JP5454601B2 - Ict機器 - Google Patents

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Description

本発明は、サーバ装置などのICT(Information and Communication
Technology)機器における電源冗長技術に関する。
サーバ装置などのICT機器に対する電源冗長技術としては種々の技術が知られており、例えば、それぞれが1個のAC−DC電源装置を備えた複数のネットワーク機器(ICT機器)間で相互に給電、受電するものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−290814号公報
上述した特許文献1に記載されている技術によれば、互いに電力を融通し合っている各ICT機器は、自ICT機器内のAC−DC電源装置に障害が発生しても他のICT機器から電力が供給されるので、処理を継続することができる。しかしながら、特許文献1に記載されている技術は、十分な信頼性を得ることができないという課題がある。即ち、特許文献1記載の技術は、停電などにより多数のICT機器のAC−DC電源装置にAC電力が供給されなくなったり、多数のICT機器内のAC−DC電源に障害が発生した場合、上記多数のICT機器が動作するために必要になる電力を、残りのICT機器から供給することができなくなり、上記多数のICT機器が停止してしまう恐れがある。
[発明の目的]
そこで、本発明の目的は、十分な信頼性を得ることができないという課題を解決したICT機器を提供することにある。
本発明にかかるICT機器は、
交流電流を直流電流に変換して出力する電源装置を備えたICT機器であって、
バッテリと、
該バッテリに対する充電、および、放電を制御する充放電制御部と、
前記電源装置から出力される直流電流を、自ICT機器に搭載されている電子部品、他のICT機器との間で給電および受電を行うために使用する直流電力共用パス、および、前記充放電制御部に供給するための第1のパスと、
前記直流電力共用パスから供給される直流電流、および、前記バッテリから出力される直流電流を、前記電子部品に供給するための第2のパスとを備える。
本発明にかかる電力制御方法は、
交流電流を直流電流に変換して出力する電源装置と、バッテリと、該バッテリに対する充電、および、放電を制御する充放電制御部とを備えたICT機器における電力制御方法であって、
前記電源装置から出力される直流電流を、第1のパスを介して、自ICT機器に搭載されている電子部品、他のICT機器との間で給電および受電を行うために使用する直流電力共用パス、および、前記充放電制御部に供給し、
前記直流電力共用パスから供給される直流電流、および、前記バッテリから出力される直流電流を、第2のパスを介して前記電子部品に供給する。
本発明にかかるプログラムは、
交流電流を直流電流に変換して出力する電源装置と、バッテリと、該バッテリに対する充電、および、放電を制御する充放電制御部と、前記電源装置から出力される直流電流を、自ICT機器に搭載されている電子部品、他のICT機器との間で給電および受電を行うために使用する直流電力共用パス、および、前記充放電制御部に供給するための第1のパスと、前記直流電力共用パスから供給される直流電流、および、前記バッテリから出力される直流電流を、前記電子部品に供給するための第2のパスとを備えたコンピュータを、
前記直流電力共用パスに接続されている他のICT機器の電源装置の障害を検出した場合、自ICT機器の前記充放電制御部に対して、前記バッテリへの充電を禁止することを指示する制御部として機能させる。
本発明によれば、ICT機器の信頼性を高いものにすることができるという効果を得ることができる。
本発明の第1の実施の形態の構成例を示すブロック図である。 制御部16および記憶装置17の構成例を示す図である。 電源投入時に制御部16が行う処理例の一部を示すフローチャートである。 電源投入時に制御部16が行う処理例の残りの部分を示すフローチャートである。 制御部16がAC−DC電源装置11の障害発生時に行う処理例を示したフローチャートである。 制御部16が障害発生通知受信時に行う処理例を示すフローチャートである。 ICT機器が待機状態に移行する際に制御部16を行う処理例を示すフローチャートである。 停電発生時に制御部16が行う処理例を示すフローチャートである。 シャットダウン時に制御部16が行う処理例を示すフローチャートである。 最大識別番号変更指示の受信時に制御部16が行う処理例を示すフローチャートである。 シャットダウン通知の受信時に制御部16が行う処理例を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態の構成例を示すブロック図である。
次に、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。
[本発明の第1の実施の形態]
図1を参照すると、本発明の第1の実施の形態は、複数台のICT機器1−1〜1−Nと、ICT機器1−1〜1−Nが互いに給電および受電を行うための直流電力共用パス2と、ICT機器1−1〜1−Nが互いに通信するための通信路3とを備えている。
ICT機器1−1は、サーバ装置などであり、AC−DC電源装置11と、バッテリモジュール12と、CPU(中央処理装置)、メモリ等の電子部品が搭載されるマザーボード15と、制御部16と、記憶装置17と、ソケット18と、ダイオードD1と、スイッチSW1、SW2とを備えている。なお、他のICT機器1−2〜1−NもICT機器1−1と同様の構成、機能を有しているので、ここでは、ICT機器1−1についてのみ説明する。
AC−DC電源装置11は、ソケット18を介して供給される交流電流を直流電流に変換して出力する。
バッテリモジュール12は、充放電制御部13と、バッテリ14と、ダイオードD2、D3とを備えている。充放電制御部13は、制御部16によって設定された充電禁止フラグおよび放電禁止フラグの値に従って、バッテリ14に対する充電および放電を制御する。本実施の形態では、充電禁止フラグがONの場合は充電を禁止し、OFFの場合は充電を許可する。また、放電禁止フラグがONの場合は放電を禁止し、OFFの場合は放電を許可する。なお、充電禁止フラグおよび充電禁止フラグは、充放電制御部13内のメモリ(図示せず)に記録される。
記憶装置17は、ディスク装置などによって実現されるものであり、図2に示すように、識別番号記憶部171と、最大識別番号記憶部172と、障害情報記憶部173と、プライオリティ記憶部174とが設けられている。
識別番号記憶部171には、自ICT機器1−1に割り当てられている識別番号が記録される。最大識別番号記憶部172には、ICT機器に割り当てられている識別番号の内の最大値が記録される。障害情報記憶部173には、AC−DC電源装置11に障害が発生しているか否かを示す障害情報が記録される。プライオリティ記憶部174には、ICT機器1−1に割り当てられているプライオリティが記録される。なお、本実施の形態では、値が大きいほど、プライオリティが高い。
制御部16は、図2に示すように、送受信手段161と、識別番号管理手段162と、スイッチ制御手段163と、フラグ制御手段164と、電力制御手段165とを備えている。
送受信手段161は、通信路3を介して他のICT機器とデータを送受信する機能を有する。
識別番号管理手段162は、自ICT機器1−1に割り当てられている識別番号を識別番号記憶部171に記録したり、ICT機器に割り当てられている識別番号の内の最大値を最大識別番号記憶部172に記録したりする機能を有する。更に、送受信手段161を利用して他のICT機器とデータをやり取りしたり、スイッチ制御手段163を利用してスイッチSW1、SW2の状態を制御したり、フラグ制御手段164を利用して充電禁止フラグや放電禁止フラグを操作する機能を有する。
電力制御手段165は、自ICT機器1−1内のAC−DC電源装置11の障害発生時や、他のICT機器のAC−DC電源装置の障害発生時などに、スイッチ制御手段163を利用してスイッチSW1、SW2の状態を制御したり、フラグ制御手段164を利用して充電禁止フラグや放電禁止フラグを操作したりする機能を有する。
スイッチ制御手段163は、識別番号管理手段162や電力制御手段165からの指示に従って、スイッチSW1、SW2の状態を制御する機能を有する。フラグ制御手段164は、識別番号管理手段162や電力制御手段165からの指示に従って、充電禁止フラグや放電禁止フラグを操作する機能を有する。
このような機能を有する制御部16は、CPUにより実現でき、その場合は例えば次のようにする。CPUを送受信手段161、識別番号管理手段162、スイッチ制御手段163、フラグ制御手段164、および、電力制御手段165として機能させるためのプログラムを記録したディスク、半導体メモリ、その他の記録媒体を用意し、CPUに上記プログラムを読み取らせる。CPUは読み取ったプログラムに従って自身を制御し、自CPU上に上記各手段161〜165を実現する。
[第1の実施の形態の動作]
次に、本実施の形態の動作について詳細に説明する。先ず、電源投入時の動作について、図3および図4のフローチャートを参照して説明する。なお、初期状態においては、スイッチSW1、SW2はそれぞれON、OFFになっている。
ICT機器1−1のソケット18をコンセント(図示せず)に差し込むことにより、AC−DC電源装置11に交流電流が供給される。AC−DC電源装置11は、入力された交流電流を直流電流に変換して、マザーボード15や制御部16に供給する。
これにより、制御部16内の識別番号管理手段162は、図3のフローチャートに示すように、自ICT機器1−1が稼働を開始したことを示す稼働開始通知を通信路3を介してブロードキャストする(ステップS301)。
この稼働開始通知は、既に稼働している他のICT機器内の識別番号管理手段162で受信される。そして、稼働開始通知を受信した識別番号管理手段162は、自ICT機器に割り当てられている識別番号が最大識別番号か否かを判定し、最大識別番号であった場合は、自ICT機器に割り当てられている識別番号を、稼働開始通知の送信元であるICT機器1−1に返却する。なお、自ICT機器に割り当てられている識別番号が最大識別番号であるか否かは、識別番号記憶部171に記録されている識別番号と、最大識別番号記憶部172に記録されている最大識別番号とが一致しているか否かに基づいて判定する。
稼働開始通知をブロードキャストしたICT機器1−1内の識別番号管理手段162は、ブロードキャスト後、一定時間T1が経過しても識別番号を受信できなかった場合(ステップS302がNo、S303がYes)は、自ICT機器1−1以外に稼働しているICT機器が無いと判断し、識別番号の最小値(本実施の形態では、1とする)を自ICT機器1−1に割り当てる。そして、割り当てた識別番号「1」を識別番号記憶部171および最大識別番号記憶部172に記録する(ステップS304)。
その後、識別番号管理手段162は、スイッチ制御手段163に対してスイッチSW2をON状態に変更することを指示する(ステップS305)。これにより、スイッチ制御手段163は、スイッチSW2をONにする。この時点では、スイッチSW1、SW2は共にONとなる。
その後、識別番号管理手段162は、フラグ制御手段164に対して、充電禁止フラグ=OFF、放電禁止フラグ=ONにすることを指示する(ステップS306)。フラグ制御手段164は、充放電制御部13内のメモリ(図示せず)に記録されている充電禁止フラグ、放電禁止フラグをそれぞれOFF、ONにする。これにより、充放電制御部13は、AC−DC電源装置11からスイッチSW1、SW2を介して供給される直流電流により、バッテリ14を充電する。
これに対して、識別番号を受信できた場合(ステップS302がYes)は、図4のフローチャートに示すように、ICT機器1−1内の識別番号管理手段162は、受信した識別番号をインクリメントし(本実施の形態では+1)、インクリメント後の識別番号を識別番号記憶部171および最大識別番号記憶部172に記録する(ステップS307)。
次いで、識別番号管理手段162は、自ICT機器1−1内のバッテリモジュール12に電圧が印加されているか否かを判定する(ステップS308)。そして、電圧が印加されている場合(ステップS308がYes)は、バッテリモジュール12が直流電力共用パス2に接続されているものと判断し、スイッチ制御手段163に対してスイッチSW2をONにすることを指示する(ステップS309)。
その後、ICT機器1−1内の識別番号管理手段162は、稼働中のICT機器に最大識別番号を知らせるために、自ICT機器1−1に割り当てられている識別番号を含んだ最大識別番号通知をブロードキャストする(ステップS310)。この最大識別番号を受信したICT機器内の識別番号管理手段162は、受信した識別番号を最大識別番号記憶部172に記録する。
更に、ICT機器1−1内の識別番号管理手段162は、AC−DC電源装置に障害が発生しているか否かを問い合わせる障害問い合わせをブロードキャストする(ステップS311)。この障害問い合わせを受信したICT機器内の識別番号管理手段162は、問い合わせ元のICT機器1−1に対して、AC−DC電源装置に障害が発生しているか否かを示す障害情報を送信する。
ICT機器1−1内の識別番号管理手段162は、受信した障害情報の中に、障害発生を示している障害情報が1つもない場合(ステップS312がYes)は、フラグ制御手段164に対して充電禁止フラグをOFF、放電禁止フラグをONとすることを指示する(図3のステップS306)。つまり、稼働中のICT機器のAC−DC電源装置が全て正常である場合は、AC−DC電源装置11から出力される直流電流を他のICT機器に供給する必要がないので、上記直流電流をバッテリ14を充電するために利用する。
これに対して、受信した障害情報の中に障害発生を示している障害情報が1個でもある場合(ステップS312がYes)は、フラグ制御手段164に対して充電禁止フラグをON、放電禁止フラグをOFFにすることを指示する(図4のステップS313)。つまり、AC−DC電源装置に障害が発生しているICT機器が存在する場合は、AC−DC電源装置11から出力される直流電流をバッテリ14を充電するために使用すると、上記障害が発生しているICT機器に供給する電力が不足する恐れがあるので、充電禁止フラグをONにして充電を禁止する。
また、ステップS308で、バッテリモジュール12に電圧が印加されていないと判定した場合(ステップS308がNo)は、その原因が、バッテリモジュール12が直流電力共用パス2に接続されていないことなのか(ダイオードD2,D3の中点と直流電力共用パス2とが電気的に接続されていない)、AC−DC電源装置が正常に動作しているICT機器が存在しないことなのかを調べるため、AC−DC電源装置に障害が発生しているか否かを問い合わせる障害問い合わせをブロードキャストする(ステップS314)。この障害問い合わせを受信したICT機器内の識別番号管理手段162は、AC−DC電源装置に障害が発生しているか否かを示す障害情報を問い合わせ元のICT機器1−1に送信する。
ICT機器1−1内の識別番号管理手段162は、受信した障害情報の中に障害発生を示すものが1個も存在しない場合(ステップS315)は、バッテリモジュール12が直流電力共用パス2に接続されていないと判断し、エラーメッセージを表示する等のエラー処理を行う(ステップS316)。
これに対して、受信した障害情報の中に障害発生を示すものが1個でも存在する場合(ステップS315がYes)は、スイッチ制御手段163に対してスイッチSW2をONに変更することを指示した後(ステップS317)、前述したステップS313の処理を行う。
以上が電源投入時に行われる処理である。なお、以上の説明では、制御部16の障害を考慮しなかったが、制御部16の障害を考慮する場合には、次のような処理を追加すれば良い。
ICT機器1−1内の識別番号管理手段162がステップS301でブロードキャスト稼働開始通知を受信したICT機器は、上記稼働開始通知を受信してから所定時間T2が経過しても、最大識別番号を有しているICT機器が送信した識別番号を受信できなかった場合は、最大識別番号を有しているICT機器に障害があったと判断し、識別番号不受信通知をICT機器1−1へ送信する。なお、上記所定時間T2は、前述した所定時間T1よりも短く、且つ、識別番号の送信処理に要する時間よりも長い時間である。
ICT機器1−1内の識別番号管理手段162は、識別情報不受信通知を受信すると、最大識別番号を持つICT機器に不具合があるものと判断し、識別番号が最小のICT機器から順番に正常稼働しているか否かを問い合わせる。そして、予め定められている所定時間T3(問い合わせに対する回答処理に要する時間よりも長い時間)以内に回答を受信できた場合は、識別番号が1つ大きいICT機器に対して問い合わせを行う。これに対して、所定時間T3以内に回答を受信できなかった場合は、回答を受信できなかったICT機器が有している識別番号よりも大きな識別番号を有するICT機器が存在するか否かを問い合わせる存在問い合わせをブロードキャストする。例えば、識別番号「k」を有するICT機器からの回答を受信できなかった場合は、識別番号「k」を含んだ存在問い合わせをブロードキャストする。
そして、上記存在問い合わせに対して所定時間T4(存在問い合わせに対する回答処理に要する時間よりも長い時間)以内に回答が無かった場合は、ICT機器1−1内の識別番号管理手段162は、自ICT機器1−1内の識別番号記憶部171に識別番号として「k」を記録すると共に、最大識別番号記憶部172に最大識別番号として「k」を記録する。その後、識別番号管理手段162は、最大識別番号として「k」を含んだ最大識別番号通知をブロードキャストする。最大識別番号通知を受信したICT機器内の識別番号管理手段162は、自ICT機器内の最大識別番号記憶部172に最大識別値として「k」を記録する。
これに対して、識別番号「k」以上のICT機器が存在するか否かを問い合わせる存在問い合わせに対して、所定時間T4以内に回答があった場合は、ICT機器1−1内の識別番号管理手段162は、識別番号「k+1」のICT機器から順番に前述した処理を行う。これにより、ICT機器1−1に、識別番号が割り当てられると共に、最大識別番号が明確化される。以上が、制御部16の障害を考慮した場合に追加する処理である。
次に、ICT機器1−1のAC−DC電源装置11に障害が発生した場合の動作について説明する。
ICT機器1−1の制御部16内の電力制御手段165は、AC−DC電源装置11に障害が発生し、AC−DC電源装置11からの直流電流の供給が途絶えた場合、図5のフローチャートに示すように、先ず、スイッチ制御手段163に対して指示を出し、スイッチSW1、SW2を共にOFFにする(ステップS51)。なお、本実施の形態では、スイッチSW1をOFFにするようにしたが、ONにするようにしても構わない。
次いで、電力制御手段165は、フラグ制御手段164に指示を出し、充電禁止フラグをON、放電禁止フラグをOFFにする(ステップS52)。ここで、充電禁止フラグをONとし、バッテリ14に対する充電を禁止するのは、ICT機器1−1が動作するために必要になる電力を得られなくなる可能性が高くなるからである。その後、電力制御手段165は、障害が発生したことを示す障害発生通知をブロードキャストする(ステップS53)。
この障害発生通知を受信したICT機器内の電力制御手段165は、図6のフローチャートに示すように、自ICT機器1−1内のAC−DC電源装置が正常であるか否かを判定する(ステップS61)。そして、正常である場合(ステップS61がYes)には、フラグ制御手段164に対して指示を出し、充電禁止フラグをON、放電禁止フラグをOFFにする(ステップS62)。ここで、充電禁止フラグをONとするのは、AC−DC電源装置の障害が発生したICT機器1−1により多くの電力を供給するためである。これに対して、正常でなかった場合(ステップS61がNo)は、その処理を終了する。
次に、ICT機器1−1が稼働状態から待機状態へ移行する際の動作について説明する。
ICT機器1−1が通常の稼働状態から待機状態(稼働状態に比較して消費電力が少ない状態)に移行すると、ICT機器1−1内の電力制御手段165は、図7に示すように、自機器1−1が待機中電力供給機器であるか否かを判定する(ステップS71)。待機中電力供給機器とは、待機状態であっても自機器内のAC−DC電源装置11からマザーボード15や直流電力共用パス2に対して電力を供給するICT機器である。なお、待機中電力供給機器であるかの判定方法としては、自機器に割り当てられている識別番号が偶数であるか否かに基づいて判定する方法や、自機器に割り当てられている識別番号が正数jの倍数であるか否かに基づいて判定する方法や、自機器に割り当てられている識別番号が予め定められている番号であるか否かに基づいて判定する方法などを採用することができる。
そして、自ICT機器1−1が待機中電力供給機器であると判定した場合(ステップS71がYes)は、スイッチ制御手段163に対して指示を出し、スイッチSW1、SW2を共にONにする(ステップS72)。これにより、AC−DC電源装置11から出力された直流電流がマザーボード15、制御部16、および、直流電力共用パス2に供給される。
これに対して、自ICT機器1−1が待機中電力供給機器でないと判定した場合(ステップS71がNo)は、直流電力共用パス2に電力を供給しているか否かを問い合わせる電力供給問い合わせをブロードキャストする(ステップS73)。
電力供給問い合わせを受信したICT機器内の電力制御手段165は、自機器内のスイッチSW1、SW2が共にONになっているか否かをスイッチ制御手段163に問い合わせる。そして、スイッチSW1、SW2が共にONになっている場合は、直流電力共用パス2に電力を供給している旨の電力供給回答をICT機器1−1に返す。
ICT機器1−1内の電力制御手段165は、所定時間T5(電力供給問い合わせに対する回答処理に要する時間よりも長い時間)以内に電力供給回答を1個も受信できなかった場合(ステップS74がNo)は、前述したステップS72の処理を行う。
これに対して、所定時間T5以内に電力供給回答を受信できた場合(ステップS74がYes)は、スイッチ制御手段163に指示を出して、自ICT機器1−1内のスイッチSW1、SW2を共にOFFにすることにより、マザーボード15や制御部16に対するAC−DC電源装置11からの直流電流の供給(電力供給)を中止する(ステップS75)。一般的に、AC−DC電源装置は、最大出力の50%程度で運用した場合が変換効率が最も高く、運用時の電力がそれより小さくなるほど、変換効率は小さくなる。そこで、本実施の形態では、消費電力が少なくなる待機状態においては、自機器1−1内のAC−DC電源装置11からマザーボード15や制御部16への電力供給を中止し、他のICT機器から直流電力共用パス2を介して供給される電力をマザーボード15や制御部16へ供給することにより消費電力を削減するようにしている。なお、この状態(スイッチSW1、SW2が共にOFFの状態)で、稼働指示が入力された場合は、電力制御手段165はスイッチ制御手段163に対して指示を出し、スイッチSW1、SW2を共にONにする。
次に、停電が発生した場合に動作について説明する。
停電によりAC−DC電源装置11に交流電流が供給されなくなると、ICT機器1−1内の電力制御手段165は、図8のフローチャートに示すように、スイッチ制御手段163に指示を出し、自機器1−1内のスイッチSW2をONにする(ステップS81)。次いで、フラグ制御手段164に指示を出し、充電禁止フラグをON、放電禁止フラグをOFFにする(ステップS82)。
その後、電力制御手段165は、プライオリティ記憶部174に記録されているプライオリティが閾値以上であるか否かを判断する(ステップS83)。そして、プライオリティが閾値以上である場合(ステップS83)は、ICT機器1−1で行っている処理を継続する。これに対して、プライオリティが閾値未満の場合(ステップS83がNo)は、ICT機器1−1を停止させるための終了処理を行う(ステップS84)。つまり、プライオリティが低いICT機器は、動作を停止し、バッテリ14から出力される直流電流を、ダイオードD1→スイッチSW2→ダイオードD2→直流電力共用パス2を介してプライオリティが高いICT機器に供給する。これにより、プライオリティの高いICT機器が処理を継続できる確率が向上する。なお、ステップS84で終了処理を行う代わりに、低消費電力モードに移行するようにしても良い。
次に、シャットダウン時の動作について説明する。
ICT機器1−1内の識別番号管理手段162は、自機器1−1のシャットダウン時、識別番号記憶部171に記録されている識別番号と最大識別番号記憶部172に記録されている最大識別番号とが一致するか否かに基づいて、自機器1−1に割り当てられている識別番号が最大識別番号であるか否かを判定する(ステップS91)。
そして、最大識別番号であると判定した場合(ステップS91がYes)は、最大識別番号変更指示をブロードキャストする(ステップS92)。この最大識別番号変更指示を受信したICT機器内の識別番号管理手段162は、図10のフローチャートに示すように、最大識別番号記憶部172に記録されている最大識別番号をデクリメント(本実施の形態では、−1)する(ステップS101)。
これに対して、最大識別番号でなかった場合(ステップS91がNo)は、識別番号管理手段162は、シャットダウン通知をブロードキャストする(ステップS93)。このシャットダウン通知には、シャットダウンしたICT機器1−1の識別番号(例えば、m)が含まれている。
シャットダウン通知を受信したICT機器内の識別番号管理手段162は、図11のフローチャートに示すように、識別番号記憶部171と最大識別番号記憶部172の内容に基づいて、自機器の識別番号が最大識別番号か否かを判定する(ステップS111)。そして、最大識別番号である場合(ステップS111がYes)は、シャットダウン通知に含まれている識別番号「m」を識別番号記憶部171に記録することにより、自機器の識別番号を「m」とする(ステップS112)。その後、最大識別番号を持つICT機器内の識別番号管理手段162は、自機器の最大識別番号記憶部172に記録されている最大識別番号をデクリメント(本実施の形態では、−1)する(ステップS113)。これに対して、自ICT機器の識別番号が最大識別番号でない場合(ステップS111がNo)は、自機器内の最大識別番号記憶部172に記録されている最大識別番号をデクリメントする(ステップS113)。
なお、以上の説明では、制御部16の障害を考慮しなかったが、制御部16に障害が発生した場合においても、識別符号の整合性を保つためには、以下のようにすればよい。
最も小さな識別番号「1」が割り当てられているICT機器(ICT機器1−1とする)内の識別番号管理手段162は、所定時間T6毎に、自身の識別番号を含む識別番号整合指示をブロードキャストする。なお、上記所定時間T6は、前述した所定時間T1よりも十分に長い時間である。識別番号整合指示を受信したICT機器の内、自機器の識別番号が上記指示に含まれている識別番号「1」よりも1だけ大きいICT機器(ICT機器1−2とする)は、所定時間T2内に自機器1−2の識別番号「2」を含む識別番号整合指示をブロードキャストする。以後、識別番号整合指示に含まれている識別番号よりも1だけ大きい識別番号を有するICT機器が順に識別番号整合指示をブロードキャストする。
そして、最大識別番号よりも小さな識別番号(例えば、hとする)を含んだ識別番号整合指示を受信できなかった場合は、識別番号「h」を持つICT機器に障害があったと判断し、最大識別番号を有するICT機器が、受信できなかった識別番号整合指示に含まれているはずの識別番号「h」を識別番号記憶部171に記録することにより、自ICT機器の識別番号を「h」とし、その後、最大識別番号変更指示をブロードキャストし、更に、識別番号「h」を含んだ識別番号整合指示をブロードキャストする。
上記最大識別番号変更指示を受信したICT機器内の識別番号管理手段162は、自機器内の最大識別番号記憶部172に記録されている最大識別番号をデクリメントする。また、上記識別番号「h」を含んだ識別番号整合指示を受信したICT機器の内、識別番号が「h+1」のICT機器は、識別番号「h+1」を含んだ識別番号整合指示をブロードキャストする。以上の処理を、最大識別番号を有するICT機器が識別番号整合指示を受信するまで、繰り返し行う。そして、最大識別番号を有するICT機器は、識別番号整合指示を受信すると、所定時間T2内に整合完了通知をブロードキャストする。ここで、もし、所定時間T2以内に整合完了通知を受信できなかった場合は、各ICT機器内の識別番号管理手段162は、最大識別番号記憶部172に記録されている最大識別番号をデクリメントする。
この後、所定時間T6が経過しても、識別番号「1」を有するICT機器1−1から識別番号整合指示が出力されなかった場合は、ICT機器1−1に障害が発生したと判断し、識別番号「2」を有するICT機器1−2が、自機器1−2内の識別番号記憶部171に識別番号「1」を記録することにより、自機器1−2の識別番号を「1」に付け替え、その後、識別番号「1」を含んだ識別番号整合指示をブロードキャストする。この場合、識別番号「2」を持つICT機器が存在せず、「2」を含む識別番号整合指示がブロードキャストされないので、最大識別番号を有するICT機器が識別番号「2」を持つICT機器となる。
また、複数のICT機器が同一の識別番号を含んだ識別番号整合指示をブロードキャストした場合は、ブロードキャストしたICT機器以外は、識別番号の整合処理を中止する。そして、ブロードキャストしたICT機器内の識別番号管理手段162同士で通信し、何れか1つのICT機器が衝突の起きた識別番号を保持し、残りのICT機器が前述した図3のフローチャートに示す処理を行う。以上の処理により、ICT機器の制御部16に障害が発生した場合であっても、識別番号の整合性を保つことができる。
なお、ICT機器の識別番号および最大識別番号の管理方法は、上述した方法に限られるものではなく、例えば、ICT機器1−1〜1−Nの内の特定のICT機器を、識別番号管理用のICT機器として常時稼働させておき、他のICT機器は電源投入時やシャットダウン時に、上記識別番号管理用のICT機器に電源投入報告やシャットダウン報告を送り、この報告に基づいて、上記識別番号管理用のICT機器で識別番号および最大識別番号を管理するようにしてもよい。
[第1の実施の形態の効果]
本実施の形態によれば、ICT機器の信頼性を高いものにすることができるという効果を得ることができる。その理由は、自ICT機器のAC−DC電源装置11の障害時、直流電力共用パス2を介して他のICT機器から供給される電力だけでは電力不足となる場合であっても、自ICT機器内のバッテリ14からICT機器の動作に必要となる電力を供給することができるからである。
また、本実施の形態は、直流電力共用パスに接続されている他のICT機器のAC−DC電源装置13の障害を検出した場合、自ICT機器の充放電制御部13に対して、バッテリ14への充電を禁止することを指示する制御部16を備えているので、充放電制御部13に障害が発生した他のICT機器により多くの電力を供給することが可能になる。
更に、本実施の形態は、自ICT機器1−1が待機状態の場合は、第1のスイッチW1を制御し、AC−DC電源装置11による電力供給を中止し、直流電力共用パス2を介して供給される電力を待機状態時の動作電力としているので、消費電力を少なくすることができる。
また、本実施の形態は、停電発生時、プライオリティ記憶部174に記録されている自ICT機器1−1のプライオリティと閾値とを比較し、プライオリティが閾値よりも低い場合は、自ICT機器をシャットダウンするようにしているので、プライオリティの高いICT機器が処理を継続できる確率を高くすることができる。
[本発明の第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。
図12を参照すると、本発明の第2の実施の形態にかかるICT機器100は、交流電流を直流電流に変換して出力する電源装置101と、バッテリ102と、バッテリ102に対する充電、および、放電を制御する充放電制御部103とを備えている。そして、電源装置101から出力される直流電流は、第1のパス105を介して、ICT機器100に搭載されている電子部品104、他のICT機器との間で給電および受電を行うために使用する直流電力共用パス200、および、充放電制御部103に供給される。また、直流電力共用パス200から供給される直流電流、および、バッテリ102から出力される直流電流は、第2のパス106を介して電子部品104に供給される。
[第2の実施の形態の効果]
本実施の形態によれば、ICT機器の信頼性を高いものにすることができるという効果を得ることができる。その理由は、自ICT機器の電源装置101の障害時、直流電力共用パス200を介して他のICT機器から供給される電力だけでは電力不足となる場合であっても、自ICT機器内のバッテリ102からICT機器の動作に必要となる電力を供給することができるからである。
1 ICT機器
2 直流電力共用パス
3 通信路
11 AC−DC電源装置
12 バッテリモジュール
13 充放電制御部
14 バッテリ
15 マザーボード
16 制御部
161 送受信手段
162 識別番号管理手段
163 スイッチ制御手段
164 フラグ制御手段
165 電力制御手段
17 記憶装置
171 識別番号記憶部
172 最大識別番号記憶部
173 障害情報記憶部
174 プライオリティ記憶部
18 ソケット
100 ICT機器
101 電源装置
102 バッテリ
103 充放電制御部
104 電子部品
105 第1のパス
106 第2のパス
200 直流電力共用パス

Claims (6)

  1. 交流電流を直流電流に変換して出力する電源装置を備えたICT機器であって、
    バッテリと、
    該バッテリに対する充電、および、放電を制御する充放電制御部と、
    前記電源装置から出力される直流電流を、自ICT機器に搭載されている電子部品、他のICT機器との間で給電および受電を行うために使用する直流電力共用パス、および、前記充放電制御部に供給するための第1のパスと、
    前記直流電力共用パスから供給される直流電流、および、前記バッテリから出力される直流電流を、前記電子部品に供給するための第2のパスと、
    前記直流電力共用パスに接続されている他のICT機器の電源装置の障害を検出した場合、自ICT機器の前記充放電制御部に対して、前記バッテリへの充電を禁止することを指示する制御部を備えたことを特徴とするICT機器。
  2. 請求項1記載のICT機器において、
    前記第1のパスに設けられ、前記電源装置から出力される直流電流を、前記電子部品、前記直流電力共用パス、および、前記充放電制御部に供給するか否かを制御する第1のスイッチを備え、且つ、
    前記制御部は、自ICT機器が待機状態の場合は、前記第1のスイッチを制御し、前記電源装置からの電力供給を中止することを特徴とするICT機器。
  3. 請求項1または2記載のICT機器において、
    自ICT機器のプライオリティが記録されたプライオリティ記憶部を備え、且つ、
    前記制御部は、停電発生時、前記プライオリティ記憶部に記録されているプライオリティと閾値とを比較し、前記プライオリティが前記閾値よりも低い場合は、自ICT機器をシャットダウンすることを特徴とするICT機器。
  4. 請求項1または2記載のICT機器において、
    自ICT機器のプライオリティが記録されたプライオリティ記憶部を備え、且つ、
    前記制御部は、停電発生時、前記プライオリティ記憶部に記録されているプライオリティと閾値とを比較し、前記プライオリティが前記閾値よりも低い場合は、自ICT機器を低消費電力状態に遷移させることを特徴とするICT機器。
  5. 交流電流を直流電流に変換して出力する電源装置と、バッテリと、該バッテリに対する充電、および、放電を制御する充放電制御部と、制御部とを備えたICT機器における電力制御方法であって、
    前記電源装置から出力される直流電流を、第1のパスを介して、自ICT機器に搭載されている電子部品、他のICT機器との間で給電および受電を行うために使用する直流電力共用パス、および、前記充放電制御部に供給し、
    前記直流電力共用パスから供給される直流電流、および、前記バッテリから出力される直流電流を、第2のパスを介して前記電子部品に供給し、
    前記制御部が、前記直流電力共用パスに接続されている他のICT機器の電源装置の障害を検出した場合、自ICT機器の前記充放電制御部に対して、前記バッテリへの充電を禁止することを指示することを特徴とする電力制御方法。
  6. 交流電流を直流電流に変換して出力する電源装置と、バッテリと、該バッテリに対する充電、および、放電を制御する充放電制御部と、前記電源装置から出力される直流電流を、自ICT機器に搭載されている電子部品、他のICT機器との間で給電および受電を行うために使用する直流電力共用パス、および、前記充放電制御部に供給するための第1のパスと、前記直流電力共用パスから供給される直流電流、および、前記バッテリから出力される直流電流を、前記電子部品に供給するための第2のパスとを備えたコンピュータを、
    前記直流電力共用パスに接続されている他のICT機器の電源装置の障害を検出した場合、自ICT機器の前記充放電制御部に対して、前記バッテリへの充電を禁止することを指示する制御部として機能させるためのプログラム。
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