JP5477115B2 - 多結晶シリコン製造装置及び製造方法 - Google Patents

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本発明は、反応炉内で原料ガスを反応させて多結晶シリコンを析出させる多結晶シリコン製造装置に係り、その反応炉の内部を観察可能な覗き窓が設けられた多結晶シリコン製造装置及び多結晶シリコン製造方法に関する。
この種の多結晶シリコン製造装置としては、シーメンス法による製造装置が知られている。この多結晶シリコン製造装置による製造では、反応炉内に種棒となるシリコン芯棒を多数配設して加熱しておき、この反応炉にクロロシランガスと水素ガスとを含む混合ガスからなる原料ガスを供給して、加熱したシリコン芯棒に接触させ、その表面に原料ガスの熱分解及び水素還元によって生じた多結晶シリコンを円柱状に析出させる方法である。
このような多結晶シリコン製造装置では、反応中の炉内状況を観察するために、反応炉の壁に覗き窓が設けられている。この覗き窓は、例えば特許文献1又は特許文献2に記載されているように、反応炉のジャケット構造の壁を貫通するように筒体が固着され、その筒体の端部に窓板が設けられた構成とされている。そして、反応炉の側方に光高温計を設置し、覗き窓を介して反応炉内の多結晶シリコンの表面温度を計測することができるようになっている。
また、特許文献3記載の覗き窓の構造では、ジャケットにより二重構造とされた内側炉壁の開口部と外側炉壁の開口部とに、それぞれ窓板を取り付けた二重構造とし、両窓板の間に冷却水が流通できるようになっている。
特表2002−508294号公報 特開2003−40612号公報 特許第3749471号公報
ところで、反応炉内には、未反応の原料ガスや副生成物である四塩化珪素、塩酸ガス、ポリマー化合物、反応中に発生したシリコン粉末等(これらをプロセスガスと称す)が充満しており、これらプロセスガス中に含まれるポリマーが覗き窓の内面に付着することで結露し、反応熱によりシリコン膜化し易い。このシリコン膜は不透明であるため、その成長が進行すると、多結晶シリコンの製造途中で内部観察ができなくなってしまうという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたもので、覗き窓の内面へのシリコン膜の形成を抑制し、多結晶シリコンの製造中に覗き窓としての機能を有効に維持させることができる多結晶シリコン製造装置及び多結晶シリコン製造方法を提供することを目的とする。
本発明の多結晶シリコン製造装置は、原料ガスの反応により多結晶シリコンが析出される反応炉の壁の外面に、該壁に形成した開口部に連通するスリーブの一端が固定され、該スリーブの他端に、その端部を閉塞するとともに前記開口部を介して反応炉内を観察可能な窓板が設けられ、前記スリーブに、該スリーブの内部に水素ガスを供給する水素ガス供給系が接続されており、前記スリーブは、その長さが150mm以上で、その内径が長さの10〜20%の範囲内に設定されていることを特徴とする。
この多結晶シリコン製造装置では、スリーブ内に水素ガスを供給することにより、スリーブ内を水素ガスで充満させるとともに、スリーブから反応炉内に向かう水素ガスの流れを形成し、反応炉内のプロセスガス中のポリマーがスリーブ内に侵入して窓板内面に到達することを抑制することができる。この水素ガスは、多結晶シリコン製造の原料ガスの一部として用いられ、また反応後のプロセスガス中にも含まれるものであるから、反応炉内に混入しても多結晶シリコンの製造及びその後の排ガスの処理には支障がない。また、この水素ガスの供給により、窓板の内面は冷却されるので、窓板のための特別の冷却手段を設ける必要はない。
また、スリーブをこのような寸法設定としたことにより、プロセスガス中のポリマーの侵入防止に必要な量の水素ガスを供給する手段として、一般的なコンプレッサー等を用いた水素ガス供給系とすることができる。水素ガスの供給量としては例えば50リットル/分以上が好ましい。
また、本発明の多結晶シリコン製造装置において、前記スリーブの長さ方向の途中位置に、内部空間を開閉するバルブが設けられているとよい。
覗き窓から内部を監視しないときは、バルブを閉じた状態としておくことにより、水素ガスの供給を停止しておくことが可能である。
また、本発明の多結晶シリコン製造装置において、前記反応炉の壁と前記スリーブとの固定部分を囲むようにリング状のジャケットが設けられ、該ジャケットに冷却水を流通させる冷却水供給系が接続されている構成としてもよい。
この多結晶シリコン製造装置では、反応炉の壁に近いスリーブの一端側が冷却されるので、窓板への熱の影響をより軽減することができる。
また、本発明の多結晶シリコン製造方法は、反応炉の壁の外面に、該壁に形成した開口部に連通するスリーブの一端を固定し、該スリーブの他端に、その端部を閉塞するとともに前記開口部を介して反応炉内を観察可能な窓板を設けておき、かつ前記スリーブの長さが150mm以上で、その内径が長さの10〜20%の範囲内となるように設定しておき、前記スリーブに接続した水素ガス供給系からスリーブの内部に水素ガスを供給しながら、前記反応炉内に原料ガスを供給して多結晶シリコンを析出することを特徴とする。
スリーブ内に水素ガスを供給することにより、窓板からの視界を良好に維持できるので、反応炉内部を外部から観察し、また必要箇所の温度を正確に計測しながら、原料ガスの供給量等を適切に制御して、所望の多結晶シリコンを得ることができる。
本発明によれば、スリーブ内に水素ガスを供給することにより、反応炉内のプロセスガス中のポリマーがスリーブ内に侵入して窓板内面に付着することでシリコン膜が形成されることを抑制することができるので、多結晶シリコンの製造中、窓板の透過率を良好に維持して、反応炉内を正確に監視することができる。しかも、この水素ガスは、多結晶シリコン製造の原料ガスの一部として用いられ、また反応後のプロセスガス中にも含まれるものであるから、反応炉内に混入しても多結晶シリコンの製造やその後の排ガスの処理には支障がない。また、この水素ガスの供給により、窓板の内面は冷却されるので、特別の冷却手段を設ける必要はなく、装置構造を単純にして、メンテナンスを容易にすることができる。
本発明に係る多結晶シリコン製造装置の一実施形態を示す一部を破断した全体斜視図である。 図1における覗き窓ユニットの部分を拡大して示した縦断面図である。 覗き窓ユニットを反応炉の外面の法線に対して水平方向に傾斜させて取り付けた例を示す横断面図である。
以下、本発明の一実施形態を図面を参照しながら説明する。
図1は本実施形態の多結晶シリコン製造装置の全体を示す図であって、該多結晶シリコン製造装置の反応炉1は、炉底を構成する底板部2と、この底板部2上に脱着自在に取り付けられた釣鐘形状のベルジャ3とを具備している。
そして、底板部2に、多結晶シリコンによって形成されたシリコン芯棒4が取り付けられる複数対の電極5と、原料ガスを炉内に噴出するための噴出ノズル6と、反応後のガスを炉外に排出するためのガス排出口7とがそれぞれ複数設けられている。これら噴出ノズル6は、反応炉1の外部の原料ガス供給系8に接続されている。また、ガス排出口7は、底板部2の上の外周部付近に周方向に適宜の間隔をあけて複数設置され、外部のガス処理系9に接続されている。各電極5は外部の電源部10に接続状態とされている。
また、シリコン芯棒4は、下端部が電極5内に差し込まれた状態に固定されることにより、上方に延びて立設されており、そのうちの二本ずつを対として上端部で1本の短尺の連結部材12によって連結されることにより、全体として逆U字又はΠ字状となるようにシード組み立て体13を構築している。これらシード組み立て体13は、電極5が反応炉1の中心から概略同心円状に配置されていることにより、全体としてほぼ同心円状に配置されている。
また、反応炉1の底板部2及びベルジャ3の壁はジャケット構造とされ、内部に熱媒体を流通させる流路14が形成され、該流路14に、冷却水等を流通させる熱媒体供給系15が接続されている。
そして、反応炉1のベルジャ3の壁3aに、炉内に連通する開口部21がベルジャ3の壁3aの半径外方から半径内方に向けて漸次内径を拡大するテーパ状に形成され、該開口部21に覗き窓ユニット22が取り付けられている。この覗き窓ユニット22は、図2に示すように、開口部21に連通してベルジャ3の壁3aから突出するスリーブ23と、該スリーブ23とベルジャ3の壁3aとの間を囲むリング状ハウジング24と、スリーブ23の突出側の先端に設けられた窓板25とを有する構成とされている。
スリーブ23は、一端がベルジャ3の壁3aに固定されて、この壁3aから垂直に立設されており、その内径がベルジャ3の壁3aの開口部21の内径よりも小さく形成され、その突出端部(他端)には、フランジ26が一体に形成されている。
リング状ハウジング24は、スリーブ23よりも大径の外側筒体27と、該外側筒体27の両端に固定される一対のリング状側板28とにより、スリーブ23の一端部の回りにリング状の流路29を形成しており、そのリング状の流路29に冷却水を流通させる冷却水供給系30が接続されている。
窓板25は、透明なガラス等により円形板状に形成されている。そして、スリーブ23の先端のフランジ26に、シールリング31を介して窓板25が当接され、該窓板25の外面にさらにシールリング31を介してリング枠32が当接され、該リング枠32とフランジ26とがねじ(図示略)等によって固定されることにより、これらの間に窓板25が挟持される構成である。
また、スリーブ23の長さ方向の途中位置に、その内部空間23aに連通する管33が垂直に固定され、該管33に水素ガス供給系34が接続されている。さらに、この管33の接続部分と窓板25との間でスリーブ23の内部空間23aの途中位置を開閉するボールバルブ等のバルブ35が設けられている。
なお、符号36は覗き窓ユニット22を介して反応炉1の内部を監視する光高温計(パイロスコープ)を示している。
次に、このように構成した多結晶シリコン製造装置を用いて多結晶シリコンを製造する方法について説明する。
反応炉1内に立設されている各シリコン芯棒4に電源部10からそれぞれ通電するなどにより、これらシリコン芯棒4を発熱させるとともに、原料ガス供給系8からトリクロロシランと水素ガスとを含む原料ガスを供給して噴出ノズル6から炉内に噴出すると、その原料ガスがシリコン芯棒4の表面上に多結晶シリコンを析出し、その径を徐々に大きくして円柱状のシリコンロッドとして成長する。供給される原料ガスは、例えば11.8〜12.4cmの外径のシリコンロッドを得るために、114〜119時間の反応時間内に、トリクロロシランが216〜228ton、水素ガスが273000〜288000m供給される。
この多結晶シリコンの製造時に、バルブ35を開放状態として、シリコン芯棒4の発熱状態及び多結晶シリコンの成長状態を覗き窓ユニット22の窓板25を介して光高温計36によって計測しながら監視する。
この実施形態の多結晶シリコン製造装置においては、バルブ35を開放状態とする前又はバルブ35の開放と同時に、覗き窓ユニット22のスリーブ23内に図2の実線矢印で示すように水素ガス供給系34から常温の水素ガスを供給する。この水素ガスを供給することにより、水素ガスがスリーブ23内に充満するとともに、破線矢印Aで示すようにスリーブ23から開口部21を通じて反応炉1内に流れ込む。一方、反応炉1内には、プロセスガスとして、未反応の原料ガスとともに、副生成物として生じる四塩化珪素、塩酸ガス、ポリマー化合物やシリコン粉末が充満しているが、開口部21の部分においては、覗き窓ユニット22のスリーブ23から水素ガスが流れ出ているので、反応炉1内のプロセスガス中のポリマーが開口部21からスリーブ23内に侵入しようとすると水素ガスによって押し戻され、スリーブ23の奥に配置される窓板25に到達することはなく、スリーブ23内の大部分が水素ガス雰囲気に維持される。
したがって、覗き窓ユニット22の窓板25にシリコン膜が形成されることを抑制して、該窓板25の透過性を良好に維持することができ、光高温計36からの計測を正確に行うことができ、ひいては、多結晶シリコンの製造管理を容易にして高品質の多結晶シリコンを製造することができる。
スリーブ23に供給する常温の水素ガスの量は、長さLが150〜310mm、内径が長さの10〜20%の範囲のスリーブ23においては、約40〜100リットル/分、好ましくは50〜65リットル/分とされる。
この程度の供給量であれば、前述した反応炉内に原料ガスの一部として供給される水素ガスの量に比べて相当少ないので、多結晶シリコンの析出に影響を与えることはない。
また、前述の特許文献3記載の覗き窓においては、窓板に冷却水を接触させるようにしていたが、本実施形態の覗き窓ユニットにおいては、窓板25がスリーブ23の突出側の端部に設けられて、開口部21内の熱源から離間させられているとともに、スリーブ23内に外部から供給される水素ガスが図2の破線矢印Bで示すように窓板25に接触することから、該水素ガスによって窓板25も冷却される。したがって、窓板25のための特別の冷却手段を設ける必要はない。しかも開口部21の回りに設けたリング状ハウジング24内に冷却水が流通しているので、窓板25への熱の影響をさらに小さくすることができる。
以上のような覗き窓ユニット22において、スリーブ23の長さLは、短いと、窓板25から反応炉1内部を覗く際の視野は広くなるが、反応炉1内部との距離が近くなるため、水素ガスによる窓板25の冷却効果が低く、ポリマーが窓板25に付着し易くなる。また、Lが長すぎると、ポリマーは窓板25に付着しにくくなるが、反応炉1内部からの距離が長くなる分、視野は狭くなる。
表1は、スリーブ23の長さL、内径Dを変えて、所定量の水素ガスを管33から供給しながら窓板25へのポリマーの付着の有無を目視観察した結果を示している。この場合、バルブ35は観察中、連続して開状態に維持した。表1中、実施例1〜5及び比較例1では、スリーブ23を反応炉1の外面の法線に沿って設けたが、実施例6では、図3に示すように、反応炉1の外面の法線に対して水平方向に20°の傾斜角度θでスリーブ23を取り付けたものである。この図3中の各要素には図1及び図2に示す実施形態のものと同じ符号を付している。
Figure 0005477115
この表1からわかるように、いずれも観察開始後2日程度では窓板へのポリマー付着は認められなかったが、比較例1においては、スリーブの内径Dに対してスリーブの長さLが短いため、3日後でポリマー付着が認められた。また、各実施例については、その後反応を約5日間まで継続して観察したところ、表1の実施例1,2,4,5,6については窓板25へのポリマー付着は確認されず、炉内を良好に観察できた。他の実施例と比べて水素ガス流量が少ない実施例3については、約5日間後にわずかにポリマー付着は認められたものの、視界が遮られるほどではなく、反応炉の内部は観察することができた。なお、実施例6のように反応炉に対して傾斜させてスリーブを取り付けると、反応炉1内部の監視位置を変えることができ、また、法線に沿って設けたスリーブと組み合わせて使用すれば、より監視範囲も広がることから、監視によって得られる情報量も多くなる。
以上の結果から、覗き窓ユニット22の機能を有効に発揮させるには、スリーブ23としては、その長さLが150mm程度あるいはそれ以上が好ましく、その場合の内径Dは、長さの10%〜20%が好ましい。例えば、長さが150〜300mmで、15mm〜60mmの内径に設定される。スリーブ23の内部容量をこの程度に設定することにより、プロセスガス中のポリマーの侵入防止に必要な量の水素ガスを供給する手段として、一般的なポンプ等を用いた水素ガス供給系34とすることができる。この場合、水素ガスの供給量は50リットル/分以上とされる。
監視作業が終了したら、バルブ35を閉じた状態とするとともに、水素ガス供給系34からの水素ガスの供給を遮断する。
以上説明したような覗き窓ユニット22を反応炉1に設けたことにより、多結晶シリコンを製造する際に、覗き窓ユニット22のスリーブ23内に水素ガスを供給することにより、窓板25からの視界を良好に維持できるので、反応炉1の内部を外部から観察し、また必要箇所の温度を正確に計測することができ、これにより、原料ガスの供給量等を適切に制御して、所望の多結晶シリコンを得ることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、覗き窓ユニットを反応炉の壁に固定状態に設けておいてもよいし、反応炉の壁からスタッドボルトを立設し、該スタッドボルトに着脱可能に取り付ける構成としてもよい。その場合、反応炉の壁との間にヒンジを介して取り付けて回動可能な構造としてもよい。また、バルブは管と窓板との間に設けたが、スリーブの長さの範囲のいずれかに設ければよい。
また、図3ではスリーブを反応炉の外面の法線方向に対して水平方向に傾斜するように取り付けたが、上下方向に傾斜させて取り付けてもよく、反応炉内部の監視すべき領域に応じた向き及び角度で設置すればよい。また、反応炉の周囲の複数箇所に覗き窓ユニットを設置し、異なる位置からの炉内観察を行うことで情報量の収集を増やすことができる。
1 反応炉
2 底板部
3 ベルジャ
3a 壁
4 シリコン芯棒
5 電極
6 噴出ノズル
7 ガス排出口
8 原料ガス供給系
9 ガス処理系
10 電源部
12 連結部材
13 シード組み立て体
21 開口部
22 覗き窓ユニット
23 スリーブ
24 リング状ハウジング
25 窓板
29 流路
30 冷却水供給系
34 水素ガス供給系
35 バルブ

Claims (4)

  1. 原料ガスの反応により多結晶シリコンが析出される反応炉の壁の外面に、該壁に形成した開口部に連通するスリーブの一端が固定され、該スリーブの他端に、その端部を閉塞するとともに前記開口部を介して反応炉内を観察可能な窓板が設けられ、前記スリーブに、該スリーブの内部に水素ガスを供給する水素ガス供給系が接続されており、前記スリーブは、その長さが150mm以上で、その内径が長さの10〜20%の範囲内に設定されていることを特徴とする多結晶シリコン製造装置。
  2. 前記スリーブの長さ方向の途中位置に、内部空間を開閉するバルブが設けられていることを特徴とする請求項1記載の多結晶シリコン製造装置。
  3. 前記反応炉の壁と前記スリーブとの固定部分を囲むようにリング状ハウジングが設けられ、該リング状ハウジング内に冷却水を流通させる冷却水供給系が接続されていることを特徴とする請求項1又は2記載の多結晶シリコン製造装置。
  4. 反応炉の壁の外面に、該壁に形成した開口部に連通するスリーブの一端を固定し、該スリーブの他端に、その端部を閉塞するとともに前記開口部を介して反応炉内を観察可能な窓板を設けておき、かつ前記スリーブの長さが150mm以上で、その内径が長さの10〜20%の範囲内となるように設定しておき、前記スリーブに接続した水素ガス供給系からスリーブの内部に水素ガスを供給しながら、前記反応炉内に原料ガスを供給して多結晶シリコンを析出することを特徴とする多結晶シリコン製造方法。
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