JP5475565B2 - リフト装置及び移乗システム - Google Patents

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Description

本発明は、床部と、床部を昇降させる昇降装置と、床部を変形させることにより被介助者の姿勢を制御する姿勢制御装置とを有するベッド装置に接続され、スリングが装着された被介助者がハンガーに固定され、該ハンガーを移動させて被介助者の移乗を実現するリフト装置等に関する。
近年、自力で歩行が困難な老人や重傷病者等といった被介助者に対して、ベッドと車椅子との間、またトイレや浴室等へ、介助者が容易に移動させることができるようにしたリフト装置が種々商品化されている。
例えばベッド装置の近傍にリフト装置を設置し、スリングを装着した被介助者をリフト装置で持ち上げることにより、介助者が容易に被介助者を移乗させられる製品が知られている(例えば、特許文献1参照)。
ここで、最も代表的な移乗操作として、ベッド装置から他の装置(例えば車椅子)に対して移乗するための操作手順を説明する。
(1)介助者が被介助者にスリングを装着しやすい高さにベッドの高さを調整する。
(2)ベッドに横臥する被介助者を持ち上げる等して、スリングを装着することにより被介助者を固定する。
(3)リフト装置を操作することにより、リフトのアーム(ハンガー)を被介助者の近傍まで寄せる。
(4)ハンガーにスリングを固定出来る位置までハンガーの位置を移動し、スリングをハンガーに固定する。
(5)リフト装置を操作することにより、被介助者をベッドから吊り上げる。
(6)リフト装置を操作することにより、被介助者が車椅子に移乗させる位置まで移動させる。
(7)アームを下降させることにより、被介助者を車椅子に移乗させ、移乗させた後にスリングを外す。
また、車椅子からベッドに被介助者を移乗させる場合には、逆の操作手順を行うこととなる。
特開2002−126015号公報
ここで、被介助者にスリングを装着する場合、スリングを装着しやすいように被介助者の体位を変換する必要がある。座位姿勢の被介助者であれば被介助者の体位変換をする回数が少なくなる。しかし、ベッドの上に横臥している被介助者にスリングを装着する場合は何度も体位を変換する必要があり、介助者に対する負担が大きくなってしまう。
そこで、スリングを装着する姿勢に応じて、ベッド装置の操作することにより被介助者を座位姿勢に変化させることにより、スリングを簡便に装着させることが可能となる。従って、経験のある介助者であれば、被介助者に応じてまずベッドの姿勢を変化させるといった作業を行うが、経験の浅い介助者は、どのように変形させればスリングを装着しやすいかが解らず、結局横臥している状態のままスリングを装着しなければならないといった問題があった。
また、被介助者にとっても、スリングを装着した状態は体に負担がかかるため、短時間で移乗できることが好ましいが、上述したようにリフト装置を用いた移乗には操作手順が多く、またリフト装置自身の操作も複雑であることから、短時間で移乗を行うといったことは、よほど熟練した介助者でなければ困難であるといった問題点が生じていた。
上述した課題に鑑み、本発明が目的とするところは、リフト装置の操作手順がわかりやすく、かつ、スリングを装着するのに適切な姿勢となるようにベッド装置を制御することにより、移乗時間を削減することが可能なリフト装置等を提供することである。
上述した課題に鑑み、本発明のリフト装置は、
床部と、床部を昇降させる昇降装置と、床部を変形させることにより被介助者の姿勢を制御する姿勢制御装置とを有するベッド装置に接続され、スリングが装着された被介助者がハンガーに固定され、該ハンガーの上昇・下降の動作を単独で行うためのアクチュエータを有し、該ハンガーを移動させて被介助者の移乗を実現するベッド装置とは別体に構成されたリフト装置において、
介助者が前記リフト装置を操作する操作ボタンが配置されたコントローラを有し、
前記コントローラは、前記リフト装置のみを動作させるリフト操作ボタンと、前記リフト装置と、前記ベッド装置の床部とを連動して動作させる連携操作ボタンとを有しており、
前記連携操作ボタンが操作されたときに、前記ハンガーを上昇させる動作と連動して前記床部を下降させる制御信号を前記昇降装置に送信することを特徴とする。
また、本発明のリフト装置は、
前記リフト操作ボタンが操作されたときは、前記床部の位置は変わること無く、ハンガーの上昇、下降の動作が行われることを特徴とする。
また、本発明のリフト装置は、
前記コントローラは、前記床部が被介助者にスリングを装着する場合に適した状態に動作させるスリング装着ボタンを更に有し、
前記姿勢制御部は、被介助者の背中を上げる背上げ部と、被介助者の膝を上げる膝上げ部とを有し、
前記記憶部は、制御パターンとして被介助者にスリングを装着する場合に適した前記背上げ部が背中を上げる角度と、前記膝上げ部が膝を上げる角度とを記憶し
前記スリング装着ボタンが操作されたときに、前記記憶部から制御パターンから読み出して、前記背上げ部及び膝上げ部に制御信号を送信することを特徴とする。
また、本発明のリフト装置は、
前記ハンガーの高さと、前記床部との相対位置に基づいて、前記ハンガーの動作及び前記床部の動作を停止する制御を行う。
本発明の移乗システムは、
床部と、床部を昇降させる昇降装置と、床部を変形させることにより被介助者の姿勢を制御する姿勢制御装置とを有するベッド装置と、スリングが装着された被介助者がハンガーに固定され、該ハンガーの上昇・下降の動作を単独で行うためのアクチュエータを有し、該ハンガーを移動させて被介助者の移乗を実現するベッド装置とは別体に構成されたリフト装置とを含む移乗システムにおいて、
前記ベッド装置と、前記リフト装置とは、所定の接続手段により接続されており、
前記リフト装置は、
介助者がリフト装置を操作する操作ボタンが配置されたコントローラを有し、
前記コントローラは、前記リフト装置のみを動作させるリフト操作ボタンと、前記リフト装置と、前記ベッド装置の床部とを連動して動作させる連携操作ボタンとを有しており、
前記連携操作ボタンが操作されたときに、前記ハンガーを上昇させる動作と連動して前記床部を下降させる制御信号を、前記昇降装置に送信することを特徴とする。
本発明によれば、床部と、床部を昇降させる昇降装置と、床部を変形させることにより被介助者の姿勢を制御する姿勢制御装置とを有するベッド装置に接続され、スリングが装着された被介助者がハンガーに固定され、該ハンガーを移動させて被介助者の移乗を実現するリフト装置において、介助者がリフト装置を操作する場合の操作手順に応じて操作ボタンが順番に配置されたコントローラを有し、前記操作ボタンが操作されると、操作ボタンに対応して前記昇降装置、前記姿勢制御装置、リフト装置のうち、少なくとも一つを制御することが可能となる。
したがって、被介助者は、コントローラに、操作手順の順番通りに操作ボタンが配置されていることから、迷うことなく移乗操作を適切に行うことができる。さらに、一つのコントローラを用いることにより、リフト装置もベッド装置も制御することができる。また、コントローラの一つの操作ボタンに基づいて、被介助者にスリングを装着しやすい姿勢にベッドを変形させることが可能となる。
また、コントローラにより、ハンガーを上昇させる操作がされた場合は、ハンガーを上昇させる制御を行いつつ、昇降装置に対して床部を下降させる制御を行うこととなる。すなわち、リフト装置3と、ベッド装置5とが逆方向に動作することにより、被介助者を移乗可能な姿勢へと早い時間で移行させることができる。
本実施形態におけるリフト装置及びベッド装置の全体図である。 本実施形態におけるコントローラの外観を示す図である。 本実施形態におけるベッド装置を正面から模式的に表した図である。 本実施形態におけるリフト装置及びベッド装置の機能構成を説明するための図である。 本実施形態における処理の流れを説明するための図である。 本実施形態における姿勢の制御パターンの一例を説明するための図である。 本実施形態における姿勢の制御パターンの一例を説明するための図である。 本実施形態における動作例を説明するための図である。 本実施形態における動作例を説明するための図である。 本実施形態における変形例を説明するための図である。 本実施形態における変形例を説明するための図である。 本実施形態における変形例を説明するための図である。 本実施形態における変形例を説明するための図である。 本実施形態における変形例を説明するための図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について説明する。
[1.全体構成]
図1は、本発明を適用したリフト装置を含む移乗システム1の全体を示した図である。移乗システム1は、リフト装置3と、ベッド装置5とを備えた構成となっている。
本実施形態において、リフト装置3は、ベッド装置5に設けられていることとして説明するが、例えばリフト装置3を移動させられることが出来るようにしても良いし、天井や建物の設備に備えつけられるものであっても良い。そして、リフト装置3と、ベッド装置5とは、所定のインタフェースを介して接続され、通信が行えるようになっている。
また、本実施形態におけるリフト装置3の位置は、ベッド装置5の縦方向側(被介助者の頭上にくるように)に設けることとして説明するが、横方向側(被介助者の体の横にくるように)に設けたり、被介助者の足下に設けたりしても良い。
[1.1 リフト装置]
リフト装置3は、本体部30の上端にアーム32が可動するように設けられており、アーム32の先端にはハンガー34が設けられている。アーム32は、上下左右に回動可能であり、ハンガー34は、被介助者に装着されたスリングを固定するための機能部である。
また、アーム32と本体部30とには、アクチュエータ340が接続されている。アクチュエータ340が伸縮するように制御されることにより、アーム32及びハンガー34が上下に移動する。
また、コントローラ310により、リフト装置3及びベッド装置5の動作を制御することが可能である。ここで、コントローラ310により入力された操作指示は、各装置を制御するコントロールボックス(非図示)に入力され、コントロールボックスから制御信号が各装置の制御部に出力される。
ここで、コントローラやコントロールボックスは、図1の本実施形態の場合はリフト装置3に設けられていることとして説明するが、例えば、ベッド装置5に設けられることとしても良いし、両方に設けられることとしても良い。
ここで、コントローラ310について図2を用いて説明する。コントローラ310は、コントローラ表示部312と、操作部314を備えて構成されている。
コントローラ表示部312は、リフト装置3や、ベッド装置5の動作の様子を介助者(利用者)に報知したり、現在の装置の状態を報知したりするための表示装置である。例えば、液晶ディスプレイや、LED等により構成されている。
操作部314は、リフト装置3やベッド装置5に対して介助者が操作指示を行うために使用するための機能部である。操作部314は、ベッドの高さを調整するベッド高さ調整ボタン314aと、スリング装着ポジションに移行するためのスリング装着ボタン314bと、リフト装置と、ベッド装置とを連携して動作させるためのベッドリフト連携ボタン314cと、リフト装置3を単独で操作するためのリフト操作ボタン314dとを有して構成されている。
各ボタンには、2つずつのキーが備えており、反対の動作を行うこととしている。例えば、ベッド高さ調整ボタン314aでは、一方で床部52の高さを下げ(低くし)、他方で床部52の高さを上げる(高くする)。
ここで、操作部314の各ボタンは本実施形態では機械的なボタンを使用するが、例えばタッチパネル等の他の入力装置であっても良い。また、コントローラ表示部312と、操作部314とをタッチパネルにより一体と形成することとしても良い。
[1.2 ベッド装置]
ベッド装置5は、床部52が、ベッドフレーム54に支持されている。この床部52上の一定の位置にマットレス(非図示)が固定されて、ベッド装置1が構成される。ベッド装置5の概略を図3を用いて説明する。
図3は、ベッド装置5を正面から見た場合の模式図である。床部52は、背床部522aと、背湾曲部522bと、腰床部522cと、膝床部522dと、膝湾曲部522eと、足床部522fとが順に連結されている。
背床部522aと腰床部522cとは、湾曲可能な背湾曲部522bにより連結されており、膝床部522dと足床部522fとは、湾曲可能な膝湾曲部522eにより連結されている。また、腰床部522cは固定されている。
背床部522aは、頭部側(図3の左側)先端が持ち上がるように回動可能であり、また水平に戻るように逆に回動可能であり、背湾曲部522b側を中心として揺動する。膝床部522dは、膝湾曲部522e側先端が持ち上がるように回動すると共に、水平に戻るように逆回動し、腰床部522c側を中心として揺動する。
背湾曲部522b及び膝湾曲部522eは、多数の棒材を相互に平行にすだれ状に配置し、各棒材間の間隔を変動可能に相互に連結したものである。背湾曲部522b及び膝湾曲部522eの全体で棒材の連結方向に伸縮すると共に、各棒材の連結方向に連続的にかつ滑らかに湾曲する。
また、背上げ装置540は、背床部522aを持ち上げる装置であり、膝上げ装置550は膝床部522d及び足床部522fを持ち上げる装置である。これらの装置は、被介助者の姿勢を変えるための姿勢制御装置として動作し、内蔵する電動モータやアクチュエータ等の力により、各床部が揺動することとなる。
昇降装置560は、床部52を起伏可能にするために、図3の2点鎖線で模式的に示した装置である。昇降装置560は、基台56に備えつけられており、例えば電動モータ等を利用することにより、床部52の高さを上下に変化させることができる。
[2.機能構成]
続いて、リフト装置3及びベッド装置5の機能構成について、図4を参照して説明する。
[2.1 リフト装置]
まず、リフト装置3の構成について説明する。リフト装置3には、制御部300に、コントローラ310と、記憶部320と、通信部330と、アクチュエータ340とが、バスを介して接続されている。ここで、コントローラ310と、アクチュエータ340は、図1を用いて説明しているため、それ以外の機能部について説明する。
制御部300は、リフト装置3の全体を制御するための機能部である。制御部300は、記憶部320に記憶されている各種プログラムを読み出して実行することにより各種機能を実現しており、例えばCPU(Central Process Unit)等により構成されている。
記憶部320は、リフト装置3が動作するために必要なプログラム、各種データ、設定値等が記憶されている機能部である。記憶部320の一例としては、半導体メモリ等により構成されている。
通信部330は、リフト装置3と、ベッド装置5とが通信を行う機能部である。例えば、有線で接続されることとしても良いし、無線で接続されることとしてもよい。また、所定の接続インタフェースにより、物理的に接続されていても良い。
[2.2 ベッド装置]
続いて、ベッド装置5の構成について説明する。ベッド装置5には、制御部500に、コントローラ510と、記憶部520と、通信部530と、背上げ装置540と、膝上げ装置550と、昇降装置560とが、バスを介して接続されている。ここで、背上げ装置540、膝上げ装置550及び昇降装置560は、図3で説明しているため、それ以外の機能部について説明する。
制御部500は、ベッド装置5の全体を制御するための機能部である。制御部500は、記憶部520に記憶されている各種プログラムを読み出して実行することにより各種機能を実現しており、例えばCPU(Central Process Unit)等により構成されている。
コントローラ510はベッド装置5及びリフト装置3の動作を制御するための操作を入力するための機能部である。ベッド装置5と別に設けても良いし、ベッド装置5に内蔵するように設けても良い。また、リフト装置3のコントローラ310と、ベッド装置5のコントローラ510は、少なくともどちらか一方備えていれば良いが、それぞれ備えていても良い。
通信部530は、ベッド装置5と、リフト装置3とが通信を行う機能部である。例えば、有線で接続されることとしても良いし、無線で接続されることとしてもよい。また、所定の接続インタフェースにより、物理的に接続されていても良い。
[3.処理の流れ]
続いて、移乗システム1の処理の流れについて、図5を用いて説明する。図5は、リフト装置3の動作を説明するリフト処理と、ベッド装置5の動作を説明するベッド処理について一例を示したフローチャートである。ここで、本処理については、リフト装置3にコントローラ310が接続されていることとして説明する。
まず、ベッド高さ調整の操作が入力される(ステップS100)。このとき、介助者はまずコントローラ310の1番目にあるベッド高さ調整ボタン314aを操作することによりベッドの床部52の高さを調整する。
ベッド高さ調整ボタン314aが操作されることにより入力されたベッド高さ調整は、ベッド高さ調整信号としてベッド装置5に送信される。ベッド装置5は、ベッド高さ調整信号に応じて、昇降装置560を制御して床部52の高さが調整される(ステップS200)。
続いて、スリング装着ポジションの操作が入力される(ステップS102)。このとき、介助者はコントローラ310の2番目にあるスリング装着ボタン314bを操作することにより、スリング装着ポジションとなるように調整する。
介助者により操作されたスリング装着ポジションについて、装着ポジション信号がベッド装置5に送信されると、ベッド装置5は姿勢制御装置として背上げ装置540及び膝上げ装置550を制御することにより、ベッド装置の床部52を所定の形状に変形させる(ステップS202)。
ここで、スリング装着ポジションについて具体的に説明すると、床部52の背中角度と、膝角度が所定の角度となるように調整されることとなる。ここで、背中角度とは、背床部522aが水平位置から起きる角度のことを示しており、膝角度とは膝床部522dが水平位置から起きる角度のことを示している。
本実施形態の場合、図6に示すような角度が制御パターンとして予め設定され、記憶部320に記憶されている。制御パターン1は、吊り上げ状態で体圧が分散するような姿勢をとるためのポジションであり、背中角度が30度、膝角度が30度となるようにする(例えば、図7(a))。制御パターン2は、吊り上げ状態で車椅子での座位になるような姿勢であり、背中角度が60度、膝角度が10度となるようにする(例えば、図7(b))。制御パターン3は、吊り上げ状態でリクライニング車椅子での座位になるような姿勢であり、背中角度が45度、膝角度が15度となるような姿勢である。また、制御パターン4は、介助者が任意の角度を設定可能である。
ベッド装置5が、床部52を何れかの制御パターンに該当する所定のスリング装着ポジションに変形された後に、介助者は被介助者にスリングを装着する。そして、スリングを、ハンガー34に固定する。
続いて、ベッドリフト連携操作させることにより(ステップS104)、リフト装置3及びベッド装置5が連動して動作することとなる。このとき、介助者はコントローラ310の3番目にあるベッドリフト連携ボタン314cを操作する。
ここで、ベッドリフト連携ボタン314cが操作されると、まずリフト装置3のアクチュエータ340を制御することにより、アーム32(ハンガー34)が上がることとなる(ステップS106)。
これと同時に、ベッド装置5にベッド昇降信号が送信される。ベッド昇降信号を受信したベッド装置5は、昇降装置560を制御することにより、床部52の高さ(位置)が下がることとなる(ステップS204)。
そして、リフト装置3のアーム32(ハンガー34)が所定の高さになったら(ステップS108;Yes)、上昇動作が停止し、床部52が所定の高さになったら下降動作が停止する(ステップS206;Yes)。
すなわち、リフト装置3のリフト(アーム32、ハンガー34)が上がるのと連動して、ベッド装置5の床部が下がることにより、より早い時間で被介助者は移乗可能な状態に移行することとなる。例えば、リフト装置3のハンガー34を5cm上げ、床部52の高さを5cm下げると、装置単独で10cm高さ調整する場合と比較して半分の時間にて所望する移乗可能な状態に移行することとなる。
ここで、リフト装置3及びベッド装置5の所定の高さは、介助者が適切と考える位置として任意に設定出来ることとしても良いし、予め設定されていることとしても良い。
また、リフト装置3と、ベッド装置5とが連動する場合、挟まれ状態を防止するために、相対位置を検出して停止する手段を備えても良い。例えば、アーム32(ハンガー34)と、床部52との高さから危険領域を判定し、停止又は警告音等により報知することとする。また危険領域の判定としては、アーム32と床部52との移動した距離を求めてもよいし、赤外線センサ等により距離を測定することとしても良い。
なお、リフト装置3を単独で動作させる場合には、リフト動作操作が入力される(ステップS110)。このとき、介助者はコントローラ310の4番目にあるリフト操作ボタン314dを操作することにより、リフトを動作させる(ステップS112)。
このように、介助者が被介助者をベッド装置5から他の装置(例えば車椅子等)に移乗させる場合に、コントローラ310に備えられた操作ボタンを配置された順に操作することにより、わかりやすく、かつ、素早く移乗させることが可能となる。
さらに、操作ボタン一つによって、被介助者にスリングを装着しやすい姿勢になるようにベッド(床部52)が変形することとなる。これにより、経験の浅い介助者であっても、適切な姿勢にてスリングを装着することが可能となる。
さらに、操作ボタン一つによって、リフト装置3と、ベッド装置5とが連動して動作することにより、移乗可能な状態に吊り上げるまでの動作の時間を短縮することができる。
なお、本実施形態においては、ベッド装置5から他の装置に移乗させる場合について説明しているが、他の装置からベッド装置5へ移乗させる場合には、逆の操作を行えばよいことは勿論である。
[4.使用例]
具体的な使用例について図8及び図9を用いて説明する。図8(a)は、介助者P1が、被介助者P2にスリング装着するために、床部52がスリング装着ポジションに変形した状態を説明するための図である。介助者P1により、コントローラ310が操作され、ベッド装置5の床部52が「制御パターン2」のスリング装着ポジションに変形している。
続いて、図8(b)は、被介助者P2にスリング40が装着されている状態を説明するための図である。スリング40を装着する場合に、ベッド装置5が所定のポジションに変更されているために、介助者P1は被介助者P2に容易にスリングを装着することが可能となる。被介助者P2に装着されたスリングは、ハンガー34に固定されることにより、移乗可能な状態へと遷移する。
図9は被介助者P2を車椅子7に移乗する様子を説明するための図である。図8(b)の状態においてベッドリフト連携ボタン314cが操作されることにより、リフトアームが上昇し、ベッド装置5が下降することにより、従来と比較して素早く移乗可能な状態に移行する。そして、介助者P1は、ハンガー34を把持し、アーム32毎車椅子7の近傍に被介助者P2を移動する。このようにすることにより、被介助者P2を車椅子7に適切に移乗させることが出来るようになる。
[5.効果]
このように、本実施形態によれば、コントローラ310に配置された操作ボタンは、介助者が利用しやすい順番、すなわち操作手順に併せて順番に配置されている。したがって、介助者がリフト操作に不慣れでであっても、マニュアル等を参照せずに直感的に操作が可能であり、操作にすぐ慣れるといった効果が期待できる。
また、スリング装着時間及びリフト操作時間を短縮することが可能となり、被介助者の負担を少なく移乗させることが可能となる。例えば、従来の移乗システムと、本発明を適用した移乗システムとの作業時間を比較すると、表1のようになる。
Figure 0005475565
上述の表によれば、リフト操作時間と、スリングの着脱時間とにおいて、時間短縮効果が認められる。
また、リフト装置3と、ベッド装置5とが反対方向に同時に動作することにより、従来と比較して被介助者を移乗可能な状態へ早い時間にて遷移させることが可能となる。
[6.変形例]
以上、この発明の実施形態について図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計等も特許請求の範囲に含まれる。
上述した実施形態においては、コントローラ310をリフト装置3(ベッド装置5)に設けることとして説明したが、コントローラ310を、例えばリフト装置3のハンガー34にシートスイッチを用いた操作スイッチ350を設けることにより実現しても良い。
例えばハンガー34に図10に示すシート状の操作スイッチ350を設けることとする。介助者は、当該シート状の操作スイッチ350を操作することにより、リフト装置3及びベッド装置5を操作可能とする。
なお、操作スイッチ350は、コントローラ310とは逆に操作スイッチを下から順に操作するように配置されているが、上から順に操作するように配置しても良い。即ち、コントローラ310及び操作スイッチ350は、操作する順に操作ボタン(スイッチ)が配置されていれば、配置される方向は問わない。
このように、ハンガー34に操作スイッチが設けられることにより、介助者はハンガー34を操作しながら、操作スイッチ350も操作可能となる。
また、上述した実施形態においては、コントローラはハードウェアのコントローラとして実現されているが、ソフトウェアのスイッチで実現されることとしても良い。
例えば、リフト装置3(ベッド装置5)にタッチパネル機能を有する表示部が備えられており、当該表示部にGUIの操作メニューを表示することとする。この場合のGUIの一例について図を用いて説明する。
図11(a)は、初期メニューを表示している画面の一例である。ここでリフト動作(R10)がタッチされると、図11(b)に遷移する。
図11(b)は、ベッドの高さ調整が可能であり、領域R12及びR14がタッチされることにより、床部52の高さが上下する。そして、介助者が所望する高さになった時点で、領域R16がタッチされる。
領域R16がタッチされた場合、図12(a)に表示画面が遷移する。図12(a)はスリング装着ポジションとして、最適となるように、ベッド装置5の背上げ装置540、膝上げ装置550を制御する。領域R20及びR22がタッチされることにより、それぞれ調整されることとなる。
ここで、予め設定されたスリング装着ポジションにするためには、領域R24をタッチし、図12(b)の表示画面に遷移させる。図12(b)では、各スリング装着ポジションに応じた項目を選択可能である。
例えば、領域R30をタッチすることにより体圧分散姿勢のスリング装着ポジションが、領域R32をタッチすることにより車椅子座位姿勢のスリング装着ポジションが、領域R34をタッチすることによりリクライニング車椅子姿勢のスリング装着ポジションがそれぞれ選択される。そして、領域R36をタッチすることにより、ベッド装置5は、対応する制御パターンを読み出して床部52を変形し、表示画面は図12(a)に戻る。
図12(a)において、領域R26がタッチされた場合、図13(a)に表示画面が遷移する。図13(a)は、ベッドリフト連携操作を行うための表示画面である。領域R40がタッチされると、アーム32(ハンガー34)が上昇し、床部52が下降する。他方、領域R42がタッチされると、アーム32(ハンガー34)が下降し、床部52が上昇する。
そして、ベッドリフト連携操作が完了した場合には、領域R44がタッチされることにより、図13(b)の表示画面に遷移する。図13(b)のときは、被介助者を水平移動するための画面である。すなわち、アーム32を横方向に回動させ、被介助者を移乗させたい装置の上まで移動させる。そして、移乗させたい装置(例えば車椅子)の上に被介助者が来たときに、領域R50がタッチされる。
領域R50がタッチされると、図14(a)の表示画面に遷移する。図14(a)において、領域R60がタッチされた場合には、リフト装置3のアーム32(ハンガー34)が上昇し、領域R62がタッチされた場合には、リフト装置3のアーム32(ハンガー34)が下降する。
そして、被介助者の移乗が完了すると、領域R64がタッチされることにより、図14(b)の表示画面に遷移し、移乗を完了する。
このように、ハードウェアで構成されたコントローラを有しない場合であっても、操作順序にそった表示画面を表示させることにより、同様の機能を実現することが可能となる。
また、上述した実施形態においては、ベッド装置5は水平な位置から変形する場合について例をあげて説明しているが、背床部522aが既に上がっていたり、膝床部522dが既に上がっていたりしている状態が初期状態であっても良い。この場合、制御パターンに遷移させる場合に、背床部522aを下げたり、膝床部522dを下げたりすることにより、制御パターンに床部52を変形させることとなる。
また、上述した実施形態において、スリング装着ポジションの制御パターンに応じて、床部52を変形させることについては、ベッド装置5が単独で行えることとしても良い。すなわち、ベッド装置5に、制御パターンを記憶しておき、コントローラ510にスリング装着ポジションに変形する操作ボタンを有しておく。そして、当該操作ボタンが押下された場合に、床部52を変形することにより、被介助者にスリングを装着しやすい姿勢にすることが可能となる。
1 移乗システム
3 リフト装置
32 アーム
34 ハンガー
300 制御部
310 コントローラ
312 コントローラ表示部
314 操作部
314a ベッド高さ調整ボタン
314b スリング装着ボタン
314c ベッドリフト連携ボタン
314d リフト操作ボタン
320 記憶部
330 通信部
340 アクチュエータ
5 ベッド装置
52 床部
522a 背床部
522b 背湾曲部
522c 腰床部
522d 膝床部
522e 膝湾曲部
522f 足床部
54 ベッドフレーム
56 基台
510 コントローラ
520 記憶部
530 通信部
540 背上げ装置
550 膝上げ装置
560 昇降装置

Claims (5)

  1. 床部と、床部を昇降させる昇降装置と、床部を変形させることにより被介助者の姿勢を制御する姿勢制御装置とを有するベッド装置に接続され、スリングが装着された被介助者がハンガーに固定され、該ハンガーの上昇・下降の動作を単独で行うためのアクチュエータを有し、該ハンガーを移動させて被介助者の移乗を実現するベッド装置とは別体に構成されたリフト装置において、
    介助者が前記リフト装置を操作する操作ボタンが配置されたコントローラを有し、
    前記コントローラは、前記リフト装置のみを動作させるリフト操作ボタンと、前記リフト装置と、前記ベッド装置の床部とを連動して動作させる連携操作ボタンとを有しており、
    前記連携操作ボタンが操作されたときに、前記ハンガーを上昇させる動作と連動して前記床部を下降させる制御信号を前記昇降装置に送信することを特徴とするリフト装置。
  2. 前記リフト操作ボタンが操作されたときは、前記床部の位置は変わること無く、前記ハンガーの上昇、下降の動作が行われることを特徴とする請求項1に記載のリフト装置。
  3. 前記コントローラは、前記床部が被介助者に前記スリングを装着する場合に適した状態に動作させるスリング装着ボタンを更に有し、
    前記姿勢制御部は、被介助者の背中を上げる背上げ部と、被介助者の膝を上げる膝上げ部とを有し、
    前記記憶部は、制御パターンとして被介助者にスリングを装着する場合に適した前記背上げ部が背中を上げる角度と、前記膝上げ部が膝を上げる角度とを記憶し、
    前記スリング装着ボタンが操作されたときに、前記記憶部から制御パターンから読み出して、前記背上げ部及び前記膝上げ部に制御信号を送信することを特徴とする請求項1又は2に記載のリフト装置。
  4. 前記ハンガーの高さと、前記床部との相対位置に基づいて、前記ハンガーの動作及び前記床部の動作を停止する制御を行う請求項1から3の何れか一項に記載のリフト装置。
  5. 床部と、床部を昇降させる昇降装置と、床部を変形させることにより被介助者の姿勢を制御する姿勢制御装置とを有するベッド装置と、スリングが装着された被介助者がハンガーに固定され、該ハンガーの上昇・下降の動作を単独で行うためのアクチュエータを有し、該ハンガーを移動させて被介助者の移乗を実現するベッド装置とは別体に構成されたリフト装置とを含む移乗システムにおいて、
    前記ベッド装置と、前記リフト装置とは、所定の接続手段により接続されており、
    前記リフト装置は、
    介助者が前記リフト装置を操作する操作ボタンが配置されたコントローラを有し、
    前記コントローラは、前記リフト装置のみを動作させるリフト操作ボタンと、前記リフト装置と、前記ベッド装置の床部とを連動して動作させる連携操作ボタンとを有しており、
    前記連携操作ボタンが操作されたときに、前記ハンガーを上昇させる動作と連動して前記床部を下降させる制御信号を、前記昇降装置に送信することを特徴とする移乗システム。
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