JP5466950B2 - 超音波による表面モニタリング法 - Google Patents

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Description

本発明は、超音波による表面モニタリング法に関するものであり、更に詳しくは、本発明は、超音波振動子を使用して、物体の表面をモデル化する方法および装置に関するものである。
例えば、柱やパイプなどの物体の表面に関する情報を得るために、超音波を使用することは周知である。通常、超音波パルスを物体に向けて送信し、その反射パルスを受信して、パルスの伝播時間を記録する。パルスの伝播時間(「移動時間」)の差は、物体の表面の相対高さの差、したがって、物体の壁厚の差を示す。
この公知技術の例は、米国特許第3,930,404号明細書に開示されている(特許文献1)。この種の方法には、測定が極端に局所的であるという欠点があり、表面は、超音波の衝突(および反射)点で探査されるに過ぎない。表面の残りの部分に関する情報を得るためには、超音波振動子が物体に対して移かされなければならず、伝播時間を他の多くの表面点で測定しなければならない。
国際公開第2006/000668号公報には、円筒状物体の寸法的な特性決定方法が開示されている(特許文献2)。物体表面の測定点に対向したプローブが、パルス状の超音波をこれらの測定点に送信し、反射したパルス波を受信する。無数の測定点を必要とすることなく、物体の表面全体に関する寸法情報を得るために、表面の特性曲線を内挿から導出する。
内挿を通じて他の表面点に関する情報を得ることができるが、この情報の詳細度は、測定点の数量によって限定される。したがって、表面情報が、少数の測定点からしか得られず、詳細な寸法情報を得るためには、比較的多数のプローブおよび/または物体に対するプローブの移動が必要であるという基本的な欠点が、この公知の方法にもある。
米国特許第5,965,818号明細書には、パイプ支持部での局所的な腐食のために薄くなった壁厚を測定するのに、超音波ラム波を使用する方法が開示されている(特許文献3)。2つの振動子を使用して、ラム波をパイプ壁に沿って円周方向に伝播させる。測定した移動時間データを比較することにより、腐食に起因する移動時間の変化を定量化できる。腐食は、パイプの円周方向に検出されるだけであり、長手方向には検出されない。
米国特許第5,767,408号明細書には、複数の成分を含む広帯域超音波レイリー波を発生させることで、材料の表面近くの特性を得る方法が開示されている(特許文献4)。レイリー波の選択された成分の速度を、選択された周波数において測定する。しかし、波動の軌跡は、きわめて限定され、したがって、被試験面に関する情報も限定される。
英国特許出願公開第2 383 413号公報には、表面超音波の速度、減衰、拡散、共振、および周波数吸収の各特性を使用して、レールの障害を検出するシステムが開示されている(特許文献5)。この公知のシステムは、鉄道線路に完全に特化し、レールをそれらの長手方向に試験するのに電気音響技術を使用する。
特開昭57−187609号公報には、周波数を上げながら表面波を使用し、伝播時間を検出することで壁厚を測定する別の従来の方法が開示されている(特許文献6)。表面波は、軌跡を一方向のみに限定され、したがって、限定された情報しかもたらさない。
米国特許第3,930,404号明細書 国際公開第2006/000668号公報 米国特許第5,965,818号明細書 米国特許第5,767,408号明細書 英国特許出願公開第2 383 413号公報 特開昭57−187609号公報
本発明は、先行技術のこれらおよび他の問題を解決し、超音波振動子を使用して、物体の表面をモデル化するための方法および装置を提供することを目的とするものであり、その方法および装置は、数量を限定した振動子を使用して、表面についてのより詳細な情報を提供する。
本発明は、さらに、超音波振動子を使用して、物体の表面をモデル化するための方法および装置を提供することを目的とするものであり、その方法および装置は、必要な計算量を限定しながら、表面に関する詳細な情報を提供する。
したがって、本発明は、表面に取り付けた超音波振動子を使用して、物体の表面をモデル化する方法を提供するものであり、その方法は、
・ 表面の高さを示す表面点セットを含む、表面のモデルを用意するステップと、
・ 第1の振動子から1つまたは複数の第2の振動子にパルス波を送信するステップであって、第1の振動子および各第2の振動子は、表面に沿ったそれぞれの経路を画定するステップと、
・ 各経路に沿ったパルス波の伝播時間を測定するステップと、
・ 表面のモデルに基づいて伝播時間を計算するステップと、
・ 測定した伝播時間と計算した伝播時間との相違に応じて表面のモデルを調整するステップと、
・ 相違が所定のしきい値よりも小さくなるまで、送信、測定、計算、および調整の各ステップを繰り返すステップと、
を含み、
伝播時間を計算するステップは、拡張した表面点のセットを得るために、表面点のセットを内挿するサブステップを含み、伝播時間は、拡張セットを使用して計算される。
表面に取り付けた第1の振動子から表面に取り付けた第2の振動子にパルス波を送信することにより、各パルス波の伝播時間は、表面の上および/または下の波動経路によって決まり、したがって、表面経路ではなく反射に基づく上記の先行技術の単一点測定よりもはるかに多くの情報を含む。
表面モデルを繰り返し調整して、計算した伝播時間と測定した伝播時間をより十分に一致させることで、パルス波の伝播時間を正確に予測する最適な表面モデルが得られる。このような技術は、それ自体公知であり、一般的には、トモグラフィ逆変換またはトモグラフィ再構築と呼ばれる。結果的に得られたモデルは、適切な表示画面に表示でき、かつ/または、例えば、パイプ壁の相対的に薄い部分を特定するために解析することができる。
本発明の重要な利点は、数量を限定した表面点だけがモデルで使用され、このため、この方法に含まれる計算回数が大幅に少なくなることである。モデルで使用される、より少数の表面点が内挿によって補償されるのに伴って、モデルの精度が影響を受けることはない。その結果として、モデルを調整するのに使用される拡張表面点のセットは、実際のモデルの表面点のセットよりもはるかに大きくなる。
有利な実施形態では、例えば、表面点のセットは、100未満の点、好ましくは50未満の点で構成され、一方、拡張表面点のセットは、200より多い点、好ましくは500より多い点で構成される。他の数量も可能である。例えば、モデルは、20表面点だけのセットを使用することができ、拡張セットは、1000を超える表面点を有する。
本発明でモデル化される表面の高さは、ほとんどの実施形態では、振動子に対する高さである。すなわち、本発明は、基準点として、振動子の(絶対)高さを使用して、表面の相対高さをモデル化する。物体の壁の表面高さは、壁の厚さに関係することが多いので、本発明は、物体の壁厚のモデルも提供する。
数種類の超音波パルス波を本発明で使用することができる。第1の実施形態では、パルス波は、レイリー波である。レイリー波は、物体の表面に沿って伝播するので、それらの伝播時間は、表面の(相対)高さの変動によって影響される。そのような変動は、例えば、破損および/または腐食が原因で起こることがある。測定したこれらの表面波の伝播時間の変動により、物体のモデルを適宜調整することが可能になる。
第2の実施形態では、パルス波は、誘導波である。かかる波動の速度は、物体の壁厚に依存するので、これらの波動は、物体、特に中空物体をモデル化するのに非常に適している。パルス波の壁厚依存性は、分散パルス波を使用した場合に高まる。
波動の種類によっては、特に分散波は、それらの経路に沿った伝播中に歪められることがある。この歪みで、伝播時間の測定が不正確になる。したがって、本発明の好ましい実施形態は、測定したパルス波の伝播時間に位相補正を加えるステップをさらに含む。
本発明の方法は、単一の第1の振動子だけを使用して実施することができる。しかし、複数の第1の振動子を使用することが好ましい。パルス波のそれぞれの伝播時間の効果的な測定を可能にするためには、パルス波を送信し、伝播時間を測定するステップを、少なくとも2つの第1の振動子に対して連続して実施することが好ましい。第1の振動子を連続して作動させることで、第1の振動子が送信した波動を別々に検出することができる。第1の振動子の連続する送信間の時間間隔は、発生し得る伝播時間の最大のずれに関係する。
第2の振動子の数量とは無関係に、任意の数量、例えば、1つ、2つ、3つ、4つ、または6つの第1の振動子を使用することができるが、第1の振動子の数量は、第2の振動子の数量に等しいことが好ましい。
上記に定義したモデル化方法では、誘導波および/またはレイリー波を使用することができる。本発明者は、上記のモデル化がない場合に、表面走査および/または検出にレイリー波を使用することもできると気付いた。
したがって、本発明は、表面に取り付けた超音波振動子を使用して、物体の表面の平坦度を求める方法をさらに提供するものであり、その方法は、
・ 第1の振動子から1つまたは複数の第2の振動子にパルス波を送信するステップであって、第1の振動子および各第2の振動子は、表面に沿ったそれぞれの経路を画定するステップと、
・ 各経路に沿ったパルス波の伝播時間を測定するステップと、
・ 測定した伝播時間に基づいて平坦度を計算するステップと、
を含み、
パルス波は、レイリー波である。
平坦度は、表面モデルで表すことができるが、これは必須ではなく、平坦度は、表面の相対または絶対平坦度を示す単一数値で構成することができる。
本発明は、さらに、パイプラインをモニタリングする方法を提供するものであり、モニタリング方法は、各請求項のいずれかによるモデル化方法を含む。モニタリング方法は、表面の高さがしきい値を下回った場合、および/またはパイプラインが弱くなったことをモデルが示した場合に警告を提示するステップをさらに含む。
本発明は、また、上記に定義したような方法を実施するコンピュータプログラム製品を提供するものである。コンピュータプログラム製品は、CDやDVDなどのデータ担体に格納されたコンピュータ実行命令セットを含むことができる。コンピュータ実行命令セットは、プログラム可能なコンピュータが、上記に定義したような方法を実施するのを可能にし、例えば、インターネットを介して、遠隔サーバからダウンロードするのに利用することもできる。
本発明は、さらに、表面に取り付けた超音波振動子を使用して、物体の表面をモデル化する装置を提供するものであり、この装置は、
・ 表面の高さを示す表面点セットを含む、表面のモデルを格納するメモリユニットと、
・ 表面に沿ったそれぞれの経路を画定する第1の振動子および少なくとも1つの第2の振動子と、
・ パルス波を第1の振動子から1つまたは複数の第2の振動子にそれぞれの経路に沿って送信する送信ユニットと、
・ 処理ユニットと
を有し、この処理ユニットは、
o 各経路に沿ったパルス波の伝播時間を測定し、
o 表面のモデルに基づいて伝播時間を計算し、
o 測定した伝播時間と計算した伝播時間との相違に応じて格納した表面のモデルを調整し、
o 相違が所定のしきい値よりも小さくなるまで、送信、測定、計算、および調整の各ステップを繰り返すように構成され、
処理ユニットは、拡張した表面点セットを得るために、表面点のセットを内挿し、拡張セットを使用して、伝播時間を計算するように、さらに構成される。
パルス波は、誘導波および/またはレイリー波とすることができる。本発明のさらなる態様によれば、上記のモデルがない場合にも、レイリー波を使用することができる。したがって、本発明は、また、表面に取り付けた超音波振動子を使用して、物体の表面の平坦度を求める装置を提供するものであり、その装置は、
・ 表面に沿ったそれぞれの経路を画定する第1の振動子および少なくとも1つの第2の振動子と、
・ パルス波を第1の振動子から1つまたは複数の第2振動子にそれぞれの経路に沿って送信する送信ユニットと、
・ 処理ユニットと、
を有し、この処理ユニットは、
o 各経路に沿ったパルス波の伝播時間を測定し、
o 測定した伝播時間に基づいて平坦度を計算するように構成され、
パルス波は、レイリー波である。
本発明は、さらに、パイプラインをモニタリングするシステムを提供するものであり、そのシステムは、上記に定義したような装置、ならびに少なくとも1つの第1の振動子および少なくとも1つの第2の振動子を有する。本装置および振動子は、無線で通信可能であることが好ましい。
添付の図面に示した典型的な実施形態を参照して、本発明を、以下、さらに説明する。
図1は、本発明に従って表面がモデル化される物体を概略的に示す。 図2は、本発明による3次元物体モデルを概略的に示す。 図3は、本発明による2次元物体モデルを概略的に示す。 図4のA及びBは、本発明で使用する超音波パルスを概略的に示す。 図5は、本発明による表面モデル化装置を概略的に示す。
図1に、単に非限定的な実施例の手法として示したパイプ2は、モデル化される表面3を含む。図示の実施例では、表面3は、例えば、腐食によって生じることがある凹部6を含む。表面3を適切にモデル化することで、凹部6の範囲および(相対)高さを特定することができる。
第1の振動子ユニット4および第2の振動子ユニット5は、表面3の両側でパイプ2に取り付けられている。第1および第2の振動子ユニットは、ともに、超音波を送信し、受信することができるが、本発明では、超音波パルス波を送信するために第1の振動子ユニット4を使用し、一方、これらの波動を受信するために第2の振動子ユニット5を使用する。振動子ユニットは、それ自体公知であり、圧電ユニットとすることができる。
第1の振動子4で発生したパルス波またはパルスは、例えば、数μ秒(マイクロ秒)の限定された持続時間を有する。実際の持続時間は、例えば、振動子ユニットの寸法や相互距離など、個々の用途に応じて決めることができる。振動子の数量は、変えることができる。複数の第2の振動子5、例えば、2つ、3つ、4つ、8つ、またはそれ以上の第2の振動子5を使用することが好ましいが、少なくとも1つの第1の振動子4および少なくとも1つの第2の振動子5を設けなければならない。
複数の第2の振動子5を使用することで、パルス波は、複数の経路を伝播し、したがって、表面のモデル化が改善される。同様に、2つ以上の第1の振動子4を使用することが好ましい。図2および図3の例では、8つの第1の振動子4および8つの第2の振動子5が使用されているが、本発明は、これらの特定の数量に限定されるものではない。複数の第1および/または第2の振動子の各振動子は、必須ではないが、等間隔で配置されることが好ましい。
典型的な3次元モデルが、図2に示され、パルス波が伝播する経路と本発明による削減された表面点とが、2次元モデルの手法として、図3に示されている。図2の3次元モデルは、図3の2次元モデル72を基本としている。
図2のモデル70は、パイプ、例えば、図1のパイプ2の(外側)面を表している。x軸およびy軸は、管状モデルの横断面平面に延び、z軸は、その長手方向に延びている。この例の寸法は、メートル(m)で与えられている。図2の3次元モデルは、実際に、図1の物体2を再構築したものである。3次元的再構築は、トモグラフィの分野では、それ自体公知である。
図2にモデル化された表面は、第1の振動子4のセットと第2の振動子5のセットとの間に延在している。経路71は、各第1の振動子4と各第2の振動子5との間に延びている。これらの経路に沿ったパルスの伝播時間は、経路の長さに比例する。平滑で歪みのない表面に沿って延びる経路は、図1の凹部6を横切る経路よりも短くなる。したがって、これらの経路に沿った伝播時間は異なり、パルスは、異なった時間に到着する。
モデルは、様々な経路に沿ったパルスの到着時間を計算する。すべての経路が等距離であるとモデルが最初に想定している場合、測定した伝播時間と計算した伝播時間との不一致は、凹部6を横断する経路で起こる。この不一致は、モデルを調整することで補償することができる。モデルの初期値は、(パイプなどの)実際の物体の測定に基づいてもよいし、および/または理論的考察に基づいてもよい。
図3の2次元の実施例では、水平軸は、管状モデルの周長Rに沿って延び、一方、z軸は、その長手方向に延びる。寸法は、メートル(m)で与えられている。
図3で分かるように、第1の振動子4および第2の振動子5は、モデルの円周に沿って等間隔に配置されている。第1の振動子で発生したパルスは、第2の振動子によって検出される。到着時間、ひいては伝播時間は、各第1の振動子4と第2の振動子5との間に延びる経路セット71に少なくともほぼ対応する。図が見やすいように、そのような経路セット71の1つだけが図3に示されている。
上記に説明したように、モデルは、物体の表面(図1の3)についての情報を含む。この情報は、多数の点における表面の(相対または絶対)高さを表す値セットを含むことができる。図1に示すように、凹部6での表面高さは、第1の振動子4での表面高さよりも低い。
表面を正確にモデル化するために、多数の表面点、例えば、数百または数千もの表面点が必要とされる。一方、測定した伝播時間から直接表面点を定めるには、非常に多数の計算回数が必要になる。この理由から、本発明は、数量が限定された表面点だけを含み、したがって、計算回数を大幅に削減した、より効率的なモデルを提供する。
本発明によれば、モデルは、限定された表面点セット73のみを含む。これらの「中核となる」表面点は、モデル内に保存され、必要に応じて、観測された伝播時間に合わせるために調整される。図示の例では、24個だけの表面点がモデルで使用されているので、上記の何百または何千もの点と比較して大幅な節減になる。
当然のことながら、「中核となる」表面点の数量は、モデル化される表面の寸法と必要とされる精度とに応じて変えることができ、この数量は、24より大きくても、またはそれより小さくても、例えば、16、30、または50でも同様に十分で有り得る。
表面を正確にモデル化し、伝播時間を計算するためには、通常では、より多くの表面点が必要とされる。本発明のさらなる態様によれば、拡張した表面点セットが内挿を通じて得られる。すなわち、伝播時間を計算するのに使用され、必要に応じて、さらに詳細な表面情報をもたらす、拡張した表面点セットを設けるために、モデルの表面点のセット(「中核となる」表面点)が内挿される。このように、例示的な数量の24個の表面点を、例えば、1024個の表面点に拡張することができる。
したがって、本発明で使用するモデルは、レベルが2つあるモデルと考えることができる。基本レベルに関しては、限定した(例えば、24個の)表面点のセットが定められ、保存される。これらの「中核となる」表面点は、測定した伝播時間に従って調整される。より高いレベルに関しては、拡張した(例えば、1024個の)表面点のセットが内挿によって算出され、(一時的にまたは永久的に)保存される。したがって、これらの「拡張」表面点は、直接的に得られる「中核となる」表面点とは異なり、測定した伝播時間から間接的に得られる。
拡張セットを使用する場合、モデルに基づいた伝播時間を、それ自体公知である数値計算技術を使用して正確に求めることができる。通常、各経路71は、多数の区間に分割される。各経路に対して、モデルから得られた拡張表面点のセットに含まれる高さ情報を使用して、すべての経路区間の伝播時間を計算する。次いで、個々の経路の区間の伝播時間を合計することで、各経路の伝播時間が求められ、計算した伝播時間となる。
測定した伝播時間は、パルスの到着時間からそれらの送信時間を減ずることで求められる。送信時間は、通常、作動信号を第1の振動子ユニットに送った時点を記録することで求められ、到着時間は、通常、検出信号を第2の振動子ユニットから受信した時点を記録することで求められる。
次いで、計算した伝播時間を、測定した伝播時間と比較して、相違を記録する。次いで、それ自体公知である最適化手法を使用して、相違がなくなるようにモデルを最適化する。適切な公知の最適化手法には、Levenberg−Marquardt法およびGauss−Newton法がある。
本発明の方法では、表面波を使用する。表面波には、各パルスによって点だけではなく、経路の情報も得られるという利点がある。レイリー波は、表面をたどって進むので、非常に適切な表面波であることが見出されている。その結果として、それらの伝播時間は、表面構造に関する非常に正確な情報を提供する。
一方、誘導波も、特に、表面に関する情報だけでなく、物体の壁厚に関する情報も必要とされる場合に、非常に適している。特に、誘導波の好都合な分散挙動が利用される、すなわち、周波数が所与の場合に、波動の伝播速度は、壁厚によって決まる。したがって、測定された速度変化は壁厚のばらつきを示す。
レイリー(パルス)波と表面(パルス)波との組み合わせを使用することもできる。
本発明のさらなる態様によれば、レイリー波を使用して、図2に示す再構築モデルがない場合でも、表面の平坦度を求めることができる。
すなわち、表面に取り付けた超音波振動子を使用して、物体の表面の平坦度を求める方法は、第1の振動子から1つまたは複数の第2の振動子にパルス波を送信するステップであって、第1の振動子および各第2の振動子が表面に沿ったそれぞれの経路を画定するステップと、各経路に沿ったパルス波の伝播時間を測定するステップと、測定した伝播時間に基づいて平坦度を計算するステップとを含み、パルス波はレイリー波である。
したがって、表面のモデルの有無にかかわらず、レイリー波を使用することができる。(非)平坦度は、(例えば、1〜10の範囲の)適切な数値や、他の適切な尺度とすることができる。
平坦度は、例えば、(相対)伝播時間、すなわち、非平坦性に起因する遅延に反比例する。短い遅延は、高い平坦度(つまり、相対的に高い値の平坦度)を示し、より長い遅延は、より低い平坦性を示す。したがって、レイリー波の相対時間遅延を使用して、平坦度を求めることができる。「完全な」平坦性に相当する基準時間遅延は、理論的考察、または非常に平坦な表面を使用した実際の測定に基づいて定めることができる。
本発明のさらなる態様によれば、位相補正を使用して、分散波を補正することができる。これは、図4のAおよびBに概略的に示され、図4のAは、元のパルス81(太い線)とその歪んだ対応パルス82(細い線)を示し、図4のBは、再構築されたパルス83を示している。
図4のAでは、パルス82が分散のために歪められて示されている。すなわち、パルスの本来の位相関係が失われ、そのパルスは、元のパルス81と比較して時間的に拡散している。これは、パルスの到着時間、ひいては、その伝播時間の測定の精度を低める。
この精度低下は、(オプションの)位相補正Xを適用することで回避することができる。例示的な実施形態では、位相補正Xは、下記のように表すことができ、
式中、ωは(角)周波数、ν(ω)は周波数に応じたパルス伝播速度、xは表面に凹部や突起のない場合の経路長である。
この補正は、歪んだパルス82に高速フーリエ変換(FFT)を施し、得られたスペクトルに位相補正Xを乗じ、次いで、逆高速フーリエ変換(IFFT)を施すことで適用されて、補正されたパルス83を得ることができる。補正後、位相、ひいてはパルスの形状が、図4のBに示すように復元される。この復元したパルス波83により、伝播時間の正確な検出が可能になる。当業者ならば、例えば、予測誤差フィルタ使用するなど、他の位相補正技術を適用できると分かるであろう。
物体の表面をモデル化する装置が図5に示されている。装置1は、処理ユニット(PU)10、メモリユニット(11)、送信ユニット(TU)12、および表示ユニット(DU)13を含む。処理ユニット10は、本発明の方法を具現化するソフトウェアプログラムの命令を実行できるマイクロプロセッサを含むのが好ましい。メモリユニット11は、このソフトウェアプログラム、および表面点値セットを含めたモデルのパラメータを格納することができる。
表示ユニット13は、モデル、特に、図2に示したタイプの再構築を表示できる表示画面を含むのが好ましい。送信ユニット12は、処理ユニット10の制御下で、第1の振動子4に送られるパルス送信信号を生成することができる。さらに、送信ユニット12は、第2の振動子5によって生成されたパルス検出信号を受け取り、適切なパルス検出情報を処理ユニット10に送ることができる。
送信ユニット12は、例えば、ラジオ周波数(RP)通信や赤外線通信を使用して、振動子4、5と無線通信するように構成することができる。加えて、処理ユニット10は、上記の位相補正を適用するように構成することができる。位相補正用の適切なプログラムステップをメモリユニット11に格納することができる。
表面の平坦度を求める装置は、図5に示した構造を有することもできる。
当然のことながら、本発明は、パイプやチューブに限定されるものではなく、他の物体の表面や壁、例えば、船体、飛行機胴体、車体、戦車装甲(の一部)、あるいは他の表面または壁構造体、例えば、保管タンク、ロッド、鋼橋、および建物内の金属構造体などに適用することもできる。
本発明は、表面点の数量を限定したモデルを使用することで、表面をモデル化する計算負荷を大幅に軽減でき、かつモデルで使用する表面点を内挿することで、モデルの精度を維持できるという見識に基づいている。本発明は、表面情報を収集するのにレイリー波がきわめて適しているというさらなる見識から利益を受ける。
本明細書で使用されたいずれの用語も、本発明の範囲を限定するものであると解釈すべきではないことに留意されたい。特に、「含む」および「含むこと」という文言は、具体的に記載のない任意の要素を除外することを意図するものではない。単一の要素は、複数の要素またはそれらの等価物と置き換えることができる。
当業者にとっては当然のことながら、本発明は、上記に説明した実施形態に限定されるものではなく、添付の特許請求の範囲に定義した本発明の範囲から逸脱することなく、多くの修正および追加を行うことができる。

Claims (14)

  1. 表面に取り付けた超音波振動子(4、5)を使用して、物体(2)の前記表面(3)をモデル化する方法であって、前記方法は、
    ・ 前記表面の高さを示す表面点のセットを含む、前記表面のモデルを用意するステップと、
    ・ 第1の振動子(4)から1つまたは複数の第2の振動子(5)にパルス波を送信するステップであって、前記第1の振動子および各第2の振動子は、前記表面に沿ったそれぞれの経路を画定するステップと、
    ・ 各経路に沿った前記パルス波の伝播時間を測定するステップと、
    ・ 前記表面の前記モデルに基づいて伝播時間を計算するステップと、
    ・ 前記測定した伝播時間と前記計算した伝播時間との相違に応じて前記表面の前記モデルを調整するステップと、
    ・ 前記相違が所定のしきい値よりも小さくなるまで、送信、測定、計算、および調整の各ステップを繰り返すステップと、
    を含み、
    伝播時間を計算する前記ステップは、拡張した表面点のセットを得るために、表面モデルを繰り返し調整して、計算した伝播時間と測定した伝播時間をより一致させることで得られる調整された表面モデルから、前記モデルの中核となる表面点のセットを内挿するサブステップを含み、前記伝播時間は前記拡張セットを使用して計算される方法。
  2. 前記表面点のセットは、100未満の表面点で構成され、前記拡張した表面点のセットは、200より多い表面点で構成される、請求項1に記載の方法。
  3. 前記パルス波は、誘導波である、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記パルス波は、レイリー波である、請求項1または2に記載の方法。
  5. 前記パルス波の前記測定した伝播時間に位相補正を加えるステップをさらに含む、請求項1から4のいずれか一項に記載の方法。
  6. パルス波を送信し、伝播時間を測定するステップは、少なくとも2つの第1の振動子(4)に対して連続的に実施される、請求項1から5のいずれか一項に記載の方法。
  7. 第1の振動子(4)の数量は、第2の振動子(5)の数量に等しい、請求項6に記載の方法。
  8. 求項1から7のいずれかに記載のモデル化する方法を含む、パイプラインをモニタリングする方法。
  9. 請求項1に記載の、表面に取り付けた超音波振動子(4、5)を使用して、物体(2)の前記表面(3)をモデル化する方法によりその平坦度を求める方法であって、前記方法は、
    ・ 第1の振動子(4)および少なくとも1つの第2の振動子(5)が、前記表面に沿ったそれぞれの経路を画定するステップと、
    ・ パルス波を前記第1の振動子(4)から前記1つまたは複数の第2の振動子(5)に前記それぞれの経路に沿って送信するステップと、
    ・ 各経路に沿ったパルス波の伝播時間を測定するステップと、
    ・ 前記測定した伝播時間に基づいて前記平坦度を計算するステップと、
    を含み、前記パルス波は、レイリー波である方法。
  10. コンピュータプログラムにより各ステップを実行させる、請求項1から9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 請求項1に記載の、表面に取り付けた超音波振動子を使用して、物体の前記表面をモデル化する方法に使用する装置(1)であって、前記装置は、
    ・ 前記表面の高さを示す表面点セットを含む、前記表面のモデルを格納するメモリユニット(11)と、
    ・ 前記表面に沿ったそれぞれの経路を画定する第1の振動子(4)および少なくとも1つの第2の振動子(5)と、
    ・ パルス波を前記第1の振動子(4)から前記1つまたは複数の第2の振動子(5)に前記それぞれの経路に沿って送信する送信ユニット(12)と、
    ・ 処理ユニット(10)と、を有し、前記処理ユニットは、
    o 各経路に沿った前記パルス波の伝播時間を測定し、
    o 前記表面の前記モデルに基づいて前記伝播時間を計算し、
    o 前記測定した伝播時間と前記計算した伝播時間との相違に応じて、前記表面の前記格納したモデルを調整し、
    o 前記相違が所定のしきい値よりも小さくなるまで、送信、測定、計算、および調整の各ステップを繰り返すように構成され、
    前記処理ユニット(10)は、拡張した表面点のセットを得るために、前記表面点のセットを内挿し、前記拡張セットを使用して、前記伝播時間を計算するようにさらに構成される装置。
  12. 請求項9に記載の、表面に取り付けた超音波振動子を使用して、物体の前記表面の平坦度を求める方法に使用する装置(1)であって、前記装置は、
    ・ 前記表面に沿ったそれぞれの経路を画定する第1の振動子(4)および少なくとも1つの第2の振動子(5)と、
    ・ パルス波を前記第1の振動子(4)から前記1つまたは複数の第2の振動子(5)に前記それぞれの経路に沿って送信する送信ユニット(12)と、
    ・ 処理ユニット(10)と、を有し、前記処理ユニットは、
    o 各経路に沿った前記パルス波の伝播時間を測定し、
    o 前記測定した伝播時間に基づいて前記平坦度を計算するように構成され、
    前記パルス波は、レイリー波である装置。
  13. 前記処理ユニット(10)および前記振動子(4、5)は、無線で通信することができる、請求項11または12に記載の装置。
  14. 請求項11、12または13に記載の装置(1)を含む、パイプラインをモニタリングするシステム。
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