JP5455050B2 - 照明制御端末及び照明制御システム - Google Patents

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この発明は、照明の点灯又は消灯を制御するための制御信号を出力する照明制御端末、及び当該照明制御端末を含む照明制御システムに関する。
オフィス、工場又は店舗等に設置されている照明負荷(以下、単に「照明」という)の点灯及び消灯を制御するための従来の照明制御システム100zについて図15を参照して説明する。図15は、従来の照明制御システム100zの構成を示す説明図である。照明制御システム100zは、照明1z〜4zと、動作制御部13zと、照明制御端末14zと、商用の交流電源AC4とにより構成されている。
各々の照明1z〜4zは、各々の照明1z〜4zに応じて予め設けられた動作制御部13z内のリレーの各接点の開状態又は閉状態に応じて点灯又は消灯する。例えば、照明1zに応じて設けられた動作制御部13z内のリレーの接点が閉じている場合には照明1zは点灯し、照明3zに応じて設けられた動作制御部13z内のリレーの接点が開いている場合には照明3zは消灯する。
動作制御部13zは、商用の交流電源AC4により供給された電力を駆動源として動作し、照明制御端末14zにより出力された制御信号に応じて各々の照明1z〜4zの点灯又は消灯を制御する。照明制御端末14zは、各々の照明1z〜4zの点灯又は消灯を制御するための制御信号を動作制御部13zに出力する。また、図15において、各々の照明1z〜4zと動作制御部13zとの間、及び、商用の交流電源AC4と動作制御部13zの間は、それぞれ電力線により電気的に接続されている。また、動作制御部13zと照明制御端末14zとは、信号線Sにより電気的に接続されている。
前述したように、照明制御端末14zは、図16に示すスイッチSWy又はスイッチSWzの押下に応じて、各々の照明1z〜4zの点灯又は消灯を制御するための制御信号を動作制御部13zに出力する。なお、この制御信号には、押下されたスイッチSWy又はスイッチSWzの種別が含まれている。例えば、スイッチSWyが押下された場合の制御信号には、スイッチSWyの種別が含まれている。また、スイッチSWzが押下された場合の制御信号には、スイッチSWzの種別が含まれている。
ここで、照明制御端末14zの詳細について図16を参照して説明する。図16は、従来の照明制御端末14zの外観図である。また、図16の説明において、同図の上下左右を上下左右方向と定義し、同図の紙面手前側を前方向、紙面奥側を後方向と定義する。
照明制御端末14zは、オフィス、工場又は店舗等の壁面Wzに対して目視可能な状態で配設されている。図16に示す照明制御端末14zは、筺体Kzの前面方向に配置された筺体左側領域14zl及び筺体右側領域14zrにより一体的に構成されている。照明制御端末14zの筺体左側領域14zlには、スイッチSWy及びLEDランプ23zと、スイッチSWz及びLEDランプ24zとが配置されている。照明制御端末14zの筺体右側領域14zrには、例えば液晶画面を構成する表示部17z及び種々のボタン26z〜30zが設けられている。
前述したように、スイッチSWy又はスイッチSWzが押下されたとき、照明制御端末14zは各々の照明1z〜4zの点灯又は消灯を制御するための制御信号を動作制御部13zに出力する。照明制御端末14zの筺体左側領域14zlのLEDランプ23zは、スイッチSWyの押下に対して点灯又は消灯するように動作制御部13z内にて予め対応付けされている照明1z及び2zの点灯状態又は消灯状態を色で識別可能なように発光して報知する。照明制御端末14zの筺体左側領域14zlのLEDランプ24zは、スイッチSWzの押下に対して点灯又は消灯するように動作制御部13z内にて予め対応付けされている照明3z及び照明4zの点灯状態又は消灯状態を色で識別可能なように発光して報知する。例えば、照明1z及び2zの点灯状態に対応してLEDランプ23zは赤色に発光し、照明3z及び4zの消灯状態に対応してLEDランプ24zは緑色に発光する。
照明制御端末14zの筺体右側領域14zrには、現在時刻等が表示される表示部17zと、スイッチSWy又はスイッチSWzの押下と当該押下に対応して点灯又は消灯する各々の照明1z〜4zとの関係を設定する各種ボタン26z〜30zとが設けられている。各種ボタン26z〜30zについて説明する。モード選択ボタン28zは、表示部17zの上部に表示されるモード選択領域31zにおける通常モード、現在時刻モード、及びタイマモードのうちいずれかを選択するためのボタンである。次に、各種モードについて説明する。
通常モードとは、現在時刻を設定するための現在時刻モード、又は、所定時刻に各々の照明1z〜4zのうちいずれかを点灯又は消灯するための設定情報を設定するタイマモード以外の通常の照明制御システム100zの動作中であることを示すモードである。タイマモードとは、所定時刻に各々の照明1z〜4zのうちいずれかを点灯又は消灯するための設定情報を動作制御部13zに対して設定するモードである。タイマモードにより設定された設定情報は、少なくとも、点灯又は消灯する所定時刻(以下、「設定時刻」という)と、点灯又は消灯される各々の照明1z〜4zの種別とにより構成され、動作制御部13z内の記憶部(不図示)に記憶される。なお、動作制御部13zには内部時計C1(不図示)が内部に設けられ、当該内部時計C1の示す現在時刻がタイマモードにより設定された設定時刻に一致した場合に、当該設定情報で設定された各々の照明1z〜4zが点灯又は消灯する。現在時刻モードとは、照明制御端末14zに設けられている内部時計C2(不図示)の示す現在時刻を設定するモードである。
各種ボタンの説明に戻る。選択ボタン29zは、モード選択ボタン28zによりタイマモードが選択されている場合に、タイマモードにおける各パラメータを選択するためのボタンである。増加ボタン26z及び減少ボタン27zは、モード選択ボタン28zによりタイマモードが選択されている場合に、タイマモードにおける各パラメータを増加又は減少するためのボタンである。決定ボタン30zは、最終的に選択された設定情報における各パラメータ等を決定するためのボタンである。
また、タイマモードにより設定されたプログラムを記憶する動作制御部13zを構成する一つの要素に、当該設定されたプログラムを各々の照明1z〜4zの点灯又は消灯を制御するためのプログラムタイマが含まれる。このプログラムタイマに関しては、例えば特許文献1に開示されている。特許文献1には、信号線に接続された各々のアドレスを有する複数の端末器と伝送ユニットとの間で時分割多重方式により伝送信号を送受信し、端末器のアドレスの対応関係を用いていずれかの端末器への監視入力であるオンオフ信号に応じて他の端末器に接続した負荷を制御する遠隔監視制御システムにおけるプログラムタイマが開示されている。
特開2001−175306号公報
しかし、図16に示す従来の照明制御端末14zは、オフィス、工場又は店舗等内において設けられた狭い設置用領域に設置されるものであるため、当該照明制御端末14zの設置領域幅(Lz)も設置数も限定されていた。照明制御端末14zの表示部17z及び各種ボタン26z〜30zが全て照明制御端末14zの筺体右側領域14zrの狭い領域に一体的に配置されていた。このため、物理的に大きい表示部17zを配置することが困難であるという課題があった。これにより、小さい表示部17zでは、タイマモードの各パラメータの設定も非常に煩雑であった。
この発明は、前述した従来の事情に鑑みてなされたものであって、複数の照明の点灯又は消灯の制御のためのスイッチ及び当該照明の点灯又は消灯の制御のための設定を効率的に且つ簡易に両立すると共に、従来に比べてコンパクトな設置幅を有する照明制御端末、及び当該照明制御端末を含む照明制御システムを提供することを目的とする。
前述した課題を解決するために、第1の発明の照明制御端末は、長手方向に配置された軸部を中心に回動可能に枢着されたハンドルカバーを有する筺体を備え、ハンドルカバー前面に、照明の点灯又は消灯に関する制御信号を出力するためのスイッチが配置され、ハンドルカバー後面に、照明の点灯又は消灯の設定時刻を設定するための設定操作部と、ハンドルカバーの閉状態を固定するための係止部とが配置され、筺体前面に、設定操作部により設定された設定内容を表示する表示部と、係止部と係合することによりハンドルカバーの閉状態を固定するための被係止部とが配置され、設定操作部により設定された設定情報を記憶する記憶部と、スイッチの押下に応じて、又は、現在時刻を計時する時計機能を含み当該計時された現在時刻が記憶部に記憶された設定情報に含まれる設定時刻になると当該設定情報の内容に応じて、照明の点灯又は消灯に関する制御信号を出力する端末制御部とを備えたことを特徴とする。
また、第2の発明の照明制御端末は、第1の発明の照明制御端末において、設定操作部により設定された設定情報には、所定の設定時刻に、複数の照明、又は当該複数の照明のうち一部の照明が一括消灯する内容が含まれていることを特徴とする。
また、第3の発明の照明制御端末は、第2の発明の照明制御端末において、設定操作部により設定された設定情報には、設定時刻の前に、複数の照明のうち一部の照明が消灯する内容が含まれていることを特徴とする。
また、第4の発明の照明制御端末は、第2又は第3の発明の照明制御端末において、消灯する時刻は、設定操作部により設定可能であることを特徴とする。
また、第5の発明の照明制御端末は、第2〜第4のうちいずれかの発明の照明制御端末において、消灯する時刻は、設定操作部により延長するように設定可能であることを特徴とする。
また、第6の発明の照明制御端末は、第1〜第5のうちいずれかの発明の照明制御端末において、照明の状態に応じて報知する報知部を更に備えることを特徴とする。
また、第7の発明の照明制御端末は、第1〜第6の発明のうちいずれかの照明制御端末において、筺体前面に、設定情報を外部端末から受信する通信部が更に配置され、端末制御部は、通信部により受信された設定情報を記憶部に記憶することを特徴とする。
また、第8の発明の照明制御システムは、第1〜第7の発明のうちいずれかの照明制御端末と、照明制御端末により出力された制御信号に基づき、照明の点灯又は消灯を制御する動作制御部とを備えることを特徴とする。
この発明によれば、複数の照明の点灯又は消灯の制御のためのスイッチ及び当該照明の点灯又は消灯の制御のための設定を効率的に且つ簡易に両立すると共に、従来に比べてコンパクトな設置幅を有する照明制御端末、及び当該照明制御端末を含む照明制御システムを構築することができる。
第1の実施形態の照明制御システムのシステム構成を示す説明図 照明の配置、並びに、照明、アドレス及びグループの各対応関係を示した説明図、(a)照明の配置を示した説明図、(b)照明とアドレスとの対応関係を示す説明図、(c)グループとアドレスとの対応関係を示す説明図 スイッチとグループとの対応関係を示す説明図 照明制御端末のハンドルカバーの閉状態の一例を示す外観図 照明制御端末のハンドルカバーの開状態の一例を示す外観図 照明の点灯又は消灯に関する設定情報を示す説明図 第1の実施形態の照明制御端末の構成を示すブロック図 タイマモードにおける設定情報の新規登録又は変更を説明するフローチャート タイマモードにおける設定情報の変更前後における画面例、(a)24時間表示型における設定情報のパラメータの変更前を示す画面例、(b)24時間表示型における設定情報のパラメータの変更後を示す画面例、(c)曜日表示型における設定情報のパラメータの変更前を示す画面例、(d)曜日表示型における設定情報のパラメータの変更後を示す画面例 予告延長モードにおける設定情報の新規登録又は変更を説明するフローチャート 予告延長モードにおける設定情報の変更前後における画面例、(a)設定情報の消灯予告時間の変更前を示す画面例、(b)設定情報の消灯予告時間の変更後を示す画面例 照明の点灯状態の時間変化を示す説明図 予告延長モードにおける設定情報の変更前後における画面例、(a)設定情報の点灯延長時間の変更前を示す画面例、(b)設定情報の点灯延長時間の変更後を示す画面例 照明の点灯状態の時間変化を示す説明図 従来の照明制御システムの構成を示す説明図 従来の照明制御端末の外観図
以下、この発明の各実施形態について、図面を参照して説明する。また、以下の説明においては、図4に示す上下左右を上下左右方向と定義し、同図の紙面手前側を前方向、同図の紙面奥側を後方向と定義する。
(第1の実施形態)
第1の実施形態の照明制御端末14を含む照明制御システム100の構成について図1及び図2を参照して説明する。図1は、第1の実施形態の照明制御端末14を含む照明制御システム100のシステム構成を示す説明図である。図2は、照明負荷(以下、単に「照明」という)の配置、並びに、照明、アドレス及びグループの各対応関係を示した説明図である。同図(a)は、照明の配置を示した説明図であり、同図(b)は照明とアドレスとの対応関係を示す説明図であり、同図(c)はグループとアドレスとの対応関係を示す説明図である。図1に示す照明制御システムは、図2(a)に示すように、オフィス、工場又は店舗等に設置されている各々の照明1〜8の点灯又は消灯を制御する。図1に示すように、照明制御システム100は、制御対象である各々の照明1〜8と、動作制御部13と、照明制御端末14と、各々の商用の交流電源AC1及びAC2とにより構成されている。
(照明制御システム100の構成)
各々の照明1〜8は、各々の照明1〜8に対して予め1対1に対応するように設けられた動作制御部13内に含まれるリレーRy1〜Ry8の各接点の開状態又は閉状態に応じて、点灯又は消灯する。例えば、照明1に応じて設けられたリレーRy1の接点が閉じている場合には照明1は点灯し、照明5に応じて設けられたリレーRy5の接点が開いている場合には照明5は消灯する。なお、照明1とリレーRy1とは電力線により電気的に接続されている。同様に、照明2とリレーRy2とは電力線により電気的に接続されている。同様に、照明3とリレーRy3とは電力線により電気的に接続されている。同様に、照明4とリレーRy4とは電力線により電気的に接続されている。同様に、照明5とリレーRy5とは電力線により電気的に接続されている。同様に、照明6とリレーRy6とは電力線により電気的に接続されている。同様に、照明7とリレーRy7とは電力線により電気的に接続されている。同様に、照明8とリレーRy8とは電力線により電気的に接続されている。
図2(b)に示すように、図1に示した各々の照明1〜8には、それぞれアドレスが付与されている。各々の照明1〜8と、アドレスとの対応関係について図2(b)を参照して説明する。図2(b)において、照明1には、アドレス1−1が付与されている。同様に、照明2には、アドレス1−2が付与されている。同様に、照明3には、アドレス1−3が付与されている。同様に、照明4には、アドレス1−4が付与されている。同様に、照明5には、アドレス2−1が付与されている。同様に、照明6には、アドレス2−2が付与されている。同様に、照明7には、アドレス2−3が付与されている。同様に、照明8には、アドレス2−4が付与されている。図2(b)に示す各々の照明1〜8とアドレスとの対応関係を示すデータは、動作制御部13の伝送ユニット9(後述参照)に記憶されている。
また、複数の照明1〜8の点灯又は消灯の制御の運用を効率的に図るために、それぞれ付与されたアドレスにはグループが設定されている。アドレスとグループとの対応関係について図2(c)を参照して説明する。図2(c)は、アドレスとグループとの対応関係を示した説明図である。図2(c)において、アドレス1−1、アドレス1−2、アドレス1−3及びアドレス1−4はグループG1と定義されている。アドレス2−1、アドレス2−2、アドレス2−3及びアドレス2−4はグループG2と定義されている。アドレス1−2及びアドレス1−4はグループG3と定義されている。アドレス2−2及びアドレス2−4はグループG4と定義されている。図2(c)に示すアドレスとグループとの対応関係を示すデータは、動作制御部13の伝送ユニット9(後述参照)に記憶されている。
動作制御部13は、商用の交流電源AC1及びAC2により供給された駆動電力により、照明制御端末14により出力された制御信号に応じて各々の照明1〜8の点灯又は消灯を制御する。動作制御部13は、図1に示すように、伝送ユニット9と、T/U(Terminal Unit)10a及びT/U10bと、リモコントランス11と、各々のリレーRy1〜Ry8とを備える。
伝送ユニット9は、商用の交流電源AC1により供給された電力を駆動源として動作し、T/U10a又はT/U10bの動作に必要な駆動電力を各T/U10a又はT/U10bに対して供給する。照明制御端末14により出力された制御信号は、伝送ユニット9に入力される。なお、この制御信号には、少なくとも、図2(c)に示す照明1〜8のグループと、当該グループに対して行われる点灯又は消灯するための設定時刻とが含まれている。例えば、図3に示すように、スイッチSWa(図4参照)の押下に応じてグループG1の照明1〜4が点灯又は消灯するように予め伝送ユニット9において設定されている場合、照明制御端末14により出力された制御信号にはグループG1の種別と、当該点灯又は消灯が行われる設定時刻とが含まれている。また、図3に示すように、スイッチSWb(図4参照)の押下に応じてグループG2の照明5〜8が点灯又は消灯するように予め伝送ユニット9において設定されている場合、照明制御信号14により出力された制御信号にはグループG2の種別、及び当該点灯又は消灯が行われる設定時刻が含まれている。
伝送ユニット9は、この入力した制御信号に応じて各々の照明1〜8の点灯又は消灯を制御するための信号をT/U10a又はT/U10bに出力する。なお、伝送ユニット9と商用の交流電源AC1とは電力線により電気的に接続されている。
T/U10a又はT/U10bは、伝送ユニット9により供給された電力、又は、伝送ユニット9により供給された電力及びリモコントランス11により補助的に供給された電力を駆動源として動作し、伝送ユニット9により出力された信号をそれぞれ入力し、当該信号に応じて各々のリレーRy1〜Ry8の動作を制御する。図1に示すT/U10aは、リレーRy1、Ry2、Ry5及びRy6の動作を制御する。また、図1に示すT/U10bは、リレーRy3、Ry4、Ry7及びRy8の動作を制御する。なお、伝送ユニット9とT/U10a又はT/U10bとは電力線により電気的に接続されている。T/U10aとリレーRy1、Ry2、Ry5、Ry6とはそれぞれ電力線により電気的に接続されている。T/U10bとリレーRy3、Ry4、Ry7、Ry8とはそれぞれ電力線により電気的に接続されている。T/U10a又はT/U10bと、リモコントランス11とは電力線により電気的に接続されている。
リモコントランス11は、商用の交流電源AC2により供給された電力を変圧し、T/U10a又はT/U10bの駆動に必要な駆動電力を補助的に供給する。また、リモコントランス11は、商用の交流電源AC2により供給された電力を変圧し、各々のリレーRy1〜Ry8の接点を開閉するために必要な駆動電力を補助的に供給する。また、図1に示すリモコントランス11と、各々のリレーRy1〜Ry8とは電力線によりそれぞれ接続されている。なお、リモコントランス11と商用の交流電源AC2とは、電力線により電気的に接続されている。
各々のリレーRy1〜Ry8は、不図示の交流電源から供給された電力、又は不図示の交流電源から供給された電力及びリモコントランス11により補助的に供給された駆動電力に基づき、各々のリレーRy1〜Ry8自身の接点を開閉することにより、各々の照明1〜8の点灯又は消灯を制御する。図1においては、リレーRy1は照明1の点灯又は消灯を制御する。同様に、リレーRy2は照明2の点灯又は消灯を制御する。同様に、リレーRy3は照明3の点灯又は消灯を制御する。同様に、リレーRy4は照明4の点灯又は消灯を制御する。同様に、リレーRy5は照明5の点灯又は消灯を制御する。同様に、リレーRy6は照明6の点灯又は消灯を制御する。同様に、リレーRy7は照明7の点灯又は消灯を制御する。同様に、リレーRy8は照明8の点灯又は消灯を制御する。
(照明制御端末14の構成)
照明制御端末14は、各々の照明1〜8の点灯又は消灯を制御するための制御信号を動作制御部13の伝送ユニット9に出力する。照明制御端末14の外観の詳細について図4及び図5を参照して説明する。図4は、第1の実施形態の照明制御端末14のハンドルカバーHC1及びハンドルカバーHC2のそれぞれの閉状態を示す外観図である。図5は、第1の実施形態の照明制御端末14のハンドルカバーHC1及びハンドルカバーHC2のそれぞれの開状態を示す外観図である。
図4に示すように、照明制御端末14は、オフィス、工場又は店舗等の壁面Wに対して目視可能な状態で配設され、図16に示す従来の照明制御端末14zの設置幅(Lz)に比べて相当に短いコンパクトな設置幅(L)を有する。図4に示す照明制御端末14は、厚み方向において非常に薄い略直方体状の筺体Kを共通に使用する照明制御端末ユニットA及び照明制御端末ユニットBにより構成されている。なお、図4に示す照明制御端末14は、2組の照明制御端末ユニットA及び照明制御端末ユニットBにより構成されているが、2組の照明制御端末ユニットA及び照明制御端末ユニットBに限定されない。
照明制御端末ユニットAは、厚み方向において非常に薄い略直方体状の筺体Kと、当該筺体Kの前面の長手方向に配置された回動軸J1を中心に回動可能に枢着されたハンドルカバーHC1とを少なくとも備える。図4は、ハンドルカバーHC1が0度回動された状態を示している。図4に示すように、ハンドルカバーHC1の前面には、スイッチSWaが配置されている。また、筺体Kの前面には、LEDランプ23が配置されている。図3に示すように、スイッチSWaは、当該スイッチSWaの押下に応じて、グループG1の照明1〜4の点灯又は消灯に関する制御信号を出力する。第1の実施形態では、図3に示すように、スイッチSWa又はスイッチSWbの押下に応じて点灯又は消灯する照明のグループが、予め伝送ユニット9に設定されている。
LEDランプ23は、グループG1の照明1〜4の点灯状態又は消灯状態を色で識別可能なように発光して報知する。LEDランプ24は、グループG2の照明5〜8の点灯状態又は消灯状態を色で識別可能なように発光して報知する。例えば、グループG1の照明1〜4の点灯状態に対応してLEDランプ23は赤色に発光し、グループG1の照明1〜4の消灯状態に対応してLEDランプ23は緑色に発光する。更に、グループG2の照明5〜8の点灯状態に対応してLEDランプ24は赤色に発光し、グループG2の照明5〜8の消灯状態に対応してLEDランプ24は緑色に発光する。
照明制御端末ユニットBは、照明制御端末ユニットAと同様に、厚み方向において非常に薄い略直方体の筺体Kと、当該筺体Kの前面の長手方向に配置された回動軸J2を中心に回動可能に枢着されたハンドルカバーHC2とを少なくとも備える。図4は、ハンドルカバーHC2が0度回動された状態を示している。図4に示すように、ハンドルカバーHC2の前面には、スイッチSWbが配置されている。また、筺体Kの前面には、LEDランプ24と通信部25とが配置されている。通信部25は、外部端末である設定通信器50(後述参照)から赤外線通信等を介して、図6に示すような各々の照明1〜8の点灯又は消灯に関する設定情報を受信する。
各々の照明1〜8の点灯又は消灯に関する設定情報について図6を参照して説明する。図6は、各々の照明1〜8の点灯又は消灯に関する設定情報を示す説明図である。図6に示す設定情報には、制御プログラム番号である設定情報番号と、制御対象であるグループと、制御対象のグループの照明を一括に点灯する点灯時刻を示す入時刻と、制御対象のグループの照明の消灯時刻の前に当該グループのうち一部のグループに予告的に消灯する時刻を示す予告消灯時刻と、制御対象のグループの照明の一括に消灯する消灯時刻を示す切時刻と、当該制御が実行される制御日とが含まれる。
図6の説明において、前提として、月曜日〜金曜日の平日には、時刻8時30分には、オフィス、工場又は店舗等に配置されたグループG1及びG2に該当する照明1〜8は全て点灯している運用が行われているとする。図6において、設定情報番号1の設定情報によれば、月曜日〜金曜日に、グループG3及びG4にそれぞれ該当する照明2、照明4、照明6及び照明8は時刻12時00分に予告的に消灯される。予告的な消灯とは、全ての照明1〜8が同一時刻に一括して消灯されるのではなく、当該一括消灯の予告として、全ての照明1〜8のうち一部の照明(照明2、照明4、照明6及び照明8)が消灯されることを示す。設定情報番号2の設定情報によれば、月曜日〜金曜日に、グループG1及びG2にそれぞれ該当する全ての照明1〜8は時刻12時5分に一括消灯される。なお、設定情報番号1の設定情報により照明2、照明4、照明6及び照明8は既に消灯しているため、実質的には、時刻12時5分に照明1、照明3、照明5、照明7が追加的に消灯される。
設定情報番号3の設定情報によれば、月曜日〜金曜日に、グループG3及びG4にそれぞれ該当する照明2、照明4、照明6及び照明8は時刻18時00分に予告的に消灯される。設定情報番号4の設定情報によれば、月曜日〜金曜日に、グループG2に該当する照明5〜照明8が時刻18時5分に一括して消灯される。設定情報番号5の設定情報によれば、月曜日〜金曜日に、グループG3に該当する照明2及び照明4は時刻23時00分に予告的に消灯される。設定情報番号6によれば、月曜日〜金曜日に、グループG1に該当する照明1〜4が時刻23時5分に一括して消灯される。なお、設定情報番号5の設定情報により照明2及び照明4は既に消灯しているため、実質的には、時刻23時5分に照明1及び照明3が追加的に消灯される。
図4において、ハンドルカバーHC1の後面に配置された係止部KC1と、筺体Kの前面に配置された被係止部HKC1とが係合することによってハンドルカバーHC1は筺体Kに固定された状態となる。このように、図4に示すハンドルカバーHC1が筺体Kに固定された状態をハンドルカバーHC1の閉状態と定義する。同様に、図4において、ハンドルカバーHC2の後面に配置された係止部KC2と、筺体Kの前面に配置された被係止部HKC2とが係合することによってハンドルカバーHC2は筺体Kに固定された状態となる。このように、図4に示すハンドルカバーHC2が筺体Kに固定された状態をハンドルカバーHC2の閉状態と定義する。
図5に示すように、ハンドルカバーHC1の後面に設けられた係止部KC1と筺体Kの前面に設けられた被係止部HKC1との係合が解除された状態をハンドルカバーHC1の開状態と定義する。なお、図5は、ハンドルカバーHC1が180度回動された状態を示している。同様に、ハンドルカバーHC2の後面に設けられた係止部KC2と筺体Kの前面に設けられた被係止部HKC2との係合が解除された状態をハンドルカバーHC2の開状態と定義する。ハンドルカバーHC1の開状態である場合、ハンドルカバーHC1の後面には増加ボタン26aと、減少ボタン27aと、モード選択ボタン28aと、選択ボタン29aと、決定ボタン30aとが配置されている。また、ハンドルカバーHC1の閉状態を固定維持するために、係止部KC1がハンドルカバーHC1の後面に配置されている。
図5に示すように、照明制御端末ユニットAの筺体Kの前面には、表示部17が配置されている。表示部17の表示領域には、主に、モード選択領域31aと、設定内容表示領域32aとに区別される。モード選択領域31aとは、各種モードの種類と、現在選択されているモードの種別とを示すための領域であり、図5に示すモード選択領域31aには通常モードが選択されている。設定内容表示領域32aとは、モード選択領域31aにて選択されたいずれかのモードに対応して、各種ボタン26a〜30aにより設定された設定情報の内容を示すための領域であり、例えば図5に示す設定内容表示領域32aには現在時刻の午前9時00分が表示されている。
各種モードについて説明する。各種モードには、通常モードと、現在時刻モードと、タイマモードと、予告延長モードとがある。通常モードとは、現在時刻を設定するための現在時刻モード、所定時刻に各々の照明1〜8のうちいずれかを点灯又は消灯するための設定情報を設定するタイマモード、及び、各々の照明1〜8の延長点灯時間又は予告消灯時刻を設定する予告延長モード以外の通常の照明制御システム100の動作中であることを示すモードである。現在時刻モードとは、照明制御端末14の内部に有する内部時計C3(図7参照)の示す現在時刻を設定するモードである。タイマモードとは、図6に示した設定情報の新規登録、又は当該設定情報における各パラメータを変更するモードである。予告延長モードとは、図6に示した設定情報の新規登録、又は当該設定情報における各パラメータを変更するモードである。
図5に示すように、照明制御端末ユニットBの筺体Kの前面には、表示部18が配置されている。表示部18の表示領域には、主に、モード選択領域31bと、設定内容表示領域32bとに区別される。モード選択領域31bとは、各種モードの種類と、現在選択されているモードの種別とを示すための領域であり、図5に示すモード選択領域31bには予告延長モードが選択されている。設定内容表示領域32bとは、モード選択領域31bにて選択されたいずれかのモードに対応して、各種ボタン26b〜30bにより設定された設定情報の内容を示すための領域であり、例えば図5に示す設定内容表示領域32bには設定情報番号2の設定情報に対応する予告消灯時刻を設定する様子が表示されている。
図5に示す各種ボタンについて説明する。モード選択ボタン28a(又は28b)は、表示部17(又は18)のモード選択領域31a(又は31b)に表示される通常モード、現在時刻モード、タイマモード及び予告延長モードのうちいずれかを選択するためのボタンである。選択ボタン29a(又は29b)は、モード選択ボタン28a(又は28b)により現在時刻モード、タイマモード又は予告延長モードが選択されている場合に、いずれかのモードにおける各パラメータを選択するためのボタンである。増加ボタン26a(又は26b)及び減少ボタン27a(又は27b)は、モード選択ボタン28a(又は28b)により現在時刻モード、タイマモード及び予告延長モードのうちいずれかが選択されている場合に、いずれかのモードにおける各パラメータを増加又は減少するためのボタンである。決定ボタン30a(又は30b)は、最終的に選択された各パラメータ等を決定するためのボタンである。
次に、照明制御端末14の構成の詳細について図7を参照して説明する。図7は、第1の実施形態の照明制御端末14の内部構成を示すブロック図である。照明制御端末14は、端末制御部15と、内部時計C3と、メモリ16と、表示部17と、表示部18と、スイッチ群19aと、スイッチ群19bと、入力検出部20と、LEDランプ23と、LEDランプ24と、通信部25とを備える。照明制御端末14には、動作制御部13の伝送ユニット9から駆動電力が供給されることにより、動作する。
端末制御部15は、マイクロコンピュータにより構成され、照明制御端末14内の各部の動作を制御する。なお、端末制御部15は、クロック回路(不図示)から与えられるクロックをカウントすることにより現在時刻を計時する内部時計C3を備える。端末制御部15は、スイッチ群19a及び19bのうちどのスイッチが選択されているかを示す情報をメモリ16に記憶している。端末制御部15は、入力検出部20により出力された押下信号(後述参照)に応じて点灯又は消灯の制御を行うための制御信号を生成し、当該生成された制御信号を動作制御部13に出力する。
メモリ16は、EEPROM等のような不揮発性メモリにより構成され、図6に示す各々の照明1〜8の点灯又は消灯の制御に関する設定情報を記憶する。
表示部17は、図5に示す照明制御端末ユニットAの筺体Kの前面に配置され、モード選択ボタン28aの押下に応じて通常モードが選択されている場合には、端末制御部15の内部時計C3により計時された現在時刻を表示する。また、表示部17は、モード選択ボタン28aの押下に応じて現在時刻モードが選択されている場合には、現在時刻を設定するために当該モード選択ボタン28aの押下の時点における現在時刻が点滅表示されると共に、当該現在時刻が設定可能であることを示すアンダーバー(不図示)が表示される。
また、表示部17には、モード選択ボタン28aの押下に応じてタイマモードが選択されている場合には、図6に示す設定情報のうちいずれかが表示されると共に、当該設定情報のパラメータ(設定情報番号、グループ、実行又は非実行等)が設定可能であることを示すアンダーバー(不図示)が表示される。また、表示部17には、モード選択ボタン28aの押下に応じて予告延長モードが選択されている場合には、図7に示す設定情報のうちいずれかが表示されると共に、当該設定情報のパラメータ(設定情報番号、グループ、予告消灯時間、点灯延長時間等)が設定可能であることを示すアンダーバー(不図示)が表示される。
表示部18は、図5に示す照明制御端末ユニットBの筺体Kの前面に配置され、モード選択ボタン28bの押下に応じて通常モードが選択されている場合には、端末制御部15の内部時計C3により計時された現在時刻を表示する。また、表示部18は、モード選択ボタン28bの押下に応じて現在時刻モードが選択されている場合には、現在時刻を設定するために当該モード選択ボタン28bの押下の時点における現在時刻が点滅表示されると共に、当該現在時刻が設定可能であることを示すアンダーバー(不図示)が表示される。
また、表示部18には、モード選択ボタン28bの押下に応じてタイマモードが選択されている場合には、図6に示す設定情報のいずれかが表示されると共に、当該設定情報のパラメータ(設定情報番号、グループ、動作又は不動作等)が設定可能であることを示すアンダーバー(不図示)が表示される。また、表示部18には、モード選択ボタン28bの押下に応じて予告延長モードが選択されている場合には、図7に示す設定情報のいずれかが表示されると共に、当該設定情報のパラメータ(設定情報番号、グループ、予告消灯時間、点灯延長時間等)が設定可能であることを示すアンダーバー(不図示)が表示される。
スイッチ群19aは、スイッチSWaと、ハンドルカバーHC1の開状態又は閉状態を示すスイッチSW1a、増加ボタン26aに対応するスイッチSW2a、減少ボタン27aに対応するスイッチSW3a、モード選択ボタン28aに対応するスイッチSW4a、選択ボタン29aに対応するスイッチSW5a、及び決定ボタン30aに対応するスイッチSW6aにより構成される。スイッチ群19aのうちスイッチSW1aを除く他のスイッチは、当該スイッチ自身が押下される度に当該押下されたことを示す押下信号を入力検出部20に出力する。
ハンドルカバーHC1が開状態になった場合に対応して、スイッチSW1aは、接点のオフ状態を示す押下信号を入力検出部20に出力する。ハンドルカバーHC1が閉状態になった場合に対応して、スイッチSW1aは、接点のオン状態を示す押下信号を入力する。
スイッチ群19bは、スイッチSWbと、ハンドルカバーHC2の開状態又は閉状態を示すスイッチSW1b、増加ボタン26bに対応するスイッチSW2b、減少ボタン27bに対応するスイッチSW3b、モード選択ボタン28bに対応するスイッチSW4b、選択ボタン29bに対応するスイッチSW5b、及び決定ボタン30bに対応するスイッチSW6bにより構成される。スイッチ群19bのうちスイッチSW1bを除く他のスイッチは、当該スイッチ自身が押下される度に当該押下されたことを示す押下信号を入力検出部20に出力する。
ハンドルカバーHC2が開状態になった場合に対応して、スイッチSW1bは、接点のオフ状態を示す押下信号を入力検出部20に出力する。ハンドルカバーHC2が閉状態になった場合に対応して、スイッチSW1bは、接点のオン状態を示す押下信号を入力検出部20に出力する。
入力検出部20は、スイッチ群19a及び19bの各スイッチの操作を監視すると共に、スイッチ群19a及び19bのうちいずれかのスイッチから出力された押下信号を入力し、当該押下信号を端末制御部15に出力する。なお、入力検出部20から端末制御部15に出力される押下信号には、スイッチ群19a及び19bのうち押下されたスイッチの種別が少なくとも含まれている。また、入力検出部20は、スイッチSW1a又はSW1bから出力された押下信号に応じて、ハンドルカバーHC1又はハンドルカバーHC2の開状態又は閉状態を検出する。例えば、スイッチSW1aから接点のオン状態を示す押下信号が入力された場合、入力検出部20は、ハンドルカバーHC1は開状態であると検出する。また、スイッチSW1bから接点のオフ状態を示す押下信号が入力された場合、入力検出部20は、ハンドルカバーHC2は閉状態であると検出する。
LEDランプ23は、端末制御部15によりグループG1の照明1〜4が点灯する状態であると判断された場合には、端末制御部15の制御により赤色に発光し、端末制御部15によりグループG1の照明1〜4が消灯する状態であると判断された場合には、端末制御部15の制御により緑色に発光する。なお、端末制御部15は、スイッチSWaが押下されていない状態(グループG1の照明1〜4が消灯している状態)において、入力検出部20を介してスイッチSWaの押下により出力された押下信号を取得した場合、グループG1の照明1〜4が点灯する状態と判断する。同様に、端末制御部15は、スイッチSWaが押下された状態(グループG1の照明1〜4が点灯している状態)において、入力検出部20を介してスイッチSWaの押下により出力された押下信号を取得した場合、グループG1の照明1〜4が消灯する状態と判断する。
LEDランプ24は、端末制御部15によりグループG2の照明5〜8が点灯する状態であると判断された場合には、端末制御部15の制御により赤色に発光し、端末制御部15によりグループG2の照明5〜8が消灯する状態であると判断された場合には、端末制御部15の制御により緑色に発光する。なお、端末制御部15は、スイッチSWbが押下されていない状態(グループG2の照明5〜8が消灯している状態)において、入力検出部20を介してスイッチSWbの押下により出力された押下信号を取得した場合、グループG2の照明5〜8が点灯する状態と判断する。同様に、端末制御部15は、スイッチSWbが押下された状態(グループG2の照明5〜8が点灯している状態)において、入力検出部20を介してスイッチSWbの押下により出力された押下信号を取得した場合、グループG2の照明5〜8が消灯する状態と判断する。
通信部25は、照明制御端末ユニットBの筺体Kの前面に配置され、外部端末である設定通信器50により赤外線通信等を介して送信された図6に示す設定情報の新規登録に関する制御信号を受信する。この設定情報の新規登録に関する制御信号には、設定情報の新規登録である旨及び設定通信器50により入力された設定情報の各パラメータが含まれる。このパラメータには、制御対象のグループ、点灯又は消灯の制御が実行される設定時刻が少なくとも含まれる。通信部25は、設定通信器50から設定情報の新規登録に関する制御信号を受信した場合、端末制御部15に当該制御信号を受信した旨を通知する。端末制御部15は、通信部25が設定通信器50から設定情報の新規登録に関する制御信号を受信した旨の通知を受けた場合には、当該設定情報を取得し、メモリ16に当該設定情報を記憶する。
次に、タイマモードにおける設定情報の新規登録又は変更について図8及び図9を参照して説明する。図8は、タイマモードにおける設定情報の新規登録又は変更を説明するフローチャートである。図9は、タイマモードにおける設定情報の変更前後における画面例である。同図(a)は、24時間表示型における設定情報のパラメータの変更前を示す画面例を示す。同図(b)は、24時間表示型における設定情報のパラメータの変更後を示す画面例である。同図(c)は、曜日表示型における設定情報のパラメータの変更前を示す画面例である。同図(d)は、曜日表示型における設定情報のパラメータの変更後を示す画面例である。図8及び図9の説明においては、一例として照明制御端末ユニットAが用いられるとする。
図8において、照明制御端末14の入力検出部20は、ハンドルカバーHC1が開状態であるか否かを検出する(S11)。ハンドルカバーHC1が開状態であると検出された場合には(S11のYES)、端末制御部15は、モード選択ボタン28aに対応するスイッチSW4a(図7参照)の所定回数の押下に応じて、モード選択領域31aのタイマモードにアンダーバー34aを表示する(S12)。
タイマモードにアンダーバー34aが表示された場合(S12のYES)、端末制御部15は、表示部17の設定情報表示領域32aにタイマモードにおけるメニュー等を表示する。このメニューにおいて設定情報の新規登録であることの入力が行われた場合には(S13のYES)、当該新規登録される設定情報の各種パラメータ(制御対象のグループ、点灯又は消灯する設定時刻等)が設定される(S14)。端末制御部15は、この設定されたパラメータに基づき設定情報を生成し、この生成された設定情報をメモリ16に記憶する(S19)。これにより、図8の処理は終了する。
また、設定情報表示領域32aに表示されたタイマモードにおけるメニューにおいて設定情報の変更であることの入力が行われた場合には(S13のNO)、端末制御部15は、設定情報表示領域32aに、図9(a)又は図9(c)に示すように、図6に示す設定情報を表示する(S15)。この表示された設定情報は、初期的に表示するように予め設定された設定情報番号の設定情報でも良いし、直前に表示された設定情報でも良い。なお、直前に表示された設定情報が表示される際には、端末制御部15は、当該直前に表示された設定情報の設定情報番号をメモリ16に記憶し、当該記憶された設定情報の設定情報番号に基づいて直前に表示された設定情報を表示することが好ましい。
図9(a)又は図9(c)に示す設定情報が表示された後、増加ボタン26aに対応するスイッチSW2a、減少ボタン27aに対応するスイッチSW3a、選択ボタン29aに対応するスイッチSW5a及び決定ボタン30aに対応するスイッチSW6aのうちいずれかが操作されることにより、端末制御部15は、当該設定情報のパラメータを変更する(S16)。端末制御部15は、この変更された設定情報をメモリ16に記憶した後(S19)、図8の処理は終了する。
また、S11においてハンドルカバーHC1が開状態ではないと検出された場合には(S11のNO)、設定情報の新規登録である場合に(S17のYES)、設定通信器50により入力された設定情報の新規登録に関する制御信号が照明制御端末14の通信部25に入力される(S18のYES)。通信部25は、この入力された制御信号を受信し、端末制御部15に当該制御信号を受信した旨を通知する。端末制御部15は、通信部25が設定通信器50から設定情報の新規作成に関する制御信号を受信した旨の通知を受けた場合には、当該設定情報を取得し、メモリ16に当該設定情報を記憶し(S19)、図8の処理は終了する。
図9(a)及び(b)の例について説明する。図9(a)に示すように、モード選択ボタン28aに対応するスイッチSW4aの押下により、端末制御部15は、モード選択領域31aのタイマモードにアンダーバー34aを表示する。このとき、端末制御部15は、設定情報表示領域32a内に設定情報番号3(PGR3)のパラメータ「PGR3」の設定情報を初期的に表示する。なお、モード選択領域31aにてタイマモードが選択された場合に初期的に表示される設定情報は既定の設定により任意で良い。
また、図9(a)の設定情報表示領域32aに設定情報番号3(PGR3)の設定情報が表示された場合には、端末制御部15は、当該設定情報表示領域32a内に表示されたパラメータ「PGR3」に主キーであるアンダーバー35aを表示する。アンダーバー35aがパラメータ「PGR3」を選択している場合、増加ボタン26aに対応するスイッチSW2a又は減少ボタン27aに対応するスイッチSW3aが押下されることにより、端末制御部15は、当該押下の回数に応じた任意の設定情報番号に対応した設定情報を表示する。例えば、アンダーバー35aがパラメータ「PGR3」を選択している状態で増加ボタン26aに対応するスイッチSW2aが一度押下された場合には、パラメータ「PGR4」に対応する設定情報番号4の設定情報が設定情報表示領域32aに表示される。
図9(a)の設定情報表示領域32aに表示された設定情報番号3(PGR3)の設定情報に対し、パラメータの変更が行われるとする。主キーであるアンダーバー35aがパラメータ「PGR3」を選択している状態で決定ボタン30aに対応するスイッチSW6aが押下された場合、端末制御部15は、当該設定情報表示領域32a内の時期表示領域33aに主キーであるアンダーバー36aを表示する。ここで、時期表示領域33aには、点灯又は消灯の時期を時刻別に変更する場合に選択される24時間表示型を示すパラメータ「24hour」、及び、点灯又は消灯の時期を曜日別に変更する場合に選択される曜日表示型を示すパラメータ「1day」が表示されている。
時期表示領域33aに主キーであるアンダーバー36aが表示されている状態で増加ボタン26aに対応するスイッチSW2a又は減少ボタン27aに対応するスイッチSW3aが一度押下されたことにより、アンダーバー36aがパラメータ「1day」を選択することが可能である。既定の設定として、アンダーバー36aは、パラメータ「24hour」を初期的に選択するものとする。ただし、アンダーバー36aはパラメータ「1day」を初期的に選択しても良い。なお、設定情報番号3の設定情報は、図6に示すように、グループG3及びG4の照明2、照明4、照明6及び照明8が18時00分に消灯する内容である。
図9(a)において、設定情報表示領域32aに表示された設定情報番号3(PGR3)の時期表示領域33aでアンダーバー36aがパラメータ「24hour」を選択した状態で選択ボタン29aに対応するスイッチSW5aが押下された場合、端末制御部15は、当該設定情報の消灯時刻を示すパラメータ「18:00」に主キーであるアンダーバー37aを表示する。設定情報表示領域32aに主キーであるアンダーバー37aが表示されている状態で増加ボタン26aに対応するスイッチSW2a又は減少ボタン27aに対応するスイッチSW3aが押下されたことにより、この消灯時刻を任意に変更することが可能である。増加ボタン26aに対応するスイッチSW2a又は減少ボタン27aに対応するスイッチSW3aの押下により消灯時刻が変更された後に選択ボタン29aに対応するスイッチSW5aが押下された場合、端末制御部15は、設定情報番号3の設定情報が実行されることを示すパラメータ「実行」に主キーであるアンダーバー38aを表示する。既定の設定として、アンダーバー38aは、パラメータ「実行」を初期的に選択するものとする。ただし、アンダーバー38aはパラメータ「非実行」を初期的に選択しても良い。
図9(b)に示すように、設定情報表示領域32aに主キーであるアンダーバー38aが表示されている状態で増加ボタン26aに対応するスイッチSW2a又は減少ボタン27aに対応するスイッチSW3aが押下されたことによりパラメータ「非実行」が選択された場合、端末制御部15は、アンダーバー37aを非表示にする。なお、図9(b)に示すパラメータ「非実行」は、設定情報番号3の設定情報が実行されないことを示す。図9(b)に示すように主キーであるアンダーバー37aがパラメータ「非実行」を選択した状態で決定ボタン30aに対応するスイッチSW6aが押下された場合には、端末制御部15は、設定情報番号3の設定情報に実行しない旨のフラグを追加的に設定し、当該設定された設定情報をメモリ16に記憶する。
図9(c)及び(d)の例について説明する。図9(c)に示すように、モード選択ボタン28aに対応するスイッチSW4aの押下により、端末制御部15は、モード選択領域31aのタイマモードにアンダーバー34aを表示する。このとき、端末制御部15は、設定情報表示領域32a内に設定情報番号3(PGR3)のパラメータ「PGR3」の設定情報を初期的に表示する。なお、モード選択領域31aにてタイマモードが選択された場合に初期的に表示される設定情報は既定の設定により任意で良い。
また、図9(c)の設定情報表示領域32aに設定情報番号3(PGR3)の設定情報が表示された場合、端末制御部15は、当該設定情報表示領域32a内に表示されたパラメータ「PGR3」に主キーであるアンダーバー35aを表示する。アンダーバー35aがパラメータ「PGR3」を選択している場合、増加ボタン26aに対応するスイッチSW2a又は減少ボタン27aに対応するスイッチSW3aが押下されることにより、端末制御部15は、当該押下の回数に応じた任意の設定情報番号に対応した設定情報を表示する。例えば、アンダーバー35aがパラメータ「PGR3」を選択している状態で増加ボタン26aに対応するスイッチSW2aが一度押下された場合には、パラメータ「PGR4」に対応する設定情報番号4の設定情報が設定情報表示領域32aに表示される。
図9(c)の設定情報表示領域32aに表示された設定情報番号3(PGR3)の設定情報に対し、パラメータの変更が行われるとする。主キーであるアンダーバー35aがパラメータ「PGR3」を選択している状態で決定ボタン30aに対応するスイッチSW6aが押下された場合、端末制御部15は、設定情報表示領域32a内の時期表示領域33aに主キーであるアンダーバー36aを表示する。アンダーバー36aがパラメータ「PGR3」を選択している場合、増加ボタン26aに対応するスイッチSW2a又は減少ボタン27aに対応するスイッチSW3aが押下されることにより、端末制御部15は、当該押下の回数に応じた任意の設定情報番号に対応した設定情報を表示することが可能である。
図9(c)の設定情報表示領域32aに変更対象の設定情報番号3(PGR3)の設定情報が表示された場合、端末制御部15は、当該設定情報表示領域32a内に表示された時期表示領域33aに主キーであるアンダーバー36aを表示する。時期表示領域33aに主キーであるアンダーバー36aが表示されている状態で増加ボタン26aに対応するスイッチSW2a又は減少ボタン27aに対応するスイッチSW3aが一度押下されたことにより、アンダーバー36aがパラメータ「24hour」を選択することが可能である。なお、設定情報番号3の設定情報は、図7に示すように、グループG2及びG4の照明2、照明4、照明6及び照明8が18時00分に消灯する内容である。
図9(c)において、設定情報表示領域32aに表示された設定情報番号3(PGR3)の時期表示領域33aでアンダーバー36aがパラメータ「1day」を選択した状態で選択ボタン29aに対応するスイッチSW5aが押下された場合、端末制御部15は、当該設定情報の消灯の制御日を示すパラメータ「月火水木金」に主キーであるアンダーバー37aを表示する。設定情報表示領域32aに主キーであるアンダーバー37aが表示されている状態で増加ボタン26aに対応するスイッチSW2a又は減少ボタン27aに対応するスイッチSW3aが押下されたことにより、この消灯の制御日を任意に変更することが可能である。例えば、増加ボタン26aに対応するスイッチSW2aを一度押下した場合にはパラメータ「月火水木金土」が表示される等、増加ボタン26a又は減少ボタン27aの押下回数に応じて選択表示される曜日のパラメータが周期的に予め設定されていることが好ましい。増加ボタン26aに対応するスイッチSW2a又は減少ボタン27aに対応するスイッチSW3aの押下により消灯の制御日が変更された後に選択ボタン29aに対応するスイッチSW5aが押下された場合、端末制御部15は、設定情報番号3の設定情報が実行されることを示すパラメータ「動作」に主キーであるアンダーバー38aを表示する。
図9(d)に示すように、設定情報表示領域32aに主キーであるアンダーバー38aが表示されている状態で増加ボタン26aに対応するスイッチSW2a又は減少ボタン27aに対応するスイッチSW3aが押下されたことによりパラメータ「非実行」が選択された場合、端末制御部15は、アンダーバー36a及び当該消灯の制御日を非表示にする。なお、図9(d)に示すパラメータ「非実行」は、設定情報番号3の設定情報が実行されないことを示す。図9(d)に示すように主キーであるアンダーバー38aがパラメータ「非実行」を選択した状態で決定ボタン30aに対応するスイッチSW6aが押下された場合には、端末制御部15は、設定情報番号3の設定情報に実行しない旨のフラグを追加的に設定し、当該設定された設定情報をメモリ16に記憶する。
また、図9(a)〜(d)に図示していないが、端末制御部15が設定情報の制御対象であるグループを変更するために当該対象のグループにアンダーバー(不図示)を表示しても良い。この場合に、増加ボタン26aに対応するスイッチSW2a又は減少ボタン27aに対応するスイッチSW3aの所定回数の押下に応じて、当該設定情報の制御対象であるグループを適宜変更することが可能である。
次に、予告延長モードにおける設定情報の新規登録又は変更について図10〜図14を参照して説明する。図10は、予告延長モードにおける設定情報の新規登録又は変更を説明するフローチャートである。図11は、予告延長モードにおける設定情報の消灯予告時刻の変更前後における画面例である。同図(a)は、設定情報の消灯予告時刻の変更前を示す画面例を示す。同図(b)は、設定情報の消灯予告時刻の変更後を示す画面例である。図12は、照明1〜8の点灯状態の時間変化を示す説明図である。図13は、予告延長モードにおける設定情報の点灯延長時間の変更前後における画面例である。同図(a)は、設定情報の点灯延長時間の変更前を示す画面例を示す。同図(b)は、設定情報の点灯延長時間の変更後を示す画面例である。図14は、照明1〜8の点灯状態の時間変化を示す説明図である。図10〜図14の説明においては、一例として照明制御端末ユニットAが用いられるとする。
図10において、照明制御端末14の入力検出部20は、ハンドルカバーHC1が開状態であるか否かを検出する(S21)。ハンドルカバーHC1が開状態であると検出された場合には(S21のYES)、端末制御部15は、モード選択ボタン28aに対応するスイッチSW4a(図7参照)の所定回数の押下に応じて、モード選択領域31aの予告延長モードにアンダーバー34aを表示する(S22)。
予告延長モードにアンダーバー34aが表示された場合(S22のYES)、端末制御部15は、表示部17の設定情報表示領域32aに予告延長モードにおけるメニュー等を表示する。このメニューにおいて設定情報の新規登録であることの入力が行われた場合には(S23のYES)、当該新規登録される設定情報の各種パラメータ(制御対象のグループ、点灯又は消灯する設定時刻等)が設定される(S24)。端末制御部15は、この設定されたパラメータに基づき設定情報を生成し、この生成された設定情報をメモリ16に記憶する(S29)。これにより、図10の処理は終了する。
また、設定情報表示領域32aに表示された予告延長モードにおけるメニューにおいて設定情報の変更であることの入力が行われた場合には(S23のNO)、端末制御部15は、設定情報表示領域32aに、図11(a)又は図13(a)に示すように、図6に示す設定情報を表示する(S25)。この表示された設定情報は、初期的に表示するように予め設定された設定情報番号の設定情報でも良いし、直前に表示された設定情報でも良い。なお、直前に表示された設定情報が表示される際には、端末制御部15は、当該直前に表示された設定情報の設定情報番号をメモリ16に記憶し、当該記憶された設定情報の設定情報番号に基づいて直前に表示された設定情報を表示することが好ましい。
図11(a)又は図13(a)に示す設定情報が表示された後、増加ボタン26aに対応するスイッチSW2a、減少ボタン27aに対応するスイッチSW3a、選択ボタン29aに対応するスイッチSW5a及び決定ボタン30aに対応するスイッチSW6aのうちいずれかが操作されることにより、端末制御部15は、当該設定情報のパラメータを変更する(S26)。端末制御部15は、この変更された設定情報をメモリ16に記憶した後(S29)、図10の処理は終了する。
また、S21においてハンドルカバーHC1が開状態ではないと検出された場合には(S21のNO)、設定情報の新規登録である場合に(S27のYES)、設定通信器50により入力された設定情報の新規登録に関する制御信号が照明制御端末14の通信部25に入力される(S28のYES)。通信部25は、この入力された制御信号を受信し、端末制御部15に当該制御信号を受信した旨を通知する。端末制御部15は、通信部25が設定通信器50から設定情報の新規作成に関する制御信号を受信した旨の通知を受けた場合には、当該設定情報を取得し、メモリ16に当該設定情報を記憶し(S29)、図10の処理は終了する。
図11(a)及び(b)の例について説明する。図11(a)に示すように、モード選択ボタン28aに対応するスイッチSW4aの押下により、端末制御部15は、モード選択領域31aの予告延長モードにアンダーバー34aを表示する。このとき、端末制御部15は、設定情報表示領域32a内に設定情報番号1(PGR1)のパラメータ「PGR1」の設定情報を初期的に表示する。なお、モード選択領域31aにて予告延長モードが選択された場合に初期的に表示される設定情報は既定の設定により任意で良い。
また、図11(a)の設定情報表示領域32aに設定情報番号1(PGR1)の設定情報が表示された場合には、端末制御部15は、当該設定情報表示領域32a内に表示されたパラメータ「PGR1」に主キーであるアンダーバー35aを表示する。アンダーバー35aがパラメータ「PGR1」を選択している場合、増加ボタン26aに対応するスイッチSW2a又は減少ボタン27aに対応するスイッチSW3aが押下されることにより、端末制御部15は、当該押下の回数に応じた任意の設定情報番号に対応した設定情報を表示する。例えば、アンダーバー35aがパラメータ「PGR1」を選択している状態で増加ボタン26aに対応するスイッチSW2aが一度押下された場合には、パラメータ「PGR2」に対応する設定情報番号4の設定情報が設定情報表示領域32aに表示される。
図11(a)に示す設定情報番号1の設定情報は、図6に示すように、12時00分にグループG2及びG4である照明2、照明4、照明6及び照明8が予告消灯する内容である。図11(a)の設定情報表示領域32aに表示された設定情報番号1(PGR1)の設定情報に対し、パラメータの変更が行われるとする。主キーであるアンダーバー35aがパラメータ「PGR1」を選択している状態で決定ボタン30aに対応するスイッチSW6aが押下された場合、端末制御部15は、当該設定情報表示領域32a内に表示されたパラメータ「予告消灯時刻」に主キーであるアンダーバー39aを表示する。図11(a)に示すように、パラメータ「予告消灯時刻」に主キーであるアンダーバー39aが表示されている場合には、照明制御端末14の端末制御部15は、設定情報番号1の設定情報における予告消灯時刻を変更可能な状態である。第1の実施形態では、パラメータ「予告消灯時刻」は、「無」、「5分前」及び「10分前」のいずれかから選択可能とする。ただし、パラメータ「予告消灯時刻」は任意に設定しても良い。
設定情報表示領域32aに表示されたアンダーバー39aがパラメータ「予告消灯時刻」を選択した状態で選択ボタン29aに対応するスイッチSW5aが押下された場合、端末制御部15は、図11(b)に示すように、当該設定情報の予告消灯時刻の選択肢例を示すパラメータ「5分前」に主キーであるアンダーバー40aを表示する。設定情報表示領域32aに主キーであるアンダーバー40aが表示されている状態で増加ボタン26aに対応するスイッチSW2a又は減少ボタン27aに対応するスイッチSW3aが押下されたことにより、この予告消灯時刻を「無」、「5分前」及び「10分前」のうちいずれかを任意に選択することが可能である。
増加ボタン26aに対応するスイッチSW2a又は減少ボタン27aに対応するスイッチSW3aの押下により予告消灯時刻がパラメータ「5分前」に変更された後に決定ボタン30aに対応するスイッチSW6aが押下された場合、端末制御部15は、予告消灯時刻をパラメータ「11:55」とする設定情報番号1の設定情報をメモリ16に記憶する。
また、図11(a)及び(b)に図示していないが、端末制御部15が設定情報の制御対象であるグループを変更するために当該対象のグループにアンダーバー(不図示)を表示しても良い。この場合に、増加ボタン26aに対応するスイッチSW2a又は減少ボタン27aに対応するスイッチSW3aの所定回数の押下に応じて、当該設定情報の制御対象であるグループを適宜変更することが可能である。
前述したように変更された設定情報番号1、及び設定情報番号2の各設定情報に従って、照明1〜8の点灯又は消灯の時間変化に関して図12を参照して説明する。図12において、メモリ16に記憶された設定情報番号1の設定情報では、新たに設定された予告消灯時刻である11時55分迄は全ての照明1〜8は点灯している状態である(全点灯状態)。現在時刻が設定情報番号1の設定情報における予告消灯時刻である11時55分に一致すると、照明制御端末14の端末制御部15は、設定情報番号1の設定情報に従って、グループG3及びG4に対応する照明2、照明4、照明6及び照明8を予告消灯するための制御信号を動作制御部13に出力する。動作制御部13は、この制御信号に基づいて、照明2、照明4、照明6及び照明8を予告消灯するように制御する(一部点灯状態)。現在時刻が設定情報番号2の設定情報における全消灯時刻である12時5分に一致すると、照明制御端末14の端末制御部15は、設定情報番号2の設定情報に従って、グループG1及びG2に対応する照明1〜照明8を消灯するための制御信号を動作制御部13に出力する。動作制御部13は、この制御信号に基づいて、全ての照明1〜照明8を消灯するように制御する(全消灯状態)。
図13(a)及び(b)の例について説明する。図11(a)に示すように、モード選択ボタン28aに対応するスイッチSW4aの押下により、端末制御部15は、モード選択領域31aの予告延長モードにアンダーバー34aを表示する。このとき、端末制御部15は、設定情報表示領域32a内に設定情報番号1(PGR1)のパラメータ「PGR1」の設定情報を初期的に表示する。なお、モード選択領域31aにて予告延長モードが選択された場合に初期的に表示される設定情報は既定の設定により任意で良い。
また、図11(a)の設定情報表示領域32aに設定情報番号1(PGR1)の設定情報が表示された場合には、端末制御部15は、当該設定情報表示領域32a内に表示されたパラメータ「PGR1」に主キーであるアンダーバー35aを表示する。アンダーバー35aがパラメータ「PGR1」を選択している場合、増加ボタン26aに対応するスイッチSW2a又は減少ボタン27aに対応するスイッチSW3aが押下されることにより、端末制御部15は、当該押下の回数に応じた任意の設定情報番号に対応した設定情報を表示する。図13(a)は、増加ボタン26aに対応するスイッチSW2a又は減少ボタン27aに対応するスイッチSW3aが所定回数押下されたことにより、端末制御部15が当該押下の回数に応じて設定情報番号6の設定情報を表示した画面である。
図13(a)に示す設定情報番号6の設定情報は、図6に示すように、23時5分にグループG1である照明1〜4が消灯する内容である。図13(a)の設定情報表示領域32aに表示された設定情報番号6(PGR6)の設定情報に対し、パラメータの変更が行われるとする。主キーであるアンダーバー35aがパラメータ「PGR6」を選択している状態で決定ボタン30aに対応するスイッチSW6aが押下された場合、端末制御部15は、当該設定情報表示領域32a内に表示されたパラメータ「点灯延長時間」に主キーであるアンダーバー41aを表示する。図13(a)に示すように、パラメータ「点灯延長時間」に主キーであるアンダーバー41aが表示されている場合には、照明制御端末14の端末制御部15は、設定情報番号6の設定情報における点灯延長時間を変更可能な状態である。第1の実施形態では、パラメータ「点灯延長時間」は、「30分」及び「1時間」のうちいずれかから選択可能とする。ただし、パラメータ「点灯延長時間」は任意に設定するようにしても良い。
設定情報表示領域32aに表示されたアンダーバー41aがパラメータ「予告消灯時刻」を選択した状態で選択ボタン29aに対応するスイッチSW6aが押下された場合、端末制御部15は、図13(b)に示すように、当該設定情報の点灯延長時間の選択肢例を示すパラメータ「30分」に主キーであるアンダーバー42aを表示する。設定情報表示領域32aに主キーであるアンダーバー42aが表示されている状態で増加ボタン26aに対応するスイッチSW2a又は減少ボタン27aに対応するスイッチSW3aが押下されたことにより、この予告消灯時刻を「30分」及び「1時間」のうちいずれかを任意に選択することが可能である。
増加ボタン26aに対応するスイッチSW2a又は減少ボタン27aに対応するスイッチSW3aの押下により点灯延長時間がパラメータ「30分」に変更された後に決定ボタン30aが押下された場合、端末制御部15は、点灯延長時間をパラメータ「23:35」とする設定情報番号6の設定情報をメモリ16に記憶する。
また、図13(a)及び(b)に図示していないが、端末制御部15が設定情報の制御対象であるグループを変更するために当該対象のグループにアンダーバー(不図示)を表示しても良い。この場合に、増加ボタン26aに対応するスイッチSW2a又は減少ボタン27aに対応するスイッチSW3aの所定回数の押下に応じて、当該設定情報の制御対象であるグループを適宜変更することが可能である。
設定情報番号5、及び前述したように変更された設定情報番号6の各設定情報に従って、照明1〜8の点灯又は消灯の時間変化に関して図14を参照して説明する。図14において、メモリ16に記憶された設定情報番号5の設定情報では、予め設定されている予告消灯時刻である23時00分迄はグループG1の照明1〜4は点灯し、グループG2の照明5〜8は消灯している状態である(G1全点灯状態)。現在時刻が設定情報番号5の設定情報における予告消灯時刻である23時00分に一致すると、照明制御端末14の端末制御部15は、設定情報番号5の設定情報に従って、グループG3に対応する照明2及び照明4を予告消灯するための制御信号を動作制御部13に出力する。動作制御部13は、この制御信号に基づいて、照明2及び照明4を予告消灯するように制御する(G1−G2部分点灯状態)。現在時刻が点灯延長時間の設定された設定情報番号6の設定情報における全消灯時刻である23時35分に一致すると、照明制御端末14の端末制御部15は、設定情報番号6の設定情報に従って、グループG1に対応する照明1〜4を消灯するための制御信号を動作制御部13に出力する。動作制御部13は、この制御信号に基づいて、照明1〜4を消灯するように制御する(全消灯状態)。
以上説明したように、この発明の第1の実施形態の照明制御端末14は、長手方向に配置された軸部J1(又はJ2)を中心に回動可能に枢着されたハンドルカバーHC1(又はHC2)を有する筺体Kを備える。特に、ハンドルカバーHC1(又はHC2)の前面には、照明1〜8の点灯又は消灯に関する制御信号を出力するためのスイッチSWa(又はスイッチSWb)が配置される。また、ハンドルカバーHC1(又はHC2)の後面には、照明1〜8及び当該照明1〜8の点灯又は消灯の設定時刻を設定するための設定操作部である各種ボタン26a〜30a(又は26b〜30b)と、ハンドルカバーHC1(又はHC2)の閉状態を固定するための係止部KC1(又はKC2)とが配置される。また、筺体Kの前面には、設定操作部である各種ボタン26a〜30a(又は26b〜30b)により設定された設定内容を表示する表示部17(又は18)と、係止部KC1(又はKC2)と係合することによりハンドルカバーHC1(又はHC2)の閉状態を固定するための被係止部HKC1(又はHKC2)とが配置される。
また、筺体Kの内部には、設定操作部である各種ボタン26a〜30aにより設定された設定情報を記憶する記憶部であるメモリ16と、スイッチSWa(又はSWb)の押下に応じて、又は、現在時刻を計時する時計機能である内部時計C3を含み当該計時された現在時刻が前記記憶部であるメモリ16に記憶された設定情報に含まれる設定時刻に一致すると当該設定情報の内容に応じて、照明1〜8の点灯又は消灯に関する制御信号を出力する端末制御部15とを備える。
従って、第1の実施形態の照明制御端末14によれば、ハンドルカバーHC1(又はHC2)を開状態にした場合には、設定通信器50、又は表示部17及び各種ボタン26a〜30a(又は表示部18及び各種ボタン26b〜30b)を介して複数設けられたスイッチSWa(又はSWb)のうちいずれかの押下に応じて点灯又は消灯する照明の設定を効率的かつ簡易に実行可能とすることができる。更に、ハンドルカバーHC1(又はHC2)が閉状態である場合には、複数設けられたスイッチSWa(又はSWb)の押下に応じて点灯又は消灯するように設定された照明1〜8の動作を、従来の照明制御端末14zの設置領域に比べて十分な省スペース化を実現した設置領域で制御することができる。
また、操作設定部により設定された設定情報には、所定の設定時刻に、複数の照明1〜8、又は複数の照明1〜8のうち一部の照明が一括消灯する内容が含まれていても良い。この場合、第1の実施形態の照明制御端末14は、当該設定情報に従って、スイッチSWa(又はSWb)の押下に依らず、当該所定の設定時刻になると、複数の照明1〜8、又は複数の照明1〜8のうち一部の照明を一括して消灯することができる。
また、操作設定部により設定された設定情報には、所定の設定時刻の前に、複数の照明1〜8のうち一部の消灯する内容が含まれていても良い。この場合、第1の実施形態の照明制御端末14は、当該設定情報に従って、スイッチSWa(又はSWb)の押下に依らず、当該所定の設定時刻の直前になると、複数の照明1〜8のうち一部の照明を一括して消灯することができる。
また、操作設定部により設定された設定情報の消灯する時刻は、設定操作部である各種ボタン26a〜30a(又は26b〜30b)により設定可能であっても良い。更に、当該消灯する時刻は、設定操作部により延長するように設定可能であっても良い。この場合、第1の実施形態の照明制御端末14は、設定操作部である各種ボタン26a〜30a(又は26b〜30b)を用いて、メモリ16に記憶された設定情報を都度、効率的に設定することができる。
また、第1の実施形態の照明制御端末14は、照明1〜8の状態に応じて報知する報知部であるLEDランプ23(又は24)を備えても良い。LEDランプ23(又は24)は、照明1〜4の点灯状態に対応して第1の色(赤色)に発光して報知し、照明5〜8の消灯状態に対応して第2の色(緑色)に発光して報知する。従って、LEDランプ23(又は24)を設けることにより、第1の実施形態の照明制御端末14は、照明1〜8の点灯状態又は消灯状態を適切に示すことができる。
また、第1の実施形態の照明制御端末14は、筺体Kの前面に、メモリ16に記憶される設定情報を外部端末である設定通信器50により受信するための通信部25を備え、端末制御部15は、通信部25により受信された設定情報をメモリ16に記憶する。従って、通信部25を設けることにより、第1の実施形態の照明制御端末14は、数多くの設定情報を新規作成する場合等に、照明制御端末14の操作ではなく、設定通信器50の操作により、効率的に設定情報を新規作成してメモリ16に記憶することができる。
また、第1の実施形態の照明制御システム100は、照明制御端末14と、当該照明制御端末14により出力された制御信号に基づき、当該制御信号に応じて照明1〜8の点灯又は消灯を制御する動作制御部を備える。これにより、複数設けられたスイッチのいずれかの押下に応じて点灯又は消灯する照明の設定を効率的かつ簡易に実行可能とし、設置領域の省スペース化を実現する照明制御端末14を備えた照明制御システムを構築することができる。
以上、添付図面を参照しながら各種の実施形態について説明したが、この発明の照明制御端末14及び照明制御システム100はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然にこの発明の技術的範囲に属するものと了解される。
なお、前述した照明制御端末14は、照明制御端末ユニットAのハンドルカバーHC1が閉状態である場合には、スイッチSWaの押下に応じて、図6により設定されたグループの照明を点灯又は消灯するための制御信号を出力し、同ハンドルカバーHC1が開状態である場合には、現地時刻が図6に示した設定情報の設定時刻に一致した場合に、当該設定情報に対応する制御信号を出力する旨を説明した。しかし、例えば、ハンドルカバーHC1が閉状態である場合に、当該スイッチSWaが押下されなくても、現在時刻が図6に示した設定情報の設定時刻に一致した場合に、当該設定情報に対応する制御信号を出力しても良い。
なお、前述したハンドルカバーHC1の閉状態を固定するために、ハンドルカバーHC1の後面に係止部KC1、及び筺体Kの前面に被係止部HKC1がそれぞれ配置される旨を説明した。例えば、被係止部HKC1に永久磁石を用い、係止部KC1に磁石を用いることにより、ハンドルカバーHC1の閉状態を固定するようにしても良い。また、ハンドルカバーHC2の閉状態を固定するためについても同様に構成しても良い。更に、係止部KC1(又はKC2)及び被係止部HKC1(又はHKC2)の係合によりハンドルカバーHC1の固定状態を担保する代替手段として、ハンドルカバーHC1(又はHC2)の前面の一部領域にタッチパネルを設け、当該タッチパネルが押下された場合に、端末制御部15が当該ハンドルカバーHC1(又はHC2)を閉状態と判断し、当該ハンドルカバーの閉状態を担保する電子回路(不図示)に当該閉状態を固定するように制御しても良い。
なお、前述した通信部25は、照明制御端末ユニットBの筺体Kの前面に配置されるように説明したが、照明制御端末ユニットAの筺体Kの前面に配置されるように構成しても良い。
また、ハンドルカバーHC2が開状態である場合でも、通信部25は設定通信器50により赤外線通信等を介して送信された制御信号を受信しても良い。
また、LEDランプ23(又は24)は、照明1〜4(又は5〜8)のいずれかが予告消灯している場合に、当該予告消灯していることを示すために、点滅して報知しても良い。
1、2、3、4、5、6、7、8 照明
9 伝送ユニット
10a、10b T/U
11 リモコントランス
13 動作制御部
14 照明制御端末
15 端末制御部
16 メモリ
17、18 表示部
19a、19b スイッチ群
20 入力検出部
23、24 LEDランプ
25 通信部
26a、26b 増加ボタン
27a、27b 減少ボタン
28a、28b モード選択ボタン
29a、29b 選択ボタン
30a、30b 決定ボタン
50 設定通信器
100z 照明制御システム
AC1、AC2、AC3 交流電源
C3 内部時計
HC1、HC2 ハンドルカバー
HKC1、HKC2 被係止部
J1、J2 軸部
K 筺体
KC1、KC2 係止部
W、Wz 壁面

Claims (8)

  1. 長手方向に配置された軸部を中心に回動可能に枢着されたハンドルカバーを有する筺体を備え、
    ハンドルカバー前面に、照明の点灯又は消灯に関する制御信号を出力するためのスイッチが配置され、
    ハンドルカバー後面に、前記照明の点灯又は消灯の設定時刻を設定するための設定操作部と、前記ハンドルカバーの閉状態を固定するための係止部とが配置され、
    前記筺体前面に、前記設定操作部により設定された設定内容を表示する表示部と、前記係止部と係合することにより前記ハンドルカバーの閉状態を固定するための被係止部とが配置され、
    前記設定操作部により設定された設定情報を記憶する記憶部と、前記スイッチの押下に応じて、又は、現在時刻を計時する時計機能を含み当該計時された現在時刻が前記記憶部に記憶された前記設定情報に含まれる前記設定時刻になると当該設定情報の内容に応じて、前記照明の点灯又は消灯に関する制御信号を出力する端末制御部とを備えたことを特徴とする照明制御端末。
  2. 請求項1に記載の照明制御端末であって、
    前記設定操作部により設定された前記設定情報には、所定の設定時刻に、複数の照明、又は当該複数の照明のうち一部の照明が一括消灯する内容が含まれていることを特徴とする照明制御端末。
  3. 請求項2に記載の照明制御端末であって、
    前記設定操作部により設定された前記設定情報には、前記設定時刻の前に、前記複数の照明のうち一部の照明が消灯する内容が含まれていることを特徴とする照明制御端末。
  4. 請求項2又は3に記載の照明制御端末であって、
    前記消灯する時刻は、前記設定操作部により設定可能であることを特徴とする照明制御端末。
  5. 請求項2〜4のうちいずれか一項に記載の照明制御端末であって、
    前記消灯する時刻は、前記設定操作部により延長するように設定可能であることを特徴とする照明制御端末。
  6. 請求項1〜5のうちいずれか一項に記載の照明制御端末であって、
    前記照明の状態に応じて報知する報知部を更に備えることを特徴とする照明制御端末。
  7. 請求項1〜6のうちいずれか一項に記載の照明制御端末であって、
    前記筺体前面に、前記設定情報を外部端末から受信する通信部が更に配置され、
    前記端末制御部は、前記通信部により受信された前記設定情報を前記記憶部に記憶することを特徴とする照明制御端末。
  8. 請求項1〜7のうちいずれか一項に記載の照明制御端末と、
    前記照明制御端末により出力された制御信号に基づき、前記照明の点灯又は消灯を制御する動作制御部と、
    を備えることを特徴とする照明制御システム。
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