JP5462876B2 - 電極コンセントレーターを用いるセラミック生地を乾燥させるための方法 - Google Patents

電極コンセントレーターを用いるセラミック生地を乾燥させるための方法 Download PDF

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Description

関連出願の説明
本出願は2008年8月20日に出願された米国特許出願第12/195002号の下に優先権の恩典を主張する。
本発明はセラミック生地に関し、特に、作製中のセラミック生地を、電極コンセントレーターを用いて乾燥させるためのシステム及び方法に関する。
本明細書に用いられるように、セラミック生地または生地は、高温で焼成されるとセラミック体を形成するセラミック形成成分含有体を指す。生地は、様々なセラミック形成成分とセラミック成分の混合体のようなセラミック成分を含むことができる。様々な成分は、水のような、液体ビヒクルとともに混合し、押出成形してハニカム構造体のような成形品にすることができる。押出成形直後に生地はある程度の水を含み、一般に、耐火材料を形成する高温での焼成の前に、水の少なくともいくらかは除去されなければならず、生地は乾燥されなければならない。
いくつかの場合において、生地が均一には乾燥されないことがある。これは特に、第1の乾燥工程が若干の乾燥不均一性を生じさせ、第2の工程がこの不均一性を補償できないような、2段乾燥プロセスにおいておこる。不均一乾燥は製造損の基になる。
したがって、押出成形セラミック生地の一様(均一)乾燥を達成するためのシステム及び方法が必要とされている。
本発明の一態様は、両端部及びその間の中央部分を有し、初期液体含有量で液体を含有する、セラミック生地の個品を乾燥させる方法である。方法は第1の周波数の電磁放射に、端部を中央部分より強く加熱するように、個品を暴露する工程を含む。方法は第1の周波数とは異なる第2の周波数の電磁放射に、個品の中央部分を端部より強く加熱するように、個品を暴露する工程も含む。
本発明の別の態様は、両端部及びその間の中央部分を有し、初期液体含有量で液体を含有する、セラミック生地の個品を乾燥させる方法である。方法は、端部が中央部分よりも乾燥しているように、個品をある程度乾燥させる工程を含む。方法は、電極系を通して個品を搬送することにより、電極系によって発生された無線周波数(RF)放射で個品をさらに乾燥させる工程も含む。電極系は、個品が電極系を通して搬送されるときに、個品の端部におけるよりも個品の中央部分において強くRF放射を集中させるように構成された、中央区画を有する。
本発明の別の態様は、両端部及びその間の中央部分を有し、初期液体含有量で液体を含有する、セラミックの個品を乾燥する方法である。方法は第1の周波数の電磁放射に、端部の少なくとも一方を中央部分の第1の中央部温度より高い第1の端部温度に加熱するように、個品を暴露する工程を含む。方法は第1の周波数とは異なる第2の周波数の電磁放射に、中央部分を第1の中央部温度より高い第2の中央部温度に加熱するように、個品を暴露する工程も含む。
本発明の別の態様は、中央部分及び両端部を有し、初期含水量で水を含有する、セラミック生地の個品を乾燥させる方法である。方法は、個品の中央部分からよりも多くの第1の量の水を個品の両端部から除去するように第1の電磁放射による個品の第1の暴露を実施する工程を含む。方法は、個品の両端部からよりも多くの第2の量の水を個品の中央部分から除去するように第2の電磁放射による個品の第2の暴露を実施する工程も含む。
本発明の上記及びその他の利点は、当業者には、以下の明細書の記述、特許請求の範囲及び添付図面を参照することで、さらに深く理解され、認められるであろう。
図1Aは、押出成形機及び、続いて、マイクロ波(MW)アプリケーター及び、電極系を含む、RFアプリケーターを有する、2段乾燥システムを備えるセラミック生地形成システムの一例の線描図である。 図1Bは、図1Aと同様であるが、図1AのRFアプリケーターだけを有する、1段乾燥システムを備える生地形成システムの線描図である。 図1Cは、図1Aと同様の生地形成システムの線描図であるが、第1及び第2のRFアプリケーターを有する2段乾燥システムを示し、第1のRFアプリケーターはプレーナ電極だけを有し、第2のRFアプリケーターは本発明にしたがう電極系を有する。 図2は、押出成形された生地に2段乾燥プロセスを施すための図1Aの2段乾燥システムの一例の詳細な線描側面図である。 図3は図2の2段乾燥システムの拡大上面図である。 図4は、本発明にしたがう電極コンセントレーターを有する電極系を有するRFアプリケーターの一実施形態例の線描上面図である。 図5は図4のRFアプリケーターの線描側面図である。 図6は、電極系にRF電圧VRFを供給するように構成された制御ユニットを有する、図4のRF源の一実施形態例の線描図である。 図7は、電極コンセントレーターに対する断面形状の一例を示す、図4及び図5のRFアプリケーターの搬入端の拡大端面図である。 図8Aは、U字形電極コンセントレーターを主プレーナ電極に取り付ける方法の一例を示す、図7の電極コンセントレーターの拡大端面図である。 図8Bは図8Aと同様であり、V字形断面を有する電極コンセントレーターの一実施形態例を示す。 図8Cは図8Aと同様であり、長方形断面を有する電極コンセントレーターの一実施形態例を示す。 図9は、電極コンセントレーターが間隔をおかれた2つの区画からなる一実施形態例を示す、電極系の底面図である。
その例が添付図面に示される本発明の実施形態をここで詳細に参照する。可能であれば必ず、同じかまたは同様の参照数字及び符号が全図面を通して同じかまたは同様の要素を指して用いられる。
セラミック生地は、セラミック形成材料の押出成形品を形成するために、セラミック形成成分、すなわちセラミック前駆体を含む可塑化バッチを、ハニカム構造体を作製するダイのような、ダイを通して押出成形することによって形成することができる。押出成形機を出てくる押出成形品は、押出方向に直交する態様で切断されて、生地個品にされる。この個品自体を直交態様で切断してさらに短寸の個品にすることができる。元の長寸の個品は「ログ」と称される場合がある。押出成形された生地個品は(例えば10〜25重量%の)水を含み、生地は最終製品を形成する前に乾燥させる必要がある。
生地は一般にトレイまたは支持体の上におかれ、次いでオーブンまたは「アプリケーター」を通して送られる。マイクロ波(MW)アプリケーターはマイクロ波放射を印加する。本明細書に用いられるように、マイクロ波放射は約900MHz〜約2500MHzの周波数範囲の電磁放射に相当する。RF(無線周波数)アプリケーターはRF放射を印加する。本明細書に用いられるように、RF放射は約27MHz〜約35MHzの周波数範囲の電磁放射に相当する。MW放射及びRF放射のいずれもが、量が異なる場合はあっても、生地に吸収される。したがって、いずれの形態の放射によっても水を追い出すことができ、生地の乾いた(またはさらに乾いた)個品が得られる。
生地は、MW放射及びRF放射に対して透明な材料で構成することができ、同様に、透明ではない別の材料、すなわち、例えばチタン酸アルミニウムすなわち「AT」を形成する少なくともいくつかのバッチ及び生地に見られるような、黒鉛のようなMW感受性材料、でも構成することができる。MW感受性材料を含有する生地は乾燥中にホットスポットが発生し易い。
本明細書に開示されるシステム及び方法は、高温での生地の焼成に備えるに十分な程度まで生地を乾燥させる際に生じる、非一様な加熱及び乾燥の発生及び/または強さを低減する。いくつかの既知の乾燥方法は、例えば、第1のMW乾燥工程及び第2のRF乾燥工程を含む。しかし、第1の乾燥工程で生地の個品の全含水量が実質的に低減されたとしても、加熱及び乾燥の非一様性が一般に第2の乾燥工程における一様な加熱及び乾燥を妨げる。第1の乾燥工程の非一様な加熱及び乾燥を考慮せずに第2の工程で生地の乾燥をさらに進めようとすれば個品にクラックが生じ得る。
図1Aは、押出成形機6及び、押出成形機に続く、MW乾燥機または「アプリケーター」(第1のアプリケ−タ−)40及び、MWアプリケーターに続く、電極系130を有するRF乾燥機または「アプリケーター」(第2のアプリケ−ター)70を備える、乾燥システム10を備える生地形成システム4の一例の線描図である。電極系130は主電極131E及び電極コンセントレーター131Cを有し、以下でさらに詳細に論じられる。図1Aは、押出成形された生地20の個品22を乾燥させるために順次にMW放射及びRD放射のいずれも用いる「2段」乾燥システム10の一例を示す。
図1Bは、図1Aの生地形成システムと同様の生地形成システム4の線描図であるが、図1AのRF乾燥機アプリケーター70だけを有する乾燥システム10を示す。そのような乾燥システムは「1段」乾燥システムと称される。
図1Cは、図1Aの生地形成システムと同様の生地形成システム4の線描図であるが、第1のRFアプリケーター70'及び第2のRFアプリケーター70を有する2段乾燥システム10を示し、第1のRFアプリケーター70'は主電極131Eだけを有し、第2のRFアプリケーター70は完全な電極系130を有する。
本発明は、図1A〜1Cに示されるシステムのような1段システムまたは2段システムを含む、様々なタイプの生地形成システム4によって実施することができる。説明のため、ここでは本発明は図1Aの2段乾燥システム10の文脈において論じられる。図1B及び1Cのシステムのような、別のタイプの乾燥システム10への本発明の適用も以下で論じられる。
2段乾燥システム
図2は2段乾燥プロセスを実施するための図1Aの2段乾燥システムの一例の詳細な線描側面図である。図3は図2の2段乾燥システム10の上面図である。図1A,図2及び図3の2段乾燥システム10は、トレイ24に支持された個品22を乾燥させるために相異なる2つの周波数(MW及びRF)の電磁放射を用いる、2段乾燥プロセスを実施する。個品22はそれぞれ中央部分22Cを間にする両端部22Eを有する。
押出成形機6(図1Aを見よ)が個品22を押出成形したばかりのときは、個品22は水を(例えば10〜25重量%)含有し、したがって乾燥させる必要がある。個品22は一般に、実施形態例において、長さが15インチ(38.1cm)、25インチ(63.5cm)または32インチ(81.28cm)で、直径が約5インチ(12.7cm)の、円筒形とすることができるが、他の寸法及び形状も受け入れることができる。例えば、長さが12インチ(30.48cm)で、断面が正方形の個品(「ロゲット」)または断面が4インチ(10.16cm)の短軸及び8インチ(20.32cm)の長軸を有する楕円形のログが用いられることがある。生地20は押出成形機6を用いてセラミック形成材料を押出成形することで作製することができ、押出成形品を切断して個品22にし、次いで乾燥工程及び焼成工程を実施することができる。焼成後、生地20は、コージェライトのような、セラミック材料を含み、両端面の間を軸方向に延びる平行セルチャネルを形成する薄い連続多孔質壁をもつハニカム構造を有する、セラミック体に転換している。
セラミック体の他の例にはチタン酸アルミニウム(AT)を含むセラミック材料がある。そのようなATベースセラミック体は、自動車排出物制御用途のような高温用途に対し、コージェライト体及び炭化ケイ素(SiC)体の代替として用いられる。本明細書に説明されるシステム及び方法はRF手法を利用して乾燥させることができる、いずれのタイプの生地20にも適用される。
図2及び図3の参照を続ければ、乾燥システム10は搬入端12及び搬出端14を有する。Y軸が紙面の外を指している直交座標が参照のために示されている。トレイ24上の個品22は、1つないしさらに多くの搬送区画、すなわち搬入区画30I,中央区画30C及び搬出区画30Oを有する搬送システム30に沿い、生地行列26をなして搬送される。個品22は、MWアプリケーター40から次いでRFアプリケーター70を順次に通って進むように、搬送システム30によってX方向に搬送される。
MWアプリケーター40は、搬入端46,搬出端48,内部50,及び周波数がfMWのマイクロ波放射(すなわち、MWまたは「マイクロ波」)58を発生するMW源56を有するハウジング44を備える。RFアプリケーター70は、搬入端76,搬出端78,内部80,電極系130において周波数がfRFの無線波放射(すなわち、「RFエネルギー」または「RF放射」)88を発生するRF源86を有するハウジング74を備える。
乾燥システム10の全般的な動作において、押出成形機6(図1)から押出成形された生地20の切断された個品22がトレイ24におかれて、搬入コンベア区画30Iを介して乾燥システム搬入端12に搬送される。個品22は搬入端12において一列に並べられ、次いでMWアプリケーター40の内部50に送り込まれて、MW源56の下方を通過する間にMW放射58に暴露されることが好ましい。一実施形態例において、MW放射58及び個品22がMW放射に暴露される時間は、個品がMWアプリケーター40を搬出端48から出る際に、完全にではなく、ある程度乾燥されているように選ばれる。発明者等は、完全乾燥の意味を、セラミック体を構成するセラミック材料を形成するために個品を高温で焼成することができるような、許容できるレベルまで含水量が低減されている状態としている。一実施形態例において、個品22はMWアプリケーター40を出る際に約75%乾燥している。それぞれの実施形態例において、MWアプリケーター40は個品22を、約50重量%より強く、さらには約75重量%より強く、乾燥させる。別の実施形態例において、個品22は、MEアプリケーター40を出る際に、約10重量%より多くの水を含有している。
個品22は次いで、中央コンベア区画30Cを介してRFアプリケーター70の搬入端76に搬送されて内部80に入り、そこでRF源86の電極系130の下方を通過する間にRF放射88に暴露される。RFアプリケーター70に入るある程度乾燥された個品22は、搬出コンベア区画30Oを介して搬出端78でRFアプリケーター70を出るときには、実質的に(すなわち、完全にまたはほぼ完全に)乾燥されている。RFアプリケーター70を出る際に個品22は、一実施形態においては約2重量%未満の水、別の実施形態においては約1重量%の水を含有している。
本明細書で考察される2段乾燥プロセスでは、MW放射58への個品22の暴露による個品22の乾燥はある程度までしか実施されない。MW乾燥は個品22に損傷を与え得る「ホットスポット」を生地に生じさせ得るから、MWアプリケーター40を用いて個片22を完全に乾燥させることはしない。これは、黒鉛のようなマイクロ波感受性材料を含有する生地に対して特に成り立つ。さらに、MW放射58は、RF放射ほど深くはセラミックベース生地に浸透しない。
したがって、発明者等は、個品22が、MW放射58を用いてある程度だけ乾燥され、次いでRF放射を用いて実質的に完全に乾燥される、2段乾燥プロセスの使用が有益であることを見いだした。
発明者等は、従来技術のRFアプリケーター70を2段乾燥システム10に用いた場合、黒鉛造孔剤を含むAT(乾燥時誘電定数>5及び乾燥時損失係数>2を有する組合せ)で作製され、MWアプリケーター40で励起されてある程度乾燥された個品22は、引き続いてRFアプリケーター70内でさらに乾燥されたときに一様には乾燥されないことを見いだした。詳しくは、そのような個品22の端部22Eは中央部分22Cより強く加熱され、よって端部が中央部分よりも乾燥していることがわかった。
さらに、いくつかの場合において全体「%乾燥度」は、98%以上の全体乾燥度が必要であるに対して、90%〜93%の間にあることがわかった。RF乾燥中の個品22の非一様乾燥の結果、この仕様を満たさない個品が得られた。これは、続いて、2段乾燥システム10のスループットを下げて、製造コスト及び製品コストを高め、プロセス安定性を低める結果となる。
コンセントレーターを有するRF電極系
非一様RF乾燥にともなう上述した問題により、発明者等は、MWアプリケーター40による非一様乾燥をRFアプリケーター70が補償でき、よって2段プロセスで実施的に一様な乾燥が達成され得るように、RF源86−特に電極系130−への改善を開発するに至った。ここで、電極系130への改善により、それがなければ乾燥非一様性を導入するかまたは乾燥不均一性を生じる、いずれの生地乾燥プロセスの補償も可能になることに注意されたい。
図4は、電極系130が前述した主電極131E及び電極コンセントレーター131Cを有するRF源86を利用する、RFアプリケーター70の一実施形態例の線描上面図である。図5は、図4のRFアプリケーター40の線描側面図であり、主電極131E及び電極コンセントレーター131Cの構成の一例を示す。主電極131Eは軸線A及び、その上に電極コンセントレーター131Cが形成されるかまたはそれに電極コンセントレーターが取り付けられる、下面(近接面)132Eを有する。電極コンセントレーター131Cは近接面132Cを有する。電極系130は、RFアプリケーター70の動作を制御する、制御ユニット150に電気的に接続される。制御ユニット150の一例が図6に示され、以下でさらに詳細に論じられる。
図5の参照を続ければ、RFアプリケーター70のハウジング74は、上面102,底面103及び側面104を有する。RFアプリケーター70は、搬入端76に入口部分すなわち「前室」106及び搬出端78に出口部分すなわち「後室」108を有する。前室106及び後室108は、ハウジング上面102に隣り合い、ハウジング上面から(例えば約4フィート(約1.2m))隔てられて内部80内に配置された電極系130を有する中央領域120に続く。一実施形態例において、前室106及び後室108の長さは約8フィート(約2.4m)である。
図6に示されるような一実施形態例において、主電極131Eはプレーナ型で長方形であり、端面133E,側面134E,それぞれが端面を有する両端区画135E及び、両端面の間にあって軸線Aを中心にしている、中央区画136Eを有する。主電極131Eは(軸線Aに沿って測った)長さL及び主電極軸線に垂直に測った幅Wを有する。一実施形態例において、L=15フィート(約4.6m)及びW=4フィート(約1.2m)である。電極コンセントレーター131Cは、下面132C,端面133C,側面134C長さL及び幅Wを有する。電極コンセントレーター131Cの諸元の例は以下で論じられる。
ハウジング74の底面103の一部は電極130系の直下にあり、電気接地GRを介して電気的に接地されて−主電極131E及び電極コンセントレーター131Cとともに−中央領域120に大きなキャパシタを形成する、「下部電極」としてはたらく。
制御ユニット150は、電極系130にRF周波数AC電圧信号(「RF電圧」)VRFを供給するように構成される。この結果、電極系130の下方の中央領域120の部分領域(「電極領域」)122内に実質的に収まるRF可変電場が生じる。電極領域122は、縦破線123で示されるように、主電極長Lと本質的に同じ長さを有する。電極領域122は個品22のRF乾燥がおこる領域である。
一実施形態例において、制御ユニット150は動作可能な態様で中央コンベア区画30Cに接続されて中央コンベア区画30Cの動作を制御する。図6は、電極系130にRF電圧VRFを供給する制御ユニット150についての一構成例を示す、RF源86の一実施形態例の線描図である。制御ユニット150は、昇圧トランス210に直接に供給される初期AC電圧V,V及びVを送る3本の出力線202A,202B及び202Cを有する3相電源200(例えば480VAC)を備える。昇圧トランス210は、昇圧トランスに入力電圧V,V及びVで供給される電圧を昇圧してACトランス出力電圧Vにする。トランス出力電圧Vは、AC電圧Vを整流してDCプレート電圧Vにする、整流器240に供給される。プレート電圧Vは、DC電圧を高周波ACRF電圧VRFに変換する、DC/ACコンバータ250に供給される。一実施形態例において、DC/ACコンバータ250は発振管(図示せず)を備える発振器回路である。
ここで、制御ユニット150のコンポーネントの内の1つないしさらに多くは制御ユニットの外部にあることができ、説明のために制御ユニット内に含めて示されていることに注意されたい。一実施形態例において、DC/ACコンバータ250は高周波DC/ACコンバータである。制御ユニット150の実施形態例において、入力電圧V,V及びVは等しく、出力電圧Vは出力線202A,202B及び202Cの間を巡回する。
電極コンセントレーター
図4から図7は主電極131E及び電極コンセントレーター131Cの様々な図面を示す。図7は、電極コンセントレーター131Cの断面を示す、図6のRFアプリケーター70の端面図である。参照のためにZ方向に合わせられた中心軸Aが示される。軸Aは主電極下面132Eに垂直である。図8AはU字形断面を有する電極コンセントレーター131Cの一実施形態の拡大端面図である。別の実施形態例において、中央区画140は、図8B及び8Cにそれぞれ示されるように、V字形または長方形の断面を有する。
一実施形態例において、電極コンセントレーター長Lは、12フィート(約3.7m)≦L≦15フィート(約4.6m)で定められる範囲にあり、一層特定の実施形態の例においては13フィート(約4.0m)≦L≦14フィート(約4.3m)で定められる範囲にある。さらに、一実施形態例において、電極コンセントレーター幅Wは28インチ(約71cm)≦W≦36インチ(約91cm)で定められる範囲にあり、一層特定の実施形態の例においては30インチ(約76cm)≦W≦34インチ(約86cm)で定められる範囲にある。
一実施形態例において、電極コンセントレーター131Cは軸Aに関して対称な形状を有し、軸Aを中心にして電極軸線Aの方向に走る、中央区画140を有する。図8AのU字形実施形態例において、中央区画140は主電極下面(近接面)132Eに対して外側に湾曲している。電極コンセントレーター131Cの一実施形態例は、湾曲中央区画140の両側に、平坦外延区画142を有する。
図8Aに示されるように、中央区画140は幅WCS及び、外延部分142を結ぶ仮想線IMから(軸A上で)測った、高さHを有する。一実施形態例において、高さHは1インチ(約25mm)≦H≦2インチ(約51mm)で定められる範囲にあり、特定の実施形態においては約1.125インチ(約28.6mm)である。一実施形態例において、中心区画140は、15インチ(約38.1cm)≦R≦25インチ(約63.5cm)で定められる範囲にあり、特定の実施形態においては19インチ(約48.3cm)≦R≦20インチ(約50.8cm)で定められる範囲にある、半径Rを有する円弧の切片として定められる。
電極コンセントレーター中央区画幅WCSは、一実施形態において10インチ(約25.4cm)≦WCS≦20インチ(約50.8cm)で定められる範囲にあり、特定の実施形態においては12インチ(約30.5cm)≦WCS≦16インチ(約40.6cm)で定められる範囲にあり、一層特定の実施形態においては約14.25インチ(約36.2cm)である。電極コンセントレーター131Cは、厚さTが一実施形態例において1/8インチ(約3.18mm)≦T≦1/4インチ(約6.35mm)で定められる範囲にあり、特定の実施形態においては約3/16インチ(約4.76mm)である、アルミニウムでつくられる。
一実施形態例において、それぞれの平坦外延区画142に多数のスルーホール144が形成され、電極コンセントレーター131Cは主電極131Eに下面132Eでねじまたはボルトによって取り付けられる。
主電極131Eは大寸であるから、電極コンセントレーター131Cを一体構造として形成するに十分に大きい金属板(例えばアルミニウム板)を求めることは困難であり得る。したがって、図9を参照すれば、一実施形態例において、電極コンセントレーター131Cは主電極下面132E上でX方向に配列された2個ないしさらに多くの形材131CSからなる。一実施形態例において、2個ないしさらに多くの電極コンセントレーター形材は形材間のアーク発生を避けるに十分な間隙Gで隔てられる。一実施形態例において、間隙G≧6インチ(約15.2cm)である。一実施形態例において、電極コンセントレーター131Cは主電極131Eの全長に沿って両端面133E間を延びる(すなわち、L=L)。別の実施形態例においては、主電極の端面133Eと電極コンセントレーター端面133Cの間に距離DCEがとられるように、L<Lである。一実施形態例において、2インチ(約5.1cm)≦DCE≦12インチ(約30.5cm)である。
一実施形態例において、2個ないしさらに多くの電極コンセントレーター形材131CSが同じである必要はない。すなわち、一実施形態において、RF乾燥プロセスを調整するために、寸法が相異なる2個ないしさらに多くの電極コンセントレーター形材131CSが用いられる。例えば、RFアプリケーター70の搬入端76に最も近い第1の形材131CSは、例えば1.125インチ(約2.86cm)の、第1の高さH及び、例えば12インチ(約30.5cm)の、中央区画幅長WCSを有することができ、第2の形材は、例えば2インチ(約5.1cm)の、第2の高さH及び、例えば16インチ(約40.6cm)の、中央区画幅WCSを有することができる。この構成では、個品22が第1の電極コンセントレーター形材131CSの下を搬送されているときに比べて、第2の電極コンセントレーター形材131CSの下を搬送されている間は、それぞれの個品22の中央部分22Cに与えられる加熱が若干強くなるであろう。
第2段におけるRF乾燥に対してRF電極系130を用いる2段乾燥プロセスの一実施形態例においては、第1の乾燥段(例えばMW放射暴露)において個品22の端部22Eが中央部22Cの含水量より10%〜30%多い水分を含有するように、個品22が乾燥される。RF電極系130を用いる第2のRF暴露は、端部22E及び中央部分22Cが2%より多くは異ならない含水量を有するように、実施される。
その他の乾燥構成
図1A〜1Cに関連して上で論じたように、本発明の乾燥方法は様々な乾燥構成に用いることができる。例えば、RFアプリケーター70の平電極130では乾燥が不均一になるであろう状況において、図1BのRFベース1段乾燥システム10内で個品22を乾燥させることができる。すなわち、乾燥の不均一性を補償するために電極コンセントレーター131Cを有する電極系130が用いられ、電極コンセントレーターには特定の形態の不均一性を補償するように調整される様々な設計パラメータがある。
本発明の乾燥方法は図1Cに示されるような2段RFベース乾燥システム10に対しても用いることができ、第1のRFアプリケーター70'ではプレーナ(主)電極131Eだけが用いられ、第2のRFアプリケーターでは電極コンセントレーター131Cを有する電極系130が用いられる。この構成は、第1の乾燥段において個品の不均一乾燥を生じさせる従来のRFアプリケーター70'でMWアプリケーター40が置き換えられていることを除き、図1Aの2段乾燥プロセスと同様である。
添付される特許請求の範囲に定められるような本発明の精神または範囲を逸脱することなく、本明細書に説明されるような本発明の実施形態例に様々な改変がなされ得ることが当業者には明らかであろう。したがって、本発明の改変及び変形が添付される特許請求項及びそれらの等価物の範囲内に入れば、本発明は本発明のそのような改変及び変形を包含するとされる。
10 乾燥システム
12 乾燥システム搬入端
14 乾燥システム搬出端
20 生地
22 生地個品
22C 個品中央部分
22E 個品端部
24 トレイ
30 搬送システム
30C 搬送システム中央区画
30O 搬送システム搬出区画
30I 搬送システム搬入区画
40 MWアプリケーター
44 MWアプリケーターハウジング
46 MWアプリケーター搬入端
48 MWアプリケーター搬出端
50 MWアプリケーター内部
56 MW源
58 MW放射
70 RFアプリケーター
74 RFアプリケーターハウジング
76 RFアプリケーター搬入端
78 RFアプリケーター搬出端
80 RFアプリケーター内部
86 RF源
88 RF放射
130 電極系
131C 電極コンセントレーター
131E 主電極
140 電極コンセントレーター中央区画

Claims (7)

  1. 両端部及び前記端部間の中央部分を有し、初期液体含有量で液体を含有しているセラミック生地品を乾燥させる方法において、前記方法が、
    前記端部を前記中央部分より強く加熱するように、前記生地品を第1の周波数の電磁放射に暴露する工程、及び
    前記生地品の前記中央部分を前記端部より強く加熱するように、前記生地品を前記第1の周波数とは異なる第2の周波数の電磁放射に暴露する工程、
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記第1の電磁放射周波数が900MHz〜2500MHzの範囲のマイクロ波放射周波数を含み、
    前記第2の電磁放射周波数が27MHz〜35MHzの範囲の無線周波数を含むことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記生地品を前記第2の周波数の電磁放射に暴露する前記工程が、
    U字形、V字形または長方形の断面を有する電極コンセントレーターを用いて、前記生地品の前記中央部分において前記端部におけるよりも強く前記第2の周波数の電磁放射を集中させる工程、
    をさらに含むことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記生地品を前記第2の周波数の電磁放射に暴露する前記工程が、
    前記生地品が搬送されているときに、前記生地品の上方に位置し、前記生地品に面する中央部分と該中央部分を囲み該中央部分よりも前記生地品から離れた端部を有する電極系を使用するものであることを特徴とする請求項2に記載の方法。
  5. 前記電極系が中央区画を有する主プレーナ電極及
    プレーナ電極に固定され電極中央区画に沿って軸方向に走る円筒形凸面部を有する金属板を少なくとも1枚する工程、
    をさらに含むことを特徴とする請求項4に記載の方法。
  6. 両端部及び前記端部間の中央部分を有し、初期液体含有量で液体を含有しているセラミック生地品を乾燥させるシステムにおいて、前記システムが、
    前記端部を前記中央部分より強く加熱するように、前記生地品を第1の周波数の電磁放射に暴露する第1のアプリケ−タ−、及び
    前記生地品の前記中央部分を前記端部より強く加熱するように、前記生地品を前記第1の周波数とは異なる第2の周波数の電磁放射に暴露する第2のアプリケ−タ−、
    を有することを特徴とするセラミック生地品を乾燥させるシステム。
  7. 前記生地品を前記第2の周波数の電磁放射に暴露する前記第2のアプリケ−タ−が、
    前記生地品の前記中央部分において前記端部におけるよりも強く前記第2の周波数の電磁放射を集中させるためのU字形、V字形または長方形の断面を有する電極コンセントレーターを有することを特徴とする請求項6に記載のセラミック生地品を乾燥させるシステム。
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