JP5455013B2 - 接続頭部を有する高圧燃料噴射管およびその製造方法 - Google Patents

接続頭部を有する高圧燃料噴射管およびその製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、例えばディーゼル内燃機関における燃料の供給路等、好ましくは蓄圧式燃料噴射システムを搭載したディーゼルエンジンのコモンレールとインジェクター用等に配設多用される、比較的細径からなる厚肉鋼管による高圧燃料噴射管の接続頭部構造に関する。
従来、この種の接続頭部を有する高圧燃料噴射管としては、図19に例示するように、比較的細径からなる厚肉鋼管111の接続端部に、球面状のシート面113と、該シート面113から管軸方向に間隔をおいて設けた環状フランジ部115と、前記シート面113に連なって前記環状フランジ部115まで先端に向って先細りとなる円弧面114とから形成された接続頭部112を有するものが知られている(特許文献1の図4参照)。この種の接続頭部112は、外方からのパンチ部材による管軸方向への押圧による挫屈加工によって成形されるのに関連して、該押圧による挫屈加工に伴う周壁の外側への拡がりによって、該頭部内周面に内径の大径化および応力集中により内表面の引張り応力の上昇したポケット(環状凹部)116を生ぜしめて構成され、かかる状態で使用に供されてきたが、配設使用時の高圧流体に起因して該ポケット部付近にキャビテーションエロージョンを生じたり、該接続頭部にポケット付近の皺を起点に疲労破壊による径方向の亀裂が放射状に生じたり、ポケットの周囲に疲労破壊による円周方向の亀裂が生じるという問題があった。
かかる対策として、本出願人は、例えば比較的細径からなる厚肉鋼管の接続端部に、球面状のシート面と、該シート面から管軸方向に間隔をおいて設けた環状フランジ部と、前記シート面に連なって前記環状フランジ部まで先端に向って先細りとなる円錐面とから形成された接続頭部を有する高圧燃料噴射管において、前記円錐面の一部に深さの浅い環状の湾曲凹溝を設けることによって、該接続頭部の成形に伴って生ずる該頭部内側のポケットを深さが浅くかつなだらかとする方法(特許文献1の図1参照)や、外側周面を相手座部への截頭円錐状もしくは截頭円弧状のシート面とする頭部加工を行わしめて内側に深さが浅くかつなだらかとした環状凹溝を有する接続頭部を、該接続頭部の首下部外周面に外嵌する接続座金が覆うように成形する方法(特許文献2)等を先に提案した。
特開2003−336560号公報 特開2002−54770号公報
本発明は、頭部成形時における前記ポケットの形成に伴う当該ポケット付近の皺部からの亀裂発生、および配設使用時の高圧流体の流れに起因して該ポケット部付近に発生するキャビテーションエロージョンによる亀裂の発生、並びに前記頭部成形時におけるポケットの形成に伴う内径の大径化および応力集中により内表面の引張応力の上昇現象の発生を防止する手段として、前記の先に提案した技術とほぼ同等あるいはそれ以上の効果が得られる接続頭部を有する高圧燃料噴射管およびその製造方法を提案することを目的とするものである。
本発明に係る接続頭部を有する高圧燃料噴射管は、比較的細径からなる厚肉鋼管の接続端部に、截頭円錐状もしくは截頭円弧状のシート面と、該シート面から管軸方向に間隔をおいて形成されたフィレット部付き環状フランジ部と、前記シート面に連なって前記環状フランジ部のフィレット部との間に形成された円筒状面とで構成される接続頭部を有する高圧燃料噴射管において、前記環状フランジ部のフィレット部の当該端部からシート面へと向かう管軸方向断面の輪郭がその管軸方向断面形状において管軸に対する後方側開き角度θが0°<θ≦20°、好ましくは0°<θ≦15°となす円筒状面を有し、かつ、該円筒状面部の管軸方向長さをh、接続頭部端末から前記円筒状面部の前記環状フランジ部側のフィレット部端部までの管軸方向長さをHとした場合に、該hとHの比率が0.33≦h/H≦0.85である接続頭部を有することを特徴とするものである。ここで、前記シート面としては、球面状とすることを好ましい態様とするものである。又、前記円筒状面部の管軸方向断面の輪郭は、直線状に限らず、外側に僅かに凸状となす曲線状となす場合もある。
また、本発明に係る接続頭部を有する高圧燃料噴射管の製造方法は、比較的細径からなる厚肉鋼管端部への外方からのパンチ部材の管軸方向への押圧によって挫屈成形される、截頭円錐状もしくは截頭円弧状のシート面と、該シート面から管軸方向に間隔をおいて形成されたフィレット部付き環状フランジ部と、前記シート面に連なって前記環状フランジ部のフィレット部との間に形成された円筒状面とで構成される接続頭部を有する高圧燃料噴射管の製造方法において、前記環状フランジ部のフィレット部の当該端部からシート面へと向かう管軸方向断面の輪郭が、該管軸方向断面形状において管軸に対する後方側開き角度θが0°<θ≦20°、好ましくは0°<θ≦15°となす内径部を有し、かつ、該内径部の管軸方向長さをh、接続頭部端末から前記内径部の前記環状フランジ部側のフィレット部端部までの管軸方向長さをHとした場合に、該hとHの比率が0.33≦h/H≦0.85であるパンチ部材を用いることを特徴とするものである。前記シート面としては、球面状とすることを好ましい態様とするものである。
本発明に係る接続頭部を有する高圧燃料噴射管は、環状フランジ部のフィレット部の当該噴射口側端部からシート面へと向かう輪郭がその管軸方向断面形状において管軸に対する後方側開き角度θが0°<θ≦20°、好ましくは0°<θ≦15°となす円筒状面を有し、かつ、該円筒状面部の管軸方向長さをh、接続頭部端末から前記円筒状面部の前記環状フランジ部側端部までの管軸方向長さをHとした場合に、該hとHの比率を0.33≦h/H≦0.85としたことにより、前記接続頭部成形時に該接続頭部の内側に塑性加工により発生するポケット(環状凹部)の巨大化を抑えて内周面は略円筒状となし、かつ、その表面への成形皺の発生を抑えることができる。これにより該接続頭部成形時におけるポケット部の谷部の亀裂の発生、および該接続頭部内での流体圧によるキャビテーションエロージョンによる亀裂の発生の憂い、並びに前記接続頭部成形時における該ポケットの形成に伴う内径の大径化および応力集中による内表面の引張応力の上昇現象をなくし、かつ接続頭部内周面が疲労破壊の起点となる可能性を大幅に減少させることができる。
また、本発明に係る高圧燃料噴射管の製造方法によれば、前記環状フランジ部のフィレット部の当該端部からシート面へと向かう管軸方向断面の輪郭が、該管軸方向断面形状において管軸に対する後方側開き角度θが0°<θ≦20°、好ましくは0°<θ≦15°となす内径部を有し、かつ、該内径部の管軸方向長さhと、接続頭部端末から前記内径部の前記環状フランジ部側のフィレット部端部までの管軸方向長さHの比率が0.33≦h/H≦0.85であるパンチ部材を用いることにより、成形時、パンチ内径部の壁面に沿って略鉛直に流れる管外面側の肉の動きに管内周肉部も釣られて流動しようとする動きが、該パンチ内径部の軸方向長さが長いほど大きくなり、ポケット部の容積および、ポケット部に皺が生ずる要因である成形歪みが大きくなるのを減ずることが可能となる。
本発明に係る高圧燃料噴射管の第1実施例を示す縦断側面図である。 同じく高圧燃料噴射管の第2実施例を示す縦断側面図である。 同じく高圧燃料噴射管の第3実施例を示す縦断側面図である。 同じく高圧燃料噴射管の第4実施例を示す縦断側面図である。 同じく高圧燃料噴射管の第5実施例を示す縦断側面図である。 同じく高圧燃料噴射管の第6実施例を示す半截縦断側面図である。 本発明に係る高圧燃料噴射管の製造に用いるパンチ部材の一実施例を示す拡大縦断側面図である。 図7に示すパンチ部材を用いた高圧燃料噴射管の製造方法の第1実施例を示す加工工程図である。 同じく高圧燃料噴射管の製造方法の第2実施例を示す加工工程図である。 図7に示すパンチ部材と実質的に同じ断面構造のパンチ部材を用いた高圧燃料噴射管の製造方法における接続頭部の部分断面図で、(a)は成形時の状態を示す部分断面図、(b)は成形完了時の状態を示す部分断面図である。 本発明の実施例1に対応する高圧燃料噴射管を示す概略図である。 同じく実施例2に対応する高圧燃料噴射管を示す概略図である。 同じく実施例4に対応する高圧燃料噴射管を示す概略図である。 同じく実施例5に対応する高圧燃料噴射管を示す概略図である。 同じく実施例8に対応する高圧燃料噴射管を示す概略図である。 同じく実施例9に対応する高圧燃料噴射管を示す概略図である。 本発明の実施例1〜4と比較例1〜3の後方側開き角度θとポケット部歪みの関係を示す図である。 同じく実施例5〜9と比較例4、5のh/Hとポケット部歪みの関係を示す図である。 本発明の対象とする従来の高圧燃料噴射管の接続頭部の一例を示す縦断側面図である。
本発明の接続頭部を有する高圧燃料噴射管において、環状フランジ部のフィレット部の当該噴射口側端部からシート面へと向かう円筒状面の輪郭をその管軸方向断面形状において管軸に対する後方側開き角度θが0°<θ≦20°となす円筒状面したのは、成形時、壁面に沿って略鉛直に流れる管肉の動きが管内周肉部にもおよぼされて、ポケット部の容積および成形歪みが大きくなるのを減ずるためである。また、その管軸方向断面形状における円筒状面の後方開き角度θを20°以下としたのは、20°を超えると前記ポケット部の容積および、ポケット部に皺が生ずる要因である成形歪みが大きくなり、他方、0°以下では接続頭部のシート面へと向かう管軸方向断面の輪郭が前方に広くなり、ポケット部の容積および、ポケット部に皺が生ずる要因である成形歪みが大きくなるのを減ずることができなくなるためである。なお、前記後方側開き角度θは、好ましくは0°<θ≦15°である。
さらに、前記円筒状面部の管軸方向長さhと接続頭部端末から前記円筒状面部の前記環状フランジ部側のフィレット部端部までの管軸方向長さHの比率を0.33≦h/H≦0.85としたのは、h/Hが0.33未満では、ポケット部の容積および、ポケット部に皺が生ずる要因である成形歪みが大きくなるのを減ずることができなくなり、他方、h/Hが0.85を超えると、シール面を確保することができなくなるためである。
また、本発明の接続頭部を有する高圧燃料噴射管の製造方法において、パンチ部材として、接続頭部の環状フランジ部のフィレット部の当該噴射口側端部からシート面へと向かう内径部の輪郭をその管軸方向断面形状において、前記と同様、管軸に対する後方側開き角度θが0°<θ≦20°となす円筒状面としたのは、接続頭部成形時、壁面に沿って略鉛直に流れる管肉の動きが管内周肉部にもおよぼされて、ポケット部の容積および、ポケット部に皺が生ずる要因である成形歪みが大きくなるのを減ずるためである。また、その管軸方向断面形状における円筒状面の後方開き角度θを20°以下としたのは、前記と同様、20°を超えると前記ポケット部の容積および、ポケット部に皺が生ずる要因である成形歪みが大きくなり、他方、0°未満では接続頭部のシート面へと向かう管軸方向断面の輪郭が前方に広くなり、ポケット部の容積および、ポケット部に皺が生ずる要因である成形歪みが大きくなるのを減ずることができなくなるためである。本発明方法においても、後方側開き角度θは、好ましくは0°<θ≦15°である。
さらにまた、前記円筒状面部の管軸方向長さhと接続頭部端末から前記内径部の前記環状フランジ部側のフィレット部端部までの管軸方向長さHの比率を0.33≦h/H≦0.85としたのは、h/Hが0.33未満では、前記と同様、ポケット部の容積および、ポケット部に皺が生ずる要因である成形歪みが大きくなるのを減ずることができなくなり、他方、h/Hが0.85を超えると、シール面を確保することができなくなるためである。
なお、前記円筒状面部の管軸方向断面の輪郭は、必ずしも直線状とは限らず、成形時のスプリングバック現象等により外側に僅かに凸状となす曲線状を呈する場合もある。
図1は本発明に係る高圧燃料噴射管の第1実施例を示す縦断側面図、図2は同じく高圧燃料噴射管の第2実施例を示す縦断側面図、図3は同じく高圧燃料噴射管の第3実施例を示す縦断側面図、図4は同じく高圧燃料噴射管の第4実施例を示す縦断側面図、図5は同じく高圧燃料噴射管の第5実施例を示す縦断側面図、図6は同じく高圧燃料噴射管の第6実施例を示す半截縦断側面図、図7は本発明に係る高圧燃料噴射管の製造に用いるパンチ部材の一実施例を示す拡大縦断側面図、図8は図7に示すパンチ部材を用いた高圧燃料噴射管の製造方法の第1実施例を示す加工工程図、図9は同じく高圧燃料噴射管の製造方法の第2実施例を示す加工工程図、図10は図7に示すパンチ部材と実質的に同じ断面構造のパンチ部材を用いた高圧燃料噴射管の製造方法における接続頭部の部分断面図で、(a)は成形途中の状態を示す部分断面図、(b)は成形完了時の状態を示す部分断面図であり、1は厚肉細径鋼管、2は接続頭部、3は球面状のシート面(押圧座面)、4、4´は輪郭が管軸方向断面形状において後方側に所定の開き角度θを有する円筒状面、5はフィレット部、6は環状フランジ部、7は相手部品、7aはシート面(受圧座面)、8はワッシャー(スリーブワッシャー)、9は締付ナット、10、10´はチャック、11はパンチ部材である。
厚肉細径鋼管1は、予め定寸に切断されたステンレス鋼、トリップ鋼、高圧配管用炭素鋼、合金鋼等の鋼材よりなる管径が6mm乃至10mm、肉厚tが1.25mm乃至3.5mm程度の比較的細径厚肉の鋼管からなる。
図1に示す第1実施例の高圧燃料噴射管は、厚肉細径鋼管1の接続端部に、外側周面を相手座部への截頭円錐状のシート面3(押圧座面)と、該シート面3から管軸方向に間隔をおいて設けたフィレット部5付き環状フランジ部6と、前記シート面3に連なって前記環状フランジ部6のフィレット部5の当該噴射口側端部5−1からシート面3へと向かう管軸方向断面の輪郭が管軸方向断面形状において管軸に対する後方側開き角度θが0°<θ≦20°となす円筒状面4を有し、かつ、前記円筒状面4部の管軸方向長さhと、接続頭部端末から前記円筒状面4部の前記環状フランジ部側のフィレット部端部までの管軸方向長さHの比率が0.33≦h/H≦0.85の条件を満たすとともに、内周面に皺が生じる要因である成形歪みが小さく、更に容積も小さいポケットしか存在しない接続頭部2を有する。
なお、ワッシャー8は環状フランジ部6の首下部にかしめ等の手段により密嵌あるいは遊嵌されている。このワッシャー8の締付ナット9当接面8−1は、平面または円錐面あるいは球面となしている。また、環状フランジ部6のワッシャー8との当接面は、管軸に直角な平坦面や管軸の後方へ縮径する円錐面であってもよい。
図2〜図5に示す第2〜第5実施例の高圧燃料噴射管は、ワッシャーレスタイプと一般的ワッシャータイプを例示したもので、構造的には図1に示すものと同様、厚肉細径鋼管1の接続端部に、外側周面を相手座部への截頭円錐状のシート面3(押圧座面)と、該シート面3から管軸方向に間隔をおいて設けたフィレット部5付き環状フランジ部6と、前記シート面3に連なって前記環状フランジ部6のフィレット部5の当該噴射口側端部5−1からシート面3へと向かう管軸方向断面の輪郭が管軸方向断面形状において管軸に対する後方側開き角度θが0°<θ≦20°となす円筒状面4を有し、かつ、前記円筒状面4部の管軸方向長さhと、接続頭部端末から前記円筒状面4部の前記環状フランジ部側のフィレット部端部までの管軸方向長さHの比率が0.33≦h/H≦0.85の条件を満たす接続頭部2を有するものである。
ここで、図2に示す高圧燃料噴射管は、環状フランジ部6の背面6aが管軸の後方に縮径する円錐面(テーパ面)となしたワッシャーレスタイプの接続頭部を有する高圧燃料噴射管、図3に示す高圧燃料噴射管は、環状フランジ部6の背面6bが管軸の後方に縮径する球面(円弧面)となしたワッシャーレスタイプの接続頭部を有する高圧燃料噴射管、図4に示す高圧燃料噴射管は、通常のワッシャー8が環状フランジ部6の首下部にかしめ等の手段により密嵌、あるいは遊嵌された一般的ワッシャータイプの高圧燃料噴射管、図5に示す高圧燃料噴射管は、締付ナット9との当接面8aが球面となしたワッシャー8を用いる背面球面ワッシャータイプの高圧燃料噴射管をそれぞれ例示したものである。
図6に示す第6実施例の高圧燃料噴射管は、前記円筒状面4部の管軸方向断面の輪郭が外側に凸状となす円弧状を呈する円筒状面4´となしている以外は、前記図1〜図5に示す第〜第5実施例の高圧燃料噴射管と実質的に同様のものである。ここで、円筒状面4´の管軸方向断面の輪郭が外側に僅かに凸状となす円弧状を呈するのは、前記したように当該接続頭部成形時のスプリングバック現象等によるものである。
上記本発明の図1〜図6に示す第1〜第6実施例の高圧燃料噴射管は、前記したごとく比較的細径からなる厚肉細径鋼管1の端部への外方からのパンチ部材11の管軸方向への押圧によって、外側周面を相手座部への截頭円錐状もしくは截頭円弧状のシート面3とする接続頭部が挫屈成形されるが、この接続頭部の成形に用いる本発明のパンチ部材11は、図7にその一実施例を示すように、前記接続頭部2の環状フランジ部6、フィレット部5、輪郭が管軸方向断面形状において管軸に対する後方側開き角度θが0°<θ≦20°となし、かつ、0.33≦h/H≦0.85の条件を満たす円筒状面4、外側周面を相手座部への截頭円錐状もしくは截頭円弧状のシート面(押圧座面)3のそれぞれに対応するフラット部11−1、円弧状部11−2、管軸方向断面の輪郭がその管軸方向断面形状において管軸に対する後方側開き角度θが0°<θ≦20°となし、かつ、0.33≦h/H≦0.85の条件を満たす内径部11−3、円錐状面もしくは円弧状面11−4と、芯金部11−5を有する構造となしたものである。
次に、上記図7に示すパンチ部材11を用いた本発明の高圧燃料噴射管の製造方法を図8〜図10に基づいて説明する。
図8に示す高圧燃料噴射管の製造方法は、規定の製品長さに切断されかつ開口端部を面取り加工した厚肉細径鋼管1にワッシャー8(図9)をチャック10から離して当該鋼管に遊嵌せしめた状態で頭部加工代Wを残してチャック10に保持し、この状態で当該鋼管の先端部を前記パンチ部材11により管軸方向へ押圧する。この押圧により厚肉細径鋼管1の頭部加工代Wの部分が塑性流動し、当該鋼管の先端部に、外側周面を相手座部への截頭円錐状のシート面3(押圧座面)と、該シート面3から管軸方向に間隔をおいて設けた環状フランジ部6と、前記シート面3に連なって前記環状フランジ部6の最内周フィレット部5の当該噴射口側端部5−1からシート面3へと向かう管軸方向断面の輪郭がその管軸方向断面形状において管軸に対する後方側開き角度θが0°<θ≦20°となし、かつ、0.33≦h/H≦0.85の条件を満たす円筒状面4とから構成される接続頭部2が成形される。この方法の場合は、プレス成形後にワッシャー8を該接続頭部2の首下部に移動させて嵌着する。
図9に示す高圧燃料噴射管の製造方法は、予め厚肉細径鋼管1の先端側に接続頭部の頭部加工代Wを残してワッシャー8を組込み、しかる後に該鋼管端部付近をチャック10´に保持した状態でプレス成形する方法であり、規定の製品長さに切断されかつ開口端部を面取り加工した厚肉細径鋼管1の端部に、予め鋼管1の先端側に接続頭部の頭部加工代Wを残してワッシャー8を組込み、しかる後当該鋼管をチャック10´に保持した状態で当該鋼管の先端部を前記パンチ部材11により管軸方向へ押圧する。この押圧により厚肉細径鋼管1の頭部加工代Wの部分が塑性流動し、当該鋼管の先端部に、外側周面を相手座部への截頭円錐状のシート面3(押圧座面)と、該シート面3から管軸方向に間隔をおいて設けた環状フランジ部6と、前記シート面3に連なって前記環状フランジ部6の最内周フィレット部5の当該噴射口側端部5−1からシート面3へと向かう管軸方向断面の輪郭がその管軸方向断面形状において管軸に対する後方側開き角度θが0°<θ≦20°となし、かつ、0.33≦h/H≦0.85の条件を満たす円筒状面4とから構成される接続頭部2が成形される。
すなわち、本発明の製造方法によれば、パンチ部材のフラット部11−1、円弧状部11−2、管軸方向断面の輪郭がその管軸方向断面形状において管軸に対する後方側開き角度θが0°<θ≦20°となし、かつ、0.33≦h/H≦0.85の条件を満たす内径部11−3、円錐状面もしくは円弧状面11−4と芯金部を有するパンチ部材11を用いることにより、図10に前記図7に示すパンチ部材と実質的に同じ断面構造のパンチ部材を用いた接続頭部成形工程における成形時の状態および成形完了時の状態を示すように、成形時においては同図(a)に示すようにパンチ部材11の管軸方向断面の輪郭がその管軸方向断面形状において管軸に対する後方側開き角度θが0°<θ≦20°となし、かつ、0.33≦h/H≦0.85の条件を満たす内径部11−3の壁面に沿って流れる管肉の動きに内部の肉も釣られて流動しようとする動き(矢印イ)が、該内径部11−3(円筒状面4部)の軸方向長さが長いほど大きくなり、その結果同図(b)に示すようにポケット部Pの容積および、ポケット部に皺が生じる要因である成形歪みが大きくなるのを減ずることが可能となる。
以下に本発明の実施例を示す。なお、実施例1〜4のうち、実施例1、2はそれぞれ図11、図12に示す高圧燃料噴射管を用いた場合の実施例で(実施例3は図示せず)、接続頭部の円筒状面の管軸方向長さhと接続頭部端末から前記円筒状面部の前記環状フランジ部側端部までの管軸方向長さHの比率(h/H)が一定(0.5)で、前記円筒状面部の管軸方向断面の輪郭の後方側開き角度θを種々変えた場合を示し、実施例4は実施例1〜3と同様に接続頭部の円筒状面の管軸方向長さhと接続頭部端末から前記円筒状面部の前記環状フランジ部側端部までの管軸方向長さHの比率(h/H)が一定(0.5)で、前記円筒状面部の管軸方向断面の輪郭の後方側開き角度θを変えた高圧燃料噴射管を用いた場合を示す。(図13)
又、実施例5〜9のうち、実施例5、8、9はそれぞれ図14〜図16に示す高圧燃料噴射管を用いた場合の実施例で、前記円筒状面部の管軸方向断面の輪郭の後方側開き角度θが一定(15°)で、接続頭部の円筒状面の管軸方向長さhと接続頭部端末から前記円筒状面部の前記環状フランジ部側のフィレット部端部までの管軸方向長さHの比率(h/H)を種々変えた場合を示し、実施例6、7は実施例5、8、9と同様に円筒状面部の管軸方向断面の輪郭の後方側開き角度θが一定(15°)で、接続頭部の円筒状面の管軸方向長さhと接続頭部端末から前記円筒状面部の前記環状フランジ部側のフィレット部端部までの管軸方向長さHの比率(h/H)を種々変えた高圧燃料噴射管(図示せず)を用いた場合の実施例を示す。
一方、比較例1〜3は、接続頭部の円筒状面の管軸方向長さhと接続頭部端末から前記円筒状面部の前記環状フランジ部側端部までの管軸方向長さHの比率が一定(0.5)で、前記円筒状面部の管軸方向断面の輪郭の後方側開き角度θが本発明の範囲を外れた場合を、比較例4、5は、前記円筒状面部の管軸方向断面の輪郭の後方側開き角度θが一定(15°)で、接続頭部の円筒状面の管軸方向長さhと接続頭部端末から前記円筒状面部の前記環状フランジ部側のフィレット部端部までの管軸方向長さHの比率(h/H)が本発明の範囲を外れた場合をそれぞれ示す。
なお、上記の各実施例および各比較例の後方側開き角度θとポケット部歪みの関係と、h/Hとポケット部歪みの関係をそれぞれ図17、図18に示す。
管径Dが9.0mm、管内径Dinが4.0mm、肉厚tが2.5mmの厚肉細径鋼管(t/D=0.27)(材質:DIN ST52相当)を用い、図7に示すパンチ部材とほぼ同様のパンチ部材を用い、図8に示す頭部成形方法と同様の成形方法により図11に示す接続頭部を有する高圧燃料噴射管を製造した。
本実施例における厚肉細径鋼管の管径D、肉厚tに対し、得られた接続頭部の接続頭部端末から前記環状フランジ部背面までの軸方向距離L、円筒状面部の後方側開き角度θ、円筒状面部の管軸方向長さh、接続頭部端末から環状フランジ部側のフィレット部端部までの管軸方向長さH、h/Hは、それぞれL=5.3mm、θ=3°、h=2mm、H=4mm、h/H=0.5であった。
得られた高圧燃料噴射管の接続頭部内周面における成形により生ずる歪み量が最も大きくなるポケット部(環状凹部)の表面状況をFEM解析した結果、その接続頭部内周面におけるポケット(環状凹部)の歪み量は0.85と極めて小さい値であった。
管径Dが9.0mm、管内径Dinが4.0mm、肉厚tが2.5mmの厚肉細径鋼管(t/D=0.27)(材質:DIN ST52相当)を用い、図7に示すパンチ部材とほぼ同様のパンチ部材を用い、図8に示す頭部成形方法と同様の成形方法により図12に示す接続頭部を有する高圧燃料噴射管を製造した。
本実施例における厚肉細径鋼管の管径D、肉厚tに対し、得られた接続頭部の接続頭部端末から前記環状フランジ部背面までの軸方向距離L、円筒状面部の後方側開き角度θ、円筒状面部の管軸方向長さh、接続頭部端末から環状フランジ部側のフィレット部端部までの管軸方向長さH、h/Hは、それぞれL=5.3mm、θ=10°、h=2mm、H=4mm、h/H=0.5であった。
本実施例においても、得られた高圧燃料噴射管の接続頭部内周面における成形により生ずる歪み量が最も大きくなるポケット部(環状凹部)の表面状況をFEM解析した結果、その歪み量は0.84と極めて小さい値であった。
管径Dが9.0mm、管内径Dinが4.0mm、肉厚tが2.5mmの厚肉細径鋼管(t/D=0.27)(材質:DIN ST52相当)を用い、図7に示すパンチ部材とほぼ同様のパンチ部材を用い、図8に示す頭部成形方法と同様の成形方法により接続頭部を有する高圧燃料噴射管(図面省略)を製造した。
本実施例における厚肉細径鋼管の管径D、肉厚tに対し、得られた接続頭部の接続頭部端末から前記環状フランジ部背面までの軸方向距離L、円筒状面部の後方側開き角度θ、円筒状面部の管軸方向長さh、接続頭部端末から環状フランジ部側のフィレット部端部までの管軸方向長さH、h/Hは、それぞれL=5.3mm、θ=15°、h=2mm、H=4mm、h/H=0.5であった。
本実施例においても、得られた高圧燃料噴射管の接続頭部内周面における成形により生ずる歪み量が最も大きくなるポケット部(環状凹部)の表面状況をFEM解析した結果、その歪み量は0.83と極めて小さい値であった。
管径Dが9.0mm、管内径Dinが4.0mm、肉厚tが2.5mmの厚肉細径鋼管(t/D=0.27)(材質:DIN ST52相当)を用い、図7に示すパンチ部材とほぼ同様のパンチ部材を用い、図8に示す頭部成形方法と同様の成形方法により図13に示す接続頭部を有する高圧燃料噴射管を製造した。
本実施例における厚肉細径鋼管の管径D、肉厚tに対し、得られた接続頭部の接続頭部端末から前記環状フランジ部背面までの軸方向距離L、円筒状面部の後方側開き角度θ、円筒状面部の管軸方向長さh、接続頭部端末から環状フランジ部側のフィレット部端部までの管軸方向長さH、h/Hは、それぞれL=5.3mm、θ=20°、h=2mm、H=4mm、h/H=0.5であった。
本実施例においても、得られた高圧燃料噴射管の接続頭部内周面における成形により生ずる歪み量が最も大きくなるポケット部(環状凹部)の表面状況をFEM解析した結果、その歪み量は0.86と極めて小さい値であった。
[比較例1]
管径Dが9.0mm、管内径Dinが4.0mm、肉厚tが2.5mmの厚肉細径鋼管(t/D=0.27)(材質:DIN ST52相当)を用い、図7に示すパンチ部材と内径部11−3の後方開き角度θ以外はほぼ同様のパンチ部材を用い、図8に示す頭部成形方法と同様の成形方法により実施例1とほぼ同様の接続頭部を有する高圧燃料噴射管を製造した。
本比較例における厚肉細径鋼管の管径D、肉厚tに対し、得られた接続頭部の接続頭部端末から前記環状フランジ部背面までの軸方向距離L、円筒状面部の後方側開き角度θ、円筒状面部の管軸方向長さh、接続頭部端末から環状フランジ部側のフィレット部端部までの管軸方向長さH、h/Hは、それぞれL=5.3mm、θ=25°、h=2mm、H=4mm、h/H=0.5であった。
本比較例における高圧燃料噴射管の接続頭部内周面における成形により生ずる歪み量が最も大きくなるポケット部(環状凹部)の表面の状況をFEM解析した結果、その接続頭部内周面におけるポケット(環状凹部)の歪み量は0.95と比較的高い値を示した。
[比較例2]
管径Dが9.0mm、管内径Dinが4.0mm、肉厚tが2.5mmの厚肉細径鋼管(t/D=0.27)(材質:DIN ST52相当)を用い、図7に示すパンチ部材と内径部11−3の後方開き角度θ以外はほぼ同様のパンチ部材を用い、図8に示す頭部成形方法と同様の成形方法により実施例2とほぼ同様の接続頭部を有する高圧燃料噴射管を製造した。
本比較例における厚肉細径鋼管の管径D、肉厚tに対し、得られた接続頭部の接続頭部端末から前記環状フランジ部背面までの軸方向距離L、円筒状面部の後方側開き角度θ、円筒状面部の管軸方向長さh、接続頭部端末から環状フランジ部側のフィレット部端部までの管軸方向長さH、h/Hは、それぞれL=5.3mm、θ=30°、h=2mm、H=4mm、h/H=0.5であった。
本比較例においては、得られた高圧燃料噴射管の接続頭部内周面における成形により生ずる歪み量が最も大きくなるポケット部(環状凹部)の表面状況をFEM解析した結果、その歪み量は1.02と比較例1よりさらに高い値を示した。
[比較例3]
管径Dが9.0mm、管内径Dinが4.0mm、肉厚tが2.5mmの厚肉細径鋼管(t/D=0.27)(材質:DIN ST52相当)を用い、図7に示すパンチ部材と内径部11−3の後方開き角度θ以外はほぼ同様のパンチ部材を用い、図8に示す頭部成形方法と同様の成形方法により実施例2とほぼ同様の接続頭部を有する高圧燃料噴射管を製造した。
本比較例における厚肉細径鋼管の管径D、肉厚tに対し、得られた接続頭部の接続頭部端末から前記環状フランジ部背面までの軸方向距離L、円筒状面部の後方側開き角度θ、円筒状面部の管軸方向長さh、接続頭部端末から環状フランジ部側のフィレット部端部までの管軸方向長さH、h/Hは、それぞれL=5.3mm、θ=35°、h=2mm、H=4mm、h/H=0.5であった。
本比較例においては、得られた高圧燃料噴射管の接続頭部内周面における成形により生ずる歪み量が最も大きくなるポケット部(環状凹部)の表面状況をFEM解析した結果、その歪み量は1.1と比較例2よりさらに高い値を示した。
管径Dが9.0mm、管内径Dinが4.0mm、肉厚tが2.5mmの厚肉細径鋼管(t/D=0.27)(材質:DIN ST52相当)を用い、図7に示すパンチ部材と内径部11−3や円錐状面もしくは円弧状面11−4の管軸方向長さ以外はほぼ同様のパンチ部材を用い、図8に示す頭部成形方法と同様の成形方法により図14に示す接続頭部を有する高圧燃料噴射管を製造した。
本実施例における厚肉細径鋼管の管径D、肉厚tに対し、得られた接続頭部の接続頭部端末から前記環状フランジ部背面までの軸方向距離L、円筒状面部の後方側開き角度θ、円筒状面部の管軸方向長さh、接続頭部端末から環状フランジ部側のフィレット部端部までの管軸方向長さH、h/Hは、それぞれL=5.3mm、θ=15°、h=1.33mm、H=4mm、h/H=0.33であった。
本実施例における高圧燃料噴射管の接続頭部内周面におけるポケット(環状凹部)の状況をFEM解析した結果、本実施例においてもその接続頭部内周面におけるポケット(環状凹部)の歪み量は0.93と小さい値であった。
管径Dが9.0mm、管内径Dinが4.0mm、肉厚tが2.5mmの厚肉細径鋼管(t/D=0.27)(材質:DIN ST52相当)を用い、図に示すパンチ部材と内径部11−3や円錐状面もしくは円弧状面11−4の管軸方向長さ以外はほぼ同様のパンチ部材を用い、図8に示す頭部成形方法と同様の成形方法により接続頭部を有する高圧燃料噴射管(図面省略)を製造した。
本実施例における厚肉細径鋼管の管径D、肉厚tに対し、得られた接続頭部の接続頭部端末から前記環状フランジ部背面までの軸方向距離L、円筒状面部の後方側開き角度θ、円筒状面部の管軸方向長さh、接続頭部端末から環状フランジ部側のフィレット部端部までの管軸方向長さH、h/Hは、それぞれL=5.3mm、θ=15°、h=1.6mm、H=4mm、h/H=0.4であった。
本実施例における高圧燃料噴射管の接続頭部内周面における成形により生ずる歪み量が最も大きくなるポケット部(環状凹部)の表面状況をFEM解析した結果、本実施例においてもその接続頭部内周面におけるポケット(環状凹部)の歪み量は0.86と極めて小さい値であった。
管径Dが9.0mm、管内径Dinが4.0mm、肉厚tが2.5mmの厚肉細径鋼管(t/D=0.27)(材質:DIN ST52相当)を用い、図7に示すパンチ部材と内径部11−3や円錐状面もしくは円弧状面11−4の管軸方向長さ以外はほぼ同様のパンチ部材を用い、図8に示す頭部成形方法と同様の成形方法により接続頭部を有する高圧燃料噴射管(図面省略)を製造した。
本実施例における厚肉細径鋼管の管径D、肉厚tに対し、得られた接続頭部の接続頭部端末から前記環状フランジ部背面までの軸方向距離L、円筒状面部の後方側開き角度θ、円筒状面部の管軸方向長さh、接続頭部端末から環状フランジ部側のフィレット部端部までの管軸方向長さH、h/Hは、それぞれL=5.3mm、θ=15°、h=2.0mm、H=4.0mm、h/H=0.5であった。
本実施例においても、得られた高圧燃料噴射管の接続頭部内周面における成形により生ずる歪み量が最も大きくなるポケット部(環状凹部)の表面状況をFEM解析した結果、その歪み量は0.84と極めて小さい値であった。
管径Dが9.0mm、管内径Dinが4.0mm、肉厚tが2.5mmの厚肉細径鋼管(t/D=0.27)(材質:DIN ST52相当)を用い、図7に示すパンチ部材と内径部11−3や円錐状面もしくは円弧状面11−4の管軸方向長さ以外はほぼ同様のパンチ部材を用い、図8に示す頭部成形方法と同様の成形方法により図15に示す接続頭部を有する高圧燃料噴射管を製造した。
本実施例における厚肉細径鋼管の管径D、肉厚tに対し、得られた接続頭部の接続頭部端末から前記環状フランジ部背面までの軸方向距離L、円筒状面部の後方側開き角度θ、円筒状面部の管軸方向長さh、接続頭部端末から環状フランジ部側のフィレット部端部までの管軸方向長さH、h/Hは、それぞれL=5.3mm、θ=15°、h=2.4mm、H=4.0mm、h/H=0.60であった。
本実施例においても、得られた高圧燃料噴射管の接続頭部内周面における成形により生ずる歪み量が最も大きくなるポケット部(環状凹部)の表面状況をFEM解析した結果、その歪み量は0.833と極めて小さい値であった。
管径Dが9.0mm、管内径Dinが4.0mm、肉厚tが2.5mmの厚肉細径鋼管(t/D=0.27)(材質:DIN ST52相当)を用い、図7に示すパンチ部材と内径部11−3や円錐状面もしくは円弧状面11−4の管軸方向長さ以外はほぼ同様のパンチ部材を用い、図8に示す頭部成形方法と同様の成形方法により図16に示す接続頭部を有する高圧燃料噴射管を製造した。
本実施例における厚肉細径鋼管の管径D、肉厚tに対し、得られた接続頭部の接続頭部端末から前記環状フランジ部背面までの軸方向距離L、円筒状面部の後方側開き角度θ、円筒状面部の管軸方向長さh、接続頭部端末から環状フランジ部側のフィレット部端部までの管軸方向長さH、h/Hは、それぞれL=5.3mm、θ=15°、h=3.4mm、H=4.0mm、h/H=0.85であった。
本実施例においても、得られた高圧燃料噴射管の接続頭部内周面における成形により生ずる歪み量が最も大きくなるポケット部(環状凹部)の表面状況をFEM解析した結果、その歪み量は0.83と極めて小さい値であった。
[比較例4]
管径Dが9.0mm、管内径Dinが4.0mm、肉厚tが2.5mmの厚肉細径鋼管(t/D=0.27)(材質:DIN ST52相当)を用い、図7に示すパンチ部材と内径部11−3や円錐状面もしくは円弧状面11−4の管軸方向長さ以外はほぼ同様のパンチ部材を用い、図8に示す頭部成形方法と同様の成形方法により実施例2とほぼ同様の接続頭部を有する高圧燃料噴射管(図面省略)を製造した。
本比較例における厚肉細径鋼管の管径D、肉厚tに対し、得られた接続頭部の接続頭部端末から前記環状フランジ部背面までの軸方向距離L、円筒状面部の後方側開き角度θ、円筒状面部の管軸方向長さh、接続頭部端末から環状フランジ部側のフィレット部端部までの管軸方向長さH、h/Hは、それぞれL=5.3mm、θ=15°、h=1.2mm、H=4mm、h/H=0.30であった。
本比較例における高圧燃料噴射管の接続頭部内周面における成形により生ずる歪み量が最も大きくなるポケット部(環状凹部)の表面状況をFEM解析した結果、その接続頭部内周面におけるポケット(環状凹部)の歪み量は0.98と高い値を示した。
[比較例5]
管径Dが9.0mm、管内径Dinが4.0mm、肉厚tが2.5mmの厚肉細径鋼管(t/D=0.27)(材質:DIN ST52相当)を用い、図7に示すパンチ部材と内径部11−3や円錐状面もしくは円弧状面11−4の管軸方向長さ以外はほぼ同様のパンチ部材を用い、図8に示す頭部成形方法と同様の成形方法により実施例1とほぼ同様の接続頭部を有する高圧燃料噴射管(図面省略)を製造した。
本比較例における厚肉細径鋼管の管径D、肉厚tに対し、得られた接続頭部の接続頭部端末から前記環状フランジ部背面までの軸方向距離L、円筒状面部の後方側開き角度θ、円筒状面部の管軸方向長さh、接続頭部端末から環状フランジ部側のフィレット部端部までの管軸方向長さH、h/Hは、それぞれL=5.3mm、θ=15°、h=0.8mm、H=4mm、h/H=0.20であった。 本比較例においては、得られた高圧燃料噴射管の接続頭部内周面における成形により生ずる歪み量が最も大きくなるポケット部(環状凹部)の表面状況をFEM解析した結果、その歪み量は1.14と極めて高い値を示した。
本発明に係る高圧燃料噴射管は、環状フランジ部の最内周フィレット部の当該噴射口側端部からシート面へと向かう輪郭がその管軸方向断面形状において後方側開き角度θが0〜20度の円筒状面となし、かつ、前記円筒状面部の管軸方向長さhと接続頭部端末から前記円筒状面部の前記環状フランジ部側端部までの管軸方向長さHの比率を0.33≦h/H≦0.85としたことにより、該接続頭部の内側に塑性加工により発生するポケット(環状凹部)の巨大化を抑え、かつ、成形皺の発生を抑えることができる接続頭部が得られる。これにより該接続頭部成形時におけるポケット部の谷部の亀裂の発生、および該接続頭部内での流体圧によるキャビテーションエロージョンによる亀裂の発生の憂い、並びに前記接続頭部成形時における該ポケットの形成に伴う内径の大径化および応力集中による内表面の引張応力の上昇現象をなくし、かつ接続頭部内周面が疲労破壊の起点となる可能性を大幅に減少させることができる。
また、本発明に係る接続頭部を有する高圧燃料噴射管の製造方法によれば、成形時、パンチ内径部の前記円筒状面部に沿って流れる管肉の動きに内部の肉も釣られて流動しようとする動きが、該円筒状面部の軸方向長さが長いほど大きくなり、ポケット部の容積および成形歪みが大きくなるのを減ずることが可能となることにより、接続頭部内周での流体圧によるキャビテーションエロージョンによる亀裂の発生の憂い、並びに前記接続頭部成形時における該ポケットの形成に伴う内径の大径化および応力集中による内表面の引張応力の上昇現象をなくし、かつ接続頭部内周面が疲労破壊の起点となる可能性を大幅に減少させることができる高品質の高圧燃料噴射管を製造することができる。
したがって、本発明は、ディーゼル内燃機関における燃料の供給路として配設多用される高圧燃料噴射管に限らず、比較的細径からなる厚肉鋼管による接続頭部を有する各種の高圧金属配管にも適用可能であり、産業上の利用価値は極めて大きい。
1 厚肉細径鋼管
2 接続頭部
3 球面状のシート面(押圧座面)
4、4´ 円筒状面
5 フィレット部
6 環状フランジ部
7 相手部品
7a シート面(受圧座面)
8 ワッシャー(スリーブワッシャー)
9 締付ナット
10、10´ チャック
11 パンチ部材

Claims (3)

  1. 比較的細径からなる厚肉鋼管の接続端部に、截頭円錐状もしくは截頭円弧状のシート面と、該シート面から管軸方向に間隔をおいて形成されたフィレット部付き環状フランジ部と、前記シート面に連なって前記環状フランジ部のフィレット部との間に形成された円筒状面とで構成される接続頭部を有する高圧燃料噴射管において、前記環状フランジ部のフィレット部の当該端部からシート面へと向かう管軸方向断面の輪郭が、その管軸方向断面形状において管軸に対する後方側開き角度θが0°<θ≦20°となす円筒状面を有し、かつ、該円筒状面部の管軸方向長さをh、接続頭部端末から前記円筒状面部の前記環状フランジ部側のフィレット部端部までの管軸方向長さをHとした場合に、該hとHの比率が0.33≦h/H≦0.85である接続頭部を有することを特徴とする高圧燃料噴射管。
  2. 前記円筒状面部の管軸方向断面の輪郭は、直線状となしていることを特徴とする請求項1に記載の高圧燃料噴射管。
  3. 比較的細径からなる厚肉鋼管端部への外方からのパンチ部材の管軸方向への押圧によって挫屈成形される、截頭円錐状もしくは截頭円弧状のシート面と、該シート面から管軸方向に間隔をおいて形成されたフィレット部付き環状フランジ部と、前記シート面に連なって前記環状フランジ部のフィレット部との間に形成された円筒状面とで構成される接続頭部を有する高圧燃料噴射管の製造方法において、前記環状フランジ部のフィレット部の当該端部からシート面へと向かう管軸方向断面の輪郭が、該管軸方向断面形状において管軸に対する後方側開き角度θが0°<θ≦20°となす内径部を有し、かつ、該内径部の管軸方向長さをh、接続頭部端末から前記内径部の前記環状フランジ部側のフィレット部端部までの管軸方向長さをHとした場合に、該hとHの比率が0.33≦h/H≦0.85であるパンチ部材を用いることを特徴とする高圧燃料噴射管の製造方法。
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