JP5476615B2 - 真空断熱材、並びにこれを備えた冷蔵庫、ジャーポット及び住宅 - Google Patents
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Description
維の反発力によって積層体4から糸5が解け、積層体4に十分な剛性が付与されない。
前記芯材の一方の前記伝熱面に露出する部分と他方の前記伝熱面に露出する部分と前記繊
維集合体内に埋没する部分とを有する糸が、一本の糸で環状になっており、前記糸は、糸の一方の端部と他方の端部とが結ばれて、糸の環が形成され、前記繊維集合体内を貫通し対向する2つの前記伝熱面に露出するように環状に結ばれ、前記糸の張力により前記繊維集合体が厚み方向に圧縮されていることを特徴とするものである。
前記芯材の一方の前記伝熱面に露出する部分と他方の前記伝熱面に露出する部分と前記繊維集合体内に埋没する部分とを有する糸が、一本の糸で環状になっており、前記糸は、糸の一方の端部と他方の端部とが結ばれて、糸の環が形成され、前記繊維集合体内を貫通し対向する2つの前記伝熱面に露出するように環状に結ばれ、前記糸の張力により前記繊維集合体が厚み方向に圧縮されているものである。
図1は本発明の実施の形態1における真空断熱材の構成を示す断面図、図2は同実施の形態の真空断熱材に用いた芯材の伝熱面を示す平面図、図3は同実施の形態の真空断熱材に用いた芯材を図2のA−A線の位置で切断し、その断面を矢印の方向から見た場合の断面図である。
、芯材9は、一方の伝熱面8に露出する部分と他方の伝熱面8に露出する部分と繊維集合体7内に埋没する部分とを有する糸5を備え、糸5には繊維集合体7内を厚み方向に移動することが困難な大きさの複数の大径部11が繊維集合体7内に埋没する部分を挟んで伝熱面8に露出している。なお、大径部11は糸5を結んで形成されている。そして、糸5の張力により、繊維集合体7が厚み方向に圧縮されている。
図4は本発明の実施の形態2における真空断熱材に用いた芯材の伝熱面を示す平面図、図5は同実施の形態の真空断熱材に用いた芯材を図4のB−B線の位置で切断し、その断面を矢印の方向から見た場合の断面図である。
張力により、繊維集合体7が厚み方向に圧縮されている。
図6は本発明の実施の形態3における真空断熱材に用いた芯材の伝熱面を示す平面図、図7は同実施の形態の真空断熱材に用いた芯材を図6のC−C線の位置で切断し、その断面を矢印の方向から見た場合の断面図である。
8から他方の伝熱面8へ貫通させた後、繊維集合体7の伝熱面8上の異なる箇所から対向する伝熱面8へ糸5を貫通させた。この作業を繰り返した後、最後に糸5で輪を作り、輪の中に糸5を通すことで大径部11を形成し、図6および図7の形状となる芯材9を手に入れた。
図8は本発明の実施の形態4における真空断熱材に用いた芯材の伝熱面を示す平面図、図9は同実施の形態の真空断熱材に用いた芯材を図8のD−D線の位置で切断し、その断面を矢印の方向から見た場合の断面図である。
挿入し、外被材10内を減圧密封することで真空断熱材6を手に入れた。この真空断熱材6の厚みを測ると10.4mmであり、真空断熱材6の伝熱面に波打ちなどの変形は見られないことから平面性は良好であると判断した。
図10は本発明の実施の形態5における真空断熱材の構成を示す断面図、図11は同実施の形態の真空断熱材に用いた芯材の伝熱面を示す平面図、図12は同実施の形態の真空断熱材に用いた芯材を図11のE−E線の位置で切断し、その断面を矢印の方向から見た場合の断面図である。
包装後において繊維集合体7の厚み方向に対する変形量が小さくなるため、真空断熱材6の平面性が確保される。また、この真空断熱材6の一部または全体を減圧し真空断熱材6の内部真空度を検査する工程においても真空断熱材6の平面性を確保することができる。
図13は本発明の実施の形態6における真空断熱材に用いた芯材の伝熱面を示す平面図、図14は同実施の形態の真空断熱材に用いた芯材を図13のF−F線の位置で切断し、その断面を矢印の方向から見た場合の断面図である。
する糸の数が減少し、熱橋が低減するという付帯効果が生じる。
図15は本発明の実施の形態7における真空断熱材に用いた芯材の伝熱面を示す平面図、図16は同実施の形態の真空断熱材に用いた芯材を図15のG−G線の位置で切断し、その断面を矢印の方向から見た場合の断面図である。
図17は本発明の実施の形態8における真空断熱材に用いた芯材の伝熱面を示す平面図、図18は同実施の形態の真空断熱材に用いた芯材を図17のH−H線の位置で切断し、
その断面を矢印の方向から見た場合の断面図である。
繊度が135dtexのポリエチレンテレフタレートを糸としてハンドステッチミシンにセットし、目付量2,400g/m2のグラスウールからなる繊維集合体(厚み150mm)を縫製し、芯材を手に入れた。しかし、縫製直後に糸が解れたため、この芯材の厚みは85mmまで復元し、取り扱いが困難であったため、本比較例では繊維集合体の圧縮効果が不十分であると判断した。
であって、一方の前記伝熱面に露出する部分と他方の前記伝熱面に露出する部分と前記繊維集合体内に埋没する部分とを有し前記繊維集合体内を厚み方向に移動することが困難な大きさの複数の大径部が少なくとも一つの前記繊維集合体内に埋没する部分を間に挟んで前記伝熱面に露出する部分に設けられた糸を少なくとも1本備え、前記糸の張力により前記繊維集合体が厚み方向に圧縮されていることを特徴とするものである。
6 真空断熱材
7 繊維集合体
8 伝熱面
9 芯材
10 外被材
11 大径部
13 不織布シート(係留部材)
Claims (6)
- 少なくとも、繊維集合体からなり対向する2つの伝熱面を有する芯材と、前記芯材を覆う外被材とからなり、前記芯材を前記外被材内に減圧密封した真空断熱材であって、
前記芯材の一方の前記伝熱面に露出する部分と他方の前記伝熱面に露出する部分と前記繊維集合体内に埋没する部分とを有する糸が、一本の糸で環状になっており、前記糸は、糸の一方の端部と他方の端部とが結ばれて、糸の環が形成され、前記繊維集合体内を貫通し対向する2つの前記伝熱面に露出するように環状に結ばれ、前記糸の張力により前記繊維集合体が厚み方向に圧縮されていることを特徴とする真空断熱材。 - 前記糸の一方の端部と他方の端部とが結ばれて形成される大径部は、前記繊維集合体の外周近傍に形成されたことを特徴とする請求項1に記載の真空断熱材。
- 前記芯材は、複数の繊維断熱体を積層して形成されたことを特徴とする請求項1または2に記載の真空断熱材。
- 請求項1から3のいずれか一項に記載の真空断熱材を備えた冷蔵庫。
- 請求項1から3のいずれか一項に記載の真空断熱材を備えたジャーポット。
- 請求項1から3のいずれか一項に記載の真空断熱材を備えた住宅。
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JP2013163872A JP5476615B2 (ja) | 2013-08-07 | 2013-08-07 | 真空断熱材、並びにこれを備えた冷蔵庫、ジャーポット及び住宅 |
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JP2013163872A JP5476615B2 (ja) | 2013-08-07 | 2013-08-07 | 真空断熱材、並びにこれを備えた冷蔵庫、ジャーポット及び住宅 |
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