JP5462335B1 - 高周波高圧変圧器 - Google Patents

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Abstract

【課題】漏れ磁束の少ないコアの形状に適応した、ハニカムコイルの構造を含む高周波高圧変圧器を提案する。
【解決手段】高周波高圧変圧器は、第1コア部4と、第1コア部の周りに巻装した低圧側の一次巻線12と、一次巻線の外周に絶縁層を介して巻き重ねた高圧側の二次巻線20を具備する。上記二次巻線は、それぞれ直列的に連続する複数のハニカムコイル26A、26B…を含む2つの二次巻線部分20n、20rからなる。これら二次巻線部分の相互に接する端部を、高電位用接続端部を兼ねる第1端部22とし、2つの二次巻線部分の反対側の各端部を、低電位用接続端部を兼ねる第2端部24として、上記2つの二次巻線部分の一方20nを正巻きに、他方20rを逆巻きにそれぞれ形成し、筒軸方向Oを第1端部側から第2端部側に向かうに従って各二次巻線部分のハニカムコイルの巻き数が増加するように形成した
【選択図】図5

Description

本発明は、高周波高圧変圧器、特に二次巻線がハニカムコイル(honeycomb coil)を含む高周波高圧変圧器に関する。
一般的な高周波高圧変圧器は、コアに巻装した低圧側の一次巻線の外周に絶縁層を介して高圧側の二次巻線を巻き重ねているが、この二次巻線は密接に巻回されていることから大きな分布容量を有していた(特許文献1)。
上述のハニカムコイルは、巻線を蜂の巣状に交差させるように巻くために分布容量が小さいという利点があるが、単に従来の筒状の二次巻線をハニカムコイルに代えても高周波変圧器としての使用には適しない。何故ならば、その巻き形式から幾何学的な寸法が大きくなるからである。
こうした観点から、コアに巻装した低圧側の一次巻線の外周に絶縁層を介して高圧側の二次巻線を巻き重ねた高周波高圧変圧器において、次の構成を有するものが提案されている(特許文献2)。
(イ)上記二次巻線を電気的直列方向に複数に分割するとともに、それらの分割巻線をそれぞれリング状乃至鍔状でかつ共通の形態を備えたハニカムコイルに形成する。
(ロ)各ハニカムコイルの外周部を隣接するハニカムコイルの内周部へ順次直列接続して、一連の巻線とし、当該巻線の一端側を接地することで、ハニカムコイルの内周部を低電位態勢とする(内周部と一次巻線との間の電位差を小さくし絶縁層を薄くするため)。
特開平5−129140 特開2009−117626 特開2000−173840 特開2000−124036
特許文献2の高周波高圧変圧器は、ハニカムコイルの長所を活かして分布容積を低減しているが、複数段のハニカムコイルを直列方向に配置することになるため、その直列方向の高圧側において、周囲の電子要素との間で放電を生ずる可能性がある。この放電を回避するためには、上記特許文献2では開示していないが、出願人は、本願図9(A)及び(B)に示すような変圧器を想定して、複数段のハニカムコイル26の高圧側に大きくスペース(絶縁距離)Wをとることを考えた。
しかしながら、高圧側に大きくスペースをとる場合には、ハニカムコイルを均一に巻線すると、入力と出力との結合係数が小さくなり、リーケージインダクタンスが大きく、効率を下げることになった。
高周波高圧変圧器の分野においては、近年では電源の小型軽量化を指向する傾向があり、また周波数を50/60Hzから20kHz〜100kHzへと上げてきたため、その高周波化に対応した鉄心が開発されてきた。PQコア(例えば特許文献3参照)やポットコア(特許文献4参照)は、コイルを包み込む如き形状をしているために、漏れ磁束が少なく高効率化に対応している。その反面、当該形状のコアとコイルとの間での絶縁対策が必要となり、先に述べた問題点が顕著になった。
本発明の第1の目的は、漏れ磁束の少ないコアの形状に適応した、ハニカムコイルの構造を含む高周波高圧変圧器を提案することである。
本発明の第2の目的は、二次巻線を、それぞれ複数のハニカムコイルを含む2つの二次巻線部分とし、2つの二次巻線部分の互いに接する端部に設けた高圧用端子から反対側の端部に設けた低圧側の端部に向かって、各ハニカムコイルの巻き数が大となるようにすることで二次巻線の両側に大きな絶縁スペースをとらなくても絶縁性が確保でき、リーケージインダクタンスを小さくできる高周波高圧変圧器を提供することである。
第1の手段は、
第1コア部と、
第1コア部の周りに巻装した低圧側の一次巻線と、
一次巻線の外周に絶縁層を介して巻き重ねた高圧側の二次巻線とを具備し、
この二次巻線を、直列的に接続される複数の分割巻線に分割するとともに、各分割巻線をハニカムコイルで形成してなる高周波高圧変圧器において、
上記二次巻線は、それぞれ直列的に連続する複数のハニカムコイルを含む2つの二次巻線部分で構成され、
これら二次巻線部分の相互に接する端部を、高電位用接続端部を兼ねる第1端部とし、また2つの二次巻線部分の反対側の各端部を、低電位用接続端部を兼ねる第2端部として、
上記2つの二次巻線部分は、一方の二次巻線部分を正巻きに、他方の二次巻線部分を逆巻きにそれぞれ形成するとともに、
筒軸方向を第1端部側から第2端部側に向かうに従って各二次巻線部分のハニカムコイルの巻き数が増加するように形成した。
本手段は、図5及び図6に示すように、二次巻線20を、直列的に接続される複数のハニカムコイル26A…で形成するタイプの高周波高圧変圧器において、二次巻線を、それぞれ複数のハニカムコイルを含む正巻きの二次巻線部分20n及び逆巻きの二次巻線部分20rで形成し、さらに筒軸方向Oを第1端部22側から第2端部24側へ向かうに従って巻き数が増大するように構成することを提案する。これにより最も外側のハニカムコイル26Aとコアとの垂直方向の絶縁距離Wを小さくすることができる。図示例では各ハニカムコイルの内周部を外周部と比べて低電位態勢となるようにハニカムコイルを結線している。
第2の手段は、第1の手段を有し、かつ
上記第1コア部と第1コア部の外周面から一定の距離を存する第2コア部との対応する各端部を、連結ブリッジを介して連結してコア材を構成し、
第1コア部と第2コア部との間隙内に上記第一巻線及び第2巻線を収納するとともに、
上記第一巻線は、上記二次巻線を挟む内外2重の筒状のコイル部からなるサンドイッチ構造であって、内側コイル部と外側コイル部とを電気的に接続するとともに、内側コイル部と二次巻線との間、及び二次巻線と外側コイル部との間にそれぞれ絶縁層を介在させて、第二巻線を内包するように設け、
さらこの第一巻線を第二巻線とともに上記第1コア部及び第2コア部との間の間隙に収納した。
本手段では、コア材2として、例えば図1に示す一次巻線12及び二次巻線20を内外両側からはさみ込むタイプのもの(PQコアやポットコア)を用いることを提案する。
第3の手段は、第2の手段を有し、かつ
一次巻線の内側コイル部から二次巻線までの距離、及び、一次巻線の外側コイル部から二次巻線までの距離が、筒軸方向を各第2端部側から第1端部側へ近づくに従って大となるように構成した。
本手段では、図6の如く、一次巻線の内側コイル部から二次巻線までの距離V1a、V1b、V1c…及び、一次巻線の外側コイル部から二次巻線までの水平方向の絶縁距離V2a、V2b、V2c…が、筒軸方向を各第2端部側から第1端部側へ近づくに従って大となるように構成した。
第1の手段及び第2の手段に係る発明によれば、二次巻線を、2つの二次巻線部分で構成し、2つの二次巻線部分の相互に接する端部に高電位用の第1端子を、二次巻線部分の反対側の端部に低電位用の2次端子をそれぞれ形成し、筒軸方向を第1端子側から第2端子へ向かうに従って、各二次巻線のハニカムコイルの巻き数が増加するから、ハニカムコイルと周囲の電子要素(第2の手段にあっては連結ブリッジ)との放電を防止できる。
第3の手段に係る発明によれば、筒軸方向を低電位用の第2端部から高電位用の第1端部へ向かうに従って、ハニカムコイルの巻き数が小さくなることに伴い、一次巻線の内側コイル部乃至外側コイル部から二次巻線までの距離が大となるようにしたから、両者の間の絶縁効果を高めることができる。
本発明の高周波高圧変圧器の底面図である。 図1の高周波平面図の一部を切り欠いた正面図である。 図2の状態から外部絶縁層を除去して示す高周波高圧変圧器の正面図である。 図2のIV−IV方向に示す高周波高圧変圧器の横断面図である。 図1のV−V方向に示す高周波高圧変圧器の縦断面図である。 図5の一部拡大断面図である。 図1のVII−VII方向に示す高周波高圧変圧器の縦断面図である。 図1の高周波高圧変圧器の回路図である。 本発明の高周波高圧変圧器と対比するための参考例(従来公知のハニカムコイルに公知のコアを適用した場合を想定した例)を示しており、図9Aは正面方向から見た参考例の縦断面図、図9Bは側方から見た参考例の縦断面図である。
図1から図8は、本発明の第1の実施形態に係る高周波高圧変圧器を示している。この高周波変圧器は、コア材2と、巻線機構10とで構成されている。
コア材2は、図4に示す如く、垂直棒状の第1コア部4と、この第1コア部4の周面との間に一定の間隙Gを存して、当該周面の一部又は全部と向かい合う第2コア部6と、これら第1コア部4及び第2コア部6を連結する連結ブリッジ8とで構成されている。
図示のコア材2は、PQコアタイプであり、一つの第1コア部4と、一対の第2コア部6を含み、第1コア部4の上下両端部を、図5に示す如く、第2コア部の対応する端部に連結ブリッジ8で連結している。従来公知のようにコア材を、分離可能な上下2つのパーツに形成することができる。また、コア材2をポットコアとして構成してもよい。
上記第2コア部6は、第1コア部4の両側に位置しており、かつ、第2コア部6の内周面は、図4に示すように、第1コア部4の表面と同心状の円弧面に形成している。
巻線機構10は、一次巻線12及び二次巻線20を含む、全体として筒状の構造物であり、第1コア部4及び第2コア部6の間隙Gを通るように構成されている。好適な実施例として、一次巻線及び二次巻線をモールド樹脂Mで覆って一体化することができる。図1及び図4では、二次巻線の構造をよく示すために、モールド樹脂を透明に描いている。
上記一次巻線12は、図7の如く、二次巻線20をはさむ内側コイル部12aと外側コイル部12bとで2重筒状に形成されており、さらに両コイル部を連結線12cで電気的に連結してなる。内側コイル部12aの内周面及び外周面、並びに外側コイル部12bの内周面及び外周面はそれぞれ絶縁層16で覆われている。絶縁層16は例えば絶縁紙で形成することができる。内側コイル部12aは第1コア部4の外周面に、また外側コイル部12bは第2コア部6の内周面に、それぞれ絶縁層16を介して近接している。
上記外側コイル部には、後述の二次リード線を挿通するための窓部14を設ける。窓部14は二次リード線の径より大径として絶縁距離を確保している。また二次リード線の挿通孔を除く部分は内外の絶縁層16で覆っている。
上記二次巻線20は、図5に一点鎖線で囲って示す、正巻きの二次巻線部分20nと、逆巻きの二次巻線部分20rとで構成する。図7に示す如く、2つの二次巻線部分の互いに接する端部は、第1端部22として、上記窓部14を介して挿入する1本の第1端部用二次リード線30Aに接続する。また2つの二次巻線部分の反対側の端部は第2端部24として、2本の第2端部用二次リード線30Bにそれぞれ接続する。
図8は、一次巻線12及び二次巻線20を含む本願高周波変圧器の回路図を示している。上述の第2端部用二次リード線30Bはそれぞれ接地されており、正巻きの二次巻線部分20n及び逆巻きの二次巻線部分20rのうち二次リード線30Bと接続する第2端部24は、第1端部22に対して低電位となっている。
この構成によれば、二次巻線20を、正巻きの二次巻線部分20nと、逆巻きの二次巻線部分20rとで構成したので、一次側への交流電圧の入力により、一次巻線12及び二次巻線20を貫く磁束が発生したときに、図7に白矢印又は黒矢印で示す如く、正巻きの二次巻線部分20nと逆巻きの二次巻線部分20rとに反対向きの起電力が作用する。
図示例において、二次巻線20の上下両端の高さは一次巻線12の上下両端の高さに対応しており、両者の巻線面積は同じであるから、後述の図9の参考例と比較して、1次入力側との結合面積は大である。
正巻きの二次巻線部分20n及び逆巻きの二次巻線部分20rは、それぞれ複数のハニカムコイル26A、26B,26C…に分割されている。各ハニカムコイルは、図5の右半図に点線で示すように、略リング板状に形成されている。各二次巻線部分のハニカムコイル26A…の個数は同じであり、第1端部22からの順位が同じであるハニカムコイル26A…の寸法、巻き数は同じとすることが好適である。これらハニカムコイル26A…は、図7の右半図に示すように、各ハニカムコイルの内周部と隣りのハニカムコイルの外周部とを電気的に順次連結して、直列接続する。
各二次巻線部分のハニカムコイルは、筒軸方向Oを第1端部22側から第2端部24側に向かうに従って巻き数が多く、かつ大径になるものとする。この構成によれば、第1端部22に比べて第2端部24を低電位圧態勢とすることにより(例えば図8に示すように第2端部24を接地させることにより)、ハニカムコイル26A…の巻き数及び径は、高電位側から低電位側に向かうに従ってそれぞれ大となる。換言すれば、図6に示すように、各ハニカムコイル26A…と一次巻線12の外側コイル部12bとの間の水平方向の絶縁距離V1a,V1b…、及び、各ハニカムコイル26A…と一次巻線12の内側コイル部12aとの水平方向の絶縁距離V1a,V1b…は、次式に示すように低圧側から高圧側へ向かうに従ってそれぞれ大となる。
[数式1]V1a<V1b<V1c<V1d<V1e
[数式2]V2a<V2b<V2c<V2d<V2e
これにより、幾何学的寸法の大きいハニカムコイルの特性を利用して、一次巻線12と二次巻線20との間の絶縁性能を十分に確保できる。図示例では、各ハニカムコイルについて外側コイル部12bまでの距離と内側コイル部12aまでの距離とを等しくしている。
また二次巻線20の筒軸方向反対側に位置する第2端部側で低電位態勢となるので、二次巻線20と連結ブリッジ8との間に大きな絶縁距離をとらなくても所要の絶縁性能が確保できる。こうしたコイルの構造及び性能は、PQコアやポットコアの如くコイルを内外両側から包み込む形状のコアに適しており、こうしたコアを採用することで、全体として、ハニカムコイルを利用して分配容量を低減し、ハニカムコイルの巻き数の変化により絶縁性能を確保し、かつPQコアなどを採用することでリーケージインダクンスを低減した高周波高圧変圧器を実現することができる。
図9(A)(B)は、本発明の比較例として、ハニカムコイルを利用した巻線機構に、PQコイルを適用した構造を想定して示している。Aは一次巻線、Bは、ハニカムコイルを含む二次巻線、Cはコアである。二次巻線に接続した2次側リード線Lの一端e側を接地するなどして、他端e側を相対的に高電位とする。そうすると高電位側のハニカムコイルとコアとの間に大きな垂直方向の絶縁距離Wをとる必要がある。このように絶縁距離をとることで二次巻線Bの上端が一次巻線Aのそれに比べて低くなる。二次巻線Bの上端よりも上方の一次巻線部分aは、二次巻線と向かい合っていないので、その分だけ結合度が低下する。
これに比べて本発明の構成では、垂直方向外側のハニカムコイルを低電位とすることができるので、垂直方向に大きな絶縁距離をとる必要がない。従って図9の参考例の場合に比べて結合度が高い。
2…コア材 4…第1コア部 6…第2コア部 8…連結ブリッジ
10…巻線機構 12…一次巻線 12a…内側コイル部 12b…外側コイル部
12c…連結線 14…窓部 16…絶縁層 18…第1リード線
20…二次巻線 20n…正巻きの二次巻線部分 20r…逆巻きの二次巻線部分
22…第1端部 24…第2端部
26A,26B,26C,26D,26E…ハニカムコイル
30A…第1端部用二次リード線 30B…第2端部用二次リード線
A…一次巻線 a…一次巻線部分 B…二次巻線 C…コア G…間隙
L…2次側リード線
M…モールド樹脂 O…筒軸方向 W…垂直方向絶縁距離

Claims (3)

  1. 第1コア部と、
    第1コア部の周りに巻装した低圧側の一次巻線と、
    一次巻線の外周に絶縁層を介して巻き重ねた高圧側の二次巻線とを具備し、
    この二次巻線を、直列的に接続される複数の分割巻線に分割するとともに、各分割巻線をハニカムコイルで形成してなる高周波高圧変圧器において、
    上記二次巻線は、それぞれ直列的に連続する複数のハニカムコイルを含む2つの二次巻線部分で構成され、
    これら二次巻線部分の相互に接する端部を、高電位用接続端部を兼ねる第1端部とし、また2つの二次巻線部分の反対側の各端部を、低電位用接続端部を兼ねる第2端部として、
    上記2つの二次巻線部分は、一方の二次巻線部分を正巻きに、他方の二次巻線部分を逆巻きにそれぞれ形成するとともに、
    筒軸方向を第1端部側から第2端部側に向かうに従って各二次巻線部分のハニカムコイルの巻き数が増加するように形成したことを特徴とする、高周波高圧変圧器。
  2. 上記第1コア部と第1コア部の外周面から一定の距離を存する第2コア部との対応する各端部を、連結ブリッジを介して連結してコア材を構成し、
    第1コア部と第2コア部との間隙内に上記第一巻線及び第2巻線を収納するとともに、
    上記第一巻線は、上記二次巻線を挟む内外2重の筒状のコイル部からなるサンドイッチ構造であって、内側コイル部と外側コイル部とを電気的に接続するとともに、内側コイル部と二次巻線との間、及び二次巻線と外側コイル部との間にそれぞれ絶縁層を介在させて、第二巻線を内包するように設け、
    さらにこの第一巻線を第二巻線とともに上記第1コア部及び第2コア部との間の間隙に収納したことを特徴とする、請求項1記載の高周波高圧変圧器。
  3. 一次巻線の内側コイル部から二次巻線までの距離、及び、一次巻線の外側コイル部から二次巻線までの距離が、筒軸方向を各第2端部側から第1端部側へ近づくに従って大となるように構成したことを特徴とする、請求項2記載の高周波高圧変圧器。
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