JP5467778B2 - ロール吊具 - Google Patents

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本発明は圧延ロールのロール吊具に関する。
この種のロール吊具として、図1及び図2に示すように、クレーンのフックにより吊り下げられる主ビーム1と、該主ビーム1の両側に主ビーム1と直交して支持され、図示しないモータにより回転駆動されるスクリューシャフトを介して図1の矢印方向に開閉する副ビーム2と、各副ビーム2の両側にそれぞれ支持され、図示しないモータにより回転駆動されるスクリューシャフトを介して図2の矢印方向に開閉するアーム3とよりなり、該アーム3は、先端に斜め内向きかつ下向きに突出する先細り状のフック部3aを有し、アーム31を閉じることにより前記フック部3aで圧延ロール4を掴んで吊上げる掴み吊りタイプのもの、図3に示すようにクレーンのフックにより吊り下げられる主ビーム6と、該主ビーム6の両側に主ビーム6と直交して支持され、主ビーム6に沿い、図3の紙面と直交する方向に開閉する副ビーム7と、各副ビーム7の両側にそれぞれ支持され、図示しないモータよりスクリューシャフトを介して図3の矢印方向に開閉するアーム8とよりなり、アーム端にはピン9が向き合って突設され、ロール吊時にはアーム8を閉じ、各ピン9を図示しないロールチョックの両側に形成されるピン嵌合孔にそれぞれ差込んで吊上げるピン吊りタイプのものが知られ、前者の掴み吊りタイプのものは、圧延ロールのうち、主として比較的小径で軽量のワークロールを吊上げるのに用いられ、後者のピン吊りタイプのものは比較的大径で重量のあるバックアップロールを吊上げるのに用いられている。
本発明は、圧延ロールの吊り上げが同じロール吊具を用いて掴み吊りでも、ピン吊りでもできるようにすることを目的とする。
請求項1に係わる発明は、クレーンのフックにより吊り下げられる主ビームと、該主ビームの両側に主ビームと直交して支持され、主ビームに沿って開閉する副ビームと、該副ビームの両側に支持され、副ビームに沿って開閉するアームとよりなり、該アームは先端に斜め内向きかつ下向きに突出する先細り状のフック部を有し、前記アームを閉じることにより前記フック部で圧延ロールの胴部を掴んで吊り上げるロール吊具において、前記各アームにはそれぞれ、ロールチョックのピン嵌合孔に抜差し可能に差し込まれるピンが前記フック部に,該フック部の斜め内向き、かつ下向きをなす面より手動操作により水平方向に進退可能に取付けられ、前記ピンを手動操作によりフック部の斜め内向き、かつ下向きをなす前記面より突出させてロールチョックのピン嵌合孔に差し込むことによりピン吊りが行われることを特徴とする。
請求項2に係わる発明は、請求項1に係わる発明の前記ピンには、適所、好ましくはピンの重心位置に径方向に出没可能なボールプランジャーと、該ボールプランジャーを径方向にピンより押出すように付勢するバネが設けられることを特徴とする。
請求項1に係わる発明のロール吊具によると、ロールを吊り上げる際、ロールを掴み吊りするときにはピンを後退させて引込めたのち、アームを閉じてロールを掴む一方、ピン吊りするときには、ピンをアームより前進して突出させ、アームを閉じてピンをロールチョックのピン嵌合孔に差込む。
請求項2に係わる発明のロール吊具によると、ピンの移動がボールプランジャーの転動によってスムースに行われ、ピンの進退が人力によっても容易に行うことができる。
掴み吊り用ロール吊具の正面図。 同側面図。 ピン吊り用ロール吊具の側面図。 本発明に係わる掴み吊り用ロール吊具の側面図。 同吊具の要部を拡大した部分断面図。 図5に示すピンの側面図。 図5のA−A線断面図。 図7の変形態様を示す図。 図5のB−B線断面図。 同C−C線断面図。
以下、本発明の実施形態のロール吊具について図面により説明する。図中、図2に示す吊具と同一構造部分には同一符号を付して説明を省略する。
図4に示すロール吊具は、図2に示すロール吊具において、各アーム3には、先端のフック部3aにそれぞれチョック掴みピン11をフック部3aの斜め内向きかつ下向きをなす面より副ビーム2と平行な方向に進退できるように取り付けたもので、チョック掴みピン11は図5の拡大図に示すように、段付軸状で、小径で偏心した先端部11aが図示しないロールチョックのピン嵌合孔に差込まれるようになっている。そして図6に示されるように先端部11aの上端aがピン11の上端と一致して形成されている。チョック掴みピン11は、上述するようにピン先端部11aがロールチョックのピン嵌合孔に差込まれるが、チョック掴みピン11との間の段が先端部差込み時の位置決め機能を果すようになっている。
チョック掴みピン11にはまた、図5及び図9に示されるように、左右両側面の対称位置にピン長手方向に一定長さ、セグメント状に切除した平坦面12が形成され、該平坦面12の両端にはトグルピン15が差込まれる貫通孔13a、13bが形成されている。
トグルピン15は、一端に短ピン15aが軸着されて屈折可能に連結され、他端にはアイボルト15bが取り付けられている。
前記チョック掴みピン11はまた、先端部11aと反対側の端面に円板14を介して取手16を固着していると共に、図8に示すようにチョック掴みピン11の直径方向に盲孔19が形成され、該盲孔内にコイルバネ20とボールプランジャー21が装着され、ボールプランジャー21がコイルバネ20により径方向にチョック掴みピン11より突出する方向に付勢され、ブッシュ18内を転動してチョック掴みピン11の移動がスムースに行えるようにしてある。
チョック掴みピン11の移動がスムースに行えるようにするための別の例では、チョック掴みピン11、好ましくは該ピン11の中間部の重心位置に図7に示されるようにニードルベアリング17が軸支され、アーム3に装着のブッシュ18内をスムースに転動できるようにされる。
ピン11にはまた、図10に示すように、チョック掴みピン11の前記左右の平坦面12に当てがわれるセグメント23がブッシュ18にあけられた直径方向の左右の孔24にそれぞれ左右対称形をなして装着されて固定され、これによりチョック掴みピン11は平坦面端がセグメント23に当たるまでの範囲内においてピン長手方向に移動できるようになっている。
左右のセグメント23にはチョック掴みピン11の前記貫通孔13と同一径をなし、トグルピン15が通される透孔25が形成されている。
本実施形態のロール吊具は以上のように構成され、ロールを掴み吊りするときには、取手16を掴んでチョック掴みピン11を図5及び図9に示す平坦面12の左端がセグメント23に突き当たる限度まで引込める(平坦面12の左端がセグメント23に突き当たった状態でチョック掴みピン11の図の左側の貫通穴13bとセグメント23の透孔25が合致する)。次に短ピン15aを伸ばした状態でトグルピン15を透孔25と貫通孔13に短ピン15aを先頭にして差込む。これによりチョック掴みピン11は先端部11aがロールに当たらない位置に留まって固定される。差込後は短ピン15aを折り曲げ、抜け止めとする(図10)。
ロールをピン吊りするときには、アイボルト15bを掴んで引っ張り、トグルピン15を透孔25と貫通孔13より一旦抜き取る。その後、アーム内に引込められたチョック掴みピン11の取手16を掴んでチョック掴みピン11を円板14がセグメント23に突き当たるまで押し込む。円板14がセグメント23に突き当たると、チョック掴みピン11の貫通孔13aとセグメント23の透孔25が合致する。貫通孔13aと透孔25を合致させたのちトグルピン15を透孔25と貫通孔13に差込み抜け止めする(図9)。この状態でアーム11を閉じると、チョック掴みピン11は先端部11aが図示しないロールチョックのピン嵌合孔に嵌合される。
1・・主ビーム
2・・副ビーム
3・・フック状のアーム
11・・チョック掴みピン
12・・セグメント状に切除された平坦面
13・・貫通孔
14・・円板
15・・トグルピン
16・・取手
17・・ニードルベアリング
18・・ブッシュ
19・・盲孔
20・・コイルバネ
21・・ボールプランジャー
23・・セグメント
24・・孔
25・・透孔

Claims (2)

  1. クレーンのフックにより吊り下げられる主ビームと、該主ビームの両側に主ビームと直交して支持され、主ビームに沿って開閉する副ビームと、該副ビームの両側に支持され、副ビームに沿って開閉するアームとよりなり、該アームは先端に斜め内向きかつ下向きに突出する先細り状のフック部を有し、前記アームを閉じることにより前記フック部で圧延ロールの胴部を掴んで吊り上げるロール吊具において、前記各アームにはそれぞれ、ロールチョックのピン嵌合孔に抜差し可能に差し込まれるピンが前記フック部に、該フック部の斜め内向き、かつ下向きをなす面より手動操作により水平方向に進退可能に取付けられ、前記ピンを手動操作によりフック部の斜め内向き、かつ下向きをなす前記面より突出させてロールチョックのピン嵌合孔に差し込むことによりピン吊りが行われることを特徴とするロール吊具。
  2. 前記ピンには、ピンの重心位置に径方向に出没可能なボールプランジャーと、該ボールプランジャーを径方向にピンより押出すように付勢するバネが設けられることを特徴とする請求項1記載のロール吊具。
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