JP5458908B2 - 蓄電ユニット - Google Patents

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Description

本発明は、少なくとも2つの蓄電素子が電気的に接続された蓄電ユニットに関するものである。
組電池では、複数の単電池が電気的に直列に接続されて構成されており、所定の電圧値が得られるようになっている。ここで、電気的に直列に接続される2つの単電池において、一方の単電池の正極端子は、他方の単電池の負極端子とバスバーを介して接続されている(例えば、特許文献1,2参照)。具体的には、正極端子(又は負極端子)の外面に、板状のバスバーを接触させておき、ボルトを用いて、正極端子およびバスバーを固定している。
特開2008−098012号公報 特開2009−004277号公報
本発明は、特許文献1,2に記載の構造とは異なる構造であって、バスバーを蓄電素子の電極端子(正極端子や負極端子)に接続することができる構造を備えた蓄電ユニットを提供するものである。
本発明である蓄電ユニットは、電極端子を有し、隣り合って配置される複数の蓄電素子と、複数の蓄電素子の配列方向に延び、複数の蓄電素子を電気的に接続するためのバスバーと、を有する。そして、電極端子は、バスバーが挿入される開口部を有しており、開口部は、複数の蓄電素子の配列方向に延びている。
ここで、開口部にバスバーが挿入された状態において、バスバーを開口部の一部に接触させる方向に変位させる変位部材を設けることができる。これにより、バスバーを電極端子(開口部)に密接させることができる。
変位部材としては、締結部材を用いることができる。具体的には、締結部材の基端部が電極端子を貫通した状態で固定し、締結部材の先端部を開口部の内側に突出させることができる。そして、締結部材の先端部によってバスバーを押し付けて、バスバーを開口部に密接させることができる。
また、締結部材の基端部が電極端子を貫通し、締結部材の先端部を開口部の内側に突出させることができる。そして、バスバーにネジ溝を形成しておき、締結部材の先端部をネジ溝に係合させることができる。締結部材の基端部とバスバーとの間隔が狭くなるように、締結部材およびネジ溝を係合させれば、バスバーを開口部に密接させることができる。
さらに、変位部材として、バスバーとともに開口部に挿入されるくさび部材を用いることができる。くさび部材を開口部に挿入することにより、くさび部材が挿入された側とは反対側にバスバーを変位させることができ、バスバーを開口部に密接させることができる。ここで、バスバーの端部に対して、くさび部材の外形に沿って形成された傾斜面を設けておくことが好ましい。これにより、くさび部材を開口部に対して容易に挿入することができる。
電極端子の開口部には、バスバーを変位させる方向に向かって間隔が狭くなるテーパ面を設けることができる。そして、バスバーは、テーパ面に沿った形状に形成することができる。これにより、バスバーを電極端子に対して位置決めすることができるとともに、電極端子およびバスバーの接触領域(導通領域)を増加させることができる。
また、電極端子に対して、複数の方向、例えば、互いに直交する2つの方向に延びる開口部を設けることができる。これにより、電極端子に対して、異なる方向からバスバーを接続することができ、蓄電素子の配置に応じて、2つの開口部を使い分けることができる。なお、開口部としては、電極端子を貫通した貫通孔を用いることができる。
本発明によれば、バスバーを電極端子の開口部に挿入するだけで、バスバーおよび電極端子を電気的に接続させることができる。また、変位部材を用いれば、バスバーを開口部に密接させることができ、バスバーおよび電極端子の間の導電性を向上させることができる。
本発明の実施例1における単電池の正面図である。 実施例1における単電池の上面図である。 実施例1における単電池の側面図である。 実施例1におけるバスバーの正面図である。 実施例1におけるバスバーの上面図である。 実施例1におけるバスバーの端面図である。 実施例1において、2つの単電池の接続状態を示す図である。 実施例1において、正極端子およびバスバーの接続状態を示す図である。 実施例2において、2つの単電池の接続状態を示す図である。 実施例2において、正極端子およびバスバーの接続状態を示す図である。 本発明の実施例3におけるバスバーの正面図である。 実施例3におけるバスバーの上面図である。 実施例3におけるバスバーの端面図である。 実施例3において、2つの単電池の接続状態を示す図である。 実施例3において、正極端子およびバスバーの接続状態を示す図である。 本発明の実施例4における正極端子の上面図である。 実施例4における正極端子の正面図である。 実施例4における正極端子の側面図である。 実施例4の変形例における正極端子の上面図である。 実施例4の変形例における正極端子の正面図である。 実施例4の変形例における正極端子の側面図である。 2つの単電池の配置状態を示す上面図である。 2つの単電池の他の配置状態を示す上面図である。
以下、本発明の実施例について説明する。
本発明の実施例1における単電池の構成について、図1A〜図1Cを用いて説明する。図1Aは、単電池の正面図である。図1Bは、図1Aに示す矢印A1の方向から見たときの単電池の上面図である、図1Cは、図1Aに示す矢印A2の方向から見たときの単電池の側面図である。
単電池(蓄電素子)1は、電池ケース10および発電要素11を有しており、発電要素11は、電池ケース10内に収容されている。単電池1としては、ニッケル水素電池やリチウムイオン電池といった二次電池を用いることができる。なお、二次電池の代わりに、電気二重層キャパシタ(蓄電素子)を用いることもできる。
電池ケース10は、上面10aと、底面10bと、2つの第1側面10cと、2つの第2側面10dとを有している。第1側面10cは、上面10aおよび底面10bと直交する面であって、後述する正極端子(電極端子)12および負極端子(電極端子)13の並ぶ方向(図1Bの左右方向)と直交する面である。第2側面10dは、上面10aおよび底面10bと直交する面であって、正極端子12および負極端子13の並ぶ方向と平行な面である。
発電要素11は、充放電を行うことができる要素であり、具体的には、正極素子と、負極素子と、正極素子および負極素子の間に配置されるセパレータ(電解液を含む)とを有している。正極素子は、集電板の表面に、正極活物質を含む正極層を形成したものであり、負極素子は、集電板の表面に、負極活物質を含む負極層を形成したものである。
電池ケース10の上面10aには、正極端子12および負極端子13が設けられており、正極端子12は、発電要素11の正極素子と電気的に接続され、負極端子13は、発電要素11の負極素子と電気的に接続されている。例えば、発電要素11の正極素子にタブ(正極タブ)を設けておき、正極タブを正極端子12に接続することができる。発電要素11の負極素子および負極端子13の接続についても同様である。
正極端子12は、一方向に延びる第1貫通孔12aと、第1貫通孔12aと直交する方向に延びる第2貫通孔12bとを有している。第1貫通孔12aは、正極端子12および負極端子13の並ぶ方向に延びており、正極端子12を貫通している。また、第1貫通孔12aは、図1Cに示すように、互いに向かい合うテーパ面12a1を有しており、2つのテーパ面12a1の間隔は、単電池1の上方に向かうにつれて狭くなっている。
第1貫通孔12aには、第2貫通孔12bが接続されており、第2貫通孔12bは、単電池1の上下方向に延びている。すなわち、第2貫通孔12bは、一端が正極端子12の上面に位置しており、他端が第1貫通孔12aと接続されている。また、第2貫通孔12bは、図1Bに示すように、長手方向(単電池1の上下方向)と直交する断面が円形に形成されている。
負極端子13は、正極端子12と同様の構造を有しており、第1貫通孔13aおよび第2貫通孔13bを有している。第1貫通孔13aは、第1貫通孔12aに対応し、第2貫通孔13bは、第2貫通孔12bに対応している。第1貫通孔12a,13aは、正極端子12および負極端子13が並ぶ方向に延びており、図1Aの矢印A2方向から見たときに、互いに重なるように配置されている。
第1貫通孔12a,13aには、図2A〜図2Cに示すバスバー20が挿入される。図2Aは、バスバー20の側面図である。図2Bは、図2Aに示す矢印A3の方向から見たときのバスバー20の上面図である。図2Cは、図2Aに示す矢印A4の方向から見たときのバスバー20の端面図である。
バスバー20は、一方向に延びており、バスバー20の上面21には、2つの溝部22が形成されている。2つの溝部22は、バスバー20の両端側に設けられているが、具体的な溝部22の位置は適宜設定することができる。溝部22の壁面には、ネジ部が形成されており、後述するボルト30のネジ部と噛み合うようになっている。
バスバー20の上面21における幅W1は、バスバー20の下面23における幅W2よりも狭くなっている。そして、バスバー20の側面24は、上面21および下面23に対して傾斜している。ここで、バスバー20の側面(傾斜面)24は、第1貫通孔12a(13a)の一部を構成するテーパ面12a1に沿うように形成されている。
図3Aおよび図3Bには、2つの単電池1をバスバー20によって接続した構造を示している。図3Aに示すように、2つの単電池1は、図3Aの左右方向において並んで配置されており、電池ケース10の第1側面10cが互いに向かい合っている。なお、図3Bは、図3Aに示す矢印A5の方向から見たときの単電池1およびバスバー20の接続構造を示す図である。
バスバー20の一端側は、一方の単電池1における正極端子12の第1貫通孔12aに挿入されており、バスバー20の他端側は、他方の単電池1における負極端子13の第1貫通孔13aに挿入されている。また、バスバー20における一方の溝部22は、単電池1の上方から見たときに、正極端子12の第2貫通孔12bと略重なるようになっており、第2貫通孔12bおよび溝部22には、ボルト30が挿入されている。
また、バスバー20における他方の溝部22は、単電池1の上方から見たときに、負極端子13の第2貫通孔13bと略重なるようになっており、第2貫通孔13bおよび溝部22には、ボルト30が挿入されている。
ボルト30のネジ部31のうち、基端部側は、第2貫通孔12b,13bを貫通しており、先端部側は、バスバー20の溝部22に挿入されている。ネジ部31の先端は、溝部22のネジ部と噛み合っている。これにより、バスバー20の両端側を、正極端子12や負極端子13にそれぞれ固定することができる。
ここで、ネジ部31の先端が溝部22の底部に近づくように、ネジ部31を溝部22と係合させると、バスバー20を矢印F1で示す方向に変位させることができる。これにより、図3Bに示すように、バスバー20における一対の側面24を、第1貫通孔12a,13aのテーパ面12a1に密接させることができる。ここで、バスバー20の側面24は、テーパ面12a1に沿った形状に形成されているため、側面24の全体をテーパ面12a1に接触させることができる。これにより、2つの単電池1は、バスバー20を介して、電気的に接続されることになる。
本実施例では、バスバー20の両端を第1貫通孔12a,13aにそれぞれ挿入しておき、第2貫通孔12b,13bにボルト30を挿入するだけで、バスバー20を正極端子12および負極端子13に固定することができる。ここで、ボルト30は、正極端子12および負極端子13に対して、単電池1の上方から取り付けることができるため、バスバー20の固定作業を容易に行うことができる。
また、本実施例では、第1貫通孔12a,13aにバスバー20を接触(挿入)させているため、バスバー20および第1貫通孔12a,13aの接触面に対して、埃等を付着させにくくすることができる。すなわち、バスバー20および第1貫通孔12a,13aの接触面は、正極端子12や負極端子13によって覆われているため、埃等が付着しにくくなる。
なお、本実施例では、バスバー20を用いて、2つの単電池1を電気的に接続する場合について説明したが、これに限るものではない。例えば、複数の単電池1を用いて、1つの電池モジュールを構成しておき、2つの電池モジュールを電気的に接続する場合においても、本実施例を適用することができる。この場合には、電池モジュールの正極端子および負極端子を、本実施例で説明した正極端子12および負極端子13と同様の構造にすればよい。
また、本実施例では、第1貫通孔12aが正極端子12を貫通しているが、貫通していなくてもよい。すなわち、正極端子12には、バスバー20の端部が挿入される部分(開口部)が形成されていればよく、例えば、貫通孔の一端が塞がれていてもよい。負極端子13の第1貫通孔13aについても同様である。さらに、本実施例では、バスバー20に溝部22を形成しているが、バスバー20を貫通した貫通孔を形成することもできる。この場合には、貫通孔に対して、ボルト30のネジ部31と噛み合うネジ部を形成しておけばよい。
さらに、本実施例では、バスバー20の側面24を第1貫通孔12a,13aのテーパ面12a1に接触させているが、これに限るものではない。すなわち、図3Aおよび図3Bに示す矢印F1方向の力を用いて、バスバー20を第1貫通孔12a,13aの一部に接触させればよい。具体的には、バスバー20の上面21を、第1貫通孔12a,13aの上面に接触させることができる。
ここで、本実施例では、第1貫通孔12a,13aおよびバスバー20の間に隙間が生じるように、第1貫通孔12a,13aをバスバー20よりも大きくしている。これにより、第1貫通孔12a,13aに対してバスバー20を容易に挿入することができる。
また、本実施例では、バスバー20の側面24を傾斜面としているが、これに限るものではない。例えば、側面24を階段状に形成することもできる。この場合には、バスバー20の幅(幅W1,W2に相当する幅)は、上面21から下面23に向かって段階的に変化することになる。また、第1貫通孔12a,13aは、バスバー20の外形に沿った形状に形成しておけばよい。
さらに、本実施例では、いわゆる角型の単電池1を用いた場合について説明したが、これに限るものではない。すなわち、いわゆる円筒型の単電池であっても、本発明を適用することができる。円筒型の単電池とは、単電池の長手方向と直交する断面における形状が円形に形成されており、単電池の両端部又は一端部において、電力を取り出したり取り込んだりするための電極端子(正極端子および負極端子)が設けられたものである。
本発明の実施例2である単電池の接続構造について説明する。ここで、実施例1で説明した部材と同一の機能を有する部材については、同一符号を用い、詳細な説明は省略する。以下、実施例1と異なる点について、主に説明する。
実施例1では、バスバー20における上面21の幅W1を、下面23の幅W2よりも狭くしているが、逆の構成であってもよい。すなわち、上面21の幅W1を下面23の幅W2よりも広くすることができる。この場合において、バスバー20が挿入される第1貫通孔12a,13aは、バスバー20の形状に沿った形状に形成すればよい。この構造について、図4Aおよび図4Bを用いて説明する。
図4Aは、2つの単電池1の接続構造を示す図であり、図4Bは、図4Aに示す矢印A6の方向から見たときの単電池1の接続構造を示す図である。図4Aおよび図4Bに示す構造において、バスバー20には、実施例1で説明した溝部22が形成されていない。すなわち、バスバー20の上面21は、平坦な面で構成されている。また、正極端子12の第2貫通孔12bや負極端子13の第2貫通孔13bには、ボルト30のネジ部31と噛み合うネジ部が形成されている。
バスバー20の両端は、正極端子12の第1貫通孔12aや負極端子13の第1貫通孔13aに挿入されており、バスバー20の上面21には、ボルト30の先端が接触している。正極端子12の第2貫通孔12bにボルト30のネジ部31を挿入すれば、第1貫通孔12aの内側に、ネジ部31の先端を突出させることができる。負極端子13についても同様であり、第1貫通孔13aの内側にネジ部31の先端を突出させることができる。これにより、ネジ部31の先端が、バスバー20の上面21に接触することになる。
本実施例では、ネジ部31の先端を第1貫通孔12aの内側に突出させることにより、バスバー20を矢印F2で示す方向に変位させることができる。言い換えれば、ボルト30によってバスバー20を下方向に押し付けることができる。これにより、バスバー20の側面24を第1貫通孔12a,13aのテーパ面に密接させることができる。ここで、ボルト30のネジ部31は、第2貫通孔12b,13bのネジ部と噛み合っているため、バスバー20はボルト30によって下方向に押し付けられたままの状態となる。
本実施例によれば、バスバー20を正極端子12(第1貫通孔12a)や負極端子13(第1貫通孔13a)に対して確実に接触させておくことができる。また、ボルト30によってバスバー20を押し付けるだけであるため、バスバー20のうち、第1貫通孔12a,13aに挿入される部分を変更することができる。これにより、バスバー20の長手方向において、2つの単電池1に対するバスバー20の接続位置を調節することができる。
ここで、図4Aおよび図4Bに示す構造では、バスバー20の側面(傾斜面)24を、第1貫通孔12a,13aのテーパ面に密接させているが、これに限るものではない。すなわち、バスバー20の一部を第1貫通孔12a,13aの一部に密接させることができればよい。具体的には、バスバー20の下面23を、第1貫通孔12a,13aの底面に密接させることができる。
また、図4Aおよび図4Bに示す構造では、ボルト30がバスバー20の上面21を下方に向かって押し付けているが、これに限るものではない。例えば、ボルト30によって、バスバー20の側面を押し付けるようにすることもできる。例えば、正極端子12のうち、バスバー20の側面24と対向する部分に、貫通孔を形成しておき、この貫通孔にボルト30のネジ部を挿入させればよい。
本発明の実施例3である単電池の接続構造について説明する。ここで、実施例1で説明した部材と同一の機能を有する部材については、同一符号を用い、詳細な説明は省略する。以下、実施例1と異なる点について、主に説明する。
本実施例では、実施例1に対して、バスバー20の形状を異ならせている。図5Aは、本実施例におけるバスバー20の側面図である。図5Bは、図5Aに示す矢印A7の方向から見たときのバスバー20の上面図であり、図5Cは、図5Aに示す矢印A8の方向から見たときのバスバー20の端面図である。
実施例1では、バスバー20の上面21に溝部22を設けているが、本実施例では、溝部22を省略している。また、本実施例のバスバー20は、下面23において、長手方向(図5Aの左右方向)における両端部に傾斜面23aを設けている。バスバー20のうち、傾斜面23aが形成されていない領域は、高さH1に設定されており、傾斜面23aが形成されている領域では、バスバー20の高さが連続的に変化している。そして、バスバー20の長手方向における両端は、最も小さい高さH2に設定されている。
図6Aおよび図6Bに示すように、バスバー20の両端部は、正極端子12の第1貫通孔12aおよび負極端子13の第1貫通孔13aに挿入される。ここで、図6Aは、本実施例における2つの単電池1の接続構造を示す正面図であり、図6Bは、図6Aの矢印A9の方向から見たときの図である。
第1貫通孔12a,13aには、くさび部材40も挿入されている。くさび部材40は、バスバー20の傾斜面23aに沿った形状に形成された傾斜面41を有しており、くさび部材40を第1貫通孔12a,13aに挿入すると、バスバー20を矢印F3の方向(単電池1の上方)に変位させることができる。
これにより、バスバー20の側面(傾斜面)24を、第1貫通孔12a,13aのテーパ面に密接させることができる。このようにバスバー20を第1貫通孔12a,13aに接触させることにより、バスバー20および正極端子12(又は負極端子13)の導通を確保するための接触圧を発生させることができる。
なお、本実施例では、バスバー20の下面23にくさび部材40を配置しているが、これに限るものではない。すなわち、第1貫通孔12a,13aに対して、バスバー20とともにくさび部材を挿入して、第1貫通孔12a,13a内においてバスバー20を一方向に変位させることができればよい。
例えば、バスバー20の上面21にくさび部材を配置して、バスバー20を下方に向かって変位させたり、バスバー20の側面にくさび部材を配置して、バスバー20を水平方向(図6Bの左右方向に相当する)に向かって変位させたりすることができる。この場合には、バスバー20のうち、くさび部材と接触する領域に対して、本実施例で説明した傾斜面23aと同様の傾斜面を設ければよい。
本発明の実施例4である単電池の接続構造について説明する。ここで、実施例1で説明した部材と同一の機能を有する部材については、同一符号を用い、詳細な説明は省略する。以下、実施例1と異なる点について、主に説明する。
本実施例では、図7A〜図7Cに示すように、正極端子12に対して、実施例1で説明した第1貫通孔12aに加えて、第3貫通孔12cを設けている。ここで、図7Aは、単電池1のうち、正極端子12を含む部分の上面図であり、図7Bは、図7Aの矢印A10の方向から見たときの側面図であり、図7Cは、図7Aの矢印A11の方向から見たときの側面図である。
第1貫通孔12aおよび第3貫通孔12cは、第2貫通孔12bと直交する面(図7Aの紙面)内において、互いに直交する方向に延びている。第3貫通孔12cの断面形状は、第1貫通孔12aの断面形状と略等しくなっている。そして、第3貫通孔12cは、互いに向かい合うテーパ面12c1を有しており、テーパ面12c1の間隔は、単電池1の上方に向かって狭くなっている。
図7A〜図7Cでは、本実施例における正極端子12の構造を示しているが、負極端子13の構造も正極端子12と同様である。
本実施例においても、実施例1と同様に、第2貫通孔12bにボルト30を挿入し、ネジ部31の先端をバスバー20の溝部22に係合させることができる。ここで、バスバー20は、第1貫通孔12aだけでなく、第3貫通孔12cにも挿入することができる。すなわち、正極端子12に対して異なる方向からバスバー20を取り付けることができる。
本実施例でも、実施例1と同様に、バスバー20を正極端子12に対して上方(図3Aおよび図3Bに示す矢印F1方向)に変位させることができ、バスバー20の側面(傾斜面)24を第1貫通孔12aのテーパ面や第3貫通孔12cのテーパ面に密接させることができる。
なお、本実施例では、正極端子12に対して、実施例1で説明した第1貫通孔12aと、この第1貫通孔12aに対応した第3貫通孔12cとを形成しているが、これに限るものではない。具体的には、実施例2(図4Aおよび図4B参照)で説明した第1貫通孔12aと、この第1貫通孔12aに対応した第3貫通孔とを正極端子12に形成することができる。この場合であっても、第1貫通孔12aおよび第3貫通孔は、互いに直交するように形成すればよい。
一方、図8A〜図8Cに示すように、実施例3(図6Aおよび図6B)で説明した第1貫通孔12aと、この第1貫通孔12aと直交する第3貫通孔12cとを、正極端子12に設けることができる。図8Aは、本実施例の変形例における単電池1のうち、正極端子12を含む部分の上面図であり、図8Bは、図8Aの矢印A12の方向から見たときの側面図であり、図8Cは、図8Aの矢印A13の方向から見たときの側面図である。
図8A〜図8Cに示す構成では、実施例3で説明したように、第1貫通孔12aにバスバー20およびくさび部材40を挿入することにより、バスバー20を第1貫通孔12aに密接させることができる。また、本実施例では、第1貫通孔12aと同様の形状を有する第3貫通孔12cを、第1貫通孔12aと直交するように設けている。これにより、正極端子12に対して、互いに異なる方向からバスバー20を取り付けることができる。
本実施例で説明した正極端子12および負極端子13を用いれば、図9に示すように並んで配置された2つの単電池10をバスバー20によって電気的に接続することもできるし、図10に示すように並んで配置された2つの単電池1をバスバー20によって電気的に接続することもできる。
図9では、各単電池1の第1側面10cが互いに向かい合うように2つの単電池1が並んで配置されている。図10では、各単電池1の第2側面10dが互いに向かい合うように2つの単電池1が並んで配置されている。
本実施例で説明した単電池1を用意しておけば、複数の単電池1の配列方向を変えても、この配列方向に応じた方向にバスバー20を配置して、単電池1を電気的に接続することができる。
上述した実施例1〜4では、バスバー20を貫通孔12a,13aに押し付けるための部材(ボルト30やくさび40)を用いているが、この部材を省略することもできる。すなわち、バスバー20を貫通孔12a,13aに挿入させるだけの構造であってもよい。この場合には、バスバー20を貫通孔12a,13aに挿入した後に、接着剤等を用いたり、溶接等を行ったりすることにより、バスバー20を電極端子12,13に固定することができる。
1:単電池(蓄電素子) 10:電池ケース
10a:上面 10b:底面
10c:第1側面 10d:第2側面
11:発電要素 12:正極端子(電極端子)
12a:第1貫通孔 12a1:テーパ面
12b:第2貫通孔 12c:第3貫通孔
13:負極端子(電極端子) 13a:第1貫通孔
13b:第2貫通孔 20:バスバー
21:上面 22:溝部
23:下面 23a:傾斜面
24:側面 30:ボルト(締結部材)
31:ネジ部

Claims (9)

  1. 電極端子を有し、隣り合って配置される複数の蓄電素子と、
    前記複数の蓄電素子の配列方向に延び、前記複数の蓄電素子を電気的に接続するためのバスバーと、を有し、
    前記電極端子は、前記バスバーが挿入され、前記配列方向に延びる開口部を有し、
    基端部が前記電極端子を貫通した状態で固定され、先端部が前記開口部の内側に突出し、前記開口部に前記バスバーが挿入された状態において、前記バスバーを前記開口部の一部に接触させる方向に変位させ、前記バスバーを前記開口部に押し付ける締結部材を有することを特徴とする蓄電ユニット。
  2. 電極端子を有し、隣り合って配置される複数の蓄電素子と、
    前記複数の蓄電素子の配列方向に延び、前記複数の蓄電素子を電気的に接続するためのバスバーと、を有し、
    前記電極端子は、前記バスバーが挿入され、前記配列方向に延びる開口部を有し、
    基端部が前記電極端子を貫通し、先端部が前記開口部の内側に突出し、前記開口部に前記バスバーが挿入された状態において、前記バスバーに形成されたネジ溝と係合し、前記バスバーを前記開口部の一部に接触させる方向に変位させる締結部材を有することを特徴とする蓄電ユニット。
  3. 電極端子を有し、隣り合って配置される複数の蓄電素子と、
    前記複数の蓄電素子の配列方向に延び、前記複数の蓄電素子を電気的に接続するためのバスバーと、を有し、
    前記電極端子は、前記バスバーが挿入され、前記配列方向に延びる開口部を有し、
    前記開口部に前記バスバーが挿入された状態において、前記バスバーとともに前記開口部に挿入され、前記バスバーを前記開口部の一部に接触させる方向に変位させるくさび部材を有することを特徴とする蓄電ユニット。
  4. 前記バスバーの端部は、前記くさび部材の外形に沿って形成された傾斜面を有することを特徴とする請求項に記載の蓄電ユニット。
  5. 電極端子を有し、隣り合って配置される複数の蓄電素子と、
    前記複数の蓄電素子の配列方向に延び、前記複数の蓄電素子を電気的に接続するためのバスバーと、を有し、
    前記電極端子は、前記バスバーが挿入され、前記配列方向に延びる開口部を有し、
    前記開口部に前記バスバーが挿入された状態において、前記バスバーを前記開口部の一部に接触させる方向に変位させる変位部材を有し、
    前記開口部は、前記バスバーを変位させる方向に向かって間隔が狭くなるテーパ面を有し、
    前記バスバーは、前記テーパ面に沿った形状に形成されていることを特徴とする蓄電ユニット。
  6. 前記開口部は、前記バスバーを変位させる方向に向かって間隔が狭くなるテーパ面を有し、
    前記バスバーは、前記テーパ面に沿った形状に形成されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の蓄電ユニット。
  7. 前記開口部は、複数の方向に延びていることを特徴とする請求項1からのいずれか1つに記載の蓄電ユニット。
  8. 前記開口部は、互いに直交する2つの方向に延びていることを特徴とする請求項に記載の蓄電ユニット。
  9. 前記開口部は、前記電極端子を貫通していることを特徴とする請求項1からのいずれか1つに記載の蓄電ユニット。
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