JP5474680B2 - 構造物伸縮部用シール装置 - Google Patents

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Description

本発明は、構造物の伸縮部に設置されるシール装置に関する。本発明のシール装置は、橋梁に適用される他、その他の構造物の伸縮部にも適用される。
道路橋においては、温度変化による橋床板の伸縮を調整することができるように、伸縮部が設けられている。一方、道路橋の路面に降った雨水は、伸縮部の遊間から路面下に漏水して落下するが、このような漏水を放置すると、橋梁を支持する支承の腐食の誘因となり、伸縮機能を損なうばかりでなく、橋梁の破損に及ぶこともある。また、道路橋の下部を公園や駐車場に利用している場合には、そのような利用にも支障を来すこととなる。そのため、伸縮部の遊間にシールゴムを敷設して雨水等の漏水落下を防止する種々の方策がとられている。
伸縮部の遊間における従来の漏水防止方法として、伸縮部の遊間の両方の側面にシールゴムを加硫接着する方法や、シールゴムの両端部をフラットバーで押さえ、ボルトやナットで締め付けることによって固定する方法がある。
また、シールゴムを取り付けようとする遊間の側壁に箱型固定部を設置し、箱型固定部内にシールゴムの端部を挿入して固定する方法がある(図8(a)、図8(b)参照)。図8(a)に示す方法では、伸縮部の遊間の対向面に取り付けられる箱型固定部の開口内に、端部をほぼU字形の形状に形成し、U字形の先端に拡大部を設けたシールゴムが嵌め込まれる。また、図8(b)に示す方法では、伸縮部の遊間の対向面に取り付けられる箱型固定部の開口内に、端部をほぼU字形の形状に形成したシールゴムを嵌め込み、シールゴムが脱落しないように、シールゴムのU字形端部内に楔形ゴムが挿入される。
橋梁の伸縮部の遊間にシールゴムを敷設して雨水等の漏水落下を防止する方法として、上述のように種々の方法が提案されている。しかしながら、上述の従来の方法には、種々の不都合な点がある。
例えば、シールゴムを加硫接着する方法では、長尺の鋼製伸縮装置の内側面にシールゴムを加硫接着するための大型成形金型が必要となり、多大の労力を要する他、接着界面の鋼の錆や腐食により耐久性が十分ではないうえ、シールゴムの補修交換が困難である。
また、シールゴムをフラットバーを用いて固定する方法では、取付時に多数のナットの締付け作業を要し、撤去交換時に多数のナット等の撤去を要するため、作業に多大の労力が必要となる他、取付部の密着気密性の確保が容易ではなく、経年劣化によりボルト等が腐食して撤去不能な個所が生じ得る。
また、図8(a)に示す方法では、U字形端部が小さすぎると、固定圧力が不足してシールゴムが脱落し易くなり、気密性が損なわれてシールゴムと箱型固定部との隙間から漏水する事態が生ずるという不都合がある。
さらに、図8(b)に示す方法では、楔形ゴムを挿入したり取り外したりするのが容易ではなく、楔形ゴムの挿入し易くするため楔形ゴムを小さくしすぎると、シールゴムが脱落し易くなるとともに、漏水のおそれが生ずるという不都合がある。
このように、従来のシールゴムの取り付け方法には一長一短があり、満足すべきものがないのが現状である。
本発明は、このような状況に鑑みて開発されたものであって、容易に脱着することが可能であり、良好な遮水性を有する構造物伸縮部用シール装置を提供することを目的としている。
本願請求項1に記載の構造物伸縮部用シール装置は、中心軸線に対して左右対称であり、中央が垂下したほぼ凹状に形作られた中央部および中央部の両端部にそれぞれ配置された固定用端部を有するシールゴムと、構造物の伸縮部の対向面にそれぞれ取り付けられ、前記シールゴムの固定用端部が嵌め込まれる箱型固定部とを備え、前記シールゴムの固定用端部が、中央部から延びた下辺部分、所定の間隔を隔てて下辺部分の上方に配置された上辺部分、および下辺部分の端と上辺部分の端とを連結する連結部分を有し、全体としてコ字形形状に形作られており、前記下辺部分の下面に、外方かつ下方に延びた第1傾斜面が設けられ、第1傾斜面の頂点から第1傾斜面とほぼ直交するように、連結部分まで第2傾斜面が延びており、前記上辺部分の下面の前記中央部の側に、隅切り部が設けられており、前記箱型固定部が、下辺部分、所定の間隔を隔てて下辺部分の上方に配置された上辺部分、下辺部分の端と上辺部分の端とを連結する連結部分、および上辺部分の連結部分と反対側の端部に設けられた垂下部分を有し、全体としてコ字形形状に形作られており、前記シールゴムの固定用端部が嵌め込まれたとき、前記箱型固定部の下辺部分の上面が前記固定用端部の下辺部分の下面に合致し、前記箱型固定部の上辺部分の下面が前記固定用端部の上辺部分の上面に合致するように形作られており、前記シールゴムの固定用端部の上辺部分、下辺部分、および連結部分によって構成される空間に合致した外面形状を有し、上面に係止用突起が設けられた楔形ゴムを更に備え、前記箱型固定部内に前記シールゴムの固定用端部を嵌め込み、楔形ゴムを前記シールゴムの固定用端部の前記空間内に挿入することによって、固定用端部の隅切り部と箱型固定部の垂下部とによって形成される凹部に、前記係止用突起が嵌まるように構成されていることを特徴とするものである。
本願請求項2に記載の構造物伸縮部用シール装置は、前記請求項1の装置において、前記固定用端部の下辺部分の第2傾斜面に、補強材が配置されていることを特徴とするものである。
本願請求項3に記載の構造物伸縮部用シール装置は、前記請求項1又は2の装置において、前記固定用端部の上辺部分の上面又は連結部分の外側面に設けられた溝内に、吸水ゲル化フォームが配置されていることを特徴とするものである。
本発明のシール装置によれば、箱型固定部へのシールゴムの脱着(すなわち、取り付け及び取り外し)を容易に行うことができる。本発明のシール装置では、箱型固定部の内部にシールゴムの外面がほぼ密着した状態で嵌め込まれるので、良好な遮水性を得ることができる。さらに、固定用端部に吸水ゲル化フォームを配置することにより、遮水性を一層高めることができる。
次に図面を参照して、橋梁の伸縮部に設置する場合を例にして、本発明の好ましい実施の形態に係る構造物伸縮部用シール装置について詳細に説明する。図1は、本発明の好ましい実施の形態に係る構造物伸縮部用シール装置の全体を概略的に示した図、図2は、図1の構造物伸縮部用シール装置の各構成要素を示した分解図である。
図1および図2において全体として参照符号10で示される本発明の好ましい実施の形態に係る構造物伸縮部用シール装置は、シールゴム12を備えている。シールゴム12は、図3に示されるように、中心軸線x−xに対して左右対称であり、中央が垂下したほぼ凹状に形作られた中央部14と、中央部14の両端部に配置され、シールゴム12を後述する箱型固定部20に固定するための固定用端部16とを備えている。なお、中央部14と各固定用端部16は、適当な軟質ゴムで一体に形成されている。
図4に示される固定用端部16、すなわちシールゴム12の右側の固定用端部16について説明する。固定用端部16は、中央部14から延びた下辺部分16aと、所定の間隔を隔てて下辺部分16aの上方に配置された上辺部分16bと、下辺部分16aの右端と上辺部分16bの右端とを連結する連結部分16cとを有しており、全体としてコ字形形状に形作られている。これにより、固定用端部16の内部には、下辺部分16a、上辺部分16b、及び連結部分16cによって空間18が形成されることとなる。
下辺部分16aの下面には、外方かつ下方に延びた第1傾斜面16a1が設けられており、第1傾斜面16a1の頂点16a2から第1傾斜面16a1とほぼ直交するように、連結部分16cまで第2傾斜面16a3が延びている。なお、「外方」とは、中央部14から遠去かる方向を意味する。
中央部14の下面と第1傾斜面16a1とのなす角度α(図4参照)は、100°〜120°程度とするのが好ましく、110°とするのが最も好ましい。
好ましくは、下辺部分16aの第2傾斜面16a3には、補強材16a4が配置されている。橋梁伸縮部の伸縮により、シールゴム12にも応力が発生するが、補強材16a4で下辺部分16aを補強することにより、補強材16a4の配置個所よりも先端部(すなわち、連結部分16c及び上辺部分16b)への応力の伝達を抑制する効果が得られる。補強材16a4としては、例えば、補強布が用いられる。
好ましくは、下辺部分16a5の上面は、後述する楔形部材24の挿入を容易にするため、外方に向かって上方に傾斜している。
上辺部分16bの上面には、溝16b1が設けられており、溝16b1内に、吸水ゲル化フォーム16b2が配置されている。吸水ゲル化フォーム16b2とは、吸水すると膨張して固形ゲル化する材料である。
上辺部分16bの下面の中央部14の側には、後述する楔形ゴム24の係止用突起24bを嵌めるため、隅切り部16b3が設けられている。
なお、シールゴム12の左側の固定用端部16は、中央軸線x−xに対して、上述の右側の固定用端部16と対称形に形作られている。
構造物伸縮部用シール装置10は又、シール装置10を設置しようとする橋梁の遊間部の対向面にそれぞれ取り付けられ、シールゴム12の各固定用端部16がそれぞれ嵌め込まれる箱型固定部20を備えている。図5(a)は、シールゴム12の右側の固定用端部16が嵌め込まれる右側の箱型固定部20を示した正面図である。箱型固定部20は、下辺部分20aと、所定の間隔を隔てて下辺部分20aの上方に配置された上辺部分20bと、下辺部分20aの右端と上辺部分20bの右端とを連結する連結部分20cとを有しており、全体としてコ字形形状に形作られている。これにより、箱型固定部20の内部には、下辺部分20a、上辺部分20b、及び連結部分20cによって空間22が形成されることとなる。
下辺部分20aの上面には、シールゴム12の固定用端部16が箱型固定部20に嵌め込まれたとき固定用端部16の下辺部分16aの下面に合致するように形作られた突起20a1が設けられている。上辺部分20bの下面は、シールゴム12の固定用端部16が箱型固定部20に嵌め込まれたとき固定用端部16の上辺部分16bの上面に合致するように形作られている。上辺部分20bの連結部分20cと反対側の端部には、シールゴム10の固定用端部16が箱型固定部20に嵌め込まれたときシールゴム12が脱落しないように垂下した垂下部20dが設けられている。垂下部20dの垂下長さD1 は、固定用端部16の上辺部分16bの厚さD0 (図4参照)と実質的に同一になるように選定されている。
構造物伸縮部用シール装置10は更に、シールゴム12の固定用端部16の空間18に挿入される楔形ゴム24を備えている。図5(b)は、シールゴム12の右側の固定用端部16の空間18に挿入される楔形ゴム24を示した正面図である。楔形ゴム24は、シールゴム12と同じ軟質ゴムで形成されており、固定用端部16の空間18に合致する形状を有している。すなわち、楔形ゴム24の高さは、空間18の高さとほぼ同じであり、楔形ゴム24の下面24aは、上方に傾斜しており、空間18内への挿入時に固定用端部16の隅切り部16b3と箱型固定部20の垂下部20dとによって形成される凹部に嵌まる係止用突起24bが設けられている。
以上のように構成された構造物伸縮部用シール装置10の仕様について説明する。まず、シール装置10を設置しようとする橋梁の遊間部の対向面に箱型固定部20を設置する。次いで、シールゴム12の固定用端部16を箱型固定部20の空間22内に嵌め込む(図6(b))。その際、固定用端部16の下辺部分16aと上辺部分16bを互いの方へ押しつけるようにして固定用端部16の高さを減少させた状態にすると、箱型固定部20の空間22内への嵌め込みが容易になる(図6(a))。次いで、固定用端部16の空間18内に楔形ゴム24を挿入する(図6(c))ことによって、シールゴム12の取り付けが完了する(図6(d))。
一方、シールゴム12を取り外そうとする場合には、固定用端部16の空間18内から楔形ゴム24を取り外し、次いで、固定用端部16を箱型固定部20の空間22内から取り外すことによって、シールゴム12を容易に取り外すことができる。
シールゴム12および楔形ゴム24の材料として、ポリクロロプレンゴム(硬度Ha60°、伸び450%、引張強度13.5MPa)を用いた。シールゴム12は、金型加硫で製作し、楔形ゴム24は、押し出し成形法で成形し、直缶蒸気加硫で加硫した。補強材16a4として用いる補強布は、6ナイロン織り糸直径0.7mmが縦横共に19本/インチの織布を接着処理し、補強材16a4の設置個所の総外周面大に裁断し、2層を固定用端部16の全長に加硫成形と同時に焼付け埋設した。吸水ゲル化フォーム16b2として、自由変形環境で厚みが2倍に膨張する、旭化工株式会社製ゲルフォーム#6092の5×8角品を同寸法の凹部16b1に埋設した。
1)実施例におけるシールゴム12の寸法は、以下のようにした。
上辺部分16bの厚み:8mm、下辺部分16aの厚み:平均8mm、頂点16a2の高さ:3mm、α:108°26′6″、連結部分16cの厚み:3mm、隅切り部16b3:3mm×5mm、隅切り部16b3からの空間18の長さ:14mm、中央部14の厚み:6mm、中央部14の自由伸縮面長:122mm。
2)実施例における箱型固定部20の寸法は、以下のようにした。
空間22の高さ:25mm。
3)実施例における楔形ゴム24の寸法は、以下のようにした。
係止用突起:3mm×5mm、係止用突起24bからの長さ:12mm(従って、空間18への挿入時に先端に2mmが隙間が生ずることとなる)。
以上のような材料および寸法で、長さ1mのシールゴム12と楔形ゴム24を試作するとともに、長さ1mの橋梁伸縮部の模型を製作した。そして、橋梁伸縮部の標準遊間を40mmに設定し、シールゴム12の固定用端部16を圧縮して先端を箱型固定部20の空間22内に挿入したところ、先がL字に曲がったバール状のヘラの先端で固定用端部16を押し込むことが可能であった。次いで、楔形ゴム24を、表面に水をつけて固定用端部16の空間18内に圧入することにより、容易に挿入することが可能であった。
橋梁伸縮部の最大遊間を80mmに設定し、標準遊間を40mmとして、軸方向に±40mm伸縮させる伸縮試験を6000回実施したが、シールゴム12が脱落することはなかった。また、標準遊間において、同じ伸縮幅で軸直角方向に6000回の伸縮試験を実施したが、シールゴム12が脱落することはなかった。
伸縮試験が終了した後、標準遊間40mmで楔形ゴム24を強く引き抜くことにより、楔形ゴム24を容易に取り外すことができ、さらに、楔形ゴム24を取り外した後、シールゴム12を強く引き抜くことにより、シールゴム12を取り外すことができた。
本発明は、以上の発明の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることはいうまでもない。
たとえば、前記実施の形態では、本発明のシール装置が橋梁の伸縮部に設置される場合に関連して説明されているが、一般建築物の伸縮部のような橋梁の伸縮部以外の個所に本発明のシール装置を適用してもよい。また、前記実施の形態では、吸水ゲル化フォーム16b2がシールゴム12の固定用端部16の上辺部分16aの上面に設けられているが、連結部分16cの外側面に設けてもよい。
本発明の好ましい実施の形態に係る構造物伸縮部用シール装置を示した斜視図である。 図1の構造物伸縮部用シール装置の各構成要素を示した分解図である。 図1の構造物伸縮部用シール装置のシールゴムの正面図である。 図3の部分4の拡大図である。 図5(a)は図1の構造物伸縮部用シール装置の箱型固定部の正面図、図5(b)は図1の構造物伸縮部用シール装置の楔形ゴムの正面図である。 図1の構造物伸縮部用シール装置の一連の取付手順を示した図である。 シールゴムが収縮した状態を示した図1と同様な図である。 従来のシールゴムの取り付け方法を示した図である。
10 構造物伸縮部用シール装置
12 シールゴム
14 中央部
16 固定用端部
16a 下辺部分
16a1 第1傾斜面
16a2 頂点
16a3 第2傾斜面
16a4 補強材
16a5 上面
16b 上辺部分
16b1 凹部
16b2 吸水ゲル化フォーム
16b3 隅切り部
16c 連結部分
18 固定用端部の内部の空間
20 箱型固定部
20a 下辺部分
20a1 突起
20b 上辺部分
20c 連結部分
20d 垂下部
22 箱型固定部の内部の空間
24 楔形ゴム
24a 下面
24b 係止用突起

Claims (3)

  1. 構造物伸縮部用シール装置であって、
    中心軸線に対して左右対称であり、中央が垂下したほぼ凹状に形作られた中央部および中央部の両端部にそれぞれ配置された固定用端部を有するシールゴムと、
    構造物の伸縮部の対向面にそれぞれ取り付けられ、前記シールゴムの固定用端部が嵌め込まれる箱型固定部とを備え、
    前記シールゴムの固定用端部が、中央部から延びた下辺部分、所定の間隔を隔てて下辺部分の上方に配置された上辺部分、および下辺部分の端と上辺部分の端とを連結する連結部分を有し、全体としてコ字形形状に形作られており、
    前記下辺部分の下面に、外方かつ下方に延びた第1傾斜面が設けられ、第1傾斜面の頂点から第1傾斜面とほぼ直交するように、連結部分まで第2傾斜面が延びており、前記上辺部分の下面の前記中央部の側に、隅切り部が設けられており、
    前記箱型固定部が、下辺部分、所定の間隔を隔てて下辺部分の上方に配置された上辺部分、下辺部分の端と上辺部分の端とを連結する連結部分、および上辺部分の連結部分と反対側の端部に設けられた垂下部分を有し、全体としてコ字形形状に形作られており、
    前記シールゴムの固定用端部が嵌め込まれたとき、前記箱型固定部の下辺部分の上面が前記固定用端部の下辺部分の下面に合致し、前記箱型固定部の上辺部分の下面が前記固定用端部の上辺部分の上面に合致するように形作られており、
    前記シールゴムの固定用端部の上辺部分、下辺部分、および連結部分によって構成される空間に合致した外面形状を有し、上面に係止用突起が設けられた楔形ゴムを更に備え、
    前記箱型固定部内に前記シールゴムの固定用端部を嵌め込み、楔形ゴムを前記シールゴムの固定用端部の前記空間内に挿入することによって、前記固定用端部の隅切り部と前記箱型固定部の垂下部とによって形成される凹部に、前記係止用突起が嵌まるように構成されていることを特徴とするシール装置。
  2. 前記固定用端部の下辺部分の第2傾斜面に、補強材が配置されていることを特徴とする請求項1に記載されたシール装置。
  3. 前記固定用端部の上辺部分の上面又は連結部分の外側面に設けられた溝内に、吸水ゲル化フォームが配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載されたシール装置。
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