JP5456146B1 - 円筒型カットアウトのカバー蓋取付工具 - Google Patents

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Abstract

【課題】カバー蓋を円筒型カットアウトの開口部に取り付ける際に、作業者の作業位置を広域化することができ、カバー蓋の取付作業を容易に行えるようにする。
【解決手段】カバー蓋取付工具1は、カバー蓋2を保持するカバー蓋保持手段3と、このカバー蓋保持手段3を遠隔位置から操作する遠隔操作手段4と、を備えている。そして、カバー蓋保持手段3は、遠隔操作手段4によって開閉操作される一対のカバー蓋保持アーム7,7と、一対のカバー蓋保持アーム7,7の他端側に支持軸27を介して揺動可能に連結された一対のカバー蓋保持ホルダ8,8と、を有している。一対のカバー蓋保持アーム7,7の長手方向と前記カバー蓋の取付方向とのなす角度にかかわらず、遠隔操作手段4を操作する力がカバー蓋保持ホルダ8,8を介してカバー蓋の鍔部2bの裏面側に均等に作用する。
【選択図】図5

Description

この発明は、電柱の高所に取り付けられた円筒型カットアウトの下部の開口部にカバー蓋を取り付けるために使用されるカバー蓋取付工具であって、カバー蓋を円筒型カットアウトの下部の開口部に遠隔位置から容易に取り付けられるようにしたカバー蓋取付工具に関するものである。
従来から、各家庭などの負荷装置に商用電力を供給するために、配電線から引き込み電線を分岐し、その引き込み電線の途中に各家庭などの負荷装置に応じた電圧を供給するための変圧器が設置されている。そして、配電線と変圧器との間の引き込み電線には、落雷等により変圧器容量を超える過大な電流が変圧器に流れ込むことを防止するため、ヒューズを内蔵した円筒型カットアウトを配置している。
図8は、円筒型カットアウト100を示す図である。この図8に示すように、円筒型カットアウト100は、本体碍子101にヒューズ筒102が着脱可能に装着されている。そして、図9に示すように、ヒューズ筒102は、絶縁筒103の上部に導電性キャップ104を介して上部電極105が螺合され、絶縁筒103の中程に軸方向に移動可能に遊嵌された下部電極106が外装され、絶縁筒103の下端に表示筒107が螺合されており、表示筒107と絶縁筒103が一体となって下部電極106に対し移動できるようになっている。下部電極106と表示筒107との間には、絶縁筒103を下方へ付勢する圧縮コイルスプリング108がプリロードを加えられた状態で且つ弾性変形可能な状態で配置されている。そして、下部電極106は、ヒューズ110がヒューズ筒102に装着される前の段階において、圧縮コイルスプリング108のばね力で付勢され、絶縁筒103の上方へ向かって相対的に変位させられ、絶縁筒103の中程に形成された係止段部103aに当接されるようになっている。
ヒューズ筒102には、絶縁筒103の軸穴103bにヒューズ110が装着されるようになっている。ヒューズ110は、頭部金具110aとリード線110bとの間に図示しないヒューズ本体を接続し、このヒューズ本体を被覆筒110c内に収容してなるものである。このヒューズ110は、図10に示すように、ヒューズ筒102の導電性キャップ104に螺合された上部電極105を外し、絶縁筒103の軸穴103bに頭部金具110aを上にして挿入され、頭部金具110aを絶縁筒103と上部電極105との間に挟み込むことで、上部電極105に電気的に接続されている。
ヒューズ筒102内に装着されたヒューズ110のリード線110bは、絶縁筒103の軸穴103bを介して表示筒107の先端から引き出され、表示筒107の先端側に形成された切り欠き溝111に引っ掛けて折り返し、下部電極106が圧縮コイルスプリング108を押し縮めて表示筒107に最も近づけられた状態において、先端部分が締付ねじ112で下部電極106に固定されている。これにより、上部電極105と下部電極106は、ヒューズ110によって導通接続されている。
図8に示すように、ヒューズ110が装着されたヒューズ筒102を本体碍子101に組み付けることにより、ヒューズ筒102の上部電極105が本体碍子101の上部固定電極113に嵌入されて、ヒューズ筒102の上部電極105と本体碍子101の上部固定電極113とが電気的に接続され、ヒューズ筒102の下部電極106が本体碍子101の下部固定電極114に嵌入されて、ヒューズ筒102の下部電極106と本体碍子101の下部固定電極114とが電気的に接続されている。
このような円筒型カットアウト100は、落雷等で変圧器容量を超える過大な電流が配電線側から流れ込んだ場合に、ヒューズ筒102に装着されたヒューズ110が溶断し、絶縁筒103が圧縮コイルスプリング108のばね力(弾性復元力)で下部電極106から離間して下方向に移動させられ、ヒューズ筒102の上部電極105が本体碍子101の上部固定電極113から外れ、ヒューズ筒102の表示筒107が本体碍子101の下端側の開口部101aに嵌め込まれたカバー蓋115に突き当たり、カバー蓋115がヒューズ筒102の表示筒107によって本体碍子101の開口部101aから突き落とされる。カバー蓋115は、ロープ等の紐状部材Sによって本体碍子101に接続されており、本体碍子101の下端側から突き落とされた際に、本体碍子101の下方に紐状部材Sによって吊り下げられる。これによって、作業員等は、円筒型カットアウト100のヒューズ110の溶断を知ることができる。なお、下部電極106に対する絶縁筒103の下方側への移動は、絶縁筒103の係止段部103aが下部電極106に当接することにより規制される(特許文献1,2参照)。
このような円筒型カットアウト100において、新たなヒューズ筒102を本体碍子101に装着する場合に、本体碍子101に紐状部材Sによって吊り下げられているカバー蓋115を、作業者が遠隔位置からカバー蓋取付工具120を操作して保持し、そのカバー蓋115を本体碍子101の下端側の開口部101aにカバー蓋取付工具120によって装着するようになっている(図8、図11、図12参照)。
図11乃至図12は、従来から知られているカバー蓋取付工具120を示すものである。このカバー蓋取付工具120は、取付操作アダプタ121を絶縁操作棒122の先端に取り付けて成るものである。なお、取付操作アダプタ121は、下方に向けて開口する有底筒状の脱着部121aが絶縁操作棒122の先端側に位置する係合頭部122aに嵌合される。
このカバー蓋取付工具120は、図13に示すように、取付操作アダプタ121の保持部123の棒状部材124がカバー蓋115を本体碍子101の下方に吊り下げる紐状部材Sに引っ掛けられた後、その棒状部材124がカバー蓋115の傘形状の鍔部115aと紐状部材Sとの間に配置されると共に、保持部123の受け部材125がカバー蓋115の円柱部115bの先端側に配置される。
次いで、カバー蓋取付工具120は、図14に示すように、その絶縁操作棒122が起立するように操作されることにより(図12参照)、保持部123の受け部材125でカバー蓋115の円柱部115bの先端(下端)を下方から支持した状態で、カバー蓋115の鍔部115aを本体碍子101の下端側の開口部101aに下方から押し込み(図8参照)、カバー蓋115を本体碍子101の開口部101に取り付けるようになっている(特許文献3参照)。
特開2008−262857号公報 特開2012−99388号公報 特開2008−243514号公報
しかしながら、図11及び図12に示したカバー蓋取付工具120は、取付操作アダプタ121の脱着部121aと保持部123の取付角度が蝶ねじ126の操作によって固定されるため、作業者が絶縁操作棒122を操作する位置が限られた範囲に限定されてしまい、電柱の周囲にある障害物の存在によって、カバー蓋115の円筒型カットアウト100への取付作業が容易に行えない場合があった。
そこで、本発明は、カバー蓋を円筒型カットアウトの下部の開口部に取り付ける際に、作業者の作業位置を広域化することができ、カバー蓋の取付作業をより一層容易化することができるカバー蓋取付工具の提供を目的とする。
図1,図2,図4及び図5に示すように、本発明は、電柱の高所に取り付けられた円筒型カットアウト100の下部の開口部101aにカバー蓋2を取り付けるために使用される円筒型カットアウト100のカバー蓋取付工具1に関するものである。この発明に係る円筒型カットアウト100のカバー蓋取付工具1は、前記カバー蓋2を保持するカバー蓋保持手段3と、このカバー蓋保持手段3を遠隔位置から操作する遠隔操作手段4と、を備えている。そして、前記カバー蓋保持手段3は、(1)前記遠隔操作手段4に一端側が取り付けられ、前記遠隔操作手段4によって開閉操作される一対のカバー蓋保持アーム7,7と、(2)前記一対のカバー蓋保持アーム7,7の他端側に支持軸27を介して揺動可能に連結され、前記一対のカバー蓋保持アーム7,7の他端側が閉じ方向へ操作されると前記カバー蓋2を捕捉し、前記一対のカバー蓋保持アーム7,7の他端側が前記カバー蓋2を捕捉した状態から開き方向へ操作されると前記カバー蓋2から離間する一対のカバー蓋保持ホルダ8,8と、を有している。また、前記一対のカバー蓋保持ホルダ8,8は、(1)円柱部2sの一端の外周側に鍔部2bが張り出すように形成された前記カバー蓋2に対し、前記円柱部2aの外周側に係合する半円筒部30aと、この半円筒部30aの一端側に形成されて前記鍔部2bを裏面側から支持する半中空円板部31aと、を有し、(2)前記カバー蓋2を捕捉した状態において、一方のカバー蓋保持ホルダ8と他方のカバー蓋保持ホルダ8とが突き合わされ、前記円柱部2aを収容する円筒部30を形作ると共に、前記鍔部2bを裏面側から支持する中空円板部31を形作るようになっている。また、前記一対のカバー蓋保持アーム7,7の一方と前記一対のカバー蓋保持ホルダ8,8の一方とを連結する支持軸27、及び前記一対のカバー蓋保持アーム7,7の他方と前記一対のカバー蓋保持ホルダ8,8の他方とを連結する支持軸27は、前記円筒部30の中心軸33に直交する中心線34上に位置している。そして、前記一対のカバー蓋保持アーム7,7の長手方向と前記カバー蓋2の取付方向とのなす角度にかかわらず、前記遠隔操作手段4を操作する力が前記カバー蓋保持手段3の前記中空円板部31を介して前記カバー蓋2の鍔部2bの裏面側に均等に作用するようになっている。
本発明によれば、カバー蓋を円筒型カットアウトの下部の開口部に取り付ける際に、一対のカバー蓋保持アームの長手方向とカバー蓋の取付方向とのなす角度にかかわらず、遠隔操作手段を操作する力がカバー蓋保持手段の中空円板部を介してカバー蓋の鍔部の裏面側に均等に作用するようになっているため、作業者の作業位置を広域化することができ、カバー蓋の取付作業を容易化することができる。
本発明の実施の形態に係るカバー蓋取付工具のカバー蓋保持手段を示す図である。図1(a)は、開いた状態のカバー蓋保持手段の平面図である。図1(b)は、閉じた状態のカバー蓋保持手段の平面図である。図1(c)は、図1(b)のカバー蓋保持手段の右側面図である。 図2(a)は、本発明の実施の形態に係るカバー蓋取付工具の遠隔操作手段(絶縁ヤットコ)を示す正面図である。図2(b)は、図2(a)のA1,A2方向から見た遠隔操作手段の把持部の一部拡大図である。 図3(a)は、カバー蓋保持手段を構成する接続ホルダの平面図である。図3(b)は、カバー蓋保持手段を構成する接続ホルダの正面図(図3(a)のA3方向から見た図)である。図3(c)は、図3(b)のB1−B1線に沿って切断して示す断面図である。 本発明の実施の形態に係るカバー蓋取付工具の作動範囲を示す図である。 本発明の実施の形態に係るカバー蓋取付工具の使用例を示す図である。 カバー蓋保持ホルダの変形例を示す図である。 接続ホルダのロック機構部の変形例を示す図である。 円筒型カットアウトの構造を示す断面図である。 図9(a)は、円筒型カットアウトに使用されるヒューズ筒を示す図であり、半分を断面して示す図である。図9(b)は、ヒューズを示す正面図である。 図10(a)は、ヒューズ筒にヒューズを取り付けた状態を示す断面図である。図10(b)は、ヒューズ筒にヒューズを取り付けた状態を示す図であり、下部電極と表示筒の近傍を拡大して示す図である。 従来のカバー蓋取付工具を構成する取付操作アダプタを示す外観斜視図である。 従来のカバー蓋取付工具を構成する絶縁操作棒を示す正面図である。 従来のカバー蓋取付工具の第1使用例を示す図である。 従来のカバー蓋取付工具の第2使用例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき詳述する。
図1乃至図2は、本発明の実施の形態に係る円筒型カットアウトのカバー蓋取付工具1を示すものである。これらの図に示すように、カバー蓋取付工具1は、カバー蓋2を保持するカバー蓋保持手段3と、このカバー蓋保持手段3を遠隔位置から操作するために使用される遠隔操作手段4と、を備えている(図5参照)。遠隔操作手段4としては、間接活線工具として広く知られている絶縁ヤットコの把持部5の先端部分を加工したものが使用されている。そして、絶縁ヤットコの把持部5の先端をカバー蓋保持手段3の接続ホルダ6に装着して、把持部5の先端部分にカバー蓋保持手段3を取り付けるようになっている。なお、遠隔操作手段4は、絶縁ヤットコと言い換えて説明する。
図1及び図3は、カバー蓋保持手段3を示す図である。なお、図1(a)は、開いた状態のカバー蓋保持手段3の平面図である。また、図1(b)は、閉じた状態のカバー蓋保持手段3の平面図である。また、図1(c)は、図1(b)のカバー蓋保持手段3の右側面図である。また、図3(a)は、カバー蓋保持手段3を構成する接続ホルダ6の平面図である。図3(b)は、カバー蓋保持手段3を構成する接続ホルダ6の正面図(図3(a)のA3方向から見た図)である。また、図3(c)は、図3(b)のB1−B1線に沿って切断して示す断面図である。
図1及び図3に示すように、カバー蓋保持手段3は、絶縁ヤットコ4の把持部5の先端部分に係合される一対の接続ホルダ6,6と、この一対の接続ホルダ6,6のそれぞれに揺動可能に取り付けられたカバー蓋保持アーム7,7と、このカバー蓋保持アーム7,7の先端側に取り付けられたカバー蓋保持ホルダ8,8と、を備えている。
図2に示すように、絶縁ヤットコ4は、作業者が握って支持する支持棒10と、この支持棒10の先端に取り付けられた把持部5と、この把持部5に接続された伝達棒11と、この伝達棒11を介して把持部5を操作するハンドル12と、を有している。把持部5は、支持棒10に固定された不動部材13と、支持棒10に支持軸14を介して揺動可能に取り付けられた可動部材15と、からなっている。そして、可動部材15は、伝達棒11の先端に連結され、ハンドル12によって操作される伝達棒11によって揺動させられるようになっている。また、把持部5の不動部材13と可動部材15は、カバー蓋保持手段3の接続ホルダ6に形成された係合穴16に挿入できるようになっている。また、把持部5の不動部材13と可動部材15は、接続ホルダ6に設置されたロック機構部17の係止手段18(軸部25)と係合する係止用凹部20が先端側に形成されており、ロック機構部17の係止手段18によって接続ホルダ6に着脱可能に固定されるようになっている(図3参照)。なお、この絶縁ヤットコ4は、絶縁性を確保するために、ほぼ全体がプラスチックやゴムなどの絶縁材料で形成されている。
図1及び図3に示すように、カバー蓋保持手段3の接続ホルダ6は、絶縁ヤットコ4の把持部5(不動部材13又は可動部材15)の先端部分を収容する有底の係合穴16が形成され、この係合穴16に対してロック機構部17の係止手段18が進退可能に設置されている。ロック機構部17は、係合穴16に直交するように開口するロック機構部収容穴21と、このロック機構部収容穴21に螺合された係止手段(係止用ねじ)18とによって構成されている。係止手段18は、他部よりも大径の頭部22がロック機構部収容穴21の外部に位置し、雄ねじ部23がロック機構部収容穴21の雌ねじ部24に螺合され、軸部25がロック機構部収容穴21に隙間をもって収容されており、軸部25の先端側が係合穴16内に進退できるようになっている。この係止手段18は、頭部22が回動操作されることによって、雄ねじ部23と雌ねじ部24の螺合量が変化し、軸部25の先端側が係合穴16内に押し出されるか、又は、軸部25の先端側が係合穴16内から退出させられる。係止手段18の軸部25の先端は、円錐状に形成され、絶縁ヤットコ4の把持部5(不動部材13,可動部材15)の先端に形成された係止用凹部(円錐状の凹み)20に凹凸係合され、カバー蓋保持手段3と絶縁ヤットコ4とを固定する。
図1及び図4に示すように、カバー蓋保持手段3のカバー蓋保持アーム7は、その一端側が接続ホルダ6に支持軸26を介して揺動可能に取り付けられ、その他端側がカバー蓋保持ホルダ8に支持軸27を介して揺動可能に取り付けられている。そして、一対の接続ホルダ6,6に取り付けられた一対のカバー蓋保持アーム7,7は、その長手方向の略中央部が交差するように重ねられ、その交差部が連結ピン28によって相対回動できるように連結されている。このような一対のカバー蓋保持アーム7,7は、一対の接続ホルダ6,6を近づけることにより、一対のカバー蓋保持ホルダ8,8同士を突き合わせることができるようになっている。そして、一対のカバー蓋保持アーム7,7は、図1(a)及び図1(b)に示すように、接続ホルダ6,6に対し、X−Y座標面に沿って揺動できるようになっている。また、一対のカバー蓋保持アーム7,7は、図1(c)及び図4に示すように、カバー蓋保持ホルダ8,8に対し、Z−Y座標面に沿って揺動できるようになっている。
図1に示すように、一対のカバー蓋保持ホルダ8,8は、カバー蓋保持アーム7,7によって突き合わされると、カバー蓋2の円柱部2aを収容する円筒部30が形作られると共に、カバー蓋2の鍔部2bを支持する中空円板部31が形作られ、カバー蓋2の円柱部2aを収容するカバー蓋捕捉穴32が中心部に形作られるようになっている(図5参照)。各カバー蓋保持ホルダ8は、円筒部30を半割した形状の半円筒部30aと、中空円板部31を半割した形状の半中空円板部31aと、を有している。半中空円板部31aは、半円筒部30aの一端側に一体に形成され、半円筒部30aの外周面側に張り出している。
このように構成されたカバー蓋取付工具1は、図1,図2及び図5に示すように、絶縁ヤットコ4のハンドル12を操作することにより、把持部5の可動部材15を不動部材13に近づける方向へ揺動させ、一対のカバー蓋保持アーム7,7の一端側と他端側とを近づける方向に移動させると、一対のカバー蓋保持ホルダ8,8が突き合わされ、円筒型カットアウト100の本体碍子101の下端側に紐状部材Sで釣り下げられたカバー蓋2を一対のカバー蓋保持ホルダ8,8によって捕捉できるようになっている。
図5は、このカバー蓋取付工具1の使用例を示すものであり、円筒型カットアウト100の本体碍子101に紐状部材Sで吊り下げられたカバー蓋2をカバー蓋取付工具1によって本体碍子101の下端側の開口部101aに取り付ける作業の一例を示すものである。
図5(a)に示すように、カバー蓋取付工具1は、カバー蓋保持ホルダ3の半中空円板部31aが半円筒部30aに対して下方に位置するように(下向きに)保持された状態において、絶縁ヤットコ4のハンドル12が操作され、カバー蓋2を本体碍子101に吊り下げる紐状部材Sがカバー蓋捕捉穴32内に収容されるように、一対のカバー蓋保持ホルダ8,8が突き合わされる(図1,図2参照)。この際、カバー蓋取付工具1は、ほぼ水平方向に保持されている。
次に、図5(b)に示すように、カバー蓋取付工具1は、紐状部材Sに沿ってカバー蓋保持ホルダ8が降下させられ、カバー蓋2の円柱部2aを一対のカバー蓋保持ホルダ8,8によって形作られるカバー蓋捕捉穴32内に収容し、一対のカバー蓋保持ホルダ8,8によって形作られる中空円板部31がカバー蓋2の鍔部2bの背面側に突き当てられる。
次に、図5(c)に示すように、カバー蓋取付工具1は、上向きに持ち替えられ、カバー蓋2の鍔部2bがカバー蓋2の円柱部2aに対して上方に配置される。
次に、図5(d)に示すように、カバー蓋取付工具1は、操作方向をほぼ水平方向から斜め下方へ変え、カバー蓋2の鍔部2bを本体碍子101の下端側の開口部101aに押し込むように操作される。この際、図1(b)及び図1(c)に示すように、カバー蓋保持アーム7とカバー蓋保持ホルダ8を揺動可能に接続する支持軸27が円筒部30の中心軸33(カバー蓋2の円柱部2aの中心軸)に直交する中心線34上に位置し、且つ、一対の支持軸27,27が円筒部30の中心軸33に対して左右対称に位置するようになっているため、カバー蓋保持アーム7,7からカバー蓋保持ホルダ8,8に伝えられた作業者の力がカバー蓋2の中心軸2cに沿って(図5(d)の取付方向に沿って)作用することになり、カバー蓋2の鍔部2bがカバー蓋保持ホルダ8,8の中空円板部31によって均等な力で支持される。その結果、カバー蓋2は、本体碍子101の開口部101aに複数配置されているばね部材35を弾性変形させ、本体碍子101の開口部101aに傾いて嵌め込まれることがなく、本体碍子101の開口部101aに円滑且つ確実に嵌め込まれる。なお、カバー蓋取付工具1は、図5(c)に示したように、カバー蓋2の取付方向に対してほぼ直交する方向(ほぼ水平な方向)であっても、カバー蓋2を本体碍子101の開口部101aに円滑且つ確実に嵌め込むことができる。
図5(e)に示すように、カバー蓋取付工具1は、カバー蓋2の取付方向に沿って配置させた場合には、作業者による押し上げられる力(操作力)がカバー蓋2の取付方向に沿って作用することになり、カバー蓋2を本体碍子101の開口部101aに円滑且つ確実に取り付けることができる。
以上のように、本実施形態に係るカバー蓋取付工具1は、カバー蓋2の取付方向に沿った方向からカバー蓋2の取付方向にほぼ直交する方向までのどの位置に配置されても(カバー蓋2の取付方向に対して、0°〜ほぼ90°のどの位置にあっても)、カバー蓋2を本体碍子101の開口部101aに円滑且つ確実に取り付けることができる。
すなわち、本実施形態に係るカバー蓋取付工具1は、カバー蓋2を円筒型カットアウト100の本体碍子101の開口部101aに取り付ける際に、一対のカバー蓋保持アーム7,7の長手方向とカバー蓋2の取付方向とのなす角度にかかわらず、絶縁ヤットコ4を操作する力がカバー蓋保持手段3の中空円板部31を介してカバー蓋2の鍔部2bの裏面側に均等に作用し、カバー蓋2を本体碍子101の開口部101aに円滑且つ確実に取り付けることができるため、作業者の作業範囲が狭く限定される従来例に比較して、作業者の作業位置を広域化することができ、カバー蓋2の取付作業を容易化することができる。
(第1変形例)
図6は、カバー蓋保持ホルダ8の変形例を示す図である。
この図6に示すように、カバー蓋保持ホルダ8は、半中空円板部31aの裏面を外周に向かうにしたがって半中空円板部31aの板厚が薄くなる傾斜面36とすることにより、本体碍子101の開口部101aのばね部材35に接触し難くなり、カバー蓋2の取付作業がより一層容易化する(図5参照)。
(第2変形例)
図7は、接続ホルダ6のロック機構部17の変形例を示す図である。
この図7に示すように、ロック機構部17は、係合穴16に直交するように開口するロック機構部収容穴21に収容されており、ばね37によって付勢されたボール38の一部が係合穴16内に出っ張るようになっている。このロック機構部17のばね37は、一端がボール38に当接し、他端がロック機構部収容穴21の開口端に螺着されたばね受け部材40で支持され、ボール38を係合穴16内に押し出す方向へ常時付勢するようになっている。ロック機構部17のボール38は、ロック機構部収容穴21の係合穴16側端部に位置するテーパ状端縁41にばね37の弾性力で押し当てられ、係合穴16内への突出量が所定寸法となるように規制された状態で弾性的に保持されている。
このようなロック機構部17は、絶縁ヤットコ4の把持部5の先端部分が接続ホルダ6の係合穴16内に挿入されると、ボール38が絶縁ヤットコ4の把持部5の先端によって押圧され、ボール38がばね37を押し縮めて係合穴16内からロック機構部収容穴21内へ押し出され、その後、絶縁ヤットコ4の把持部5の係止用凹部20がロック機構部収容穴21の係合穴16側端部に到達すると、ボール38がばね37に付勢されて係合穴16内に押し出されると共に絶縁ヤットコ4の把持部5の係止用凹部20に係合し、絶縁ヤットコ4の把持部5の先端部分を接続ホルダ6の係合穴16内において弾性的に保持し、カバー蓋保持手段3と絶縁ヤットコ4とを固定する(図1及び図2参照)。また、ロック機構部17は、絶縁ヤットコ4の把持部5の先端部分が接続ホルダ6の係合穴16から引き抜く方向へ引っ張られると、ボール38が把持部5の係止用凹部20の傾斜面によって押され、そのボール38がばね37を押し縮めてロック機構部収容穴21側へ移動させられ、ボール38と把持部5の係止用凹部20との係合が解除され、カバー蓋保持手段3と絶縁ヤットコ4とが分離される(図1及び図2参照)。なお、把持部5の係止用凹部20としては、円錐形状の凹みの他に、円錐台形状の凹みや、球面の一部を切り取ったような曲面状の凹み等が考えられる。
1……カバー蓋取付工具
2……カバー蓋
2a……円柱部
2b……鍔部
3……カバー蓋保持手段
4……遠隔操作手段(絶縁ヤットコ)
7……カバー蓋保持アーム
8……カバー蓋保持ホルダ
27……支持軸
30……円筒部
30a……半円筒部
31……中空円板部
31a……半中空円板部
33……中心軸
34……中心線
100……円筒型カットアウト
101a……開口部

Claims (4)

  1. 電柱の高所に取り付けられた円筒型カットアウトの下部の開口部にカバー蓋を取り付けるために使用される円筒型カットアウトのカバー蓋取付工具において、
    前記カバー蓋を保持するカバー蓋保持手段と、このカバー蓋保持手段を遠隔位置から操作する遠隔操作手段と、を備え、
    前記カバー蓋保持手段は、
    前記遠隔操作手段に一端側が取り付けられ、前記遠隔操作手段によって開閉操作される一対のカバー蓋保持アームと、
    前記一対のカバー蓋保持アームの他端側に支持軸を介して揺動可能に連結され、前記一対のカバー蓋保持アームの他端側が閉じ方向へ操作されると前記カバー蓋を捕捉し、前記一対のカバー蓋保持アームの他端側が前記カバー蓋を捕捉した状態から開き方向へ操作されると前記カバー蓋から離間する一対のカバー蓋保持ホルダと、を有し、
    前記一対のカバー蓋保持ホルダは、
    円柱部の一端の外周側に鍔部が張り出すように形成された前記カバー蓋に対し、前記円柱部の外周側に係合する半円筒部と、この半円筒部の一端側に形成されて前記鍔部を裏面側から支持する半中空円板部と、を有し、
    前記カバー蓋を捕捉した状態において、一方のカバー蓋保持ホルダと他方のカバー蓋保持ホルダとが突き合わされ、前記円柱部を収容する円筒部を形作ると共に、前記鍔部を裏面側から支持する中空円板部を形作り、
    前記一対のカバー蓋保持アームの一方と前記一対のカバー蓋保持ホルダの一方とを連結する支持軸、及び前記一対のカバー蓋保持アームの他方と前記一対のカバー蓋保持ホルダの他方とを連結する支持軸は、前記円筒部の中心軸に直交する中心線上に位置しており、
    前記一対のカバー蓋保持アームの長手方向と前記カバー蓋の取付方向とのなす角度にかかわらず、前記遠隔操作手段を操作する力が前記カバー蓋保持手段の前記中空円板部を介して前記カバー蓋の鍔部の裏面側に均等に作用する、
    ことを特徴とする円筒型カットアウトのカバー蓋取付工具。
  2. 前記遠隔操作手段は、作業者が握って支持する支持棒と、この支持棒の先端に取り付けられて前記一対のカバー蓋保持アームを開閉操作する把持部と、この把持部に接続された伝達棒と、この伝達棒を介して把持部を操作するハンドルと、を有し、
    前記把持部は、前記支持棒に固定された不動部材と、前記支持棒に支持軸を介して揺動可能に取り付けられた可動部材と、を有し、
    前記可動部材は、前記伝達棒の先端に連結され、前記ハンドルによって操作される前記伝達棒によって揺動させられるようになっており、
    前記不動部材の先端側は、前記一対のカバー蓋保持アームの一方の前記一端側に取り付けられた接続ホルダの係合穴に挿入され、前記接続ホルダに設置されたロック機構部によって前記接続ホルダに着脱可能に固定され、
    前記可動部材の先端側は、前記一対のカバー蓋保持アームの他方の前記一端側に取り付けられた接続ホルダの係合穴に挿入され、前記接続ホルダに設置されたロック機構部によって前記接続ホルダに着脱可能に固定される、
    ことを特徴とする請求項1に記載の円筒型カットアウトのカバー蓋取付工具。
  3. 前記ロック機構部は、前記不動部材の先端側又は前記可動部材の先端側に形成された係止用凹部に押し込まれ、前記不動部材の先端側又は前記可動部材の先端側を前記接続ホルダに固定する係止手段を有し、
    前記係止手段は、前記接続ホルダのロック機構部収容穴に螺合され、前記接続ホルダの係合穴内に進退可能に操作できるようになっている、
    ことを特徴とする請求項2に記載の円筒型カットアウトのカバー蓋取付工具。
  4. 前記一対のカバー蓋保持アームの一方と他方は、長手方向の略中央部が交差するように重ねられると共に、前記交差した部分が連結ピンによって相対回動可能に連結された、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の円筒型カットアウトのカバー蓋取付工具。
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