JP5473586B2 - 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム - Google Patents

情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、画像読取装置に置載されている原稿を読み取り、この読み取った画像を画像処理装置に転送する画像処理システムに関する。
従来、画像読取装置に置載され原稿を読み取る方法として、画像処理装置から読取範囲、読取解像度、読取モード(カラー読取、グレースケール読取、白黒読取)などの設定(以下、読取設定)を画像読取装置へ送り、画像読取装置で読み取った画像データを画像処理装置で受信する方法が用いられてきた。
画像読取装置ではラインごとに読み取った画像を逐次送信し、画像処理装置で逐次受信する方式が用いられてきた。しかし、画像読取装置と画像処理装置間の通信に使用しているインターフェースの通信速度が遅い場合、画像処理装置側で画像データの受信に時間が掛かる問題がある。無線通信を使用したインターフェースでは、有線通信より通信速度が安定せず、通信速度が遅くなることが考えられる。また、画像読取装置の読取速度の方が、通信速度より速い場合が考えられる。このような場合、画像読取装置では、読取範囲の画像データを保存するためのメモリーを確保するか、メモリーが足りなくなった時点で一度画像読取を中断する必要がある。
インターフェースの通信速度に依存してしまう読取時間の問題を解決するため、画像データを圧縮し転送する方法が考えられた(たとえば、特許文献1参照)。画像データを圧縮する方法として、JPEG符号化方が一般的である。さらに、JPEG圧縮では画像をブロック単位に分割し圧縮する方式であるため、画像処理装置では画像データが圧縮されるごとに画像を受信でき、逐次転送が可能である。
特開平07−200849号公報
しかしながら、JPEG圧縮し逐次データを転送した場合、読取完了前では総画像データ量を事前に知ることや、可変長圧縮であるため総画像データ量を計算によって求めることが出来ず、読取の進捗状況を画像処理装置で表示出来ない課題があった。そこで、本発明は、画像データを読取可変長圧縮し転送されるデータを受信する画像処理装置において、受信状況をユーザーに提示することを目的とする。
本発明の情報処理装置は、読取装置が原稿を読み取ることにより得られた読取画像を入力する情報処理装置であって、前記読取画像の画素数を特定するための情報を取得する取得手段と、前記読取画像の一部に対応する部分画像を順次入力することにより、当該読取画像を入力する入力手段と、前記入力手段により前記読取画像の前記部分画像が順次入力されるときに、前記入力手段により既に入力されている部分画像の画素数と前記取得手段により取得された情報により特定される当該読取画像の画素数とに基づいて、当該入力手段による当該読取画像の入力の進捗を判定する判定手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、既に入力されている部分画像の画素数と読取画像の画素数とに基づいて進捗が判定されるため、読取画像の進捗を適切に判定することができる。
実施例1の画像読取装置のハード構成を示す図である。 実施例1の画像読取装置の外観図である。 実施例1で、画像読取装置で画像を読み取るフローチャート。 実施例1で、画像処理装置で画像データを受信するフローチャート。 実施例1で、可変長圧縮するフローチャート。 実施例1で、可変長圧縮を説明する表。 実施例1で、ブロック展開を行うフローチャート。 実施例1で、ユーザーに受信の進捗状況を示す一例。 実施例2で、画像処理装置で画像データを受信するフローチャート。 実施例3で、画像処理装置で画像データを受信するフローチャート。 実施例3で、推定で表示する進捗状況を説明するグラフ。
(実施例1)
本実施形態の画像読取装置と画像処理装置で構成される画像処理システムについて、図1のブロック図を参照して説明する。
100は画像読取装置、101は読取原稿である。111の光源ランプは原稿101を照明し、原稿表面の濃度に応じた強さの反射光が、102の結象レンズを通して、103の固体撮像素子であるCCDセンサー等のラインイメージセンサー上に結像する。110は光源ランプ(111)を点灯する光源点灯回路である。104はラインイメージセンサー(103)のアナログ画像信号出力を増幅する増幅器である。また、112はステッパーモーター等の光学系駆動モーター(113)を駆動するモーター駆動回路であり、画像読取装置(100)のシステム制御装置であるCPUコントローラ(109)からの制御信号により駆動モーター(113)の励磁信号を出力する。105はA/D変換器であり、増幅器(104)から出力されたアナログ画像信号をディジタル画像信号に変換する。106は画像処理回路であり、ディジタル信号化された画像信号に対してオフセット補正、シェーディング補正、デジタルゲイン調整、カラーバランス調整、カラーマスキング変換、主・副走査方向の解像度変換等の画像処理を行う。107はRAMにより構成されたバッファーメモリーであり、画像処理後のデータを一時的に記憶する。120は圧縮回路であり、107に記憶された画像データを圧縮する。121はRAMにより構成されたバッファーメモリーであり、圧縮後のデータを一時的に記憶する。108はインターフェース回路であり、画像処理装置(150)とコマンドや画像通信を仲介する。SCSI、パラレル、USB、IEEE1394、LAN、無線LAN等のインターフェースが使用される。114は画像処理回路が画像処理を行う際の一時作業メモリーとして用いられる作業用メモリーである。115は濃度ガンマ変換LUTを記憶し、ガンマ補正を行うためのガンマLUTである。109は画像処理装置(150)からの命令にしたがって画像読取装置(100)を制御するCPUコントローラであり、モーター駆動回路(112)、光源点灯回路(110)、画像処理回路(106)等を制御する。また、操作パネル(116)に備えるスイッチが押された状態はCPUコントローラにより検知され、インターフェース(第1の送信手段、第1の受信手段、第2の送信手段、第2の受信手段)を介して画像処理装置(150)へ通知される。画像処理装置(150)は、パーソナルコンピュータなどのホストコンピュータであり、モニターディスプレイ(151)と接続されている。本実施例は、RGB3色を読み取る3ラインCCDセンサー(103)と白色光源(111)により構成されているが、単色の1ラインイメージセンサーと選択的に点灯可能なRGB3色の光源による構成のCISに於いても、同様の機能を実現出来る。
図2に本実施例における画像読取装置の外観図の一例を示す。
201は原稿台上の原稿を安定的に押さえるための原稿圧板、202は薄手のシート原稿を原稿台に密着させる一方、原稿の余白部分の画像データを白色にする白色シート、204は読取光学系ユニットである。205は原稿台であり、原稿の読取面を平面に保ちつつ、原稿を保持する。206は操作パネルであり、読取開始などの簡単な指示を、画像データ送信先である情報処理機器(150)に送るために使用される。207は原稿基準位置を示すマークであり、原稿台上に載置された原稿の読取開始位置を表している。
図3は、実施例1において、画像読取装置(100)で行う動作について記述したフローチャートである。
ステップS301で、画像処理装置(150)から原稿を読み取るための読取条件を受信する。主な読取条件として、読取る画像の位置、幅、高さ、カラー・グレー・白黒で読取るかの読取モード、読取り時の解像度、圧縮転送時の圧縮率指定、その他画像読取装置で処理する画像処理の指定などがある。ステップS302で、画像処理装置へ圧縮転送する画像データの展開に必要な画像ヘッダーを作成する。画像ヘッダーは、画像フォーマットの規格によって決まっており、画像データの展開に必要なテーブルや、展開後の画像データの幅、高さ、ビット深度などを記録する。
ステップS303で、画像データを読み取る。指定された読取モード、読取り時の解像度をもとに、ラインイメージセンサー(103)を駆動させ、読取り時の解像度に応じて駆動モーター(113)を動作させる。読み取ったデータは、圧縮待ちバッファーメモリー(107)へ蓄積する。ステップS304で、一定ライン数蓄積されたか判定する。JPEG圧縮では、8×8単位のブロック(以下、MCU:Mimimum coded unitと呼ぶ)に分割してブロック毎に圧縮するため、最低で8ライン溜まれば画像を圧縮することが出来る。蓄積されたらS306へ進み、蓄積されていないのであればS303へ進み画像データを読み込む。
ステップS305で、圧縮待ちバッファーメモリー(107)から1MCU(8x8画素)のデータを取り出す。ステップS306で、データ容量を削減する。JPEG圧縮では、離散コサイン変換(DCT:DescreatCosinTransfer)を行い、周波数ごとに異なる量子化を行う。ステップS307で、可変長圧縮を行う。詳細は、図5で説明する。可変長圧縮された圧縮データは、バイト単位ではなくビット単位で出力され、送信待ちバッファーメモリー(121)へ蓄積する。
ステップS308で、一定ライン蓄積された画像データが全て可変長圧縮されてかを調べる。例えば、画像の幅が100画素の画像を8x8のブロック単位で圧縮した場合、100/8=12.5、切り上げて13MCUに分割される。全13MCU可変長圧縮されていれば、ステップS309へ進み、可変長圧縮されていないデータがあれば、ステップS305へ進む。ステップS309で、送信前の一定バイト数のデータが蓄積されたか判定する。ここでは、画像処理装置(150)と1024Byte単位で情報をやり取りするので、1024Byte溜まっているか判定する。
ステップS310で、画像処理装置(150)へ画像データ転送を行う。画像処理装置(150)では、ステップS301で読み取る読取条件を送信した後、画像読取装置(100)から画像データの読取処理を行う。ここでは、データのやり取りする一定単位(1024Byte)の転送が可能なら、画像処理装置(150)は画像を読み出す。一定単位のデータが溜まっていない場合は、画像処理装置(150)では読み出し待ちとなる。
ステップS311で、最終ラインを読取完了していれば終了し、読み取っていなければステップS303へ進み、再度画像データを読み取る。
図4は、実施例1において、画像読取装置(100)で読み込まれた画像データを、画像処理装置(150)で受信する動作について記述したフローチャートである。
ステップS401で、読み取る読取条件を画像読取装置に送信する。なお、この読取条件は、図3のステップS301で受信する読取条件に対応する。ステップS402で、読取条件からブロックの総数である総MCU数を求める(第1の算出手段)。8×8のMCUに分割し圧縮する場合、高さ方向のMCU数は高さ/8(切り上げ)で求まり、幅方向のMCU数は幅/8(切り上げ)で求まる。総MCU数は、高さ方向のMCU数×幅方向のMCU数で求めることが出来る。
ステップS403で、画像読取装置から画像データを受信する。これは、図3のS310のデータ送信に対応して受信するものである。ステップS404で、受信した画像データから画像ヘッダーを解析していなければステップS405へ移動する。解析済みであれば、ステップS6へ進む。ステップS405で、受信したデータの画像ヘッダー情報を解析する。この画像ヘッダー情報は、図3のステップS302に記載の通り、画像フォーマットの規格によって決まっており、その規格に則って解析する。解析により、圧縮された画像データが何処から始まるかを得る。JPEGデータでは、画像データの始まりを表す規定データが画像ヘッダーの最後に記述されているため、この規定データを見つける。さらに、可変長圧縮を展開するためのテーブルを得る。ステップS406で、受信した画像データからMCU展開する。詳細な展開は、図6のフローチャートに記載する。ステップS407で、ステップS406でMCU展開できたか調べる。画像読取装置から、一定バイト数毎に画像データを受信するため、MCUが、あるデータ受信と、次のデータ受信の間にまたがる可能性がある。この場合、あるデータを受信し、MCU展開していくと、最後のMCU展開でデータが足りないため失敗する。この場合は、S403へ進み、次のデータを受信してから、再度MCU展開する。なお、MCU展開できないもう一つの理由として、データが壊れていた場合があるが、その場合の例外処理はこのフローチャートでは省略している。
ステップS408で、受信MCU数をインクリメントする(第2の算出手段)。ステップS409で、ステップS402で求めた総MCU数と、受信MCU数の比率から受信状況を表示する。数字で表示するのであれば、100×受信MCU数/総MCU数で、パーセンテージで受信状況を表示できる。その他、プログレスバーなどでも受信状況を表示することが出来る。ステップS410で、全データの受信を確認すれば終了する。
図5のフローチャート、及び図6の表を使用し、可変長圧縮について説明する。この処理は、図3におけるステップS307に対応する。JPEG圧縮では、DCT後のデータから、DC成分と、AC成分を分けて可変長圧縮し圧縮率を高めているが、本提案特許の本質的な所ではなく、説明の簡略化のため分けずに可変長圧縮のみ説明する。なお、具体例として、圧縮するデータを05h,01h,07h,02h,00h,06h,04h,03hとし、図6(1)の2行目に記載した。圧縮に必要なハフマンテーブルは、図6(2)とする。
ステップS501で、符号化するデータから1BYTE取得する。まずは、05hを取り出す。ステップS502で、表現ビットを計算する。05hを二進数で表すと、00000101bとなり、3bitあれば、101bと表現可能であるので、表現ビットは3となる。ステップS503で、ハフマン値を求める。図6(2)から、表現ビット数に対応する値を引く。表現ビット数3であれな、ハフマン値は11となる。ここまでの処理を図6(1)のA列に記載した。ステップS504で、得られたハフマン値を、そのまま出力する。例では、そのまま11と出力する。ステップS505で、データを表現ビット数分出力する。例では、05hは表現ビット数3で、101bとなるため、101を出力する。ここまでで圧縮されたデータは、11 101となる。
ステップS506で全データを符号化しているかを判定する。05h,01h,07h,02h,00h,06h,04h,03hは、1Byte目で11 101と圧縮されているので、その他のデータも同じように圧縮する。圧縮された結果は、110 101 0 1 110 111 10 10 0 0 110 110 110 100 10 11となり、8bit単位で記述すると11010101 11011110 10001101 10110100 1011となる。ハフマン値のビット数が少ないデータが多ければ、それだけ圧縮率は高まる。また、入力するデータのハフマン値のビット数は変化するため、圧縮されたビット長は、入力されるデータに依存し可変長となる。
図7のフローチャートを使用し、可変長圧縮されたデータから、MCU展開する方法について説明する。この処理は図4のステップS406に対応する。
ステップS701で、作業用の変数を0で初期化する。ステップS702で、読み取ったデータから1ビット取得可能か調べる。MCU展開中に、画像処理装置で読み取った全てのデータを取得した場合は、展開するデータが無いため1ビット取得不可能であり、MCU展開に失敗する。ステップS703で、1ビット取得し作業用変数に格納する。このとき、すでに作業用変数にデータが入っていたら、左に1ビットシフトし、新しいビットを最下位ビットに格納する。ステップS704で、作業用変数に対応するハフマン値があるか調べる。図6における表602のハフマンテーブルにおいて、作業用変数が0であった場合、ハフマン値0があるため、S705へ進む。作業用変数が1で有った場合、ハフマン値が無いため、再度ビットを取得して、10か11となればハフマン値があるため、S705と進む。ステップS705で、ハフマン値から表現ビット数を得る。ステップS706で、ステップS702と同様にビット取得が可能か調べる。ここで調べる取得可能なビット数は、ステップS705で得られた表現ビット数となる。
ステップS707で表現ビット数分のビットを取得する。画像データを展開する場合は、得られたビットを元に、画像を構成するが、プログレスバーを表示する場合は、ビットの取得のみの処理となる。ステップS708で、MCUが展開されたか調べる。MCU分のデータが取得出来ていれば1MCUの展開が成功する。出来ていない場合は、再度ステップS702へ進む。
図8に画像処理装置でユーザーに知らせる進捗状況の例を示す。801は、メッセージダイアログであり、画像処理装置に接続されたディスプレイ100に表示される。802はメッセージダイアログ(801)上に表示されるテキストであり、進捗状況を100%換算で表示する。803はメッセージダイアログ(801)上に表示されるプログレスバーであり、進捗状況を図示する。
以上の動作により、スキャナで可変長圧縮され画像処理装置へ逐次転送される系において、画像処理装置で事前に求めた総MCU数と可変長圧縮されたMCUを画像処理装置で展開しカウントによって、受信データの進捗状況をユーザーに知らせることが可能となる。
(実施例2)
実施例1では、画像処理装置から画像読取装置へ送る読取条件から総MCUを求めたが、画像処理装置で画像の幅、高さが分らない場合がある。例えば、画像読取装置内部で読み取る範囲を決めて画像処理装置へ画像を送る場合である。実施例2では、画像処理装置へ送られる画像データのヘッダーから総MCUを求めることで、このような場合でも読取の進捗状況を表示する方法について説明する。実施例1との差は、画像読取装置(100)で読み込まれた画像データを、画像処理装置(150)で受信する際の動作のみであり、実施例1の図4のフローチャートの変形である。本実施形態は、この差分のみを説明する。
図9は、実施例2において、画像読取装置(100)で読み込まれた画像データを、画像処理装置(150)で受信する動作について記述したフローチャートである。
ステップS901で、読み取る読取条件を画像読取装置(100)に送信する。なお、この読取条件は、図3におけるステップS301で受信する読取条件に対応する。ステップS902で、画像読取装置から画像データを受信する。これは、図3におけるステップS310のデータ送信に対応する。ステップS903で、受信したデータから画像ヘッダーを解析していなければ、ステップS905へ移動する。解析済みであれば、ステップS906へ進む。
ステップS904で、受信したデータの画像ヘッダー情報を解析する。図4のステップS405と同様の処理に加えて、受信した画像データの幅、高さを求める。ステップS905で、総データブロックを計算していなければステップS906へ進み、計算済みであれば、ステップS907へ移動する。ステップS906で、画像の幅、高さから総MCU数を求める。このとき、画像の幅、高さは、ステップS904で解析したヘッダー情報から取得する。取得方法は、ステップS402と同様である。ステップS907からステップS911は、ステップS406からステップS410までと同様である。
以上の動作により、スキャナで可変長圧縮され画像処理装置へ逐次転送される系において、画像読取装置で画像の幅、高さが決定される場合であっても、画像ヘッダー情報から総MCU数を求め、可変長圧縮されたMCUを画像処理装置で展開しカウントする事によって、受信データの進捗状況をユーザーに知らせることが可能となる。
(実施例3)
実施例1では、図4におけるステップS403において、画像読取装置で読み込まれた画像データを受信する際に時間が掛かる可能性がある。実施例3では、このような受信に時間が掛かる場合でも進捗状況を表示する方法について説明する。実施例1との差は、画像読取装置(100)で読み込まれた画像データを、画像処理装置(150)で受信する際の動作のみであり、実施例1の図4のフローチャート、およびフローチャートの説明にあたる。本実施形態は、この差分のみを説明する。
図10は、実施例3において、画像読取装置(100)で読み込まれた画像データを、画像処理装置(150)で受信する動作について記述したフローチャートである。
ステップS1001、S1002は、図4のステップS401、S402と同様である。ステップS1003で、画像処理装置で画像読取に掛かる推定時間を計算する。画像読取装置(100で)は、駆動モーター(113)を一定の速度で駆動し画像を読み取る。この駆動モーター(113)が駆動する速度は、読取モード、読取解像度に比例し、あらかじめ設計値として決めておく。このモーター駆動の速度と、画像読取の長さから、駆動モーター(113)が駆動する時間が求まる。画像読取装置(100)では、モーター駆動以外にも画像処理や圧縮処理、画像処理装置(150)に通信などに時間が掛かるが、おおよその推定時間としてモーター駆動時間を用いる。
ステップS1004で、画像読取装置から画像データの受信中かどうかを判断する。1024Byteを所定の情報量の単位として、この情報量毎におこなわれる一回のデータの転送が完了していればステップS1005へ進み、完了していなければステップS1007へ進む。
ステップS1005で、受信進捗状況を求める。この処理は、図4におけるステップS404〜S409の処理に該当する。この処理で、受信ブロック数が求まる。ステップS1006で、得られた受信状況から推定読取時間を修正する。推定時間とブロック数の間に比例関係があるとして、(修正推定読取時間=経過時間×総ブロック数/受信ブロック数)で修正された推定読取時間を求める。ステップS1007では推定受信状況を求める。これは、経過時間/推定読取時間で求まる。ステップS1008で、ステップS1005、ステップS1007で得られた受信状況を表示する。ステップS1009で、全データを受信してあれば終了する。
図11は、推定読取時間を説明するグラフである。縦軸は受信ブロック数、横軸は、読取経過時間である。図11(a)で、時刻t4で4回目のデータを受信完了した後で、5回目のデータを受信している途中の時刻tで表示する受信の進捗状況を説明する。画像の大きさから計算される総ブロック数がba、時刻t4までに受信したブロック数の累積値をb4とする(点P4)。原点Oから点P4への直線O−P4を延長して、受信ブロック数の累積値がbaとなる時刻ta4(点Pa4)を全体の推定読取時間とする。t/ta4が時刻tにおける推定の受信の進捗状況である。直線O−Pa4上の時刻tでの点Pa4に対応する受信ブロック数bが推定される受信ブロック数の累積値となる。この推定は、1024Byteの情報量の単位を受信する毎に、新たに開始される。図11(b)で、5回目のデータを時刻t5で受信し、時刻t5までに受信したブロック数の累積値b5(点P5)が、それまでにt4から推定で表示していたb4−5よりも小さい場合を示す。この場合には、直線O−P5の延長から推定する受信したブロック数の累積値がb4−5に達する時刻t5−4(点P5−4)までは、b4−5/baの受信状況の表示を続けて、表示の変更は行わない。その後は、直線O−P5の延長から推定する受信状況を表示する。これは、受信状況が下がる表示が、ユーザを混乱させるのを避けるためである。
以上の動作により、スキャナで可変長圧縮され画像処理装置へ逐次転送される系において、画像データ受信中は推定された進捗状況を示し、画像データ受信したとき実際の進捗状況をユーザーに知らせることが可能となる。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
100 画像読取装置
150 画像処理装置

Claims (12)

  1. 読取装置が原稿を読み取ることにより得られた読取画像を入力する情報処理装置であって、
    前記読取画像の画素数を特定するための情報を取得する取得手段と、
    前記読取画像の一部に対応する部分画像を順次入力することにより、当該読取画像を入力する入力手段と、
    前記入力手段により前記読取画像の前記部分画像が順次入力されるときに、前記入力手段により既に入力されている部分画像の画素数と前記取得手段により取得された情報により特定される当該読取画像の画素数とに基づいて、当該入力手段による当該読取画像の入力の進捗を判定する判定手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記読取装置は読取画像の画素数に対応する読取条件に基づいて原稿を読取り、前記取得手段は当該読取条件を前記情報として取得することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記読取条件を前記読取装置に出力することにより、当該読取装置に当該読取条件に従って原稿を読み取らせる読取制御手段を有し、
    前記取得手段は、前記読取制御手段により出力される前記読取条件を、前記情報として取得することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記取得手段は、前記読取条件を前記読取装置から前記情報として取得することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  5. 前記読取条件は、前記読取画像の大きさと前記読取装置が原稿を読取るときの解像度を含むことを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記判定手段は、前記読取画像に含まれる、所定の画素数のブロックのブロック数と、前記入力手段により既に入力された部分画像に含まれる当該ブロックのブロック数とに基づき、前記進捗を判定することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 前記入力手段はブロック符号化された部分画像を順次入力し、前記判定手段は当該ブロック符号化における符号化ブロックのブロック数に基づいて、前記進捗を判定することを特徴とする請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記判定手段により判定された前記進捗と前記入力手段により部分画像が入力される時間とに基づいて、前記入力手段が前記読取画像を入力する時間を特定する特定手段を有することを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記判定手段により判定された前記進捗に対応する情報を表示装置に表示させる表示制御手段を有することを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  10. 前記入力手段は、前記読取装置が前記原稿の一部を順次読み取ることで得られた部分画像を順次入力することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  11. 読取装置が原稿を読み取ることにより得られた読取画像の画素数を特定するための情報を取得し、
    前記読取画像の一部に対応する部分画像を順次入力し、
    前記部分画像が順次入力されるときに、既に入力されている部分画像の画素数と前記取得された情報により特定される当該読取画像の画素数とに基づいて、当該読取画像の入力の進捗を判定することを特徴とする情報処理方法。
  12. 請求項11に記載の情報処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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