JP5462239B2 - 薪ストーブ - Google Patents

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本発明は、薪を燃焼させる薪ストーブに係り、特に、丸太,これを縦割りした木,建物の廃木材,木製の瓦礫等の薪を燃料とすることのできる薪ストーブに関する。
従来、この種の薪ストーブとして、例えば、特許第4465013号公報(特許文献1)に掲載されたものが知られている。
図5に示すように、この薪ストーブSaは、薪Wを投入する開閉可能な薪投入口101を有しこの薪投入口101から投入された薪Wを燃焼させる一次燃焼室100と、この一次燃焼室100に水平方向に隣接して設けられ一次燃焼室100からの燃焼ガスを燃焼させる二次燃焼室102と、二次燃焼室102の排ガスを排気する煙突103と、一次燃焼室100と二次燃焼室102との間に設けられ燃焼ガスが通過する多数の小孔を有した燃焼促進板104とを備えている。105は二次燃焼室102の壁部に設けられ開閉可能な灰取出口、106は灰取出口105の蓋に設けられ二次燃焼室102へ空気を供給する空気供給口、107は二次燃焼室102の壁部に設けられ乾燥木を投入する投入管である。
そして、この薪ストーブSaにより、薪Wを燃焼させるときは、薪投入口101から薪Wを一次燃焼室100に投入して着火する。一次燃焼室100で薪Wが燃焼すると、燃焼ガスが二次燃焼室102に至って更に燃焼が進み、煙突103から排気されていく。この場合、燃焼の拡大に伴って燃焼促進板104が赤熱し、燃焼ガスがこれに接触することから、燃焼が促進される。また、灰取出口105から一次燃焼室100,二次燃焼室102内に火掻き金具を適宜差し込んで、薪Wの燃焼塊である所謂おき火を燃焼室100,102の底全体に広げ、その後、投入管104から乾燥木を投入すると、乾燥木が燃焼し燃焼促進板104が発熱状態となって、二次燃焼室102の内部が高温に保持され、二次燃焼室102での燃焼が確保されるようになっている。
特許第4465013号公報
ところで、上記従来の薪ストーブSaにあっては、投入管107から乾燥木を投入することにより、乾燥木を燃焼させて燃焼促進板104を発熱させるとともに、二次燃焼室102の内部を高温に保持して、二次燃焼室102での燃焼を確保するようにしているが、二次燃焼室102での燃焼が必ずしも円滑に行われないことがあるという問題があった。その理由は、燃焼促進板104の小孔を通過する燃焼ガスはこの燃焼促進板104により燃焼が促進されるが、燃焼促進板104と二次燃焼室102の底壁部との間に、二次燃焼室102に連通する空隙C(図5(a))が形成されているので、相当量の燃焼ガスがこの空隙Cを通って直接二次燃焼室102に入ることになり、また、乾燥木の燃焼ガスも直接二次燃焼室102に入り込むことから、燃焼促進板104の機能が必ずしも十分に発揮されないからである。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたもので、燃焼促進板の燃焼促進機能を確実かつ十分に発揮させることができるようにし、二次燃焼室での燃焼効率の向上を図った薪ストーブを提供することを目的とする。
このような目的を達成するため、本発明の薪ストーブは、薪を投入する開閉可能な薪投入口を有し該薪投入口から投入された薪を燃焼させる一次燃焼室と、該一次燃焼室に水平方向に隣接して設けられ該一次燃焼室からの燃焼ガスを燃焼させる二次燃焼室と、該二次燃焼室の排ガスを排気する煙突と、上記一次燃焼室と二次燃焼室との間に設けられ燃焼ガスが通過する多数の小孔を有した燃焼促進板とを備えた薪ストーブにおいて、
上記二次燃焼室を上記一次燃焼室とは隔壁で仕切って区画形成し、上記二次燃焼室の下側に上記一次燃焼室に連通して設けられ上記二次燃焼室の隔壁を加熱する加熱室を設け、上記二次燃焼室の容積を上記加熱室の容積よりも小さく形成し、該加熱室を構成する壁部に、該加熱室内に空気を供給可能な空気供給部を設けた構成としている。
これにより、薪を燃焼させるときは、薪投入口から薪を一次燃焼室に投入して着火する。空気供給部からは加熱室を通って一次燃焼室に燃焼空気が供給されるので、一次燃焼室で薪が燃焼していき、燃焼ガスが二次燃焼室に至って更に燃焼が進み、煙突から排気されていく。この際、燃焼の拡大に伴って燃焼促進板が赤熱し、燃焼ガスがこれに接触することから、燃焼が促進される。この場合、二次燃焼室は、一次燃焼室とは隔壁で仕切って区画形成されているので、一次燃焼室の燃焼ガスは、必ず、燃焼促進板の小孔を通過することになり、そのため、従来のように直接二次燃焼室には至らないので、燃焼促進板の燃焼促進機能を確実かつ十分に発揮させることができるようになり、二次燃焼室での燃焼効率の向上が図られる。また、一次燃焼室に連通する加熱室を別途設けたので、この加熱室での燃焼ガスの燃焼により、二次燃焼室及び燃焼促進板が加熱させられることから、単に、一次燃焼室と二次燃焼室とを燃焼促進板で仕切った構造のものに比較して、確実に二次燃焼室及び燃焼促進板を加熱することができ、より一層、二次燃焼室及び燃焼促進板の機能の向上が図られる。
そして、必要に応じ、上記一次燃焼室の底壁部から上壁部までの高さHを、H=700mm〜2000mmに設定し、上記加熱室及び二次燃焼室を、0.5H以下の位置であって上記一次燃焼室の下側から水平方向に突出形成した構成としている。
これにより、例えば、丸太,これを縦割りした木,建物の廃木材,木製の瓦礫等の例えば比較的長尺の薪を燃やそうとする場合、投入口からこの薪をその一端部を下にして投入する。尚、薪の長さが一次燃焼室の上側より長い場合には、適宜切断して用いる。この場合、薪の一端部が揃えられて一次燃焼室の底壁部に支持されて一次燃焼室に臨むようになる。そのため、一次燃焼室においては、この揃えられた薪の一端部から燃焼していく。この燃焼の際、投入口は閉じられているので、一次燃焼室の上側内部は略無酸素状態になることから、燃焼室の底壁部側に位置する薪の一端部のみが燃焼させられ、薪は均一に安定的に燃焼させられる。また、薪はその一端部を下にして投入されて一端部から燃焼していくので、徐々に降下していき、薪の一端部に生じる薪の燃焼塊である所謂おき火が加熱室側に押し出されることになり、そのため、加熱室での燃焼も進み、二次燃焼室及び燃焼促進板が加熱させられ、より一層、二次燃焼室及び燃焼促進板の機能の向上が図られる。尚、比較的長さの短い薪であっても、投入口から投入すれば一次燃焼室に落下するので、燃焼させることができることは勿論である。
この場合、上記一次燃焼室の上記二次燃焼室に対向する側壁部を上側から上記加熱室側に向けて傾斜形成したことが有効である。
これにより、一次燃焼室の側壁部が加熱室側に向けて傾斜しているので、一次燃焼室に投入された薪がその一端部から燃焼して徐々に降下していく際、より一層おき火が加熱室側に押し出され易くなり、そのため、加熱室での燃焼を促進させ、二次燃焼室及び燃焼促進板の機能の向上が図られる。
また、必要に応じ、上記加熱室を構成し上記一次燃焼室に対向する壁部に、該加熱室内で燃焼させるための別の燃料を投入可能にするとともに該一次燃焼室の底壁部に生じた薪の燃焼塊を該加熱室側に引き寄せ可能にする開閉可能な第二投入口を設けた構成としている。
これにより、加熱室での燃焼が不十分の場合には、第二投入口を開け、二次燃焼室を通して一次燃焼室内に火掻き金具を適宜差し込んで、薪の燃焼塊である所謂おき火を二次燃焼室側に引き寄せ、あるいは、この第二投入口から乾燥木等の別の燃料を投入して燃焼させる。これにより、加熱室の燃焼が活発になって燃焼が促進させられ、より確実に二次燃焼室及び燃焼促進板の機能の向上が図られる。また、加熱室での燃焼ガスも、必ず燃焼促進板を通過するので、この点でも、燃焼ガスの燃焼が確実に行われる。
更に、必要に応じ、上記空気供給部を、上記加熱室を構成する両側壁部に夫々設けた構成としている。加熱室に両側から空気を供給できるので、より一層、加熱室での燃焼効率を向上させることができる。
本発明によれば、二次燃焼室は、一次燃焼室とは隔壁で仕切って区画形成されているので、一次燃焼室の燃焼ガスは、必ず、燃焼促進板の小孔を通過することになり、そのため、従来のように直接二次燃焼室には至らないので、燃焼促進板の燃焼促進機能を確実かつ十分に発揮させることができるようになり、二次燃焼室での燃焼効率を向上させることができる。また、一次燃焼室に連通する加熱室を別途設けたので、この加熱室での燃焼ガスの燃焼により、二次燃焼室及び燃焼促進板が加熱させられることから、単に、一次燃焼室と二次燃焼室とを燃焼促進板で仕切った構造のものに比較して、確実に二次燃焼室及び燃焼促進板を加熱することができ、より一層、二次燃焼室及び燃焼促進板の機能を向上させることができる。
本発明の実施の形態に係る薪ストーブを示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る薪ストーブを示し、(a)は正面図、(b)は側面図である。 本発明の実施の形態に係る薪ストーブを示す要部断面斜視図である。 本発明の実施の形態に係る薪ストーブを示す側面断面図である。 従来の薪ストーブを示し、(a)は正面図、(b)は側面図である。
以下、添付図面に基づいて本発明の実施の形態に係る薪ストーブについて詳細に説明する。尚、上記従来と同様のものには同一の符号を付して説明する。
図1乃至図4に示すように、本発明の実施の形態に係る薪ストーブSは、鉄などの金属板で形成された本体1と、該本体1を支持する脚体2とを備えて構成されている。本体1は、薪Wを燃焼させる一次燃焼室10と、一次燃焼室10に水平方向に隣接して設けられ一次燃焼室10からの燃焼ガスを燃焼させる二次燃焼室20と、二次燃焼室20を下側から加熱する加熱室30とを備えている。
一次燃焼室10は、上下に長い略直方体状に形成されており、一次燃焼室10の底壁部11から上壁部12までの高さHが、H=700mm〜2000mmに設定されている。加熱室30及び二次燃焼室20は、0.5H以下の位置であって一次燃焼室10の下側から水平方向に突出形成されている。一次燃焼室10の正面側の側壁部13の上側には、一次燃焼室10内に薪Wを投入する薪投入口14が形成されている。薪投入口14は、開閉扉15によってヒンジにより開閉可能になっている。また、正面側及び背面側の両側壁部の下側には、補強部材16が固設されている。更に、一次燃焼室10の二次燃焼室20に対向する側壁部17は、外壁部17aと内壁部17bとからなり、内壁部17bは、上側から加熱室30側に向けて傾斜形成されている。
一次燃焼室10と二次燃焼室20との間には、燃焼ガスが通過する多数の小孔21を有した燃焼促進板22が設けられている。燃焼促進板22は、金属あるいはセラミックス等で形成され、垂直方向の面を有している。二次燃焼室20は、一次燃焼室10に対して燃焼促進板22と共同して隔壁23により仕切って区画形成されている。そして、加熱室30は、二次燃焼室20の下側であって、一次燃焼室10に連通して設けられ二次燃焼室20の隔壁23を加熱する。二次燃焼室20の容積は、加熱室30の容積よりも小さく形成されている。二次燃焼室20の上側には排ガスを排気する煙突24が設けられている。
また、加熱室30を構成する両側壁部31には、夫々、加熱室30内に空気を供給可能な空気供給部32が設けられている。この空気供給部32は、図1に示すように、加熱室30と外気とを連通する空気管33と、空気管33に供給する空気量を調整する空気調整管34とを備えてなる。空気調整管34は、空気管33の外側開口から進退動可能に挿入され、側壁に長手方向に沿う開放口34aを備えた筒状の部材であり、空気管33に対する進退動により開放口34aの開度を変えて、空気量を調整する。
更に、加熱室30を構成し一次燃焼室10に対向する壁部35には、加熱室30内で燃焼させるための別の燃料を投入可能にするとともに、一次燃焼室10の底壁部11に生じた薪Wの燃焼塊を加熱室30側に引き寄せ可能にする開閉可能な第二投入口36が設けられている。第二投入口36は、開閉扉37によってヒンジにより開閉可能になっている。開閉扉37にも空気調整窓38が設けられている。
従って、この実施の形態に係る薪ストーブSにより、薪Wを燃焼させるときは、図4に示すように、薪投入口14から薪Wを一次燃焼室10に投入して着火する。空気供給部32からは加熱室30を通って一次燃焼室10に燃焼空気が供給されるので、一次燃焼室10で薪Wが燃焼していき、燃焼ガスが二次燃焼室20に至って更に燃焼が進み、煙突24から排気されていく。
この際、例えば、丸太,これを縦割りした木,建物の廃木材,木製の瓦礫等の例えば比較的長尺の薪Wを燃やそうとする場合、薪投入口14からこの薪Wをその一端部を下にして投入する。尚、薪Wの長さが一次燃焼室10の上側より長い場合には、適宜切断して用いる。この場合、薪Wの一端部が揃えられて一次燃焼室10の底壁部11に支持されて一次燃焼室10に臨むようになる。そのため、一次燃焼室10においては、この揃えられた薪Wの一端部から燃焼していく。この燃焼の際、薪投入口14は閉じられているので、一次燃焼室10の上側内部は略無酸素状態になることから、一次燃焼室10の底壁部11側に位置する薪Wの一端部のみが燃焼させられ、薪Wは均一に安定的に燃焼させられる。
この燃焼においては、燃焼の拡大に伴って燃焼促進板22が赤熱し、燃焼ガスがこれに接触することから、燃焼が促進される。この場合、二次燃焼室20は、一次燃焼室10とは隔壁23で仕切って区画形成されているので、一次燃焼室10の燃焼ガスは、必ず、燃焼促進板22の小孔21を通過することになり、そのため、従来のように直接二次燃焼室20には至らないので、燃焼促進板22の燃焼促進機能を確実かつ十分に発揮させることができるようになり、二次燃焼室20での燃焼効率の向上が図られる。また、一次燃焼室10に連通する加熱室30を別途設けたので、この加熱室30での燃焼ガスの燃焼により、二次燃焼室20及び燃焼促進板22が加熱させられることから、単に、一次燃焼室10と二次燃焼室20とを燃焼促進板22で仕切った構造のものに比較して、確実に二次燃焼室20及び燃焼促進板22を加熱することができ、より一層、二次燃焼室20及び燃焼促進板22の機能の向上が図られる。
更に、薪Wはその一端部を下にして投入されて一端部から燃焼していくので、徐々に降下していき、薪Wの一端部に生じる薪Wの燃焼塊である所謂おき火が加熱室30側に押し出されることになり、そのため、加熱室30での燃焼も進み、二次燃焼室20及び燃焼促進板22が加熱させられ、より一層、二次燃焼室20及び燃焼促進板22の機能の向上が図られる。尚、比較的長さの短い薪Wであっても、薪投入口14から投入すれば一次燃焼室10に落下するので、燃焼させることができることは勿論である。
更にまた、一次燃焼室10の側壁部17の内壁部17bが加熱室30側に向けて傾斜しているので、一次燃焼室10に投入された薪Wがその一端部から燃焼して徐々に降下していく際、より一層おき火が加熱室30側に押し出され易くなり、そのため、加熱室30での燃焼を促進させ、二次燃焼室20及び燃焼促進板22の機能の向上が図られる。この場合、空気供給部32は加熱室30の両側に設けられているので、加熱室30に両側から空気を供給できることから、より一層、加熱室30での燃焼効率を向上させることができる。
また、加熱室30での燃焼が不十分の場合には、第二投入口36を開け、二次燃焼室20を通して一次燃焼室10内に火掻き金具を適宜差し込んで、薪Wの燃焼塊である所謂おき火を二次燃焼室20側に引き寄せ、あるいは、この第二投入口36から乾燥木等の別の燃料を投入して燃焼させる。これにより、加熱室30の燃焼が活発になって燃焼が促進させられ、より確実に二次燃焼室20及び燃焼促進板22の機能の向上が図られる。また、加熱室30での燃焼ガスも、必ず燃焼促進板22を通過するので、この点でも、燃焼ガスの燃焼が確実に行われる。
尚、上記実施の形態において、一次燃焼室10や二次燃焼室20の大きさは、上記に限定されるものではなく、適宜変更して差し支えない。
平成23年(2011年)3月11日の「東日本大震災」では、三陸沖を震源に国内観測史上最大のM9.0の地震が発生し、これに伴って巨大津波が来襲し、震源地にほど近い東北地方の沿岸に沿った広範囲の地域において、都市や漁村等の市街地の多くが破壊され、多数の人が犠牲となった。また、これに伴って、住宅やビルなどの建物、橋や道路などの各種施設や自然物等が広範囲にわたって破壊され、瓦、石、コンクリート、金属、木材、繊維製品、プラスチックなどの化学製品等を含む極めて大量の瓦礫が生じた。そのため、復興においては、この瓦礫の処理が不可欠であるが、本発明の薪ストーブSによれば、木製の瓦礫を薪Wとして用い、これを燃焼させて熱源とすることができるので、瓦礫処理の一役を担うことができる。また、簡易な構造で設置も容易であり、操作性も良いことから、この木製の瓦礫の処理に極めて有用に機能すると考えられる。
S 薪ストーブ
W 薪
1 本体
2 脚体
10 一次燃焼室
11 底壁部
12 上壁部
14 薪投入口
15 開閉扉
16 補強部材
17 側壁部
17a 外壁部
17b 内壁部
20 二次燃焼室
21 小孔
22 燃焼促進板
23 隔壁
24 煙突
30 加熱室
31 側壁部
32 空気供給部
33 空気管
34 空気調整管
34a 開放口
36 第二投入口
37 開閉扉

Claims (3)

  1. 薪を投入する開閉可能な薪投入口を有し該薪投入口から投入された薪を燃焼させる一次燃焼室と、該一次燃焼室に水平方向に隣接して設けられ該一次燃焼室からの燃焼ガスを燃焼させる二次燃焼室と、該二次燃焼室の排ガスを排気する煙突と、上記一次燃焼室と二次燃焼室との間に設けられ燃焼ガスが通過する多数の小孔を有した燃焼促進板とを備えた薪ストーブにおいて、
    上記二次燃焼室を上記一次燃焼室とは隔壁で仕切って区画形成し、上記二次燃焼室の下側に上記一次燃焼室に連通して設けられ上記二次燃焼室の隔壁を加熱する加熱室を設け、上記二次燃焼室の容積を上記加熱室の容積よりも小さく形成し、該加熱室を構成する壁部に、該加熱室内に空気を供給可能な空気供給部を設け、上記加熱室を構成し上記一次燃焼室に対向する壁部に、該加熱室内で燃焼させるための別の燃料を投入可能にするとともに該一次燃焼室の底壁部に生じた薪の燃焼塊を該加熱室側に引き寄せ可能にする開閉可能な第二投入口を設け、上記空気供給部を、上記加熱室を構成する両側壁部に夫々設けたことを特徴とする薪ストーブ。
  2. 上記一次燃焼室の底壁部から上壁部までの高さHを、H=700mm〜2000mmに設定し、上記加熱室及び二次燃焼室を、0.5H以下の位置であって上記一次燃焼室の下側から水平方向に突出形成したことを特徴とする請求項1記載の薪ストーブ。
  3. 上記一次燃焼室の上記二次燃焼室に対向する側壁部を上側から上記加熱室側に向けて傾斜形成したことを特徴とする請求項1または2記載の薪ストーブ。
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