JP5465434B2 - 液圧機械、特に往復動作を伴う液圧モータ - Google Patents

液圧機械、特に往復動作を伴う液圧モータ Download PDF

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Description

本発明は、液圧機械、特に液圧モータに関し、その機械は、
ケーシングと、
ケーシング内で往復動作によって摺動可能なピストンであって、ケーシングの2つのチャンバを分離するピストンと、
ピストンによって分離されたチャンバに液体を供給し、その液体を排出する液圧スイッチ手段であって、これらのスイッチ手段は、ピストンの動作によって制御され、2つの安定した位置を取ることができる分配部材に作用する少なくとも1つのコネクティング・ロッドを備える液圧スイッチ手段と、
ピストンのストロークの終点で、ストロークを逆転させるために弾性手段の作用の下でスイッチ手段の位置を即時に変更させることが可能なプッシャを備えるトリガ手段とを備える種類の機械である。
この種類の液圧モータは、例えば、EP−B−0 255 791またはUS−A−5 505 224またはEP−B−1 151 196から周知である。この液圧モータは、添加物を主要な液体に注入するデバイスを駆動するのに使用でき、前記液体は、モータを作動させる役割を果たす。
今日までに知られている、特にその弾性手段によってトリガ手段を形成するための、この種類の液圧モータに使用される部品の数は、比較的多い。これによって、比較的複雑な組付けおよび分解作業が生じ、したがって、例えば消耗部品の交換に関する製造または保守のいずれをも促進しない。さらに、トリガ手段が単純な機構によって形成されることが望ましい。
したがって、本発明の目的は特に、上記に定義された種類の液圧機械、詳細には、より単純、かつより迅速に組付けおよび分解することができる液圧モータを提供することである。少ない数の部品を用いてより容易に製造を行うことも望ましい。
さらに、提示された解決法は、計量される化学製品に対する機械の耐性を増加させるように、いかなる金属部品、特に金属のバネを不要にすることができる必要がある。計量される製品、特に化学製品が機械の出力チャンバ内にのみ注がれることが有利である。
ピストンの様々な横断面とケーシングの壁との間の密封がもたらされる条件を改善することも望ましい。
本発明によれば、上述の種類の往復動作を伴う液圧機械、特に液圧モータは、弾性手段が、その各端部で、コネクティング・ロッドおよび機械の別の動作部品に設けられたハウジングにそれぞれ収容される関節部材(articulation member)に固定され、弾性手段の各関節部材が前記力の作用に対抗して、開放したハウジングから取り外され、それによって組付けおよび分解を単純化することができるように、各ハウジングが、ハウジング内の弾性手段によって働かされる力の方向と実質的に反対の方向に開放することを特徴とする。
弾性手段にその各端部で固定された関節部材は、弾性手段によって働かされる力の方向を横切る方向の円筒形のスピンドルによって有利に構成され、関節軸(articulation axis)を形成する。
弾性手段は、湾曲した弧の形、特に実質的に半円の形のスプリング・リーフによって構成できる。このスプリング・リーフは、有利にはプラスチックから作製され、各端部に設けられた関節スピンドルは、このスプリング・リーフと共に一体に成形される。
大きな横断面の領域およびより小さな横断面の領域を有するピストンを備える差動液圧機械の場合には、スイッチ手段はピストンの小さな横断面に座面が設けられた少なくとも第1のバルブ、およびピストンのより大きな横断面に座面が設けられた少なくとも第2のバルブを備えるバルブ・ホルダを備えることができ、各バルブは、バルブ・ホルダに連結されたステムを備え、バルブのうちの一方はピストンに対してコネクティング・ロッドと同じ側に配置され、もう一方のバルブはバルブ・ホルダと連結をもたらす座面を通過するステムを備える反対側に配置され、コネクティング・ロッドの反対側に配置されたバルブのステムは、好ましくはバルブ・ホルダにスナップ締結によって連結され、このスナップ締結は、バルブの分解およびバルブ・ホルダの取り外しがそれによって容易にされるように、コネクティング・ロッドが配置されるピストンの側からアクセス可能である。
コネクティング・ロッドは、ピストンに対して固定された一点において、弾性手段から離れたその端部で関節式に連結されている(articulated)。有利なことに、コネクティング・ロッドは弾性手段から離れたその端部で、コネクティング・ロッドに対して横断方向に向けられ、ピストンに固定され、かつピストンの軸に平行な壁に設けられたノッチに収容された関節ピンに固定され、このノッチはコネクティング・ロッドの弾性手段によって働かされる力の方向と反対の方向に開放している。コネクティング・ロッドのピンは、このノッチに単純に係合され、したがって特に単純かつ迅速な分解が可能になる。
好ましくは、クロスピースによって相互連結された2つの平行な構成要素のコネクティング・ロッドが設けられ、各構成要素のコネクティング・ロッドは、弾性手段に近いその端部で、弾性手段に固定された関節ピンの一端を収容するように、他方のコネクティング・ロッドに開放して面するハウジングを備える。
各コネクティング・ロッドは、2つの平行なブランチを備えることができ、その間にピストンに関節式に連結するためのピンが設けられ、このピンは、コネクティング・ロッドの2つのブランチと共に一体に成形されている。
プッシャは、その上方部分で、弾性手段およびコネクティング・ロッドの反対側で開放する少なくとも1つのノッチを囲む2つの壁を有するガントリに固定され、各ノッチは、弾性手段の関節ピンの端部のうちの一方を収容する。弾性手段に隣接する(flank)2つの壁は、ロッドの反対側で延長され、上方部分でクロスピースによって互いに接合され、このクロスピースはプッシャの上方の限界停止部(limit stop)を構成する。
ガントリの2つの壁は、弾性手段の関節ピンを収容するノッチを設けられた領域の両側に、プッシャをピストンに対して案内するための、ピストンに固定された壁と協働することが可能な外側の突起を備えることができる。
バルブ・ホルダは、動作位置で垂直なフレームの形を有することができ、その2つの垂直な側面に、ピストンに設けられた対応する案内溝と協働することが可能な外側に突出するリブを備える。フレームの下方の水平側面は、ピストンの小さな横断面に座面を有し、コネクティング・ロッドと同じ側に配置された、少なくとも1つの、好ましくは2つのバルブの容易に分解可能な連結ができるようにする、開放したハウジングを備える。フレームの上方の水平側面は、各端部で垂直のピラーを越えて延長され、コネクティング・ロッドの反対側でピストンの大きな横断面にその座面を有するバルブのステムを単純なスナップ締結によって収容する開放したハウジングを備える。
バルブ・ホルダは、その上方の水平側面に上方向に突出するヨークを備えることができ、そのヨークはその側方の脚によって、湾曲した弧の形のリーフにより形成された弾性手段に隣接する。このヨークは、ケーシングのカバーに突き当たるようになる場合、機械のバイパス動作をもたらすように意図される。
ピストンは、その大きな横断面およびその小さな横断面に反対方向に向けられた、互いに対面するシール・リップを設けられる。好ましくは、これらのシール・リップは分解可能な円形のリングに設けられ、ピストンは一体に成形される。
シールの内表面の径方向の突起およびピストンの外表面の対応する周縁部の溝を備え、シールの各突起をピストンの対応する周縁部の溝と同じレベルにすることができるように、溝がピストンの幾何学上の軸に平行になっているバヨネット型アセンブリによって、各シール・リングはピストンに有利に締結されている。
ピストンの大きな横断面に設けられたリングは、その凹面が小さな横断面に向かって面するV字形の輪郭を有利に有し、反対側に、その直径がケーシングのカバーの方向に増加する切頭円錐形のシール・リップを備える。
ピストンの小さな横断面の円形のリングはV字形断面を有し、その凹面は大きな横断面に向かって面する。
上記に明記した対策とは別に、本発明はいくつかのその他の対策を含み、それは添付の図面を参照して述べられるが、限定的なものではない例示の実施形態を参照して下記により明白に述べられる。
図面、特に図1および2を参照すると、往復動作を伴う差動液圧モータによって構成された液圧機械を見ることができる。以下の説明は、本質的に差動モータ、すなわちそのピストンが異なる横断面の2つの領域を有するモータに関するが、本発明は単純なピストンを備え、またはピストンの代わりにダイアフラムを備えるモータに等しく適用することができる。
モータMは、分解可能な様式、特にねじ込みによって本体2に装着されるカバー3によって覆われる、円筒形の本体2から構成されるケーシング1を備える。
差動ピストン4は、往復動作によって摺動できるようにケーシング1に配置される。ピストン4はその上方部分に、冠(crown)の形の大きな横断面の領域5を備え、その周縁部は、密封された様式でケーシング1の内壁に突き当たる。ケーシング1と同軸で冠5よりも小さな直径の実質的に円筒形のシャンク6が、この冠に固定され、下方に延出する。シャンク6の下方部分は、ケーシング1と同軸の円筒形のハウジング7内で密封された様式で摺動する。シャンク6はピストンの小さな横断面の領域を構成する、底部6aによってその下方の部分が閉鎖されている。
ピストン4は、ケーシング1の内側の容積を2つのチャンバに分離し、一方のチャンバ8は冠5の下に配置され、もう一方のチャンバ9は冠5の上に配置される。チャンバ8はケーシング1、ハウジング7の外面、シャンク6の外面の間に収容された環状のチャンバである。入口パイプ10は、チャンバ8の下方部分に連絡する。ピストンの底部6aの下に配置されたハウジング7の内側の容積は、第3のチャンバ11または出口チャンバを構成し、その軸がケーシングの軸に垂直な出口パイプ12がそこに連結される。
ケーシング1と同軸の円筒形スリーブ13が、液体の添加物を出口チャンバ11に注入するデバイスJに連結できるようにするために下方向に延出する。この注入デバイスはモータによって作動され、そのピストン4はロッド4rによって添加物を圧送する手段に連結される。このタイプのモータに関するさらなる詳細に関しては、EP0255791、EP1 151 196、WO2004/051085を参照することができる。
液圧スイッチ手段Cが、ピストンによって分離されるチャンバ8、9に液体を供給し、そこから排出するために設けられる。これらのスイッチ手段Cは、ピストン4の動作によって制御され、2つの安定した位置を取ることができる分配部材15に作用するコネクティング・ロッド14を備える。安定した位置のうちの1つでは、チャンバ8は圧力下の液体を受け、チャンバ9は出口12に連結される。分配部材15のもう一方の位置では、チャンバ9は圧力下の液体を受け、チャンバ11から分離される。
図面に表された例では、分配部材15が少なくとも1つの第1のバルブ16を備え、その座部が冠5の下に配置され、バルブ16はチャンバ8に配置されたヘッドを有する。バルブ16は、図面に従って底部から上方に移動することによって閉じる。分配部材15は、チャンバ9にヘッドが配置された少なくとも1つの別のバルブ17を設けられている。各バルブ17の座面は底部6aに配置されている。バルブ17は、その座面に対する下降動作によって閉鎖する。
モータはさらに、ピストンのストロークの終点で、限界停止部に突き当たることによって、ピストンのストロークを逆転させるために弾性手段Eの作用の下でスイッチ手段Cの位置を即時に変更させることが可能なプッシャ18を備えるトリガ手段を備える。
コネクティング・ロッド14は一端14aでピストン4に対して固定された点に関節式に連結されている。コネクティング・ロッドの他方の端部14bは、バルブ・ホルダの垂直ウインドウ19内で移動し、分配部材15の2つの安定した位置のうちの1つで、このウインドウの2つの端部のうちの1つに接合することができる。
本発明によれば、また図2および6から理解できるように、弾性手段Eがその各端部で、コネクティング・ロッド22に設けられたハウジング21、および機械の別の移動部分、すなわち示された実施例のプッシャ18に設けられたハウジング22にそれぞれ収容された関節部材20a、20bに固定される。各ハウジング21、22は、問題になるハウジングの壁で弾性手段Eによって働かされる力の方向と実質的に反対の方向に開放する。関節部材20a、20bは、弾性手段Eの力と反対の力を働かせることによって単純な平行移動によってハウジングから分解される。関節部材20a、20bは、弾性手段Eによって起こされた力によってそのハウジングに保持される。
この弾性手段Eは、実質的に凸に湾曲した弧の形、特に実質的に半円の形のスプリング・リーフ23によって有利に構成される。リーフ23は、各端部で、湾曲した弧の平面に垂直な円筒形のスピンドルに固定され、このスピンドルは関節部材20a、20bを構成する。
好ましくは、スプリング・リーフ23は、プラスチックから作製され、円筒形のスピンドル20a、20bと共に一体に成形される。スプリング・リーフ23は、ピストンの底部6aの反対側に向けられた凸面を有する。
コネクティング・ロッド14は、スピンドル20aを収容するハウジング21から離れたその端部14aで、ピストン4に対して固定されたノッチ24(図6)内に関節式に連結されている。
コネクティング・ロッド14(図2および6)は、別の端部14aよりも端部14bに近いクロスピース27によって相互連結された2つの平行な構成要素のコネクティング・ロッド25、26によって有利に形成される。端部14bを形成するコネクティング・ロッド25および26の端部は、幾何学上の軸がコネクティング・ロッドの長手方向に垂直な円筒形を有する。これらの円筒形の各端部はハウジング21を備え、そのハウジング21は別の構成要素のコネクティング・ロッドに向かって面し、端部14aの反対側に開放している。各ハウジング21は、リーフ23の両側で横断方向に突出するスピンドル20aの一方の端部を収容する。好ましくは、スピンドル20aはハウジング21にスナップ締結することができる。
それぞれの構成要素のコネクティング・ロッド25、26は、2つの平行なブランチを備え、その間の端部14aに、ピストンのノッチ24に収容される関節ピン28が設けられる。ピン28は、構成要素のそれぞれのコネクティング・ロッド25、26に対して設けられる。各ピン28は、構成要素のコネクティング・ロッドの2つのブランチと共に一体に成形される。2つの構成要素のコネクティング・ロッド25、26は、コネクティング・ロッド14が単一のプラスチック部分によって構成されるようにクロスピース27と共に一体に成形される。
ピストンに関節式に連結するためのノッチ24は、ピン28の自由な係合のために実質的に半円のハウジングを形成する。ノッチ24は壁29、30に設けられ、その壁29、30は互いに平行であり、かつこれらの壁から等距離のピストンの幾何学上の軸に平行である。壁29、30の間の間隔は、2つの構成要素のコネクティング・ロッドの関節ピン28の間の間隔に等しく、壁29、30の厚さは、同一のものである構成要素のコネクティング・ロッドの2つの平行なブランチの内面の間の距離より小さい。各壁29、30には、同一のものである構成要素のコネクティング・ロッドの2つの平行なブランチが隣接する。
各ノッチ24は、コネクティング・ロッド14の弾性のリーフ23によって働かされる力と反対の方向に開放し、その力は、ノッチ24の底部に対して軸受け式に接触した状態で各ピン28を押し、維持する。ピン28は、好ましくはスナップ締結なしでノッチ24に単純に係合される。コネクティング・ロッド14の2つのピン28をそれぞれノッチ24に入れて、コネクティング・ロッド14を組付けおよび分解する動作は、特に単純で迅速である。
プッシャ18は、図6から理解できるように、ピストンの窪み32(図2)に摺動可能に案内される、例えば十字型の断面を有するロッド31を備える。ロッド31は、実質的にその長手に沿った途中に、窪み32での密封された摺動を確実にするOリング・シール34を収容する溝33を備える。ロッド18の上端は、ロッド18の上端に固定された横断方向のベースを備えるフレーム35に固定される。フレーム35は、弾性のリーフ23に隣接し、クロスピース36によって最上部に連結されるロッド18の幾何学上の軸に平行な2つの長手方向の壁35a、35bも備える。各壁35a、35bは、ロッド18に固定されたベースに実質的に半円形のノッチ22を備え、そのノッチ22はコネクティング・ロッド14の反対側に開放する。各ノッチ22は、好ましくはスナップ締結で関節スピンドル20bの端部の一方を収容する。フレーム35は、一種のガントリを形成し、上方部分のクロスピース36はプッシャの上方の限界停止部を構成する。
リーフ23の端部は、好ましくは縮小された幅を有し、それによってハウジング21または22の内側の端部壁の互いに反対向きの面の間の許容可能な最小空間が決定される。
プッシャ18も、そのフレーム35と共に、プラスチックから一体に成形される。ハウジング22にスピンドル20bを組み付ける動作、またはそれをハウジング22から分解する動作は、リーフ23の弾性変形によって特に単純かつ迅速なものである。
ガントリ35の2つの長手方向の壁35a、35bは、ノッチ22を設けられた領域の両側に、例えば切頭角錐の形で、ロッド31の幾何学上の軸に平行、かつスピンドル20bに垂直な平坦な頂点によって範囲を限られた突起37を外方向に備える。突起37は、ピストンに固定され、ガントリ35を案内する役割を果たす直角の二面角(right dihedral)の形の壁38(図5および6)と協働することが可能である。壁38は、ノッチ24の反対側でピストンの軸に平行な縁に沿って壁30と接合する。
バルブ16、17は、モータの動作位置に垂直に、実質的にフレーム39の形を有するバルブ・ホルダ15(図6)に装着され、その2つの垂直の側面には、ピストン4に設けられた案内溝(図示されない)と協働することが可能な外側に突出するリブ40が備えられる。フレーム39の下方の水平側面は、フレーム39の平面に垂直な平行移動によって、バルブ17の円筒形のステムのスナップ締結によって連結できるようにする2つの開放したハウジング41を備える。各ハウジング41の下方の縁部は、ピストンの軸に平行な方向にある程度の隙間を有して、バルブのステムに固定された2つのカラーまたはディスク42a、42b(図4)の間に収容される。実際のバルブはシールを収容するために、その周縁部に溝43(図4)を備えるディスクによって構成される。
バルブ17のそれぞれの座面が、ピストン4の小さな横断面の底部6aに設けられる。バルブ17は、ピストン4に対してコネクティング・ロッド14と同じ側に配置される。
フレーム39(図6)の上方の水平側面は、フレームの垂直のピラーを越えて延出し、両端にスナップ締結によってバルブ16に固定された円筒形のステム45(図4)を収容するために、半円形よりも大きな横断面を有する側方に開放したハウジング44を備える。ステム45は、2つの径方向に突出するカラーを備え、その間にハウジング44の壁を収容する。2つのバルブ16が設けられ、ピストンの軸を通過する平面に対して対称に、かつコネクティング・ロッド14の旋回軸に垂直に、ピストンの大きな横断面5の2つの座面45がそれに対応する。
バルブ16は、コネクティング・ロッド14と大きな横断面5の同じ側で、ハウジング44に取り付けられた座面の開口を通って係合された、上方向に向けられたそのステム45と共に向きを決められる。カバー3が分解されると、ステム45をハウジング44に係合し、またはそれらをハウジング44から係脱するためにバルブ16のステム45にアクセスすることが可能である。
バルブ・ホルダ15、39は、その上方の水平側面に上方向に突出するヨーク46を有利に備えることができ、そのヨーク46はその側方の脚によって、弾性のリーフ23(図5)に隣接する。このヨーク46は、例えば、モータの部分の故障に続いて、それがケーシングのカバー3に突き当たるようになると、機械のバイパス動作を提供することが意図され、バルブが開いたままになる。
バルブ・ホルダ15、39は、成形プラスチックから作製できる単一の片を形成する。
ピストンの大きな横断面5に固定された、例えば3つの、3点の星型断面を有するポスト47が、ピストンの軸に平行に上側に突出し、ピストンの周縁部の付近に互いに120°で配分される。ポスト47は、部分的な破断または過剰な流れが起きた場合、ケーシングのカバー3に対する機械的に安全な停止部を構成し、これらのポスト47の高さがそれに従って設計される。
ピストン4は、その大きな横断面およびその小さな横断面において、互いに対面するシール・リップ48、49(図6および7)を設けられる。
シール・リップ48、49は、分解可能な円形のシール・リング50、51に設けられ、それが図7で明白に理解できる。したがって、ピストン4は、有利にプラスチックから一体に成形できる。
各シール・リング50、51は、それぞれのリング50、51の内表面に径方向の突起52、53を備えるバヨネット型アセンブリによってピストン4に有利に取り付けられる。突起52、53は、ピストンの大きな横断面および小さな横断面の外表面に設けられた対応する周縁部の溝54、55と協働することが可能である。ピストンの軸に平行な平行移動によって径方向の突起52、53が周縁部の溝54、55への入口の反対側にすることができるように、ピストンの軸に平行な母線を有するレリーフ56、57が、大きな横断面および小さな横断面の外周縁に設けられる。次いで、ピストンのこの軸を中心にした回転動作によって、リブ52、53は、対応するシール・リング50、51を固定することによって溝54、55に係合される。リング50、51は、逆転動作によって迅速に分解される。
図9から理解できるように、ピストンの大きな横断面に設けられたシール・リング50は、V字形の輪郭を有し、その凹面は小さな横断面に向かって、すなわち図面に示される表示に従って下方に面する。このV字形の輪郭は、外側でリップ48によって範囲を限られ、それによってケーシングの壁に密封をもたらし、内側でわずかに切頭円錐形のリップ58によって密封をもたらし、それによってピストンに密封をもたらす。
リング50は、リップ48、58の反対側に、反対の方向に面する別の切頭円錐形のシール・リップ59を備え、その直径はケーシングのカバーの方向に増加する。このリップ59は、ピストンとケーシングの間のシール領域に関して、リップ48のレベルでの研磨粒子のいかなる落下に対しても保護をもたらす。
ピストンの小さな横断面の円形のリング51はV字形断面を有し、その凹面は大きな横断面に向かって、すなわち図7に従って上方向に面する。V字の外側のブランチは、ピストンとケーシングの間にシール・リップ49を形成する。
ピストン4の外壁は、図6から理解できるように、バルブ16の座面の下に延び、その往復の垂直動作ができるようにする、4aなどの2つのへこんだ領域を備える。
モータMは、以下の方式で組み付けることができる。
図7に示されるシール・リング50、51は、バルブを装着する前にバヨネット締結を使用してピストン4の上に嵌着できる。
1つのサブアセンブリ(図6)がプッシャ18のノッチ22に弾性のリーフ23のスピンドル206を係合することによって形成でき、スピンドル20aがコネクティング・ロッド14のハウジング21に係合される。次いでこのサブアセンブリは、プッシャ18のロッド31を案内窪み32に係合し、コネクティング・ロッド14のピン28をノッチ24に係合することによってピストン4に装着できる。
スピンドル20aをコネクティング・ロッドのハウジング21に、およびスピンドル20bをノッチ22にスナップ締結することによってリーフ23を定位置に保つことによって、組付け中にサブアセンブリ(コネクティング・ロッド14−弾性のリーフ23−プッシャ18)の取り扱いが容易になる。
別のサブアセンブリが、バルブ・ホルダ15、39から準備され、その下方部分にバルブ17がスナップ締結される。次いでバルブ・ホルダ15、39は、リブ40を対応するピストンの案内溝に導入することによって、垂直の下降動作を用いてピストン4に係合される。
次いでその上方に向けられたステムを有するバルブ16は、冠5の下に表される。次いで、各バルブ16のステム45は、バルブ・ホルダ15、39のハウジング44にこのステムの上端をスナップ締結する目的で、対応する座面の開口を通過される。
ピストン、プッシャ、コネクティング・ロッド、およびバルブ・ホルダから構成されるアセンブリが完成する。次に必要なのは、本体2にピストンを係合し、次いでカバー3をねじ込みによって本体2の上に装着することだけである。
欠損部品を分解または交換する作業は、上記に行った説明から推定することができ、非常に単純かつ迅速なものである。
モータの動作がEP1 151 196に記載されるものと同様であり、ピストン4がその上り行程にある図1を参照して手短にのみ想起される。一般的に水の圧力下の液体が、入口10を通ってくる。バルブ16は閉じられ、その一方でバルブ17は開き、液体をチャンバ9からチャンバ11および出口12に送ることができるようにする。
上り行程の終点で、プッシャ18は、カバー13に連結された限界停止部に突き当たるようになり、それによってスプリング・リーフ23の効果の下で、コネクティング・ロッド14が、バルブ・ホルダ15の動作によってピストンの底部6aに向かって、別の下方の安定した位置に向かって傾けられる。バルブ17が閉じ、一方でバルブ16が開く。圧力下の液体が閉鎖されたチャンバ9に移動し、ピストンの動きが逆転される。
下り行程の終点で、プッシャ18はその下端によってケーシングに固定された限界停止部Gに当接し、それによって持ち上げられた位置に向かう、コネクティング・ロッド14の新たな傾き動作およびバルブ・ホルダ15の動作が生じ、その結果バルブ16が閉じ、バルブ17が開く。ピストン5の動作がもう一度逆転され、ピストンがその上り行程を再び開始する。
図11は、プッシャ18の変形形態を示し、そのロッド31aが分解可能な様式で共に嵌め合わされた2つの部品31b、31cに生産される。上方部分31bが円筒形のシャンク31dによって下方に延長され、シャンク31dの外径は31bの上方部分の直径よりも小さい。下方部分31cは、シャンク31dを収容するために円筒の環形状を有する。2つの部品の間に、特に部品の下端部に設けられたバヨネット・システム31e、31fを使用してロック機構が設けられる。リング51と同様であるがより小さな直径のものである二重リップを有するV字形断面のプラスチック・リング34aによって、プッシャ・シールが有利に構成される。Vの凹面は好ましくは上方に向けられている。リング34aが図7から9に関連して述べられたものと同様の四分の一回転のバヨネット締結システムによって下方部分31cに組み付けられる。この組付けにより、磨耗した場合にリング34cが容易に交換できるようになり、モータおよび計量デバイスを通過する液体に対して良好な化学的な不活性を有するリング34aに関するプラスチックの選択が可能になる。
図12は分解可能なシール・リング50、51の変形形態を示す。この変形形態によれば、ピストン4へのリング50、51のスナップ締結の係合がバヨネット・アセンブリの回転の終点でもたらされる。この目的で、リング50は、リブ52の一端に設けられた内側の径方向の突起52aを備える。アセンブリの回転の終点で突起52aがウインドウ52bに入るように、対応するウインドウ52bが、ピストンの側壁に設けられる。したがって、リング50が回転的に固定され、それによって作動中にリング50の望ましくない分解を防止する。リング50を分解するには、工具を使用して突起52aを内側からウインドウ52bを通して外側に押し、そうして突起52aをウインドウから係脱させる。
同様の構成が下方のリング51に設けられ、そのリング51はピストン4のウインドウ(図面には示されない)に係合するために、リブ53の一方の端部に内側の径方向の突起53aを備える。
本発明による液圧モータ、より一般的には液圧機械は、全体的にリーフ23によって形成された弾性手段Eを含むプラスチックから作製でき、いかなる金属部分もない場合に化学製品にかなりの耐性を示す。
機械を構成する部品の数はかなり削減される。組付けおよび保守が単純化されより明快になる。
ピストンの大きな横断面のシール・リング50は、保護リップ59を組み込む。分解可能なシール・リング50、51は、スリーブ13を介して入る添加物製品が出口チャンバ11に注入できるように、反対側の向きの密封が維持できるようにする。
コネクティング・ロッド14の傾き動作およびバルブ・ホルダ15、39の位置の変更を制御する機構は、特に3点型の単純なものである。
本発明による液圧モータの垂直断面の単純化した概略図である。 本発明による液圧モータの垂直断面での斜視図である。 図4の線III−IIIの液圧モータの部分垂直断面図である。 図3の線IV−IVの部分垂直断面図である。 バルブ、バルブ・ホルダ、弾性手段、およびプッシャが定位置にある差動ピストンの斜視図である。 図5のピストンおよび様々な分解された部品の分解斜視図である。 ピストン自体および分解されたシールの分解斜視図である。 ピストンの大きな横断面用のシールの底面図である。 図8の線IX−IXの断面図である。 ピストンの小さな横断面用のシールの垂直断面図である。 組付け過程の2部分のプッシャの変形形態の斜視図である。 ピストンおよびシールの変形形態の図7と同様の分解斜視図である。

Claims (20)

  1. ケーシング(1)と、
    前記ケーシング内で往復動作によって摺動可能なピストン(4)であって、前記ケーシングの2つのチャンバ(8、9)を分離するピストン(4)と、
    前記ピストンによって分離された前記チャンバに液体を供給し、その液体を排出する液圧スイッチ手段(C)であって、前記液圧スイッチ手段(C)が、前記ピストンの動作によって制御され、2つの安定した位置を取ることができる分配部材(15)に作用する少なくとも1つのコネクティング・ロッド(14)を備える液圧スイッチ手段(C)と、
    前記ピストンのストロークの終点で、ストロークを逆転させるために弾性手段(E)の作用の下で前記スイッチ手段の位置を即時に変更させることが可能なプッシャ(18)を備えるトリガ手段とを備える液圧機械、特に液圧モータであって、
    前記弾性手段(E)が、その各端部で、前記コネクティング・ロッドおよび前記プッシャ(18)に設けられたハウジング(21、22)にそれぞれ収容される関節部材(20a、20b)に固定され、各関節部材(20a、20b)が力の作用に対抗して、その開放したハウジング(21、22)から取り外され、それによって組付けおよび分解を単純化することができるように、各ハウジング(21、22)が、前記ハウジング内の前記弾性手段(E)によって働かされる前記力の方向と実質的に反対の方向に開放することを特徴とする液圧機械。
  2. 前記弾性手段(E)にその各端部で固定された前記関節部材が、前記弾性手段(E)によって働かされる前記力の前記方向に横切る方向の円筒形のスピンドル(20a、20b)によって構成されることを特徴とする、請求項1に記載の機械。
  3. 前記弾性手段(E)が、湾曲した弧の形のスプリング・リーフ(23)によって構成されることを特徴とする、請求項1に記載の機械。
  4. 前記スプリング・リーフ(23)がプラスチックで作製され、各端部に設けられた前記関節スピンドル(20a、20b)がこのスプリング・リーフによって一体に成形されることを特徴とする、請求項3に記載の機械。
  5. 大きな横断面の領域(5)およびより小さな横断面の領域(6)を有するピストンを備え、前記スイッチ手段(C)が、前記ピストンの前記小さな横断面(6)に座面が設けられた少なくとも第1のバルブ(17)、および前記ピストンの前記大きな横断面(5)に座面が設けられた少なくとも第2のバルブ(16)を備える前記分配部材(15)を備える差動液圧機械であって、各バルブが、前記分配部材に連結されたステム(45)を備え、前記バルブのうちの一方(17)が前記ピストンに対して前記コネクティング・ロッド(14)と同じ側に配置され、前記分配部材(15)と連結をもたらすように前記座面を通過するステムを備える反対側に、もう一方のバルブ(16)が配置されることを特徴とする、前記請求項のいずれか一項に記載の差動液圧機械。
  6. 前記コネクティング・ロッド(14)とは反対側に配置された前記バルブ(16)の前記ステムが、前記分配部材(15)にスナップ締結されることによって連結され、このスナップ締結は、前記バルブの分解および前記分配部材(15)の取り外しがそれによって容易にされるように、前記コネクティング・ロッド(14)が配置される前記ピストン(4)の側からアクセス可能であることを特徴とする、請求項5に記載の液圧機械。
  7. 前記コネクティング・ロッド(14)が、前記ピストン(4)に対して固定された領域(24)の前記弾性手段から離れたその端部で関節式に連結されていることを特徴とする、前記請求項のいずれか一項に記載の液圧機械。
  8. 前記コネクティング・ロッド(14)が、前記弾性手段から離れたその端部で、前記コネクティング・ロッドに対して横断方向に向けられ、前記ピストンに固定された壁に設けられたノッチ(24)に収容された関節ピン(28)に固定され、このノッチ(24)が前記コネクティング・ロッドの前記弾性手段(E)によって働かされる力の方向と反対の方向に開放していることを特徴とする、請求項7に記載の液圧機械。
  9. クロスピース(27)によって相互連結された2つの平行な構成要素のコネクティング・ロッド(25、26)が設けられ、各構成要素のコネクティング・ロッドが、前記弾性手段(E)に近いその端部で、前記弾性手段に固定された前記関節ピン(20a)の一端を収容するように、他方の構成要素のコネクティング・ロッドに開放して面するハウジング(21)を備えることを特徴とする、請求項7または8に記載の液圧機械。
  10. 各コネクティング・ロッド(25、26)が、2つの平行なブランチを備え、その間に前記ピストン(4)に関節式に連結するための前記ピン(28)が設けられ、このピン(28)が、前記コネクティング・ロッドの前記2つのブランチと共に一体に成形されていることを特徴とする、請求項9に記載の液圧機械。
  11. 前記プッシャ(18)が、その上方部分で、前記弾性手段を囲む2つの壁(35a、35b)を有するフレーム(35)、および前記コネクティング・ロッド(14)とは反対側で開放する少なくとも1つのノッチ(22)に固定され、各ノッチ(22)が、前記弾性手段(E)の前記関節ピン(20b)の前記端部のうちの一方を収容することを特徴とする、前記請求項のいずれか一項に記載の液圧機械。
  12. 前記弾性手段を囲む2つの壁(35a、35b)が、前記プッシャとは反対側で延長され、上方部分でクロスピース(36)によって共に接合され、このクロスピースが前記プッシャの上方の限界停止部を構成することを特徴とする、請求項11に記載の液圧機械。
  13. 前記分配部材(15)が、動作位置で垂直なフレーム(39)の形を有し、その2つの垂直な側面に、前記ピストンに設けられた対応する案内溝と協働することが可能な外側に突出するリブ(40)を備えることを特徴とする、請求項5に記載の液圧機械。
  14. 前記フレーム(39)の下方の水平側面が、前記ピストンの前記小さな横断面(6a)に座面を有し、前記コネクティング・ロッド(14)と同じ側に配置された、バルブ(17)の容易に分解可能な連結ができるようにする、開放したハウジング(41)を備えることを特徴とする、請求項13に記載の液圧機械。
  15. 前記フレームの上方の水平側面が、各端部で垂直のピラー(pillar)を越えて延長され、前記コネクティング・ロッド(14)とは反対側で前記ピストンの前記大きな区域にその座面を有するバルブ(16)の前記ステム(45)スナップ締結(snap fastening)によって収容する開放したハウジング(44)を備えることを特徴とする、請求項14に記載の液圧機械。
  16. 前記ピストン(4)が、その大きな横断面の領域(5)およびその小さな横断面の領域(6a)に、互いに反対方向に延びるシール・リップ(48、49)を設けることを特徴とする、請求項5に記載の液圧機械。
  17. 前記シール・リップが、分解可能な円形のリング(50、51)に設けられ、前記ピストン(4)が一体に成形されることを特徴とする、請求項16に記載の液圧機械。
  18. 前記リングの内表面の径方向の突起(52、53)および前記ピストンの外表面の対応する周縁部の溝(54、55)を備え、前記シールの各突起を前記ピストンの対応する周縁部の溝と同じレベルにすることができるように、溝(56、57)が前記ピストンの幾何学上の軸に平行になっているバヨネット型アセンブリによって、各シール・リング(50、51)が前記ピストンに締結されることを特徴とする、請求項17に記載の液圧機械。
  19. 前記ピストンの前記大きな横断面に設けられた前記シール・リング(50)が、その凹面が前記小さな横断面に向かって面するV字形の輪郭を有し、反対側に、その直径が前記ケーシングのカバーの方向に増加する切頭円錐形のシール・リップ(59)を備えることを特徴とする、請求項17または18に記載の液圧機械。
  20. 前記ピストンの前記小さな横断面の前記円形のリング(51)が、V字形断面を有し、その凹面が前記大きな横断面に向かって面することを特徴とする、請求項17から19のいずれか一項に記載の液圧機械。
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