JP5471775B2 - ホログラム製造方法および露光装置 - Google Patents
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Description
ホログラム記録材料を露光してホログラムを製造するホログラム製造方法であって、
一つのレーザ光源から発生されたレーザ光を、二以上の数の参照光および二以上の数の物体光として、前記ホログラム記録材料に同時に照射する工程を含み、
前記一つのレーザ光源から発生されたレーザ光は、分岐手段によって前記二以上の数の分岐光に分岐され、その後、各分岐光が、分離手段によって、それぞれ参照光および物体光に分離され、
前記二以上の数の分岐光から選択される二つの分岐光の、前記一つのレーザ光源から当該分岐光に対応する各分離手段までの、光路長の差は、すべて、前記一つのレーザ光源から発生された前記レーザ光のコヒーレント長より長い。
前記直列的に順に並べて配置されたビームスプリッターのうちの前記一つのレーザ光源から最も離間した最下流側のビームスプリッターから、当該最下流側のビームスプリッターで分岐された二つの分岐光のうちの一方に対応する分離手段までの光路長は、前記一つのレーザ光源から発生された前記レーザ光のコヒーレント長よりも長くし、
前記直列的に順に並べて配置されたビームスプリッターのうちの隣り合う二つのビームスプリッター間における光路長は、すべて、前記一つのレーザ光源から発生された前記レーザ光のコヒーレント長より長くしてもよい。
ホログラム記録材料を露光するための露光装置であって、
一つのレーザ光源と、
前記一つのレーザ光源から発生されたレーザ光を二以上の数の分岐光に分岐させる分岐手段と、
各分岐光を、前記ホログラム記録材料にそれぞれ照射される参照光および物体光に分離させる分離手段と、を備え、
前記二以上の数の分岐光から選択される二つの分岐光の、前記一つのレーザ光源から当該分岐光に対応する各分離手段までの、光路長の差は、すべて、前記一つのレーザ光源から発生された前記レーザ光のコヒーレント長より長い。
前記直列的に順に並べて配置されたビームスプリッターのうちの前記一つのレーザ光源から最も離間した最下流側のビームスプリッターから、当該最下流側のビームスプリッターで分岐された二つの分岐光のうちの一方に対応する分離手段まで、の光路長が、前記一つのレーザ光源から発生された前記レーザ光のコヒーレント長より長くし、
前記直列的に順に並べて配置されたビームスプリッターのうちの隣り合う二つのビームスプリッター間における光路長は、すべて、前記一つのレーザ光源から発生された前記レーザ光のコヒーレント長より長くしてもよい。このような本発明による露光装置において、前記最下流側のビームスプリッターと、前記最下流側のビームスプリッターで分岐された二つの分岐光のうちの前記一方に対応する分離手段と、の間に折り返しミラーが配置され、
前記隣り合う二つのビームスプリッターの間に、それぞれ、折り返しミラーが配置されていてもよい。
11a 干渉縞(第1干渉縞)
11b 干渉縞(第2干渉縞)
11c 干渉縞(第3干渉縞)
20 ホログラム記録材料
30 露光装置(光学系)
40 レーザ光源
45 分岐手段
45a 分岐手段(第1分岐手段)
45b 分岐手段(第2分岐手段、最下流側の分岐手段)
50 分離手段
50a 分離手段(第1分離手段)
50b 分離手段(第2分離手段)
50c 分離手段(第3分離手段)
51 模型(分離手段)
52 反射型ホログラム原版(第1分離手段)
53 反射型ホログラム原版(第2分離手段)
55 折り返しミラー
Claims (10)
- ホログラム記録材料を露光してホログラムを製造するホログラム製造方法であって、
一つのレーザ光源から発生されたレーザ光を、二以上の数の参照光および二以上の数の物体光として、前記ホログラム記録材料に同時に照射する工程を含み、
前記一つのレーザ光源から発生されたレーザ光は、分岐手段によって前記二以上の数の分岐光に分岐され、その後、各分岐光が、分離手段によって、それぞれ参照光および物体光に分離され、
前記二以上の数の分岐光から選択される二つの分岐光の、前記一つのレーザ光源から当該分岐光に対応する各分離手段までの、光路長の差は、すべて、前記一つのレーザ光源から発生された前記レーザ光のコヒーレント長より長い、
ことを特徴とするホログラム製造方法。 - 直列的に順に並べて配置された前記二以上の数よりも一つ少ない数のビームスプリッターからなる前記分岐手段によって、前記二以上の数の分岐光が順に得られていく、
ことを特徴とする請求項1に記載のホログラム製造方法。 - 前記直列的に順に並べて配置されたビームスプリッターのうちの前記一つのレーザ光源から最も離間した最下流側のビームスプリッターから、当該最下流側のビームスプリッターで分岐された二つの分岐光のうちの一方に対応する分離手段までの光路長は、前記一つのレーザ光源から発生された前記レーザ光のコヒーレント長よりも長い
ことを特徴とする請求項2に記載のホログラム製造方法。 - 前記直列的に順に並べて配置されたビームスプリッターのうちの前記一つのレーザ光源から最も離間した最下流側のビームスプリッターから、当該最下流側のビームスプリッターで分岐された二つの分岐光のうちの一方に対応する分離手段までの光路長は、前記一つのレーザ光源から発生された前記レーザ光のコヒーレント長よりも長く、
前記直列的に順に並べて配置されたビームスプリッターのうちの隣り合う二つのビームスプリッター間における光路長は、すべて、前記一つのレーザ光源から発生された前記レーザ光のコヒーレント長より長い、
ことを特徴とする請求項2に記載のホログラム製造方法。 - ホログラム記録材料を露光するための露光装置であって、
一つのレーザ光源と、
前記一つのレーザ光源から発生されたレーザ光を二以上の数の分岐光に分岐させる分岐手段と、
各分岐光を、前記ホログラム記録材料にそれぞれ照射される参照光および物体光に分離させる分離手段と、を備え、
前記二以上の数の分岐光から選択される二つの分岐光の、前記一つのレーザ光源から当該分岐光に対応する各分離手段までの、光路長の差は、すべて、前記一つのレーザ光源から発生された前記レーザ光のコヒーレント長より長い、
ことを特徴とする露光装置。 - 前記分岐手段は、直列的に順に並べて配置された前記二以上の数よりも一つ少ない数のビームスプリッターである、
ことを特徴とする請求項5に記載の露光装置。 - 前記直列的に順に並べて配置されたビームスプリッターのうちの前記一つのレーザ光源から最も離間した最下流側のビームスプリッターから、当該最下流側のビームスプリッターで分岐された二つの分岐光のうちの一方に対応する分離手段まで、の光路長が、前記一つのレーザ光源から発生された前記レーザ光のコヒーレント長より長い、
ことを特徴とする請求項6に記載の露光装置。 - 前記最下流側のビームスプリッターと、前記最下流側のビームスプリッターで分岐された二つの分岐光のうちの前記一方に対応する分離手段と、の間に折り返しミラーが配置されている、
ことを特徴とする請求項7に記載の露光装置。 - 前記直列的に順に並べて配置されたビームスプリッターのうちの前記一つのレーザ光源から最も離間した最下流側のビームスプリッターから、当該最下流側のビームスプリッターで分岐された二つの分岐光のうちの一方に対応する分離手段まで、の光路長が、前記一つのレーザ光源から発生された前記レーザ光のコヒーレント長より長く、
前記直列的に順に並べて配置されたビームスプリッターのうちの隣り合う二つのビームスプリッター間における光路長は、すべて、前記一つのレーザ光源から発生された前記レーザ光のコヒーレント長より長い、
ことを特徴とする請求項6に記載の露光装置。 - 前記最下流側のビームスプリッターと、前記最下流側のビームスプリッターで分岐された二つの分岐光のうちの前記一方に対応する分離手段と、の間に折り返しミラーが配置され、
前記隣り合う二つのビームスプリッターの間に、それぞれ、折り返しミラーが配置されている、
ことを特徴とする請求項9に記載の露光装置。
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JP2010102052A JP5471775B2 (ja) | 2010-04-27 | 2010-04-27 | ホログラム製造方法および露光装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010102052A JP5471775B2 (ja) | 2010-04-27 | 2010-04-27 | ホログラム製造方法および露光装置 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2010102052A Active JP5471775B2 (ja) | 2010-04-27 | 2010-04-27 | ホログラム製造方法および露光装置 |
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