JP5459349B2 - 車両用指示計器 - Google Patents

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本発明は、車両用指示計器に関する。
従来、ステップモータにより指針を回転駆動することで、零位置及び最大位置の間における当該指針の回転位置に応じて車両状態値を指示する車両用指示計器が、知られている。例えば特許文献1には、電気角に応じた駆動信号をステップモータの界磁巻線へ印加することで、指針を回転駆動する車両用指示計器が、開示されている。
さて、特許文献1に開示の車両用指示計器では、ストッパ機構により指針を零位置にて停止させている。これにより、指針を零位置まで回転させたときの電気角を自動で更新して、駆動信号の電気角制御を高精度に実行することを可能にしている。
特許第4760924号公報
上述の如くステップモータによって指針が回転駆動される車両用指示計器では、零位置及び最大位置の間において指針の回転異常が生じると、たとえ駆動信号の電気角制御を高精度に実行しても、車両状態値の指示不良を招いてしまう。こうした問題を引き起こす指針の回転異常は、例えば指針やステップモータが機械的な干渉を受ける等の要因により生じることになるが、特許文献1に開示の車両用指示計器では、当該回転異常の有無までは自動で判定することができない。
本発明は、以上説明した問題に鑑みてなされたものであって、その目的は、指針の回転異常の有無を自動で判定する車両用指示計器を提供することにある。
本発明は、零位置(P0)及び最大位置(Pmax)の間における回転位置に応じて、車両状態値を指示する指針(20)と、界磁巻線(32,33)を有し、電気角に応じた駆動信号が界磁巻線へ印加されることにより、指針を回転駆動するステップモータ(M)と、零位置において指針を停止させるストッパ機構(S)と、界磁巻線へ印加する駆動信号の電気角を制御する制御手段であって、零位置から最大位置まで指針を回転させるように電気角を変化させる離零制御の後、最大位置から零位置まで指針を回転させるように電気角を変化させる帰零制御を、実行する制御手段(50,S102〜S107,S201〜S205)と、指針の停止を検出する検出手段(50)と、帰零制御中に検出手段が指針の停止を検出したときの電気角に基づいて、指針の回転異常の有無を判定する判定手段(50,S103〜S105,S107〜S110)とを、備えることを特徴とする。
このような本発明によると、零位置から最大位置まで指針を回転させるように駆動信号の電気角を変化させる離零制御の後、最大位置から零位置まで指針を回転させるように当該電気角を変化させる帰零制御が、実行される。ここで、帰零制御中に指針の回転異常が生じると、指針がストッパ機構により停止する前に、当該回転異常により停止することで、検出される電気角が正規の電気角とは異なる角度となる。故に、帰零制御中においては、指針停止を検出したときの電気角に基づくことで、回転異常の有無を自動で判定できるのである。
また、本発明のさらなる特徴としては、判定手段(50,S103〜S105,S107〜S110,S201〜S206)は、離零制御中に検出手段が指針の停止を検出したときの電気角に基づいて、指針の回転異常の有無を判定する。この特徴によると、離零制御中に指針の回転異常が生じると、当該回転異常により指針が停止することで検出される電気角は、最大位置まで指針が回転できたとしたときの正規の電気角よりも、小さくなる。故に、離零制御中においては、指針停止を検出したときの電気角に基づくことで、帰零制御を待たずに回転異常の有無を自動で判定できるのである。
第一実施形態による車両用指示計器を示す正面図である。 図1のII−II線断面図である。 第一実施形態による車両用指示計器の電気回路構成を示すブロック図である。 図1とは異なる作動状態を示す正面図である。 図1とは異なる作動状態を示す正面図である。 図1とは異なる作動状態を示す正面図である。 第一実施形態による車両用指示計器の要部を示す斜視図である。 第一実施形態による車両用指示計器の要部を示す平面図である。 第一実施形態による車両用指示計器の駆動信号について説明するための特性図である。 第一実施形態によるチェック処理の制御フローを示すフローチャートである。 第一実施形態における正常時の作動例を示す特性図である。 第一実施形態における離零異常時の作動例を示す特性図である。 第一実施形態における帰零異常時の作動例を示す特性図である。 第二実施形態によるチェック処理の制御フローを示すフローチャートである。 第二実施形態における離零異常時の作動例を示す特性図である。 第一実施形態の変形例7によるチェック処理の制御フローを示すフローチャートである。
以下、本発明の複数の実施形態を図面に基づいて説明する。尚、各実施形態において対応する構成要素には同一の符号を付すことにより、重複する説明を省略する場合がある。各実施形態において構成の一部分のみを説明している場合、当該構成の他の部分については、先行して説明した他の実施形態の構成を適用することができる。また、各実施形態の説明において明示している構成の組み合わせばかりではなく、特に組み合わせに支障が生じなければ、明示していなくても複数の実施形態の構成同士を部分的に組み合せることができる。
(第一実施形態)
図1に示すように、本発明の第一実施形態による車両用指示計器1(以下、単に「計器1」という)は、車速計として、車両内の運転席前方に設置される。
(構成)
以下、計器1の構成を詳細に説明する。図1〜3に示すように計器1は、表示板10、指針20、回動内機30、基板40及び制御ユニット50を備えている。
図1,2に示す表示板10は、その表示面10aを運転席側に向けて配置されている。表示板10は、「車両状態値」として図1の如き車速値を表示する車速表示部11を、有している。車速表示部11は複数の車速値を、その下限値である零値(0km/h)から上限値(180km/h)に到るまで、円弧状に表示している。
指針20は、基端部21と回動内機30との連結により、表示面10aに沿って帰零方向Xと離零方向Yとに回転可能となっている。指針20は、車速表示部11に表示される車速値のうち回転位置に応じた値を、先端部22により指示する。ここで、図4に示すように帰零方向Xの回転限界となる零位置P0は、図1に示すように零値を指示する下限指示位置Plから帰零方向Xの所定範囲(下限指示位置Plも含む)内に、予め設定されている。また一方、図5に示すように離零方向Yの回転限界となる最大位置Pmaxは、図6に示すように上限値を指示する上限指示位置Puから離零方向Yの所定範囲(上限指示位置Puも含む)内に、予め設定されている。
図2に示す回動内機30は、内機本体30a、指針軸30b及びケーシング30cを備えている。内機本体30aは、表示板10に略平行な基板40の背面に固定されている。内機本体30aは、二相式ステップモータM、減速歯車機構G及びストッパ機構S(図7参照)をケーシング30cに内蔵している。指針軸30bは、基板40及び表示板10を貫通して指針20の基端部21に連結されている。
図3,7,8に示すステップモータMは、ステータMs及びマグネットロータMrを組み合わせてなる。ステータMsは、ヨーク31及び二相の界磁巻線32,33を有している。ヨーク31は、図7,8の如くポール状を呈する一対の磁極31a,31bを、形成している。磁極31aには、A相の界磁巻線32が巻装され、また磁極31bには、B相の界磁巻線33が巻装されている。各磁極31a,31bとの間に隙間をあけるマグネットロータMrの外周面には、磁極としてのN,S極が回転方向に交互に着磁されている。
このような構成のステップモータMにおいて、A相の界磁巻線32に印加されるA相駆動信号の信号電圧は、図9に示すように、電気角に応じて余弦関数状に交番する。また一方、B相の界磁巻線33に印加されるB相駆動信号の信号電圧は、図9に示すように、電気角に応じて正弦関数状に交番する。こうして互いに90度位相のずれたA,B各相の駆動信号が印加されることで、各界磁巻線32,33に発生する交流磁束は、ヨーク31及びマグネットロータMr間を通過して、当該ロータMrの回転位置を決めることになる。
図7に示す減速歯車機構Gは、複数の歯車34,35,36,37を有している。出力段歯車34は、指針軸30bに同軸上に連結されている。入力段歯車35は、マグネットロータMrに同軸上に連結されている。中間歯車36,37は、互いに同軸上に連結されて、それぞれ出力段歯車34と入力段歯車35とに噛合している。
このような構成により減速歯車機構Gは、マグネットロータMrの回転を減速して、当該減速回転を指針20に伝達する。したがって、電気角に応じたA,B各相の駆動信号の信号電圧に従ってマグネットロータMrの回転位置が決まることにより、指針20の回転位置も決まることになる。尚、図9に示すように本実施形態では、電気角を減少させる方向が指針20の帰零方向Xに対応し、電気角を増大させる方向が指針20の離零方向Yに対応している。
図7に示すストッパ機構Sは、回転部材38及びストッパ部材39a,39bを有している。回転部材38は、出力段歯車34に一体回転可能に形成されている。帰零ストッパ部材39aはケーシング30cに形成され、回転部材38の回転軌道上において回転部材38よりも帰零方向Xの対応側に配置されている。離零ストッパ部材39bはケーシング30cに形成され、回転部材38の回転軌道上において回転部材38よりも離零方向Yの対応側に配置されている。
このようなストッパ機構Sの構成下、帰零方向Xへの指針20の回転中に回転部材38が帰零ストッパ部材39aに係止されるときには、当該指針20が零位置P0にて停止することとなる。そこで本実施形態では、回転部材38が帰零ストッパ部材39aに係止される零位置P0まで指針20を回転させたときの電気角を、図9に示す零角θ0として定義している。また一方、離零方向Yへの指針20の回転中に回転部材38が離零ストッパ部材39bに係止されるときには、当該指針20が最大位置Pmaxにて停止することとなる。そこで本実施形態では、回転部材38が離零ストッパ部材39bに係止される最大位置Pmaxまで指針20を回転させたときの電気角を、図9に示す最大角θmaxとして定義している。そして、以上のように定義される零角θ0及び最大角θmaxについては、零位置P0及び最大位置Pmaxの間隔に応じた固定の角度差Δθcとなるように、設定されるのである。
図2に示す制御ユニット50は、マイクロコンピュータを主体に構成され、基板40に実装されている。制御ユニット50は、図3に示すようにメモリ52を有している。メモリ52には、後に詳述するチェック処理等の所定処理を実行するためのプログラムが、予め記憶されている。それと共にメモリ52には、零角θ0や最大角θmax等の各種パラメータが、随時記憶されるようなっている。
制御ユニット50は、各界磁巻線32,33と電気接続されている。チェック処理等の所定処理において制御ユニット50は、各界磁巻線32,33へ印加するA,B各相の駆動信号を制御しつつ、それら界磁巻線32,33に発生する誘起電圧を測定するために、経路のスイッチング機能を実現する。具体的に制御ユニット50は、界磁巻線32,33のうち駆動信号の信号電圧を零電圧(0V)にする巻線に対しては、駆動信号の印加用経路との電気接続を遮断すると共に、誘起電圧の測定用経路を電気接続する。また一方で制御ユニット50は、界磁巻線32,33のうち駆動信号の信号電圧を零電圧よりも大きくする巻線に対しては、駆動信号の印加用経路を電気接続すると共に、誘起電圧の測定用経路との電気接続を遮断する。
こうしたスイッチング機能により制御ユニット50は、本実施形態では、A,B各相の駆動信号が零電圧となる電気角、即ち図9に黒丸で示す零角θ0並びに零角θ0から90度間隔ずつずれた電気角を、誘起電圧の測定角θmeに設定する。その結果、後に詳述する図10の如く、測定角θmeにて測定された誘起電圧Vmeが設定電圧Vth以下となった場合には、制御ユニット50は、指針20の停止を検出したと判定することになる。以上より、指針20の停止を検出する制御ユニット50は、「検出手段」に相当する。
さらに制御ユニット50は、図3に示すように、車両の車速センサ60と電気接続されている。車両のエンジン運転中の所定処理において制御ユニット50は、指針20の零位置P0に対応する零角θ0に基づいてA,B各相の駆動信号を制御することで、車速センサ60の検出車速値を指針20により逐次指示する。
(チェック処理)
次に、制御ユニット50によりチェック処理を実施するための制御フローについて、図10を参照しつつ詳細に説明する。尚、この制御フローは、計器1の製品出荷前においてチェック作業者から始動指令が入力されるのに応じて、スタートする。
まず、S101では、零角θ0及び最大角θmaxを初期設定する初期制御を、実行する。具体的には、指針20を離零方向Yへ回転させた後、帰零方向Xへ回転させて零位置P0に停止させるように、A,B各相駆動信号の電気角(以下、単に「電気角」ともいう)を漸次調整しながら、測定角θme毎に誘起電圧を測定する。このとき、指針20を離零方向Yへ回転させるための電気角は、最大角θmaxよりも十分に小さく、且つ本実施形態では、下限指示位置Plに対応する電気角よりも小さくなるように、例えば273°等に設定される。こうした結果、測定された誘起電圧が設定電圧Vth以下となった場合には、ストッパ機構Sによる指針20の停止を検出したとして、当該検出時の測定角θmeを零角θ0に初期設定する。それと共に、初期設定された零角θ0との間に角度差Δθcを与えるように、最大角θmaxを初期設定する。以上より、S101を実行する制御ユニット50が「初期設定手段」に相当する。
次にS102では、指針20を離零方向Yへ回転させる離零制御を、実行する。具体的には、指針20を零位置P0から最大位置Pmaxまで回転させるように、A,B各相駆動信号の電気角を零角θ0から最大角θmaxまで漸次変化させる。
さらにS103では、後の帰零制御における電気角の変化量を監視するために、帰零角度変化量Δθvrを、零度(0°)に設定する。続いてS104では、指針20を帰零方向Xへ回転させる帰零制御を、実行する。具体的には、指針20を現在の回転位置から帰零方向Xへ回転させるように、測定角θme同士の間隔である90°分、A,B各相駆動信号の電気角を当該方向Xの対応側(即ち、減少側)へと変化させる。また、続くS105では、帰零角度変化量Δθvrに90°を加算する。
さらに、続くS106では、帰零角度変化量Δθvrが零角θ0及び最大角θmaxの角度差Δθcを大きく超過しているか否かを、判定する。具体的には、Δθvr,Δθc間の差分値が許容限界δthよりも大きいか否かを、判定する。その結果、否定判定が下された場合には、S107へ移行して誘起電圧を測定し、当該測定電圧Vmeが設定電圧Vth以下であるか否かにより、指針20の停止を検出したか否かを判定する。尚、許容限界δthについては、正規の角度差Δθcに対する帰零角度変化量Δθvrの超過分として許容可能な限界値に、適宜設定される。
S107により否定判定が下された場合には、S104及びその後続ステップが実行される一方、S107により肯定判定が下された場合には、S108へ移行する。このS108では、現在の帰零角度変化量Δθvrが零角θ0及び最大角θmax間の角度差Δθcと許容範囲内で一致しているか否かを、判定する。具体的には、マイナス側許容限界δm以上且つプラス側許容限界δp以下の範囲に、Δθvr,Δθc間の差分値が収まっていれば、Δθvr,Δθcは一致と判断し、当該範囲にΔθvr,Δθc間の差分値が収まっていなければ、Δθvr,Δθcは相異と判断する。以上より、S108への移行時現在の測定角θmeである電気角θmer(後に詳述する図11〜13参照)が、指針20の停止検出時の帰零停止検出角θmerであり、S108への移行時現在の帰零角度変化量Δθvrが最大角θmaxと当該停止検出角θmerとの間の角度差Δθvrとなる。尚、許容限界δm,δpについては、一致しているとしてΔθvr,Δθc間に許容可能な差分値の限界値に、適宜設定される。
S108によりΔθvr,Δθcの一致判定が下された場合には、S109へ移行することにより、指針20の回転異常の無判定を下して、警告灯乃至は音声等により当該回転異常のないことをチェック作業者に報知する。一方、S108によりΔθvr,Δθcの相異判定が下された場合には、S110へ移行することにより、指針20の回転異常の有判定を下して、警告灯乃至は音声等により当該回転異常の発生をチェック作業者に報知する。尚、このとき有判定される回転異常は、指針20や減速歯車機構G、ステップモータMが機械的な干渉(例えば引っ掛かり)を受けることによる異常の他、ステップモータMの電気角と機械角とのずれによる異常等となる。
以上、S106により否定判定が下された場合に実行されるステップについて説明したが、S106により肯定判定が下された場合にも、S110へ移行する。但し、このとき有判定される回転異常については、ステップモータMの電気角と機械角とのずれによる異常等となる。
ここまで説明したように第一実施形態では、S102〜S107を実行する制御ユニット50が「制御手段」に相当し、S103〜S105,S107〜S110を実行する制御ユニット50が「判定手段」に相当する。
(作動例)
次に、チェック処理時の作動例について、図11〜13を参照しつつ説明する。
(正常時の作動例)
図11は、指針20の回転異常がない場合の作動例を、示している。
チェック処理がスタートすると、まず、初期制御により指針20が零位置P0に停止して、零角θ0及び最大角θmaxが初期設定される(t1)。次に、離零制御により電気角が零角θ0から最大角θmaxまで漸次変化することで、指針20が零位置P0から最大位置Pmaxまで正常に回転する(t2〜t3)。続いて、帰零制御により電気角が最大角θmaxから零角θ0まで漸次変化することで、指針20が最大位置Pmaxから零位置P0まで正常に回転する(t4〜t5)。その結果、指針20の停止検出時の帰零停止検出角θmerが零角θ0と実質等しくなることで、帰零角度変化量Δθvrと正規の角度差Δθcとが許容範囲内で一致するので(t5)、回転異常の無判定が下されてチェック作業者に報知される。
(離零異常時の作動例)
図12は、指針20の回転異常が離零制御中に発生する場合の作動例を、示している。
チェック処理がスタートすると、まず、正常時と同様に零角θ0及び最大角θmaxが初期設定される(t1)。次に、離零制御により電気角は零角θ0から最大角θmaxまで漸次変化するが、指針20が機械的な干渉を受ける等して零位置P0及び最大位置Pmax間の中間位置Pmidで停止すると(t2〜t3)、指針の回転位置(Pmid)と電気角(θmax)との間にずれが生じる。その後、帰零制御により電気角が最大角θmaxから漸次変化することで、指針20が中間位置Pmidから零位置P0まで回転する(t4〜t5)。その結果、指針20の停止検出時の帰零停止検出角θmerが零角θ0よりも大きいことで、帰零角度変化量Δθvrが正規の角度差Δθcよりも小さくなるので(t5)、回転異常の有判定が下されてチェック作業者に報知される。
(帰零異常時の作動例)
図13は、指針20の回転異常が帰零制御中に発生する場合の作動例を、示している。
チェック処理がスタートすると、まず、正常時と同様に零角θ0及び最大角θmaxが初期設定される(t1)。次に、正常時と同様に指針20が零位置P0から最大位置Pmaxまで回転する(t2〜t3)。続いて、帰零制御により電気角が最大角θmaxから漸次変化するが、最大位置Pmaxから回転する指針20が機械的な干渉を受ける等して中間位置Pmidで停止する(t4〜t5)と、停止検出時の帰零停止検出角θmerは零角θ0よりも大きな角度となる。その結果、帰零角度変化量Δθvrが正規の角度差Δθcよりも小さくなるので(t5)、回転異常の有判定が下されてチェック作業者に報知されるのである。
(作用効果)
以上説明した第一実施形態の作用効果を、以下に説明する。
第一実施形態によると、零位置P0から最大位置Pmaxまで指針20を回転させるようにA,B各相駆動信号の電気角を変化させる離零制御の後、最大位置Pmaxから零位置P0まで指針20を回転させるように当該電気角を変化させる帰零制御が、実行される。ここで、離零制御中に機械的な干渉等による指針20の回転異常が生じると、指針20の回転位置と電気角との間にずれが生じるため、その後の帰零制御中においてストッパ機構Sによる指針20の停止が検出されるときの帰零停止検出角θmerは、正規の零角θ0とは異なる角度となる。また一方、帰零制御中に機械的な干渉等による指針20の回転異常が生じると、指針20がストッパ機構Sにより停止する前に、当該回転異常により停止することで、検出される帰零停止検出角θmerが正規の零角θ0とは異なる角度となる。これらのことから、離零制御中及び帰零制御中のいずれにおいても、指針20の停止を検出したときの帰零停止検出角θmerに基づくことで、回転異常の有無を自動で判定できるのである。
ここで第一実施形態では、零位置P0まで指針20を回転させたときの零角θ0と、最大位置Pmaxまで指針20を回転させたときの最大角θmaxとは、零位置P0及び最大位置Pmaxの間隔に応じた角度差Δθcを形成する。これに対し、帰零制御中に指針20の停止を検出したときの帰零停止検出角θmerと、最大位置Pmaxまで指針20を回転させたときの最大角θmaxとは、指針20の回転異常の有無に応じた角度差Δθvrを形成する。したがって、帰零停止検出角θmerと最大角θmaxとの間の角度差Δθvrは、離零制御中又は帰零制御中に指針20が停止するいずれの回転異常時においても、正規の帰零停止検出角θmerである零角θ0と最大角θmaxとの間の角度差Δθcよりも、小さくなる。故に、帰零停止検出角θmer及び最大角θmax間の角度差Δθvrが零角θ0及び最大角θmax間の角度差Δθcと異なると判断されることによれば、回転異常の正確な有判定を自動で下すことができるのである。
また、第一実施形態では、初期制御での電気角調整により零位置P0に到達した指針20の停止が検出されると、当該検出時の測定角θmeにより零角θ0が初期設定されると共に、先述の角度差Δθcを零角θ0との間に与えるように最大角θmaxが初期設定される。こうした初期制御後に順次実行される離零制御中及び帰零制御中においては、直前に初期設定された零角θ0及び最大角θmaxに基づいて回転異常の有無を自動判定できるので、当該判定の正確性を高めることが可能となる。
さらに第一実施形態によると、A,B各相駆動信号の信号電圧が90°間隔の測定角θme毎に零電圧に設定される構成下、当該零電圧を実現する測定角θmeでは、A,B各相の界磁巻線32,33に発生する誘起電圧に関して、指針20の停止に伴う低下を識別できる。そこで、帰零制御中に零電圧を実現する測定角θmeにおいて、設定電圧Vth以下への誘起電圧低下により指針20の停止を検出することによれば、当該零電圧の測定角θmeである帰零停止検出角θmerに基づいた回転異常判定の正確性を、高めることが可能となる。
(第二実施形態)
図14に示すように、本発明の第二実施形態は第一実施形態の変形例である。
(チェック処理)
まず、第二実施形態によるチェック処理の制御フローについて、説明する。この制御フローでは、S102の代わりに、S201〜S206が実行される。
具体的に、S101から移行するS201では、離零制御における電気角の変化量を監視するために、離零角度変化量Δθveを、零度(0°)に設定する。続いてS202では、指針20を離零方向Yへ回転させる離零制御を、実行する。具体的には、指針20を現在の回転位置から離零方向Yへ回転させるように、測定角θme同士の間隔である90°分、A,B各相駆動信号の電気角を当該方向Yの対応側(即ち、増大側)へと変化させる。また、続くS203では、離零角度変化量Δθveに90°を加算する。
さらに、続くS204では、離零角度変化量Δθveが零角θ0及び最大角θmax間の角度差Δθcに到達したか否かを、判定する。その結果、否定判定が下された場合には、S205へ移行する。このS205では、誘起電圧を測定し、当該測定電圧Vmeが設定電圧Vth以下であるか否かにより、指針20の停止を検出したか否かを判定する。
S205により否定判定が下された場合には、S202及びその後続ステップが実行される。一方、S205により肯定判定が下された場合、即ち離零角度変化量Δθveが角度差Δθcと異なっている状態で指針20の停止を検出したと判断される場合には、S206へ移行する。以上より、S206への移行時現在の測定角θmeである電気角θmee(後に詳述する図15参照)が、指針20の停止検出時の離零停止検出角θmeeであり、S206への移行時現在の離零角度変化量Δθveが零角θ0と当該停止検出角θmeeとの間の角度差Δθveとなる。
S206では、指針20の回転異常の有判定を下して、警告灯乃至は音声等により当該回転異常の発生をチェック作業者に報知する。尚、このとき有判定される回転異常は、指針20や減速歯車機構G、ステップモータMが機械的な干渉を受けることによる異常の他、ステップモータMの電気角と機械角とのずれによる異常等となる。
以上、S204により否定判定が下された場合に実行されるステップについて説明したが、S204により肯定判定が下された場合には、S103及びその後続ステップが第一実施形態と同様に実行されるのである。そして、ここまで説明したように第二実施形態では、S201〜S205,S103〜S107を実行する制御ユニット50が「制御手段」に相当し、S201〜S206,S103〜S105,S107〜S110を実行する制御ユニット50が「判定手段」に相当する。
(離零異常時の作動例)
図15は、指針20の回転異常が離零制御中に発生する場合の作動例を、示している。
チェック処理がスタートすると、まず、第一実施形態で説明した正常時と同様に零角θ0及び最大角θmaxが初期設定される(t1)。次に、離零制御により電気角は零角θ0から最大角θmaxに向かって漸次変化するが、指針20が機械的な干渉を受ける等して中間位置Pmidで停止すると(t2〜t3)、停止検出時の離零停止検出角θmeeは最大角θmaxよりも小さな角度となる。その結果、離零角度変化量Δθveが正規の角度差Δθcよりも小さくなるので(t3)、回転異常の有判定が下されてチェック作業者に報知されるのである。
(作用効果)
以上説明した第二実施形態に特有の作用効果を、以下に説明する。
第二実施形態によると、離零制御中に機械的な干渉等による指針20の回転異常が生じると、当該回転異常により指針20が停止することで検出される離零停止検出角θmeeは、最大位置Pmaxまで指針20が正規に回転できたとしたときの最大角θmaxよりも、小さくなる。故に、離零制御中においては、指針20の停止を検出したときの離零停止検出角θmeeに基づくことで、帰零制御を待たずに回転異常の有無を自動で判定できるのである。
ここで第二実施形態でも、零位置P0まで指針20を回転させたときの零角θ0と、最大位置Pmaxまで指針20を回転させたときの最大角θmaxとは、零位置P0及び最大位置Pmaxの間隔に応じた角度差Δθcを形成する。これに対し、零位置P0まで指針20を回転させたときの零角θ0と、離零制御中に指針20の停止を検出したときの離零停止検出角θmeeとは、指針20の回転異常の有無に応じた角度差Δθveを形成する。したがって、零角θ0と離零停止検出角θmeeとの間の角度差Δθveは、離零制御中に指針20が停止する回転異常時において、零角θ0と最大角θmaxとの間の角度差Δθcよりも、小さくなる。故に、零角θ0及び離零停止検出角θmee間の角度差Δθveが零角θ0及び最大角θmax間の角度差Δθcと異なると判断されることによれば、回転異常の正確な有判定を自動で下すことができるのである。
また、第二実施形態では、離零制御中に零電圧を実現する測定角θmeにおいて、設定電圧Vth以下への誘起電圧低下により指針20の停止を検出する。これによれば、零電圧の測定角θmeである離零停止検出角θmeeに基づいた回転異常判定の正確性につき、高めることが可能となる。
(他の実施形態)
以上、本発明の複数の実施形態について説明したが、本発明は、それらの実施形態に限定して解釈されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の実施形態及び組み合わせに適用することができる。
具体的に、第一及び第二実施形態の変形例1としては、車両の各種状態に関する値であれば、例えば燃料残量や冷却水温度、エンジン回転数等を、車両状態値として指針20により指示してもよい。また、第一及び第二実施形態の変形例2としては、電気角に応じて信号電圧が変化する駆動信号であれば、例えば台形波状や三角波状等に変化する駆動信号を、採用してもよい。さらに、第一及び第二実施形態の変形例3としては、指針20を直接的に係止して停止させるストッパ機構Sを、採用してもよい。またさらに、第一及び第二実施形態の変形例4としては、減速歯車機構Gを設けずに、ステップモータMの回転を指針20へ直接的に伝達する回動内機30を、採用してもよい。
第一及び第二実施形態の変形例5としては、指針20の停止検出時の帰零停止検出角θmerを正規の零角θ0と直接的に比較して、それらθmer,θ0が異なる場合に、回転異常の有判定を下してもよい。また、第二実施形態の変形例6としては、指針20の停止検出時の離零停止検出角θmeeを正規の最大角θmaxと直接的に比較して、それらθmee,θmaxが異なる場合に、回転異常の有判定を下してもよい。さらに、第一及び第二実施形態の変形例7としては、図16(同図は第一実施形態の変形例7)に示すようにS101の初期制御を実行しないで、予め設定された零角θ0及び最大角θmaxを利用するチェック処理を、実施してもよい。またさらに、第一及び第二実施形態の変形例8としては、離零ストッパ部材39bを設けなくてもよく、その場合、上限指示位置Puから離零方向Yの所定範囲(上限指示位置Puも含む)内の最大位置Pmaxを、例えばステップモータMの最大回転位置等に設定してもよい。
第一及び第二実施形態において指針20の停止検出については、所定間隔の電気角(第一及び第二実施形態では、90°間隔の測定角θme)毎に測定した誘起電圧に基づく以外にも、例えばカメラによる撮影結果に基づく変形例9や、振動又は音の測定結果に基づく変形例10を採用してもよい。また、第一及び第二実施形態のチェック処理については、製品出荷前に実施する以外にも、例えば製品修理時に実施する変形例11や、計器1の始動時等の所定処理中に実施する変形例12を採用してもよい。
1 車両用指示計器、20 指針、30 回動内機、M ステップモータ、32,33 界磁巻線、G 減速歯車機構、S ストッパ機構、38 回転部材、39a 帰零ストッパ部材、50 制御ユニット、P0 零位置、Pmax 最大位置、Vth 設定電圧、X 帰零方向、Y 離零方向、θ0 零角、θmax 最大角、θme 測定角、θmer 帰零停止検出角、θmee 離零停止検出角、Δθc 角度差、Δθvr 帰零角度変化量、Δθve 離零角度変化量

Claims (6)

  1. 零位置(P0)及び最大位置(Pmax)の間における回転位置に応じて、車両状態値を指示する指針(20)と、
    界磁巻線(32,33)を有し、電気角に応じた駆動信号が前記界磁巻線へ印加されることにより、前記指針を回転駆動するステップモータ(M)と、
    前記零位置において前記指針を停止させるストッパ機構(S)と、
    前記界磁巻線へ印加する前記駆動信号の前記電気角を制御する制御手段であって、前記零位置から前記最大位置まで前記指針を回転させるように前記電気角を変化させる離零制御の後、前記最大位置から前記零位置まで前記指針を回転させるように前記電気角を変化させる帰零制御を、実行する制御手段(50,S102〜S107,S201〜S205)と、
    前記指針の停止を検出する検出手段(50)と、
    前記帰零制御中に前記検出手段が前記指針の停止を検出したときの前記電気角に基づいて、前記指針の回転異常の有無を判定する判定手段(50,S103〜S105,S107〜S110)とを、備えることを特徴とする車両用指示計器。
  2. 前記零位置まで前記指針を回転させたときの前記電気角を、零角(θ0)と定義し、
    前記最大位置まで前記指針を回転させたときの前記電気角を、最大角(θmax)と定義し、
    前記帰零制御中に前記検出手段が前記指針の停止を検出したときの前記電気角を、帰零停止検出角(θmer)と定義すると、
    前記判定手段は、前記帰零停止検出角及び前記最大角の間の角度差(Δθvr)が前記零角及び前記最大角の間の角度差(Δθc)と異なると判断した場合、前記回転異常の有判定を下すことを特徴とする請求項1に記載の車両用指示計器。
  3. 前記判定手段(50,S103〜S105,S107〜S110,S201〜S206)は、前記離零制御中に前記検出手段が前記指針の停止を検出したときの前記電気角に基づいて、前記指針の回転異常の有無を判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の車両用指示計器。
  4. 前記零位置まで前記指針を回転させたときの前記電気角を、零角(θ0)と定義し、
    前記最大位置まで前記指針を回転させたときの前記電気角を、最大角(θmax)と定義し、
    前記離零制御中に前記検出手段が前記指針の停止を検出したときの前記電気角を、離零停止検出角(θmee)と定義すると、
    前記判定手段は、前記零角及び前記離零停止検出角の間の角度差(Δθve)が前記零角及び前記最大角の間の角度差(Δθc)と異なると判断した場合、前記回転異常の有判定を下すことを特徴とする請求項3に記載の車両用指示計器。
  5. 前記制御手段は、前記指針を前記零位置に停止させるように前記電気角を調整する初期制御の後、前記離零制御及び前記帰零制御を順次実行し、
    前記初期制御による前記指針の停止を前記検出手段が検出した場合に、当該検出時の前記電気角により前記零角を初期設定すると共に、前記零位置及び前記最大位置の間隔に応じた角度差を前記零角との間に与えるように前記最大角を初期設定する初期設定手段(50,S101)を、備えることを特徴とする請求項2又は4に記載の車両用指示計器。
  6. 前記制御手段は、前記駆動信号の信号電圧を、所定間隔の前記電気角(θme)毎に零電圧に設定し、
    前記検出手段は、前記零電圧を実現する前記電気角において、前記界磁巻線に発生する誘起電圧が設定電圧(Vth)以下に低下することにより、前記指針の停止を検出することを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載の車両用指示計器。
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