JP5472623B2 - エンジンのバルブタイミング検査装置 - Google Patents
エンジンのバルブタイミング検査装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5472623B2 JP5472623B2 JP2010086277A JP2010086277A JP5472623B2 JP 5472623 B2 JP5472623 B2 JP 5472623B2 JP 2010086277 A JP2010086277 A JP 2010086277A JP 2010086277 A JP2010086277 A JP 2010086277A JP 5472623 B2 JP5472623 B2 JP 5472623B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- valve timing
- exhaust
- intake
- valve
- crankshaft
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/12—Improving ICE efficiencies
Landscapes
- Output Control And Ontrol Of Special Type Engine (AREA)
- Testing Of Engines (AREA)
- Valve-Gear Or Valve Arrangements (AREA)
- Valve Device For Special Equipments (AREA)
Description
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において、前記電動式バルブタイミング制御機構は、前記外部駆動手段が前記クランクシャフトを駆動する間中、バルブタイミングを最遅角側に固定保持することを特徴としている。
請求項5の発明は、請求項4の発明において、前記電動式バルブタイミング制御機構は、予め設定された許容時間の間、バルブタイミングを最遅角側に変位させることを特徴としている。
請求項3の発明によれば、外部駆動手段がクランクシャフトを駆動する間中、電動式バルブタイミング制御機構がバルブタイミングを最遅角側に保持するため、クランクシャフトに対するカムシャフトの回転位相を最遅角側に固定でき、バルブタイミングの検出精度を高くすることができる。
請求項5の発明によれば、予め設定された許容時間の間、バルブタイミングを最遅角側に変位させるため、電動モータの発熱を抑制しつつバルブタイミングを最遅角側に制御することができる。
図1に示すように、バルブタイミング検査装置1では、吸気マニホールドや排気マニホールドが組付けられる前段階(組付け途中)のエンジンEを検査対象としている。エンジンEは、パレット(図示略)に搭載された状態でコンベア(図示略)等の搬送装置によりバルブタイミング検査装置1の検査ステーションまで搬送される。
図1に示すように、バルブタイミング検査装置1は、入力装置2と、出力装置3と、吸気側計測部4(計測手段)と、排気側計測部5(計測手段)と、クランクシャフト25を回転駆動する外部モータ6(外部駆動手段)と、制御部7(バルブタイミング判定手段)と、クランク角センサ61と、吸気カム角センサ62と、排気カム角センサ63等を備えている。入力装置2は、キーボードやマウス等を備え、情報を入力可能に構成されている。出力装置3は、ディスプレイやCRT等の表示装置、プリンタ等の印刷装置等を備え、各種情報を出力可能に構成されている。外部モータ6は、クランクシャフト25を強制的に回転させる電動モータである。クランク角センサ61と、吸気カム角センサ62と、排気カム角センサ63とは、夫々、各シャフトの回転位相を検出可能なエンコーダであり、各シャフトが所定単位角度回転する毎に1パルスづつタイミングパルスを出力するよう構成されている。
吸気側計測部4は、流体を流すことが可能な筒状の層流部4aと、層流部4aを流れる流体の圧力降下を検出可能な差圧部4bとから構成されている。吸気側計測部4は、層流部4aを流れる流体流量を設定単位時間毎に検出し、その検出値を制御部7へ出力する。
吸気側計測部4は、層流部4a内を流体が層流で流れるとき、層流域の圧力損失と流量とが比例関係(Hangen-Poiseuilleの法則)になることを利用して流量を検出している。
差圧部4bは、層流部4aの上流側の第1位置の圧力と第1位置から所定距離下流方向に離隔した第2位置の圧力を測定し、第1位置と第2位置との差圧を検出する。層流部4a内に導入された流体の流量は検出された差圧に基づき、次式(1)により算出することができる。
Q=K×ΔP …(1)
ここで、Qは流体の体積流量、Kは流量係数、ΔPは差圧である。
エンジンEは、シリンダブロック21と、シリンダブロック21の上にガスケット(図示略)を介して配設されたシリンダヘッド22と、シリンダヘッド22の上に配設された1対のカムハウジング23a,23b等を有する4気筒エンジンである。シリンダブロック21にはシリンダ24が形成され、このシリンダ24にはクランクシャフト25の回動に応じて上下動可能なピストン26が摺動自在に嵌挿されている。シリンダヘッド22の下面には部分円錐状の傾斜壁面が形成され、傾斜壁面はピストン26の頂面とシリンダ24の内周面と協働して燃焼室27を形成している。傾斜壁面の中央部分には、点火プラグ(図示略)を装着するためのプラグホール28が形成されている。
バルブタイミング制御機構50は、吸気カムシャフト38の一側端部に設けられ、ケース51と、ベーン52と、電動モータ53等から構成されている。尚、同様のバルブタイミング制御機構50を、排気カムシャフト48の一側端部に設け、排気バルブ43のバルブタイミングを変更することも可能である。
準備工程S1において、エンジンEが検査位置まで搬送され、外部モータ6の駆動軸とクランクシャフト25とを同期回転可能に連結する。2つの吸気側計測部4の層流部4aをシリンダヘッド22の右側壁に開口する吸気ポート31,32と夫々連通するようにエンジンEに対して設置する。これにより、吸気ポート31,32を流れる流体流量は層流部4aを流れる流体流量に相当する。排気側計測部5の層流部5aをシリンダヘッド22の左側壁に開口する排気コモンポート40と連通するようにエンジンEに対して設置する。これにより、排気コモンポート40を流れる流体流量は層流部5aを流れる流体流量に相当する。
計測工程S4では、吸気側計測部4と排気側計測部5により吸気ポート31,32及び排気コモンポート40を流れる流体流量を検出している。吸気側計測部4と排気側計測部5により検出された排気側吸気、排気側排気、吸気側吸気、吸気側排気の各流体流量は、制御部7へ出力される。
図12に示すように、排気ポート41の排気バルブ43と排気ポート42の排気バルブ43との開閉タイミングが同じ場合、排気コモンポート40を流れる流体流量の流量特性は排気側吸気特性L1を示す。判定基準となる排気側吸気特性L1の流量変化率を、基準流量変化率として予め実験等により求めている。
他のシリンダ24についても、前述したバルブタイミング検査を行う。
このバルブタイミング検査装置1は、燃焼室27と、クランクシャフト25と、このクランクシャフト25に連結されたカムシャフト38,48と、燃焼室27に連通された吸気ポート31,32及び吸気バルブ33と、燃焼室27に連通された排気ポート41,42及び排気バルブ43と、クランクシャフト25に対するカムシャフト38の回転位相を変更して各バルブ33,43のうち少なくとも一方のバルブ33のバルブタイミングを変更可能な電動式バルブタイミング制御機構50とを備えたエンジンEのバルブタイミング検査装置1において、各ポート31,32,41,42(40)に接続され各ポート内の吸気流量又は排気流量を計測する吸気側計測部4及び排気側計測部5と、クランクシャフト25の回転角度を検出するクランク角センサ61と、クランクシャフト25を外部から回転駆動する外部モータ6と、外部モータ6がクランクシャフト25を駆動するとき、吸気側計測部4及び排気側計測部5により計測された流量とクランク角センサ61により検出されたクランク角度との関係に基づき各バルブ33,43の開閉タイミングを判定する制御部7とを備え、電動式バルブタイミング制御機構50は、バルブタイミング判定時、カムシャフト38の外周側突部57を電動式バルブタイミング制御機構50のケース本体55の突出部56a,56bに当接させてクランクシャフト25に対するバルブタイミングの回転位相を固定保持している。
1〕前記実施例においては、計測手段として差圧式流量センサを用いた例を説明したが、少なくとも、各ポート内を流れる吸気流量又は排気流量を計測可能なセンサであれば良く、種々のセンサを適用可能である。
1 バルブタイミング検査装置
4 吸気側計測部
5 排気側計測部
6 外部モータ
7 制御部
25 クランクシャフト
26 ピストン
27 燃焼室
30 PCM
31,32 吸気ポート
33 吸気バルブ
38 吸気カムシャフト
40 排気コモンポート
41,42 排気ポート
43 排気バルブ
48 排気カムシャフト
50 バルブタイミング制御機構
51 ケース
53 電動モータ
55 ケース本体
56a,56b 突出部
57 突部
61 クランク角センサ
Claims (5)
- 燃焼室と、クランクシャフトと、このクランクシャフトに連結されたカムシャフトと、前記燃焼室に連通された吸気ポート及び吸気バルブと、前記燃焼室に連通された排気ポート及び排気バルブと、前記クランクシャフトに対するカムシャフトの回転位相を変更して前記各バルブのうち少なくとも一方のバルブのバルブタイミングを変更可能な電動式バルブタイミング制御機構とを備えたエンジンのバルブタイミング検査装置において、
前記各ポートに接続され各ポート内の吸気流量又は排気流量を計測する計測手段と、
前記クランクシャフトの回転角度を検出するクランク角度検出手段と、
前記クランクシャフトを外部から回転駆動する外部駆動手段と、
前記外部駆動手段が前記クランクシャフトを駆動するとき、前記計測手段により計測された流量と前記クランク角度検出手段により検出されたクランク角度との関係に基づき前記各バルブの開閉タイミングを判定するバルブタイミング判定手段とを備え、
前記電動式バルブタイミング制御機構は、バルブタイミング判定時、前記カムシャフトの外周側突部を電動式バルブタイミング制御機構のケースの一部に当接させて前記クランクシャフトに対するバルブタイミングの回転位相を固定保持することを特徴とするエンジンのバルブタイミング検査装置。 - バルブタイミング判定時、前記電動式バルブタイミング制御機構は、前記バルブタイミングを最遅角側に固定保持することを特徴とする請求項1に記載のエンジンのバルブタイミング検査装置。
- 前記電動式バルブタイミング制御機構は、前記外部駆動手段が前記クランクシャフトを駆動する間中、バルブタイミングを最遅角側に固定保持することを特徴とする請求項1又は2に記載のエンジンのバルブタイミング検査装置。
- 前記電動式バルブタイミング制御機構は、前記外部駆動手段が前記クランクシャフトを駆動する前に予めバルブタイミングを最遅角側に変位させることを特徴とする請求項3に記載のエンジンのバルブタイミング検査装置。
- 前記電動式バルブタイミング制御機構は、予め設定された許容時間の間、バルブタイミングを最遅角側に変位させることを特徴とする請求項4に記載のエンジンのバルブタイミング検査装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010086277A JP5472623B2 (ja) | 2010-04-02 | 2010-04-02 | エンジンのバルブタイミング検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010086277A JP5472623B2 (ja) | 2010-04-02 | 2010-04-02 | エンジンのバルブタイミング検査装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011220682A JP2011220682A (ja) | 2011-11-04 |
JP5472623B2 true JP5472623B2 (ja) | 2014-04-16 |
Family
ID=45037876
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010086277A Expired - Fee Related JP5472623B2 (ja) | 2010-04-02 | 2010-04-02 | エンジンのバルブタイミング検査装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5472623B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5472622B2 (ja) * | 2010-04-02 | 2014-04-16 | マツダ株式会社 | エンジンのバルブタイミング検査装置 |
CN102564769B (zh) * | 2012-01-16 | 2014-10-08 | 宁波市鄞州德来特技术有限公司 | 一种测量发动机配气相位的方法 |
CN117007321B (zh) * | 2023-10-08 | 2024-03-19 | 广州汉东工业自动化装备有限公司 | 一种发动机正时检测装置及方法 |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH06317118A (ja) * | 1993-04-28 | 1994-11-15 | Unisia Jecs Corp | 可変バルブタイミング制御装置の自己診断装置 |
JP3358387B2 (ja) * | 1995-06-01 | 2002-12-16 | 日産自動車株式会社 | 可変バルブタイミング装置の診断装置 |
JPH10153146A (ja) * | 1996-11-21 | 1998-06-09 | Toyota Motor Corp | ステップモータ式egr制御装置 |
JP3428429B2 (ja) * | 1998-04-28 | 2003-07-22 | トヨタ自動車株式会社 | 可変動弁装置の検査方法及び検査装置 |
JP4420229B2 (ja) * | 2005-05-09 | 2010-02-24 | トヨタ自動車株式会社 | エンジンのバルブリフト量測定方法及び測定装置 |
JP2009243360A (ja) * | 2008-03-31 | 2009-10-22 | Mazda Motor Corp | エンジンの燃焼制御装置 |
JP5472622B2 (ja) * | 2010-04-02 | 2014-04-16 | マツダ株式会社 | エンジンのバルブタイミング検査装置 |
-
2010
- 2010-04-02 JP JP2010086277A patent/JP5472623B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011220682A (ja) | 2011-11-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4699310B2 (ja) | 可変バルブタイミング装置 | |
US7246582B2 (en) | Variable valve control apparatus and variable valve controlling method for internal combustion engine | |
JP2008025550A (ja) | 可変動弁機構の制御装置 | |
JP2010025035A (ja) | 内燃機関のバルブタイミング制御装置 | |
US6684837B2 (en) | Control apparatus of variable valve timing mechanism and method thereof | |
JP4594264B2 (ja) | 可変バルブタイミング装置 | |
JP5472623B2 (ja) | エンジンのバルブタイミング検査装置 | |
US7600418B2 (en) | Sensor adjusting method and system for variable valve mechanism | |
JP2004092653A5 (ja) | ||
JP5472622B2 (ja) | エンジンのバルブタイミング検査装置 | |
US8181612B2 (en) | Variable valve timing apparatus and control method therefor | |
US8380423B2 (en) | Diagnostic system and method for hydraulically-actuated cam phasers | |
US6776130B2 (en) | Control apparatus of variable valve timing mechanism and method thereof | |
JP2009222025A (ja) | カム位相可変型内燃機関 | |
JP2015025388A (ja) | 制御装置の補正装置 | |
JP2005054596A (ja) | 内燃機関の動弁装置及び該動弁装置のリフト調整方法 | |
JP4420229B2 (ja) | エンジンのバルブリフト量測定方法及び測定装置 | |
JP2006118404A (ja) | 内燃機関の可変動弁機構 | |
KR101360074B1 (ko) | 연속 가변 밸브 리프트장치의 검사시스템 | |
KR101637096B1 (ko) | 전자식 연속가변밸브 타이밍용 브러시리스 모터 검증 시스템 및 방법 | |
WO2012077230A1 (ja) | 内燃機関の異常判定装置 | |
JP4092343B2 (ja) | 内燃機関用可変バルブタイミング機構の自己診断装置 | |
JP2009299655A (ja) | 内燃機関の動弁システム | |
JP2011064164A (ja) | カム位相可変型内燃機関 | |
JP2010180845A (ja) | 可変動弁機構の制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130222 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20131227 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140108 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140121 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5472623 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |