JP5468413B2 - 光受信機 - Google Patents
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Description
また、自動利得調整機能を無しにすることが選択された場合に、電気信号の利得を手動調整可能とするので、光受信機を利得調整の専門知識を持っているユーザが使用する場合には、利得調整を手動で行うことで、利得調整を最適化することができる。
最初に、本発明の実施の形態1について説明する。この形態は、AGC回路を選択的に手動で切り替え可能とした形態であって、AGC回路をOFFとすることが選択された場合に、電気信号を利得調整を行うことなく通過させる形態である。
これまで説明したように実施の形態1によれば、AGC回路4の自動利得調整機能の有無を選択的に切り替えることができる。このため、光受信機を利得調整の専門知識を持っているユーザが使用する場合には、自動利得調整機能をOFFに切り替えた上で利得調整を手動で行うことで、利得調整を最適化することができる。また、光受信機を利得調整の専門知識を持っていないユーザが使用する場合には、自動利得調整機能をONに切り替えて自動利得調整を行うことができる。また、例えば、通常は、自動利得調整機能をONに切り替えた状態で光受信機1を設置することで、光受信機1の設置時における利得調整の工数を低減し、利得調整を最適化する必要が生じた場合(例えば、光受信機1の設置後に、自動利得調整では歪性能を得られないことが判明した場合)にのみ、自動利得調整機能をOFFに切り替えて手動で利得調整を最適化することが可能となる。さらに、これら異なるユーザに向けて同一の仕様の光受信機1を提供できるので、光受信機1の設計コスト等を低減することが可能となる。
次に、本発明の実施の形態2について説明する。この形態は、AGC回路を選択的に手動で切り替え可能とした形態であって、AGC回路をOFFとすることが選択された場合に、RF信号を所定の固定利得で調整する形態である。ただし、特に説明なき構成及び処理については、実施の形態1の構成及び処理と同じであるものとし、実施の形態1と同じ構成及び処理については、実施の形態1で使用したものと同じ符号を付することでその説明を省略する(後述する実施の形態3と変形例に関しても同様)。
これまで説明したように実施の形態2によれば、自動利得調整機能を無しにすることが選択された場合に、RF信号を所定の固定利得で調整するので、例えば、光入力レベルが比較的大きい環境下においては(例えば、光入力レベルが約−6dBから約−2dB程度の環境下においては)、AGC回路20の後段側のアンプに入力される信号レベルをAGC回路20において低減させることで、歪性能が低下することを防止できる。
次に、本発明の実施の形態3について説明する。この形態は、AGC回路を選択的に手動で切り替え可能とした形態であって、AGC回路をOFFとすることが選択された場合に、RF信号の利得を手動調整可能とする形態である。
これまで説明したように実施の形態3によれば、自動利得調整機能を無しにすることが選択された場合に、RF信号を所定の固定利得で調整するので、光受信機1を利得調整の専門知識を持っているユーザが使用する場合には、利得調整を手動で行うことで、利得調整を最適化することができる。
以上、本発明の各実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例の一部について説明する。
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、前記した内容に限定されるものではなく、本発明によって、前記に記載されていない課題を解決したり、前記に記載されていない効果を奏することもでき、また、記載されている課題の一部のみを解決したり、記載されている効果の一部のみを奏することがある。
上述した回路構成は一例であり、公知の技術を用いて任意に変更することができる。図5から7には、変形例に係る光受信機のブロック図を示す。
なお、AGC回路の自動制御のオンまたはオフ状態を受信器にて目視確認できる表示手段を備えても良い。図3、4においては 抵抗R5〜R7の調整値をあわせて表示しても良い。状態表示は液晶表示部に表示しても良いし、スイッチ15を手動で切り替えられる例えばディップスイッチ等にした場合には切替スイッチの状態により表示しても良い。自動調整機能のオンオフ状態の履歴を記憶しておいても良い。停電で設定状態が消去されて初期状態にリセットされる事を防ぐため、現在の設定状態を記憶しておき、復電時に停電前の状態に自動設定するようにしても良い。
各実施の形態や各変形例は、その一部を相互に交換してもよい。例えば、実施の形態1において、制御部をLANや光信号による通信制御にて制御してもよい旨を説明したが、このような制御は、実施の形態2又は実施の形態3においても適用することができる。例えば、実施の形態3においては、AGC回路30における可変抵抗R7の抵抗値を、LANや光信号による通信制御にて制御することで遠隔的に変更してもよい。また、各変形例に示したAGC回路4に代えて、実施の形態2のAGC回路20や実施の形態3のAGC回路30を適用してもよい。
付記1に記載の光受信機は、光信号を受信して電気信号に変換する光受信機であって、前記光信号を前記電気信号に変換するフォトダイオードと、前記フォトダイオードから出力された電気信号の利得を自動調整する自動利得調整手段とを備え、前記自動利得調整手段による自動利得調整機能の有無を選択的に切り替え可能とした光受信機である。
付記2に記載の光受信機は、付記1に記載の光受信機において、前記自動利得調整手段は、前記自動利得調整機能を無しにすることが選択された場合に、前記電気信号を利得調整することなく通過させるものである。
付記3に記載の光受信機は、付記1に記載の光受信機において、前記自動利得調整手段は、前記自動利得調整機能を無しにすることが選択された場合に、前記電気信号を所定の固定利得で調整するものである。
付記4に記載の光受信機は、付記1に記載の光受信機において、前記自動利得調整手段は、前記自動利得調整機能を無しにすることが選択された場合に、前記電気信号の利得を手動調整可能とするものである。
付記5に記載の光受信機は、付記1から4のいずれか一項に記載の光受信機において、前記光信号のレベル又は前記電気信号のレベルを所定の閾値と比較し、当該比較結果に応じて、前記自動利得調整機能の有無を切り替える切り替え制御手段を備えたものである。
付記1に記載の光受信機によれば、自動利得調整手段の自動利得調整機能の有無を選択的に切り替えることができる。このため、光受信機を利得調整の専門知識を持っているユーザが使用する場合には、自動利得調整機能をOFFに切り替えた上で利得調整を手動で行うことで、利得調整を最適化することができる。また、光受信機を利得調整の専門知識を持っていないユーザが使用する場合には、自動利得調整機能をONに切り替えて自動利得調整を行うことができる。また、例えば、通常は、自動利得調整機能をONに切り替えた状態で光受信機を設置することで、光受信機の設置時における利得調整の工数を低減し、利得調整を最適化する必要が生じた場合(例えば、光受信機の設置後に、自動利得調整では歪性能を得られないことが判明した場合)にのみ、自動利得調整機能をOFFに切り替えて手動で利得調整を最適化することが可能となる。さらに、これら異なるユーザに向けて同一の仕様の光受信機を提供できるので、光受信機の設計コスト等を低減することが可能となる。
付記2に記載の光受信機によれば、自動利得調整機能を無しにすることが選択された場合に、電気信号を利得調整することなく通過させるので、例えば、光入力レベルが比較的小さい環境下においては、自動利得調整手段が設けられていない光受信機と実質的に同じ状態として、利得調整の最適化を図ることができる。
付記3に記載の光受信機によれば、自動利得調整機能を無しにすることが選択された場合に、電気信号を所定の固定利得で調整するので、例えば、光入力レベルが比較的大きい環境下においては、自動利得調整手段の後段側の増幅器に入力される信号レベルを自動利得調整手段において低減させることで、歪性能が低下することを防止できる。
付記4に記載の光受信機によれば、自動利得調整機能を無しにすることが選択された場合に、電気信号の利得を手動調整可能とするので、光受信機を利得調整の専門知識を持っているユーザが使用する場合には、利得調整を手動で行うことで、利得調整を最適化することができる。
付記5に記載の光受信機によれば、光信号のレベル又は電気信号のレベルを所定の閾値と比較し、当該比較結果に応じて、自動利得調整機能の有無を切り替えるので、利得調整機能を、環境に応じた最適な形態に自動的に変更することが可能となる。
2 PD
3、5、7 アンプ
4、20、30 AGC回路
6 GC
8、12 出力端子
9 操作部
10 制御部
11 入力端子
13 帰還回路
14 線路
15 スイッチ
41 セパレータ
42 第1の増幅ライン
43 第2の増幅ライン
44 ミキサー
45 分配器
61 アッテネータ
OP1 オペアンプ
Tr1 トランジスタ
R1、R2、R3、R4、R5、R6 抵抗
R7 可変抵抗
D1、D2 ダイオード
D3、D4、D5 PINダイオード
C1、C2、C3、C4、C5、C6 コンデンサ
G1、G2、G3、G4 接地点
L1、L2、L3 コイル
Vop 制御信号
Vc 電源
Claims (2)
- 光信号を受信して電気信号に変換する光受信機であって、
前記光信号を前記電気信号に変換するフォトダイオードと、
前記フォトダイオードから出力された電気信号の利得を自動調整する自動利得調整手段とを備え、
前記自動利得調整手段は、
前記フォトダイオードから出力された電気信号の利得を手動調整するための可変抵抗と、
前記自動利得調整手段による自動利得調整機能の有無を選択的に切り替える切り替え手段とを備え、
前記切り替え手段を第1側に切り替えた状態においては、前記自動利得調整手段に対する制御信号の入力を受け付けることにより、前記フォトダイオードから出力された電気信号の利得を自動調整することを可能とし、
前記切り替え手段を前記第1側とは異なる第2側に切り替えた状態においては、前記自動利得調整手段に対する制御信号の入力に代えて、電源入力を前記可変抵抗を介して受け付けることにより、前記フォトダイオードから出力された電気信号の利得を手動調整することを可能とする、
光受信機。 - 前記光信号のレベル又は前記電気信号のレベルを所定の閾値と比較し、当該比較結果に応じて、前記自動利得調整機能の有無を切り替える切り替え制御手段を備えた、
請求項1に記載の光受信機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010035986A JP5468413B2 (ja) | 2010-02-22 | 2010-02-22 | 光受信機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010035986A JP5468413B2 (ja) | 2010-02-22 | 2010-02-22 | 光受信機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011172147A JP2011172147A (ja) | 2011-09-01 |
JP5468413B2 true JP5468413B2 (ja) | 2014-04-09 |
Family
ID=44685771
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010035986A Active JP5468413B2 (ja) | 2010-02-22 | 2010-02-22 | 光受信機 |
Country Status (1)
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2010
- 2010-02-22 JP JP2010035986A patent/JP5468413B2/ja active Active
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A621 | Written request for application examination |
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