JP5467638B2 - 棒状野菜の皮むき装置 - Google Patents

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Description

本発明は、食品業界等において棒状野菜の皮むきに用いる棒状野菜の皮むき装置に関する。
従来、食品業界等において棒状野菜、例えば、大根の皮むきを行なう道具としては、図10(a)に示すようなものが知られていた。その概要を説明すると、この道具80は、本体81の一側に切削刃82を設けてあって、図10(b)に示すように、この切削刃82を大根83の表皮に当接し、大根83の長手方向に向かって、引くことより皮むきが行なえる。この道具では、この皮むき作業は、作業者が大根を一方の手で支え、他方にこの道具を持って行なう手作業のため、一度に大量の大根の皮むき作業は、きわめて作業者に大きな労働負担を与えること、また、手作業であり、衛生上好ましくないこと、更には、刃物を持っての作業は、人体への切損の危険性があること、等の問題を抱えている。そして、この道具では、人手による皮むきは、生産性が低いこと、また、むき残し等を生じてでき上がりが均一とならず安定した商品が得られないこと、等の様々な問題点を有する。
上記に鑑み、本出願人は、特開平9−70281号の「棒状野菜の皮むき装置」を提案している(文献(1)とする)。この発明は、「機枠に設けた、棒状野菜を抱持し、かつこの棒状野菜の供給路を形成する把持手段と、把持手段に連係させて供給路の閉塞と開放を行なう操作手段と、把持手段の上方に設けて棒状野菜の後端部を押圧する押圧体と、この押圧体を押圧し、棒状野菜を縦送りさせる送り手段と、機体に回転自在に設けた切削手段と、駆動手段とを備え構成であり、この把持手段で、棒状野菜の外周の三点支持を行い、また、押圧体による、この棒状野菜の送り出しと、機体に回転自在に設けた切削手段とを介して、棒状野菜の皮むきを行なう」構造である。しかし、この発明は、切削手段を構成する刃物体の当接部に設けた刃孔が、円形であることから、皮むきの厚みが薄くなり易く、場合によっては、本来の皮むきができなくなることが発生する。例えば、生産地方と、料理等によっては、厚く皮むきをする必要性があり、このような場合には、大いに困るのが現実である。
尚、この文献(1)において、明細書の[0033]に「刃先(36)は、刃物体(35)の当接部(40)へ孔(41)を所定間隔で多数穿設することで形成されるもので、この孔(41)の上部周縁に設けられるものであって、この孔(41)の大きさ変化により表皮(b1)の切削厚の変化が得られるもので、処理する棒状野菜(b)の性状や種類等によって任意に孔径を変更するもので、この変更にあっては、刃物体(35)の全体を交換する。」との記載はあるが、この円形の孔(41)の構造では、孔径を大きくすることで、皮を大きく向けるが、大根の肉部(大根本体)を、剥くことになり、本来の皮むきにはそぐわないこと、食材が無駄となること、等の改良点が考えられる。
また、他の文献として、特開昭50−12283号の「自動大根皮剥機」である(文献(2)とする)。この発明は、「放射三方向に、平板形状の刃板を多段に配備し、この平板形状の刃板を、スプリングを介して、進退可能とするとともに、この平板形状の刃板間に、大根を順次、押圧し、この大根の皮を順次、剥ぎ取る」構造である。しかし、この発明は、刃板は、進退する構造であるが、回転(旋回)しない構造であり、確実に皮むきができるとは考えられない。
特開平9−70281号 特開昭50−12283号
前記文献(1)と、文献(2)との課題を解決することを意図し、下記の効果を発揮できる発明を提案する。
即ち、本発明は、[イ] 刃孔を長くする(刃先を大きくする)ことで、例えば、厚く皮むきができる必要性に対応可能な構造と、併せて、棒状野菜に当接部を緩く接触することで、例えば、薄く皮むきができる必要性に対応可能な構造となった棒状野菜の皮むき装置を提供する。[ロ] 刃孔は傾斜した構造であり、刃孔、及び/又は、刃先の耐久性の向上と、正確な皮むきができる棒状野菜の皮むき装置を提供する。そして、また、[ハ] 順刃と逆刃との組合せを介して、多様で、変化に富んだ皮むきを図ること、さらに、順刃/逆刃のみの組合せを介して、多様な皮むきと、その変化が楽しめる棒状野菜の皮むき装置を提供する。
請求項1・2の発明は、前記[イ]〜[ハ]を意図する。
請求項1は、棒状野菜の長手方向の周部を抱持し、かつこの棒状野菜の供給路を形成する把持手段と、この把持手段に連係し、かつ前記棒状野菜の供給路の閉塞と開放を行なう操作手段と、前記把持手段の上方に設けて前記供給路へその押圧体を臨ませた前記棒状野菜の後端部を押圧し、この棒状野菜を、上方から下方へ縦送りする送り手段と、前記把持手段の下方に、回転自在に設けた切削手段と、この切削手段を所定速度で回転させる駆動手段とを、機枠に配備した棒状野菜の皮むき装置であって、
前記把持手段は、少なくとも三組以上からなり、かつ前記棒状野菜の外周三点支持を行い、それぞれが求心方向に対して移動自在とした構成とし、また、前記送り手段は、その押圧体による前記棒状野菜の送り出しが、切削手段に対する前記棒状野菜の後端部が達するまで行う構成とし、前記回転自在に設けた切削手段は、三組の刃物体で構成するとともに、この刃物体の一つは、順刃であり、当接部に傾斜状に開設した長方形の刃孔の上側に刃先を有し、前記刃物体の他の一つは、逆刃であり、当接部に傾斜状に開設した長方形の刃孔の下側に刃先を有しており、この順刃、又は、逆刃を、選択して、少なくとも三組組合わせることを特徴とする棒状野菜の皮むき装置である。
請求項2は、棒状野菜の長手方向の周部を抱持し、かつこの棒状野菜の供給路を形成する把持手段と、この把持手段に連係し、かつ前記棒状野菜の供給路の閉塞と開放を行なう操作手段と、前記把持手段の上方に設けて前記供給路へその押圧体を臨ませた前記棒状野菜の後端部を押圧し、この棒状野菜を、上方から下方へ縦送りする送り手段と、前記把持手段の下方に、回転自在に設けた切削手段と、この切削手段を所定速度で回転させる駆動手段とを、機枠に配備した棒状野菜の皮むき装置であって、
前記把持手段は、少なくとも三組以上からなり、かつ前記棒状野菜の外周三点支持を行い、それぞれが求心方向に対して移動自在とした構成とし、また、前記送り手段は、その押圧体による前記棒状野菜の送り出しが、切削手段に対する前記棒状野菜の後端部が達するまで行う構成とし、前記回転自在に設けた切削手段は、駆動手段に連係させて中央部に前記供給路の略中心とその回転中心を一致させた通孔を有する環状の回転板、及び、この回転板の周部へ支軸により揺動自在で、かつ放射状に取付けて前記棒状野菜の表皮に当接する扇形の当接部と、この当接部に傾斜状に開設した長方形の刃孔と、この刃孔に設けた刃先とで構成した刃物体とし、この刃物体の一つは、順刃であり、当接部に傾斜状に開設した長方形の刃孔の上側に刃先を有し、前記刃物体の他の一つは、逆刃であり、当接部に傾斜状に開設した長方形の刃孔の下側に刃先を有しており、この順刃、又は、逆刃を、選択して、少なくとも三組組合わせることを特徴とする棒状野菜の皮むき装置である。
請求項1の発明は、棒状野菜の長手方向の周部を抱持し、かつ棒状野菜の供給路を形成する把持手段と、把持手段に連係し、かつ棒状野菜の供給路の閉塞と開放を行なう操作手段と、把持手段の上方に設けて供給路へ押圧体を臨ませた棒状野菜の後端部を押圧し、棒状野菜を、上方から下方へ縦送りする送り手段と、把持手段の下方に、回転自在に設けた切削手段と、切削手段を所定速度で回転させる駆動手段とを、機枠に配備した棒状野菜の皮むき装置であって、
把持手段は、少なくとも三組以上からなり、かつ棒状野菜の外周三点支持を行い、それぞれが求心方向に対して移動自在とした構成とし、また、送り手段は、押圧体による棒状野菜の送り出しが、切削手段に対する棒状野菜の後端部が達するまで行う構成とし、回転自在に設けた切削手段は、三組の刃物体で構成するとともに、刃物体の一つは、順刃であり、当接部に傾斜状に開設した長方形の刃孔の上側に刃先を有し、刃物体の他の一つは、逆刃であり、当接部に傾斜状に開設した長方形の刃孔の下側に刃先を有しており、順刃、又は、逆刃を、選択して、少なくとも三組組合わせることを特徴とする棒状野菜の皮むき装置である。
請求項2の発明は、棒状野菜の長手方向の周部を抱持し、かつ棒状野菜の供給路を形成する把持手段と、把持手段に連係し、かつ棒状野菜の供給路の閉塞と開放を行なう操作手段と、把持手段の上方に設けて前記供給路へ押圧体を臨ませた棒状野菜の後端部を押圧し、棒状野菜を、上方から下方へ縦送りする送り手段と、把持手段の下方に、回転自在に設けた切削手段と、切削手段を所定速度で回転させる駆動手段とを、機枠に配備した棒状野菜の皮むき装置であって、
把持手段は、少なくとも三組以上からなり、かつ棒状野菜の外周三点支持を行い、それぞれが求心方向に対して移動自在とした構成とし、また、送り手段は、押圧体による棒状野菜の送り出しが、切削手段に対する棒状野菜の後端部が達するまで行う構成とし、回転自在に設けた切削手段は、駆動手段に連係させて中央部に供給路の略中心と回転中心を一致させた通孔を有する環状の回転板、及び、回転板の周部へ支軸により揺動自在で、かつ放射状に取付けて棒状野菜の表皮に当接する扇形の当接部と、当接部に傾斜状に開設した長方形の刃孔と、刃孔に設けた刃先とで構成した刃物体とし、刃物体の一つは、順刃であり、当接部に傾斜状に開設した長方形の刃孔の上側に刃先を有し、刃物体の他の一つは、逆刃であり、当接部に傾斜状に開設した長方形の刃孔の下側に刃先を有しており、順刃、又は、逆刃を、選択して、少なくとも三組組合わせることを特徴とする棒状野菜の皮むき装置である。
従って、請求項1・2は、下記の特徴を有する。
[イ] 刃孔を長くする(刃先を大きくする)ことで、例えば、厚く皮むきができる必要性に対応可能な構造と、併せて、棒状野菜に当接部を緩く接触することで、例えば、薄く皮むきができる必要性に対応可能な構造となった棒状野菜の皮むき装置を提供できる。
[ロ] 刃孔は傾斜した構造であり、刃孔、及び/又は、刃先の耐久性の向上と、正確な皮むきができる棒状野菜の皮むき装置を提供できる。
[ハ] 順刃と逆刃との組合せを介して、多様で、変化に富んだ皮むきを図ること、さらに、順刃/逆刃のみの組合せを介して、多様な皮むきと、その変化が楽しめる棒状野菜の皮むき装置を提供できる。
本発明に関する棒状野菜の皮むき装置の一実施例の要部を示す一部縦断正面図 図1における把持手段部で横断した平面図 図1における把持手段を分解して示す斜視図 図1における把持手段の他の例を示す平面図 図1における切削手段の一例(順刃の組合せ)を示す要部の拡大斜視図 図1における切削手段の一例(逆刃の組合せ)を示す要部の拡大斜視図 図1における切削手段の一例(順刃と逆刃の組合せ)を示す要部の拡大斜視図 図5における切削手段を示す要部の断面図 図1における排出手段の他の例を示す要部の正面図 図1における切削手段の順刃の一例を示した拡大図で、(a)は正面図、(b)は断面図 図1における切削手段の逆刃の一例を示した拡大図で、(a)は正面図、(b)は断面図 図1における装置の作動状態を示す説明図 従来の皮むき具の概略を示すもので、(a)はその斜視図を、(b)はその使用状態を示す説明図
以下、本発明の好ましい一実施例を、図面を参照として説明する。
図中Wは棒状野菜の皮むき装置で、この棒状野菜の皮むき装置Wは、棒状野菜B(野菜Bとする)、例えば、大根やにんじん等の根茎野菜類の表皮B1を切除する装置である。
その構造の概要は、ベースHに設けた機枠1と、この機枠1に取付けた把持手段2,2・・・・・(2とする)と、この把持手段2に連係させて供給路3の間隔を操作する操作手段4と、前記供給路3へ野菜Bを送り込む送り手段5と、野菜Bを切削する切削手段6と、この切削手段6の駆動手段7と、前記機枠1の下部に設けた排出手段8とでなる。そして、この野菜Bは、把持手段2に添って、かつ前記送り手段5により押込まれ、上方より下方にむかって、順次、非回転で押込まれる際に、この静止している野菜Bに対して、回転する切削手段6を介して、皮むきの動作をすることが基本である。
前記把持手段2は、縦長に形成した機枠1の中間部に三組以上、好ましくは、三組をその平面形態が三角状態であって、それぞれ野菜Bの移送に対して縦向きに配設してあることで、この把持手段2の中心には、供給路3が形成される。そして、この把持手段2は、棒状野菜Bの長手方向の周部を抱持して、この野菜Bが軸方向(矢印「イ」)の上方から下方へ移動する。また、この把持手段2は、供給路3の中心に対して移動自在(求心方向へ移動自在)に設けられている。その一例を説明すると、この把持手段2の自由端に揺動自在に設けた押え板2aは、その三組が同期的に作動される同調手段Cにより連係されている。この同調手段Cの構造は、前記機枠1の中間において、間隔Sを持って(後述する押え板2aを配備するための間隔)、架承した野菜B及び後述する送り手段5の押圧体32が相通し得る通孔28,29(通孔26,27に重畳する)を備えた受板14,15と、この受板14,15に軸支した揺動する上下のレバー18(レバー18とする)と、この受け板14,15の円形の凹溝16,17に回動自在に挿嵌された、かつ野菜B及び後述する送り手段5の押圧体が相通し得る通孔26,27を備えた回転板12,13と、この回転板12,13に設けた穿設した傾斜状の係止孔21,22と、この穿設した傾斜状の係止孔21,22に貫設される前記レバー18の途中に突設したピン20と、一端側を前記回転板12,13に、また、他端側を流体シリンダ25等の同調部材(シリンダ25とする)のロッド25aに、それぞれ固着した取付け片23,24とで構成する。
この把持手段2で、野菜Bを抱持する動作を説明すると、前記同調部材25のロッド25aが前進すると、この取付け片23,24が図面上で、反時計方向に回転することで、回転板12,13が時計方向に回転し、レバー18を求心方向に移動する。このレバー18の求心方向への移動より、その先端に設けた押え板2aが、同期して求心方向に移動し、野菜Bを抱持する構造である。また、この求心方向へ移動と、抱持により、棒状野菜Bの供給路3の閉塞と開放を行なうとともに、この供給路3にあって把持手段2により把持された棒状野菜Bは、後記する切削手段6の回転中心に常に保持される。そして、また、ロッド25aを後退すると(シリンダ25の中に収容すると)、前記の動作の逆となり、例えば、前記取付け片23,24が時計方向に回転し、また、回転板12,13が反時計方向に回転し、さらにレバー18を放射方向(求心方向の逆)に移動することで、押え板2aが放射方向に後退する。この後退を介して、野菜Bの抱持を開放する。また、次の野菜Bの供給を許す構造である。尚、このレバー18の略中心には、ピン20を有しており、このピン20は、回転板12,13に設けた穿設した傾斜状の係止孔21,22の傾斜に沿って、前記レバー18が求心方向と、放射方向に揺動する。
尚、この把持手段2(押え板2a)の当接面は、この一例では、野菜Bの大根B2の外形状に馴染むような、図2、及び図3に示すように凸状のもの、或いは、図4に示すように、凹状の弧面に形成した構造とする。しかし、この図例に限定されず、例えば、図示してないが、所定太さに形成した円筒状のローラを用いる構造(三組のローラ式)も可能である。尚、この押え板2aの構造では、図2、及び図3に示すように、この押え板2aの背部に設けた対の取付け片2a−1と、この取付け片2a−1に差渡した支軸9の上下端を、前記回転板12,13に三ツ巴状に穿設した弧状の長孔10,10,10と11,11,11とに係合することで、例えば、この押え板2aは、図1に示すように、受板14,15へ軸支したレバー18により揺動自在に支承されている。そして、前記把持手段2の三組のローラ式については、図示してないが、前記した押え板2aを、ローラに変更する構造であって、基本的な構成に変化はない。そして、野菜Bを、この把持手段2で、かつ所定の把持位置にセットすることで、その切削中における切削手段6と、野菜Bの回転抵抗、並びに回転板34・刃物体35により回転抵抗等により妄動することがなく、切削始めからその終了まで安定した処理・加工が行なえ、野菜Bの表皮B1は最後までその切除がなされたきれいな製品が得られる。
次に、送り手段5は、機枠1の上部に設けた把持手段2は、野菜Bを、前記供給路3へ所定の押圧力で送り込む構造であり、この一例では、エア等の流体シリンダやトルクリミッタを有するねじ式等の慣用の送り装置が採用される。その一例を説明すると、機枠1の上部に取付けたシリンダ30(アクチュエータ機構)を採用する。このシリンダ30のロッド31の先端に、少なくとも、野菜Bの首部の径より小径の押圧体32を取付けて、ロッド31の前進により、この野菜Bを、機枠1の下部に配備した、後述する切削手段6に向かって押下げる。そして、この野菜Bを、押付ける押圧力は、調整されたエア圧により設定される。また、前記押圧体32の先端部には、野菜Bの首部の上端面へ食込んで、その係合を確実にし、切削手段6による回転抵抗を十分にかけるように鋭角状の凸状体33を付設する。
また、切削手段6は、機枠1の下部に設けて送り手段5により押送される棒状野菜Bの表皮B1を切除するもので、中央部に通孔38を有するように環状に形成した回転板34と、この回転板34の周部に、その基部を支軸39により揺動自在で、かつ放射状に取付けられるとともに、その自由端側に棒状野菜Bの表皮B1に当接する当接部40を備えた刃物体35と、この刃物体35に設けた複数の細長で、かつ長方形の刃孔36(刃孔とする)と、この刃孔36に設けた刃先36aと、前記刃物体35の復帰を司るバネ37とで構成する。尚、この回転板34は、後記する駆動手段7に連係させて、回転自在な構造である。
そして、この刃物体35は、金属等の耐摩耗性を有する材質により形成してあり、複数組を、例えば、三組を、図5−1〜図5−3に示すように、外周面に歯車44を有する環状の回転板34と、この回転板34に穿設した通孔38の周部に設けた支軸39と、バネ37とを介して、揺動自在でかつ放射状に取付けられおり、その基端部を、前記通孔38の周部に枢着し、かつその当接部40が、前記通孔38に臨み、かつ求心方向に揺動自在に設けられる。そして、この当接部40は、図5−1〜図6に示すように、内方へ湾曲する曲面に形成して、野菜Bの径の変化に対して常に表皮B1へ最適な当接が得られるようにしてあるとともに、後記する刃先36aの表皮B1への食い込みを良好とする。また、この刃孔36は、図8−1(a)、(b)に示した順刃36−1と、図8−2(a)、(b)に示した逆刃36−2と、で構成し、また、図5−1に示した順刃36−1の組合せの第一構成例と、図5−2に示した逆刃36−2の組合せの第二構成例と、図5−3に示した順刃36−1と逆刃36−2の組合せの第三構成例とが考えられる。尚、前記バネ37は、回転板34と、各刃物体35との間に付設することで、この複数組の刃物体35の当接部40が、互いに求心方向へ対応するように付勢される役割りを担う構造である。
そして、この順刃36−1は、正面視して、銀杏の葉の形状をなす側面視して緩やかな曲面傾斜となる当接部40と、この当接部40の一方の下側曲面端部40aと、他方の上側傾斜端部40bと、他方の下側曲面端部40cとの間に穿設した左上がり傾斜で、平行する複数の刃孔36と、この当接部40の上端に設けた取付け部41とで構成されている。そして、この刃孔36は、その中心の二本の刃孔3600(尚、この二本の刃孔3600は、当接部40の一方の下側曲面端部40aの中心部と、他方の上側傾斜端部40bの中心部とに位置する)が長く、その上側の一本の刃孔3601と、下側の二本の刃孔3602、3603が短くなった構造とする。また、この各刃孔36の上側には、それぞれ略同じ長さの刃先36aを有する構造である。この刃孔36の長さは、図例では、その中心の二本の刃孔3600(36)が同寸で長く、この中心の二本より短い上側の一本の刃孔3601(36)と、上側の一本の刃孔3601と同寸の下側の上の一本の刃孔3602(36)と、最も短い下側の下の一本の刃孔3603(36)とで構造とする。この長さの図式は、中心の二本の刃孔3600>上側の一本の刃孔3601=下側の上の一本の刃孔3602>下側の下の一本の刃孔3603となる。また、この当接部40に穿設された刃孔36の位置関係は、図例では、中心の二本の刃孔3600の傾斜下側と、上側の一本の刃孔3601の傾斜下側と、下側の上下の一本の刃孔3602、3603の傾斜下側は、一方の下側曲面端部40aに沿った状態で、そして、また、中心の二本の刃孔3600の傾斜上側は、他方の上側傾斜端部40bに、上側の一本の刃孔3601の傾斜上側は、他方の上側傾斜端部40bの上側の外れ箇所に、下側の上下の一本の刃孔3602、3603の傾斜上側は、他方の下側曲面端部40cに、それぞれ沿った状態で設けられている。以上の構造で、この当接部40の所定の箇所に、各刃孔36と、各刃先36aが設けられていることで、この当接部40、及び/又は、各刃孔36と、各刃先36aに対する野菜Bの反発力に、有効に対応し得る利点がある。
また、前記逆刃36−2は、前記順刃36−1と、略同じ構造であるが、刃先36bが、この各刃孔36の下側には、それぞれ略同じ長さで設けられた構造である。その他は、前記順刃36−1に準ずる。
この順刃36−1と、逆刃36−2とは、少なくとも、三組が、かつ用途により、それぞれ組合わせて使用される。例えば、図5−1の例では、順刃36−1を組合わせた構造を、図5−2の例では、逆刃36−1を組合わせた構造を、さらに、図5−3の例では、順刃36−1二枚に、逆刃36−2一枚を組合わせた構造を、それぞれ示してある。この組合せで、多様で、変化に富んだ皮むきを図ると考えられこと、また、大根B2に限定されず、多様な野菜Bの皮むきに対応できることが考えられること、等の利点がある。
また、前記駆動手段7は、切削手段6を所定速度で回転させるもので、機枠1の下部に取付けたモータ42と、このモータ42の出力軸に設けた歯車43(歯車やベルト等の連係部材)と、この歯車43に噛合する回転板34の外周に設けた歯車44とで構成する。従って、このモータ42の回転を、歯車43,44により伝達機構を介して、回転板34を所定の速度で回転駆動する。この一例では、モータ42と歯車手段を説明したが一例であり限定されない。この歯車43,44は、保持部材45を、機枠1を支持するベースに設けた受棧46から引き抜くと、歯車43,44の噛合が解除され、また、受棧46へ保持部材45を挿し入れるとワンタッチで歯車43,44が噛合するので、その取付け、取外し等の作業性に優れている。
前記排出手段8は、機枠1を支持するベースHの下側に設けた構造であり、この排出手段8は、切削手段6の下方に位置しており、処理済の野菜Bを強制的に引き抜くもので、図1に示すように、野菜Bの通路を挟んでその両側に弾性を有する一対のローラ50,51を支軸52,53により支承して、この支軸52,53に取付けたギア等の連動部材54,55取付けて、前記一方の支軸52へモータ等の排出部材56を連係させることにより、両ローラ50,51を排出方向に回転させる。また、この排出手段8は、野菜Bの外形太さに対応するように、挟持位置が任意に開閉し得るように構成するもので、例えば、図7に示すように、野菜Bの通路を挟んでその両側に回転軸57,58に取付けたプーリ59,60と機枠1へ揺動自在に軸支した受動プーリ61,61とにタイミングベルト等の駆動帯62,63を掛け渡し、この回転軸57,58に取付けたギア等の連動部材63,63取付けて、前記一方の回転軸57にモータ等の排出部材56を連係させることにより、両駆動帯62,62を排出方向に回転させる。尚、野菜Bに当接する側の受動プーリ61,61へバネ等の押圧部材64,64をそれぞれ内方へ付勢されるように取付けることで、野菜Bは駆動体62,62により所定圧力により常に挟持される。そして、この排出手段8により、処理済野菜Bを、強制的に引き出されて機枠1内に詰まること、或いは詰りの処理により、作業が停滞することがないこと、等の利点がある。尚、この排出手段8は、図示しないが、装置の簡略化、又は低コスト化、等を考慮し、例えば、ローラ50,51と、このローラ50,51の駆動手段でなる構造、或いは、挾持手段(コンベア、挾持板等)による強制的に引き出す構造、自重による落下構造、等も採用できる。
図中70はベースHの下部に設けた水槽で、この水槽70は、処理が終了した野菜Bが排出手段8により繰り出されて落下した、この処理済野菜Bを受取るとともに、切削に際して発生した切削屑の一部、又は全部を受取り、一時滞留する。そして、この水槽70内の上澄み清水は、水中ポンプ等の給水手段71により汲み上げて、切削手段6による切削加工位置に散水を施し、切削の促進と切削屑の目詰まり防止、更には、切削屑の排出等を行なうもので、供給された水は再び水槽70内に落ちて給水手段71により循環されるものであって、切削屑は図示してないが排出シュートを機枠内に設けて外部へ搬出するとよい。
以下、本発明の実施例による棒状野菜の皮むき装置W用いて大根B2(野菜B)の表皮B1を切除する作用を説明する。最初に、機枠1に支承された三組の把持手段2を後退し、その押え板2aを放射方向の後退側に位置した状態で、この押え板2aに形成された供給路3の投入口300より大根B2を、縦向きに供給する。そして、操作手段4のシリンダ25を操作して、把持手段2の上下に設けた受板14,15に回転自在に設けた回転板12,13を旋回させると、レバー18のピン20が係止孔21,22に沿って移動する。このレバー18が回動し、支軸9が弧状の長孔10,11を移動して、把持手段2における押え板2aを内方へそれぞれ移動させる。この把持手段2の求心方向への移動で、供給路3を狭くするとともに、大根B2の外周を所定圧力で把持し、かつ切削手段6の回転略中心にセットする。
このとき、把持手段2により大根B2の外周が均一に押圧されるので、曲がりを有するものであっても、その曲がりを矯正し、略直状近くになる利点がある。また、他にも、野菜Bは一体状につながったもの、或いは、何本かに分離したものでも、前述と同様に処理できる特徴がある。そして、また、野菜Bの長さも特に処理に当たって限定されない。
その後、送り手段5のシリンダ30を操作して、その押圧体32を大根B2の上端部に当て、更に、押圧体32を押下げる(繰り下げる)ことで、この大根B2は切削手段6に向かって下降される(繰り出される)。そして、切削手段6におけるそれぞれの当接部40は、図9(b)〜(f)に示すように、大根B2に押されて支軸39を中心として揺動し、この大根B2の表皮B1に刃先36a、36bが対応するもので、しかも、バネ37が常に大根B2側へ当接部40を押付けるので、刃先36a、36bには所定の切削圧が常時与えられる。この状態で、図9(a)に示すように、切削手段6を駆動手段7により回転させつつ大根B2を送り手段5により繰り出すと、図9(b)に示すように、切削手段6の刃先36a、36bが大根B2の表皮面が切り込むと共に、該大根B2の周面を回転するから、連続的で自動的に皮むきされる。そして、この刃孔36が長方形であることと、所定の傾斜と、本数、並びに長さ等を有することから、表皮B1を深く皮むきすること、又は必要により浅く、或いは抵抗なくスムーズに皮むきができること、等の特徴がある。
以上のようにして、皮むきが終了した大根B2は、切削手段6の下方に設けた排出手段8により逐次排出されて、その下部の水槽70内に排出される。
また、一本分の大根B2の皮むきが終了すると、操作手段4を操作して把持手段2を作動し、その供給路3を開放すると、次の大根B2が挿入可能となるので、切削手段6における刃物体35は、図9(g)に示すように、バネ37により元の待機位置へ復帰する。
以上の同様の操作を繰り返し行なえば、大根B2の表皮B1が切除されるもので、切削中は一切作業者が不要となるものであって、一人で数台の稼動が可能となり、大根B2の皮むき作業の高能率化と、省人化等が図れる。
1 機枠
2 把持手段
2a 押え板
2a−1 取付け片
3 供給路
300 投入口
4 操作手段
5 送り手段
6 切削手段
7 駆動手段
8 排出手段
9 支軸
10 長孔
11 長孔
12 回転板
13 回転板
14 受板
15 受板
16 凹溝
17 凹溝
18 レバー
20 ピン
21 係止孔
22 係止孔
23 取付け片
24 取付け片
25 シリンダ
25a ロッド
26 通孔
27 通孔
28 通孔
29 通孔
30 シリンダ
31 ロッド
32 押圧体
33 凸状体
34 回転板
35 刃物体
36 刃孔
36a 刃先
36b 刃先
3600 刃孔
3601 刃孔
3602 刃孔
3603 刃孔
36−1 順刃
36−2 逆刃
37 バネ
38 通孔
39 支軸
40 当接部
40a 一方の下側曲面端部
40b 他方の上側傾斜端部
40c 他方の下側曲面端部
41 取付け部
42 モータ
43 歯車
44 歯車
45 保持部材
46 受棧
50 ローラ
51 ローラ
52 支軸
53 支軸
54 連動部材
55 連動部材
56 排出部材
57 回転軸
58 回転軸
59 プーリ
60 プーリ
61 受動プーリ
62 駆動帯
63 駆動帯
64 押圧部材
70 水槽
71 給水手段
80 道具
81 本体
82 切削刃
83 大根
B 野菜
B1 表皮
C 同調手段
B2 大根
S 間隔
H ベース
W 棒状野菜の皮むき装置

Claims (2)

  1. 棒状野菜の長手方向の周部を抱持し、かつこの棒状野菜の供給路を形成する把持手段と、この把持手段に連係し、かつ前記棒状野菜の供給路の閉塞と開放を行なう操作手段と、前記把持手段の上方に設けて前記供給路へその押圧体を臨ませた前記棒状野菜の後端部を押圧し、この棒状野菜を、上方から下方へ縦送りする送り手段と、前記把持手段の下方に、回転自在に設けた切削手段と、この切削手段を所定速度で回転させる駆動手段とを、機枠に配備した棒状野菜の皮むき装置であって、
    前記把持手段は、少なくとも三組以上からなり、かつ前記棒状野菜の外周三点支持を行い、それぞれが求心方向に対して移動自在とした構成とし、また、前記送り手段は、その押圧体による前記棒状野菜の送り出しが、切削手段に対する前記棒状野菜の後端部が達するまで行う構成とし、前記回転自在に設けた切削手段は、三組の刃物体で構成するとともに、この刃物体の一つは、順刃であり、当接部に傾斜状に開設した長方形の刃孔の上側に刃先を有し、前記刃物体の他の一つは、逆刃であり、当接部に傾斜状に開設した長方形の刃孔の下側に刃先を有しており、この順刃、又は、逆刃を、選択して、少なくとも三組組合わせることを特徴とする棒状野菜の皮むき装置。
  2. 棒状野菜の長手方向の周部を抱持し、かつこの棒状野菜の供給路を形成する把持手段と、この把持手段に連係し、かつ前記棒状野菜の供給路の閉塞と開放を行なう操作手段と、前記把持手段の上方に設けて前記供給路へその押圧体を臨ませた前記棒状野菜の後端部を押圧し、この棒状野菜を、上方から下方へ縦送りする送り手段と、前記把持手段の下方に、回転自在に設けた切削手段と、この切削手段を所定速度で回転させる駆動手段とを、機枠に配備した棒状野菜の皮むき装置であって、
    前記把持手段は、少なくとも三組以上からなり、かつ前記棒状野菜の外周三点支持を行い、それぞれが求心方向に対して移動自在とした構成とし、また、前記送り手段は、その押圧体による前記棒状野菜の送り出しが、切削手段に対する前記棒状野菜の後端部が達するまで行う構成とし、前記回転自在に設けた切削手段は、駆動手段に連係させて中央部に前記供給路の略中心とその回転中心を一致させた通孔を有する環状の回転板、及び、この回転板の周部へ支軸により揺動自在で、かつ放射状に取付けて前記棒状野菜の表皮に当接する扇形の当接部と、この当接部に傾斜状に開設した長方形の刃孔と、この刃孔に設けた刃先とで構成した刃物体とし、この刃物体の一つは、順刃であり、当接部に傾斜状に開設した長方形の刃孔の上側に刃先を有し、前記刃物体の他の一つは、逆刃であり、当接部に傾斜状に開設した長方形の刃孔の下側に刃先を有しており、この順刃、又は、逆刃を、選択して、少なくとも三組組合わせることを特徴とする棒状野菜の皮むき装置。
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