JP5454760B2 - 中空パネルの製造方法 - Google Patents

中空パネルの製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5454760B2
JP5454760B2 JP2008319167A JP2008319167A JP5454760B2 JP 5454760 B2 JP5454760 B2 JP 5454760B2 JP 2008319167 A JP2008319167 A JP 2008319167A JP 2008319167 A JP2008319167 A JP 2008319167A JP 5454760 B2 JP5454760 B2 JP 5454760B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hollow panel
section
square cross
rod
hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008319167A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010142955A (ja
Inventor
吉田秀男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
I TECH COMPANY LIMITED
Original Assignee
I TECH COMPANY LIMITED
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by I TECH COMPANY LIMITED filed Critical I TECH COMPANY LIMITED
Priority to JP2008319167A priority Critical patent/JP5454760B2/ja
Publication of JP2010142955A publication Critical patent/JP2010142955A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5454760B2 publication Critical patent/JP5454760B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Blow-Moulding Or Thermoforming Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

本発明は、熱可塑性樹脂のブロー成形によって形成された中空パネルにリーンフォース・パイプを装着する方法に関するものである。
従来から、熱可塑性樹脂のブロー成形によって形成された中空パネルに円形断面のリーンフォース・パイプを装着するには、特許文献1に示されるような方法でブロー成形後の中空パネル成形品本体にドリル等により円孔をあけ、該円孔に該リーンフォース・パイプを挿入して装着している。
特開平11−156926
しかるに円形断面のリーンフォース・パイプを挿入するだけならば、該リーンフォース・パイプの外径と同一の径を有するドリルを使用すれば済むため、該中空パネルの内部空隙を該リーンフォース・パイプが入る大きさに設定するだけでよかったが、正方形断面のリーンフォース・パイプを挿入する場合には該正方形に外接する円の径より大きいドリルを使用しなくてはならず、その外接円の径は該正方形の辺長の√2倍≒1.4倍となるため該中空パネルの内部空隙も該リーンフォース・パイプの正方形断面の辺長の1.4倍以上の大きさを確保しなければならないという問題があった。
解決しようとする課題は、熱可塑性樹脂のブロー成形により形成された中空パネルの内部空隙に正方形断面を有するリーンフォース・パイプを挿入するための挿入孔をあける場合、該中空パネルの内部空隙として該リーンフォース・パイプの正方形断面の辺長の1.4倍以上の大きさを確保しなければならないという点である。本発明は上記の点を解決するためになされた。
上記目的をはたすため本発明は、熱可塑性樹脂のブロー成形による中空パネルに両端が半円状の長孔の挿入孔を穿孔し、該長孔を通して該中空パネルの内部空隙に正方形断面を有する棒状体を装着する該中空パネルの製造方法であって、
該長孔の短径が該棒状体の正方形断面の辺長に等しいかまたはそれ以上であり、該長孔の長径が該棒状体の正方形断面の辺長に該長孔の短径を加算した寸法に等しいかまたはそれ以上であることを最も主要な特徴とする。
また、上記棒状体がパイプであることを第2の主要な特徴とする
また、上記挿入孔がエンドミルによって穿孔されたものであることを第3の主要な特徴とする
本発明によれば、熱可塑性樹脂のブロー成形により形成された中空パネルの内部空隙に正方形断面を有するリーンフォース・パイプを挿入するための挿入孔をあける場合、該中空パネルの内部空隙として該リーンフォース・パイプの正方形断面の辺長に等しい大きさを確保するだけでよいという利点がある。
熱可塑性樹脂のブロー成形により形成された中空パネルの内部空隙に正方形断面を有するリーンフォース・パイプを挿入するための挿入孔をあける場合、該中空パネルの内部空隙として該リーンフォース・パイプの正方形断面の辺長の1.4倍以上の大きさを確保しなくてすむようにするという目的を、該中空パネルに長孔を形成し、該長孔を通して該中空パネルの内部空隙にリーンフォース・パイプを装着することにより、経済性を損なわずに実現した。
本発明の構成を発明の実施の形態に基づいて説明すると次の通りである。図1は、本発明の1実施例を示す熱可塑性樹脂のブロー成形により形成された自動車用のデッキボード1の斜視図である。2,2は該デッキボード1内の空隙に矢印A,Aの方向から挿入、装着された正方形断面を有するリーンフォース・パイプ、3,3は該リーンフォース・パイプ2,2の挿入孔を示す。
図2ないし図5は該デッキボード1の部分拡大斜視図である。図2において4はエンドミル(図示せず)によって穿孔された円孔である。該エンドミルはフラットエンドミルでもボールエンドミルでも、また他の種類のエンドミルでも構わない。
該円孔4の直径、即ち該エンドミルの外径は該リーンフォース・パイプ2の正方形断面の辺長に等しいかまたはそれ以上であればよい。
次に、該エンドミルを図2中の矢印の方向に該リーンフォース・パイプ2の正方形断面の辺長に等しい距離またはそれ以上の距離を動かして該円孔4を削り拡げ、両端が半円状の長孔5とした状態を図3に示す。
次に、図4に示すように該長孔5を該リーンフォース・パイプ2の該挿入孔3として、図中矢印の方向に該リーンフォース・パイプ2を挿入する。
この場合、該長孔5の短径52は該リーンフォース・パイプ2の正方形断面の辺長と等しいかそれ以上であり、該長孔5の長径51は該正方形断面の辺長に該長孔5の該短径52を加算した寸法またはそれ以上であるから、該リーンフォース・パイプ2を該挿入孔3に難なく挿入することができる。
該リーンフォース・パイプ2を該デッキボード1内の内部空隙に完全に挿入、装着完了した状態を図5に示す。
尚、上記実施例ではリーンフォース・パイプを例として説明したが、パイプに限るものではなく、中空または中実の棒状体であればよい。
また、該長孔5を形成する手段としてはエンドミルによる切削に限るものではなく、ドリルによる切削等、他の手段でも構わない。
以上実施例に述べたように本発明によれば、ブロー成形により形成されたデッキボードの内部空隙に正方形断面を有する棒状体を挿入するための挿入孔をあけるに際し、該デッキボードに長孔を形成し、該長孔を通して該デッキボードの内部空隙に該棒状体を挿入、装着することにより、該デッキボードの内部空隙として該棒状体の断面の最小部分の径に等しい大きさを確保するだけでよいという効果がある。
本発明は、自動車用のリーンフォース・パイプ付きデッキボードの製造に適しているが、これに限らず正方形断面を有する棒状体の挿入孔を必要とする中空パネルの製造に広く利用可能である。
本発明に係るデッキボードの斜視図 エンドミルによって穿孔された円孔を示す部分拡大斜視図 エンドミルを動かして長孔を形成した状態を示す部分拡大斜視図 挿入孔にリーンフォース・パイプを挿入する状態を示す部分拡大斜視図 リーンフォース・パイプを装着完了した状態を示す部分拡大斜視図
1 デッキボード
2,2 リーンフォース・パイプ
3,3 挿入孔
4 円孔
5 長孔
51 長径
52 短径

Claims (3)

  1. 熱可塑性樹脂のブロー成形による中空パネルに両端が半円状の長孔の挿入孔を穿孔し、該長孔を通して該中空パネルの内部空隙に正方形断面を有する棒状体を装着する該中空パネルの製造方法であって、
    該長孔の短径が該棒状体の正方形断面の辺長に等しいかまたはそれ以上であり、該長孔の長径が該棒状体の正方形断面の辺長に該長孔の短径を加算した寸法に等しいかまたはそれ以上であることを特徴とする中空パネルの製造方法
  2. 請求項1における棒状体がパイプであることを特徴とする請求項1記載の中空パネルの製造方法
  3. 請求項1または請求項2の挿入孔がエンドミルによって穿孔されたものであることを特徴とする請求項1または請求項2記載の中空パネルの製造方法
JP2008319167A 2008-12-16 2008-12-16 中空パネルの製造方法 Expired - Fee Related JP5454760B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008319167A JP5454760B2 (ja) 2008-12-16 2008-12-16 中空パネルの製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008319167A JP5454760B2 (ja) 2008-12-16 2008-12-16 中空パネルの製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010142955A JP2010142955A (ja) 2010-07-01
JP5454760B2 true JP5454760B2 (ja) 2014-03-26

Family

ID=42563901

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008319167A Expired - Fee Related JP5454760B2 (ja) 2008-12-16 2008-12-16 中空パネルの製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5454760B2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3472460B2 (ja) * 1997-10-08 2003-12-02 テイ・エス テック株式会社 ブロー成形品の補強構造

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010142955A (ja) 2010-07-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4885321B1 (ja) 配管固定具、配管固定方法、配管固定具の製造方法
JP5243914B2 (ja) ホールプラグ
KR102189192B1 (ko) 허니콤 구조의 하이브리드 이너코어어셈블리 및 그 제작방법
JP2013504726A (ja) 弾性ブッシング、特に複合操舵ブッシング
JP2009142858A (ja) パイプ部材とその製造方法
JP2007069667A (ja) 車体骨格部材の結合部構造
JP5454760B2 (ja) 中空パネルの製造方法
JP2010051977A (ja) 中空管体の製造方法
JP2018114794A (ja) 自動車用燃料タンクの支柱部品
JP4671202B2 (ja) ランプ取付構造
WO2018043612A1 (ja) フック及びフックの取付構造
JP4731452B2 (ja) 消音装置
JP7357923B2 (ja) アンカー用スリーブ
JP5089207B2 (ja) グロメット
JP5664434B2 (ja) ワイヤハーネスのグロメット取付構造
JP4690225B2 (ja) ネジ鉄筋用螺合金物
JP2006188074A (ja) パネルのインサートブロー成形方法
JP2008201324A (ja) 吸気系部品の取付構造
JP2008252666A (ja) ヘリカルアンテナの製造方法
JP2008279658A (ja) 樹脂成形品およびその製造方法
KR20150004061U (ko) 가변형 케이블 서포트
CN218920732U (zh) 电子装置壳体件、电子装置和车辆
JP2005132303A (ja) 車両用衝撃吸収体
KR101095653B1 (ko) 보강 구조를 갖는 프로파일 및 이를 이용한 다층 벽 하수관
JP3185738U (ja) 開口構造

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111101

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20121220

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130108

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130225

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131203

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131224

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5454760

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees