JP5461073B2 - 単切開式外科手術のための絞り開閉式シール - Google Patents

単切開式外科手術のための絞り開閉式シール Download PDF

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Description

関連出願への相互参照
本願は、2008年6月25日に出願された米国仮出願第61/075,515号の利益およびこの仮出願に対する優先権を主張し、そして、この仮出願の全内容は本明細書中に参考として援用される。
技術分野
本開示は、外科処置の間に患者の内腔へのアクセスを容易にするためのデバイスおよびその使用方法に関する。より具体的には、本開示は、組織内の切開に挿入するため、そして、1以上の外科手術用物体を密閉状態で受け取るために、組織および外科手術用物体の両方と実質的に流体密なシールを形成するように適合された外科装置に関する。
関連技術の背景
最小侵襲性の腹腔鏡処置は、一般に、身体内に挿入されるあらゆる器具類が密閉状態であることを必要とする、すなわち、例えば、外科手術領域が通気される外科処置などにおいて、気体および/または流体が内視鏡切開を通して身体を出入りしないことを確実にするための用意がなされなければならない。このような処置にとって、腹腔のような解剖学的腔内への管の導入は、通常、トロカールおよびカニューレアセンブリを組み込んだシステムを用いて達成される。カニューレは、腹腔の内部と直接連絡するので、内部の腹腔に達する患者身体の開口部内へのカニューレの挿入は、腹腔と外部の雰囲気との間に流体密な界面を維持するように適合されるべきである。腔の内部領域の雰囲気の完全性を維持することの必要性をかんがみて、広範囲の外科用器具類の導入を可能にし、そして、腔の内部領域の雰囲気の完全性を維持する、カニューレのためのシールアセンブリが所望される。この点に関して、従来技術には、このような密閉の要件を達成するための多数の試みが存在する。しかし、従来のシールアセンブリが遭遇した難点は、広範囲の器具類のサイズに適応することができないということである。さらに、カニューレ内での器具類の関節運動および/または操作が、しばしば、シールの完全性の維持に対して難点を呈する。
外科医が、外科処置において多様な直径の機器を効率的に利用することを可能にするシールアセンブリを備える外科用ポータル装置を提供すること。
摘要
本開示は、最小侵襲性の処置の間に使用するための外科用ポータル装置に関する。一局面では、装置は、ハウジングと、ハウジングから遠位に延びるポータル部材とを備え、長手方向軸を画定している。装置はまた、ハウジング内に配置された、複数のリーフ部材(leaf member)を備える絞り開閉式シール(iris seal)を有する。リーフ部材は、外科手術用物体の挿入に応じて、通路の寸法を制御するために、ハウジングに関して旋回するために適合される。リーフ部材は、外科手術用物体の軸をずらした動きを提供するために、互いに直接的には連結されない。この装置はさらに、リーフ部材に作動可能に接続され、そして、外科手術用物体の導入の際の動きに適合された、モーターおよびセンサを備える作動機構を備える。
要旨
したがって、本開示は、シールアセンブリを備える外科用ポータル装置を提供し、この装置は、外科医が、外科処置において多様な直径の機器を効率的に利用することを可能にする。このシールアセンブリは、調節可能な開口部を持つシールを提供することによって、多様な直径の機器に対応するための複数のアダプターの必要性をなくす。一実施形態は、外科用アクセスデバイスと共に使用するための、絞り開閉式シールを備える外科用ポータル装置に関する。本開示の一局面によれば、外科用ポータル装置は、ハウジングと、ハウジングから延びるポータル部材と、ポータル装置を通る気体の流れを制限するためのハウジング内に配置された絞り開閉式シールとを備える。ポータル部材は、組織内に位置決めするための寸法である。ポータル装置は、ポータル装置を通る外科手術用物体の通過を可能にするための長手方向の開口部を備える。絞り開閉式シールは、中心開口部を画定し、そして、開口部の直径を制御するような動きのために適合された複数のリーフ部材を含む。
ハウジングに関するリーフ部材の旋回式の設置は、リーフ部材が、最初の直径の通路を有する第1の相対位置から、異なる直径の通路を有する第2の相対位置へと動くことを可能にする。リーフ部材は、外科手術用物体の導入に応じて、外科手術用物体と実質的に密閉された関係を確立するように可動である。動きは、リーフ部材を作動させる作動機構により達成される。作動機構は、抵抗回路と共にモーターを備える。抵抗回路は、モーターに対する負荷を検出し、そして、特定の負荷が検出されたときにモーターを停止させるように構成される。モーターは、第2の相対位置において、リーフ部材に対する負荷トルクを解放可能に保持し、外科手術用物体との連続的なシールを生じさせる。
外科用ポータル装置は、ハウジング内に位置決めされたスイッチを備える。スイッチの係合は、モーターを作動させ、それにより、絞り開閉式シールのリーフ部材の動きを生じさせる。その結果、リーフ部材が、第1の相対位置から第2の相対位置へと動く。スイッチは、絞り開閉式シールの近位に位置づけられ得、そして、絞り開閉式シールを作動させる前に予め設定された量の時間を提供するための遅延機構を有し得る。この遅延は、絞り開閉式シールが外科手術用物体に接して閉まる前に、外科手術用物体が外科用ポータル装置に入ることを可能にする。
別の実施形態では、スイッチは、絞り開閉式シールの遠位に位置付けられ、そして、ハウジング内で外科手術用物体の導入の間に、外科手術用物体によって係合されるように適合される。なお別の実施形態では、外科用ポータル装置は、ハウジングに設置され、かつ、絞り開閉式シールのリーフ部材に作動可能に接続された手動スイッチを備える。医師は、手動スイッチを係合して、リーフ部材を第1の相対位置と第2の相対位置との間で動かす。
本発明は、例えば、以下のような項目を提供する:
(項目1) 外科用ポータル装置であって、以下:
ハウジング;
該ハウジングから延びるポータル部材であって、該ポータル部材は、組織内に位置決めするための寸法であり、そして、外科手術用物体の通過を可能にするための長手方向の開口部を備える、ポータル部材;および
該ハウジング内に配置され、かつ、内部を通る開口部を画定し、そして、該開口部内に導入される該外科手術用物体と実質的に密閉された関係を確立するように適合された絞り開閉式シールであって、該絞り開閉式シールは、該外科手術用物体の導入に応じて該開口部の寸法を制御するような動きのために適合された複数のリーフ部材を備える、絞り開閉式シール
を備える、外科用ポータル装置。
(項目2) 項目1に記載の外科用ポータル装置であって、前記絞り開閉式シールの前記リーフ部材が、前記ハウジングに関して旋回式に設置され、そして、第1の相対位置と第2の相対位置との間で旋回運動するように適合される、外科用ポータル装置。
(項目3) 項目1または2に記載の外科用ポータル装置であって、前記リーフ部材と関連付けられた作動機構を備え、該作動機構は、前記外科手術用物体の導入に応じて、該リーフ部材を前記第1の相対位置と前記第2の相対位置との間で動かすように作動可能である、外科用ポータル装置。
(項目4) 前記作動機構がモーターを備える、項目1〜3のいずれかに記載の外科用ポータル装置。
(項目5) 項目1〜4のいずれかに記載の外科用ポータル装置であって、さらに、前記モーターと関連付けられ、かつ、該モーターに対する負荷の増加を検出し、それにより、前記リーフ部材を前記第2の相対位置に解放可能に固定するように適合された抵抗回路を備える、外科用ポータル装置。
(項目6) 項目1〜5のいずれかに記載の外科用ポータル装置であって、さらに、前記ハウジング内に位置決めされたスイッチを備え、該スイッチは、前記モーターを作動させ、それにより、前記絞り開閉式シールの前記リーフ部材の、前記第1の相対位置から前記第2の相対位置への動きを生じさせるように、該ハウジング内で、前記外科手術用物体の導入の間に該外科手術用物体によって係合されるように適合される、外科用ポータル装置。
(項目7) 前記スイッチが前記シールの近位に配置される、項目1〜6のいずれかに記載の外科用ポータル装置。
(項目8) 項目1〜7のいずれかに記載の外科用ポータル装置であって、前記スイッチと関連付けられた遅延回路を備え、該遅延回路は、前記外科手術用物体が前記絞り開閉式シールを通過することを可能にするために、前記リーフ部材が前記第2の相対位置へと動く前に所定の期間を提供する、外科用ポータル装置。
(項目9) 前記スイッチが前記絞り開閉式シールの遠位に位置付けられる、項目1〜8のいずれかに記載の外科用ポータル装置。
(項目10) 項目1〜9のいずれかに記載の外科用ポータル装置であって、さらに、前記ハウジングに設置され、かつ、前記絞り開閉式シールの前記リーフ部材に作動可能に接続された手動スイッチを備え、該手動スイッチは、医師による係合のための寸法であり、かつ、該リーフ部材を前記第1の相対位置と前記第2の相対位置との間で動かすように操作される、外科用ポータル装置。
(項目11) 外科用ポータル装置であって、以下:
ハウジング;
該ハウジングから延びるポータル部材であって、該ポータル部材は、組織内に位置決めするための寸法であり、そして、外科手術用物体の通過を可能にするための長手方向の開口部を備える、ポータル部材;および
該ハウジング内に配置される絞り開閉式シールであって、該絞り開閉式シールは複数のリーフ部材を備え、該リーフ部材は、該リーフ部材を通って延びる通路の寸法を制御するような動きのために適合される、絞り開閉式シール
を備える、外科用ポータル装置。
(項目12) 項目11に記載の外科用ポータル装置であって、前記リーフ部材は、前記通路が開いている第1の位置と、該通路が実質的に閉じている第2の位置との間を可動である、外科用ポータル装置。
(項目13) 項目11または12に記載の外科用ポータル装置であって、前記リーフ部材は、前記外科用対象物の導入に応じて動くように適合され、該リーフ部材は、該外科用対象物と実質的に密閉された関係を確立するような寸法および構成である、外科用ポータル装置。
(項目14) 項目11〜13のいずれかに記載の外科用ポータル装置であって、前記リーフ部材に作動可能に接続された手動アクチュエーターを備え、該手動アクチュエーターは、該リーフ部材を前記第1の相対位置と前記第2の相対位置との間で動かすように使用者により操作可能である、外科用ポータル装置。
本明細書中に組み込まれ、本明細書の一部を構成する添付の図面は、開示の実施形態を説明し、そして、上記の本開示の一般的な説明および以下に与えられる実施形態の詳細な説明と共に、本開示の原理を説明するのに役立つ。
本開示の他の特徴および利点は、添付の図面と組み合わせて解釈すれば、一例として本発明の原理を説明する以下の詳細な説明から明らかとなる。
図1は、本開示の原理に従う、トロカールアセンブリおよびシールアセンブリの右から見た斜視図である。 図2は、本開示の原理に従う、トロカールアセンブリおよびシールアセンブリの左から見た斜視図である。 図3は、図1〜2の実施形態に従う、トロカールアセンブリおよびシールアセンブリの上面図である。 図4は、本開示の実施形態に従う、トロカールアセンブリおよびシールアセンブリの側面断面図である。 図5は、本開示に従う、リーフ部材の上面図である。 図6は、本開示の実施形態に従う、トロカールアセンブリおよびシールアセンブリの背面から見た斜視図である。 図7は、本開示に従う、内部に機器が導入された状態の、内腔にアクセスしているトロカールアセンブリおよびシールアセンブリを示す図である。 図8は、本開示に従う、トロカールアセンブリの1つの操作方法を示すフローチャートである。
詳細な説明
本開示のシールアセンブリは、トロカールアセンブリを通して機器を挿入する前後に患者の体腔と外部の雰囲気との間に実質的なシールを提供する。さらに、本発明のシールアセンブリは、多様な直径(例えば、5mm〜15mm)の機器と気密シールを形成し得る。本発明のシールアセンブリの柔軟性は、しばしば、一回の外科処置の間に多様な直径を持つ種々の機器が必要とされる内視鏡外科手術を大いに容易にする。
シールアセンブリは、種々のタイプの器具類の導入および操作の間に流体密な界面を維持し、気体および/または流体の漏れから、外科処置の雰囲気の完全性を守る。具体的には、シールアセンブリは、器具類の導入および取り出しに必要とされる力を大いに低減する。流体密な界面は、体腔内外への気体および/または流体の出入りを最小限にする。トロカールおよび/またはトロカールアセンブリを通した挿入に適合された器具類の例としては、クリップ適用具、把持具、解剖器具、牽引具、ステープラー、レーザプローブ、撮像デバイス、内視鏡および腹腔鏡、チューブ類などが挙げられる。このような機器は、まとめて「外科手術用物体」と呼ばれる。
その特徴のおかげで、シールアセンブリは、大きな直径または間隔の寸法を画定することで始動し、その後、より小さな直径へと閉じる。シールは、「休止」位置では完全に開いており、そして、作動されると、流体の流出を防止するために完全に閉じ得る。シールアセンブリは、外科手術用物体の周りで閉じ得る。この外科手術用物体の周りで閉じる能力は、挿入力を最小にし、そして、シールを損ねる可能性を低下させる。外科手術用物体の挿入および抜き取りの間の流体の流出の防止を補助するために、ダックビルシールまたはゼロシールが組み合わせて使用され得る。
以下の明細書では、従来どおり、用語「近位」は、操作者に最も近い機器の部分を指し、他方、用語「遠位」は、操作者から最も遠い機器の部分を指す。
ここで、図面(図面では、同様の参照番号がいくつかの図面を通して同一または実質的に同様の部品を識別する)を参照すると、図1〜2は、トロカールアセンブリ200に設置された、本開示のシールアセンブリ100を示す。トロカールアセンブリ200は、体腔にアクセスするという意図された目的に適した任意の従来のトロカールで有り得、そして、内部を通した機器の導入を可能にし得る。トロカールアセンブリ200は、特に、腹腔鏡手術(腹腔鏡手術では、腹腔内部にある内臓から腹壁を持ち上げるために、腹腔が適切な気体(例えば、CO)で通気される)における使用のために適合される。トロカールアセンブリ200は、代表的には、閉塞具アセンブリ(図示せず)と共に使用される。閉塞具アセンブリは、トロカールアセンブリ200の通路内に位置決め可能な先が尖った機器であり、腹壁を貫通するために利用される。次いで、閉塞具は、その後、処置において使用される外科用器具類の導入を可能にするためにトロカールアセンブリ200から取り外される。
図1〜2を参照すると、トロカールアセンブリ200は、スリーブ202の端部に設置されたトロカールハウジング204を備える。トロカールスリーブ202のトロカールハウジング204への設置にはあらゆる手段が想定され、これらの手段としては、ねじ切り式の装置、差込カップリング、スナップ嵌め装置、接着剤などが挙げられる。さらに、トロカールスリーブ202およびトロカールハウジング204は、一体成形され得る。
トロカールスリーブ202は、スリーブ202の長さに沿って延びる長手方向軸「a」を画定する。さらに、スリーブ202は、外科手術用物体の通過を可能にするような寸法の、内部の長手方向通路206を画定する。トロカールスリーブ202の遠位端の付近には、スリーブ202の壁を通って延びるアパーチャ212がある。アパーチャ212は、外科処置の間に、トロカールスリーブ202を通した通気気体の通過を可能にする。
スリーブ202の直径は多様であり得るが、代表的には、本開示のシールアセンブリ100と共に使用するためには、約10mm〜約15mmの範囲である。トロカールハウジング204は、ポート開口部214と、このポート開口部214内に位置決めされたルアー継手216とを備える。ルアー継手216は、通気のための供給源に接続するために適合され、そして、ルアー継手216の通路を選択的に開閉するための弁218を組み込む。スリーブ202は、ステンレス鋼、または、ポリマー性材料のような他の合成材料などから形成され得る。スリーブ202は、透明であっても不透明であってもよい。
引き続き図1〜4を参照して、シールアセンブリ100が詳細に考察される。シールアセンブリ100は、トロカールアセンブリ200とは別個の構成要素であり得、したがって、トロカールアセンブリ200への解放可能な接続のために適合される。あるいは、シールアセンブリ100は、トロカールアセンブリ200の一部として組み込まれ、単一のユニットを形成し得る。シールアセンブリ100は、一般に参照番号102として識別されるシールハウジングと、シールハウジング102内に配置される絞り開閉式シール104とを備える。
シールハウジング102は、アセンブリの密閉構成要素を含み、そして、シールアセンブリ100の外側弁またはシール本体を画定する。シールハウジング102はまた、中心のシールハウジング軸「b」を画定し、この軸「b」は、好ましくは、トロカールスリーブ202の軸「a」と平行でかつ一致する。シールハウジング102は、2つのハウジング構成要素のアセンブリ、すなわち、第1のハウジング構成要素106および第2のハウジング構成要素108から形成される。ハウジング構成要素106および108は、トロカールハウジング204に関して考察された上述の接続手段のいずれかによって組み立てられ得る。
第1のハウジング構成要素106は、内側すなわち近位のガイド壁112と、外側の円柱状壁114とを画定し、この外側の円柱状壁114は、近位のガイド壁112の放射状外向きに配置される。外側の円柱状壁114は、近位のガイド壁112を取り囲み、そして、遠位に延びる。近位のガイド壁112は、中心の通路116を画定し、そして、シールハウジング102内の機器を横方向に制限する。図4に最もよく示されるように、近位のガイド壁112は、外科手術用物体を受容し得る最大直径の開口部を画定する。近位のガイド壁112はさらに、円形シール118を備える。
第2のハウジング構成要素108は、横方向の壁122と円柱状部分124とを備える。横方向の壁122は、中心の通路116の周りに内側の円形シール126を備える。円柱状部分124は、第1のハウジング構成要素106の外側壁114と嵌合するような寸法である。外側壁114は、使用者による把持係合を提供する、スカラップ付きの外側表面114aを画定することが想定される。
ここで、図3〜5を参照すると、絞り開閉式シール104は、第1のハウジング構成要素106と第2のハウジング構成要素108との間に設置される。絞り開閉式シール104は、複数のリーフ部材130を備える。各リーフ部材130は、隣接するリーフ部材130と重なる。図5に示されるように、リーフ部材130は、リーフ本体134と、前縁140と、ピン110と、リーフ本体の穴132とを有する。
リーフ部材130は、単一の適切なエラストマー材料から製造され得、そして、挿入された対象物の周りにシールを形成するために十分な弾力を有する。適切な材料としては、ポリウレタンおよびコポリエステルが挙げられるがこれらに限定されない。摩擦を最小にするために、エラストマー材料は、シリコン、TEFLON(登録商標)の下で販売される製品ポリテトラフルオロエチレンなどでコーティングされ得る。前縁140は、リーフ本体134とは異なる材料から製造され得る。
絞り開閉式シール104は、シールアセンブリ100が作動されていないときには、完全に開いている。リーフ部材130は、実質的に開いている第1の相対位置から、実質的に閉じている第2の相対位置へと回転する。リーフ部材130はまた、図6に示されるように、第2の相対位置へと回転して、外科手術用物体「i」の周りにシールを形成し得る。リーフ部材130が回転する量は、中心通路116の寸法を決定する。
組み立てられた構成要素は、円周上で間隔を空けられた穴132を通して、一連のねじ131または他の凸型の留め具手段により一緒に保持される。穴132は、絞り開閉式シール104および第2のハウジング構成要素108を通って延びる。各リーフ部材130の単一の取り付け点は、それぞれの留め具131の周りで旋回することを可能にする。この旋回は、リーフ部材130が、第1の相対位置と第2の相対位置との間で変化することを可能にする。穴132から放射状で外向きに位置するピン110は、作動機構に取り付けられ、リーフ部材130への力を提供する。力は、旋回点との整列から外れる方向に作用し、モーメントを生じる。このモーメントが、リーフ部材130を強制的に回転させる。
ピンは、リーフ部材130上のどこかに位置付けられ得ることが理解される。さらに、貫通穴132に加えられるモーメントは、リーフ部材130をピン110の周りで回転させ、そして、この回転と、加えられた力とが、2つのピンまたは2つの穴を介して作用し得ることが理解される。なおさらに、リーフ部材130は、回転の代わりに、放射状にスライドし得る。
作動機構は、リーフ部材130を、第1の相対位置すなわち開位置と、外科手術用物体を係合し、そして、外科手術用物体と密閉した関係を確立するか、または、絞り開閉式シールを閉じる第2の相対位置との間で動かす。作動機構は、モーター134と、それと関連付けられたスイッチ136とを備える。モーター134は、バッテリー動力を装備したあらゆる適切な小型電気モーターであり得る。モーターの出力は、第1の相対位置と第2の相対位置との間でのリーフ部材130の旋回運動を達成するような様式で、絞り開閉式シール104のリーフ部材130に作動可能に接続される。リーフ部材130とモーター134とを接続する種々の手段が想定され、そして、当業者により理解される。
モーターは、スイッチ136によって作動される。挿入された機器がスイッチ136と接すると、始動されたスイッチが、モーター134を作動させる。モーター134は、次いで、作動機構を介してリーフ部材130に力を加える。図3および4に示されるように、第1のハウジング部材106は、この実施形態では作動機構の一部である。モーター134は、第1のハウジング部材106に作用して、ハウジング部材を回転させる。外側壁114内の凹部は、リーフ部材130のピン110とぴったり合い、そして、ピン110を受容する。第1のハウジング部材106が回転すると、モーター134からの力は、リーフ部材のピン110へと転換される。その結果、モーター134は、リーフ部材130を相対位置間で回転させる。絞り開閉式シールは、壁114が反時計回りに回転するときに閉じ、そして、シールは、壁114が時計回りに回転するときに開く。
モーター134は、作動のために電流を引く。この電流は、モーター134と関連付けられた抵抗回路128により測定され得る。モーター134に対する負荷の測定という、抵抗回路の代替的な使用が想定される。抵抗回路128によって、所定の負荷が検出されると、モーター134が適所で停止し、そして、リーフ部材130を第2の相対位置に解放可能に保持する。
モーターは作動機構の一部として開示されているが、作動機構は、医師により手動で操作され得ることが理解される。医師は、いくつかの方法で絞り開閉式シール104を作動し得る。絞り開閉式シール104の1つの作動方法は、スカラップ付きの外側表面114aを手で回転させることによるものである。手動レバーがまた、リーフ部材130を回転させる機構に接続され得る。
スイッチ136は、絞り開閉式シールと遠位端との間で、ハウジング102内に位置付けられる。外科手術用物体「i」が中心通路116内に導入されると、モーターに作動可能に接続されたスイッチ136が係合され、そしてモーター134を作動させる。絞り開閉式シール104が、次いで、外科手術用物体の周りで絞られる。このようにして、リーフ部材130は、外科手術用物体の周りで第1の相対位置から第2の相対位置へと動く。また、スイッチは、外科手術用物体の大きさおよび位置を決定し得るセンサであることも予測される。センサは、中央処理装置と相互作用して、作動させる個別のリーフ部材130と、その作動の程度を決定し得る。外科手術用物体がスイッチ136から離れると、絞り開閉式シール104が開き、そして、絞り開閉式シールを損ねることなく、外科手術用物体が取り出されることを可能にする。スイッチが作動状態を脱すると、外科手術用物体を取り出すために必要とされる力が減少する。
スイッチ136は、絞り開閉式シール104の近位に位置し、そして、遅延機構を備えることが理解される。遅延機構は、スイッチ136、モーター134の一部として、または、電気システムの別々の部分として設計され得る。遅延機構は、絞り開閉式シールを作動させる前に、予め設定された量の時間を提供する。この予め設定された量の時間は、絞り開閉式シール104が閉じる前に、外科手術用物体が中心通路116内に配置され、そして、位置決めされることを可能にする。別の代替例では、スイッチは、外科手術用物体が適所に来ると、医師によって手で作動される。
別の想定される構成は、1つのリーフ部材に対する力が、全てのリーフ部材130を旋回させるように、相互に連結されたリーフ部材130を有する。この相互連結は、リーフ部材130が独立して回転して、中心のずれたシールを形成することを防止する。このようにして、開口部の中心が固定される。外科手術用物体の中心のずれた位置決めを提供するための1つの代替例は、各リーフ部材のピンを、ばねを介して独立に作動力へと接続することである。ばねは、一部のリーフ部材130が付勢されることを可能にする一方で、その他のリーフ部材130がより大きな程度まで回転することを可能にする。ばねの力は、医師が絞り開閉式シール内で外科手術用物体を操作する間に、リーフ部材130が外科手術用物体の周りの気体の流れを停止するのに十分に回転するように調節される/調節可能であることが理解される。
さらに、全シールアセンブリがハウジングアセンブリ内で浮動することを可能にするために、リーフ部材が、一連のばねおよびレバーに取り付けられ、そして、一連のばねおよびレバーを通して作動され得ることが想定される。浮動シールアセンブリは相互連結され得、また、依然として外科的機器の中心をずらした動きを提供し得る。
100:シールアセンブリ
102:シールハウジング
104:絞り開閉式シール
106:第1のハウジング構成要素
108:第2のハウジング構成要素
128:抵抗回路
130:リーフ部材
134:モーター
136:スイッチ
200:トロカールアセンブリ
202:トロカールスリーブ
204:トロカールハウジング
206:トロカールの長手方向通路
212:アパーチャ
214:ポート開口部

Claims (11)

  1. 外科用ポータル装置であって、以下:
    ハウジング;
    該ハウジングから延びるポータル部材であって、該ポータル部材は、組織内に位置決めするための寸法であり、そして、外科手術用物体の通過を可能にするための長手方向の開口部を備える、ポータル部材;
    該ハウジング内に配置され、かつ、内部を通る開口部を画定し、そして、該開口部内に導入される該外科手術用物体と実質的に密閉された関係を確立するように適合された絞り開閉式シールであって、該絞り開閉式シールは、該外科手術用物体の導入に応じて該開口部の寸法を制御するような動きのために適合された複数のリーフ部材を備え、該絞り開閉式シールの該リーフ部材が、第1の相対位置と第2の相対位置との間で旋回運動するように適合される、絞り開閉式シール;
    該リーフ部材と関連付けられた作動機構であって、該作動機構はモーターおよび抵抗回路を備え、該抵抗回路は、該モーターと関連付けられ、かつ、該モーターに対する負荷の増加を検出し、それにより、該リーフ部材を該第2の相対位置に解放可能に固定するように適合されている、作動機構
    を備える、外科用ポータル装置。
  2. 請求項1に記載の外科用ポータル装置であって、前記絞り開閉式シールの前記リーフ部材が、前記ハウジングに関して旋回式に設置される、外科用ポータル装置。
  3. 請求項1に記載の外科用ポータル装置であって、前記作動機構は、前記外科手術用物体の導入に応じて、該リーフ部材を前記第1の相対位置と前記第2の相対位置との間で動かすように作動可能である、外科用ポータル装置。
  4. 請求項1に記載の外科用ポータル装置であって、さらに、前記ハウジング内に位置決めされたスイッチを備え、該スイッチは、前記モーターを作動させ、それにより、前記絞り開閉式シールの前記リーフ部材の、前記第1の相対位置から前記第2の相対位置への動きを生じさせるように、該ハウジング内で、前記外科手術用物体の導入の間に該外科手術用物体によって係合されるように適合される、外科用ポータル装置。
  5. 前記スイッチが前記シールの遠位に配置される、請求項4に記載の外科用ポータル装置。
  6. 請求項5に記載の外科用ポータル装置であって、前記スイッチと関連付けられた遅延回路を備え、該遅延回路は、前記外科手術用物体が前記絞り開閉式シールを通過することを可能にするために、前記リーフ部材が前記第2の相対位置へと動く前に所定の期間を提供する、外科用ポータル装置。
  7. 前記スイッチが前記絞り開閉式シールの遠位に位置付けられる、請求項4に記載の外科用ポータル装置。
  8. 請求項3に記載の外科用ポータル装置であって、さらに、前記ハウジングに設置され、かつ、前記絞り開閉式シールの前記リーフ部材に作動可能に接続された手動スイッチを備え、該手動スイッチは、医師による係合のための寸法であり、かつ、該リーフ部材を前記第1の相対位置と前記第2の相対位置との間で動かすように操作される、外科用ポータル装置。
  9. 外科用ポータル装置であって、以下:
    ハウジング;
    該ハウジングから延びるポータル部材であって、該ポータル部材は、組織内に位置決めするための寸法であり、そして、外科手術用物体の通過を可能にするための長手方向の開口部を備える、ポータル部材;
    該ハウジング内に配置される絞り開閉式シールであって、該絞り開閉式シールは複数のリーフ部材を備え、該リーフ部材は、該リーフ部材を通って延びる通路の寸法を制御するような動きのために適合され、該リーフ部材が、該通路が開いている第1の相対位置と該通路が実質的に閉じている第2の相対位置との間で旋回運動する、絞り開閉式シール;
    該リーフ部材と関連付けられた作動機構であって、該作動機構はモーターおよび抵抗回路を備え、該抵抗回路は、該モーターと関連付けられ、かつ、該モーターに対する負荷の増加を検出し、それにより、該リーフ部材を該第2の相対位置に解放可能に固定するように適合されている、作動機構
    を備える、外科用ポータル装置。
  10. 請求項9に記載の外科用ポータル装置であって、前記リーフ部材は、前記外科手術用物体の導入に応じて動くように適合され、該リーフ部材は、該外科手術用物体と実質的に密閉された関係を確立するような寸法および構成である、外科用ポータル装置。
  11. 請求項9に記載の外科用ポータル装置であって、前記リーフ部材に作動可能に接続された手動アクチュエーターを備え、該手動アクチュエーターは、該リーフ部材を前記第1の相対位置と前記第2の相対位置との間で動かすように使用者により操作可能である、外科用ポータル装置。


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