JP5280100B2 - 位置調節機構を備える外科用アクセス装置 - Google Patents

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Description

(関連出願への相互参照)
本願は、2007年5月24日に出願された、米国仮特許出願第60/931,768号の利益と、この仮出願に対する優先権を主張し、この仮出願の全内容は、本明細書において参考として援用される。
(技術分野)
本開示は、医療手順と組み合わせて、下にある身体組織にアクセスし、外科的対象物を導入することを可能にするための外科用ポータルに関する。より具体的には、本開示は、外科用機器の外科用ポータルの軸との整列を容易にし、それにより、機器の周りにシールを維持することを補助し、そして/または、ポータル内での機器の横方向の動きを最小限にするための、位置調節機構を備える外科用ポータルに関する。
(関連技術の考察)
外科用ポータルは、腹腔鏡手順または内視鏡手順を含む、種々の最小侵襲性手順において使用される。このようなポータルは、トロカールカニューレ、カテーテル、または、最小侵襲性の用手補助手順の場合は、ハンドアクセスデバイスを含む。外科用ポータルは、代表的には、ポータルを通過する機器または手の周りに流体に密なシールを形成するためのシール機構を組み込む。しかしながら、このシール機構は、しばしば、機器(特に、より小さな直径を有する機器)が、ポータルの中心軸に関して軸をずらして動かされるときに、そのシール持続能力により制限される。さらに、シール機構はまた、外科用機器が角度を付けられるとき、その一体性を持続する能力によっても制限される。ポータル内におけるより小さな直径の外科用機器のこのような極端な範囲の動きは、機器の周りに「キャットアイ」型または三日月型の溝を生成し、流体の喪失(例えば、送気ガスの喪失)をもたらし得る。
ポータル内で機器を動かすときに、そのシール持続能力によっても、その一体性を持続する能力によっても制限されず、さらに、ポータル内での小さな直径の機器の極端な範囲の動きによって機器の周りに溝を生成し、流体の喪失(例えば、送気ガスの喪失)をもたらすことのないシール機構を提供すること。
(要旨)
したがって、本開示は、ハウジング部材と、ハウジング部材から延び、長手方向軸を規定するポータル部材とを備える外科用アクセス装置に関する。ハウジング部材とポータル部材とは、細長の対象物の通過を可能にするような寸法にされた、内部を通る長手方向の通路を規定する。位置調節機構が、ハウジング部材に関して設置される。位置調節機構は、ハウジング部材内、かつ、長手方向軸の周りでの回転運動のために設置された環状要素と、環状要素に設置され、そして、長手方向軸に関して半径方向内向きに延びる第一および第二のアーム要素とを備える。第一および第二のアーム要素は、各々、長手方向の通路を横切るように位置決めされ、さらに、ハウジング部材に関して旋回するように適合される。第一のアーム要素と第二のアーム要素とは、作動可能に接続され、それによって、細長の対象物と係合する際の第一のアーム要素の旋回運動は、環状要素をこの旋回運動に応答して回転させ、そして、第二のアーム要素の対応する旋回運動をもたらす。シールが、上記ハウジング部材内に配置され得る。シールは、細長の対象物と実質的に密閉した関係を確立するように適合される。第一および第二のアーム要素は、通常、長手方向軸に関してほぼ整列した位置に向けて機器を押し進めるように付勢され得る。
位置調節機構は、第三のアーム要素を備え得る。第一、第二および第三のアーム要素は、長手方向軸に関してほぼ同軸上に並べられ得る。
環状要素は、外側要素を備え得、第一および第二のアーム要素は、この外側要素に接続される。第一および第二のアーム要素は、外側要素が回転する際にそれぞれの旋回軸の周りを旋回するように適合される。
代替的な実施形態において、環状要素は、内側要素を備え得る。第一および第二のアーム要素は、内側要素が回転する際に旋回するように適合される。外側マウントが提供され得、この場合、第一および第二のアーム要素が、外側マウントに旋回様式で設置される。この外側マウントは、ハウジング部材に関して固定される。第一および第二のアーム要素は、各々、一体ヒンジ(living hinge)を介して外側マウントに旋回様式で設置される。
別の実施形態において、外科用アクセス装置は、ハウジング部材と、ハウジング部材から延び、長手方向軸を規定するポータル部材と、ハウジング部材に関して旋回様式で設置され、長手方向軸に関して半径方向内向きに延びる少なくとも3つのアーム要素とを備え、このハウジング部材とポータル部材とは、細長の対象物の通過を可能にするような寸法にされた、内部を通る長手方向の通路を規定する。この少なくとも3つのアーム要素は、各々、長手方向の通路を横切るように位置決めされる。この少なくとも3つのアームは、細長の対象物と係合した際の第一のアームの旋回運動が、残りのアーム要素の対応する旋回運動をもたらすような様式で、少なくとも3つのアームを作動可能に接続するための、カム構造体を有する。シールが、上記ハウジング部材の内部に配置され得る。このシールは、細長の対象物と実質的に密閉した関係を確立するように適合される。少なくとも3つのアーム要素は、一体ヒンジの周りで、ハウジング部材に関して旋回様式で設置され得る。少なくとも3つのアーム要素の各々は、隣接するアーム要素の対応するカムピンを受容するためのカムスロットを備え得る。少なくとも3つのアーム要素は、細長の対象物を、通常、長手方向軸に関してほぼ整列した位置へと付勢するように適合され得る。
上記課題を解決するために、本発明は、例えば、以下を提供する:
(項目1) 外科用アクセス装置であって、該装置は、以下:
ハウジング部材;
該ハウジング部材から延び、長手方向軸を規定するポータル部材であって、該ハウジング部材と該ポータル部材とは、細長の対象物の通過を可能にするような寸法にされた、内部を通る長手方向の通路を規定する、ハウジング部材;および
該ハウジング部材に関して設置された位置調節機構
を備え、該位置調節機構は、
該ハウジング部材内、かつ、該長手方向軸の周りでの回転運動のために設置された、環状要素;および
該環状要素に設置され、そして、該長手方向軸に関して半径方向内向きに延びる第一および第二のアーム要素であって、該第一および第二のアーム要素は、各々、該長手方向の通路を横切るように位置決めされ、さらに、該ハウジング部材に関して旋回するように適合され、該第一のアーム要素と該第二のアーム要素とは、作動可能に接続され、それにより、該細長の対象物と係合する際の該第一のアーム要素の旋回運動は、該環状要素を該運動に応答して回転させ、そして、該第二のアーム要素の対応する旋回運動をもたらす、
外科用アクセス装置。
(項目2) 項目1に記載の外科用アクセス装置であって、該装置は、前記ハウジング部材内に配置されたシールを備え、該シールは、前記細長の対象物と実質的に密閉した関係を確立するように適合される、外科用アクセス装置。
(項目3) 前記第一および第二のアーム要素は、通常、前記長手方向軸に関してほぼ整列した位置に向けて該機器を押し進めるように付勢される、項目1に記載の外科用アクセス装置。
(項目4) 前記位置調節機構は、第三のアーム要素を備える、項目1に記載の外科用アクセス装置。
(項目5) 前記第一、第二および第三のアーム要素は、前記長手方向軸に関してほぼ同軸上に並べられる、項目4に記載の外科用アクセス装置。
(項目6) 前記環状要素が外側要素を備え、前記第一および第二のアーム要素が該外側要素に接続される、項目1に記載の外科用アクセス装置。
(項目7) 前記第一および第二のアーム要素が、前記外側要素が回転する際に、それぞれの旋回軸の周りを旋回するように適合される、項目6に記載の外科用アクセス装置。
(項目8) 前記環状要素が内側要素を備える、項目1に記載の外科用アクセス装置。
(項目9) 前記第一および第二のアーム要素が、前記内側要素が回転する際に旋回するように適合される、項目8に記載の外科用アクセス装置。
(項目10) 項目9に記載の外科用アクセス装置であって、該装置は、外側マウントを備え、前記第一および第二のアーム要素は該外側マウントに旋回様式で設置される、外科用アクセス装置。
(項目11) 前記外側マウントが、前記ハウジング部材に関して固定される、項目10に記載の外科用アクセス装置。
(項目12) 前記第一および第二のアーム要素が、各々、一体ヒンジを介して前記外側マウントに旋回様式で設置される、項目11に記載の外科用アクセス装置。
(項目13) 外科用アクセス装置であって、該装置は、以下:
ハウジング部材;
該ハウジング部材から延び、長手方向軸を規定するポータル部材であって、該ハウジング部材と該ポータル部材とは、細長の対象物の通過を可能にするような寸法にされた、内部を通る長手方向の通路を規定する、ハウジング部材;および
該ハウジング部材に関して旋回様式で設置され、該長手方向軸に関して半径方向内向きに延びる少なくとも3つのアーム要素であって、該少なくとも3つのアーム要素は、各々、該長手方向の通路を横切るように位置決めされ、該少なくとも3つのアームは、該細長の対象物と係合した際の第一のアームの旋回運動が、該残りのアーム要素の対応する旋回運動をもたらすような様式で、該少なくとも3つのアームを作動可能に接続するための、カム構造体を有する、少なくとも3つのアーム要素
を備える、外科用アクセス装置。
(項目14) 項目13に記載の外科用アクセス装置であって、該装置は、前記ハウジング部材の内部に配置されたシールを備え、該シールは、前記細長の対象物と実質的に密閉した関係を確立するように適合される、外科用アクセス装置。
(項目15) 前記少なくとも3つのアーム要素は、一体ヒンジの周りで、前記ハウジング部材に関して旋回様式で設置される、項目13に記載の外科用アクセス装置。
(項目16) 前記少なくとも3つのアーム要素の各々は、隣接するアーム要素の対応するカムピンを受容するためのカムスロットを備える、項目13に記載の外科用アクセス装置。
(項目17) 前記少なくとも3つのアーム要素は、前記細長の対象物を、通常、前記長手方向軸に関してほぼ整列した位置へと付勢するように適合される、項目13に記載の外科用アクセス装置。
本開示の好ましい実施形態は、添付の図面を参照することによってより良く理解される。
(実施形態の詳細な説明)
本開示のアクセス装置は、最小侵襲性の外科手順の間に、種々の直径の対象物(例えば、約4.5ミリメートル(mm)〜約15ミリメートル(mm)の機器を含む)を収容し得る。さらに、アクセス装置は、外科手順の空気完全性を維持するために、機器の周りに流体に密な界面を維持して、確立された気腹からの気体および/または流体の漏れを防ぎながら、トロカールおよび/またはカニューレアセンブリを通して挿入するために適合された、種々の型の機器を導入および操作することを企図する。具体的には、アクセス装置は、位置調節機構を備え、この機構は、外科用機器の角度を付けた操作を可能にしつつ、通常は、機器をカニューレの軸に関して整列した位置へと付勢する。本開示のこの特徴は、望ましくは、体腔へ/体腔からの、気体および/または流体の進入および排出を最小限にする。
アクセス装置と共に使用することが企図される機器の例としては、クリップアプライヤ、把持器、解剖器、牽引子、ステープラー、レーザプローブ、写真デバイス、内視鏡、および腹腔鏡、チューブなどが挙げられる。このような機器は、まとめて、本明細書において「機器」と称される。
以下の議論において、用語「近位」とは、操作中に、医師に最も近いアクセス装置の部分をいい、一方、用語「遠位」とは、医師から最も離れたアクセス装置の部分をいう。
ここで、図面を参照すると(図面において、同じ参照番号は、複数の図面にわたり、同一であるか、または、実質的に同様の部品を識別する)、図1〜2は、本開示のアクセス装置100を図示する。アクセス装置100は、体腔にアクセスするという意図された目的のために適した任意の部材であり得、そして、代表的には、内部を通した機器または医師の手の導入を可能にする通路を規定する。アクセス装置100は、特に、腹腔鏡による外科手術において使用するために適合されており、腹腔鏡による外科手術では、内部にある内臓から窩壁を持ち上げるために、腹腔に、適切なガス(例えば、CO)が送気されている。アクセス装置100は、代表的には、閉塞具アセンブリ(図示されず)と共に使用され、この閉塞具アセンブリは、アクセス装置100の通路内に位置決め可能な、先が丸いか、刃がないか、または、鋭く尖った機器であり得る。閉塞具アセンブリは、腹壁を貫通し、腹壁を通してアクセス装置100を導入するために利用され、そしてその後、アクセス装置100から取り外され、手順を行うために利用される外科用機器を、通路を通して導入することを可能にする。
アクセス装置100は、ハウジング部材102と、ハウジング部材102に接続され、ハウジング部材102から延びるポータル部材104とを備える。ポータル部材104は、ポータル部材104の長さに沿って延びる長手方向軸「k」を規定する。ハウジング部材102とポータル部材104とは、さらに、外科用機器の通過を可能にするような寸法にされた、内側の長手方向の通路106を規定する。ポータル部材104は、ステンレス鋼のような任意の適切な医薬等級の材料、または、ポリカーボネートのような高分子材料を含む他の剛性材料などから形成され得る。ポータル部材104は、透明であっても半透明であってもよい。ポータル部材104の直径は、変動し得るが、代表的には、約4.5ミリメートル(mm)〜約15ミリメートル(mm)の範囲である。
ハウジング部材102は、多数の構成要素を備え得、これらの構成要素は、一緒に組み立てられて、図面に示されるような外側ハウジングを規定する。例えば、ハウジング部材102は、主要ハウジング108および位置調節アセンブリ110を備え得る。位置調節アセンブリ110は、ハウジング部材102の構成要素であってもそうでなくてもよい。1つの実施形態において、位置調節アセンブリ110は、主要ハウジング108へと選択的かつ解放可能に設置することができる。別の実施形態において、位置調節アセンブリ110は、主要ハウジング108の一体となった部品である。位置調節アセンブリ110は、本明細書において、以下により詳細に議論される。主要ハウジング108は、ポータル部材104の近位端、具体的には、ポータル部材104のポータルフランジ112に取り付けられる。1つの方法において、主要ハウジング108は、差込みカップリングによってポータルフランジ112へと接続可能であり、この差込みカップリングは、ポータルフランジ112の外側にある半径方向に間隔を空けた舌部114と、舌部114を受容するように並べられた主要ハウジング108の内側にある対応する凹部116とから構成される。その後、ポータルフランジ112および主要ハウジング108は、回転されて、凹部116内に舌部114をしっかりとロックする。他の従来の手段(例えば、ねじ切り接続、スナップ嵌め、超音波溶接)、または当業者により想到される任意の他の手段(例えば、接着手段)が、ポータルフランジ112と主要ハウジング108とを接続するために利用され得る。主要ハウジング108は、さらに、使用者の指によってしっかりと係合されるための寸法および配置にされた、正反対の対向するハウジンググリップ118を備える。加えて、または、代替的には、縫合糸アンカーが主要ハウジングから延び得る。ポータルフランジ112および主要ハウジング108は、ポータル部材104と一体に形成され得る。
主要ハウジング108は、さらに、弁120を備える。弁120は、外科的対象物が存在しない場合に、および/または、加圧された腔の送気ガスに応答して閉じるように適合された、スリットを有するダックビル弁のようなゼロ閉鎖弁であり得る。あるいは、弁120は、ゲルシール、バルーン弁、または、フラッパー弁であり得る。
ここで、図1〜3を参照すると、位置調節アセンブリ110は、一般に参照番号122で識別される位置調節ハウジングと、位置調節機構124およびシール126(これらは各々が、位置調節ハウジング122内に配置される)とを備える。位置調節ハウジング122は、ハウジングの中心軸「m」を規定し、この軸「m」は、好ましくは、ポータル部材104の軸「k」に平行であり、そして、より具体的には、ポータル部材104の軸「k」と一致する。位置調節ハウジング122は、3つのハウジング構成要素、すなわち、第一のハウジング構成要素128、第二のハウジング構成要素130、および第三のハウジング構成要素132を組み込み、これらは、一緒に組み立てられると、位置調節ハウジング122を形成する。ハウジング構成要素128、130、132の組み立ては、主要ハウジング108に関して議論された上述の接続手段のいずれかによってなされ得る。3つの構成要素として示され、記載されるが、位置調節ハウジング122は、内部に設置された位置調節機構124およびシール126を有する単一の構成要素であり得ることが理解される。ハウジング構成要素128、130、132の組み立てられた状態において、内部シールチャンバ134および内部位置調節チャンバ136が、位置調節ハウジング122の壁内に規定される。
位置調節アセンブリ110は、内部シールチャンバ134内に配置されたシール126を備える。シール126は、環状の支持カラー138と、支持カラー138内に設置されたか、または、支持カラー138に取り付けられたシール要素140とを備え得る。支持カラー138は、ハウジングの中心軸「m」に対してほぼ直交する関係で、内部シールチャンバ134内で方向性矢印「c」(図3)の方向に相互にスライドするように適合される。支持カラー138は、プラスチック材料、金属材料またはエラストマー材料を含み得、そして、シール要素140と一体的に形成され得る。支持カラー138は、Racenetに対する、共有に係る米国特許第6,702,787号(この特許の全開示は、本明細書において参考として援用される)の特定の実施形態に開示されるアセンブリのような、2つの部分からなるリングアセンブリを含み得る。このリング部材は、互いと嵌合し、これらの間に固定されたシール要素と一緒にこのリング部材を接合するために並べられた、穴およびポストを有する。シール要素140は、好ましくは、外科用機器を密閉状態で受容するための中央の開口部を規定する内側領域を備える、中隔シールである。シール要素140の周囲は、好ましくは、支持カラー138に、または、支持カラー138内に固定される。その結果、シール要素140は、挿入された対象物を操作する間、内部シールチャンバ134内を支持カラー138と共に動き得る。シール要素140を支持カラー138に固定するために、セメント、接着剤などの使用を含め、あらゆる手段が想定される。シール要素140は、エラストマー材料を含み得、そして、エラストマー材料と並置される織物層を備えても備えなくてもよい。例えば、1つの実施形態において、シール要素140は、望ましくは、米国特許第6,702,787号の特定の実施形態に開示されるもののような、織物材料と共に圧縮成形されたエラストマー材料を含む。この織物は、高分子材料の、織った材料、編んだ材料、紐を組んだ材料、または、不織布材料を含み得る。あるいは、シール要素140は、軟ウレタンゲル、シリコンゲルなどから製造されたゲル材料を含み得る。上記のように、シール要素140および支持カラー138は、単一のユニットとして一体的に形成され得る。さらなる実施形態において、シール要素140および支持カラー138は、1種以上のエラストマーから形成され得る。
ここで、図2〜3と組み合わせて図4〜5を参照すると、位置調節機構124が詳細に考察される。位置調節機構124は、位置調節ハウジング122の内部位置調節チャンバ136内に配置される。1つの実施形態において、位置調節機構124は、シール126の近位にある;しかし、位置調節機構124はまた、シール126の遠位にあり得ることが想定される。位置調節機構124は、リングまたは環状要素142と、この環状要素142に接続され、そして、軸「m」に関して半径方向内向きに延びる複数のアーム要素144とを備える。環状要素142は、適切な高分子材料または金属を含む、あらゆる剛性材料から形成され得る。環状要素142は、軸「m」の周りで、内部位置調節チャンバ136内で方向性矢印「b」の方向に制限された回転運動をするように適合される。アーム要素144は、ヒンジ146などによって環状要素142に作動可能に接続され、それにより、アーム要素144の各々は、作動時に、ヒンジ146の周りを旋回または回転し得る。1つの実施形態において、ヒンジ146は、玉継手の配置を備え得る。アーム要素144の各々はまた、環状要素142が回転する間にピン148の周りを旋回するように、それぞれの旋回ピン148を介して、位置調節ハウジング122に関して設置される。旋回ピン148は、それぞれのアーム要素144内の対応する開口部を通って延び、そして、位置調節ハウジング122に、具体的には、位置調節ハウジング122に固定された関係にある位置調節ハウジング122のプレート150に固定される(図3)。位置調節機構124は、さらに、環状要素142に隣接するねじれバネ152を備え得る。ねじれバネ152は、一方の端部152aにおいてハウジング構成要素128へと、そして、もう一方の端部152bにおいて環状要素142へと固定される。この様式において、ねじれバネ152は、通常、図4に関して時計回りの方向に、環状要素142を付勢する。
外科用機器「i」の導入と組み合わせて、アクセス装置100の使用が考察される。位置調節アセンブリ110は、ハウジング部材102の一体となった構成要素ではない場合、ハウジング部材102へと設置される。アクセス装置100は、代表的には、アクセス装置100の長手方向の通路106内に位置決めされる鋭利な、または、刃のない閉塞具(図示されず)を利用して、送気された腹腔内へと導入される。この閉塞具は、次いで、アクセス装置100を残して取り外され、それによって、腹腔内の下にある組織へのポータルを規定する。図4を参照すると、対象物(例えば、外科用機器「i」)が、位置調節機構124およびシール126を通して位置調節アセンブリ110内へと挿入され、それによって、シール要素140の開口部を規定する部分が、機器「i」と実質的に密閉した関係で機器「i」を収容するために伸張する。機器「i」の挿入と同時に、位置調節機構124のアーム要素144の少なくとも1つが、まず、そのそれぞれの旋回ピン148の周りを、ハウジングの軸「m」に関して半径方向外向きの方向に旋回する。このアーム要素144の動きにより、環状要素142を、ねじれバネ152の付勢に対して図4に関して反時計回りの方向に、ハウジングの軸「m」の周りを回転させ(方向性矢印「b」)、位置調節機構124が外科用機器「i」を受容することを可能にする。具体的には、環状要素142の回転運動は、アーム要素144の各々を、そのそれぞれの旋回ピン148の周りを、ハウジングの軸「m」に関して半径方向外向きの方向に、同時に旋回させる。さらに、ねじれバネ152は、応力のかかった状態になり、そして、それゆえ、付勢力を適用して、環状要素142を、反対の回転方向(すなわち、図4に関して時計回りの方向)に継続して付勢する。環状要素142に対するこの角度の付いた付勢力はまた、アーム要素144を付勢し、アーム要素144を、そのそれぞれの旋回ピン148の周りを、ハウジングの軸「m」に関して半径方向内向き、または、時計回りの方向に旋回させる。この様式において、機器「i」は、アーム要素144間に捕捉され、そして、アーム要素144は、機器「i」をハウジングの軸「m」に関してほぼ整列した関係に位置決めする。この機器「i」の整列した関係は、シール126が「キャットアイ」形状になる可能性と、シール126を通した望ましくないガスの放出とを実質的に最小限にする。
図5は、位置調節機構122を通した、比較的大きな直径の機器「i」の挿入を示す。挿入の間、環状要素142は回転のより大きな角度の弧を通って回転し、そして、アーム要素144は、これに対応して、大きな機器「i」の受容を可能にするために、より大きな範囲の旋回運動により旋回する。ねじれバネ152は、環状要素142をその最初の位置へと継続して付勢し、アーム要素144に機器「i」を協働的に係合させ、そして、機器「i」をハウジングの軸「m」と整列した位置へと付勢させる。
図6〜7は、位置調節機構の代替的な実施形態を示す。位置調節機構200は、外側環状要素202と、内側環状要素204と、アーム要素206とを備える。外側環状要素202は、位置調節ハウジング122内に固定され、したがって、ハウジング122内を回転しない。内側環状要素204は、位置調節ハウジング122内で、ハウジングの軸「m」に関して制限された回転運動をするために適合される。アーム要素206は、ヒンジ208を介して外側環状要素202に接続され、そして、外側環状要素202に関してヒンジ208の周りを旋回し得る。アーム要素206を外側環状要素202に旋回様式で設置するためには、あらゆる手段が想定される。1つの実施形態において、アーム要素206は、一体ヒンジを介して外側環状要素202に設置される。アーム要素206は、旋回ピン210の周りを、外側環状要素202および位置調節ハウジング122に関して旋回するように適合される。旋回ピン210は、アーム要素206を通って延び、そして、内側環状要素204へと接続される。作動時には、機器「i」が、アーム要素206を通して進められる。アーム要素206のうち少なくとも1つは、機器「i」を係合し、そして、ハウジングの軸「m」に関して半径方向外向きに旋回する。この旋回運動は、これに対応して、内側環状要素204を、旋回ピン210との相互接続を介して、方向性矢印「b」(図6)の時計回りの方向に回転させ、そして、全てのアーム要素206を同時に旋回運動させて、機器「i」の通過を可能にする。この実施形態において、ねじれバネ152は、内側環状要素204および位置調節ハウジング122に接続され、内側環状要素204が回転運動する際に、通常は、内側環状要素204を時計回りの方向に付勢する。この付勢により、アーム要素206が機器「i」に半径方向内向きの力を与え、機器「i」を長手方向軸「m」に関してほぼ整列した位置へと位置決めする。図7は、より大きな直径の機器の挿入と、内側環状要素204のより大きな弧の回転による対応する反時計回りの回転運動と、アーム要素206の対応する旋回運動とを示す。
図8〜9は、本開示の位置調節機構の代替的な実施形態を示す。位置調節アセンブリ300は、位置調節ハウジング122内に固定された外側要素302と、外側要素302から半径方向内向きに延びる複数(例えば、3つ)のアーム要素304とを備える。アーム要素304は、一体ヒンジ306を介して外側要素302に接続され、そして、機器「i」を挿入する間、一体ヒンジ306の周りを旋回し得る。アーム要素304の各々は、その下側または遠位の表面上に形成された、カムスロットまたは凹部308を備える。アーム要素304は、さらに、アーム要素304に接続されたカムアーム310を備え、このカムアーム310は、アーム要素304と一体に形成される可能性もある。カムアーム310は、カムアーム310に接続され、かつ、隣接するアーム要素304の対応するカムスロット308内に受容される、カムピン312を備える。機器「i」を挿入する間、カムアーム310の各々のカムピン312は、隣接するアーム要素304のカムスロット308を横断し、同時に、アーム要素304をハウジングの軸「m」に関して半径方向に移動させて、機器「i」の通過を可能にする。一体ヒンジ306の配置は、通常、それぞれのアーム要素304をハウジングの軸「m」に関して半径方向内向きに付勢し得、その結果、アーム要素304は、機器「i」を捕捉し、そして、ハウジングの軸「m」に関して整列した位置へと位置決めする。図9は、位置調節機構300を通した、比較的大きな直径の機器「i」の挿入と、アーム要素304、カムアーム310およびカムピン312の対応する動きとを示す。
本開示の例示的な実施形態が、添付の図面を参照して、本明細書において記載されてきたが、本開示は、これらの正確な実施形態に限定されず、そして、本開示の範囲または精神から逸脱することなく、本開示に対して、当業者により種々の他の変更および改変がなされ得ることが理解されるべきである。例えば、ねじれバネ152は、機器に対して半径方向内向きの力を与えるために、アーム要素内に造り付けられた内部板バネと置き換えられても、または、この板バネが追加されてもよいことが想定される。他の構成もまた想定される。
図1は、本開示の原理に従う、外科用アクセス装置の斜視図である。 図2は、図1の外科用アクセス装置の部品を分離した斜視図であり、ハウジング部材、ポータル部材、および位置調節機構を示す。 図3は、ハウジング機構および位置調節機構の側面断面図である。 図4は、位置調節機構の上から見た平面図であり、環状要素と、環状要素から内向きに延びる位置調節アームとを示し、内部には小さな直径の機器が位置決めされる。 図5は、図4と同様の上から見た平面図であり、位置調節機構の内部に位置決めされた大きな直径の機器を示す。 図6は、位置調節機構の代替的な実施形態の上から見た平面図であり、外側要素と、内側要素と、内側要素に接続された位置調節アームとを示す。 図7は、図6と同様の上から見た平面図であり、内部に大きな直径の機器が位置決めされた位置調節機構を示す。 図8は、位置調節機構の代替的な実施形態の上から見た平面図であり、外側要素と、内側要素に接続された位置調節アームとを示し、この位置調節機構は、位置調節アームの動きをもたらすためのカム機構を有する。 図9は、図8と同様の上から見た平面図であり、内部に大きな直径の機器が位置決めされた位置調節機構を示す。
符号の説明
100:アクセス装置
102:ハウジング部材
104:ポータル部材
106:長手方向の通路
110、300:位置調節アセンブリ
122:位置調節ハウジング
124、200:位置調節機構
126:シール
128、130、132:ハウジング構成要素
142、202、204:環状要素
144、206、304:アーム要素
146、208、306:ヒンジ
148、210:旋回ピン
i:機器
m:ハウジングの軸

Claims (15)

  1. 外科用アクセス装置であって、該外科用アクセス装置は
    ハウジング部材と、
    該ハウジング部材から延びるポータル部材であって、該ポータル部材は、長手方向軸を規定し、該ハウジング部材および該ポータル部材は、細長の対象物の通過を可能にするような寸法にされた該ハウジング部材および該ポータル部材を通る長手方向の通路を規定する、ポータル部材と、
    該ハウジング部材に対して設置された位置調節機構
    含み、
    該位置調節機構は、
    該ハウジング部材内で、かつ、該長手方向軸の周り回転運動をするように設置され環状要素と、
    該環状要素に設置された第一および第二のアーム要素であって、該第一および第二のアーム要素は、該長手方向軸に対して半径方向内向きに延び該第一および第二のアーム要素各々は、該長手方向の通路を横切るように配置され、かつ、該ハウジング部材に対して旋回するように適合され、該第一および第二のアーム要素、作動可能に接続され、れにより、該細長の対象物と係合する際の該第一のアーム要素の旋回運動は、それに応答して該環状要素が回転することを引き起こし、かつ、該第二のアーム要素の対応する旋回運動を生じさせる、第一および第二のアーム要素と
    を含み、
    該第一および第二のアーム要素は、通常、該長手方向軸に対してほぼ整列された位置に向かって該細長の対象物を押すように付勢されている、外科用アクセス装置。
  2. 前記外科用アクセス装置は、前記ハウジング部材内に配置されたシールを含み、該シールは、前記細長の対象物と実質的に密閉した関係を確立するように適合されている、請求項1に記載の外科用アクセス装置。
  3. 前記位置調節機構は、第三のアーム要素を含む、請求項1に記載の外科用アクセス装置。
  4. 前記第一、第二および第三のアーム要素は、前記長手方向軸に対してほぼ同軸上に配置されている、請求項に記載の外科用アクセス装置。
  5. 前記環状要素は、外側要素を含み、前記第一および第二のアーム要素は、該外側要素に接続されている、請求項1に記載の外科用アクセス装置。
  6. 前記第一および第二のアーム要素は、前記外側要素が回転する際に、それぞれの旋回軸の周りを旋回するように適合されている、請求項に記載の外科用アクセス装置。
  7. 前記環状要素は、内側要素を含む、請求項1に記載の外科用アクセス装置。
  8. 前記第一および第二のアーム要素は、前記内側要素が回転する際に旋回するように適合されている、請求項に記載の外科用アクセス装置。
  9. 前記外科用アクセス装置は、外側マウントを含み、前記第一および第二のアーム要素は該外側マウントに旋回様式で設置されている、請求項8に記載の外科用アクセス装置。
  10. 前記外側マウントは、前記ハウジング部材に対して固定されている、請求項に記載の外科用アクセス装置。
  11. 前記第一および第二のアーム要素各々は、一体ヒンジを介して前記外側マウントに旋回様式で設置されている、請求項10に記載の外科用アクセス装置。
  12. 外科用アクセス装置であって、該外科用アクセス装置は
    ハウジング部材と、
    該ハウジング部材から延びるポータル部材であって、該ポータル部材は、長手方向軸を規定し、該ハウジング部材および該ポータル部材は、細長の対象物の通過を可能にするような寸法にされた該ハウジング部材および該ポータル部材を通る長手方向の通路を規定する、ポータル部材と、
    該ハウジング部材に対して旋回様式で設置された少なくとも3つのアーム要素であって、該少なくとも3つのアーム要素は、該長手方向軸に対して半径方向内向きに延び該少なくとも3つのアーム要素各々は、該長手方向の通路を横切るように配置され、該少なくとも3つのアームは、該細長の対象物と係合する際の第一のアームの旋回運動が、該残りのアーム要素の対応する旋回運動を生じさせるような様式で、該少なくとも3つのアームを作動可能に接続するためカム構造体を有する、少なくとも3つのアーム要素
    含み、
    該少なくとも3つのアーム要素は、通常、該長手方向軸に対してほぼ整列された位置に該細長の対象物を付勢するように適合されている、外科用アクセス装置。
  13. 前記外科用アクセス装置は、前記ハウジング部材に配置されたシールを含み、該シールは、前記細長の対象物と実質的に密閉した関係を確立するように適合されている、請求項12に記載の外科用アクセス装置。
  14. 前記少なくとも3つのアーム要素は、一体ヒンジの周りで、前記ハウジング部材に対して旋回様式で設置されている、請求項12に記載の外科用アクセス装置。
  15. 前記少なくとも3つのアーム要素の各々は、隣接するアーム要素の対応するカムピンを受容するためのカムスロットを含む、請求項12に記載の外科用アクセス装置。
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