JP5467459B2 - 草刈機チップソー目立て装置 - Google Patents

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Description

本発明は、草刈機のチップソーの目立てを行う目立て装置、より具体的には、草刈機のチップソーを自動的に目立て研削するチップソー自動目立て装置に関する。
草刈機のチップソーには各種形式のものが用いられるが、本願発明では円板の周囲を鋸状に形成し、各刃部にチップを取り付けた形式のチップソー(丸鋸あるいは回転鋸とも呼ばれる。以下、単に「チップソー」と呼ぶ。)を主に対象とする。このようなチップソーを装着して草を刈る装置は、その用途に応じて草刈機、芝刈機、刈払機などと呼ばれるが、本明細書では上述した形式のチップソーを装備して草、芝、小枝を刈り払う目的で使用される装置を総称して草刈機と呼ぶものとする。
図4は、本発明にかかるチップソー自動目立て装置(以下、単に「目立て装置」ともいう。)により目立てされる草刈機用チップソーの概要を示している。チップソー1は、円板状部材の周囲全周にわたって多数の鋸状の歯2を設けたもので、中心孔3を図示しない草刈機の駆動軸に取り付けて回転駆動し、歯2を用いて草や小枝を刈り取るために使用される。チップソー1には一般に、図示のように重量軽減、冷却促進を目的とした各種形状の多数の穴が設けられる。図の下側丸枠内に示すように、歯2はチップソー1の外周に突出するよう形成され、回転方向前面に切欠き4が設けられており、この切欠き4に切刃となるチップ5がロー付けされている。チップソー1の外径は230mm、255mm、305mmなどが見られ、また歯2の形状や数などはメーカによって若干相違している。
チップ5の内、図の一点鎖線Aで示すチップソー1の略円周方向の面と、同じく一点鎖線Bで示す略半径方向の面が切刃となり、この両面で草、小枝等の切断を行う。本明細書ではチップ5の一点鎖線Aで示す略円周方向の切刃を「天刃」、Bで示す略半径方向の切刃を「腹刃」とそれぞれ呼ぶものとする。チップ5の両切刃は使用によって徐々に摩耗して切れ味が鈍り、草刈り能力が低減するため、一定時間使用の後には切刃の目立てが必要となる。従来ではこの目立て作業はディスクグラインダを使って手作業にて一歯ごとに行われていた。しかしながらこの作業では熟練の腕を要し、能率も悪いため、最近ではこれを装置により行うことが知られるようになっている(例えば、特許文献1、2参照。)。
特許文献1によれば、チップソーを一方向のみに回転可能に軸着し、ディスクグラインダを1つのチップ5の天刃研削位置にセットし、一歯の研削が終了するとチップソーを手動により一歯回転させて同様に次のチップを研削し、これを全てのチップについて行うよう構成されている。次にチップソーの軸着場所を変更し、同様にして各チップの腹刃の研削を一歯ずつ回転させて行うよう構成されている。また、特許文献2によれば、固定されたディスクグラインダに対してチップソーを押し付けて天刃研削する際のチップソーの移動をレバー操作によって行い、このレバー操作の際、同時にチップソーの一歯を回転させるよう構成されている。このレバー操作のみによってチップソーの全てのチップの天刃研削を順次行うよう構成されている。
なお、チップソーの切刃再生加工に関しては「目立て」、「研磨」、「研削」などさまざまに呼ばれているが、本願発明ではグラインダを使用する形式であることから加工そのものに関しては主に「研削」、装置や作業に関しては主に「目立て」、その動作に関しては主に「目立て研削」の用語を用いるものとするが、これらの間で定義に明瞭な差異を設ける意図はない。
特開平9−155701号公報 特開2005−161408号公報
上述した従来技術により開示されたチップソー目立て装置では、ディスクグラインダを用いた手作業による目立てに対して熟練度を要しない点である程度の改善はされるが、未ださらなる改善の余地があった。まず、特許文献1に開示された装置によれば、1つのチップを研削するたびに一歯ずつ手動で送るという手間が必要となった。また、一歯の研削時間は、その手動による一歯送りのタイミングによってばらつきが生じ、均一な研削が確保しづらいものとなっていた。更に、天刃研削を完了した後に腹刃研削をする際には、一旦セットされたチップソーを取り外して軸着位置を変更して再セットするという煩わしさがあった。また、特許文献2に記載の装置によれば、一歯ごとの送りはレバー操作時にできても、各チップの研削量はレバーの押し付け力、押し付け時間に左右され、未だ作業者の勘に頼る研削作業とならざるを得ない。このため、研削量にばらつきが生じ易い傾向にあった。また、特許文献2には、腹刃の研削については何ら言及されていないため、腹刃研削に関しては当該装置で行うことは考慮されておらず、別の装置を用いて行う必要があるものと思われる。
以上より、本願発明は、上述した従来技術の装置にある問題点を解消し、レバー操作もしくは直接手によるチップソーの送りや研削作業をすべて自動化し、目立て作業の効率化と目立て品質の安定化を図ることができるチップソーの自動目立て装置を提供することを目的としている。
本発明は、モータを含む駆動源と、駆動源に連結されて駆動力を伝達するリンク機構とを利用し、当該リンク機構に連結された目立て用のグラインダとチップソーを搭載したチップソー保持部とをシンクロして移動させ、自動で目立て研削を行うことを可能とした装置を提供することにより上述した問題を解消するもので、具体的には以下の内容を含む。
すなわち、本発明に係る一つの態様は、チップソーの天刃、腹刃のいずれか一方もしくは双方を目立て研削するための自動目立て装置であって、モータを含む動力部と、チップソーを搭載して回転可能に保持するチップソー保持部と、チップソー各歯の天刃を目立て研削するためのグラインダを備えた天刃グラインダ部、腹刃を目立て研削するためのグラインダを備えた腹刃グラインダ部の少なくともいずれか一方のグラインダ部と、チップソー保持部に保持されたチップソーを一歯研削ごとに所定歯数ずつ送る歯送り部と、前記動力部により駆動され、前記チップソー保持部と、前記少なくともいずれか一方のグラインダ部とを駆動するリンク機構とから構成され、前記リンク機構が、目立て研削のために前記チップソー保持部及び前記少なくともいずれか一方のグラインダ部を同期させてチップソー及びグラインダが対向する研削位置へ移動させ、チップソーの一歯の目立て研削が完了すると前記チップソー保持部及び前記少なくともいずれか一方のグラインダ部を前記研削位置から退避させるよう駆動することを特徴とする自動目立て装置に関する。
前記自動目立て装置のグラインダ部が天刃グラインダ部と腹刃グラインダ部との双方を備えている場合、前記リンク機構は、前記チップソーが天刃研削位置と腹刃研削位置とに交互に移動するよう前記チップソー保持部を移動させ、これに同期して前記チップソーが天刃研削位置に移動するときに前記天刃グラインダを天刃研削位置に、腹刃研削位置に移動するときに前記腹刃グラインダを腹刃研削位置にそれぞれ交互に移動させ、それ以外のときには前記天刃グラインダ、腹刃グラインダをそれぞれ交互に退避位置に移動させるよう構成することができる。
前記歯送り部は、前記チップソー保持部の移動により移動するチップソーの往復移動ごとに1つの歯の谷に順次差し込まれる送りレバーを備え、前記チップソー保持部の移動に対抗してチップソーの歯の移動を前記送りレバーで拘束することによってチップソー自身を回転させ、所定数の歯を送るよう構成することができる。この際、前記自動目立て装置が腹刃グラインダ部を備えている場合には、前記歯送り部の送りレバーは、チップソーが腹刃研削位置に移動するときに前記腹刃グラインダ部によって研削される歯の谷に差し込まれて当該歯のチップを腹刃研削位置に位置決めするよう構成することができる。これにより、チップソーの歯の加工誤差による送りのばらつきを解消することができ、各歯のチップの腹刃を均一に目立て研削することが可能になる。
前記自動目立て装置が天刃グラインダ部を備えている場合、天刃グラインダ部が天刃研削位置にある間に該天刃グラインダ部を長手軸に沿って移動させ、天刃グラインダの回転砥石の天刃に当る当たり位置を変化させるよう構成することができる。これにより、回転砥石の偏磨耗を防ぐことができ、回転砥石の寿命を延ばすことができる。
前記自動目立て装置は、前記グラインダ部の長手軸回りの回転によるチップ研削時のにげ角の調整、調整ネジの使用によるグラインダ部の長手方向位置の調整、別の調整ネジの使用によるチップ研削部の長さ方向に対するグラインダ部の傾斜角の調整の内、少なくともいずれか1つの調整を可能にする機構を含むことができる。
前記リンク機構の内、チップソー保持部を移動させる回転レバーを回転駆動させるテーブル駆動リンクに長孔を設け、前記回転レバーの一端に設けられた駆動ピンが当該長孔内でスライド可能に配置することにより、前記動力部のモータの連続回転によっても前記駆動ピンの前記長孔内でのスライドによってチップソーを一定時間研削位置に静止させるよう構成することができる。
前記チップソー保持部に取り付けられた状態のチップソーの平面と平行な面内において、前記腹刃グラインダの長手軸と、当該腹刃グラインダを搭載するグラインダ搭載具の移動方向との間に傾斜角度が設けられることにより、前記腹刃研削位置において前記腹刃グラインダがチップソーの腹刃に対向して傾斜した角度で接近するよう構成することができる。これにより、腹刃グラインダが腹刃に接近する際の食い込みによる不具合を解消することができる。
草刈機用チップソー目立て装置の実施により、チップソーの天刃と腹刃のいずれか一方または双方の目立てを全ての刃について全自動により実施することが可能となり、目立て作業が効率化されることのほか、各刃ごとの目立てのばらつきが解消されて均一で高品質な目立てが可能となる。
本発明の実施の形態に係るチップソー自動目立て装置を示す平面図である。 図1に示す自動目立て装置の動作の一状態(上死点)を示す平面図である。 図1に示す自動目立て装置の動作の他の一状態(下死点)を示す平面図である。 チップソーの概要を示す斜視図及び部分拡大斜視図である。
本発明の実施の形態にかかるチップソー自動目立て装置について、図面を参照して説明する。図1は、本実施の形態にかかるチップソー自動目立て装置10(以下、単に「目立て装置」とも呼ぶ。)の平面模式図を表している。本発明に係る目立て装置10は、モータ21を含む駆動部20と、駆動部20に連結されるリンク機構30と、リンク機構30を介して天刃グラインダ51を搭載して往復駆動する天刃グラインダ駆動部50並びに腹刃グラインダ61を搭載して往復駆動する腹刃グラインダ駆動部60と、目立てされるチップソー1を載置して回動駆動するチップソー保持テーブル70と、さらにチップソー1を研削動作のたびに一刃(あるいは複数刃であってもよい)ずつ送る歯送り部80とから構成されている。なお、本目立て装置10で目立て研削されるチップソー1は、図4に示す形式のもののほか、チップ5を備えずに歯2そのものが切刃となったいわゆる通常の丸鋸であってもよい。
駆動部20は、モータ21と、モータ21の回転軸に固定された駆動アーム22とから構成されている。モータ21の回転によって駆動アーム22が矢印Rで示すように回転運動し、この駆動アーム22に回転可能に連結されているリンク機構30を動作することによって各被駆動要素が駆動される。駆動アーム22には、リンク機構30の一要素であるテーブル駆動リンク31の一端が回転可能に結合されている。テーブル駆動リンク31の他端には長孔32が設けられ、長孔32にはチップソー保持テーブル70から延びる回動レバー71に固定された駆動ピン72がはまっている。駆動ピン72は、テーブル駆動リンク31の長穴32内でスライド可能である。回動レバー71にはチップソー1を回転可能に搭載する搭載プレート73が設けられ、搭載プレート73に対して駆動ピン72の反対側で支点ピン74により回動可能に支持されている。したがって、テーブル駆動リンク31の動作により、回動レバー71は支点ピン74を中心に回動し、これに伴ってそれに搭載されたチップソー1も図の左右に揺動する。なお、搭載プレート73にはフリー回転を制動するブレーキ76が調整可能に設けられている。
テーブル駆動リンク31の中央部付近にはブラケット33が設けられ、当該ブラケット33には連接リンク34の一端が回転可能に取り付けられる。連接リンク34の他端は、中間駆動アーム36の一端に回転可能に取り付けられる。中間駆動アーム36は、支柱37に回転可能に取り付けられており、中間駆動アーム36からは天刃グラインダ駆動アーム38と、腹刃グラインダ駆動アーム39が延びている。図では各駆動アーム36、38、39が三股放射状に延びるよう平面的に描かれているが、それぞれの関連するリンク同士の干渉を避けるために図面に垂直な方向に段差が設けられていてもよい。各駆動アーム36、38、39は、いずれも支柱37を中心に一体的に回動する。
天刃グラインダ駆動アーム38には、天刃グラインダ駆動リンク41の一端が回転可能に取り付けられ、同リンク41の他端は、天刃グラインダ駆動部50のグラインダ搭載具52に、調整具53を介して固定されている。調整具53は駆動時の角度変動に対応するためにピボット回転可能に構成されている。グラインダ搭載具52には、ベルト状のグラインダ固定具54が取り付けられており、天刃グラインダ51はこのグラインダ固定具54に捉まれて長手軸を中心に調整回転可能に固定されている。グラインダ搭載具52は、図示の例では断面「L」の字状のアングル材から形成されており、同じく断面「L」字状のアングル材からなるベース板56に搭載されることで長手方向へのスライド移動が可能である。天刃グラインダ51は、通常の円板状砥石を回転させる形式の市販のディスクグラインダが使用可能である。回転砥石(グラインダディスク)58は、図面に平行な軸を中心に回転可能に取り付けられている。
同様に、腹刃グラインダ駆動アーム39には、腹刃グラインダ駆動リンク42の一端が回転可能に取り付けられ、同リンク42の他端は、腹刃グラインダ駆動部60のグラインダ搭載具62に調整具63を介して固定されている。調整具63は、ピボット回転可能に構成されている。グラインダ搭載具62には、ベルト状のグラインダ固定具64が取り付けられており、腹刃グラインダ61はこのグラインダ固定具64に捉まれて長手軸を中心に回転調整可能に固定されている。グラインダ搭載具62はアングル材から形成され、同じくアングル材からなるベース板66に搭載されることで長手方向へのスライド移動が可能である。なお、天刃グラインダ駆動部50とは異なり、腹刃グラインダ駆動部60では腹刃グラインダ61の長手軸とグラインダ搭載具62との間には図の平面図において角度θの傾斜が設けられている。これに関しては後述する。回転砥石(グラインダディスク)68は、図面に平行な軸を中心に回転可能に取り付けられている。
歯送り部80は、図示しない装置10のベースから伸びる支点に回転可能に取り付けられた送りレバー81から構成され、送りレバー81はバネ82によって常にチップソー1に向かう方向に付勢されている。送りレバー81の自由端側は「へ」の字状に曲げられ、その先端はチップソー1の各歯の谷部に入り込んで、チップソー1が図の左方向に移動する際には先端がバネ82の作用で歯の山を滑って次の歯の谷部に移動し、逆にチップソー1が図の右方向に移動する際には先端でチップソー1の歯を押すことにより、チップソー1自身を回転させて一歯もしくは複数刃送るよう構成されている。すなわち、歯送り部80は、自身が動作してチップソー1の歯を送るのではなく、チップソー1が接近移動する際に歯を押し留めることによってチップソー1を回転させ、歯送りをするよう構成されている。
以上のように構成された本発明に係るチップソー自動目立て装置10の動作について、図2、3を参照して説明する。図2は、モータ21の回転によって駆動アーム22が図の左方向に位置し、リンク機構30のテーブル駆動リンク31と一直線となってテーブル駆動リンク31が図の最も左方向に移動した状態を示している。本明細書ではこの状態を仮に「上死点」と呼ぶものとする。この上死点の状態、及び上死点までに至る状態では、まずテーブル駆動リンク31が最も左側に移動する結果、テーブル駆動リンク31の長孔32にはまったチップソー回転レバー71の駆動ピン72が長孔32の近接端側(図の右端)に当接して押された状態にあり、これによってチップソー1を搭載した回転レバー71が支点ピン74を中心に半時計回りに回動し、チップソー1を図の最も左方向に位置する天刃グラインダ51の研削位置に向けて押し出すこととなる。
チップソー1が図の左方向に回動する結果、装置10のベースに取り付けられた歯送り部80の送りレバー81がチップソー1の歯の山を滑った後、バネ82の作用で隣接する次の歯(二歯送りの場合にはさらに隣接する次の歯)の谷部に落ち込む。
次に、テーブル駆動リンク31の左方向移動によって、ブラケット33を介して連接リンク34が左側に向けて押される結果、連接リンク34が中間駆動アーム36を左方向に押し、中間駆動アーム36は支柱37を中心に半時計回りに回転する。この中間駆動アーム36の回転によって、これと一体に形成された天刃グラインダ駆動アーム38、腹刃グラインダ駆動アーム39も同時に支柱37を中心に半時計回りに回転する。この結果、まず天刃グラインダ駆動アーム38は天刃グラインダ駆動リンク41を図の略下方に引き寄せる。この動きによって天刃グラインダ駆動リンク41に結合された天刃グラインダ駆動部50のグラインダ搭載具52が図の略下方に移動し、同グラインダ搭載具52に搭載された天刃グラインダ51が下方の研削位置に移動して丁度移動してきたチップソー1の対向するチップの天刃をグラインダ58で研削するものとなる。一方、同時に回転する腹刃グラインダ駆動アーム39の回転は、これに連結された腹刃グラインダ駆動リンク42を図の略右上側に押し出すものとなる。これによって同駆動リンク42に結合されたグラインダ搭載具62を同じく略右上側に押し、搭載された腹刃グラインダ61をチップソーから引き離す方向へ移動させる結果、腹刃グラインダ61は研削位置から退避した状態となる。
以上の通り、図2に示す状態ではチップソー1が天刃グラインダ51の研削位置に移動し、天刃グラインダ51もこれに対向する位置に移動する結果、当該対向位置に位置合わせされたチップ5の天刃(図4の符号Aに示す)が天刃グラインダ51の回転砥石58によって目立て研削されるものとなる。この間、腹刃グラインダ61は退避した位置にあり、歯送り部80の送りレバー81が次の歯に移動している状態にある。なお、チップソー1の移動時、研削時の振動を抑えるため、チップソー1を両面から軽微な負荷で挟む振動抑え77がチップソー1を挟むようにして配置されている。
図2に示す「上死点」の位置からモータ21がさらに回転し、駆動アーム22が図の矢印Rに示す方向に移動すると、リンク機構30はこれまで説明したものから逆方向に向けて移動を開始する。唯一例外となるのはチップソー1の動きである。チップソー1を駆動する回転レバー71の駆動ピン72は、テーブル駆動リンク31の長孔32にはまっている。したがってテーブル駆動リンク31が右方向に向けて移動を開始しても、駆動ピン72は長孔32の中をスライドするだけで駆動ピン72自身は移動しないため、しばらくの間(長孔32の反対側に当接するまでの間)は回転レバー71が回転することはない。これによってチップソー1は静止状態となるため、この間、チップソー1は天刃グラインダ51に対向する位置にとどまり、天刃の研削される状態が維持される。なお、この間に天刃グラインダ51の方は、天刃グラインダ駆動アーム38→天刃グラインダ駆動リンク41→グラインダ搭載具52の移動によって図の上方に僅かずつ移動するものとなる。この移動は、本願発明の1つの特徴を生む。すなわち、チップソー1が静止し、天刃グラインダ41が1つのチップ天刃を研削しつつ当該天刃に沿って図の略上方へ移動するため、回転砥石58の研削位置がずれるものとなり、砥石の偏磨耗を回避する効果を生む。特許文献1、2に示す装置などの従来技術においては、静止したグラインダに向けてチップソーを押し付けるだけであるため、常に回転砥石の当る位置が一定となり、その箇所の砥石のみが偏磨耗するという弊害を生じていた。
次に図3は、モータ21が更に回転し、駆動アーム22が図の右側に移動してテーブル駆動リンク31と一直線になった状態を示している。このときにはテーブル駆動リンク31は図の最も右側位置に引き寄せられた状態となり、本明細書ではこの状態を仮に「下死点」と呼ぶものとする。この下死点の状態、および下死点に至るまでの動作は、基本的に図2を参照して説明した状態とは逆となる。すなわち、まずテーブル駆動リング31が図の最も右側に移動し、テーブル駆動リンク31の長孔32にはまったチップソー回転レバー71の駆動ピン72が長孔32の遠隔端側(図の左端)に当接して図の右方向に引き寄せられた状態にある。これによってチップソー1を搭載した回転レバー71が支点ピン74を中心に時計回りに回動し、チップソー1が図の略右方向に移動する。
チップソー1が図の略右方向に移動する際、先にチップソー1の歯の谷部に落ち込んでいた歯送り機構80の送りレバー81が、右方向に移動しようとするチップソー1の歯の移動を阻止するため、チップソー1自身が搭載プレート73の取り付け位置75を中心に回転するものとなり、一歯(もしくは複数刃)が図の反時計回りに送られる結果となる。これによって、先の動作によって研削された刃に代わってその次の刃が研削位置に位置決めされることになる。なお、歯送りを一歯送りにするか複数歯(例えば二歯)送りにするかは、チップソー1を搭載した搭載プレート73の移動ストロークの大小によって決めることができる。
次に、テーブル駆動リンク31の右方向移動によって、ブラケット33を介して連接リンク34が右側に移動する結果、これに連結された中間駆動アーム36が支柱37を中心に時計回りに回転し、同時にこれと一体に形成された天刃グラインダ駆動アーム38、腹刃グラインダ駆動アーム39も時計回りに回転する。この結果、まず天刃グラインダ駆動アーム38は天刃グラインダ駆動リンク41を図の略上方に押し上げ、この動きがグラインダ搭載具52を図の略上方に移動させる結果、天刃グラインダ51を図の上方へ移動させる。これによって天刃グラインダ51はチップソー1の研削位置から離れ、退避位置へと退く。
一方、同時に回転する腹刃グラインダ駆動アーム39の時計回りの回転は、これに連結された腹刃グラインダ駆動リンク42を図の略左下側に引き寄せるものとなり、これによってグラインダ搭載具62が同じく略左下側に引き寄せられる結果、腹刃グラインダ61はチップソー1の一歯送られた新しい刃に対向する目立て位置に移動し、回転砥石68によってこれを目立て研削するものとなる。
以上の通り、図3に示す状態ではチップソー1が腹刃グラインダ61の研削位置に移動し、腹刃グラインダ61もこれに対向する位置に移動する結果、当該対向位置に位置合わせされた歯のチップ5の腹刃が腹刃グラインダ61によって目立て研削されるものとなる。この間、天刃グラインダ51は逆に退避した位置にあり、一歯送り機構80の送りレバー81はチップソー1の一歯を送り込んだ状態にある。
ここで、腹刃グラインダ61の移動には本願発明の特徴が含まれている。図3において、腹刃グラインダ61とこれを搭載するグラインダ搭載具62との平面図で見た両者の間に角度θの傾斜が設けられている。このためグラインダ搭載具62がチップソー1に向かって移動した際に、腹刃グラインダ62の回転砥石68は、チップ5の腹刃と平行に対向しながら傾斜した角度をもってチップ5に接近し、当接する。この傾斜が設けられていないとすれば、腹刃グラインダ62の回転砥石が研削すべきチップ5の腹刃に沿って横方向から直接接近するため、チップ5に回転砥石が食い込む危険性が極めて高い。本願発明の構成によれば、腹刃の正面に平行に対向しつつ斜めに接近し、研削することとなって、チップと砥石の間での不測の衝突、研削異常を回避できる構成となっている。なお、天刃グラインダ51の場合には、チップ5の天刃との間で接線方向に接近するため、このような回転砥石の食い込みの危険性が少ないが、必要であれば同様に傾斜して構成することも勿論可能である。
図3に示す「下死点」の位置からモータ21がさらに回転し、駆動アーム22が図の矢印Rに示す方向にさらに回転移動すると、リンク機構30はこれまで説明したものから再び反対方向に向けて移動を開始する。ここでも唯一例外となるのは、チップソー1の動きである。チップソー1を駆動する回転レバー71の駆動ピン72は、テーブル駆動リンク31の長孔32にはまっているため、テーブル駆動リンク31の左方向に向けて移動を開始しても駆動ピン72は長孔32の中をスライドするだけで、回転レバー71はしばらくの間、回転することはない。したがってチップソー1は静止状態となり、この間、腹刃グラインダ61によってチップ5の腹刃が研削される状態が維持される。
以上、図2と図3に示す状態の間で駆動部20のモータ21の駆動力によって交互に動作が継続され、この間に歯送り部80の作用でチップソー1の歯が1つ又は所定数ずつ送られ、チップソー1が一回転してすべての歯の目立て研削が終了すれば一枚のチップソー1の目立てが完了する。この間、オペレータはチップソー1を搭載プレート73に取り付けて動力源のスイッチを入れるのみであり、その後は完成に至るまでの間は全て自動で行われるため、極めて効率的である。
これまで、本願発明の実施の形態に係るチップソーの目立て装置の構成、動作と、加えて幾つかの特徴について説明をしてきた。ここでは、本発明に係る目立て装置についてこれまで述べたもの以外の構成、特徴について補足説明をする。まず、天刃、腹刃の両グラインダ51、61は、それぞれグラインダ固定具54、64によって保持固定されているが、この固定に当っては上述したようにグラインダ51、61をその長手軸を中心に回転可能である。このため、固定具54、64をいったん緩めてグラインダ51、61の軸角度を回転調整することによって、チップ天刃、腹刃の研削する角度(にげ角)の調整が可能である。特にチップソー1の天刃を使って小枝を主に切断する用途で使用される場合、天刃のにげ角(本明細書では、チップソーの回転軸方向における当該回転軸に対する天刃、腹刃の傾斜角を「にげ角」という。)が一歯ごと交互に逆向きに設けられる場合がある。本実施の形態に係る目立て装置によれば、歯送り部80を2歯送りとなるようセットし、まず一歯おきに全周の天刃を第1のにげ角で目立て研削した後、天刃グラインダ51を長手軸中心に回転させてにげ角が逆向きとなる第2のにげ角にセットし、残りの一歯おきの全周の天刃を目立て研削することで対応することができる。
また、図面には表示していないが、各グラインダ51、61をそれぞれのグラインダ搭載具52、62に搭載する部分にて調整ねじを設けることにより、図1〜3に示す平面図の面内にて、グラインダ51、61の取り付け角(平面図上でのチップソー1に対する角度)を調整することができる。また、図示の調整具53、63を使用することによって、目立てされるチップに対して当接するグラインダのストローク位置を調節することができる。これらの調節により、ある程度仕様の異なるチップソーに対しても同じ装置を用いて目立て研削することが可能となる。
特に、調整具63を用いた腹刃グラインダ61のストローク調整は有用である。図4の丸枠内に示すように、チップソー1の歯部2の切欠き4にチップ5がロー付けされているが、この切欠き4の位置、チップ5の長さはチップソーメーカによってばらつきがある。腹刃グラインダ61の砥石をチップ5だけでなく、チップ5の際を越えて歯2まで切り込ませると、砥石を傷め、切欠き4を損傷させ、あるいは切欠きの加工による発熱によってチップ5のロー付けが融解して脱落する恐れなどを生ずる。従来の手作業による目立て研削ではこのような不具合が極めて生じ易く、そのために熟練の腕が必要であったが、本願発明の装置よればかかる不具合を上記のような調整によって容易に解消することができる。
また、本発明の実施の形態にかかる目立て装置の歯送り具80によれば、チップソー1の歯の製造時における加工のばらつきを回避できるという大きな特徴を有する。チップソー1に設けられる複数の歯は、外周に均等配分されるのが基本である。しかしながら実際に加工するに際しては、外周を割り出して一歯ずつ加工するケースがあり、このような場合には一つの歯から加工を開始して順次全ての歯(例えば、直径255mmのチップソーで通常の歯数は30〜35個)を加工する際、最終位置にある歯は加工誤差が累積されるためこの最後の歯の寸法が他の歯の寸法との間で差が生じることがある。あるいは、それ以外の要因によっても、各歯の間で寸法にばらつきが生じることがあり得る。この際の誤差は、特には腹刃の研削をする際の研削量をはるかに越える大きさとなることは容易に考えられることである。この際、例えば特許文献1に示すような目立てしようとする歯とは異なる歯を歯送りのための基準とする歯送りの方法では、このような誤差のために各刃の均一な研削は期し難いものとなる。あるいは送り量が不足した場合、例えば腹刃グラインダがチップに食い込んで不具合を生ずる事態も考えられる。これに対して本願発明によれば、歯送り機構80の送りレバー81は、図3に示すように腹刃グラインダ61の回転砥石68が対向して研削するチップが取り付けられたそのものの歯を歯送りの基準としているため、チップソーが上述したような加工誤差を含む場合であっても、何らの不具合もなく全てのチップを均一に目立て研削できるものとなる。
以上、本発明にかかるチップソーの自動目立て装置について説明してきたが、本発明は上記実施の形態に示したものに限定されるものではなく、各種の改造が可能である。例えば、図1〜3に示す例では天刃グラインダ51と腹刃グラインダ61との双方を設けて天刃と腹刃との双方を目立て研削する構成としている。これら両刃面が同時に自動研削できればそれだけ効率的とはなるが、天刃グラインダのみ、あるいは腹刃グラインダのみを設けていずれか一方の研削のみを行うようにしてもよい。また、図示の例では天刃グラインダ51はその長手軸に沿ってストロークさせ、腹刃グラインダ61は角度θを設けて長手軸に傾斜してストロークさせるものとしているが、必要に応じてこの構成を逆にしたり、あるいは双方とも傾斜なし、あるいは双方とも傾斜付きでストロークさせることでもよい。
本願発明者が行ったテスト装置による実験によれば、これまで手作業もくしは簡便な装置によって行われていたチップソーの目立て作業が極めて短時間、効率的、容易に実施することができ、しかも仕上がりの品質は従来技術に比較して格段の差が見られている。これまでチップソーごと廃棄せざるを得なかった状態のものまで見事に再生できることから、経済性、エコロジーの観点からも貢献できる。特には本願発明に係る装置を用いて業として目立て作業を請け負う場合においては、その品質、納期、費用を大幅に改善することが見込まれ、顧客には好感を持って受け入れられるものとなろう。
本発明に係るチップソーの自動目立て装置は、農耕機械器具、園芸用機械の製造、販売、請負加工の産業分野において広く利用することができる。
1.チップソー、 2.歯部、 5.チップ、 10.チップソー自動目立て装置、 20.駆動部、 21.モータ、 22.駆動アーム、 30.リンク機構、 31.テーブル駆動リンク、 36.中間駆動アーム、 38.天刃グラインダ駆動アーム、 39.腹刃グラインダ駆動アーム、 50.天刃グラインダ駆動部、 51.天刃グラインダ、 60.腹刃グラインダ駆動部、 61.腹刃グラインダ、 70.チップソー保持テーブル、 71.回動レバー、 80.歯送り部、 81.送りレバー。

Claims (8)

  1. チップソーの天刃、腹刃のいずれか一方もしくは双方を目立て研削するための自動目立て装置であって、
    モータを含む動力部と、
    チップソーを搭載して回転可能に保持するチップソー保持部と、
    チップソー各歯の天刃を目立て研削するためのグラインダを備えた天刃グラインダ部、腹刃を目立て研削するためのグラインダを備えた腹刃グラインダ部の少なくともいずれか一方のグラインダ部と、
    チップソー保持部に保持されたチップソーを一歯研削ごとに所定歯数ずつ送る歯送り部と、
    前記動力部により駆動され、前記チップソー保持部と、前記少なくともいずれか一方のグラインダ部とを駆動するリンク機構とから構成され、
    前記リンク機構は、目立て研削のために前記チップソー保持部及び前記少なくともいずれか一方のグラインダ部を同期させてチップソー及びグラインダが対向する研削位置へ移動させ、チップソーの一歯の目立て研削が完了すると前記チップソー保持部及び前記少なくともいずれか一方のグラインダ部を前記研削位置から退避させるよう駆動することを特徴とする自動目立て装置。
  2. 前記自動目立て装置が天刃グラインダ部と腹刃グラインダ部との双方を備え、
    前記リンク機構は、前記チップソーが天刃研削位置と腹刃研削位置とに交互に移動するよう前記チップソー保持部を移動させ、これに同期して前記チップソーが天刃研削位置に移動するときに前記天刃グラインダ部を天刃研削位置に、腹刃研削位置に移動するときに前記腹刃グラインダ部を腹刃研削位置にそれぞれ交互に移動させ、それ以外のときには前記天刃グラインダ部、腹刃グラインダ部をそれぞれ交互に退避位置に移動させるよう構成されている、請求項1に記載の自動目立て装置。
  3. 前記歯送り部は、前記チップソー保持部の移動により移動するチップソーの往復移動ごとにチップソーの1つの歯の谷に順次差し込まれる送りレバーを備え、前記チップソー保持部の移動に対抗してチップソーの歯の移動を前記送りレバーで拘束することによりチップソー自身を回転させ、所定数の歯を送るよう構成されている、請求項1に記載の自動目立て装置。
  4. 前記自動目立て装置が少なくとも腹刃グラインダ部を備え、
    前記歯送り部の送りレバーは、チップソーが腹刃研削位置に移動するときに前記腹刃グラインダ部によって研削される歯の谷に差し込まれて当該歯を腹刃研削位置に位置決めするよう構成されている、請求項3に記載の自動目立て装置。
  5. 前記自動目立て装置が少なくとも腹刃グラインダ部を備え、
    前記腹刃グラインダ部のグラインダがチップソーの腹刃と平行に対向しつつ腹刃に対して傾斜した角度で接近して腹刃研削位置で両者が当接するよう構成されている、請求項1に記載の自動目立て装置。
  6. 前記リンク機構の内、前記チップソー保持部を移動させる回転レバーを回転駆動させるテーブル駆動リンクに長孔が設けられ、前記回転レバーの一端に設けられた駆動ピンが当該長孔内でスライド可能に配置され、前記動力部のモータの連続回転によっても前記駆動ピンの前記長孔内でのスライドによりチップソーを一定時間研削位置に静止させるよう構成されている、請求項1に記載の自動目立て装置。
  7. 前記自動目立て装置が少なくとも天刃グラインダ部を備え、
    天刃研削位置において、チップソーが該研削位置に静止する間、天刃グラインダ部が自身の長手軸に沿って移動し、これにより天刃グラインダ部のグラインダの当たり位置を変化させる、請求項6に記載の自動目立て装置。
  8. 前記グラインダ部の長手軸回りの回転によるチップ研削時のにげ角の調整、調整ネジの使用によるグラインダ部の長手方向位置の調整、別の調整ネジの使用によるチップ研削部の長さ方向に対するグラインダ部の傾斜角の調整の内、少なくともいずれか1つを可能にする調整機構を含む、請求項1に記載の自動目立て装置。
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