JP2011125721A - 回転シールを有する外科手術用ポータル - Google Patents

回転シールを有する外科手術用ポータル Download PDF

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Abstract

【課題】外科手術用ポータル装置を提供すること。
【解決手段】ハウジング中心軸とハウジング中心チャネルとを画定するポータルハウジングと、該ポータルハウジングから延びるポータルスリーブと、該外科手術用物体の周りで実質的な密閉関係を確立するためのシール経路を画定する内側表面を有するシールであって、該シール経路は、該ハウジング中心軸に対して半径方向にオフセットされており、該シールは、該ハウジング中心軸の周りを回転し、該シール経路の位置付けを変更することにより、該ポータルハウジング内での該外科手術用物体の操作時の際に該実質的な密閉関係を実質的に維持するように適合されている、シールとを備えている、外科手術用ポータル装置。
【選択図】図1

Description

(関連出願の相互参照)
本出願は、2009年12月18日に出願された米国仮特許出願第61/287,829号の優先権の利益を主張し、その内容全体が本明細書に参考として援用される。
(本開示の分野)
本開示は、外科手術用デバイス、より具体的には、最小侵襲性処置の間の使用のために適合される回転シールを組み込んだ外科手術用ポータル装置に関する。
(関連技術の説明)
内視鏡処置、関節鏡処置、腹腔鏡処置を含む最小侵襲性外科手術処置は、組織内の開口から離れて、外科手術が器官、組織、および脈管上で実施されることを可能にする。これらの処置は概して、身体内に挿入される任意の器具類がシールされることを、例えば、流体の注入または灌注を利用する外科手術処置において、例えば、切開口を通して身体に気体が出入りしないことを保証するために準備がなされ得ることを要求する。これらの処置は通常、カニューレを通して身体内に導入される外科手術用器具を使う。カニューレは、それと関連するシールアセンブリを有する。シールアセンブリは、確立された外科手術用部位の完全性を保持するために、器具の周りに実質的に流体密シールを形成するように意図される。
シールは、それがカニューレの中心軸に対して軸から外れるように移動させられるとき、シールを支える能力によって制限され得る。シールはまた、挿入される外科手術用器具が傾けられたとき、シールの完全性を支える能力によって制限され得る。そのような動きは、シール内に「猫の目」または半月状の形状の隙間を生成し、シールの完全性の喪失をもたらす。さらなる問題は、小さい径および大きい径の外科手術用器具が使用されるときに、シールの完全性を維持する上でのシールの柔軟性を含む。
(概要)
従って、外科手術用ポータル装置は、ポータルハウジング、ポータルスリーブ、およびシールを含む。ポータルハウジングは、ハウジング中心軸およびハウジング中心チャネルを画定する。ポータルスリーブは、ポータルハウジングから延び、長手方向開口を通して下の組織へのアクセスを提供するために組織を貫通するようにサイズ決めされている。ポータルハウジングのハウジング中心チャネル、およびポータルスリーブの長手方向開口は外科手術用物体の受容と通過のための通路を画定する。シールは、外科手術用物体の周りで実質的な密閉関係を確立するためのシール経路を画定する内側表面を有する。シール経路はハウジング中心軸に対して半径方向にオフセットされている。シールは、ハウジング中心軸の周りを回転するように適合され、外科手術用物体のポータルハウジング内での操作時に実質的な密閉関係を実質的に維持するために、シール経路の位置付けを変更する。
ボールベアリングアセンブリは、ポータルハウジング内に装着され、シール軸周りでのシールの回転移動を可能にするように、シールに動作可能に結合される。ボールベアリングアセンブリは、固定リング、回転リング、およびリングによって形成されるトラック内に配置される少なくとも2つのボールベアリングを含む。回転リングはシールと連絡し、それにより、シールのシール経路はハウジング中心軸の周りを回転する。実施形態において、ボールベアリングアセンブリの固定リングは、ポータルハウジングに取り付けられた外側リングであり、回転リングは、ボールベアリングと放射状に自由に回転する内側リングである。他の実施形態において、固定リングは、ポータルハウジングに取り付けられた遠位リングであり、回転リングは、ボールベアリングの上を放射状に自由に回転する近位リングである。
ポータル装置は、シールに動作可能に結合され、ポータルハウジングから延びる手で係合可能なアクチュエータを含み得る。アクチュエータは、ハウジング中心軸周りの対応する回転移動を引き起こすために移動可能である。
実施形態において、シールは、実質的に平面であり、開口部を画定し、開口部はシール経路である。シールは、ハウジング中心軸に実質的に直交してい得るか、またはハウジング中心軸に対して実質的に傾いて配置されてい得る。他の実施形態において、シールは、斜円錐のような略じょうご状のプロフィールを画定し、開口部を有し、開口部はシール経路である。
本願は、さらに以下の手段を提供する。
(項目1)
ハウジング中心軸とハウジング中心チャネルとを画定するポータルハウジングと、
該ポータルハウジングから延びるポータルスリーブであって、該ポータルスリーブは、下の組織へのアクセスを提供するために組織を貫通するようにサイズ決めされ、かつ長手方向開口を有し、該ポータルハウジングのハウジング中心チャネルと該ポータルスリーブの該長手方向開口とは外科手術用物体の受容と通過のための通路を画定する、ポータルスリーブと、
該外科手術用物体の周りで実質的な密閉関係を確立するためのシール経路を画定する内側表面を有するシールであって、該シール経路は、該ハウジング中心軸に対して半径方向にオフセットされており、該シールは、該ハウジング中心軸の周りを回転し、該シール経路の位置付けを変更することにより、該ポータルハウジング内での該外科手術用物体の操作時の際に該実質的な密閉関係を実質的に維持するように適合されている、シールと
を備えている、外科手術用ポータル装置。
(項目2)
前記ポータルハウジング内に装着され、前記シールに動作可能に結合されたボールベアリングアセンブリを含み、該ボールベアリングアセンブリは、前記シール軸周りでの該シールの回転移動を可能にする、上記項目に記載の外科手術用ポータル装置。
(項目3)
前記ボールベアリングアセンブリは、固定リングと、回転リングと、該リングによって形成されるトラック内に配置される少なくとも2つのボールベアリングとを含み、該回転リングは前記シールと連絡し、それにより、該シールの前記シール経路は前記ハウジング中心軸の周りを回転する、上記項目のいずれか一項に記載の外科手術用ポータル装置。
(項目4)
前記ボールベアリングアセンブリの前記固定リングは、前記ポータルハウジングに取り付けられた外側リングであり、前記回転リングは、前記ボールベアリングとともに放射状に自由に回転する内側リングである、上記項目のいずれか一項に記載の装置。
(項目5)
前記固定リングは、前記ポータルハウジングに取り付けられた遠位リングであり、前記回転リングは、前記ボールベアリングの上を放射状に自由に回転する近位リングである、上記項目のいずれか一項に記載の装置。
(項目6)
前記シールアセンブリは、前記ボールベアリングアセンブリの前記回転リングに対して前記シールを固定するためのアタッチメントプレートをさらに備えている、上記項目のいずれか一項に記載の装置。
(項目7)
前記シールに動作可能に結合され、前記ポータルハウジングから延びる手で係合可能なアクチュエータを含み、該アクチュエータは、該シールの前記ハウジング中心軸周りの対応する回転移動を引き起こすために移動可能である、上記項目のいずれか一項に記載の装置。
(項目8)
前記シールは、実質的に平面であり、開口部を画定し、該開口部は前記シール経路である、上記項目のいずれか一項に記載の装置。
(項目9)
前記シールは、前記ハウジング中心軸に実質的に直交している、上記項目のいずれか一項に記載の装置。
(項目10)
前記シールは、前記ハウジング中心軸に対して実質的に傾いて配置されている、上記項目のいずれか一項に記載の装置。
(項目11)
前記シールは、略じょうご状のプロフィールを画定する、上記項目のいずれか一項に記載の装置。
(項目12)
前記シールは、開口部を画定し、該開口部は前記シール経路である、上記項目のいずれか一項に記載の装置。
(項目13)
前記シールは、傾いた円錐部を画定する、上記項目のいずれか一項に記載の装置。
(項目14)
前記外科手術用物体がないときに実質的に閉じるように適合されているゼロ閉鎖バルブを含む、上記項目のいずれか一項に記載の装置。
(摘要)
外科手術用ポータル装置は、ポータルハウジング、ポータルスリーブ、およびシールを含む。ポータルハウジングは、ハウジング中心軸、およびハウジング中心チャネルを画定する。ポータルスリーブは、ポータルハウジングから延び、長手方向開口を通して下の組織へのアクセスを提供するために、組織を貫通するように寸法決定されている。ポータルハウジングのハウジング中心チャネル、およびポータルスリーブの長手方向開口は、外科手術用物体の受容と通過のための通路を画定する。シールは、外科手術用物体の周りで実質的な密閉関係を確立するためのシール経路を確定する内側表面を有する。シール経路は、ハウジング中心軸に対して半径方向にオフセットされている。シールは、ハウジング中心軸の周りを回転するように適合され、外科手術用物体のポータルハウジング内での操作時に実質的な密閉関係を実質的に維持するために、シール経路の位置付けを変更する。
本開示の実施形態は、図面を参照してより良く理解される。
図1は、本開示の原理に従ってシールアセンブリおよびスリーブの形態をとる、ポータル装置の斜視図である。 図2は、図1のシールアセンブリおよびスリーブの、部品が分離された斜視図である。 図3は、図1および図2のポータル装置の側面断面図である。 図4は、代替のボールベアリングアセンブリ構成を有する、図1のポータル装置の側面断面図である。 図5は、器具が中に挿入されている図3のシールアセンブリの拡大断面図である。 図6は、器具が中で回転している図5の側面断面図である。 図7は、本開示の原理に従ったポータル装置の代替の実施形態の斜視図である。 図8は、図7のシールアセンブリおよびスリーブの、部品が分離された斜視図である。 図9は、図7のポータル装置の斜視断面図である。 図10は、器具が中に挿入されている、図9の線10−10に沿って切り取られた図7のポータル装置の側面断面図である。 図11は、本開示に従ったシールの斜視図である。 図12は、図11のシールを利用する、図7のポータル装置の側面断面図である。 図13は、図12のポータル装置の側面断面図であり、そこを通して挿入された器具を有している。 図14は、本開示の原理に従ったポータル装置の代替の実施形態の斜視図である。 図15は、図14のシールアセンブリおよびスリーブの、部品が分離された斜視図である。 図16は、図14のポータル装置の斜視断面図である。 図17は、図16の線17−17に沿って切り取られた図14のポータル装置の側面断面図である。 図18は、図17の線18−18に沿って見た図14のポータル装置の上面図である。 図19は、図14のポータル装置の側面断面図であり、そこを通して挿入された器具を有している。
(本発明の詳細な説明)
本開示のポータル装置は、シールアセンブリを単独でか、または患者の体腔内への導入のためのスリーブと組み合わせて組み込む。ポータル装置は、そこを通る物体を受容するために適合される。シールアセンブリは、ポータルアセンブリを通した物体の挿入の前に、間に、および後に、単独でか、またはバルブと組み合わせて、患者の体腔と外の環境との間に実質的に密閉を提供するシールを組み込む。シールアセンブリは、シールを回転するためのボールベアリングアセンブリを含み、そうして、物体はシールを通して、シールの完全性を危うくすることなく異なる位置に挿入される。
シールアセンブリは、トロカール、カニューレ、および他のポータルアセンブリのために適合される様々な形式の器具類の導入ならびに操作を企図する。流体密インターフェースは挿入された器具類の周りでシールによって維持される。このことは実質的に確立された外科手術用部位からの気体および/または液体の漏洩を防ぎ、それにより、外科手術処置の環境の完全性を保持する。
シールは、様々な径、例えば、約3mmから約18mmの物体を、挿入されたときに各物体との間に流体密シールを提供することによって、収容する能力がある。シールの柔軟性は、単一の外科手術処置の間に、異なる径を有する様々な器具が必要とされることの多い、内視鏡外科手術を大いに容易にする。ポータル装置を通して導入され得る外科手術用器具類の例は、クリップアプライヤ、グラスパ、解剖器具、開創器、ステイプラ、レーザプローブ、写真デバイス、内視鏡、腹腔鏡、関節鏡、チューブ、電気外科手術用カッティング、凝固器、焼灼デバイス、および当業者が知り得る他のツールを含む。そのような器具は、本明細書中では集合的に「器具」または「器具類」という。
本開示の外科手術用ポータル装置の実施形態は、同様の参照番号が類似または同一の要素を識別する描写図を参考にして、ここで詳細に述べられる。本明細書の中で用いられるように、また従来技術にあるように、「遠位」はユーザから最も遠い部分を指し、一方で「近位」はユーザに最も近い部分を指す。
ここで図を参照すると、図1はポータルスリーブ14に装着されたシールアセンブリ12を組み込む、本明細書開示のポータル装置10を示す。実施形態において、ポータル装置10は特に、腹膜腔が適切な気体、例えばCOをガス注入され、その中の内部器官から窩壁を持ち上げる、腹腔鏡外科手術における使用のために適合される。スリーブ14は、通常、スリーブ14の通路内に位置を定め得る、鈍く、刃のない、または先の尖った器具であり得る栓子アセンブリ(図示されず)と共に使用される。栓子アセンブリは体壁を貫通するため、または体壁を通してスリーブ14を導入するために利用され、続いて次に、通路および体壁を通して処置を実施するために利用される外科手術用器具類16の導入を可能にするために、スリーブ14から取り除かれる。器具類16は、シールアセンブリ12およびスリーブ14内で想像線のように回転して示される。
シールハウジング70およびエンドキャップ20は、述べられるように、シールアセンブリ12の構成要素を収容するためのポータルハウジング78を画定する。ポータルハウジング78は、シールアセンブリ12の長さに沿って延びるハウジング中心軸「t」を規定し、ポータルハウジング78のハウジング中心チャネル79が、下の組織への外科手術用器具16の通過のためにスリーブ14の通路92と概ね整列するように、スリーブ14に装着される。
ここで、図1と組み合わせて、図2−3を参照して、本開示のポータル装置10の実施形態が議論される。ポータル装置10は、エンドキャップ20、器具シール30、アタッチメントプレート40、ボールベアリングアセンブリ50、およびシールハウジング70を含む、シールアセンブリ12を含む。スリーブ14は、シールアセンブリ12のシールハウジング70に分離可能に装着され、ダックビルバルブ80は、随意でシールアセンブリ12とスリーブ14の両方と機械的に連係するように構成され得る。
エンドキャップ20は、概してチューブ状の形状であり、近位端部22および遠位端部24を含む。開口26は近位端部22内に画定され、外科手術用器具の受容のためにハウジング中心軸「t」に整列させられている。開口26は、十分な径を有しており、相対的に大きい径の器具のハウジング中心チャネル79の中への通過を可能にする。エンドキャップ20は、シールアセンブリ12のシールハウジング70と取り外し可能に結合され得る。
器具シール30は、エンドキャップ20の遠位に配置されており、当業者が知り得る任意の従来形式のシールであり得る。器具シール30は、単一の材料またはその組み合わせから形成され得る。器具シール30は、ポリプロピレン、ナイロン、ABS、ポリカーボネート、ステンレス鋼、チタン、または任意の他の好適な材料のような、好適な生体適合性の、比較的硬い材料から製作され得る。器具シール30は、織物、エラストマー、発泡体、それらの組み合わせ、または他の材料との組み合わせから構成され得る。
器具シール30は、概して、円板形状であり、外科手術用物体および器具16の受容ならびに通過のための、開口部、スリット、または他のシール経路32を画定する。シール経路32は、外科手術用器具16と流体密嵌めを形成するように構成されている。シール経路32は、軸「t」の長手方向中間点からオフセットされており、その結果、シール経路は軸を外れ、議論されるように、挿入された外科手術用器具とのシールされた関係を維持しながら、ハウジング中心軸「t」の周りを放射状に回転し得る。
器具シール30は、接合部材34を介してアタッチメントプレート40の近位表面に解放可能に結合可能である。接合部材34は、この実施形態に示されるように、ピン34およびスロット44の構成によって、アタッチメントプレート40上の相補的な接合部材44と機械的に結合可能であり得る。器具シール30は、例えば、他の雄/雌ファスナ、バヨネット結合、ネジ式接続、スナップ嵌め、摩擦嵌め、さねはぎ継ぎ構成、およびカム係止機構を含む、他の従来の機械的手段によって、アタッチメントプレート40に解放可能に固定または接続され得る。器具シール30は、アタッチメントプレート40に、接着剤の使用を介して化学的に結合可能であり得、または超音波溶接等を介して永久的に結合可能であり得る。あるいは、器具シール30は、嵌合部材を有さずに摩擦によってアタッチメントプレート40に係合され得る。
アタッチメントプレート40は、エンドキャップ20の開口26と実質的に整列していて、外科手術用器具のための通路を維持するために、器具シール30のオフセットされ回転可能なシール経路32を収容するに十分な径を有する、中央の開口42を含む、環状プレートである。アタッチメントプレート40は、近位表面および遠位表面の両方の上に嵌合特徴を含む。器具シール30への接合部材44は近位表面上に配置されており、ボールベアリングアセンブリ50への結合手段は遠位表面上に配置されている。アタッチメントプレート40は、器具シール30に関して上記で議論されたように、任意の手段によってボールベアリングアセンブリ50に結合され得る。
ボールベアリングアセンブリ50は、固定リング52、および長手方向軸「t」に沿って開口56を画定する回転リング54を含む、2つの同心状のリングを含む。固定リング52および回転リング54の各々は、くぼみ58、60をそれぞれ含み、ボールベアリング68のトラック66を形成するための対面壁62、64を画定する。この実施形態において、固定リング52はシールハウジング70と連絡しシールハウジング70に取り付けられている外側のリングであり、回転リング54はアタッチメントプレート40、ひいてはシール30の自由な回転のためにシール30に動作可能に接続されている内側リングである。図4に示されるように、他の配向も想定される。図4は、積層構成を示し、固定リング52aは回転リング54aに対して遠位にある。固定リング52aはシールハウジング70に取り付けられており、回転リング54aは回転自由である。
固定リング52と回転リング54との間には少なくとも2つのボールベアリング68が配置されている。ボールベアリング68は、トラック66内で、トラック66を回転して移動し、自身の周りを回りながら長手方向軸「t」の周りを放射状に回転するように、自由に配置されている。ボールベアリング68は、トラック66内でボールベアリングホルダ(示されず)によって一定に保持されており、それにより、ボールベアリング68は、例えば、スラスト、ローリング、またはボールと溝のベアリングアセンブリのような内側リングの中で回り得るのみである。あるいは、固定リング52はボールベアリングホルダを含み得、それにより、ボールベアリング68のある面積が回転リング54との接触にさらされる。
ボールベアリング68は、ステンレス鋼、鉄、およびアルミニウムのような金属、ポリマーやセラミックス、および回転リングを支持し最小摩擦でボールベアリングの自由な回転を可能にし得る他の硬い材料から形成され得る。ボールベアリング68は、球状、卵形、または回転リングの回転摩擦を減少させる他の形状であり得る。実施形態において、グリースのような潤滑剤がシール30の円滑な回転移動を補助するために利用され得る。
シールハウジング70は、シールアセンブリ12の構成要素を収容し、シールアセンブリ12をスリーブ14に接合するためのスリーブ装着カラー72も含む。環状隔壁74は、スリーブ装着カラー72をシールアセンブリ12の残りの構成要素から分離する。スリーブ装着カラー72は、シールアセンブリ12をスリーブ14に連係して解放可能に結合するために、スリーブ14に選択的に解放可能に接続可能であり得る。スリーブ装着カラー72をスリーブ14の近位端94に解放可能に固定し、または接続するための様々な手段が、バヨネット結合、スナップ嵌め、摩擦嵌め、さねはぎ継ぎ構成、ネジ式構成、およびカム係止機構等を含んで想定される。この実施形態に示されるように、スリーブ装着カラー72は摩擦嵌めを介してスリーブ14に固定されている。シールアセンブリ12は、手術部位内におけるスリーブ14の適用の前、最中、または後にスリーブ14に装着され得る。あるいは、シールアセンブリ12は、例えば、超音波溶接、接着剤の使用、またはシールハウジング70のスリーブ14との一体形成によるような、従来手段によって永久的にスリーブ14に固定され得る。
随意で、バルブ80はシールハウジング70とスリーブ14との間に配置され得る。シールハウジング70の環状隔壁74は、バルブ80を固定するためのノッチ76を含み得、スリーブ14は、近位端94にチャネル90を含み得、そのチャネルの中にバルブ80のリップ82が据え付けられ得る。バルブ80は、スリット84を有していて外科手術用物体がないときにおよび/または加圧された腔の気腹ガスに応答して閉じるように適合されたダックビルバルブのような、ゼロ閉鎖バルブであり得る。代替として、バルブ80はジェルシール、バルーンシール、またはフラップバルブであり得る。バルブ80は、医用グレードのステンレス鋼または生体適合性のポリマー材料のような比較的硬い材料から製作される。バルブ80はまた、軸外れの動きを吸収しながら挿入された器具の周りで屈曲しまたは変形するために、織物、発泡体、またはエラストマー材料のような柔軟な材料から形成され得る。さらにバルブ80は、挿入された器具の周りの構造または隙間を最小にして、バルブ80が閉じられているときに、流体またはデブリがシールアセンブリ12に侵入することを防止し得る。バルブ80に対する流体圧力はスリット84を閉じ、それにより、シールアセンブリ12を流体から密閉する。器具がバルブ80を通して挿入されるとき、しかしながら、シールはいつも器具の周りに形成されているわけではないので、それにより、いくらかの流体がシールハウジング70に侵入することを可能にするが、シール30は流体がシールアセンブリ12から出ることを防止する。
スリーブ14は、体腔にアクセスする目的に意図されるに好適な任意のポータル部材であり得、通常、器具16のそこを通る導入を可能にする通路92を画定する。スリーブ14は近位の(または先頭の)端部94および遠位の(または後尾の)端部96を有する。スリーブ14は、ステンレス鋼、チタン、およびアルミニウムのような金属材料、アクリロニトリル−ブタジエン−スチレン、ポリカーボネート、およびポリスチレンのようなポリマー材料、ならびに当業者が想定し得る他の硬い材料およびそれらの組み合わせ、といった任意の好適な医用グレードの材料から形成され得る。
スリーブ14は、透明、半透明、不透明であり得る。スリーブ14の径は変化し得るが、通常は約3mmから約18mmの範囲に入り得る。スリーブ14は、スリーブ14の組織内での保持を容易にするための手段を含む場合も含まない場合もある。そのような手段は、複数の係止要素、リブ、または当業者が知り得る他の係止構成を含む。
ポータル装置10のアセンブリがここで議論される。アタッチメントプレート40は、シール30とボールベアリングアセンブリ50の回転リング54とに固定される。接合された構成要素は、シールハウジング70内に前進させられる。固定されたリング52はシールハウジング70に取り付けられ、エンドキャップ20がハウジング70上に固定され得る。組み立てられたシールアセンブリ12は次に、上記で議論されたようにスリーブ14に固定され得、随意でそれらの間にバルブ80が固定される。
使用に際して、図5および図6に示されるように、器具16は、エンドキャップ20の開口26を通して、シール30のシール経路32、アタッチメントプレート40の開口42、ボールベアリングアセンブリ50の開口56を通して、シールハウジング70の環状隔壁74、バルブ80のスリット84、およびスリーブ14の通路92を通して遠位に前進させられる。所望の外科手術タスクは器具16内で実施される。器具16は、外科手術処置の間、ハウジング中心軸「t」の周りで器具16を回転させ、それにより、ボールベアリング68に接触してボールベアリング68を回す回転リング54を回転させることによって再度位置付けられ得る。ボールベアリング68の自由な回転は回転摩擦を減少させ、シール30、ひいては器具16の円滑な移動および回転を可能にする。
あるいは図7に示されるように、ポータル装置は、手動で器具自身を回わす必要なしに、軸「t」の周りでの器具の回転を可能にする特徴を含み得る。図8−10は、図7とともに、本明細書に説明されるポータル装置110の別の実施形態を示す。ポータル装置110は、シールアセンブリ112およびスリーブ114を含む。同様の構成要素は図1−6に示されたものと類似の番号が付けられている。シールアセンブリ112は、エンドキャップ120とシール130との間に配置される、手動で係合可能なアクチュエータ128を含む。アクチュエータ128は、ノブ、ダイヤル、またはレバーのような任意の機械的なデバイスで、ユーザが外科手術用器具116を回転するために動かし得る。アクチュエータ128は、ユーザによる把持のためにポータルハウジング178から延びるような、エンドキャップ120の開口126を通しての載置のための上側部分121、およびシール130と接触するための下側部分123を含む。上側部分121は、外科手術用器具を通過させるための中央開口125を含む。下側部分123は、シール130を保持するための、リップ127、または他の接合手段を含み得る。従って、アクチュエータ128の上側部分121の手動の回転は、シール130の対応する回転移動を引き起こし、それにより、上側部分を通過した器具116を軸「t」の周りで回転させる。
加えて、アタッチメントプレート140は、ボールベアリングアセンブリ150の回転リング154に対するアタッチメントプレート140の適正な整列を援助するための下側カラー146を含み得る。あるいは、下側カラー146はまた、回転リング154との摩擦嵌めを提供し得、それにより、上記で述べたような機械的または化学的な取り付けのための必要性を不要にする。
この実施形態に示されるように、シール130は、平坦または平面である。シールが、確立された外科手術部位を密閉し、その完全性を維持するために、図11に示されるように、軸外れ開口を有する異なる形状を画定し得ることが想定される。図11−13は、シール230が斜円錐の形態を取る、概してテーパの付いた、またはじょうご状の円錐プロフィールを画定し、それにより、シール230の内部エリアが、ハウジング中心軸「t」から軸が外れている開口232を画定するために、軸「t」に対して傾いた角度で傾斜していることを示す。じょうご状の特性は、器具または物体の初期導入の間に開口232に対して器具を導くことを援助し得、器具の引き抜きの間にシール230の反転の可能性を実質的に最小化し得る。円錐シールはまた、回転に加えて曲がり得、それにより、図13の矢印に示されるようにいくらかの追加の軸外れの動きを可能にする。
図7−10のシール130はまた、ハウジング中心軸「t」に対して実質的に直交しているように示される。実施形態において、しかしながら、シールは傾斜し、ハウジング中心軸「t」に対して実質的に傾いて配置され得る。図14−19は、本明細書に記載されるポータル装置310の別の実施形態を示す。ポータル装置310は、シールアセンブリ312およびポータルスリーブ314を含み、同様の構成要素が前の図と類似の番号が付けられている。シール330は、エンドキャップ320とアタッチメントプレート340との間に接触して位置付けられ得る。エンドキャップ320およびアタッチメントプレート340の両方は、それぞれ傾斜した表面329、348を含み、それらの間で、シール330は長手方向軸「t」に対して傾いて配置され得る。
腹腔鏡処置の間の外科手術タスクの実施に関して、本開示のシールアセンブリ112、212、312およびスリーブ114、214、314を使用するために、気腹術を確立するために腹膜腔が注入される。シールアセンブリ112は、上記で述べられたようにスリーブ114に装着されている。組み立てられたポータルシステム110は、通常、鋭いか、または刃は付いていないトロカール栓子を利用して注入された腹腔内へ導入され、腔にアクセス、そして栓子が取り除かれる。器具116は、アクチュエータ128、エンドキャップ120、シール130、アタッチメントプレート140、ボールベアリングアセンブリ150、およびシールハウジング170によって画定される開口を通して、器具116をシールアセンブリ112内に挿入することによって、ポータルシステム110を通して前進させられ得る。器具116は次に、スリーブ114を遠位方向に通過し、体腔内に入る。外科手術用タスクの実施の間、器具116は、器具116かアクチュエータ128を長手方向軸「t」の周りに回転することによって操作され得、再度位置付けられ得る。器具116またはノブ128の回転はシール130、取り付けられたアタッチメントプレート140、およびボールベアリングアセンブリ150の回転リング154を回転させる。ボールベアリングアセンブリ150の回転リング154の放射状の移動はボールベアリング168を回す。ボールベアリング168の移動および回転は、回転リング154上の回転摩擦を減少させ、シール130ひいては器具116の円滑な移動および回転を可能にする。
形態および詳細において様々な修正ならびに変更が、本発明の精神および範囲から逸脱することなく本開示の実施形態になされ得ることが理解される。それゆえ、上記説明は限定として解釈されるべきではなく、単に本開示の実施形態の例示にすぎないと解釈されるべきである。当業者は、添付の特許請求項によって規定される本開示の範囲および精神の範囲内で他の修正を想定する。
10 ポータル装置
12 シールアセンブリ
14 スリーブ
16 器具類
20 エンドキャップ
70 シールハウジング
78 ポータルハウジング
79 ハウジング中心チャネル
92 通路

Claims (14)

  1. ハウジング中心軸とハウジング中心チャネルとを画定するポータルハウジングと、
    該ポータルハウジングから延びるポータルスリーブであって、該ポータルスリーブは、下の組織へのアクセスを提供するために組織を貫通するようにサイズ決めされ、かつ長手方向開口を有し、該ポータルハウジングのハウジング中心チャネルと該ポータルスリーブの該長手方向開口とは外科手術用物体の受容と通過のための通路を画定する、ポータルスリーブと、
    該外科手術用物体の周りで実質的な密閉関係を確立するためのシール経路を画定する内側表面を有するシールであって、該シール経路は、該ハウジング中心軸に対して半径方向にオフセットされており、該シールは、該ハウジング中心軸の周りを回転し、該シール経路の位置付けを変更することにより、該ポータルハウジング内での該外科手術用物体の操作時の際に該実質的な密閉関係を実質的に維持するように適合されている、シールと
    を備えている、外科手術用ポータル装置。
  2. 前記ポータルハウジング内に装着され、前記シールに動作可能に結合されたボールベアリングアセンブリを含み、該ボールベアリングアセンブリは、前記シール軸周りでの該シールの回転移動を可能にする、請求項1に記載の外科手術用ポータル装置。
  3. 前記ボールベアリングアセンブリは、固定リングと、回転リングと、該リングによって形成されるトラック内に配置される少なくとも2つのボールベアリングとを含み、該回転リングは前記シールと連絡し、それにより、該シールの前記シール経路は前記ハウジング中心軸の周りを回転する、請求項2に記載の外科手術用ポータル装置。
  4. 前記ボールベアリングアセンブリの前記固定リングは、前記ポータルハウジングに取り付けられた外側リングであり、前記回転リングは、前記ボールベアリングとともに放射状に自由に回転する内側リングである、請求項3に記載の装置。
  5. 前記固定リングは、前記ポータルハウジングに取り付けられた遠位リングであり、前記回転リングは、前記ボールベアリングの上を放射状に自由に回転する近位リングである、請求項3に記載の装置。
  6. 前記シールアセンブリは、前記ボールベアリングアセンブリの前記回転リングに対して前記シールを固定するためのアタッチメントプレートをさらに備えている、請求項3に記載の装置。
  7. 前記シールに動作可能に結合され、前記ポータルハウジングから延びる手で係合可能なアクチュエータを含み、該アクチュエータは、該シールの前記ハウジング中心軸周りの対応する回転移動を引き起こすために移動可能である、請求項1に記載の装置。
  8. 前記シールは、実質的に平面であり、開口部を画定し、該開口部は前記シール経路である、請求項1に記載の装置。
  9. 前記シールは、前記ハウジング中心軸に実質的に直交している、請求項8に記載の装置。
  10. 前記シールは、前記ハウジング中心軸に対して実質的に傾いて配置されている、請求項8に記載の装置。
  11. 前記シールは、略じょうご状のプロフィールを画定する、請求項1に記載の装置。
  12. 前記シールは、開口部を画定し、該開口部は前記シール経路である、請求項11に記載の装置。
  13. 前記シールは、傾いた円錐部を画定する、請求項11に記載の装置。
  14. 前記外科手術用物体がないときに実質的に閉じるように適合されているゼロ閉鎖バルブを含む、請求項1に記載の装置。
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