JP3165441U - 全被覆式絶縁ラチェットスパナ - Google Patents
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Abstract
【課題】全被覆式絶縁ラチェットスパナを提供する。【解決手段】この全被覆式絶縁ラチェットスパナ1は、スパナ本体が設けられ、該スパナ本体に穿孔が設けられてラチェット嵌合ユニットが設置され、該ラチェット嵌合ユニットに該スパナ本体の上面の穿孔に置かれる押圧部23と該スパナ本体の底面の該穿孔より突出する嵌合部24が設けられ、該スパナ本体の外部は絶縁カバー3で被覆され、絶縁カバーの上面に円弧縁凸部30が設けられ、該円弧縁凸部の上面に該押圧部を収容可能である収容口が設けられ、該収容口の内壁上端は該押圧部の底端より高く、帯電体が穿孔内のラチェット嵌合ユニットに接触不能とされ、或いは距離が近すぎることで導通する状況を防止し、これにより操作者が使用時に感電するのを防止する。【選択図】図1
Description
本考案は一種のスパナに係り、さらに詳しくは、全被覆式絶縁ラチェットスパナに関する。
一般にスパナは良好な剛性強度が求められるため、金属で製造されるが、使用時の感電の恐れを防止するため、スパナのハンドル部分は絶縁体(ゴム或いはプラスチック)で被覆されている。
しかし、上述のハンドル部分に絶縁効果を有するスパナは、その他の部分に何ら絶縁設計がないため、使用時に、不注意から接触して感電する状況が発生し得る。
以上を鑑み、本考案の目的は、より良好な絶縁効果を獲得できる全被覆式絶縁ラチェットスパナを提供することにある。
本考案の提供する全被覆式絶縁ラチェットスパナは、スパナ本体が設けられ、該スパナ本体は作用部とハンドル部を具え、該作用部に上下面を貫通する穿孔が設けられ、該穿孔にラチェット嵌合ユニットが設置され、該ラチェット嵌合ユニットは絶縁材料で製造されて該作用部の上面の穿孔に置かれる押圧部と、作用部底面の穿孔を突き抜ける嵌合部を具えている。該スパナ本体の外部は絶縁カバーで被覆され、該絶縁カバーの該作用部の上面に対応する部分に円弧縁凸部が形成され、該円弧縁凸部の上面に、該押圧部を収容できる収容口が設けられ、該収容口中に、該穿孔に連通する第1貫通孔が設けられている。また、該収容口内壁すなわち円弧縁凸部の上端は押圧部の下端より高い。
本考案はこの構造により、帯電体が該穿孔内のラチェット嵌合ユニットに接触不能とされ、或いは距離が近すぎることで導通する状況を防止し、これにより操作者が使用時に感電するのを防止する。
本考案の技術内容、構造特徴、達成する目的を詳細に説明するため、以下に実施例を挙げ並びに図面を組み合わせて説明する。
図1から図3を参照されたい。図1は本考案の第1実施例の立体図、図2は本考案の第1実施例の組合せ表示図、図3は本考案の第1実施例の平面図である。
本考案の全被覆式絶縁ラチェットスパナ(1)は、スパナ本体(2)と該スパナ本体(2)外部を被覆するように成形された絶縁カバー(3)を包含する。
本考案の全被覆式絶縁ラチェットスパナ(1)は、スパナ本体(2)と該スパナ本体(2)外部を被覆するように成形された絶縁カバー(3)を包含する。
上述のスパナ本体(2)は作用部(20)と作用部(20)より延伸されたハンドル部(21)を包含する。該作用部(20)には上面と底面を貫通する穿孔(200)が設けられ、該穿孔(200)にラチェット嵌合ユニット(22)が設置される。
該ラチェット嵌合ユニット(22)は押圧部(23)と嵌合部(24)を包含する。該押圧部(23)は絶縁材料で形成され、押圧部(23)の底側に下向きに延伸された軸棒(230)が設けられ、該軸棒(230)の底部にビーズ溝(231)が設けられ、軸棒(230)より所定距離離れた外縁部分に内環凹溝(232)が凹設されている。
該押圧部(23)は弾性部材(図示せず)により並びに軸棒(230)で作用部(20)上面の穿孔(200)に挿入される。上述の嵌合部(24)は作用部(20)底面の穿孔(200)より突出し、嵌合部(24)にビーズ孔(240)が設けられ、ビーズ孔(240)中に球径がビーズ孔(240)より大きい位置決めビーズ(241)が収容されている。
押圧部(23)を押圧することにより位置決めビーズ(241)のビーズ溝(231)とビーズ孔(240)間の移動を制御でき、それにより嵌合部(24)と回したい物品(図示せず)間のスピーディーな係合或いは離脱を制御することができる。
上述の作用部(20)にはまたラチェット嵌合ユニット(22)の回転方向を調節するための調節部(25)を枢接するための孔(201)が開設されている。
上述の絶縁カバー(3)はスパナ本体(2)の外部を被覆し、そのうち、絶縁カバー(3)の作用部(20)に対応する部分に、周囲が上面に向けて延伸されて形成された円弧縁凸部(30)が設けられ、該円弧縁凸部(30)の上面に、ちょうど押圧部(23)を収容できる収容口(31)が設けられ、該収容口(31)中にスパナ本体(2)の穿孔(200)に連通する第1貫通孔(32)が設けられている。
該押圧部(23)が第1貫通孔(32)をとおり収容口(31)に収容される時、上端は押圧部(23)の底端の内壁(円弧縁凸部(30))より高いため、収容口(31)の間隙が遮蔽される。
また、円弧縁凸部(30)のスパナ本体(2)のハンドル部(21)に隣接するところに、凹部(34)が形成され、該凹部(34)は円弧縁凸部(30)を利用して略V形のストッパ部(35)を形成し、該凹部(34)のストッパ部(35)に隣接する尖端部分に、スパナ本体(2)の孔(201)に連通する第2貫通孔(33)が開設されている。
該調節部(25)が第2貫通孔(33)をとおり孔(201)に挿入される時、ストッパ部(35)が調節部(25)の回転角度を制限し、これによりラチェット嵌合ユニット(22)の回転方向が制御される。
以上は本考案が提供する好ましい実施例の各部の構成要件及びその相対関係である。続いて本考案の使用上の特徴を説明する。
図4を図1から図3に併せて参照されたい。本考案を絶縁試験する時は、まず絶縁スリーブ(図示せず)を絶縁カバー(3)のラチェット嵌合ユニット(22)の嵌合部(24)に嵌合する。その後、ラチェットスパナ(1)を導電ビーズ(4)を充満させた試験装置中に入れる。
スパナ本体(2)外部の絶縁カバー(3)の収容口(31)内縁と押圧部(23)周縁のサイズはほぼ同じで、且つ円弧縁凸部(30)の上端は押圧部(23)の底端より高い。このため、押圧部(23)が弾性突出した状態では円弧縁凸部(30)が導電ビーズ(4)をラチェット嵌合ユニット(22)から比較的離れた区域に隔離し、導電ビーズ(4)が穿孔(200)内の軸棒(230)とラチェット嵌合ユニット(22)に接触させず、また両者が距離が近すぎることにより導電形成する状況を防止し、このため、試験認証を通過することができ、並びに後日の操作者の使用時の感電を確実に防止できる。
また、図5及び図6を参照されたい。図5は本考案の第2実施例の立体図、図6は本考案の第2実施例の試験状態表示図である。
第2実施例中、アーク隔離の効果を達成するため、絶縁カバー(3)の円弧縁凸部(30)の第1貫通孔(32)の外側に、絶縁の内環凸部(36)が凸設されている。
押圧部(23)が第1貫通孔(32)をとおり収容口(31)に挿入される時、上端が押圧部(23)底端の内壁(円弧縁凸部(30))より高く収容口(31)の間隙を遮蔽するほか、押圧部(23)が内環凹溝(232)で内環凸部(36)に嵌合されるため、導電ビーズ(4)と穿孔(200)内に位置する軸棒(230)及びラチェット嵌合ユニット(22)間の導電経路を延長でき、これにより発生可能なアークの現象を除去し、操作者が使用時に感電しないようにする。
以上は本考案の好ましい実施例の説明にすぎず、本考案の実施範囲を限定するものではなく、当業者が本考案に基づきなし得る均等の変化及び修飾は、いずれも本考案のカバーする範囲に属するものとする。
1 ラチェットスパナ 240 ビーズ孔
2 スパナ本体 241 位置決めビーズ
20 作用部 25 調節部
200 穿孔 3 絶縁カバー
201 孔 30 円弧縁凸部
21 ハンドル部 31 収容口
22 ラチェット嵌合ユニット 32 第1貫通孔
23 押圧部 33 第2貫通孔
230 軸棒 34 凹部
231 ビーズ溝 35 ストッパ部
232 内環凹溝 36 内環凸部
24 嵌合部 4 導電ビーズ
2 スパナ本体 241 位置決めビーズ
20 作用部 25 調節部
200 穿孔 3 絶縁カバー
201 孔 30 円弧縁凸部
21 ハンドル部 31 収容口
22 ラチェット嵌合ユニット 32 第1貫通孔
23 押圧部 33 第2貫通孔
230 軸棒 34 凹部
231 ビーズ溝 35 ストッパ部
232 内環凹溝 36 内環凸部
24 嵌合部 4 導電ビーズ
Claims (5)
- 全被覆式絶縁ラチェットスパナにおいて、スパナ本体が設けられ、該スパナ本体は作用部とハンドル部を具え、該作用部に上下面を貫通する穿孔が設けられ、該穿孔にラチェット嵌合ユニットが設置され、該ラチェット嵌合ユニットは絶縁材料で製造されて該作用部の上面の該穿孔に置かれる押圧部と、該作用部の底面の該穿孔を突き抜ける嵌合部を具え、
該スパナ本体の外部は絶縁カバーで被覆され、該絶縁カバーの該作用部の上面に対応する部分に円弧縁凸部が形成され、該円弧縁凸部の上面に、該押圧部を収容できる収容口が設けられ、該収容口中に、該穿孔に連通する第1貫通孔が設けられ、該収容口内壁すなわち円弧縁凸部の上端は押圧部の下端より高いことを特徴とする、全被覆式絶縁ラチェットスパナ。 - 請求項1記載の全被覆式絶縁ラチェットスパナにおいて、該作用部にさらに孔が開設されて、該ラチェット嵌合ユニットの回転方向を調節するための調節部が枢接されることを特徴とする、全被覆式絶縁ラチェットスパナ。
- 請求項2記載の全被覆式絶縁ラチェットスパナにおいて、該円弧縁凸部の該スパナ本体の該ハンドル部に隣接するところに、凹部が形成され、該凹部は該円弧縁凸部により略V形のストッパ部を形成し、該凹部の該ストッパ部に隣接する尖端部分に、該スパナ本体の該孔に連通する第2貫通孔が開設され、該ストッパ部により該調節部の回転角度を制限することを特徴とする、全被覆式絶縁ラチェットスパナ。
- 請求項1記載の全被覆式絶縁ラチェットスパナにおいて、該絶縁カバーの該円弧縁凸部の該第1貫通孔の外側に、内環凸部が凸設されたことを特徴とする、全被覆式絶縁ラチェットスパナ。
- 請求項4記載の全被覆式絶縁ラチェットスパナにおいて、該押圧部の底側に、該内環凸部に対応する内環凹溝が凹設されたことを特徴とする、全被覆式絶縁ラチェットスパナ。
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WO2012139302A1 (zh) * | 2011-04-15 | 2012-10-18 | Lai Jim | 绝缘棘轮扳手 |
CN102922460A (zh) * | 2012-10-30 | 2013-02-13 | 辽宁省电力有限公司盘锦供电公司 | 地电位带电作业扳手 |
JP2013031908A (ja) * | 2011-08-03 | 2013-02-14 | Rogu Satou:Kk | 絶縁トルクレンチ |
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US9021922B2 (en) * | 2011-04-15 | 2015-05-05 | Jim LAI | Insulating ratchet wrench |
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