JP5463183B2 - シリコーン発泡体3層シールを含むアクセスポータル - Google Patents

シリコーン発泡体3層シールを含むアクセスポータル Download PDF

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Description

(関連出願の引用)
本願は、2009年3月31日に出願された米国仮特許出願第61/164,968号の利益および優先権を主張するものであり、その内容全体が参照により本明細書に援用されている。
(技術分野)
本開示は、外科用装置に関し、より具体的には、低侵襲性外科処置の間のシールの変形を最小にするための3層シールを組み込んだ外科用アクセスポータル装置に関する。
(関連技術)
内視鏡処置、関節鏡処置、および腹腔鏡処置を含む低侵襲性外科処置は、外科手術が、組織内の開口部から遠く離れた器官、組織および脈管に対して実行されることを可能にする。これらの処置は、一般に、体内に挿入された任意の器具が密封されることを要求する。例えば、注入流体あるいは洗浄流体を利用する外科処置におけるように、ガスおよび/または液体が、切開を通って体内に入らないあるいは出て行かないことを確実にする対策がなされ得る。これらの処置は、一般に、カニューレを通って体内に導入される外科用器具を使用する。カニューレは、それに関連するシールを有している。シールは、器具の周りに実質的に流体密封シールを形成し、確立された外科部位の完全性を保存するように意図されている。
シールは、より小さな外科用器具がカニューレの中心軸に対して軸外れに動かされる場合、シールを持続するシールの能力によって限定され得る。シールは、また、外科用器具が角度を付けられる場合、シールの完全性を持続するシールの能力によって限定され得る。そのような極端な範囲の、カニューレ内のより小さな直径の外科用器具の動きは、シールの中に「猫目」つまり、半月形状のギャップを生成し、シールの完全性の損失をもたらし得る。シールの完全性を維持するこの困難性は、また、縫合糸が外科用器具の側に存在する場合に増加される。小さな直径および大きな直径の外科用器具の両方が使用される場合、さらなる課題は、その完全性を維持するシールの可撓性を含む。
従って、アクセスポータルは、スリーブと、多層シールを有するシールハウジングとを含む。シールは、少なくとも、外科用器具の受容と通過のための開口部を有する第1の層と、外科用器具がある場合および/またはない場合に、シールハウジングの中に流体密封シールを提供する第2の連続層と、通路を通る外科用器具の通過のための開口部を有する第3の層とを含む。第1および第3の層は、第2の層を第1および第3の層の間で軸方向に圧縮された状態に維持するために、第2の層よりも高い密度を有する。第2の層は、また、シールハウジングの側壁、あるいは側壁の中のチャネルによって半径方向に圧縮されあるいは収縮され得る。
本発明は、さらに以下の手段を提供する。
(項目1)
アクセスポータルであって、該アクセスポータルは、
シールハウジングと、
該シールハウジングに取り付け可能なスリーブであって、該スリーブは、下にある組織へのアクセスを提供するように適合された内側長手方向通路を有する、スリーブと、
該シールハウジング内に配置されたシールであって、該シールは、
外科用器具の受け入れと通過のための開口部を有する第1の層と、
外科用器具が存在する場合に、該シールハウジング内に流体密封シールを提供するための第2の連続する層と、
該開口部を通る該外科用器具の該通過のための開口部を有する第3の層と
を含む、シールと、
を含み、
該第1の層および該第3の層は、該第1の層および該第3の層の間で該第2の層を軸方向に圧縮された状態に維持するために、該第2の層よりも高い密度を有する、
アクセスポータル。
(項目2)
前記シールハウジングは、弁をさらに含む、項目1に記載のアクセスポータル。
(項目3)
前記シールは、前記シールハウジング内のチャネルを介して半径方向に圧縮されている、項目1〜2のいずれかに記載のアクセスポータル。
(項目4)
前記シールの直径は、前記シールハウジング内のチャネルによって半径方向に圧縮されている、項目1〜3のいずれかに記載のアクセスポータル。
(項目5)
前記シールの前記第1の層および前記第3の層は、織物層、弾性の層、熱可塑性の層、およびそれらの組合せからなる群から選択される、項目1〜4のいずれかに記載のアクセスポータル。
(項目6)
前記第2の層は、発泡体である、項目1〜5のいずれかに記載のアクセスポータル。
(項目7)
前記第2の層は、シリコーン発泡体である、項目1〜6のいずれかに記載のアクセスポータル。
(項目8)
前記第2の連続する層は、また、外科用器具がない場合にも、前記シールハウジング内の流体密封シールを提供する、項目1〜7のいずれかに記載のアクセスポータル。
(項目9)
アクセスポータルであって、該アクセスポータルは、
下にある組織へのアクセスを提供するように適合された内側長手方向通路を有するポータルと、
該ポータル内の流体密封界面を維持するためのシールであって、該シールは、外側層の間に配置され、該外側層によって半径方向および軸方向に圧縮された内側発泡体層を有する、シールと
を含む、アクセスポータル。
(摘要)
外科用アクセスポータルは、シールハウジングと、該シールハウジングに取り付け可能なスリーブと、該シールハウジング内に配置されたシールとを含む。該シールは、外科用器具の受け入れと通過のための開口部を有する第1の層と、外科用器具が存在する場合、および/または外科用器具がない場合に、該シールハウジング内に流体密封シールを提供するための第2の連続する層と、該開口部を通る該外科用器具の該通過のための開口部を有する第3の層とを含む。該第1の層および該第3の層は、該第1の層および該第3の層の間で該第2の層を軸方向に圧縮された状態に維持するために、該第2の層よりも高い密度を有する。
本開示の実施形態は、図面の参照によって、よりよく容易に理解されるであろう。
図1は、本開示の原理に従ったシールハウジングおよびスリーブの形のポータル装置の透視図である。 図2は、図1のポータル装置のシールハウジングおよびスリーブの断面図である。 図3は、本開示のシールの透視図であり、組み立てられていない状態である。 図4は、図3のシールの透視図であり、組み立てられた状態である。
本開示のポータル装置は、単独であるいは患者の体腔への導入のためのスリーブハウジングとの組合せのいずれかで、シールハウジングを組み込む。ポータル装置は、それを通る対象を受容するように適合されている。ポータル装置のシールハウジングは、シールを組み込み、シールは、単独であるいは弁との組合せのいずれかで、ポータル装置を通る対象の挿入の前、間およびその後に、患者の体腔と外部雰囲気との間の実質的なシールを提供する。
シールは、トロカール、カニューレ、あるいは他のポータルアセンブリを通る挿入に適合された様々なタイプの器具の導入および操作を企図している。流体密封界面は、いくつかの実施形態における器具のない場合に加えて、シールを通って挿入された器具の周りのシールを介して維持され、シールハウジングの内部を密封下に維持する。これは、確立された外科部位からのガスおよび/または液体の漏洩を実質的に防ぎ、外科処置の雰囲気の完全性を保存する。
シールは、シールを通って挿入された各対象との流体密封シールを提供することによって、直径の変化する対象、例えば、約3mmから約18mmの器具、を収容することができる。シールの可撓性は、腹腔鏡および関節鏡処置を含む内視鏡手術を大きく容易にし、これらの処置では、異なる直径を有する外科用器具の多様性が、単一外科処置の間に頻繁に必要とされる。ポータル装置を通して導入され得る外科用器具の例は、クリップアプライヤ、把持器、解剖器、リトラクタ、ステープラ、レーザプローブ、写真装置、内視鏡、腹腔鏡、関節鏡、管、電気外科切断、凝固および切除装置、および当業者の知識の範囲内にある他の道具を含む。そのような器具は、本明細書では、集団的に「器具」あるいは「器具類」と言う。
ここで、図面を参照すると、いくつかの図面を通して、同様な参照番号は、同等なあるいは実質的に同様な部分を識別する。図1は、スリーブ30に取り付けられたシールハウジング20を組み込む本開示のポータル装置10を例示している。実施形態において、ポータル装置10は、特に、洗浄液が外科用領域にポンプ移送される関節鏡外科手術の用途に適合されている。他の実施形態では、ポータル装置10は腹腔鏡外科手術の用途に特定して適合されており、腹膜腔が適切なガス(例えば、CO)で注入され、腔壁をそこにある内部器官から持ち上げる。スリーブ30は、一般に、なまくらな、刃のない、あるいは鋭く尖った、スリーブ30の通路内に配置可能な器具であり得る栓子アセンブリ(示されない)と共に使用される。栓子アセンブリは、体壁を貫通するために、あるいは体壁を通ってスリーブ30を導入するために利用され、そして、続いてスリーブ30から取り除かれ、通路および体壁を通って処置を実行するために利用される外科用器具40の導入を可能にする。
スリーブ30は、カニューレあるいはトロカールアセンブリのような、体腔にアクセスする意図された目的に適切な任意のポータル部材であり得、通路を通る器具40の導入および通過を可能にするように大きさが決められている内側長手方向通路32を一般に画定する。スリーブ30は、スリーブ30の長さに沿って延びる中央長手方向軸「a」を画定し、近位(あるいは先端)端34および遠位(あるいは後)端36を有する。スリーブ30は、任意の適切な医療用グレードの材料で形成され得、それらには、ステンレス鋼、チタニウム、アルミニウムのような金属材料、アクリロニトリルブタジエンスチレン、ポリカーボネート、およびポリスチレンのような重合体材料、および、当業者によって想起されるような、他の硬質材料およびそれらの組合せがある。
スリーブ30は、透明、半透明あるいは不透明であり得る。スリーブ30の直径は、変わり得るが、通常は約3mmから約18mmの範囲におよぶ。スリーブ30は、組織内にスリーブ30を保持することを容易にする手段を含み得る、あるいは含み得ない。その様な手段は、複数の係止要素、リブ、あるいは、当業者の知識の範囲内にある他の係止構成を含み得る。
シールハウジング20がスリーブ30の近位端34に隣接して取り付けられる。スリーブ30は、従来の手段によってシールハウジング20に解放可能に固定されあるいは接続される。従来の手段は、シールハウジング20をスリーブ30の近位端34に取り外し可能に取り付けるための、フード取り付けつめ結合、ねじ接続、スナップばめ、摩擦ばめ、実剥ぎ継ぎ構成、カム止め機構、あるいは、当業者によって想起される任意の他の接合手段を含む。代替として、シールハウジング20は、従来の手段によって、例えば、超音波溶接、接着剤の使用のような、あるいは、スリーブ30とのシールハウジング20の一体化形成によって、スリーブ30に恒久的に固定され得る。スリーブ30は、また、スリーブ30の近位端34とシールハウジング20との間に配置されたOリングシール(示されていない)組み込み得、ポータル装置10の内部通路をシールすることを支援する。
図1と共に、図2を参照すると、シールハウジング20は、装置のシール構成部品、あるいはシールアセンブリを収納する。シールハウジング20は、中央シールハウジング軸「b」を画定し、中央シールハウジング軸「b」は、スリーブ30の軸「a」と平行であり得、より具体的には、シールハウジング20がスリーブ30に取り付けられる場合、スリーブ30の軸「a」と一致する。シールハウジング20は、一体化してあるいはモノリシックに単一ユニットとして形成され得る、あるいは、任意の上述の接続手段を通して互いに結合された複数の構成部品を組み込み得、該複数の構成部品は、一緒に組み立てられた場合、シールハウジング20を形成する。シールハウジング20は、上記のスリーブ30と同じあるいは同様な材料からなり得る。
シールハウジング20は、近位端22、遠位端24、およびそれらの間に配置された側壁26を含む。近位端22は、外科用器具を受容するための中央アパーチャ28を画定する。中央アパーチャ28は、比較的大きい大きさの器具の通過を可能にするために十分な直径であり得る。シールハウジング20の遠位端24は、スリーブ30の近位端34との相補的な接合部材を含み、上で議論したように2つの構成部品を接合する。遠位端24は、また、議論されるように、弁60を収容するように適合され得る。側壁26は、内側周辺チャネル、つまりくぼみ27を画定し得、シール50の一部分あるいは構成部品を受容する。内側周辺チャネルつまりくぼみ27は、側壁26の任意の部分に沿って画定され得、実施形態では、くぼみ27はシールハウジング20の長手方向中央点にほぼ隣接して配置される。
選択の弁60が、シール50の遠位に、あるいはその内部に配置される。弁60は、スリット62を有するダックビル弁のようなゼロ閉止弁であり得、スリット62は、外科用器具がない場合、および/または加圧された腔の注入ガスに応答して、閉じるように適合される。さらに、弁60は、弁60が閉じているときに、流体あるいは破片がシールハウジング20に入ることを防ぐ。弁60に加わる流体圧力は、スリット62を閉じ、それによって、シールハウジング20を流体から密封する。器具が弁60を通って挿入される場合、しかしながら、シールが必ずしも器具の周りに形成されるわけではなく、それ故、いくらかの流体がシールハウジング20に入ることを可能にし、シール50は流体がシールハウジング20を出ることを防ぐ。代替として、弁60は、ゲルシール、バルーン弁、あるいはフラップ弁であり得る。
シール50は、通常、シールハウジング20内に適合するような円盤形状および大きさである。シール50は、外科用器具40の周りに流体密封適合を形成するように構成される。本実施形態に例示されているように、シール50は平坦なあるいは平面である。シール50は、テーパーのある、あるいは漏斗状の断面を有するような、任意の形状であり得、確立された外科部位の完全性を密封し維持する。
シール50は、少なくとも3層を有する多層シールであり、図3および4に例示されるように、2つの外側層の間に挟まれた内側層を含む。シール50は、近位端から遠位端への順に、第1の(あるいは外側の)層52、第2の(あるいは内側の)層54、および第3の(あるいは外側の)層56を含む。シール50は、また、織布、エラストマー、発泡体、ゲル、それらの組合せ、あるいは複合層を形成する他の材料との組合せを含むさらなる層からなることが想起される。
第1の層52、および第3の層56は、それぞれ、円盤形状の層の形であり得る。第1の層52および第3の層56は、通常、第2の層54をカプセル化し、支持し、かつ圧縮する支持格子あるいは構造を提供することによって、シール50の構造的な完全性および耐久性を増強する。従って、それらの層を通る外科用器具の挿入および引き出しの間に、第2の層54内に適度な圧縮力を維持するために必要な軸方向の抵抗を生成するために、第1および第3の層52、56は、第2の層54よりも高い密度を有する。第1および第3の層52、56は、また、器具挿入力を減少し、第2の層54に対する保護を提供し、それによって、挿入の間の外科用器具による穿刺の可能性を最小にする。実施形態において、第1および/または第3の層52、56は、保護織布あるいは貫通抵抗性エラストマーから形成され得る。第1および第3の層52、56は、同じあるいは異なる材料から製造され得、同じあるいは異なる重量、大きさ、および厚さであり得る。
実施形態において、第1の層52および/または第3の層56は、天然あるいは合成材料の、織布、編布、編組布、あるいは、不織布を含み得る。実施形態において、布は、高密度にあるいは強固に構成され、および/または、1つより多い層を含み、布の複合材を形成する。シール50に硬さと支持を提供しながら、それを通って挿入された器具の周りで拡張し圧縮する、適切な糸および布材料は合成材料を含み、それらには、南カリフォルニアのMillikenから商業的に利用可能なLYCRATMを含有するSPANDEXTM、ナイロン、E.I.DuPont de Nemours and Companyによって製造されたKevlarTM、および、他の材料のようなものがあることが想起される。
他の実施形態では、第1の層52および/または第3の層56は、エラストマーあるいは熱可塑性ポリマから製造され得る。適切な弾性の材料は、ポリイソプレン、ポリクロロプレン、ポリエステル、ポリウレタン、ポリエーテルウレタン、ポリ塩化ビニル、エチレン酢酸ビニル、ポリブタジエン、ポリエーテルブロックアミド、スチレンブロック共重合体、エチレンプロピレンジエンMクラスゴム、ニトリルゴム、ブチルゴム、天然ゴム、シリコーン、およびそれらの共重合体と、それらの組合せとを含む。
第1および第3の層52、56は、アパーチャつまり開口部53、57をそれぞれ画定し、通路を通る外科用器具の通過を可能にする。本実施形態に例示されるように、円形の開口部は、中央シール軸「b」の周りに画定され得る。単一のあるいは複数の交差スリットが、第1および/または第3の層52、56内に形成され得ることが、また想起される。実施形態において、スリットあるいは複数のスリットが実質的に線形であり、シール軸「b」から外側方向に延び得る。非線形スリット、あるいはランダムに間隔をおいて配置された、等間隔に配置された、および/または放射状に配置されたスリットのような他の構成が、また、企図される。スリットは、器具の周りの第1および第3の層52、56の内側領域の半径方向の収縮を減少することによって、外科用器具を外科部位に前進するために必要な挿入力を減少する援助になり得る。実施形態において、第1および/または第2の層52、56は、エポキシによるように覆われ得、所定のアパーチャを通るのではなく貫通する可能性を抑制する。代替として、第1および第3の層52、56のうちの1つあるいは両方が、貫通可能な、しかも、構造的な支持材料の連続層として構築され得る。
第2の層54は、シールを通って挿入される外科用器具の周りのシールを形成する、開あるいは閉セルの発泡体材料から製造され得る。発泡体材料は、十分な弾性を有しており、器具の外側の大きさに合わせ、それによって、流体密封シールを対象の周りに確立しながら、挿入された器具の周りに曲がるあるいは変形する。発泡体材料は、また、器具の軸外れの動きを吸収するように十分に従順であり得る。さらに、発泡体の従順な特性は、器具のオフセット操作の間の、器具の周りのギャップの形成を実質的に最小にする。加えて、第2の層54は、外科用器具40と共に、1つ以上の縫合糸がまた存在する用途に十分適している。外科用器具40の側の縫合糸の存在は、一般にはシールを維持することをより困難にする不規則なシール面をもたらす一方で、本発明の第2の層54の弾性は、縫合糸が存在し不規則なシール面を生じる場合でも、そのようなギャップの生成を最小にすることによって、シール特性を改善するのに役立つ。ギャップの存在は、別の点では、気腹のようなガス注入された体腔からのガスの望まれない解放、あるいは膝関節のような体腔の洗浄の間の液体の解放を可能にする。
実施形態において、第2の層54は、上に記述したように、弾性のあるいは熱可塑性の材料からなる発泡体である。第2の層54は、しかしながら、所望のシール特性を伝えるために、第1および第3の層52、56より低い密度を有する。第2の層54は、十分に柔らかく、外科用器具によって手動圧力の下で貫通され得る。第2の層54は、自己癒合性であり得、外科用器具が取り除かれた場合、視覚的に引き裂かれていなく、あるいは傷痕を残さない。そして、第2の層54は弾性であり得、十分に高い弾性を有し、使用中に恒久的には変形しない。
図3を参照すると、第2の層54は、自然のつまり応力のない状態で、直径「x」および高さ「y」を含む。第1および第3の層52、56と組み立てられると、第2の層54は、図4の矢印70および72の方向に示されるように、圧縮されたあるいは応力のかかった高さ「y」に軸方向に圧縮され、「y」は応力のない高さ「y」よりも少ない。第2の層54は、また、矢印74および76の方向で示されるように軸方向に圧縮され、シール50の直径は、約「x」に留まる。
第2の層54は、第2の層54を通る外科用器具が配置されていない場合であっても、シールハウジング20内の第1および第3の層52、56によって、軸方向の圧縮下に維持される。第2の層54は、また、シールハウジング20の、少なくとも側壁26、あるいは側壁26のチャネル27によって軸方向の圧縮下に制限され得る。側壁26の直径は、より小さな直径であり得ることにより、シール50がその直径の中に圧縮されるか、あるいは側壁26はシール50と同じ直径であり得ることにより、ぴったりはまる適合を側壁26に形成し、シール50の半径方向の拡張を制限する。従って、軸方向に通過する外科用器具は、器具が取り除かれるまで、第2の層54の半径方向の力を増加し、そして第2の層54上に加えられた圧縮性の力が、器具によって形成された任意のギャップを実効的に閉じる。
実施形態では、第2の層54は、小さな直径のオリフィスまたはスリットを有し、オリフィスまたはスリットは、シール50の半径方向および軸方向の圧縮に基づいて閉じられ、それによって、外科用器具のある場合とない場合の両方において、密封シール50を提供する。オリフィスあるいはスリットは、オリフィスを通る外科用器具を挿入するために必要な挿入圧力を効果的に下げ、器具による第2の層54の切断あるいは引き裂きの可能性を最小にする。
シール50の第1、第2および第3の層52、54、56は、個別にあるいは集合的に、のいずれかで、潤滑剤、治療あるいは薬理学的な薬、またはそれらの組合せを組み込み得る。潤滑剤は、当業者の知識の範囲内にあり、滑らかさあるいはすべりやすさを有し、表面を比較的摩擦のない状態にする。治療あるいは薬理学的な薬の例は、抗菌剤、抗菌薬、止血薬、食塩水のような水分供給薬、癒合薬、潤滑薬、鎮痛剤、防腐薬、および/または抗炎症薬を含む。
シール50は、様々な方法によって形成され得る。1つの例示的方法では、生の、つまり、未硬化の発泡体内側層54が、弾性材料の2つの外側層52、56の間に配置される。層52、54、56は、仕上がったシール50と実質的に同じ形状と大きさの熱圧縮金型の中に配置され、発泡体を硬化する。外側層52、56は、シール50を軸方向に圧縮しながら、内側層54の中に圧縮される。発泡体は、また、硬化の間に外側方向に広がり、外側部分は、金型によって半径方向に圧縮される。シール50を形成する他の例示的方法では、外側層52、56は、当業者の知識の範囲内の技術を介して内側層54の両面に接着される間、張力の下で伸張され保持される。内側層54は、硬化が外側層52、56の半径方向の張力によって圧縮された状態に維持されている間の未硬化状態の発泡体であり得る。代替として、内側層54は、圧縮力を受ける、加熱あるいは化学的添加物あり、あるいはなしの硬化された発泡体であり得、外側層52、56の半径方向の張力によって圧縮状態に留まる。層52、56には、組立の前に任意の上述の方法論を介して、アパーチャ53、57が提供され得る。
外科処置の間の外科タスクの性能に関係するポータル装置10を使用するために、シールハウジング20が、上に議論したように、スリーブ30に取り付けられる。組み立てられたポータル装置10が、体腔に導入され、一般に、鋭いあるいは刃のないトロカール栓子を利用し、体腔にアクセスし、栓子が取り除かれる。外科用器具40は、器具をシールハウジング20のアパーチャ28に挿入することによって、ポータル装置10を通って、かつシール50を通って、前進され得、それによって、シール50の第1の層52のアパーチャ53を画定する部分が伸張し、器具を実質的にシール50と密封された関係に収容し、シール50の軸方向の圧縮を維持するのに十分な硬さであることにより、外科用器具40の挿入の間、軸方向の反作用力はほとんどない。シール50の第2の層54は、半径方向の反作用力によりその周りにシールを生成する通過する器具40を収容し、器具40に適合し、器具40および任意の存在する縫合糸の対向する側のいかなるギャップの生成をも防ぐ。第3の層56は、第1の層52と同様な外科用器具40の通路を提供する。器具40は、そして、選択的な弁60を通って、スリーブ30の中へ、かつ、体腔の中へ遠位に通過する。所望の外科タスクは、器具40によって実行される。外科用器具40が引き出されるとすぐに、内側層54に働く半径方向の圧力が、除かれ、それによって、器具40によって形成された孔が閉じられるか、あるいは小さくされる。実施形態において、シール50の自己癒合の性質が、外科用器具のある場合とない場合の両方において、シールをシールハウジング20内に維持することを助ける。
形態および詳細において様々な修正および変更が、本開示の範囲と精神から外れることなく、本開示の実施形態に対してなされ得ることを理解するであろう。従って、上の記述は本開示を限定すると解釈されるべきではなく、単にその実施形態の例示であると解釈されるべきである。当業者は、本明細書に添付された特許請求範囲によって規定される本開示の範囲と精神の内で、他の修正を想起するであろう。
10 ポータル装置
20 シールハウジング
22 シールハウジング20の近位端
24 シールハウジング20の遠位端
26 側壁
28 中央アパーチャ
30 スリーブ
32 内側長手方向通路
34 スリーブ30の近位端
36 スリーブ30の遠位端
40 外科用器具
「a」 中央長手方向軸

Claims (12)

  1. アクセスポータルであって、前記アクセスポータルは、
    シールハウジングと、
    前記シールハウジングに取り付け可能なスリーブであって、前記スリーブは、下にある組織へのアクセスを提供するように適合された内側長手方向通路を有する、スリーブと、
    前記シールハウジング内に配置されたシールであって、前記シールは、
    外科用器具受け入れ、外科用器具が通過するための開口部を有する第1の層と、
    外科用器具が存在する場合に、前記シールハウジング内に流体密封シールを提供するための貫通可能な材料の第2の連続する途切れのない層と、
    前記外科用器具通過するための開口部を有する第3の層と
    を含む、シール
    を含み、
    前記第1の層および前記第3の層は、前記第1の層および前記第3の層の間で前記第2の層を軸方向に圧縮された状態に維持するために、前記第2の層よりも高い密度を有するアクセスポータル。
  2. 前記シールハウジングは、前記シールから遠位に離間した弁をさらに含む、請求項1に記載のアクセスポータル。
  3. 前記シールは、前記シールハウジング内のチャネルを介して半径方向に圧縮されている、請求項1に記載のアクセスポータル。
  4. 前記シールの直径は、前記シールハウジング内のチャネルによって半径方向に収縮されている、請求項1に記載のアクセスポータル。
  5. 前記シールの前記第1の層および前記第3の層は、織物層、エラストマーの層、熱可塑性の層、およびそれらの組合せからなる群から選択される、請求項1に記載のアクセスポータル。
  6. 前記第2の層は、発泡体である、請求項1に記載のアクセスポータル。
  7. 前記第2の層は、シリコーン発泡体である、請求項6に記載のアクセスポータル。
  8. 前記第2の連続する層は、また、外科用器具がない場合にも、前記シールハウジング内の流体密封シールを提供する、請求項1に記載のアクセスポータル。
  9. アクセスポータルであって、前記アクセスポータルは、
    下にある組織へのアクセスを提供するように適合された内側長手方向通路を有するスリーブと、
    前記スリーブに取り付け可能なシールハウジングであって、前記シールハウジングは、外科用器具を受け入れるための開口部を規定する近位端を有し、かつ、前記シールハウジング内に完全に配置されるシールを含み、前記シールハウジングは、
    外科用器具を受け入れ、外科用器具が通過するための開口部を有する第1の層と、
    外科用器具が存在する場合および前記外科用器具がない場合に、前記シールハウジング内に流体密封シールを提供するための第2の連続する層と、
    前記外科用器具が通過するための開口部を有する第3の層と
    を含む、シールハウジングと
    を含む、アクセスポータル。
  10. 前記第2の連続する層は、前記第1の層と前記第3の層との間で軸方向に圧縮されている、請求項9に記載のアクセスポータル。
  11. 前記シールハウジングは、開口部を規定する近位壁を含む近位端と、開口部を規定する遠位壁を含む遠位端と、それらの間に配置され、かつ、内側周辺チャネルを含む側壁とを含む一体構造であり、前記シールは、前記近位端と前記遠位端との間に配置されており、前記シールの一部分は、前記側壁の前記内側周辺チャネル内に配置されている、請求項1に記載のアクセスポータル。
  12. 前記シールハウジングは、開口部を規定する近位壁を含む近位端と、前記外科用器具が通過のために通る開口部を規定する遠位壁を含む遠位端と、前記近位端と前記遠位端との間に配置された側壁とを有する一体構造であり、前記側壁は、内側周辺チャネルを含み、前記シールの一部分は、前記側壁の前記内側周辺チャネル内に配置されている、請求項9に記載のアクセスポータル。
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