JP5456146B1 - 円筒型カットアウトのカバー蓋取付工具 - Google Patents
円筒型カットアウトのカバー蓋取付工具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5456146B1 JP5456146B1 JP2012259254A JP2012259254A JP5456146B1 JP 5456146 B1 JP5456146 B1 JP 5456146B1 JP 2012259254 A JP2012259254 A JP 2012259254A JP 2012259254 A JP2012259254 A JP 2012259254A JP 5456146 B1 JP5456146 B1 JP 5456146B1
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cover lid
- cover
- lid holding
- pair
- end side
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Fuses (AREA)
Abstract
【解決手段】カバー蓋取付工具1は、カバー蓋2を保持するカバー蓋保持手段3と、このカバー蓋保持手段3を遠隔位置から操作する遠隔操作手段4と、を備えている。そして、カバー蓋保持手段3は、遠隔操作手段4によって開閉操作される一対のカバー蓋保持アーム7,7と、一対のカバー蓋保持アーム7,7の他端側に支持軸27を介して揺動可能に連結された一対のカバー蓋保持ホルダ8,8と、を有している。一対のカバー蓋保持アーム7,7の長手方向と前記カバー蓋の取付方向とのなす角度にかかわらず、遠隔操作手段4を操作する力がカバー蓋保持ホルダ8,8を介してカバー蓋の鍔部2bの裏面側に均等に作用する。
【選択図】図5
Description
そこで、本発明は、カバー蓋を円筒型カットアウトの下部の開口部に取り付ける際に、作業者の作業位置を広域化することができ、カバー蓋の取付作業をより一層容易化することができるカバー蓋取付工具の提供を目的とする。
図1乃至図2は、本発明の実施の形態に係る円筒型カットアウトのカバー蓋取付工具1を示すものである。これらの図に示すように、カバー蓋取付工具1は、カバー蓋2を保持するカバー蓋保持手段3と、このカバー蓋保持手段3を遠隔位置から操作するために使用される遠隔操作手段4と、を備えている(図5参照)。遠隔操作手段4としては、間接活線工具として広く知られている絶縁ヤットコの把持部5の先端部分を加工したものが使用されている。そして、絶縁ヤットコの把持部5の先端をカバー蓋保持手段3の接続ホルダ6に装着して、把持部5の先端部分にカバー蓋保持手段3を取り付けるようになっている。なお、遠隔操作手段4は、絶縁ヤットコと言い換えて説明する。
図1に示すように、一対のカバー蓋保持ホルダ8,8は、カバー蓋保持アーム7,7によって突き合わされると、カバー蓋2の円柱部2aを収容する円筒部30が形作られると共に、カバー蓋2の鍔部2bを支持する中空円板部31が形作られ、カバー蓋2の円柱部2aを収容するカバー蓋捕捉穴32が中心部に形作られるようになっている(図5参照)。各カバー蓋保持ホルダ8は、円筒部30を半割した形状の半円筒部30aと、中空円板部31を半割した形状の半中空円板部31aと、を有している。半中空円板部31aは、半円筒部30aの一端側に一体に形成され、半円筒部30aの外周面側に張り出している。
図6は、カバー蓋保持ホルダ8の変形例を示す図である。
この図6に示すように、カバー蓋保持ホルダ8は、半中空円板部31aの裏面を外周に向かうにしたがって半中空円板部31aの板厚が薄くなる傾斜面36とすることにより、本体碍子101の開口部101aのばね部材35に接触し難くなり、カバー蓋2の取付作業がより一層容易化する(図5参照)。
図7は、接続ホルダ6のロック機構部17の変形例を示す図である。
この図7に示すように、ロック機構部17は、係合穴16に直交するように開口するロック機構部収容穴21に収容されており、ばね37によって付勢されたボール38の一部が係合穴16内に出っ張るようになっている。このロック機構部17のばね37は、一端がボール38に当接し、他端がロック機構部収容穴21の開口端に螺着されたばね受け部材40で支持され、ボール38を係合穴16内に押し出す方向へ常時付勢するようになっている。ロック機構部17のボール38は、ロック機構部収容穴21の係合穴16側端部に位置するテーパ状端縁41にばね37の弾性力で押し当てられ、係合穴16内への突出量が所定寸法となるように規制された状態で弾性的に保持されている。
2……カバー蓋
2a……円柱部
2b……鍔部
3……カバー蓋保持手段
4……遠隔操作手段(絶縁ヤットコ)
7……カバー蓋保持アーム
8……カバー蓋保持ホルダ
27……支持軸
30……円筒部
30a……半円筒部
31……中空円板部
31a……半中空円板部
33……中心軸
34……中心線
100……円筒型カットアウト
101a……開口部
Claims (4)
- 電柱の高所に取り付けられた円筒型カットアウトの下部の開口部にカバー蓋を取り付けるために使用される円筒型カットアウトのカバー蓋取付工具において、
前記カバー蓋を保持するカバー蓋保持手段と、このカバー蓋保持手段を遠隔位置から操作する遠隔操作手段と、を備え、
前記カバー蓋保持手段は、
前記遠隔操作手段に一端側が取り付けられ、前記遠隔操作手段によって開閉操作される一対のカバー蓋保持アームと、
前記一対のカバー蓋保持アームの他端側に支持軸を介して揺動可能に連結され、前記一対のカバー蓋保持アームの他端側が閉じ方向へ操作されると前記カバー蓋を捕捉し、前記一対のカバー蓋保持アームの他端側が前記カバー蓋を捕捉した状態から開き方向へ操作されると前記カバー蓋から離間する一対のカバー蓋保持ホルダと、を有し、
前記一対のカバー蓋保持ホルダは、
円柱部の一端の外周側に鍔部が張り出すように形成された前記カバー蓋に対し、前記円柱部の外周側に係合する半円筒部と、この半円筒部の一端側に形成されて前記鍔部を裏面側から支持する半中空円板部と、を有し、
前記カバー蓋を捕捉した状態において、一方のカバー蓋保持ホルダと他方のカバー蓋保持ホルダとが突き合わされ、前記円柱部を収容する円筒部を形作ると共に、前記鍔部を裏面側から支持する中空円板部を形作り、
前記一対のカバー蓋保持アームの一方と前記一対のカバー蓋保持ホルダの一方とを連結する支持軸、及び前記一対のカバー蓋保持アームの他方と前記一対のカバー蓋保持ホルダの他方とを連結する支持軸は、前記円筒部の中心軸に直交する中心線上に位置しており、
前記一対のカバー蓋保持アームの長手方向と前記カバー蓋の取付方向とのなす角度にかかわらず、前記遠隔操作手段を操作する力が前記カバー蓋保持手段の前記中空円板部を介して前記カバー蓋の鍔部の裏面側に均等に作用する、
ことを特徴とする円筒型カットアウトのカバー蓋取付工具。 - 前記遠隔操作手段は、作業者が握って支持する支持棒と、この支持棒の先端に取り付けられて前記一対のカバー蓋保持アームを開閉操作する把持部と、この把持部に接続された伝達棒と、この伝達棒を介して把持部を操作するハンドルと、を有し、
前記把持部は、前記支持棒に固定された不動部材と、前記支持棒に支持軸を介して揺動可能に取り付けられた可動部材と、を有し、
前記可動部材は、前記伝達棒の先端に連結され、前記ハンドルによって操作される前記伝達棒によって揺動させられるようになっており、
前記不動部材の先端側は、前記一対のカバー蓋保持アームの一方の前記一端側に取り付けられた接続ホルダの係合穴に挿入され、前記接続ホルダに設置されたロック機構部によって前記接続ホルダに着脱可能に固定され、
前記可動部材の先端側は、前記一対のカバー蓋保持アームの他方の前記一端側に取り付けられた接続ホルダの係合穴に挿入され、前記接続ホルダに設置されたロック機構部によって前記接続ホルダに着脱可能に固定される、
ことを特徴とする請求項1に記載の円筒型カットアウトのカバー蓋取付工具。 - 前記ロック機構部は、前記不動部材の先端側又は前記可動部材の先端側に形成された係止用凹部に押し込まれ、前記不動部材の先端側又は前記可動部材の先端側を前記接続ホルダに固定する係止手段を有し、
前記係止手段は、前記接続ホルダのロック機構部収容穴に螺合され、前記接続ホルダの係合穴内に進退可能に操作できるようになっている、
ことを特徴とする請求項2に記載の円筒型カットアウトのカバー蓋取付工具。 - 前記一対のカバー蓋保持アームの一方と他方は、長手方向の略中央部が交差するように重ねられると共に、前記交差した部分が連結ピンによって相対回動可能に連結された、
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の円筒型カットアウトのカバー蓋取付工具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012259254A JP5456146B1 (ja) | 2012-11-28 | 2012-11-28 | 円筒型カットアウトのカバー蓋取付工具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2012259254A JP5456146B1 (ja) | 2012-11-28 | 2012-11-28 | 円筒型カットアウトのカバー蓋取付工具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP5456146B1 true JP5456146B1 (ja) | 2014-03-26 |
JP2014107124A JP2014107124A (ja) | 2014-06-09 |
Family
ID=50614601
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2012259254A Expired - Fee Related JP5456146B1 (ja) | 2012-11-28 | 2012-11-28 | 円筒型カットアウトのカバー蓋取付工具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5456146B1 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111403247A (zh) * | 2020-04-20 | 2020-07-10 | 广东电网有限责任公司 | 跌落式熔断器安装防晃装置 |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6253553U (ja) * | 1985-09-24 | 1987-04-02 | ||
JPH11170179A (ja) * | 1997-12-09 | 1999-06-29 | Daito Denzai Co Ltd | 高圧カットアウトの密閉栓着脱工具 |
JP2006147476A (ja) * | 2004-11-24 | 2006-06-08 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 高圧カットアウトのキャップ着脱用工具 |
JP2011090922A (ja) * | 2009-10-23 | 2011-05-06 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 円筒型カットアウト用閉止蓋およびその装着機構 |
JP2012160412A (ja) * | 2011-02-03 | 2012-08-23 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | カットアウト用作業棒先端構造 |
-
2012
- 2012-11-28 JP JP2012259254A patent/JP5456146B1/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6253553U (ja) * | 1985-09-24 | 1987-04-02 | ||
JPH11170179A (ja) * | 1997-12-09 | 1999-06-29 | Daito Denzai Co Ltd | 高圧カットアウトの密閉栓着脱工具 |
JP2006147476A (ja) * | 2004-11-24 | 2006-06-08 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 高圧カットアウトのキャップ着脱用工具 |
JP2011090922A (ja) * | 2009-10-23 | 2011-05-06 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | 円筒型カットアウト用閉止蓋およびその装着機構 |
JP2012160412A (ja) * | 2011-02-03 | 2012-08-23 | Chugoku Electric Power Co Inc:The | カットアウト用作業棒先端構造 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111403247A (zh) * | 2020-04-20 | 2020-07-10 | 广东电网有限责任公司 | 跌落式熔断器安装防晃装置 |
CN111403247B (zh) * | 2020-04-20 | 2021-11-26 | 广东电网有限责任公司 | 跌落式熔断器安装防晃装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014107124A (ja) | 2014-06-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5768110B2 (ja) | ホルダー取り替え部材及びこれを含むホルダー組立体 | |
JP5456146B1 (ja) | 円筒型カットアウトのカバー蓋取付工具 | |
ATE402503T1 (de) | Vorrichtung zur betätigung eines in einem gehäuse angeordneten leistungsschalters | |
JP4869136B2 (ja) | ヒューズ筒作成補助具 | |
JP5848410B1 (ja) | コッターピン用間接活線先端工具 | |
JP4990025B2 (ja) | 万能把持スティック | |
JP6136044B1 (ja) | 接地用具、及び、これを用いたアースフック | |
US20060191907A1 (en) | Welding electrode holder with retractable cable connector | |
JP2017175839A (ja) | 接地短絡器具 | |
JP4364856B2 (ja) | 作業棒 | |
JP4953776B2 (ja) | スリーブ圧縮装置および連結アダプタ | |
JP4311525B2 (ja) | 遠隔操作用ソケット工具 | |
CA2558952A1 (en) | Broken bulb remover | |
JP5461664B1 (ja) | 円筒形カットアウト | |
JP3165441U (ja) | 全被覆式絶縁ラチェットスパナ | |
CN103822854B (zh) | 复合绝缘子憎水性带电检测装置 | |
JP2008059762A (ja) | コネクタ装置 | |
JP5461662B1 (ja) | 円筒形カットアウト | |
KR200471311Y1 (ko) | 낚시용 전동 릴 | |
US2329391A (en) | Trolley clamp | |
JP5763568B2 (ja) | カットアウト操作棒 | |
JP5859316B2 (ja) | 円筒型カットアウトの蓋体取付工具 | |
US11749913B1 (en) | Clamping device with clamping compensation | |
JP5985550B2 (ja) | 把持先端具及び把持具 | |
KR101417632B1 (ko) | 소켓의 타원형 플러그장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140106 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140107 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 5456146 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |