(T8,T12,T13)、その他ユーザ操作などによるページ指定(T2)などにより、表示すべきページの『ページ番号』の数値或いは表示すべき『目次』が指定される。また、この処理フローにおいて、表示モードは『1ページずつ表示』に設定されており、『』は変数を示し、『現在の表示順』は既に決まっているものとする。
この指定ページ表示処理がスタートすると、CPU1は、最初のステップU1で、画像参照ルールは『全ページ分作成』であるか否かを判定し、そうであれば(U1=YES)、ステップU2で、作成済みの全ページ分画像データの中から指定されたページの画像データを選択し表示部6の画面Scに表示する。
画像参照ルールが『全ページ分作成』でないときは(U1=NO)、ステップU3で、目次の設定は「あり」で目次ページが指定されたか否かを判定し(目次の設定が「なし」の場合、目次ページの指定はない)、そうであれば(U3=YES)、ステップU4に進み、さらに、目次画像データは作成済みか否かを判定する。ここで、目次画像データが作成済みでない場合は(U4=NO)、ステップU5(図16)で目次ページ画像作成処理(図11,12参照)を行って目次ページ画像を作成する。目次画像データが作成済みの場合(U4=YES:図15)或いはステップU5の処理の後は、ステップU6に進み、目次ページ(画像)を画面Scに表示する。
さて、ステップU3(図15)でコンテンツページが指定されたと判定したときは(U3=NO)、ステップU7(図16)に進んで、『現在の表示順』に登録され表示可能状態である音楽コンテンツ表示データの総ページ数を参照し、指定された『ページ番号』に該当するページを含む音楽コンテンツ表示データの検出を行う。次のステップU8では、当該音楽コンテンツ表示データを検出したか否かを判定し、検出しないときは(U8=NO)、指定された『ページ番号』に該当する音楽コンテンツ表示データは検出しなかった旨のエラーメッセージを表示し、その後、この指定ページ表示処理及び譜めくり処理を終了し、音楽コンテンツ表示処理のステップP7(図6)にリターンする。
一方、当該音楽コンテンツ表示データを検出したときは(U8=YES)、ステップU9に進み、検出された音楽コンテンツ表示データを『表示コンテンツ』とし、続くステップU10で、指定された『ページ番号』が『表示コンテンツ』の何ページ目にあたるかを算出し『参照ページ番号』とする。例えば、図3の曲集「A−All」で「9ページ」が指定された場合、『表示コンテンツ』は楽曲「04◎◎◎」となり、『参照ページ番号』は「2」となる。次のステップU11では、画像参照ルールは『音楽コンテンツ表示データの画像データを直接参照』であるか否かを判定し、そうであれば(U11=YES)、ステップU12に進んで、『表示コンテンツ』の画像データの『参照ページ番号』に該当するコンテンツページを画面Scに表示し、表示した画像のページ表示部分に「ページ番号」を表わす画像を重ねる。
これに対して、画像参照ルールが『音楽コンテンツ表示データの画像データを直接参照』でないときは(U11=NO)、ステップU13に進み、『表示コンテンツ』の画像データから『参照ページ番号』に該当するコンテンツページの画像データを抽出して『表示画像データ』を作成し、続くステップU14で、作成した『表示画像データ』を、そのページ表示部分を『ページ番号』を表わす番号に書き換えて(同じ場合は書換え不要)画面Scに表示する。
そして、ステップU2,U6,U12,U14の表示処理の後は、この指定ページ表示処理及び譜めくり処理を終了し、音楽コンテンツ表示処理のステップP7(図6)にリターンする。なお、表示ステップU2,U6,U12,U14において、指定ページを表示する際に別の画像を表示している場合は表示更新を行う。
<「見開き2ページ」で表示する場合の表示例>「1ページ」ずつではなく「見開き2ページ」で表示する場合には、例えば、次のように表示する。
(1)目次ページの場合は、見開き2ページにレイアウトして表示する。
(2)指定された『ページ番号』が奇数の場合は、指定された『ページ番号』に該当するページを左側に配置し、『ページ番号』の次のページに該当する画像データを参照或いは作成し、その右側に並べて表示する。
(3)表示の際、各画像データのページ番号部分が左側のページは指定された「ページ番号」に、右側のページは、指定された『ページ番号』の次の番号になるように、必要に応じて調整する。
(4)指定された『ページ番号』が偶数の場合は、指定された『ページ番号』に該当するページを右側に配置し、『ページ番号』の前のページに該当する画像データを参照或いは作成し、その左側に並べて表示する。
(5)表示の際、各画像データのページ番号部分が右側のページは、指定された『ページ番号』に、左側のページは、指定された『ページ番号』の前の番号になるように、必要に応じて調整する。
(6)現在表示中のページ番号が奇数の場合に『次へ』の操作があると、2ページ先の奇数ページを左側に、3ページ先の偶数ページを右側に並べて表示し、現在表示中のページ番号が偶数の場合に『次へ』の操作があると、1ページ先の奇数ページを左側に、2ページ先の偶数ページを右側に並べて表示する。
(7)現在表示中のページ番号が奇数の場合に『前へ』の操作があると、2ページ前の奇数ページを左側に、1ページ前の偶数ページを右側に並べて表示し、現在表示中のページ番号が偶数の場合に『前へ』の操作があると、3ページ前の奇数ページを左側に、2ページ前の偶数ページを右側に並べて表示する。
〔種々の実施態様及び補足事項〕
以上、図面を参照しつつこの発明に関する音楽コンテンツ表示について一具体例を説明したが、これに限らず、種々の変更が可能である。例えば、音楽コンテンツ表示データDiについては、実施例では1楽曲分の音楽コンテンツ表示データを用いているが、楽曲に関連したページ単位での表示データであればよく、例えば、楽曲に対応した紙芝居的な楽曲ガイド用イラストデータを用いてもよい。
表示画面は、タッチパネルでもよいし、周辺にボタンなどの操作子を備えた画面であってもよい。また、選択や決定などを指示するための操作子が画面中に配置され、これら操作子に対しカーソルなどをユーザが操作して所望の指示を行うような形態でもよい。
目次画像データについては、実施例では、その作成後、表示終了或いは表示順の変更があるまで保存するものとしたが、例えば、対応する表示グループデータDgに関連付けて記憶するようにしてもよい。その場合、表示グループデータDgの変更に伴い、目次画像データも修正される。また、目次ページにおいて、記憶されてはいるが表示不可能となっている音楽コンテンツ表示データ(楽譜表示データ)についてはリストアップ(表示)されなくてもよいし、選択(表示)できないことが分るように表示態様を変えて表示するようにしてもよい。
実施例では、「1ページ」ずつの表示について具体的に説明し、「見開き2ページで表示」について、図4及び図5並びに「譜めくり処理」(図13〜図16)で簡単に補足したが、さらに、見開き3ページ以上での表示に適用することができる。
表示グループデータDgに登録されている音楽コンテンツ表示データ(楽譜表示データ)Diに対応する音楽コンテンツ再生データ(音楽再生データ)を記憶或いはアクセス可能な状態にしておいてもよい。この場合、楽譜の表示と音楽の再生が連動するように構成することができ、表示画面付きの音楽コンテンツ再生装置や表示画面付き電子楽器などにおいて実施してもよいし、或いは、表示と再生とをそれぞれ別の装置で行い、例えば、表示装置が再生装置側から譜めくり用の信号を受信して楽譜表示を制御するような仕組みにしてもよい。例えば、表示グループデータDg中に楽譜表示される各音楽コンテンツ表示データ(楽譜表示データ)Diを特定する情報を持つようにすると、画像データ(楽譜データ)表示中に再生を同期させることが可能となる。
ユーザ操作による譜めくりの指示については、例えば、表示グループデータDgの楽譜表示中に表示画面の左端エリアをタッチすると、「前に戻る」指示を行い、右端エリアをタッチすると「次へ」の指示を行うようにしてもよい。また、画面中乃至画面近傍に、ユーザ操作可能な「前へ」ボタン及び「次へ」ボタンを配置してもよい。さらに、表示したいページをテンキーなどで直接指定させる仕組みがあってもよい。
また、音楽の再生と連動して譜めくりを行う場合には、再生中の楽曲の再生位置でページ切り替えの判断をすることができる。再生に伴った譜めくり信号を受信する場合には、受信した譜めくり信号で指定された楽譜(表示データ)のページにより、表示中の曲集(画像データ)におけるページを検出して表示制御を行うことになる。
さらに、再生とは無関係に、例えば、演奏操作子を持つ電子楽器からの信号或いは操作を検出し、譜めくり指示と解釈させるようにしてもよい。例えば、電子楽器の或る操作子が操作されたときに出力される情報、例えば、ペダルON/OFF情報や、通常の演奏に使うことがないような押鍵(例えば、鍵盤の最高音から2音同時押鍵など)の検出情報などに応じて譜めくりを行わせることができる。
ページ番号の指定については、実施例では、主に目次からの指定や譜めくり操作からページ番号を検出されるように説明したが、例えば、テンキー等からのユーザによる直接の数値指定であってもよい。
ST 音楽コンテンツ表示装置、
Di:Di1,Di2,… 音楽コンテンツ表示データ(楽譜表示データなど)、
At,Bd 表示データDiの属性情報及び画像データ(実体データ)、
Ni 表示データDiの名前(楽曲名又は楽譜名)、
AR 楽曲表示データ記憶領域(音楽コンテンツ記憶手段、グループデータ記憶手段)、
Dg:Dg1,Dg2,…;Dga〜Dgj 表示グループデータ、
Pd,Sd 順位情報及びコンテンツ指定情報、
Sc 画面、
Od,Pn,Pt 表示順番号(順番)、[通し]ページ番号及び総ページ数。

Claims (7)

  1. 1乃至複数ページの画像データを含む音楽コンテンツ表示データを複数個記憶する音楽コンテンツ記憶手段と、
    音楽コンテンツ記憶手段に記憶される複数個の音楽コンテンツ表示データに対して順番を決定する順番決定手段と、
    表示すべきページ番号情報を取得するページ番号取得手段と、
    順番決定手段により決定された順番に従って各順番に対応する音楽コンテンツ表示データの画像データを連続的に並べたときに、ページ番号取得手段により取得されたページ番号情報に該当するページの画像データを、音楽コンテンツ記憶手段から探索して参照する画像データ参照手段と、
    画像データ参照手段により参照された画像データを表示する表示手段と
    を具備することを特徴とする音楽コンテンツ表示装置。
  2. 1乃至複数ページの画像データを含む音楽コンテンツ表示データを複数個記憶する音楽コンテンツ記憶手段を具備し、音楽コンテンツ表示装置として機能するコンピュータに、
    音楽コンテンツ記憶手段に記憶される複数個の音楽コンテンツ表示データに対して順番を決定する順番決定ステップと、
    表示すべきページ番号情報を取得するページ番号取得ステップと、
    順番決定ステップで決定された順番に従って各順番に対応する音楽コンテンツ表示データの画像データを連続的に並べたときに、ページ番号取得ステップで取得されたページ番号情報に該当するページの画像データを、音楽コンテンツ記憶手段から探索して参照する画像データ参照ステップと、
    画像データ参照ステップで参照された画像データを表示する画像データ表示ステップと
    から成る手順を実行させることを特徴とする音楽コンテンツ表示プログラム。
  3. 前記画像データ参照ステップでは、前記ページ番号取得ステップで取得されたページ番号情報に該当するページの画像データを前記音楽コンテンツ記憶手段から抽出し、抽出された画像データを参照することを特徴とする請求項2に記載の音楽コンテンツ表示プログラム。
  4. 前記画像データ参照ステップでは、前記順番決定ステップで決定された順番に従って、各順番に対応する音楽コンテンツ表示データに含まれる画像データを前記音楽コンテンツ記憶手段から抽出して連続的に並べた画像データを生成し、生成された画像データから、前記ページ番号取得ステップで取得されたページ番号情報に該当するページの画像データを参照することを特徴とする請求項2に記載の音楽コンテンツ表示プログラム。
  5. 前記手順は、さらに、前記音楽コンテンツ記憶手段に記憶される各音楽コンテンツ表示データについて表示可否の状態を判定する表示可否判定ステップを含み、
    前記画像データ参照ステップでは、前記順番決定ステップで決定された順番に従って、各順番に対応する音楽コンテンツ表示データのうち上記表示可否判定ステップで表示可能と判定された音楽コンテンツ表示データの画像データを抽出して連続的に並べたときに、ページ番号取得ステップで取得されたページ番号情報に該当するページの画像データを参照する
    ことを特徴とする請求項2〜4の何れか1項に記載の音楽コンテンツ表示プログラム。
  6. 前記コンピュータは、さらに、前記音楽コンテンツ記憶手段に記憶される複数個の音楽コンテンツ表示データの中でどの音楽コンテンツ表示データをどの順番で表示するかを示す表示グループデータを1乃至複数組記憶するグループデータ記憶手段を具備し、
    前記順番決定ステップでは、グループデータ記憶手段に記憶された表示グループデータを1組選出し、選出された表示グループデータに基づいて、音楽コンテンツ表示データを表示する順番を決定する
    ことを特徴とする請求項2〜5の何れか1項に記載の音楽コンテンツ表示プログラム。
  7. 前記手順は、さらに、前記音楽コンテンツ記憶手段に記憶される複数個の音楽コンテンツ表示データの中でどの音楽コンテンツ表示データをどの順番で表示するかを示す表示グループデータを1乃至複数組生成する表示グループ生成ステップを含み、
    前記順番決定ステップでは、上記表示グループ生成ステップで生成された何れかの表示グループデータに基づいて音楽コンテンツ表示データを表示する順番を決定する
    ことを特徴とする請求項2〜5の何れか1項に記載の音楽コンテンツ表示プログラム。
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