JP5466531B2 - 圧力流量制御弁 - Google Patents

圧力流量制御弁 Download PDF

Info

Publication number
JP5466531B2
JP5466531B2 JP2010038328A JP2010038328A JP5466531B2 JP 5466531 B2 JP5466531 B2 JP 5466531B2 JP 2010038328 A JP2010038328 A JP 2010038328A JP 2010038328 A JP2010038328 A JP 2010038328A JP 5466531 B2 JP5466531 B2 JP 5466531B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
hole
plate
spring seat
seat
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010038328A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011174521A (ja
Inventor
義文 火箱
Original Assignee
カヤバ システム マシナリー株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by カヤバ システム マシナリー株式会社 filed Critical カヤバ システム マシナリー株式会社
Priority to JP2010038328A priority Critical patent/JP5466531B2/ja
Publication of JP2011174521A publication Critical patent/JP2011174521A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5466531B2 publication Critical patent/JP5466531B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Safety Valves (AREA)

Description

本発明は、圧力流量制御弁の改良に関する。
従来、この種の圧力流量制御弁にあっては、たとえば、特に高減衰力を発生する緩衝器のピストン部等に具現化されており、環状弁座を備えた弁孔を有するハウジングと、環状弁座に離着座自在とされて弁孔内に収容される弁体と、弁孔の内周に螺着されるばね座と、弁体とばね座との間に介装されて弁体を環状弁座へ向けて附勢するコイルばねとを備えて構成されるものが知られている(たとえば、特許文献1参照)。
この圧力流量制御弁にあっては、流体の圧力による弁体を弁孔内へ押し込む力が弁体を附勢するコイルばねの附勢力に打ち勝つと、弁体が環状弁座から離座して開弁して弁孔内を流体が流れるようになっている。そして、この圧力流量制御弁の場合、ばね座に軸方向に沿って貫通する通孔を設けてあって、弁孔内に流れ込んだ流体は当該通孔を介してハウジング外へ流出するようになっている。
また、流体が環状弁座と弁体との間を通過する際に、当該流体の流れに抵抗が与えられるだけでなく、上記通孔を通過する際にも当該通孔によって流路が絞られる格好となるため、圧力流量制御弁が開弁すると弁孔内の圧力が上昇し、当該弁孔内の圧力を二次圧として弁体に作用させて弁体を閉弁方向へ附勢するようになっている。
そのため、従来の圧力流量制御弁における圧力流量特性は、コイルばねのばね定数の他に、通孔の口径によっても特徴付けることができるようになっており、予め通孔の口径の異なるばね座を複数用意しておき、要求される圧力流量特性に応じて適する口径の通孔を備えたばね座を選択してハウジングに組み込むようにしていた。
特開2007−71232号公報
しかしながら、上述のような圧力流量制御弁にあっては、以下の不具合があると指摘される可能性がある。
上述したように、従来の圧力流量制御弁にあっては、要求される圧力流量特性に応じるために、予め通孔の口径の異なるばね座を複数用意しておかなければならないので、加工コストの点で不利であるばかりでなく、在庫の管理も煩雑となり管理コストも嵩んでしまう問題がある。
そこで、本発明は、上記不具合を改善するために創案されたものであって、その目的とするところは、加工コストも管理コストも低減することが可能な圧力流量制御弁を提供することである。
上記した目的を解決するために、本発明における課題解決手段は、 環状弁座を備えた弁孔を有するハウジングと、弁孔内に移動自在に収容されて環状弁座に離着座する弁体と、弁孔内に収容されるとともに流体の通過を許容する通孔を有するばね座と、弁体とばね座との間に介装されて弁体を環状弁座に向けて附勢するばねと、弁孔の内周に螺着されてばね座の環状弁座からの後退を規制する環状のナットとを備え、開弁時に通孔を通過する流体に抵抗を与えて弁孔内の圧力を弁体に閉弁方向へ作用させる圧力流量制御弁において、ばね座とナットとの間に介装されるプレートを備え、ばね座に対してプレートを周方向へ相対回転させることでばね座の通孔と対面するラップ面積を変更可能な孔をプレートに設け、ばね座における通孔のプレート側の出口端は、円形であって、その中心がばね座とプレートの相対回転中心から偏心した位置に設定され、プレートの孔のばね座側の出口端は、円形であって、その中心がばね座とプレートの相対回転中心から偏心した位置に設定されていることを特徴とする。
本発明の圧力流量制御弁にあっては、流体が弁体と環状弁座の間を通過する際に、当該流体の流れに抵抗が与えられるだけでなく、流体がばね座の通孔とプレートの孔とを通過する際にも、当該流体の流れに抵抗が与えられるようになっており、当該通孔と孔のラップ面積を流路面積とする可変絞りを構成している。
そのため、弁体と環状弁座の間を通過した流体が上記可変絞りを通過することによって、弁孔内の圧力が上昇して、この圧力を二次圧として弁体に作用させて弁体を閉弁方向へ附勢することができるようになっている。
そして、この二次圧は、当該通孔と孔とが対面するラップ面積を変更することで調節することができる。
すなわち、本発明の圧力流量制御弁にあっては、ばね座とプレートの周方向相対位置を変更することで、圧力流量特性を調節することができる。
したがって、従来の圧力流量制御弁のように、口径の異なる通孔を備えたばね座をあらかじめ複数用意しておく必要はなく、同一形状のばね座と同一形状のプレートの周方向相対位置を適当な位置に位置決めるだけで要望される圧力流量特性を実現できることになる。
このように、同一形状のばね座と同一形状のプレートを用意すれば足りるので、圧力流量制御弁の加工コストが低減されるとともに、在庫の管理も簡単に済み、管理コストも低減できるのである。
一実施の形態における圧力流量制御弁の縦断面図である。 一実施の形態の圧力流量制御弁のばね座とプレートとを積層した状態を説明する図である。 一実施の形態の圧力流量制御弁のばね座とプレートの分解斜視図である。
以下、本発明の圧力流量制御弁1を図に基づいて説明する。一実施の形態における圧力流量制御弁1は、図1に示すように、環状弁座4を備えた弁孔3を有するハウジング2と、弁孔3内に移動自在に収容されて環状弁座4に離着座する弁体5と、弁孔3内に収容されるとともに流体の通過を許容する通孔11を有するばね座10と、弁体5とばね座10との間に介装されて弁体5を環状弁座4に向けて附勢するばねとしてのコイルばね14と、弁孔3の内周に螺着されてばね座10の環状弁座4からの後退を規制する環状のナット15と、ばね座10とナット15との間に介装されるプレート16とを備えて構成されている。
以下、圧力流量制御弁1の各部について詳しく説明すると、ハウジング2は、筒状であって、内部に弁体5が収容される弁孔3が設けられ、この弁孔3の図1中下端内周は縮径されて縮径部3aが形成され、この縮径部3aの形成によって設けられた段部で環状弁座4が形成されている。さらに、弁孔3の図1中上端内周には、螺子部3bが設けられており、この螺子部3bには、環状のナット15が螺着されている。
弁体5は、上記弁孔3内に軸方向へ移動自在に収容され、環状弁座4に離着座する円盤状の弁本体6と、弁本体6の図1中下端に形成の円柱状の弁頭7と、弁本体6の反弁頭側に突出されるばね嵌合部8とを備えている。また、弁頭7は、弁孔3における縮径部3a内に摺動自在に挿入され、弁頭7をガイドとして弁体5は、弁孔3に軸ぶれすることなく軸方向へ移動することができるようになっている。なお、弁本体6の外周を弁孔3の内周面に摺接させることで弁体5の移動をガイドさせるようにしてもよく、その場合、弁本体6を軸方向に貫く孔や外周に切欠などを設けて、流体の通過を許容するようにしておけばよい。
そして、弁本体6の図1中下端を環状弁座4の図1中上面に当接させて着座させると、圧力流量制御弁1は閉弁し、弁孔3内への流体の流入を遮断することができるようになっている。また、弁頭7には、先端から基端にかけてU字状の溝7aが形成されていて、弁本体6の図1中下端が環状弁座4の図1中上面から図1中上方となる弁孔3内側へ後退すると、その後退量に応じて溝7aが縮径部3aより弁孔3内に対面して開弁し、当該溝7aを介して流体が弁孔3内へ流入することができるようになっていて、当該溝7aを通過する流体の流れに抵抗を与えて所定の圧力損失を生じるようになっている。そして、この弁体5における弁本体6の後退量に応じて溝7aが弁孔3内に対面する面積が大きくなり、弁開口面積が増加するようになっている。なお、弁頭7の形状は、上記したところには限定されるものではなく、特に、弁体5の移動についてのガイドとしての機能を果さずともよい。
そして、上記した弁孔3内には、弁体5の他にばね座10が収容されており、当該ばね座10は、円柱状のばね嵌合部12と、ばね嵌合部12の図1中上端に設けたフランジ状のばね受部13と、ばね嵌合部12の上端から下端へ通じる通孔11とを備えて構成されている。
このばね座10は、弁孔3の螺子部3bに螺着される環状のナット15によって、弁孔3外への抜けが防止されており、環状弁座4から遠ざかる方向への移動が規制されている。
また、ばね座10と弁体5との間には、コイルばね14が圧縮状態で介装されており、ばね座10の上述のナット15によって環状弁座4から遠ざかる方向への移動が規制されているので、圧縮されたコイルばね14の附勢力が弁体5に環状弁座4へ向けて作用している。よって、この圧力流量制御弁1は、ハウジング2外から弁体5の弁頭7に作用する圧力によって弁体5を図1中上方へ押し上げる力が、コイルばね14の弁体5を図1中下方へ押し下げる附勢力に打ち勝つまでは閉弁状態を保ち、上記力がコイルばね14の附勢力に打ち勝つと弁体5がコイルばね14を押し縮めて環状弁体4から後退して開弁するようになっている。すなわち、この圧力流量制御弁1にあっては、閉弁状態においてコイルばね14が発している附勢力によって、開弁圧が設定されている。
なお、コイルばね14の一端となる図1中下端の内周には、弁体5のばね嵌合部8が嵌合しており、コイルばね14の他端となる図1中上端の内周には、ばね座10のばね嵌合部12が嵌合していて、弁孔3内に遊嵌されるばね座10が弁孔3内で調芯されるようになっている。なお、この場合、ばね座10におけるばね受部13の外周は、弁孔3における螺子部3bに対向するので、上述したように、コイルばね14でばね座10を調芯するようにしているが、ばね受部13が弁孔3の螺子部3b以外に対向する場合には、ばね受部13の外周を弁孔3の内周に当接させて弁孔3にばね座10を調芯させるようにしてもよい。
さらに、ばね座10とナット15との間には、円盤状のプレート16が介装されており、当該プレート16には、孔17が設けられている。この孔17は、ばね座10の通孔11と対面可能であって、また、ばね座10に対するプレート16の周方向相対位置を異ならしめることで、すなわち、ばね座10に対してプレート16を周方向に回転させることで、通孔11との対面面積であるラップ面積を変更可能とされている。
具体的には、図2に示すように、ばね座10における通孔11のプレート側の出口端は、円形であって、その中心がばね座10とプレート16の相対回転中心から偏心した位置に設定されている。つまり、上記相対回転中心から偏心した位置に、円形の通孔11のプレート側の出口端が形成されている。他方のプレート16の孔17のばね座側の出口端は、円形であって、その中心がばね座10とプレート16の相対回転中心Oから偏心した位置に設定されるとともに、少なくとも、ばね座10に対するプレート16の周方向の所定の回転範囲にて通孔11のプレート側出口端に対面するとともに、当該所定の回転範囲内では、通孔11との対面面積であるラップ面積(図2中斜線部分)を変更可能とされている。
尚、この実施の形態の場合、ばね座10における通孔11のプレート側の出口端は、その半径分だけばね座10とプレート16の相対回転中心Oから径方向に偏心した位置に中心をもつ円形とされており、対するプレート16における孔17のばね座側の出口端は、通孔11のプレート側出口端と同径の円形とされるとともに、その半径分だけばね座10とプレート16の相対回転中心Oから径方向に偏心した位置に中心をもつ円形とされており、通孔11と孔17が正対する位置からばね座10に対してプレート16を図2中時計回りでも反時計回りでも180度回転するまでに、ラップ面積を通孔11と孔17の面積から0にまで変更することができるようになっている。
なお、上記したところでは、通孔11と孔17の出口端をばね座10とプレート16に相対回転中心から偏心した円形としているが、これに限らず、ばね座10に対してプレート16を周方向へ相対回転させることでばね座10の通孔11とプレート16の孔17とが対面するラップ面積を変更可能であれば、上記形状や位置は任意に設定することができる。具体的には、たとえば、通孔11と孔17の出口端をともに同一円周上に配置される円弧状長孔に設定しておき、ばね座10に対してプレート16を周方向へ相対回転させることで、円弧状長孔に設定される通孔11と孔17のラップ面積を変更するようにしてもよいし、他にも通孔11と孔17をともに円形以外の形状とする等としてもよい。
また、この実施の形態では、ばね座10に対しプレート16の周方向位置を、ばね座10の通孔11とプレート16の孔17とが対面するラップ面積を異ならしめる複数位置に位置決める位置決め手段を備えている。
具体的には、位置決め手段は、図3に示すように、ばね座10のプレート側端に同一円周上に配置して設けられた複数の断面円形の凹部18と、プレート16のばね座側端に設けられてばね座10にプレート16を積層した状態で上記各凹部18のうち選択した凹部18へ侵入する断面円形の突起19とを備えて構成されている。より詳しくは、ばね座10に設けられた凹部18は、ばね座10のプレート側端に、同一円周上に等間隔を持って12個設けられており、突起19は、プレート16に二個設けられており、プレート16をばね座10に積層させると、各突起19は、対向する凹部18に侵入して、ばね座10に対してプレート16を周方向に位置決めることができるようになっている。
そして、各突起19を侵入させる凹部18を変更することで、ばね座10に対するプレート16の周方向相対位置を変更して位置決めることができ、このように、ばね座10とプレート16との周方向相対位置を複数位置に変更して位置決めすることで、通孔11と孔17とが対面するラップ面積を上記位置に対応して段階的に変更することができるようになっている。すなわち、突起19を侵入させる凹部18を選択すると、選択された凹部18に応じてばね座10に対するプレート16の周方向相対位置が決定し、この決定された周方向相対位置によって通孔11と孔17とが対面するラップ面積が一義的に決定されることになる。
なお、凹部18の個数は任意であり、ラップ面積の変更段数により適宜決定すればよい。また、突起19は、凹部18の設置数以下であればよく、特に、プレート16およびばね座10が弁孔3によって径方向に位置決められるのであれば、突起19は一つでもよい。突起19は、プレート16とばね座10の周方向相対位置が変更されても凹部18内に侵入して、ばね座10に対してプレート16をガタなく位置決めすることができればよいので、ともに断面形状が円形以外の形状とされてもよい。さらに、上記した位置決め手段は、一例であって、上記したところに限定されるものではない。
つづいて、圧力流量制御弁1の動作について説明する。上述のように構成される圧力流量制御弁1にあっては、ハウジング2の外方から縮径部3aを介して弁体5の弁頭7に作用する圧力が開弁圧に達して、当該圧力による弁体5を図1中上方へ押し上げる力が、コイルばね14の弁体5を図1中下方へ押し下げる附勢力に打ち勝つようになると、弁体5がコイルばね14を押し縮めて環状弁体4から後退して開弁することになる。そして、圧力流量制御弁1が開弁した後、流体は、弁孔3内に流れ込んで、通孔11およびこれに対面する孔17を介してハウジング2の後方となる図1中上方へ抜けていく。
そして、この圧力流量制御弁1にあっては、流体が弁体5と環状弁座4の間を通過する際に、当該流体の流れに抵抗が与えられるだけでなく、流体が通孔11と孔17とを通過する際にも、当該流体の流れに抵抗が与えられるようになっており、当該通孔11と孔17のラップ面積を流路面積とする可変絞りを構成している。そのため、弁体5と環状弁座4の間を通過した流体が上記可変絞りを通過することによって、弁孔3内の圧力が上昇して、この圧力を二次圧として弁体5に作用させて弁体5を閉弁方向へ附勢することができるようになっている。そして、この二次圧は、当該通孔11と孔17とが対面するラップ面積を変更することで調節することができる。
それゆえ、この圧力流量制御弁1にあっては、ばね座10とプレート16の周方向相対位置を変更することで、圧力流量特性を調節することができる。したがって、従来の圧力流量制御弁のように、口径の異なる通孔を備えたばね座をあらかじめ複数用意しておく必要はなく、同一形状のばね座10とプレート16の周方向相対位置を適当な位置に位置決めるだけで要望される圧力流量特性を実現できることになる。
このように、同一形状のばね座10と同一形状のプレート16を用意すれば足りるので、圧力流量制御弁1の加工コストが低減されるとともに、在庫の管理も簡単に済み、管理コストも低減できるのである。
また、本実施の形態における圧力流量制御弁1にあっては、位置決め手段を備えていて、ばね座10に対してプレート16を通孔11と孔17のラップ面積が異なる複数の位置に位置決めすることができるので、上記複数位置に対応してラップ面積を一義的に変更することができ、圧力流量制御弁1に組立加工が容易となり、製品間で圧力流量特性にばらつきが生じないので、均一な製品を製造することができる。
以上で圧力流量制御弁1の実施の形態についての説明を終えるが、本発明の圧力流量制御弁1は、たとえば、緩衝器その他の流体圧機器に使用することができ、特に、緩衝器の場合、ピストン以外にもベースバルブやピストンロッドを軸支するロッドガイドに内蔵することも可能である。
なお、本発明の範囲は図示されまたは説明された詳細そのものには限定されない。
本発明は、圧力流量制御弁に利用することができる。
1 圧力流量制御弁
2 ハウジング
3 弁孔
3a 弁孔における縮径部
3b 弁孔における螺子部
4 環状弁座
5 弁体
6 弁本体
7 弁頭
8 弁体におけるばね嵌合部
10 ばね座
11 通孔
12 ばね座におけるばね嵌合部
13 ばね座におけるばね受部
14 コイルばね
15 ナット
16 プレート
17 孔
18 ばね座における凹部
19 プレートにおける突起

Claims (4)

  1. 環状弁座を備えた弁孔を有するハウジングと、弁孔内に移動自在に収容されて環状弁座に離着座する弁体と、弁孔内に収容されるとともに流体の通過を許容する通孔を有するばね座と、弁体とばね座との間に介装されて弁体を環状弁座に向けて附勢するばねと、弁孔の内周に螺着されてばね座の環状弁座からの後退を規制する環状のナットとを備え、開弁時に通孔を通過する流体に抵抗を与えて弁孔内の圧力を弁体に閉弁方向へ作用させる圧力流量制御弁において、ばね座とナットとの間に介装されるプレートを備え、ばね座に対してプレートを周方向へ相対回転させることでばね座の通孔と対面するラップ面積を変更可能な孔をプレートに設け、ばね座における通孔のプレート側の出口端は、円形であって、その中心がばね座とプレートの相対回転中心から偏心した位置に設定され、プレートの孔のばね座側の出口端は、円形であって、その中心がばね座とプレートの相対回転中心から偏心した位置に設定されていることを特徴とする圧力流量制御弁。
  2. ばね座における通孔のプレート側の出口端は、その半径分だけばね座とプレートの相対回転中心から径方向に偏心した位置に中心をもつ円形とされており、プレートにおける孔のばね座側の出口端は、通孔のプレート側出口端と同径の円形とされるとともに、その半径分だけばね座とプレートの相対回転中心から径方向に偏心した位置に中心をもつ円形とされていることを特徴とする請求項1に記載の圧力制御弁。
  3. ばね座に対しプレートを周方向に位置決める位置決め手段を備え、位置決め手段は、ラップ面積が異なる複数位置にてばね座に対してプレートを位置決めることが可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載の圧力流量制御弁。
  4. 位置決め手段は、ばね座或いはプレートの一方の同一円周上に設けられた複数の凹部と、ばね座或いはプレートの他方に設けられてばね座にプレートを積層した状態で上記各凹部のうち選択した凹部へ侵入する突起とを備えたことを特徴とする請求項3に記載の圧力流量制御弁。
JP2010038328A 2010-02-24 2010-02-24 圧力流量制御弁 Expired - Fee Related JP5466531B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010038328A JP5466531B2 (ja) 2010-02-24 2010-02-24 圧力流量制御弁

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010038328A JP5466531B2 (ja) 2010-02-24 2010-02-24 圧力流量制御弁

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011174521A JP2011174521A (ja) 2011-09-08
JP5466531B2 true JP5466531B2 (ja) 2014-04-09

Family

ID=44687566

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010038328A Expired - Fee Related JP5466531B2 (ja) 2010-02-24 2010-02-24 圧力流量制御弁

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5466531B2 (ja)

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51119631U (ja) * 1975-03-25 1976-09-28
JP4071898B2 (ja) * 1999-09-13 2008-04-02 株式会社オティックス コモンレール
JP2007071232A (ja) * 2005-09-05 2007-03-22 Kayaba Ind Co Ltd バルブ構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011174521A (ja) 2011-09-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5966094B2 (ja) ソレノイドバルブ
KR20140118900A (ko) 완충기
JP6770320B2 (ja) 環状ポペット逆止弁を備えた調節弁
US9051932B2 (en) Face sealing annular valve
US8672292B2 (en) Magnetic valve
US20160153576A1 (en) Solenoid valve
JP6414887B2 (ja) 調整可能な減衰力を伴う、特に車両のショックアブソーバのためのダンパーバルブ
JP6333954B2 (ja) バルブ装置
JP2007333211A (ja) 圧力調整バルブ
US10145440B2 (en) Pressure buffer device and damping force generating member
JP2014005922A (ja) バルブ構造
JP2019509438A (ja) ショックアブソーバのための緩動開放2方向バルブ機構
JP5466531B2 (ja) 圧力流量制御弁
US11231082B2 (en) Hydraulic damping device
JP6618996B2 (ja) 弁装置
EP3653903B1 (en) Rotary damper having torque adjustment function
WO2019188947A1 (ja) 逆止弁
JP6059548B2 (ja) ソレノイドバルブ
EP2716945A1 (en) Flow trim for a valve
JP6966961B2 (ja) 制御弁
JP5309362B2 (ja) 電磁弁
JP2009529635A (ja) ハイドロリック式の弁アッセンブリ
EP3203345A1 (en) Valve, in particular heat exchanger valve
EP2818778B1 (en) Solenoid valve with progressive spring inside anchor
KR102582860B1 (ko) 완충기

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20121025

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130712

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130724

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130919

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140107

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140124

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5466531

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees